JPH07230473A - 連載表示処理方式 - Google Patents

連載表示処理方式

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JPH07230473A
JPH07230473A JP6019388A JP1938894A JPH07230473A JP H07230473 A JPH07230473 A JP H07230473A JP 6019388 A JP6019388 A JP 6019388A JP 1938894 A JP1938894 A JP 1938894A JP H07230473 A JPH07230473 A JP H07230473A
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Kenichi Hanabe
賢一 花辺
Katsuhiko Ogawa
克彦 小川
Shuichi Kato
秀一 加藤
Toshiya Yoshimune
俊哉 吉宗
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】コンピュータのディスプレイ上に頁めくり等の
本の機能を擬似し,本のイメージで書籍情報を表示する
システムにおいて,複数冊分の書籍情報を一元管理し,
目的の書籍情報が雑誌の連載記事であるときには複数冊
に跨がる連載記事を通読することができるようにするこ
とを目的とする。 【構成】大容量ファイルメモリ4に雑誌を含む複数冊分
の書籍情報を蓄積し管理する。書籍表示処理部12による
雑誌の連載記事の表示では,連載読み出しモードの設
定,連載記事の最終頁/先頭頁における頁前進/後退指
示に対する次号/前号への移行の問い合わせ,連載前進
/後退の指示機能または連載記事の表紙/裏表紙の表示
指示における問い合わせによって,次号/前号または連
載開始号/最終号の連載記事への移行を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,コンピュータのディス
プレイ上に本の様式で情報を表示するシステムにおい
て,複数冊分の書籍情報を一元管理し,読みたい書籍情
報に自由に,かつ迅速にアクセスすることを可能にした
電子図書館システムであって,特に,書籍情報が雑誌形
式で継続的に刊行されるものである場合に,複数冊の書
籍情報に跨がる連載記事をあたかも1冊の本を読むよう
に連続的な頁めくりで通読することができるようにした
連載表示処理方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図13は,ブックメタファによる書籍表
示の例を示す。ブックメタファは,コンピュータのディ
スプレイ表示を本のイメージで行う方式であり,目次か
らのジャンプや頁めくり等の本の機能を擬似する。ソフ
トウェアは所定のルールで作られた本情報と,それを表
示し本の機能を実現するプログラムからなる。最近,こ
のような書籍情報表示プログラムを搭載したコンピュー
タが実用化され始めている。
【0003】図13において,90は本の頁イメージ,
91は各種機能ボタン,92はタグボタン,93は付箋
紙ボタンを表す。機能ボタン91には,表紙の表示を指
示する表紙ボタン,裏表紙の表示を指示する裏表紙ボタ
ン,次頁の表示を指示する1頁前進ボタン,前頁の表示
を指示する1頁後退ボタン,頁を連続的に先に進めるこ
とを指示する連続前進ボタン,頁を連続的に溯ることを
指示する連続後退ボタン,連続前進および連続後退の停
止を指示する停止ボタン,付箋紙の設定/解除を指示す
る付箋紙設定ボタン,1操作前の状態に戻すことを指示
するUndoボタン,表示の終了を指示する終了ボタン
等がある。
【0004】タグボタン92は,その書籍情報に基づい
て頁イメージ90の横に表示されるボタンである。例え
ば「二章」のタグボタン92を選択すると,第二章の先
頭の頁イメージ90が表示される。付箋紙ボタン93は
