JPH07231943A - 放射線治療装置 - Google Patents

放射線治療装置

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JPH07231943A
JPH07231943A JP6275130A JP27513094A JPH07231943A JP H07231943 A JPH07231943 A JP H07231943A JP 6275130 A JP6275130 A JP 6275130A JP 27513094 A JP27513094 A JP 27513094A JP H07231943 A JPH07231943 A JP H07231943A
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treatment table
drive
driving
irradiation
unit
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秀之 川上
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    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47HFURNISHINGS FOR WINDOWS OR DOORS
    • A47H23/00Curtains; Draperies
    • A47H23/02Shapes of curtains; Selection of particular materials for curtains
    • A47H23/04Shapes of curtains

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  • Radiation-Therapy Devices (AREA)
  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 治療台が治療装置本体に搭載された各機器と
干渉せず、かつ、治療台の位置に関する自由度を広げた
3次元照射を可能とする。 【構成】 患者14のZ軸方向である回転中心軸21回
りにγ方向に回転し、かつ、照射部駆動部4により、ア
イソセンタ30を通るX軸回りであるφ方向に円弧状に
駆動される2軸回転駆動方式となっている照射部1と、
X、Y、Z軸およびI、R方向に移動可能な治療台天板
8と、治療台を駆動制御する治療台ドライバ−ユニット
10と、照射部1を駆動制御する照射部ドライバ−ユニ
ット11と、治療台ドライバ−ユニット10と照射部ド
ライバ−ユニット11とを監視制御する監視制御ユニッ
ト12で構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、医療用の放射線治療
装置に関し、特に、患者のアイソセンタ(治療中心部)
に対する回転照射制御を行う放射線治療装置に関する。
【0002】
【従来の技術】X線や電子線を癌などの悪性腫瘍などに
照射して治療を行う装置として直線加速器(ライナッ
ク)などがある。放射線は、悪性、良性腫瘍の治療に有
効であるが、一方、正常組織に対しても少なからず弊害
があり、投与する放射線を患部になるべく集中させ、正
常組織に対する被爆をできる限り少なくすることが、治
療技術の中で最も重要なこととされている。特に、頭部
の腫瘍などは、従来にあっては外科的手術により除去す
ることが一般的であったが、脳内における手術ができな
い部分は、薬物投与をするか、放置するしか術がなく治
癒率が悪かった。
【0003】投与する放射線を患部になるべく集中さ
せ、正常組織に対する被爆をできる限り少なくする方法
としては、患者の患部の周辺に対してX線照射部を回転
させながら照射する回転照射法が一般的に知られてい
る。この回転照射法を行う装置として図17、図18に
示す放射線治療装置がある。
【0004】図17および図18において、1はX線を
患者に照射するための照射部本体(以下、照射部とい
う)、2はX線アプリケータを取り付けるコリメータ、
3は患者にX線を直接照射するX線アプリケータ、5は
放射線治療装置各部に電源を供給する電源部、6はX線
アプリケータ3から照射された放射線の治療室外への漏
洩を防止するビームストッパー(RBST)、7は治療
台天板部8を設置する治療台、8は患者を配置する治療
台天板部、9は治療中心(アイソセンタ)を回転させる
アイソセンタ回転ターンテーブル、14は患者、15は
照射部1内におけるX線源部、20はアイソセンタ(I
SO)30とX線源部15とを結ぶX線源軸、21は照
射部1の回転中心軸、30は治療中心部を示すアイソセ
ンタ(ISO)、31はアイソセンタ回転ターンテーブ
ル9に対して治療台7を支持する治療台支柱をそれぞれ
示している。
【0005】次に、動作について説明する。この放射線
治療装置は、照射部1をアイソセンタ30、すなわち、
患部を中心に回転させ、患部に投与する放射線量を一方
向のみからだけではなく、X−Y平面状に分散させ、患
部には常にX線を照射した状態で、正常組織の単位体積
当たりの被爆線量を少なくすることを目的としている。
【0006】そこで、コリメータ2の先端部に設けられ
たX線アプリケータ3は、X線を細いスポット状に絞
り、例えば、頭部の腫瘍に集中させて照射する。このX
線アプリケータ3を用い、かつ、回転照射を行い、ま
た、治療台7の回転を組み合わせることにより、患部に
投与するX線量と正常組織の投与量比率を大きくし、患
部を壊死させる無侵襲の外科手術が行われており、この
ような放射線治療を一般的に3次元照射(ラジオサージ
ュリ)と呼んでいる。
【0007】図17において、治療台天板8は、X,
Y,Z軸方向に駆動可能であり、また、の治療台支柱3
1を中心にR方向に回転し、さらに、軸20中心にI方
向に治療台7全体を回転できる構成になっている。ま
た、ビームストッパー6は、X線源部15からの放射線
を遮蔽して治療室外への放射線の漏洩を防ぐ遮蔽物であ
り、遮蔽が必要な位置に電動で設定される。
【0008】次に、治療台と治療装置の位置関係につい
て説明する。図19は、従来における放射線治療装置の
照射部1と治療台天板部8との位置関係を示したもので
ある。ラジオサージェリ治療では、通常、X線アプリケ
ータ3をコリメータ2の先端にセットして患者14に対
して回転照射を行う。また、治療台天板部8はX,Y,
Z軸方向に移動させることが可能であり、照射部1を回
