JPH07232579A - 作業車の運転座席 - Google Patents
作業車の運転座席Info
- Publication number
- JPH07232579A JPH07232579A JP6027199A JP2719994A JPH07232579A JP H07232579 A JPH07232579 A JP H07232579A JP 6027199 A JP6027199 A JP 6027199A JP 2719994 A JP2719994 A JP 2719994A JP H07232579 A JPH07232579 A JP H07232579A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- driver
- slide rail
- supporting member
- belt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 シートをシート支持部材にスライドレールで
前後位置変更操作自在に取付け、シートにシートベルト
を取付けた作業車において、衝突時など衝撃でスライド
レールの係合構造に大きい力が作用しても、スライドレ
ールの係合構造が大きく変形したり破損するのを防止し
て、安全性と耐久性を向上する。 【構成】 スライドレール１１，１２により前後位置変
更操作自在なシート１０の上方への移動をシート支持部
材７により阻止する非常時用係合部９を、シート１０の
前後移動を許容する状態でシート１０とシート支持部材
７の間に形成する。
前後位置変更操作自在に取付け、シートにシートベルト
を取付けた作業車において、衝突時など衝撃でスライド
レールの係合構造に大きい力が作用しても、スライドレ
ールの係合構造が大きく変形したり破損するのを防止し
て、安全性と耐久性を向上する。 【構成】 スライドレール１１，１２により前後位置変
更操作自在なシート１０の上方への移動をシート支持部
材７により阻止する非常時用係合部９を、シート１０の
前後移動を許容する状態でシート１０とシート支持部材
７の間に形成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、シートの前後位置を運
転者に合わせて調節できるように、かつ、衝突時などに
運転者を保護できるように、シートをシート支持部材に
スライドレールで前後位置変更操作自在に取付け、シー
トにシートベルトを取付けた、建機などの作業車の運転
座席に関する。
転者に合わせて調節できるように、かつ、衝突時などに
運転者を保護できるように、シートをシート支持部材に
スライドレールで前後位置変更操作自在に取付け、シー
トにシートベルトを取付けた、建機などの作業車の運転
座席に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、衝突時などに運転者からシートベ
ルトでシートに加えられる上方への外力をスライドレー
ルの係合構造のみで受けるように構成していた。
ルトでシートに加えられる上方への外力をスライドレー
ルの係合構造のみで受けるように構成していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、衝突時などの
極めて大きい上方への外力をスライドレールの係合構造
のみで受ける構成では強度的信頼性において不十分であ
り、スライドレールが大きく変形したり損傷して、以後
のシートの前後位置調節が良好に行えなくなるおそれが
あった。本発明の目的は、たとえスライドレールの係合
構造が上方への外力で変形したとしても、以後のシート
の前後位置調節が行えなくなる程の変形や損傷を受ける
ことがないようする点にある。
極めて大きい上方への外力をスライドレールの係合構造
のみで受ける構成では強度的信頼性において不十分であ
り、スライドレールが大きく変形したり損傷して、以後
のシートの前後位置調節が良好に行えなくなるおそれが
あった。本発明の目的は、たとえスライドレールの係合
構造が上方への外力で変形したとしても、以後のシート
の前後位置調節が行えなくなる程の変形や損傷を受ける
ことがないようする点にある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴構成は、シ
ートをシート支持部材にスライドレールで前後位置変更
操作自在に取付け、シートにシートベルトを取付けた作
業車において、シートの上方への移動をシート支持部材
により阻止する非常時用係合部を、シートの前後移動を
許容する状態でシートとシート支持部材の間に形成した
ことにある。
ートをシート支持部材にスライドレールで前後位置変更
操作自在に取付け、シートにシートベルトを取付けた作
業車において、シートの上方への移動をシート支持部材
により阻止する非常時用係合部を、シートの前後移動を
許容する状態でシートとシート支持部材の間に形成した
ことにある。
【０００５】
【作用】つまり、たとえ衝突時などに運転者からシート
ベルトでシートに加えられる極めて大きな上方への外力
によってスライドレールの係合構造が変形を生じても、
シートとシート支持部材の間に形成した非常時用係合部
の作用でスライドレールが不当に大きく変形されたり損
傷されてしまうような事態を確実に防止でき、以後のシ
ートの前後位置調節を行う機能は維持される。
ベルトでシートに加えられる極めて大きな上方への外力
によってスライドレールの係合構造が変形を生じても、
シートとシート支持部材の間に形成した非常時用係合部
の作用でスライドレールが不当に大きく変形されたり損
傷されてしまうような事態を確実に防止でき、以後のシ
ートの前後位置調節を行う機能は維持される。
【０００６】
【発明の効果】その結果、スライドレールでシートの前
後位置を調節でき、シートベルトで運転者の安全を確保
できながら、たとえスライドレールの係合構造が衝突時
などに大きい衝撃が働いたとしても、以後のシートの前
後位置調節機能を損なう程の損傷が発生することはな
く、安全性および耐久性において一段と優れた作業車の
運転座席を提供できるようになった。
後位置を調節でき、シートベルトで運転者の安全を確保
できながら、たとえスライドレールの係合構造が衝突時
などに大きい衝撃が働いたとしても、以後のシートの前
後位置調節機能を損なう程の損傷が発生することはな
く、安全性および耐久性において一段と優れた作業車の
運転座席を提供できるようになった。
【０００７】
【実施例】図３に示すように、トーザ１およびクローラ
式走行装置２を備えた走行車体上に旋回台３を縦軸芯回
りで全旋回操作自在に搭載し、バックホウ装置４、原動
部５、運転座席６などを旋回台３に設けてドーザ付きの
小型バックホウを構成してある。
式走行装置２を備えた走行車体上に旋回台３を縦軸芯回
りで全旋回操作自在に搭載し、バックホウ装置４、原動
部５、運転座席６などを旋回台３に設けてドーザ付きの
小型バックホウを構成してある。
【０００８】図１及び図２に示すように、運転座席６を
構成するに、板金製のシート支持部材７を旋回台３上の
固定フレーム部に連結し、シート１０にボルト連結した
板金製のスライドレール１１をシート支持部材７にボル
ト連結した板金製のスライドレール１２に前後動自在に