付箋紙設定ボタンにより任意の頁イメージに設定するこ
とができるボタンであり,頁イメージ90の上部に表示
される。付箋紙ボタン93を選択すると,その付箋紙ボ
タン93が設定されている頁イメージ90が表示され
る。これらのタグボタン92,付箋紙ボタン93,その
他の機能ボタン91を選択指示することで,所望する本
の頁イメージ90を自由に表示できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のような本の機能
を擬似した書籍情報表示プログラムによるコンピュータ
上の情報表示方式は,ブックメタファとか電子本とか,
あるいはこれらに類似した呼称で呼ばれて,用いられて
いる。しかし,従来のこれらの方式は,基本的には1冊
毎に個別に書籍情報を扱う方式であり,複数冊分の情報
を一元管理できるシステムはなかった。記憶媒体として
CD−ROMを用いるものでは,複数冊分の情報を選択
することが可能であるが,その選択の範囲はあくまでも
提供媒体であるCD−ROMの範囲に閉じた固定的なも
のであり,独立に出版された多数の書籍情報を一元管理
する手段ではなかった。
【0006】したがって,利用者は欲しい情報がどのフ
ァイルにあるかを予め知っていて,そのファイル名を入
力するような方法でしか欲しい情報にアクセスすること
ができなかった。これではコンピュータを用いているに
もかかわらず,本(書籍情報)の管理やアクセスについ
ては紙の本と大差がなく,本棚の一覧性を考慮すると,
むしろ紙の本に劣るとさえ言える。
【0007】さらに,連載記事等から構成される雑誌
も,単行本と同じように1冊は1冊として扱われ,連載
記事を続けて読む場合には,雑誌の号が変わるたびに次
号の雑誌を呼び出して,その中の該当記事を探さなけれ
ばならなかった。これは紙の雑誌と本質的に同じ使い勝
手であり,コンピュータの能力を充分に活かしていると
は言えない。
【0008】そこで,本発明は,このような問題点の解
決を図り,大量の書籍情報を一元管理し,目的とする本
(書籍)を簡単にかつ迅速に探し出せるようにし,一連
の操作で自由に表示できるようにした新しい電子図書館
システムにおいて,目的の書籍情報が雑誌である場合に
は,複数冊の雑誌にわたる連載記事を1冊の本のように
通読できるようにする連載表示処理方式を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の構成例を
示す。図1において,1はコンピュータ,2はディスプ
レイ,3はマウス,キーボード等の人手入力装置,4は
大容量ファイルメモリ,10は電子図書館管理部,11
は書籍管理データベース,12は書籍表示処理部を表
す。書籍表示処理部12は,連載表示制御手段13を持
つ。
【0010】大容量ファイルメモリ4は,複数冊分の書
籍情報を蓄積する手段である。電子図書館管理部10
は,書籍情報を登録し,書籍管理データベース11にア
クセスして目的の書籍の検索,絞り込み,絞り込みの結
果の一覧表示等を行う手段である。
【0011】書籍管理データベース11は,大容量ファ
イルメモリ4に蓄積された書籍情報に対する検索情報を
管理する手段である。書籍表示処理部12は,検索され
た書籍に対応する書籍情報を大容量ファイルメモリ4か
ら読み出して表示する手段である。また,書籍操作情報
の入力に応じて電子図書館管理部10を再起動する手段
を持つ。
【0012】請求項1記載の発明の場合,連載表示制御
手段13は,大容量ファイルメモリ4に蓄積された書籍
情報における雑誌の連載記事に対して,連載読み出しモ
ードを設定する手段,人手入力装置3からの頁前進また
は頁後退の指示に際して連載読み出しモードが設定して
あるか否かを調べ,連載読み出しモードが設定されてい
れば表示中の頁がどの位置であるかを調べる手段と,最
終頁の表示中に頁前進が指示された場合にはその雑誌の
次の号の同じ連載記事の先頭頁を表示する手段と,先頭
頁の表示中に頁後退が指示された場合にはその雑誌の前