転させた場合に治療台天板部8と干渉することがある。
【0009】例えば、図19に示すように、治療台天板
部8をX方向にdxずらせ、かつ、Yの(−)方向に治
療台天板部8を移動させた場合には、y2 まで下げた位
置でX線アプリケータ3と干渉するため、X方向に治療
台天板部8がdx以上ずれたときには、回転照射ができ
なくなるように照射部1をインターロックする。したが
って、回転照射が可能な治療台天板部8の移動可能範囲
は、a1〜a4で囲まれる範囲内となる。
【0010】その他、この発明に関連する参考技術文献
としては、特公昭56−8623号公報に開示されてい
る「放射線治療装置」がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来におけるラジオサ
ージェリ用治療装置は、上記のように照射部による回転
照射を行える条件が、その安全性を考慮して治療台天板
部の位置が最悪の条件下において設定されており、仮
に、治療台天板部がy0 の位置にあってもdx以上ずれ
た場合にあっては、照射部による回転照射ができないよ
うにインターロックされるため、患部が患者の中心から
大きく外れるような場合には患者を治療台天板部の中心
からずれた場所に設定しなければならず、患者の位置決
めが難しく、場合によっては、このラジオサージェリ用
治療装置では治療ができなような不便さがあった。さら
に、治療台天板の可動自由度を広げるためには、詳細に
位置をモニターする必要があるため配線量、情報量が膨
大になり、処理も複雑になり制御用のソフトウェアの負
担も大きくなるなどの問題点があった。
【0012】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたもので、治療台天板部が治療装置本体
に搭載された各機器と干渉せず、かつ、治療台天板部の
位置に関する自由度を広げ、照射範囲を広くし、衝突防
止を兼ね備えるとともに、配線の増加とソフトウェア処
理の負担を抑えた、3次元照射が可能な放射線治療装置
を得ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明に係る放射線治
療装置は、治療台を所定の方向に駆動する第1の駆動手
段と、この第1の駆動手段からの出力に基づいて治療台
の位置を検出する第1の位置検出手段と、第1の駆動手
段の駆動制御を行う第1の駆動制御手段と、放射線を照
射する照射部本体を回転駆動する第2の駆動手段と、こ
の第2の駆動手段からの出力信号に基づいて照射部本体
の回転角を検出する第2の位置検出手段と、第2の駆動
制御を行う第2の駆動制御手段と、第1、第2の位置検
出手段からの出力信号に基づいて、第1、第2の駆動制
御手段を制御する制御手段と、を備える。
【0014】また、制御手段は、第1、第2の位置検出
手段からの出力信号に基づいて、可動範囲にない場合に
第1、第2の駆動手段を停止させるように第1、第2の
駆動制御手段を制御するものである。
【0015】また、治療台を所定の方向に駆動する第1
の駆動手段と、この第1の駆動手段からの出力に基づい
て治療台の位置を検出する第1の位置検出手段と、治療
台の駆動領域を所定の数の区画に分割し、かつ、第1の
位置検出手段からの出力信号に対応する区画を示す信号
を出力する領域信号出力手段と、第1の駆動手段の駆動
制御を行う第1の駆動制御手段と、放射線を照射する照
射部本体を回転駆動する第2の駆動手段と、この第2の
駆動手段からの出力信号に基づいて照射部本体の回転角
を検出する第2の位置検出手段と、第2の駆動制御を行
う第2の駆動制御手段と、領域信号出力手段と第2の位
置検出手段からの出力信号に基づいて、第1、第2の駆
動制御手段を制御する制御手段と、を備える。
【0016】また、領域符号化手段は、治療台の駆動領
域を照射が可能な治療台の可動領域を所定の区画数に分
割し、可動領域以外は1つの区画とし、これらの各区画
を符号化するものである。
【0017】また、治療台を所定の方向に駆動する第1
の駆動手段と、この第1の駆動手段からの出力に基づい
て治療台の位置を検出する第1の位置検出手段と、第1
の駆動手段の駆動制御を行う第1の駆動制御手段と、放
射線を照射する照射部本体を治療台の周囲に回転駆動す
る第2の駆動手段と、この第2の駆動手段からの出力信
号に基づいて照射部本体の回転角を検出する第2の位置
検出手段と、照射部本体の放射源と対向して設けられ放
射線を遮蔽する遮蔽部を所定の方向に駆動する第3の駆
動手段と、この第3の駆動手段からの出力信号に基づい
て遮蔽部の位置を検出する第3の位置検出手段と、第
2、第3の駆動手段の駆動制御を行う第2の駆動制御手
段と、第1、第2、第3の位置検出手段からの出力信号
に基づいて、第1、第2の駆動制御手段を制御する制御
手段と、を備える。
【0018】また、第1の駆動手段は治療台に乗せられ
た患者のアイソセンタを通る第1の軸方向と、アイソセ
ンタを通る第2の軸方向と、アイソセンタを通り第1、
第2の軸を含む面と交わる第3の軸方向とに治療台を駆
動し、第1の位置検出手段は第1、第2及び第3の軸方
向における治療台の位置を検出し、第2の駆動手段は第
1、第2の軸まわりに照射部本体を回転駆動し、第2の
検出手段は照射部本体の第1の軸まわりの回転角を検出
するものである。
【0019】また、第1の駆動手段は治療台に乗せられ
た患者のアイソセンタを通る体軸方向の第1の軸方向
と、アイソセンタを通る第2の軸方向と、アイソセンタ
を通り第1、第2の軸を含む面と交わる第3の軸方向
と、第3の軸回りとに治療台を回転駆動し、第1の位置
検出手段は第1、第2及び第3の軸方向位置並びに第3
の軸回りの回転角を検出するものである。
【0020】また、第1の駆動手段は治療台に乗せられ
た患者のアイソセンタを通る体軸方向の第1の軸方向
と、アイソセンタを通る第2の軸方向と、アイソセンタ
を通り第1、第2の軸を含む面と交わる第3の軸方向
と、治療台の支柱軸回りとに治療台を回転駆動し、第1
の位置検出手段は第1、第2及び第3の軸方向位置並び
に治療台の支柱軸回りの回転角を検出するものである。
【0021】
【作用】この発明に係る放射線治療装置においては、第
1の駆動手段が治療台を所定の方向に駆動し、第1の位
置検出手段が第1の駆動手段からの出力に基づいて治療
台の位置を検出し、第1の駆動制御手段が第1の駆動手
段の駆動制御を行う。第2の駆動手段は、放射線を照射
する照射部本体を回転駆動し、第2の位置検出手段は、
第2の駆動手段からの出力信号に基づいて照射部本体の
回転角を検出し、第2の駆動制御手段は、第2の駆動手
