JPH07232847A - 紙葉類の方向転換装置 - Google Patents

紙葉類の方向転換装置

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JPH07232847A
JPH07232847A JP2500294A JP2500294A JPH07232847A JP H07232847 A JPH07232847 A JP H07232847A JP 2500294 A JP2500294 A JP 2500294A JP 2500294 A JP2500294 A JP 2500294A JP H07232847 A JPH07232847 A JP H07232847A
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roller
paper sheet
conveyor belt
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Akira Koizumi
亮 小泉
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勇 仲林
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型ながらも、紙葉類の間隔が大きく変化し
たり紙葉類のジャムが起きることなく、確実に紙葉類を
直進搬送路あるいは方向転換搬送路に選択的に振り分け
る。 【構成】 正逆転可能に駆動される方向転換用ローラ1
5には、ピンチローラ17が対向配置される。第1の搬
送ベルト1と第2の搬送ベルト2とで構成される搬出路
から搬出された郵便物は、各ローラ15、17で挟持さ
れる。郵便物20の搬出方向に対して各ローラ15、1
7の下流側には、第4の搬送ベルト4と第5の搬送ベル
ト5とで構成される直進搬送路が設けられ、上流側には
第2の搬送ベルト2と第3の搬送ベルト3とで構成され
る方向転換搬送路が設けられる。第1の搬送ベルト1で
囲まれる空間内には、第1の搬送ベルト1を裏面側から
叩くことで第1の搬送ベルト1上の郵便物20を強制的
に第3の搬送ベルト3側へ移動させる叩き機構23が設
けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、搬送されてくる郵便物
等の紙葉類を、直進搬送路あるいは方向転換搬送路に選
択的に振り分けるための紙葉類の方向転換装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の紙葉類の方向転換装置と
しては、以下に示すものが知られている。図2は、従来
の紙葉類の方向転換装置の一例の概略平面図である。図
2において、図示反時計回りに回転される第1の駆動ロ
ーラ107に掛け回された第1の搬送ベルト101に
は、図示時計回りに回転される第2の駆動ローラ108
に掛け回された第2の搬送ベルト102が密着して配置
されており、第1の搬送ベルト101と第2の搬送ベル
ト102との対向面で、立位状態で搬送された紙葉類1
20を矢印A方向に搬出する搬出路が形成される。第2
の搬送ベルト102の、第2の駆動ローラ108によっ
て折り返された面には、図示反時計回りに回転される第
3の駆動ローラ109に掛け回された第3の搬送ベルト
103が密着して配置されている。第3の駆動ローラ1
09は搬出路よりも矢印A方向に対して下流側に位置
し、また、第2の搬送ベルト102と第3の搬送ベルト
103との対向面で、紙葉類120を矢印B方向に搬送
させる方向転換搬送路が形成される。第3の搬送ベルト
103の図示右方には、図示反時計回りに回転される第
4の駆動ローラ110に掛け回された第4の搬送ベルト
104と、図示時計回りに回転される第5の駆動ローラ
111に掛け回された第5の搬送ベルト105とが互い
に密着して配置されており、第4の搬送ベルト104と
第5の搬送ベルト105との対向面で、紙葉類120を