の号の同じ連載記事の最終頁を表示する手段と,これら
以外の頁前進/後退指示に際しては通常の頁前進または
頁後退を行う手段とを持つ。
【0013】請求項2記載の発明の場合,連載表示制御
手段13は,前記請求項1記載の発明における各手段に
加えて,次の号の同じ連載記事の先頭頁を表示するとき
に次の号が休載であった場合にはさらに次の号の書籍情
報を読み出して,その連載記事の先頭頁を表示する手段
と,前記前の号の同じ連載記事の最終頁を表示するとき
に前の号が休載であった場合にはさらに前の号の書籍情
報を読み出して,その連載記事の最終頁を表示する手段
とを持つ。
【0014】請求項3記載の発明の場合,連載表示制御
手段13は,書籍情報を表示しているときの人手入力装
置3からの頁前進または頁後退の要求に際して,表示中
の頁がどの記事のどの位置であるかを調べ,中間であれ
ば通常の頁前進または頁後退を行う手段と,連載記事の
最終頁で頁前進が指示されたときに次の号を読み出すか
否かを読者に問い合わせる手段と,この問い合わせに対
する応答がYESであれば,次の号の連載記事の先頭頁
を表示し,NOであれば通常の頁前進を行う手段と,連
載記事の先頭頁で頁後退が指示されたときに前の号を読
み出すか否かを読者に問い合わせる手段と,この問い合
わせに対する応答がYESであれば,前の号の連載記事
の最終頁を表示し,NOであれば通常の頁後退を行う手
段とを持つ。
【0015】請求項4記載の発明の場合,連載表示制御
手段13は,大容量ファイルメモリ4に蓄積された書籍
情報における雑誌の連載記事に対して,頁前進または頁
後退の指示とは別に,連載前進または連載後退の指示を
受け付ける手段と,前記連載前進が指示された場合に,
現在頁が記事の先頭/中間/最終の何れであっても連載
記事の表示を次の号の連載記事へ移行する手段と,前記
連載後退が指示された場合に,現在頁が記事の先頭/中
間/最終の何れであっても連載記事の表示を前の号の連
載記事へ移行する手段とを持つ。
【0016】請求項5記載の発明の場合,連載表示制御
手段13は,ある号の連載記事の表示中に表紙の表示指
示があると,連載開始号を表示するか否かを読者に問い
合わせる手段と,この問い合わせに対する応答がYES
であれば,表示中の頁がどの記事であるかを調べて連載
開始号のその連載記事の先頭頁を表示し,NOであれば
現在表示中の号の表紙を表示する手段と,ある号の連載
記事の表示中に裏表紙の表示指示があると,連載最終号
を表示するか否かを読者に問い合わせる手段と,この問
い合わせに対する応答がYESであれば,表示中の頁が
どの記事であるかを調べて連載最終号のその連載記事の
先頭頁または最終頁を表示し,NOであれば現在表示中
の号の裏表紙を表示する手段とを持つ。
【0017】
【作用】本発明は,複数の本を一元管理する電子図書館
システムに,雑誌の連載表示機能を付加するものであ
る。電子図書館システムでは,雑誌,単行本等の本の種
類を管理している。このようなシステムにおいて,特に
本発明では,本の種類が雑誌である場合,雑誌の表紙を
表示したときに連載表示モードにするか否かを選択させ
る。あるいは,ナビゲーションボタンとしてモード切り
替えボタンを設けて選択させてもよい。このように連載
表示モードを設定した場合には,連載記事の最終頁で1
頁前進ボタンを指示したときに,その号の次の頁ではな
く次の号の該当連載記事の先頭頁を表示するようにす
る。後退を指示すれば前の号の連載記事における最終頁
を表示する。そのために記事毎に雑誌内で一意な管理番
号を付与しておく。最新号で前進を指示した場合には,
次の号は無い旨のメッセージを表示する。連載第1回で
後退を指示した場合には,前の号は無い旨のメッセージ
を表示する。連載記事が号によっては休載されることも
有り得るが,記事毎に一意な管理情報を付与しているの
で,前進を指示したときに次の号に該当記事がなけれ
ば,さらに次の号を呼び出すようにする。後退の場合で
前の号の連載記事が休載の場合にはさらに前の号を読み