段の駆動制御を行う。制御手段は、第1、第2の位置検
出手段からの出力信号に基づいて、第1、第2の駆動制
御手段を制御する。
【0022】また、制御手段は、主制御手段から入力し
た治療情報と第1、第2の位置検出手段からの出力信号
に基づいて、可動範囲にない場合に第1、第2の駆動手
段を停止させるように第1、第2の駆動制御手段を制御
する。
【0023】また、第1の駆動手段が治療台を所定の方
向に駆動し、第1の位置検出手段が第1の駆動手段から
の出力に基づいて治療台の位置を検出し、領域信号出力
手段は、治療台の駆動領域を所定の数の区画に分割し、
かつ、第1の位置検出手段からの出力信号に対応する区
画を示す信号を出力する。第第の駆動制御手段は第1の
駆動手段の駆動制御を行う。第1の駆動手段は、放射線
を照射する照射部本体を回転駆動し、第2の位置検出手
段は、第2の駆動放段からの出力信号に基づいて照射部
本体の回転角を検出し、第2の駆動制御手段は、第2の
駆動手段の駆動制御を行う。制御手段は、第1、第2の
位置検出手段からの出力信号に基づいて、領域信号出力
手段と第2の駆動制御手段を制御する。
【0024】また、領域符号化手段は、治療台の駆動領
域を照射が可能な治療台の可動領域を所定の区画数に分
割し、可動領域以外は1つの区画とし、これらの各区画
を符号化する。
【0025】また、第1の駆動手段が治療台を所定の方
向に駆動し、第1の位置検出手段が第1の駆動手段から
の出力に基づいて治療台の位置を検出し、第1の駆動制
御手段が第1の駆動手段の駆動制御を行う。第2の駆動
手段は、放射線を照射する照射部本体を回転駆動し、第
2の位置検出手段は、第2の駆動手段からの出力信号に
基づいて照射部本体の回転角を検出する。第3の駆動手
段は、照射部本体の放射源と対向して設けられ放射線を
遮蔽する遮蔽部を所定の方駆に駆動し、第3の位置検出
手段は、第3の駆動手段からの出力信号に基づいて遮蔽
部の位置を検出する。第2の駆動制御手段は、第2、第
3の駆動手段の駆動制御を行う。制御手段は、第1、第
2の位置検出手段からの出力信号に基づいて、第1、第
2の駆動制御手段を制御する。
【0026】また、第1の駆動手段は治療台に乗せられ
た患者のアイソセンタを通る第1の軸方向と、アイソセ
ンタを通る第2の軸方向と、アイソセンタを通り第1、
第2の軸を含む面と交わる第3の軸方向とに治療台を駆
動し、第1の位置検出手段は第1、第2及び第3の軸方
向における治療台の位置を検出し、第2の駆動手段は第
1、第2の軸まわりに照射部本体を回転駆動し、第2の
検出手段は照射部本体の第1の軸まわりの回転角を検出
する。
【0027】また、第1の駆動手段は治療台に乗せられ
た患者のアイソセンタを通る体軸方向の第1の軸方向
と、アイソセンタを通る第2の軸方向と、アイソセンタ
を通り第1、第2の軸を含む面と交わる第3の軸方向
と、第3の軸回りとに治療台を回転駆動し、第1の位置
検出手段は第1、第2及び第3の軸方向位置並びに第3
の軸回りの回転角を検出する。
【0028】また、第1の駆動手段は治療台に乗せられ
た患者のアイソセンタを通る体軸方向の第1の軸方向
と、アイソセンタを通る第2の軸方向と、アイソセンタ
を通り第1、第2の軸を含む面と交わる第3の軸方向
と、治療台の支柱軸回りとに治療台を回転駆動し、第1
の位置検出手段は第1、第2及び第3の軸方向位置並び
に治療台の支柱軸回りの回転角を検出する。
【0029】
【実施例】
実施例1.以下、この発明に係る放射線治療装置の実施
例を図について説明する。図1は、この実施例に係る放
射線治療装置の構成を示す説明図であり、図において、
1はX線を患者に照射するための照射部、2はX線アプ
リケータを取り付けるコリメータ、3は患者にX線を直
接照射するX線アプリケータ、4は照射部1をφ方向に
回転させる照射部駆動部、5は放射線治療装置各部に電
源を供給する電源部、6はX線アプリケータ3から照射
された放射線の治療室外への漏洩を防止するビームスト
ッパー(RBST)である。
【0030】また、7は治療台天板部を設置する治療
台、8は患者を配置する治療台天板部、9は治療中心
(アイソセンタ)を回転させるアイソセンタ回転ターン
テーブル、10は治療台7、治療台天板部8、アイソセ
ンタ回転ターンテーブル9を駆動する治療台用ドライバ
ーユニット、11は照射部1を駆動する照射部用ドライ
バーユニット、12は治療台用ドライバーユニット10
および照射部用ドライバーユニット11の動作を監視す
る監視制御ユニット、13は監視制御ユニット12を制
御するマスターコントローラである。
【0031】また、14は患者、15は照射部1内にお
けるX線源部、20はアイソセンタ(ISO)とX線源
部15とを結ぶX線源部軸、21は照射部1の回転中心
軸、22は照射部回転方向、23はビームストッパー駆
動軸、30は治療中心部を示すアイソセンタ(IS
O)、31はアイソセンタ回転ターンテーブル9に対し
て治療台7を支持する治療台支柱をそれぞれ示してい
る。
【0032】さらに、図3において、50a〜54aは
治療台用ドライバーユニット10によりX、Y、Z、
I、R方向に駆動される治療台関連モータ、50b〜5
4bは治療台関連モータ50a〜54aにそれぞれ接続
されているエンコーダ、55a〜57aは照射部用ドラ
イバーユニット11によりr、φ、τ方向に駆動される
照射部関連モータ、55b〜57bは照射部関連モータ
55a〜57aにそれぞれ接続されているエンコーダで
ある。
【0033】次に、動作について説明する。図1、図2
において、照射部1は、従来における放射線治療装置と
同様に患者14のZ軸方向である回転中心軸21回りに
γ方向に回転し、かつ、その照射部1はCア−ム構造と
なっており、照射部駆動部4により、アイソセンタ30
を通るX軸回りであるφ方向に円弧状に駆動される2軸
回転駆動方式となっている。照射部1の角度φを固定し
て照射部駆動部4をr方向に回転しながら照射を行うと
照射部1の角度φで決定される2次元平面(A面)で照
射を行うことができ、次に、照射部1の角度をdφだけ
変化させ照射部駆動部4の回転照射を行うとφ+dφで
決定される患者を含む平面(A1面)で照射を行うこと
ができる(図2参照)。さらに、φを変化させ上記と同
様の回転照射を繰り返すことにより、その照射内に常に
アイソセンタ30を含んだ3次元的照射を行うことがで
きる。
【0034】図1において、治療台用ドライバーユニッ
ト10は、治療台7の駆動手段であり、図3に示すよう
に、5軸のモータ(MOX ,MOY ,MOZ ,MOI
