JPH07232624A - トレ−ラの制動制御装置 - Google Patents

トレ−ラの制動制御装置

Info

Publication number
JPH07232624A
JPH07232624A JP4987594A JP4987594A JPH07232624A JP H07232624 A JPH07232624 A JP H07232624A JP 4987594 A JP4987594 A JP 4987594A JP 4987594 A JP4987594 A JP 4987594A JP H07232624 A JPH07232624 A JP H07232624A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
retarder
trailer
propeller shaft
axle
control device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4987594A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Okada
良雄 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Trex Co Ltd
Original Assignee
Nippon Trailmobile Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Trailmobile Co Ltd filed Critical Nippon Trailmobile Co Ltd
Priority to JP4987594A priority Critical patent/JPH07232624A/ja
Publication of JPH07232624A publication Critical patent/JPH07232624A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Regulating Braking Force (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 リタ−ダを取付けても走行時の安定性が悪く
ならず、リタ−ダの大きさ、すなわち取付得るリタ−ダ
の能力に関係なく使用でき、走行中の振動、衝撃が直接
リタ−ダに作用しないので、使用するリタ−ダの耐用年
数が大きいトレ−ラの制動制御装置を提供することであ
る。 【構成】 荷台の前方下部に突設されたキングピンに、
回動自在且つ係脱可能に連結されたトラクタ−によって
牽引されて走行し、該荷台の後部は車軸の左右両側に装
着された左右の緩衝装置を介しで懸架装置で支持され、
車軸の左右両端に回動自在に装着されたハブに左右の車
輪を固定したトレ−ラにおいて、該左右のハブは該車軸
に装着された変速機構と其々連結軸で連結され、該変速
機構は該トレ−ラの荷台の下部に装着されたリタ−ダと
プロペラシャフトで連結され、これにより該左右の車輪
の回動が該変速機構を介して該プロペラシャフトを通じ
て該リタ−ダに伝達するよう構成され、トレ−ラの制動
時に該リタ−ダが作動するよう構成したことを特長とす
るトレ−ラの制動制御装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はトレ−ラの制動制御装置
に関するもので、さらに詳しくはエンジン部を備えず、
トラクタ−に牽引されて走行し、トレ−ラに備えられて
いる空気圧力を利用したブレ−キの制動装置に補助ブレ
−キとしてリタ−ダを装着したトレ−ラの制動制御装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】トレ−ラの車軸はエンジンと直結してお
らず、エンジンを備えたトラクタ−によって牽引され、
しかも荷物を積込むとトレ−ラ部の重量がトラクタ−よ
り遥かに大きくなるため、走行中に急ブレ−キをかける
とトラクタ−は停止できてもトレ−ラが独走してしまっ
て横転する(ジャックナイフ現象)事故があった。
【0003】上記の問題を解決するために従来からジャ
ックナイフ防止装置やABSを装着していたが、充分と
は言えず本出願人による実願平3−111743に示さ
れるように、車軸の左右両端に回動自在に枢着され車輪
の中心を固定しているハブと、車軸の中央に装着したリ
タ−ダとを回転シャフトで連結して、制動時にこのリタ
−ダを作動させていたが以下の問題が必然的に発生し
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図1に示すように、通
常のトレ−ラは荷台の前方下部に突設されたキングピン
に、回動自在且つ係脱可能に連結されたトラクタ−によ
って牽引されて走行し、該荷台の後部は車軸の左右両側
に装着された緩衝装置を介して懸架装置で支持されてい
て、該車軸に作用する走行中の振動、衝撃、カ−ブ及び
ブレ−キの際に発生する荷台との速度変位等を緩衝装置
が吸収し、これによって走行時のトレ−ラの荷台の安定
性を保持しているが、該緩衝装置の吸収力にも限度があ
るので、所定以上の力が作用すると荷台の安定性に影響
することがあった。
【0005】従って、該緩衝装置より下の車軸及び部品
の重量が大きければそれだけ走行中の振動、衝撃、カ−
ブ及びブレ−キの際に発生する荷台との速度変位等、が
大きくなるので、該緩衝装置より下の重量が軽いほど走
行時の安定性がよいのであるが、前記のように従来はリ
タ−ダを車軸の中央に装着しているので、このリタ−ダ
の重量分だけ該緩衝装置より下の重量が重くなって走行
時の安定性が悪くなり、これを解消しょうとすればそれ
だけ緩衝装置を大がかりなものにする必要があった。
【0006】又、従来のようにリタ−ダを車軸の中央に
装着すると、取付スペ−スが限られているのでリタ−ダ
の大きさ、すなわち取付得るリタ−ダの能力に限度があ
った。
【0007】さらに、リタ−ダを車軸の中央に装着する
と車軸に作用する走行中の振動、衝撃が直接このリタ−
ダに作用するので、リタ−ダ自体の耐用年数が短くなっ
た。