出す。
【0018】別の方式として,連載表示モードを特に設
けず,連載記事の最終頁で頁前進を指示したときに,次
号を読み出すか否か問い合わせて,応答がYESであれ
ば次号の連載記事の先頭頁を表示する。
【0019】また別の方式として,頁前進/後退ボタン
とは別に連載前進/後退ボタンを設ける。この場合には
利用者が頁前進/後退と連載前進/後退を意識的に使い
分けなければならず,多少煩わしい面もあるが,慣れれ
ば操作の手間が少なくなる。ただし,他号への移行条件
を前記の方式と同様にしてもよいが,記事の先頭/中間
/最終の判定を除外し,また次号だけでなく前号へ移行
する場合も先頭頁を表示することとして,記事の連続性
を重視した前記の方式と使い分けることも考えられる。
【0020】さらに別の方式として,雑誌の連載記事表
示中に表紙を指示すると,その号の表紙ではなく連載開
始号の同じ連載記事の最初の頁を表示し,裏表紙を指示
すると同じ連載記事の最終回の最初の頁または最後の頁
を表示する。ただし,その号の表紙や裏表紙を表示した
いこともあるので,表紙/裏表紙を指示したときにその
号の表紙/裏表紙を表示するか,連載開始号または最終
回の連載記事を表示するかを選択させるようにする。
【0021】
【実施例】初めに,本発明の実施例における電子図書館
システムについて説明する。図2は,ブックメタファの
書籍情報を複数冊分一元管理し,様々な検索手段で選択
表示する電子図書館システムの実施例の構成および動作
を示す図である。システム全体は,コンピュータ1,デ
ィスプレイ2,キーボードやマウス等の人手入力装置
3,大容量ファイルメモリ4からなる。コンピュータ1
は電子図書館管理部10,書籍管理データベース11,
書籍表示処理部12を搭載している。図中のS1〜S1
4は,以下で説明する本の検索,表示に係わる動作の順
序を表す。電子図書館システムを立ち上げると,電子図
書館管理部10が始動して開始画面を表示する。開始画
面において本の検索を選択すると,図2に示すS1のよ
うに検索用画面をディスプレイ2に表示する。これに対
し,S2のように人手入力装置3により検索キー入力を
行うと,S3のように電子図書館管理部10は書籍管理
データベース11へアクセスを行い,S4のように書籍
管理データベース11から検索キーワードリストや書籍
リストを引き継ぐ。それによってS5のようにキーワー
ド一覧や書籍一覧をディスプレイ2に表示する。検索キ
ーは色々な種類があるので,S1の検索用画面の表示と
S2の検索キー入力は数回繰り返される。ここでは,本
の種別,本の分野,出版社,著者,出版年度,キーワー
ドによる検索を行い,最後に書籍リストを表示するとす
る。これらの検索キー情報は書籍管理データベース11
の書籍対応のレコードの要素となっている。
【0022】書籍リストが表示されるとS6のように書
籍が選択され,電子図書館管理部10は,S7のように
書籍名に対応する書籍情報ファイル名を書籍表示処理部
12に引き継ぐとともに制御を渡す。書籍表示処理部1
2は,S8のように大容量ファイルメモリ4にアクセス
し,S9のように書籍情報を読み上げてS10のように
書籍(本)の表紙をディスプレイ2に表示する。この後
は,S11の書籍操作の入力とS12の書籍の内容表示
を会話的に繰り返し,最後にS13のように書籍表示の
終了要求があると,S14のように書籍表示処理部12
は電子図書館管理部10に制御を返し,電子図書館管理
部10は検索用画面を再表示する。
【0023】図3は本発明の実施例における雑誌の書籍
情報の様式(データ構造)の例を示す。書籍情報30の
先頭には本の種別が有り,本の種別によって書籍情報の
様式は異なる。本の種別が雑誌の場合には,書籍情報3
0は,書籍管理情報(雑誌管理情報)31,記事管理情
報32,頁毎の書籍情報33,付加情報34からなる。
書籍管理情報(雑誌管理情報)31は,本種別,書籍コ
ード,雑誌名,号数,出版社,発行年月日などからな
る。
【0024】記事管理情報32は,各頁対応の記事番