矢印C方向に搬送する直進搬送路が形成される。
【0003】また、第1の搬送ベルト101と第4の搬
送ベルト104との間には、第3の搬送ベルト103と
の間に紙葉類120が通過できる間隔をおいて、図示時
計回りに回転される第6の駆動ローラ112に掛け回さ
れた第6の搬送ベルト106が配置されている。すなわ
ち、第3の搬送ベルト103および第6の搬送ベルト1
06は、互いに対向する部位においては同一方向(図示
左方)に移動する構成となっている。さらに、第3の搬
送ベルト103で囲まれる空間には、第3の搬送ベルト
103を裏面から押し、第6の搬送ベルト106に密着
させるための転轍器115が配置されている。
【0004】上記構成に基づき、第1の搬送ベルト10
1と第2の搬送ベルト102とにより矢印A方向に搬出
された紙葉類120は、第3の搬送ベルト103と第6
の搬送ベルト106とで形成される隙間119に放出さ
れる。ここで、紙葉類120を直進させる場合には、転
轍器115は駆動されない。これにより紙葉類120は
隙間119を通過し、第4の搬送ベルト104と第5の
搬送ベルト105とに挟持されて矢印C方向に搬送され
る。一方、紙葉類120の搬送方向を転換させる場合に
は、光電センサ118によって紙葉類120の末端が検
出されてから所定の時間後に転轍器115を駆動させ、
紙葉類120を第3の搬送ベル103トと第6の搬送ベ
ルト106とで挟持する。これにより紙葉類120は、
第3の搬送ベルト103と第6の搬送ベルト106との
摩擦力で図示左方に搬送され、さらに第2の搬送ベルト
102と第3の搬送ベルト103とに挟持されて矢印B
方向に搬送される。
【0005】図3は、従来の紙葉類の方向転換装置の他
の例の概略平面図である。図3に示したものは、図2に
示したものと比較して第3の搬送ベルト203および第
5の搬送ベルト205をそれぞれ紙葉類220の搬出方
向に対して上流側に位置させて第5の搬送ベルト205
と第6の搬送ベルト206とが対向するようにし、第1
の搬送ベルト201と第2の搬送ベルト202とで形成
される搬出路から搬出された紙葉類220が、第5の搬
送ベルト205上に放出されるようにしたものである。
第5の搬送ベルト205は互いに間隔をおいて配置され
た2本のベルトで構成されており、これら2本のベルト
の間からは、ロータリーソレノイド213により駆動さ
れる揺動アーム214が突出し、揺動アーム214の自
由端部に取り付けられたピンチローラ215が第6の搬
送ベルト206に押圧される構成となっている。これに
より、紙葉類220を方向転換させる場合には、搬出路
から搬出された紙葉類220はピンチローラ215によ
り第6の搬送ベルト206に押し付けられ6の搬送ベル
ト206の駆動力で第2の搬送ベルト202と第3の搬
送ベルト203とで形成される方向転換路に導かれる
(特公昭57−28663号公報参照)。
【0006】このような方向転換装置は、例えば、郵便
物の向きや表裏を揃えるための振り分けに使用されてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の紙葉類の方向転換装置のうち、図2に示したも
のにおいては、搬出路から搬出された紙葉類は、それぞ
れ搬出方向とは逆方向に移動する第3の搬送ベルトと第
6の搬送ベルトとの間の隙間に放出されるので、隙間に
放出された紙葉類を直進させようとした場合には、第3
の搬送ベルトまたは第6の搬送ベルトに紙葉類が接触
し、紙葉類の間隔が大きく変化したり、最悪の場合ジャ
ムを起こすおそれがあった。また、搬出路と直進搬送路
との間に第6の搬送ベルトが配置されるので搬出路と直
進搬送路との間を大きくとる必要があり、方向転換装置
が大きくなってしまう。
【0008】一方、図3に示した方向転換装置では、搬
出路から搬出された紙葉類は搬出方向に移動する第5の
搬送ベルト上に放出され、方向転換する場合にのみ第6
の搬送ベルトに押し付けられるので、紙葉類のジャムは
発生しにくくなるものの、図2に示したものと同様に第