MOR )50a〜54aと位置検出用エンコーダ(RE
X ,REY ,REZ )50b〜52bを負荷として、そ
の制御を行うためのものである。上記5軸は、治療台7
の駆動可能な左右(LATERAL)、上下(VERT
ICAL)、前後(LONG)、アイソセンタ回転(I
ROT)、支柱回転(ROT)の方向であり、図1に示
した座標では、X,Y,Z,I,Rに相当する。
【0035】また、照射部用ドライバーユニット11
は、照射部1の駆動手段であり、図3に示すように、3
軸のモータ(MOγ,MOφ,MOτ)55a〜57a
と位置検出用エンコーダ(REγ)55bを負荷とし
て、その制御を行うためのものである。上記3軸のモ−
タは、図1に示した照射部1のr,φ方向の回転駆動
(GANTRY ROTATION)及びビ−ムストッ
パ−6の駆動を行う。
【0036】治療台用ドライバーユニット10と照射部
用ドライバーユニット11は、監視制御ユニット12の
監視下で、該監視制御ユニット12からの位置信号を入
力して制御されるとともに、その各軸の現在位置情報を
リアルタイムで監視制御ユニット12に対して出力す
る。監視制御ユニット12は、マスターコントローラ1
3より入力した患者治療情報に基づいて各駆動部の設定
値を治療台用ドライバーユニット10と照射部用ドライ
バーユニット11に出力し、位置制御を行う。また、監
視制御ユニット12は、両ドライバーユニット10,1
1より入力した各駆動部の現在位置情報に基づいて、治
療台7や照射部1が衝突しないように制御する。
【0037】次に、具体的な位置制御の内容について説
明する。図19は、従来における放射線治療装置の治療
台天板部8の可動範囲を示す。図4は、本実施例に係る
治療台天板部8の可動範囲を示している。従来における
放射線治療装置にあっては、上記の通り、回転照射が実
行される治療台天板部8の左右可動範囲が天板の最も狭
い領域を上下駆動範囲とで囲まれた長方形の範囲a1
2 ,a3 ,a4 となっており、患部14が患者体内の
中心よりずれたときには、位置決めが困難であるなどの
欠点があった。本実施例にあっては、治療台天板部8左
右の可動範囲を本体回転角度と治療台天板部8上下位置
により演算し、照射部1が患者14や治療台天板部8と
干渉しない最適な範囲をリアルタイムに算出し、治療台
天板部8や、照射部1が干渉領域に侵入しようとした場
合に、その干渉する方向の駆動を衝突前に停止させる制
御を実行するものである。
【0038】図4において、y0 は治療台天板部8がア
イソセンタ30の位置であり、y1は上側リミット、y2
は下側リミットをそれぞれ示している。点線の円は、
本体がX線アプリケータ3を装着して回転したときに干
渉する範囲を示しており、図から明らかなように、治療
台天板部8の上下位置が上にあるほど、治療台天板部8
と照射部1との干渉しない範囲が広くなる。したがっ
て、図示のごとく、治療台天板部8がy1 からy3 の範
囲にあるときには、治療台天板部8左右の可動範囲はa
´1 ,a´2 ,a6 ,a7 により囲まれる領域となり従
来の放射線治療装置と比較して広くなることが判る。
【0039】さらに、治療台天板部8の上下位置がy3
からy4 の範囲にある場合には、a5 ,a6 ,a7 ,a
8 の範囲となる。従来の放射線治療装置にあっては、a
3 ,a4 を辺とする長方形の領域であり、それと比較し
て可動範囲が広くなっていることが判る。
【0040】上記に示したような可動範囲を、治療台天
板部8の上下位置により自動的に変化させるためには、
位置検出と高速演算機能が必要であり、本実施例では監
視制御ユニット12がその機能を担っている。監視制御
ユニット12は、50bのX軸エンコーダREX 、51
bのY軸エンコーダREY ,55bのγ軸エンコーダR
Eγの位置をモニタし、患者14の位置決め時と放射線
照射時に位置モニタのソフトウェアにより、治療台天板
部8の可動範囲を最も広くとれるように監視し、干渉す
る領域にある場合には、駆動指令に対しモータの駆動に
ロックをかける構成となっている。
【0041】以上のように、本実施例によれば、治療台
天板部は治療装置本体に搭載された各機器との衝突が防
止され、かつ、治療台天板部の可動範囲を広くし、3次
元照射範囲を広くすることができる。
【0042】実施例2.次に、第2の実施例を図5につ
いて説明する。上記実施例1にあっては、照射部1のC
ア−ムの位置を考慮した治療台7の可動範囲の制御と、
治療台天板部8と照射部1との干渉を防ぐ機能はなかっ
たが、照射部駆動部4にエンコーダ(REφ)56bを
設け、その角度をモニタすることにより回転照射可能な
治療台天板部8の位置の最大範囲を算出し、上記第1の
実施例の機能を強化したものである。なお、本実施例に
あっては、照射部1の角度検出エンコーダ56bからの
情報は、照射部駆動用ドライバーユニット11を介して
監視制御ユニット12において演算される。
【0043】以上のように、本実施例によれば、治療台
天板部は治療装置本体に搭載された各機器との衝突が防
止され、かつ、治療台天板部の可動範囲をより広くし、
照射範囲をより広くすることができる。
【0044】実施例3.次に、第3の実施例を図6につ
いて説明する。上記実施例2にあっては、ビームストッ
パー6の位置を考慮した治療台7の可動範囲の制御と、
治療台天板部8と照射部1との干渉を防ぐ機能はなかっ
たが、ビームストッパー6の駆動部にエンコーダ(RE
τ)57bを設け、その位置をモニタすることにより回
転照射可能な治療台天板部8の位置の最大範囲を算出
し、上記各実施例の機能を強化したものである。なお、
本実施例にあっては、ビームストッパー6の位置検出エ
ンコーダ57bからの情報は、照射部駆動用ドライバー
ユニット11を介して監視制御ユニット12において演
算される。
【0045】以上のように、本実施例によれば、治療台
天板部は治療装置本体に搭載された各機器との衝突が防
止され、かつ、治療台天板部の可動範囲をより広くし、
照射範囲をより広くすることができる。
【0046】実施例4.次に、第4の実施例を図7につ
いて説明する。上記実施例3にあっては、治療台7のア
イソセンタ30の回転角度を考慮した治療台7の可動範
囲の制御と、治療台天板部8と照射部1との干渉を防ぐ
機能はなかったが、アイソセンタ30の軸20の駆動部
にエンコーダ(REI )53bを設け、その角度をモニ
タすることにより回転照射可能な治療台天板部8の位置
の最大範囲を算出し、上記各実施例の機能を強化したも
のである。なお、本実施例にあっては、軸20の角度検