号,先頭/中間/最終の表示と,各記事毎の題名,執筆
者名,先頭頁番号,最終頁番号,連載回数などの情報か
らなる。連載回数には最終回か否かの判定符号も含め
る。例えば,最終回には連載回数の先頭ビットを1と
し,その他の場合には0とする。もちろん,これら以外
の付帯情報を持つことも考えられるが,連載表示に必須
であるのは,例えば本種別,書籍コード,号数と上記の
記事管理情報32である。なお,紙の雑誌の書籍コード
には号数に対応する部分も含まれており,同様な番号体
系を用いるとすれば号数は不要である。
【0025】単行本の場合には記事管理情報32は不要
であるが,目次情報は必要なので,雑誌の記事管理情報
32と目次情報とを使い分けることができるようにして
共通化を図ることも考えられる。
【0026】書籍情報33は,各頁の表示情報である。
付加情報34は,本の中から呼ばれる画面や音声などの
情報であり,特定の頁に対応するものもあるが,アラー
ム音などのように共通的に利用されるものもある。
【0027】以下,各請求項に対応する本発明の実施例
を詳細に説明する。 〔第1の実施例〕第1の実施例は,請求項1または請求
項2に記載される発明に対応する実施例である。
【0028】図4は本発明の第1の実施例における表紙
画面の表示である。図4において,40は各種の機能ボ
タン,41は連載読み出しモード設定ボタン,42は連
載読み出しモード解除ボタン,43は表紙の表示を表
す。機能ボタン40は,頁操作などのための一般的な操
作指示を入力するボタンであり,表紙/裏表紙表示,1
頁前進/後退,連続前進/後退,停止,付箋紙設定,U
ndo,終了などのボタンがあり,所望する頁の表示,
付箋紙の設定等の操作,または操作の取消しまたは終了
の指示を入力する場合などに用いられる。連載読み出し
モード設定ボタン41は,表示されている書籍情報が雑
誌である場合に,その雑誌の中の複数冊に跨がる連載記
事を通読するモードを設定するボタンであり,これを指
示すると連載読み出しモードになる。連載読み出しモー
ド解除ボタン42を指示すると,通常のモードとなる。
【0029】図5は本発明の第1の実施例における頁前
進処理のフローチャートである。雑誌表示中に頁前進の
指示を検出すると(ステップS21),連載読み出しモ
ードが設定されているか否か調べ(ステップS22),
連載読み出しモードが設定されていれば現在の頁番号に
よって図3の記事管理情報32を探索して記事の最終頁
か否か調べ(ステップS23),最終頁なら記事管理情
報32から記事番号を取得し(ステップS24),記事
番号に対応する連載回数を取得し(ステップS25),
連載回数が最終回かどうかを判断し(ステップS2
6),連載回数が最終回でなければさらに書籍管理情報
31から書籍コードと号数を取得し(ステップS27,
ステップS28),号数を1つ前進させて(ステップS
29),前記書籍コードと号数とにより書籍管理データ
ベース11を検索し,書籍ファイル名を取得する(ステ
ップS30)。
【0030】該当する書籍ファイル名があれば,取得し
た書籍ファイル名により大容量ファイルメモリ4から書
籍情報を読み出し(ステップS31),休載も有り得る
ことを想定して該当記事の有無を確認し(ステップS3
2),該当記事がなければ号数前進(ステップS29)
のところへ戻り,該当記事があれば記事番号に対応する
先頭頁番号を取得し(ステップS33),その頁を表示
して(ステップS34),頁前進処理を終了する。
【0031】ステップS22において連載読み出しモー
ドでない場合またはステップS23において記事の最終
頁でない場合には,通常の頁前進処理を行い(ステップ
S35),頁前進処理を終了する。
【0032】また,ステップS26において最終回なら
ば,最終回を表示中である旨のメッセージを表示し(ス
テップS36),確認ボタン指示を検出して(ステップ
S37),頁前進処理を終了する。
【0033】ステップS30において該当する書籍情報