6の搬送ベルトが必要となるので、方向転換装置が大き
くなってしまう。
【0009】そこで本発明は、紙葉類の間隔が大きく変
化したり紙葉類のジャムが起きることなく、確実に紙葉
類を直進搬送路あるいは方向転換搬送路に選択的に振り
分けることができ、しかも小型の紙葉類の方向転換装置
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の紙葉類の方向転換装置は、正転および逆転可能
に駆動される方向転換用ローラと、前記方向転換用ロー
ラとの間で紙葉類を挟持するために前記方向転換用ロー
ラに対向配置されたピンチローラと、前記方向転換用ロ
ーラと前記ピンチローラとの間に向けて紙葉類を搬出す
る搬出路と、前記搬出路による紙葉類の搬出方向に対し
て前記方向転換用ローラおよび前記ピンチローラの下流
側に配置され、前記搬出路の搬出方向と同一方向の成分
を有する方向に紙葉類を取り込み搬送する直進搬送路
と、前記搬出路による紙葉類の搬出方向に対して前記方
向転換用ローラおよび前記ピンチローラの上流側に配置
され、前記搬出路の搬出方向とは逆方向の成分を有する
方向に紙葉類を取り込み搬送する方向転換搬送路と、前
記搬出路から搬出され、前記方向転換用ローラと前記ピ
ンチローラとに挟持された紙葉類を、強制的に前記方向
転換搬送路側へ移動させる方向転換補助機構とを有する
ことを特徴とする。
【0011】また、前記方向転換用ローラの駆動源をサ
ーボモータとしたものや、前記方向転換補助機構が、紙
葉類を方向転換する際に、紙葉類が前記方向転換用ロー
ラと前記ピンチローラとに挟持された状態で、紙葉類を
前記搬出路側から前記方向転換搬送路側に向けて叩きつ
ける叩き機構であるものや、紙葉類は郵便物であり、そ
の向きや表裏を揃えるための振り分けに使用されるもの
であってもよい。
【0012】
【作用】上記のとおり構成された本発明の紙葉類の方向
転換装置では、紙葉類は、搬出路から方向転換用ローラ
とピンチローラとの間に向けて搬出され、各ローラに挟
持される。そして、紙葉類をそのまま直進させる場合に
は、方向転換用ローラは、紙葉類が直進搬送路に取り込
まれる方向に搬送されるように回転される。これにより
紙葉類は直進搬送路に取り込まれて、搬出路の搬出方向
と同一方向の成分を有する方向に搬送される。一方、紙
葉類を方向転換させる場合には、紙葉類が各ローラに挟
持された後、方向転換補助機構により紙葉類は方向転換
搬送路側に強制的に移動され、さらに、方向転換用ロー
ラが紙葉類を直進させる場合とは逆方向に回転される。
これにより紙葉類は方向転換搬送路に取り込まれて、搬
出路の搬出方向とは逆方向の成分を有する方向に搬送さ
れる。
【0013】このように、搬出路から搬出された紙葉類
の搬送方向は、方向転換用ローラとピンチローラとで挟
持された状態で切り換えられ、しかも、方向転換させる
場合には紙葉類を強制的に方向転換搬送路側に移動させ
るので、紙葉類は確実に所定の方向に振り分けられる。
また、方向転換用ローラおよびピンチローラの作用によ
って紙葉類の振り分けが行なわれるので、その構造は簡
単である。
【0014】また、方向転換用ローラをサーボモータで
駆動すれば、ローラの回転方向の切り換えが瞬時に行な
える。
【0015】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0016】図1は、本発明の紙葉類の方向転換装置の
一実施例の概略平面図である。この方向転換装置は、紙
葉類としての郵便物20の向きや表裏を揃えるために、
郵便物20に貼り付けられた切手の位置を前もって検出
しておき、その検出結果に応じて郵便物20を選択的に
振り分ける作業に使用されるものである。
【0017】図1において、図示反時計回りに回転され
る第1の駆動ローラ7に掛け回された第1の搬送ベルト
1には、図示時計回りに回転される第2の駆動ローラ8
に掛け回された第2の搬送ベルト2が配置されており、
第1の搬送ベルト1と第2の搬送ベルト2との対向面