出エンコーダ53bからの情報は、治療台用ドライバー
ユニット10を介して監視制御ユニット12において演
算される。
【0047】以上のように、本実施例によれば、治療台
天板部は治療装置本体に搭載された各機器との衝突が防
止され、かつ、治療台天板部の可動範囲をより広くし、
照射範囲をより広くすることができる。
【0048】実施例5.次に、第5の実施例を図8につ
いて説明する。上記実施例4にあっては、治療台7の支
柱31の回転角度を考慮した治療台7の可動範囲の制御
と、治療台天板部8と照射部1との干渉を防ぐ機能はな
かったが、支柱31の駆動部にエンコーダ(RER )5
4bを設け、その角度をモニタすることにより回転照射
可能な治療台天板部8の位置の最大範囲を算出し、上記
各実施例の機能を強化したものである。なお、本実施例
にあっては、支柱31の角度検出エンコーダ54bから
の情報は、治療台用ドライバーユニット10を介して監
視制御ユニット12おいて演算される。
【0049】以上のように、本実施例によれば、治療台
天板部は治療装置本体に搭載された各機器との衝突が防
止され、かつ、治療台天板部の可動範囲をさらにより広
くし、照射範囲をさらにより広くすることができる。
【0050】実施例6.次に、第6の実施例を図につい
て説明する。上記実施例では、監視制御ユニットにより
各軸の位置を検出し、患者の位置決め時と、放射線照射
時の位置情報により治療台天板部の可動範囲を最も広く
とれるように監視し、干渉する領域にある場合には駆動
モータにロックをかける構成となっているが、さらに、
可動範囲を広げるためには詳細な位置モニタが必要であ
り、情報量が膨大になり、配線本数が増加し、ソフトウ
ェア処理の負担も大きくなるなどの問題があったため、
本実施例では、治療台天板部8の全可動範囲に比べて回
転照射が可能な治療台天板部8の移動可能範囲(以下オ
ンセンター領域と称す)が限られていることに着目し、
オンセンター領域を細分化し、どの部分にあるかを判断
し出力するようにして、情報量の増加を抑えたものであ
る。図9は、制御等の構成を示すブロック図である。図
において10は治療台7、治療台天板部8、アイソセン
タ回転ターンテーブル9を駆動する治療台用ドライバー
10aと、治療台天井部8がオンセンター領域にあるか
どうか及びどの位置にあるかを判断するオンセンターセ
レクタ10bからなる治療台用ドライバーユニットであ
る。11は照射部1を駆動する照射部用ドライバー11
aからなる照射部用ドライバーユニット、12は治療台
用ドライバーユニット10および照射部用ドライバーユ
ニット11の動作を監視する監視制御ユニット、13は
監視制御ユニット12を制御するマスターコントローラ
である。50a〜54aは治療台用ドライバーユニット
10により駆動される治療台天板8の駆動用モータ、5
0b〜54bは治療台天板8の駆動用モータ50a〜5
4aにそれぞれ接続されているエンコーダ、55a〜5
7aは照射部用ドライバーユニット11により駆動され
る照射部1の駆動用モータ、55b〜57bは照射部1
の駆動用モータ55a〜57aにそれぞれ接続されてい
るエンコーダである。
【0051】図11はオンセンターセレクタ10bのブ
ロック図であり、101は各軸方向の治療台天板部8の
オ可動範囲の区画分けを行う入力区画分け部、102は
区画分け部101で行った区画分けをオンセンター領域
内にあるものとないものに分けて符号化する符号化部で
ある。
【0052】次に動作について説明する。治療台天板8
のオンセンター領域は図10に示すように照射部1の回
転角度φにょり左右され、図のC1に示すように照射部
1のX線アプリケ−タ3がY軸方向の最上部にある場合
(φ=0)が最大の範囲であり、図のC2に示すように
回転角度φが最大になる場合が最小となる。治療台用ド
ライバーユニット10のオンセンターセレクタ10bの
入力区画分け部101においては、初期設定として、各
軸方向毎における治療台天板部8の全駆動範囲が、オン
センタ−範囲が最大となる場合について、オンセンター
領域内とオンセンター領域外に分け、さらに、オンセン
ター領域内を一定の分割区画単位で区画分けし、オンセ
ンター領域外は全て1区画に区画分けする。符号化部1
02の初期設定は、入力区画分け部101からの入力に
による各軸方向の区画分けに基づき、オンセンタ領域外
の1区画とオンセンタ領域内の各々の区画を符号化す
る。
【0053】次に、治療が開始されると、入力区画分け
部101は、各軸のエンコ−ダ50b〜54bからの位
置情報入力により、治療台天板部8がどの区画にあるか
を出力する。 制 符号化部102は、入力区画分制部101からの入力さ
れた各々の区画情報に各々対応した符号を割当て、監視
制御ユニット12に出力する。照射部用ドライバーユニ
ット11はγ,φ,τ軸の現在位置をリアルタイムに監
視制御ユニット12に出力する。監視制御ユニット12
は、マスターコントローラ13より入力した患者治療情
報に基づいて各駆動部の設定値を治療台用ドライバーユ
ニット10と照射部用ドライバーユニット11に出力
し、位置制御を行う。また、監視制御ユニット12は、
ライバーユニット10,より入力した符号と照射部用ド
ライバーユニット11より入力した各駆動部の現在位置
情報に基づいて、治療台天板8がオンセンター領域内に
あるかどうかを判断し、オンセンター領域にない場合
に、治療台天板8の駆動用モータ50a〜54aと射部
関1の駆動用モータ55a〜57aを停止させる信号を
治療台用ドライバーユニット10と照射部用ドライバー
ユニット11に出力し、治療台7や照射部1が衝突しな
いように制御する。
【0054】次に、具体的な位置制御を、X軸、Y軸の
場合について図12,13につき説明する。まず、入力
区画分け部101の動作では、X軸について図12
(a)に示すようにX軸方向の駆動範囲が0〜50a0
mmの場合、0.1mm単位に区分すると、デ−タの種
類が5、000であり、これを出力するには13ビット
必要であるが、オンセンター範囲内の長さ120mmを
12mm単位に区分すると10区分となりし、オンセン
ター範囲外の部分を1区分とすると合計11区分であ
り、4ビットで出力される。同様にY軸については図1
2(b)に示すように駆動範囲が450a〜1、350
ammであり、この間の長さの900mmを0.1mm
単位に区分すると、デ−タの種類が9、000であり、
これを出力するには14ビット必要であるが、オンセン
ター範囲内の1、110〜1、350amm間の長さ2
40mmを40mm単位に6区分に区分し、オンセンタ