ファイルがない場合には,現在表示中の記事が最新回
(休載も有り得るので最新号とは限らない)である旨の
メッセージを表示し(ステップS38),確認ボタンの
指示を検出して(ステップS39),頁前進処理を終了
する。
【0034】図6は本発明の第1の実施例における頁後
退処理のフローチャートである。頁前進の場合と基本的
には同様の動作であるが,記事番号によって図3の記事
管理情報32を検索して連載回数を取得し,現在の連載
回数が1回目なら連載開始号であることのメッセージを
表示すること,連載2回目以降なら,号数を後退して書
籍情報ファイルを読み出し,該当記事の最終頁を表示す
ることが異なる。
【0035】雑誌表示中に頁後退の指示を検出すると
(ステップS41),連載読み出しモードが設定されて
いるか否かを調べ(ステップS42),連載読み出しモ
ードが設定されていれば現在の頁番号によって記事管理
情報32を探索して記事の先頭頁か否かを調べ(ステッ
プS43),先頭頁なら記事管理情報32から記事番号
を取得し(ステップS44),記事番号に対応する連載
回数を調べ(ステップS45),連載回数が2回以降で
あればさらに書籍管理情報31から書籍コードと号数と
を取得し(ステップS46,ステップS47),号数を
1つ後退させて(ステップS48),前記書籍コードと
号数とにより書籍管理データベース11を検索し,書籍
ファイル名を取得する(ステップS49)。
【0036】該当する書籍ファイル名により,大容量フ
ァイルメモリ4から書籍情報を読み出し(ステップS5
0),該当記事の有無を確認し(ステップS51),該
当記事がなければ号数後退(ステップS48)のところ
へ戻り,該当記事があれば記事番号に対応する最終頁番
号を取得し(ステップS52),その頁を表示して(ス
テップS53),頁後退処理を終了する。
【0037】ステップS42において連載読み出しモー
ドでない場合またはステップS43において記事の先頭
頁でない場合には,通常の頁後退処理を行う(ステップ
S54)。
【0038】また,ステップS45において連載回数が
1回であれば,先頭号を表示中である旨のメッセージを
表示し(ステップS55),頁後退処理を終了する。 〔第2の実施例〕第2の実施例は,請求項3に記載され
る発明に対応する実施例である。図7は本発明の第2の
実施例における頁前進処理のフローチャート,図8は本
発明の第2の実施例における頁後退処理のフローチャー
トである。
【0039】図7のフローチャートと図5に示す第1の
実施例のフローチャートとの違いは連載読み出しモード
か否かの確認を行わず,代わりに記事の最終頁であれば
連載読み出しを行うか否かの問い合わせ画面を表示し,
その結果によって連載読み出しをするか通常の頁前進処
理をするかを決める点である。なお,連載読み出しモー
ドがないので図4に示すモード設定画面も無い。
【0040】図8のフローチャートと図6に示す第1の
実施例のフローチャートとの違いは,頁前進と同様,モ
ード確認のかわりに連載読み出しの問い合わせを行う点
である。第2の実施例は,連載記事の最終頁,先頭頁で
頁前進/後退する都度,連載読み出しを行うか否かを問
い合わせてくるのが利用者にとって煩わしいが,モード
を設定し直さなくても通常の頁前進/後退と併用できる
点が便利である。
【0041】図7において,雑誌表示中に頁前進の指示
を検出すると(ステップS61),現在の頁番号によっ
て記事管理情報32を探索して記事の最終頁か否かを調
べ(ステップS62),最終頁であれば連載読み出しを
行うか否かの問い合わせを表示し(ステップS63),
連載読み出しが指示されているか否かを調べ(ステップ
S64),連載読み出しが指示されていれば,記事管理
情報32から記事番号を取得し(ステップS65),記
事番号に対応する連載回数を取得し(ステップS6
6),その連載回数が最終回かどうかを判断し(ステッ
プS67),連載回数が最終回でなければさらに書籍管
理情報31から書籍コードと号数とを取得し(ステップ
