JP2529185Y2 - 紙葉類の方向転換機構 - Google Patents

紙葉類の方向転換機構

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JP2529185Y2
JP2529185Y2 JP10050690U JP10050690U JP2529185Y2 JP 2529185 Y2 JP2529185 Y2 JP 2529185Y2 JP 10050690 U JP10050690 U JP 10050690U JP 10050690 U JP10050690 U JP 10050690U JP 2529185 Y2 JP2529185 Y2 JP 2529185Y2
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belt
transport
transport belt
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paper sheet
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JP10050690U
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勉 捧
勇人 黒田
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  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は紙葉類処理装置における紙葉類の方向転換機
構に関する。
〔従来の技術〕
紙葉類の処理において処理の都合上、紙葉類の搬送方
向を転換する必要がある場合がある。たとえば郵便物の
切手の位置を検出し、消印する装置においては、切手の
位置が搬送方向に対し先端にある郵便物と、末端側にあ
る郵便物を同一方向に揃えて集積しなければならない。
その為には、一方の郵便物の搬送方向を逆にする必要が
ある。
従来、この種の紙葉類の方向転換機構としては、第３
図および第４図に示すようなものが用いられていた。
図において搬送ベルト7,8は紙葉類を矢印Ｂ方向に搬
送する搬送路を構成している。また搬送ベルト８はロー
ラ９に巻き付き、移動方向が逆となり、搬送ベルト10と
ともに紙葉類を矢印Ｃ方向に搬送する搬送路も構成して
いる。搬送ベルト11は搬送ベルト10と間隔を空けて、対
向して配置され、搬送ベルト10と同方向に移動してい
る。先端にローラを備えた転てつ器12はライトバー13の
タイミング信号により動作し、搬送ベルト10を第３図の
上方に押し上げさらに搬送ベルト11をも押し上げる。
次に本機構の動作について説明する。
矢印Ｂ方向に搬送されてきた紙葉類４の末端がライト
バー13により検知されると、このライトバー13からのタ
イミング信号により転てつ器12が動作し、この結果、第
４図に示すように紙葉類14は搬送ベルト10と11に挟ま
れ、矢印Ｃ方向に搬送されることになる。
〔考案が解決しようとする課題〕
この従来の紙葉類の方向転換機構では、紙葉類が連続
的に、かつ高速（単位時間当りに搬送されてくる通数が
多い）の場合、紙葉類間のギャップが狭くなるため、方
向転換中の紙葉類の末端と次の紙葉類の先端が衝突し、
ジャムや搬送不良となることがある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、紙葉類を第１の方向に搬送する第１の搬送
ベルトと、前記第１の方向とは逆の第２の方向に紙葉類
を搬送する第２の搬送ベルトと、前記第１の搬送ベルト
および前記第２の搬送ベルトに挟まれるように設けられ
たローラと、前記第１の搬送ベルトによる搬送路の延長
部分に前記第２の搬送ベルトに間隔を有して対向するよ
うに設けられかつ前記第２の搬送ベルトと同一方向に移
動するベルトと、紙葉類が前記第１の搬送ベルトから前
記第２の搬送ベルトおよび前記ベルトの間に送り込まれ
た時に前記第２の搬送ベルトと前記ベルトとが接するよ
うにする転てつ器とを有する紙葉類の方向転換機構にお
いて、 前記ローラと同軸で前記ローラより高速で回転し且つ
先端が前記ローラの外周面より突出している複数の柔軟
な羽根ベルトが設けられたことを特徴とする。
〔実施例〕
次に本考案につき図面を参照して説明する。
第１図は本考案の一実施例で、第２図はこの中で用い
られる羽根付ローラの断面図である。ローラ９の替わり
にローラ２が設けられているほかは、本実施例は第３図
に示す紙葉類の方向転換機構と同一である。
ローラ２と同軸のシャフト１には、ローラ２の径より
外側に長く伸びた複数本のやわらかい帯状の羽根ベルト
３が取付けられている。このシャフト１は、ローラ２よ
り高速で回転している。
紙葉類４が矢印Ｂ方向に搬送されてきて、搬送ベルト
7,8から開放されたとき、羽根ベルト３により、この紙
葉類４の末端が下方に押し下げられるため、次の紙葉類
の先端がすぐ来ても、先の紙葉類と衝突することはなく
なり、ジャムや搬送不良を防ぐことができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案は、方向転換される紙葉類
の末端がすみやかに切返されるため、紙葉類間のギャッ
プが狭くなっても、紙葉類同士が衝突することがなく、
ジャムなどの発生しない高性能の方向転換機構を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第１図は本考案の一実施例を示す平面図、第２図は第１
図のローラ２の部分の断面図、第３図は従来の紙葉類の
方向転換機構、第４図は第３図に示す従来の紙葉類の方
向転換機構の動作説明図である。 １…シャフト、2,9…ローラ、３…羽根ベルト、４…紙
葉類、7,8,10,11…ベルト、12…転てつ器。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】紙葉類を第１の方向に搬送する第１の搬送
    ベルトと、前記第１の方向とは逆の第２の方向に紙葉類
    を搬送する第２の搬送ベルトと、前記第１の搬送ベルト
    および前記第２の搬送ベルトに挟まれるように設けられ
    たローラと、前記第１の搬送ベルトによる搬送路の延長
    部分に前記第２の搬送ベルトに間隔を有して対向するよ
    うに設けられかつ前記第２の搬送ベルトと同一方向に移
    動するベルトと、紙葉類が前記第１の搬送ベルトから前
    記第２の搬送ベルトおよび前記ベルトの間に送り込まれ
    た時に前記第２の搬送ベルトと前記ベルトとが接するよ
    うにする転てつ器とを有する紙葉類の方向転換機構にお
    いて、 前記ローラと同軸で前記ローラより高速で回転し且つ先
    端が前記ローラの外周面より突出している複数の柔軟な
    羽根ベルトが設けられたことを特徴とする紙葉類の方向
    転換機構。
JP10050690U 1990-09-26 1990-09-26 紙葉類の方向転換機構 Expired - Lifetime JP2529185Y2 (ja)

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JPH0458560U JPH0458560U (ja) 1992-05-20
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