で、立位状態で搬送された郵便物20を矢印A方向に搬
出する搬出路が形成されている。搬出路には、搬出路を
搬出される郵便物20の先端および末端を検出するため
の、光電センサ等の第1の郵便物検出センサ18が設け
られている。第2の搬送ベルト2の、第2の駆動ローラ
8によって折り返された面には、図示反時計回りに回転
される第3の駆動ローラ9に掛け回された第3の搬送ベ
ルト3が密着して配置され、第2の搬送ベルト2と第3
の搬送ベルト3との対向面で、搬送路とは逆方向の成分
を有する矢印B方向に紙葉類20を取り込み搬送する方
向転換搬送路が形成されている。第3の駆動ローラ9
は、矢印A方向に対して、第1の駆動ローラ7よりも上
流側で、かつ、第2の駆動ローラ8よりも下流側に配置
されている。
【0018】第3の搬送ベルト3の、矢印A方向に対す
る下流側にはガイド板16が配置されており、さらにそ
の下流側に、図示時計回りに回転される第5の駆動ロー
ラ11に掛け回された第5の搬送ベルト5が配置されて
いる。第5の搬送ベルト5には、図示反時計回りに回転
される第4の駆動ローラ10に掛け回された第4の搬送
ベルト4が密着して配置され、第4の搬送ベルト4と第
5の搬送ベルト4との対向面で、搬出路と同一方向の成
分を有する矢印C方向に紙葉類20を取り込み搬送する
直進搬送路が形成されている。第3の搬送ベルト3の第
2の搬送ベルト2との対向面と、ガイド板16の表面
(図示上面)と、第5の搬送ベルト5の第4の搬送ベル
ト4との対向面とは、ほぼ同一平面上に位置する。
【0019】ガイド板16の裏面側には、方向転換用ロ
ーラ15が、その一部をガイド板16の表面から突出さ
せて回転自在に軸支されている。方向転換用ローラ15
は、伝達ベルト14を介して駆動源であるサーボモータ
13の回転が伝達され、サーボモータ13の回転方向を
切り換えることにより、正転・逆転を切り換えられる。
ここではサーボモータ13の回転を、伝達ベルト14を
介して方向転換用ローラ15に伝達させる構成を示した
が、サーボモータ13と方向転換用ローラ15とを直結
してもよい。このように方向転換用ローラ15をサーボ
モータ13で駆動することで、方向転換用ローラ15の
回転方向の切り換えを瞬時に行なうことができ、郵便物
20の振り分けが迅速に行なわれる。
【0020】方向転換用ローラ15にはピンチローラ1
7に対向配置されている。ピンチローラ17は、支持軸
21に揺動自在に設けられ、かつ、ばね(不図示)によ
り図示反時計回りに付勢されたブラケット22に回転自
在に軸支されている。これにより、ピンチローラ17の
外周面は前記ばね付勢力で方向転換用ローラ15の外周
面に押圧されている。ピンチローラ17と方向転換用ロ
ーラ15との間である押圧部は、矢印A方向の延長線上
に位置しており、方向転換用ローラ15とピンチローラ
17とにより、搬出路を搬出されてきた郵便物20を挟
持可能な構成となっている。第2の郵便物検出センサ2
6は、方向転換用ローラ15とピンチローラ17との押
圧部における郵便物20の有無を検出するものである。
【0021】第1の搬送ベルト1で囲まれた空間の内部
には、第1の搬送ベルト1上の郵便物20を強制的に第
3の搬送ベルト3側に移動させる方向転換補助機構とし
ての叩き機構23が設けられている。この叩き機構23
は、ロータリーソレノイド24と、ロータリーソレノイ
ド24によって駆動され、第1の搬送ベルト1の第3の
搬送ベルト3と対向する部位を、その裏面から叩く揺動
羽根25とで構成されている。このように、方向転換機
構を叩き機構23とすれば、その構造は簡単ですむし、
しかも郵便物20の第3の搬送ベルト3への移動が迅速
に行なわれる。
【0022】次に本実施例の紙葉類の方向転換装置の動
作について説明する。
【0023】郵便物20が第1の搬送ベルト1と第2の
搬送ベルト2とに挟まれて矢印A方向に搬送され、郵便
物20の先端が第1の郵便物検出センサ18により検出
されたら、その検出信号に基づき、郵便物20の先端が