S68,ステップS69),号数を1つ前進させて(ス
テップS70),前記書籍コードと号数とにより書籍管
理データベース11を検索し,書籍ファイル名を取得す
る(ステップS71)。
【0042】該当する書籍ファイル名があれば,大容量
ファイルメモリ4から書籍情報を読み出し(ステップS
72),該当記事の有無を確認し(ステップS73),
該当記事がなければ号数前進(ステップS70)のとこ
ろへ戻り,該当記事があれば記事番号に対応する先頭頁
番号を取得し(ステップS74),その頁を表示して
(ステップS75),頁前進処理を終了する。
【0043】ステップS62において連載記事の最終頁
でない場合またはステップS64において連載読み出し
でない場合には,通常の頁前進処理を行う(ステップS
76)。
【0044】また,ステップS67において最終回なら
ば,最終回を表示中である旨のメッセージを表示し(ス
テップS77),確認ボタンの指示を検出して(ステッ
プS78),頁前進処理を終了する。
【0045】ステップS71において該当する書籍情報
ファイルがない場合には,現在表示中の記事が最新回
(休載も有り得るので最新号とは限らない)であること
のメッセージを表示し(ステップS79),確認ボタン
の指示を検出して(ステップS80),頁前進処理を終
了する。
【0046】図8において,雑誌表示中に頁後退の指示
を検出すると(ステップS91),現在の頁番号によっ
て記事管理情報32を探索して記事の先頭頁か否かを調
べ(ステップS92),先頭頁なら連載読み出しの問い
合わせを表示し(ステップS93),連載読み出しが指
示されているか否かを調べ(ステップS94),連載読
み出しが指示されていれば,記事管理情報32から記事
番号を取得し(ステップS95),記事番号に対応する
連載回数を調べ(ステップS96),連載回数が2回以
降であればさらに書籍管理情報31から書籍コードと号
数とを取得し(ステップS97,ステップS98),号
数を1つ前進させて(ステップS99),前記書籍コー
ドと号数とにより書籍管理データベース11を検索し,
書籍ファイル名を取得する(ステップS100)。
【0047】該当する書籍ファイル名により,大容量フ
ァイルメモリ4から書籍情報を読み出し(ステップS1
01),該当記事の有無を確認し(ステップS10
2),該当記事がなければ号数後退(ステップS99)
のところへ戻り,該当記事があれば記事番号に対応する
最終頁番号を取得し(ステップS103),その頁を表
示して(ステップS104),頁後退処理を終了する。
【0048】ステップS92において連載記事の先頭頁
でない場合またはステップS94において連載読み出し
でない場合には,通常の頁後退処理を行う(ステップS
105)。
【0049】また,ステップS96において連載回数が
1回であれば,先頭号を表示中である旨のメッセージを
表示し(ステップS106),頁後退処理を終了する。 〔第3の実施例〕第3の実施例は,請求項4に記載され
る発明に対応する実施例である。
【0050】図9は本発明の第3の実施例における連載
前進処理のフローチャート,図10は本発明の第3の実
施例における連載後退処理のフローチャートを示す。こ
の処理はナビゲーションボタンとして追加する連載前進
/後退ボタンを指示することにより起動する。
【0051】図9,図10では,連載前進/後退は記事
の最終頁/先頭頁に限らずどこからでも起動できる点が
第1,第2の実施例と異なる。もちろん,通常の頁前進
/後退の操作性に影響を与えずに併用できる点も有利で
ある。
【0052】図9においては,連載前進を検出後,直ち
に記事番号,連載回数を取得して最終回か否か判定し,
最終回でなければ書籍コード,号数を取得し,号数を1
つ前進して書籍ファイル名を検索し,書籍情報を読み出
して該当記事の先頭頁を表示する。また,図10に示す
連載後退処理では,連載前進処理と同様に書籍情報ファ
イルを読み出した後,該当記事の最終頁ではなく先頭頁