【0008】本発明の一つの目的は、リタ−ダを取付け
ても走行時の安定性が悪くならないトレ−ラの制動制御
装置を提供することである。
【0009】本発明の他の目的は、リタ−ダの大きさ、
すなわち取付得るリタ−ダの能力に関係なく使用できる
トレ−ラの制動制御装置を提供することである。
【0010】本発明のさらに他の目的は、走行中の振
動、衝撃が直接リタ−ダに作用しないので、使用するリ
タ−ダの耐用年数が大きいトレ−ラの制動制御装置を提
供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、荷台の前方下部に突設されたキングピンに、回動自
在且つ係脱可能に連結されたトラクタ−によって牽引さ
れて走行し、該荷台の後部は車軸の左右両側に装着され
た左右の緩衝装置を介しで懸架装置で支持され、車軸の
左右両端に回動自在に装着されたハブに左右の車輪を固
定したトレ−ラにおいて、該左右のハブは該車軸に装着
された変速機構と其々連結軸で連結され、該変速機構は
該トレ−ラの荷台の下部に装着されたリタ−ダとプロペ
ラシャフトで連結され、これにより該左右の車輪の回動
が該変速機構を介して該プロペラシャフトを通じて該リ
タ−ダに伝達するよう構成されトレ−ラの制動時に該リ
タ−ダが作動するよう構成したことを特長とするトレ−
ラの制動制御装置を提供する。
【0012】
【実施例】以下図面により本発明の実施例を説明する
と、図1は本発明によるリタ−ダを装着したトレ−ラと
トラクタ−の連結状態図で、トラクタ−と車輪を2点鎖
線で示し、図2はリタ−ダと車輪回転構造と変速機構と
の関係説明図を示す。
【0013】図1において、トレ−ラ10は荷台12の
前方下部にキングピン14が突設され、このキングピン
14に回動自在且つ係脱可能にトラクタ−16が連結さ
れ、このトラクタ−16に牽引されて該トレ−ラ10が
走行し、該トラクタ−16との切り離し時に補助脚18
によって支持され、該荷台12の後部は下面に固着され
たハンガ−部材20に緩衝装置としてバネ部材22(空
気袋でも可)が懸架し、該バネ部材22は車軸24の左
右両端に固着されている。(これらは公知の構造である
から詳細な説明を省略する)
【0014】通常のトレ−ラの車輪26、26は該車軸
24の左右両側に回動自在に装着されたハブ28、28
にドラム30、30が固着され、該ドラム30、30に
タイヤが固着されて構成されているが、本発明によれば
該ハブ28、28の外側円板32、32の内側と歯車4
2、42とが連結軸34、34で連結され、この歯車4
2、42の回動を他の歯車に伝動して、プロペラシャフ
ト44を回動して該トレ−ラ10の荷台12の下部の取
付けられたリタ−ダ46に伝動するよう構成されてい
る。
【0015】リタ−ダ46の構成はステ−タ50が該プ
ロペラシャフト44と直結して一緒に回転し、該ステ−
タ50の間にコイル52が支持されていて、該リタ−ダ
46の原理はNSを交互に並べたもので、該コイル52
に電流が流れると、該ステ−タ50に渦電流を発生さ
せ、これによる磁界が回転方向とは逆の力を発生させ、
この力が該プロペラシャフト44の回転を停止させ、こ
れによって該トレ−ラ10を制動する。
【0016】
【効果】以上本発明によれば、トレ−ラ10の荷台12
の下部の取付けられたリタ−ダ46に車輪26の回動が
伝動し、このリタ−ダを作動することによって車輪26
の回動を制御するよう構成されているので、走行時の安
定性が悪くならず、リタ−ダの大きさ、すなわち取付得
るリタ−ダの能力に関係なく使用でき、走行中の振動、
衝撃が直接リタ−ダに作用しないので、使用するリタ−
ダの耐用年数が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるリタ−ダを装着したトレ−ラとト
ラクタ−の連結状態図で、トラクタ−と車輪を2点鎖線
で示す。
【図2】リタ−ダと車輪回転構造と変速機構との関係説
明図を示す。
【符号の説明】
10 トレ−ラ 12 荷台 14 キングピン 16 トラクタ− 18 補助脚 20 ハンガ−部材 22 バネ部材 24 車軸 26 車輪 28 ハブ 30 ドラム 32 外側円板 34 プロペラシャフト 36 一端の回動部分 38 他端の回動部分 40 変速機構 42 歯車 44 プロペラシャフト 46 リタ−ダ 48 ディスクロ−タ 50 ステ−タ 52 コイル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷台の前方下部に突設されたキングピン
    に、回動自在且つ係脱可能に連結されたトラクタ−によ
    って牽引されて走行し、該荷台の後部は車軸の左右両側
    に装着された左右の緩衝装置を介しで懸架装置で支持さ
    れ、車軸の左右両端に回動自在に装着されたハブに左右
    の車輪を固定したトレ−ラにおいて、該左右のハブは該
    車軸に装着された変速機構と其々連結軸で連結され、該
    変速機構は該トレ−ラの荷台の下部に装着されたリタ−
    ダとプロペラシャフトで連結され、これにより該左右の
    車輪の回動が該変速機構を介して該プロペラシャフトを
    通じて該リタ−ダに伝達するよう構成され、トレ−ラの
    制動時に該リタ−ダが作動するよう構成したことを特長
    とするトレ−ラの制動制御装置。
JP4987594A 1994-02-22 1994-02-22 トレ−ラの制動制御装置 Pending JPH07232624A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4987594A JPH07232624A (ja) 1994-02-22 1994-02-22 トレ−ラの制動制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4987594A JPH07232624A (ja) 1994-02-22 1994-02-22 トレ−ラの制動制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07232624A true JPH07232624A (ja) 1995-09-05