方向転換用ローラ15とピンチローラ17とに挟まれる
位置に到達するまでの間に、方向転換用ローラ15を、
その外周の速度が郵便物20の搬送速度と等しくなるよ
うに図示時計回りに正転させる。
【0024】そして、郵便物20を方向転換させずにそ
のまま直進させる場合には、郵便物20が方向転換用ロ
ーラ15とピンチローラ17とに挟まれた後も、そのま
ま方向転換用ローラ15を回転させ続ける。これにより
郵便物20は図示右方に搬送されて直進搬送路に導か
れ、第4の搬送ベルト4と第5の搬送ベルト5とに挟ま
れて矢印C方向に搬送される。
【0025】一方、郵便物20を方向転換させる場合に
は、第1の郵便物検出センサ18により郵便物20の末
端が検出されてから所定時間経過後に方向転換用ローラ
15の回転を停止させる。この所定時間というのは、郵
便物20が方向転換用ローラ15とピンチローラ17と
に挟まれ、かつ、搬出路から脱した状態、すなわち郵便
物20の末端が矢印A方向に対して第2の搬送ベルト2
よりも下流側にある状態となるまでの時間である。郵便
物20が方向転換用ローラ15とピンチローラ17とに
挟まれたかどうかは、第2の郵便物検出センサ26の検
出信号に基づき判断され、郵便物20が搬出路から脱し
た状態は、第1の郵便物検出センサ18が郵便物20の
末端を検出してからの時間で判断される。
【0026】方向転換用ローラ15の回転が停止された
ら、それと同時にロータリーソレノイド24を駆動さ
せ、揺動羽根25で第1の搬送ベルト1の裏面を叩く。
これにより紙葉類20は第1の搬送ベルト1を介して第
3の搬送ベルト3側に向けて叩きつけられ、第1の搬送
ベルト1上の郵便物20は第3の搬送ベルト3側に移動
される。叩き機構23を動作させたら、方向転換用ロー
ラ15を図示反時計回りに逆転させる。このとき、郵便
物20は叩き機構23の動作により第3の搬送ベルト3
側に移動されているので、方向転換用ローラ15を逆転
させることで郵便物20は図示左方に搬送されて方向転
換搬送路に導かれ、第2の搬送ベルト2と第3の搬送ベ
ルト3とに挟まれて矢印B方向に搬送される。そして、
郵便物20の末端(このときには郵便物20の右端が末
端となる)が第2の郵便物検出センサ26により検出さ
れたら、方向転換用ローラ15の回転を停止させる。
【0027】以上説明したように、郵便物20を方向転
換用ローラ15とピンチローラ17とで挟み込み、この
状態で方向転換用ローラ15を正転あるいは逆転させて
郵便物20を直進搬送路や方向転換搬送路に導き、しか
も方向転換搬送路に導く際には、叩き機構23により第
1の搬送ベルト1上の紙葉類を強制的に第3の搬送ベル
ト3側に移動させるので、郵便物20間の間隔を大きく
変化させたり郵便物20のジャムを発生さたりすること
なく、確実に郵便物20の振り分けを行なうことができ
る。また、第1の搬送ベルト1と第4の搬送ベルト4と
の間には、図2に示したような第6の搬送ベルト106
の代りにピンチローラ17を設けるだけでよいので、従
来の方向転換装置に比較して装置の小型化が達成され
る。
【0028】
【発明の効果】本発明は以上説明したとおり構成されて
いるので、以下に記載する効果を奏する。
【0029】搬出路から搬出された紙葉類を挟み込む方
向転換用ローラとピンチローラとを設け、さらに、紙葉
類を方向転換させる場合に紙葉類を強制的に方向転換搬
送路へ移動させる方向転換補助機構を設けることで、紙
葉類を方向転換用ローラとピンチローラとで挟み込み、
確実に直進搬送路または方向転換搬送路に選択的に振り
分けることができる。また、方向転換用ローラとピンチ
ローラとは小さなスペースがあれば配置可能なので、装
置の小型化が達成できる。
【0030】さらに、方向転換用ローラの駆動源をサー
ボモータとすれば、方向転換用ローラの回転方向の切り
換えを瞬時に行なうことができ、紙葉類を効率的に振り
分けることができる。また、方向転換補助機構を叩き機
構とすれば、簡単な構造でしかも迅速な動作が可能とな
る。