ー範囲外を1区分とすると合計7区分となり、3ビット
で出力される。
【0055】次に、符号化部102では、入力区分け部
101からの入力情報は図13(a)に示すように、X
軸のオンセンター領域内の10区分及びこれらの区分以
外の1区分並びにY軸のオンセンター領域内の6区分及
びこれらの区分以外の1区分のいずれかとして表わされ
る。一方、図13(b)に示すようにX,Y軸面の可動
範囲が50a区分に区分され、この50a区分以外は1
区分として合計51区分に区分され、X,Y軸の位置に
応じ、1〜50aの符号を割当て、その他は51の符号
が割当られる。X,Y軸面における治療台天板部8の可
動範囲は、照射部1のφ方向の回転角により変り、図1
1に示すようにC1はφ方向の回転角が0の場合の範囲
を示し、C1はφ方向の回転角がmaxの時場の範囲を
示す。符号化部102における出力は、デ−タの種類が
51なので6ビットで出力される。
【0056】ここで、例えば図13(a)に示された
A,B,C,Dの位置の場合の符号は、A,B,Cにつ
いては、符号51と判断されオンセンター領域外という
情報がが出力され、Dについては符号11と判断されオ
ンセンター領域内という情報が出力される。
【0057】以上のように、X,Y軸のエンコーダRE
X50b、REY51bからの出力は図10に示すよう
にX軸13ビット、Y軸13ビットの合計26ビットで
あるが、オンセンターセレクタ10bによりX,Y軸で
合計6ビットの出力となる。
【0058】次に、X,Y軸以外の軸の情報を加えた場
合の動作について図14,15,16により説明する。
まず、Z軸については図14に示すようにZ軸方向の駆
動範囲が0〜1、300mmであり、Z軸は駆動範囲が
1,300mmで、0.1mmの区分単位とするとデ−
タ数が13、000であり、14ビット必要であるが、
オンセンター領域囲内を0〜1000mm,1、000
〜1、100mm及び1、100〜1、200mmの3
区分とし、1、200〜1、300mmをオンセンター
範囲外の1区分とすると合計4区分であり、入力区分け
部101よりパラレル2ビットで出力される。
【0059】次に符号化部102では、Z軸情報の入力
により、オンセンター領域を符号化する。X,Y,Z軸
の全体の駆動範囲の概要は図15(a)に示すようにZ
が0〜1、000mmの範囲ではX,Y面は上述の図1
3と同様に51区分され、1〜50aの符号を割り当
て、その他は51としている。Zが1000〜1100
mmの範囲のX,Y面は図15(b)に示すように8区
分であり、52〜59の符号を割り当て、これ以外は5
1としている。さらに、Zが1、100〜1、200m
mの範囲のX,Y面は図15(c)に示すように4区分
であり、60〜63の符号を割り当て、その他を51と
している。従ってX,Y,Z軸では全部で63の区分と
なり、6ビットで出力される。
【0060】次に、I及びR軸については、回転方向の
範囲は各々360゜とすると、0.1゜を区分単位では
データの種類は各々3、600となり各々出力するため
には14ビット必要となるが、図16に示すように可動
範囲は±120゜であるがオンセンター範囲内を−1゜
〜1゜の一区分とし、オンセンター領域外の−120゜
〜−1゜と1゜〜120゜を1区分とし、合計2区分で
あるので入力区分け部101から各々1ビットで出力さ
れる。
【0061】次に符号化部102では、入力された区分
情報を符号化し、オンセンター領域内か領域外かの情報
を出力するが、このI,R軸による区分は、上記X,
Y,Z軸の符号化した範囲に全て含まれるため、X,
Y,Z軸にこのI,R軸の情報を加えた全ての情報に対
する出力は上記のパラレル6ビットとなる。従って各軸
のエンコーダ50b〜54bの合計出力は図10に示す
ように76ビットであるが、オンセンターセレクタによ
り6ビットの出力となる。
【0062】なお、以上の説明では、治療台用ドライバ
ー10aの駆動制御はX,Y,Z,I,R軸の全ての軸
について駆動モーターとエンコーダを使用し、また、照
射部用ドライバー11aの駆動制御はγ、φ方向回転及
びτ方向の全てについて駆動モーターとエンコーダを使
用した場合を示したが、治療台用ドライバー10aの駆
動制御はX,Y,Z軸のみとし、照射部用ドライバー1
1aの駆動制御はγ回軸方向のみとしても同様な効果を
得ることができ、また、その他のI,R,φ,τ軸を適
宜追加しても同様な効果を得ることができる。また、図
10に示す入力区分け部101からの出力ビット数は分
割区分単位で決まるが使用条件によって区分単位を変え
て最適化する必要がある。
【0063】以上のように、本実施例によれば、情報
量、配線本数及びソフトウエア処理の負担などを増加さ
せないで治療台天板部の可動範囲をより広くし、照射範
囲をより広くすることができ、かつ、治療台天板部が治
療装置本体に搭載された各機器と衝突するのを防止する
ことができる。
【0064】実施例7.実施例3、6ではビ−ムストッ
パ−6に位置を検出するエンコ−ダ57’を設けたが、
ビ−ムストッパ−6は設定されているか待避されている
かのどちらかであり、駆動途中にセットされた状態での
使用は一般的にしない。そこでビ−ムストッパ−6の位
置を検出するエンコーダの変わりにリミットスイッチを
用い、ビ−ムストッパ−6の設定、待避を検出し、その
信号を用いてオンセンター領域を判断しても良く、簡単
な構成で上記実施例と同様の効果得ることができる。
【0065】実施例8 なお、上記実施例では、位置、角度検出手段としてエン
コーダを用いたが、ポテンショメータなどのアナログ検
出器を用いて、信号をA/D変換することにより、エン
コーダと同様の検出手段として用いることができる。こ
の場合、A/D変換装置が必要となるが配線数をすくな
くすることができる。
【0066】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、治療
台を所定の方向に駆動する第1の駆動手段と、この第1
の駆動手段からの出力に基づいて前記治療台の位置を検
出する第1の位置検出手段と、前記第1の駆動手段の駆
動制御を行う第1の駆動制御手段と、放射線を照射する
照射部本体を回転駆動する第2の駆動手段と、この第2
の駆動手段からの出力信号に基づいて前記照射部本体の
回転角を検出する第2の位置検出手段と、前記第2の駆
動制御を行う第2の駆動制御手段と、前記第1、第2の
位置検出手段からの出力信号に基づいて、第1、第2の
駆動制御手段を制御する制御手段と、を備えたので治療
台は治療装置本体に搭載された各機器と干渉しないよう