係合させ、シート１０に加えられる上方への外力をスラ
イドレール１１，１２どうしの係合構造で受けるように
構成し、レバー１３により固定及び固定解除される適宜
固定手段によりシート１０の前後位置を任意に調節する
ように構成してある。
構成するに、板金製のシート支持部材７を旋回台３上の
固定フレーム部に連結し、シート１０にボルト連結した
板金製のスライドレール１１をシート支持部材７にボル
ト連結した板金製のスライドレール１２に前後動自在に
係合させ、シート１０に加えられる上方への外力をスラ
イドレール１１，１２どうしの係合構造で受けるように
構成し、レバー１３により固定及び固定解除される適宜
固定手段によりシート１０の前後位置を任意に調節する
ように構成してある。
【０００９】バックル８ａで左右のベルト部分８ｂ，８
ｃを結合及び分離操作自在に構成したシートベルト８を
シート１０の後部に取付け、運転者の腰をシートベルト
８でシート１０に固定して衝突時などに運転者を保護す
るように構成してある。
ｃを結合及び分離操作自在に構成したシートベルト８を
シート１０の後部に取付け、運転者の腰をシートベルト
８でシート１０に固定して衝突時などに運転者を保護す
るように構成してある。
【００１０】シート１０の両横端部とシート支持部材７
の両横端部を折曲形成して、シート１０の上方への移動
をシート支持部材７により阻止する非常時用係合部９
を、シート１０の前後移動を許容する状態でシート１０
とシート支持部材７の間に形成し、たとえ衝突時などに
運転者からシートベルト８でシート１０に加えられる極
めて大きな上方への外力によってスライドレール１１，
１２の係合構造に変形が生じても、非常時用係合部９の
作用でシート１０の上方への移動を信頼性の高い状態で
阻止し、もって、シート調節機能が損なわれる程までス
ライドレール１１，１２の係合構造が大きく変形したり
損傷するのを回避できるように構成してある。
の両横端部を折曲形成して、シート１０の上方への移動
をシート支持部材７により阻止する非常時用係合部９
を、シート１０の前後移動を許容する状態でシート１０
とシート支持部材７の間に形成し、たとえ衝突時などに
運転者からシートベルト８でシート１０に加えられる極
めて大きな上方への外力によってスライドレール１１，
１２の係合構造に変形が生じても、非常時用係合部９の
作用でシート１０の上方への移動を信頼性の高い状態で
阻止し、もって、シート調節機能が損なわれる程までス
ライドレール１１，１２の係合構造が大きく変形したり
損傷するのを回避できるように構成してある。
【００１１】〔別実施例〕スライドレール１１，１２の
形状や係合形態は適当に変更できる。シートベルト８の
形式は三点式や四点式でもよい。非常用係合部９の形状
や係合形態は適当に変更できる。本発明は、建機や農機
などの各種作業車に適用できる。
形状や係合形態は適当に変更できる。シートベルト８の
形式は三点式や四点式でもよい。非常用係合部９の形状
や係合形態は適当に変更できる。本発明は、建機や農機
などの各種作業車に適用できる。
【００１２】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図１】要部側正面
【図２】要部側面図
【図３】バックホウの全体側面図
７ シート支持部材 ８ シートベルト ９ 非常用係合部 １０ シート １１，１２ スライドレール
Claims (1)
- 【請求項１】 シート（１０）をシート支持部材（７）
にスライドレール（１１，１２）で前後位置変更操作自
在に取付け、前記シート（１０）にシートベルト（８）
を取付けた作業車において、 前記シート（１０）の上方への移動を前記シート支持部
材（７）により阻止する非常時用係合部（９）を、前記
シート（１０）の前後移動を許容する状態で前記シート
（１０）と前記シート支持部材（７）の間に形成してあ
る作業車の運転座席。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6027199A JPH07232579A (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | 作業車の運転座席 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6027199A JPH07232579A (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | 作業車の運転座席 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07232579A true JPH07232579A (ja) | 1995-09-05 |
Family
ID=12214429
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6027199A Pending JPH07232579A (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | 作業車の運転座席 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07232579A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104444952A (zh) * | 2014-12-02 | 2015-03-25 | 苏州先锋物流装备科技有限公司 | 一种应用在站驾式叉车上的可调节靠背 |
-
1994
- 1994-02-25 JP JP6027199A patent/JPH07232579A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104444952A (zh) * | 2014-12-02 | 2015-03-25 | 苏州先锋物流装备科技有限公司 | 一种应用在站驾式叉车上的可调节靠背 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20041129 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050111 |
|
| A521 | Written amendment |
Effective date: 20050308 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
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| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
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Effective date: 20050913 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
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