【0031】加えて本発明は、上述したように紙葉類の
振り分けを確実に行なえるので、郵便物の向きや表裏を
揃えるために振り分けを行なう装置として適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の紙葉類の方向転換装置の一実施例の概
略平面図である。
【図2】従来の紙葉類の方向転換装置の一例の概略平面
図である。
【図3】従来の紙葉類の方向転換装置の他の例の概略平
面図である。
【符号の説明】
1 第1の搬送ベルト 2 第2の搬送ベルト 3 第3の搬送ベルト 4 第4の搬送ベルト 5 第5の搬送ベルト 7 第1の駆動ローラ 8 第2の駆動ローラ 9 第3の駆動ローラ 10 第4の駆動ローラ 11 第5の駆動ローラ 13 サーボモータ 14 伝達ベルト 15 方向転換用ローラ 16 ガイド板 17 ピンチローラ 18 第1の郵便物検出センサ 20 郵便物 21 支持軸 22 ブラケット 23 叩き機構 24 ロータリーソレノイド 25 揺動羽根 26 第2の郵便物検出センサ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正転および逆転可能に駆動される方向転
    換用ローラと、 前記方向転換用ローラとの間で紙葉類を挟持するために
    前記方向転換用ローラに対向配置されたピンチローラ
    と、 前記方向転換用ローラと前記ピンチローラとの間に向け
    て紙葉類を搬出する搬出路と、 前記搬出路による紙葉類の搬出方向に対して前記方向転
    換用ローラおよび前記ピンチローラの下流側に配置さ
    れ、前記搬出路の搬出方向と同一方向の成分を有する方
    向に紙葉類を取り込み搬送する直進搬送路と、 前記搬出路による紙葉類の搬出方向に対して前記方向転
    換用ローラおよび前記ピンチローラの上流側に配置さ
    れ、前記搬出路の搬出方向とは逆方向の成分を有する方
    向に紙葉類を取り込み搬送する方向転換搬送路と、 前記搬出路から搬出され、前記方向転換用ローラと前記
    ピンチローラとに挟持された紙葉類を、強制的に前記方
    向転換搬送路側へ移動させる方向転換補助機構とを有す
    ることを特徴とする紙葉類の方向転換装置。
  2. 【請求項2】 前記方向転換用ローラの駆動源をサーボ
    モータとした請求項1に記載の紙葉類の方向転換装置。
  3. 【請求項3】 前記方向転換補助機構は、紙葉類を方向
    転換する際に、紙葉類が前記方向転換用ローラと前記ピ
    ンチローラとに挟持された状態で、紙葉類を前記搬出路
    側から前記方向転換搬送路側に向けて叩きつける叩き機
    構である請求項1または2に記載の紙葉類の方向転換装
    置。
  4. 【請求項4】 紙葉類は郵便物であり、その向きや表裏
    を揃えるための振り分けに使用される請求項1、2また
    は3に記載の紙葉類の方向転換装置。
JP6025002A 1994-02-23 1994-02-23 紙葉類の方向転換装置 Expired - Lifetime JP2718358B2 (ja)

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JP6025002A JP2718358B2 (ja) 1994-02-23 1994-02-23 紙葉類の方向転換装置

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JP6025002A JP2718358B2 (ja) 1994-02-23 1994-02-23 紙葉類の方向転換装置

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JPH07232847A true JPH07232847A (ja) 1995-09-05
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