に治療台の可動範囲を広げ、照射範囲を広くすることが
できる。
【0067】また、前記制御手段は、前記第1、第2の
位置検出手段からの出力信号に基づいて、可動範囲にな
い場合に前記第1、第2の駆動手段を停止させるように
前記第1、第2の駆動制御手段を制御するので、治療台
は治療装置本体に搭載された各機器と干渉しないように
治療台の可動範囲を広げ、照射範囲を広くすることがで
きる。
【0068】また、治療台を所定の方向に駆動する第1
の駆動手段と、この第1の駆動手段からの出力に基づい
て前記治療台の位置を検出する第1の位置検出手段と、
前記治療台の駆動領域を所定の数の区画に分割し、か
つ、前記第1の位置検出手段からの出力信号に対応する
区画を示す信号を出力する領域信号出力手段と、前記第
1の駆動手段の駆動制御を行う第1の駆動制御手段と、
放射線を照射する照射部本体を回転駆動する第2の駆動
手段と、この第2の駆動手段からの出力信号に基づいて
前記照射部本体の回転角を検出する第2の位置検出手段
と、前記第2の駆動制御を行う第2の駆動制御手段と、
前記領域信号出力手段と第2の位置検出手段からの出力
信号に基づいて、第1、第2の駆動制御手段を制御する
制御手段と、を備えたので、配線本数及びソフトウエア
処理の負担などを増加させないで治療台の可動範囲を広
げ、照射範囲をより広くすることができ、かつ、治療台
が治療装置本体に搭載された各機器と衝突するのを防止
することができる。
【0069】また、前記領域符号化手段は、前記治療台
の駆動領域を照射が可能な前記治療台の可動領域を所定
の区画数に分割し、可動領域以外は1つの区画とし、こ
れらの各区画を符号化するので、配線本数及びソフトウ
エア処理の負担などを増加させないで治療台の可動範囲
を広げ、照射範囲をより広くすることができ、かつ、治
療台が治療装置本体に搭載された各機器と衝突するのを
防止することができる。
【0070】また、治療台を所定の方向に駆動する第1
の駆動手段と、この第1の駆動手段からの出力に基づい
て前記治療台の位置を検出する第1の位置検出手段と、
前記第1の駆動手段の駆動制御を行う第1の駆動制御手
段と、放射線を照射する照射部本体を前記治療台の周囲
に回転駆動する第2の駆動手段と、この第2の駆動手段
からの出力信号に基づいて前記照射部本体の回転角を検
出する第2の位置検出手段と、前記照射部本体の放射源
と対向して設けられ放射線を遮蔽する遮蔽部を所定の方
向に駆動する第3の駆動手段と、この第3の駆動手段か
らの出力信号に基づいて前記遮蔽部の位置を検出する第
3の位置検出手段と、前記第2、第3の駆動手段の駆動
制御を行う第2の駆動制御手段と、前記第1、第2、第
3の位置検出手段からの出力信号に基づいて、第1、第
2の駆動制御手段を制御する制御手段とを備えたので、
治療台は治療装置本体に搭載された各機器と干渉しない
ように治療台の可動範囲を広げ、照射範囲をより広くす
ることができる。
【0071】また、前記第1の駆動手段は前記治療台に
乗せられた患者のアイソセンタを通る第1の軸方向と、
前記アイソセンタを通る第2の軸方向と、前記アイソセ
ンタを通り前記第1、第2の軸を含む面と交わる第3の
軸方向とに前記治療台を駆動し、前記第1の位置検出手
段は前記第1、第2及び第3の軸方向における前記治療
台の位置を検出し、前記第2の駆動手段は前記第1、第
2の軸まわりに前記照射部本体を回転駆動し、前記第2
の検出手段は前記照射部本体の前記第1の軸まわりの回
転角を検出するので、治療台は治療装置本体に搭載され
た各機器と干渉しないように治療台の可動範囲を広げ、
3次元照射範囲を広くすることができる。
【0072】また、前記第1の駆動手段は前記治療台に
乗せられた患者のアイソセンタを通る体軸方向の第1の
軸方向と、前記アイソセンタを通る第2の軸方向と、前
記アイソセンタを通り前記第1、第2の軸を含む面と交
わる第3の軸方向と、前記第3の軸回りとに前記治療台
を回転駆動し、前記第1の位置検出手段は前記第1、第
2及び第3の軸方向位置並びに前記第3の軸回りの回転
角を検出するもので、回転角検出部は照射部本体の第1
の軸まわりの回転角を検出するので、治療台は治療装置
本体に搭載された各機器と干渉しないように治療台の可
動範囲を広げ、照射範囲をより広くすることができ、治
療台の制御がより正確に行えるので装置の安全性を高め
ることができる。
【0073】また、前記第1の駆動手段は前記治療台に
乗せられた患者のアイソセンタを通る体軸方向の第1の
軸方向と、前記アイソセンタを通る第2の軸方向と、前
記アイソセンタを通り前記第1、第2の軸を含む面と交
わる第3の軸方向と、前記治療台の支柱軸回りとに前記
治療台を回転駆動し、前記第1の位置検出手段は前記第
1、第2及び第3の軸方向位置並びに前記治療台の支柱
軸回りの回転角を検出するので、回転角検出部は照射部
本体の第1の軸まわりの回転角を検出するので、治療台
は治療装置本体に搭載された各機器と干渉しないように
治療台の可動範囲を広げ、照射範囲をさらにより広くす
ることができ、治療台の制御がより正確に行えるので装
置の安全性をより高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る放射線治療装置の構成を示す
説明図である。
【図2】 この発明に係る放射線装置の患部と放射線の
照射面の位置関係を示す説明図である。
【図3】 この発明に係る放射線治療装置の制御系の構
成を示すブロック図である。
【図4】 この発明に係る放射線治療装置の各部の動作
における相対関係を示す説明図である。
【図5】 この発明に係る放射線治療装置の制御系の構
成を示すブロック図である。
【図6】 この発明に係る放射線治療装置の制御系の構
成を示すブロック図である。
【図7】 この発明に係る放射線治療装置の制御系の構
成を示すブロック図である。
【図8】 この発明に係る放射線治療装置の制御系の構
成を示すブロック図である。
【図9】 この発明に係る放射線治療装置の制御系の構
成を示すブロック図である。
【図10】この発明に係る治療台可動範囲を示す図であ
る。
【図11】 この発明に係る放射線治療装置の制御系の
構成を示すブロック図である。
【図12】 この発明に係る治療台の駆動範囲の区分の
説明図である。
【図13】 この発明に係る治療台の駆動範囲の区分の
符号化の説明図である。
【図14】 この発明に係る治療台の駆動範囲の区分の
説明図である。
【図15】 この発明に係る治療台の駆動範囲の区分の
符号化の説明図である。
【図16】 この発明に係る治療台の駆動範囲の区分の
説明図である。