Family

ID=12843230

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4987594A Pending JPH07232624A (ja) 1994-02-22 1994-02-22 トレ−ラの制動制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07232624A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3772638B2 (ja) ホイールインモータ車のモータ搭載構造
WO2005110796A1 (ja) 部品の搭載構造
CN100448733C (zh) 沙滩山地车
JP2005289324A (ja) 後輪補助駆動用モータ付車輌
GB2116497A (en) Motor tricycles
JP2676025B2 (ja) 電動車輌
JP2545733B2 (ja) 電気自動車の駆動装置
KR970074554A (ko) 독립 회전 휠을 구비한 모터 작동식 액슬
US20230256809A1 (en) Drive axle system
JPH07232624A (ja) トレ−ラの制動制御装置
JP2005289321A (ja) インホイールモータ搭載全輪駆動車
JP3457803B2 (ja) 小型電動車
JP2005238989A (ja) 自動車のモータ駆動システム
JP4215305B2 (ja) 直接駆動式ゴムタイヤ台車
JP2007168481A (ja) 電気自動車用動的吸振装置
JP2007106151A (ja) 車輪装置
JP2524908B2 (ja) 偏心保持式懸架方式および装置
JP4420546B2 (ja) サスペンション試験機
JP4239674B2 (ja) 電動車両用懸架装置
JP3204896B2 (ja) フルクローラ型車両及びその組立て方法
JP4306459B2 (ja) 車輪支持装置
JP4890686B2 (ja) アクスルシャフト
CN216034643U (zh) 汽车
JP2005343354A (ja) 自動車のモータ駆動システム
JPS6226944B2 (ja)