【図17】 従来における放射線治療装置の構成を示す
説明図である。
【図18】 従来における放射線治療装置の患者と放射
線照射の位置関係を示す説明図である。
【図19】 従来における放射線治療装置の各部の動作
における相対関係を示す説明図である。
【符号の説明】
1 照射部、2 コリメータ、3 X線アプリケータ、
4 照射部駆動部、5電源部、6 ビームストッパー、
7 治療台、8 治療台天板部、9 治療台アイソセン
タ−回転タ−ンテ−ブル、10治療台ドライバーユニッ
ト、10a治療台ドライバー、10bオンセンタ−セレ
クタ、11 照射部用ドライバーユニット、 11a
照射部用ドライバー、12 監視制御ユニット、13
マスターコントローラ、14 患者、15 X線源、2
0X線源軸、21照射部回転軸、22 照射部回転方
向、23ビームストッパー駆動軸、50a〜57a モ
ータ、50b〜57b エンコーダ、101入力区画分
部、102符号化部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 治療台を所定の方向に駆動する第1の駆
    動手段と、この第1の駆動手段からの出力に基づいて前
    記治療台の位置を検出する第1の位置検出手段と、前記
    第1の駆動手段の駆動制御を行う第1の駆動制御手段
    と、放射線を照射する照射部本体を回転駆動する第2の
    駆動手段と、この第2の駆動手段からの出力信号に基づ
    いて前記照射部本体の回転角を検出する第2の位置検出
    手段と、前記第2の駆動制御を行う第2の駆動制御手段
    と、前記制1、第2の位置検出手段からの出力信号に基
    づいて、第1、第2の駆動制御手制を制御する制御手段
    と、を備えたことを特徴とする放射線治療装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記第1、第2の位置
    検出手段からの出力信号に基づいて、可動範囲にない場
    合に前記第1、第2の駆動手段を停止させるように前記
    第1、第2の駆動制御手段を制御することを特徴とする
    請求項1記載の放射線治療装置。
  3. 【請求項3】 治療台を所定の方向に駆動する第1の駆
    動手段と、この第1の駆動手段からの出力に基づいて前
    記治療台の位置を検出する第1の位置検出手段と、前記
    治療台の駆動領域を所定の数の区画に分割し、かつ、前
    記第1の位置検出手段からの出力信号に対応する区画を
    示す信号を出力する領域信号出力手段と、前記第1の駆
    動手段の駆動制御を行う第1の駆動制御手段と、放射線
    を照射する照射部本体を回転駆動する第2の駆動手段
    と、この第2の駆動手段からの出力信号に基づいて前記
    照射部本体の回転角を検出する第2の位置検出手段と、
    前記第2の駆動制御を行う第2の駆動制御手段と、前記
    領域信号出力手段と第2の位置検出手段からの出力信号
    に基づいて、第1、第2の駆動制御手段を制御する制御
    手段と、を備えたことを特徴とする放射線治療装置。
  4. 【請求項4】 前記領域符号化手段は、前記治療台の駆
    動領域を照射が可能な前記治療台の可動領域を所定の区
    画数に分割し、可動領域以外は1つの区画とし、これら
    の各区画を符号化することを特徴とする請求項3記載の
    放射線治療装置。
  5. 【請求項5】 治療台を所定の方向に駆動する第1の駆
    動手段と、この第1の駆動手段からの出力に基づいて前
    記治療台の位置を検出する第1の位置検出手段と、前記
    第1の駆動手段の駆動制御を行う第1の駆動制御手段
    と、放射線を照射する照射部本体を前記治療台の周囲に
    回転駆動する第2の駆動手段とこの第2の駆動手段から
    の出力信号に基づいて前記照射部本体の回転角を検出す
    る第2の位置検出手段と、前記照射部本体の放射源と対
    向して設けられ放射線を遮蔽する遮蔽部を所定の方向に
    駆動する第3の駆動手段と、この第3の駆動手段からの
    出力信号に基づいて前記遮蔽部の位置を検出する第3の
    位置検出手段と、前記第2、第3の駆動手段の駆動制御
    を行う第2の駆動制御手段と、前記第1、第2、第3の
    位置検出手段からの出力信号に基づいて、第1、第2の
    駆動制御手段を制御する制御手段と、を備えたことを特
    徴とする放射線治療装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の駆動手段は前記治療台に乗せ
    られた患者のアイソセンタを通る第1の軸方向と、前記
    アイソセンタを通る第2の軸方向と、前記アイソセンタ
    を通り前記第1、第2の軸を含む面と交わる第3の軸方
    向とに前記治療台を駆動し、前記第1の位置検出手段は
    前記第1、第2及び第3の軸方向における前記治療台の
    位置を検出し、前記第2の駆動手段は前記第1、第2の
    軸まわりに前記照射部本体を回転駆動し、前記第2の検
    出手段は前記照射部本体の前記第1の軸まわりの回転角
    を検出することを特徴とする請求項1〜請求項5のいず
    れかに記載の放射線治療装置。
  7. 【請求項7】 前記第1の駆動手段は前記治療台に乗せ
    られた患者のアイソセンタを通る体軸方向の第1の軸方
    向と、前記アイソセンタを通る第2の軸方向と、前記ア
    イソセンタを通り前記第1、第2の軸を含む面と交わる
    第3の軸方向と、前記第3の軸回りとに前記治療台を回
    転駆動し、前記第1の位置検出手段は前記第1、第2及
    び第3の軸方向位置並びに前記第3の軸回りの回転角を
    検出ることを特徴とする記載の放射線治療装置。
  8. 【請求項8】 前記第1の駆動手段は前記治療台に乗せ
    られた患者のアイソセンタを通る体軸方向の第1の軸方
    向と、前記アイソセンタを通る第2の軸方向と、前記ア
    イソセンタを通り前記第1、第2の軸を含む面と交わる
    第3の軸方向と、前記治療台の支柱軸回りとに前記治療
    台を回転駆動し、前記第1の位置検出手段は前記第1、
    第2及び第3の軸方向位置並びに前記治療台の支柱軸回
    りの回転角を検出することを特徴とする請求項6記載の
    放射線治療装置。
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