を表示する。これを第1,第2の実施例と同様に最終頁
にすることも容易であるが,敢えて異なる効果で用いれ
ば,第1または第2の実施例との併用も考えられる。
【0053】図9において,雑誌表示中に連載前進の指
示を検出すると(ステップS111),記事管理情報3
2から記事番号を取得し(ステップS112),記事番
号に対応する連載回数を取得し(ステップS113),
その連載回数が最終回かどうかを判断し(ステップS1
14),連載回数が最終回でなければさらに書籍管理情
報31から書籍コードと号数とを取得し(ステップS1
15,ステップS116),号数を1つ前進させて(ス
テップS117),前記書籍コードと号数とにより書籍
管理データベース11を検索し,書籍ファイル名を取得
する(ステップS118)。
【0054】該当する書籍ファイル名が取得できれば,
大容量ファイルメモリ4から書籍情報を読み出し(ステ
ップS119),該当記事の有無を確認し(ステップS
120),該当記事がなければ号数前進(ステップS1
17)のところへ戻り,該当記事があれば記事番号に対
応する先頭頁番号を取得し(ステップS121),その
頁を表示して(ステップS122),連載前進処理を終
了する。
【0055】ステップS114において最終回であれ
ば,最終回を表示中である旨のメッセージを表示し(ス
テップS123),連載前進処理を終了する。ステップ
S118において該当する書籍情報ファイルがない場合
には,現在表示中の記事が最新回(休載も有り得るので
最新号とは限らない)であることのメッセージを表示し
(ステップS124),確認ボタンの指示を検出して
(ステップS125),連載前進処理を終了する。
【0056】図10において,雑誌表示中に連載後退の
指示を検出すると(ステップS131),記事管理情報
32から記事番号を取得し(ステップS132),記事
番号に対応する連載回数を調べ(ステップS133),
連載回数が2回以降であればさらに書籍管理情報31か
ら書籍コードと号数とを取得し(ステップS134,ス
テップS135),号数を1つ後退して(ステップS1
36),前記書籍コードと号数とにより書籍管理データ
ベース11を検索し,書籍ファイル名を取得する(ステ
ップS137)。
【0057】該当する書籍ファイル名により,書籍情報
を読み出し(ステップS138),該当記事の有無を確
認し(ステップS139),該当記事がなければ号数後
退(ステップS136)のところへ戻り,該当記事があ
れば記事番号に対応する先頭頁番号を取得し(ステップ
S140),その頁を表示して(ステップS141),
連載後退処理を終了する。
【0058】ステップS133において連載回数が1回
であれば,先頭号を表示中である旨のメッセージを表示
して(ステップS142),連載後退処理を終了する。 〔第4の実施例〕第4の実施例は,請求項5に記載され
る発明に対応する実施例である。
【0059】図11は本発明の第4の実施例における表
紙表示処理のフローチャートを表す。この動作は,例え
ば機能ボタン(ナビゲーションボタン)40の表紙ボタ
ンを指示したときに起動され,まず,連載開始号を表示
するか否かを問い合わせ,YESなら連載開始号か否か
を調べ,連載開始号でなければ現在の記事番号,書籍コ
ード,号数,連載回数を取得し,号数と連載回数から連
載開始号の号数を算出し,書籍ファイル名を検索して書
籍情報を読み出す。書籍情報に該当記事があればその連
載回数を確認し,連載開始号であればその記事の先頭頁
を表示する。該当記事がなければ休載があったものと見
なして,号数を1つ後退してファイル検索からやり直
す。連載回数が2回目以降であれば,やはり休載があっ
たものと見なすが,少なくとも(連載回数−1)回以上
の休載があったことを考慮して,号数と連載回数から連
載開始号を算出する処理まで戻す。連載開始号表示の問
い合わせに対しNOのときは,通常の表紙表示処理を行
う。現在が連載開始号のときには連載開始号表示中のメ
ッセージを表示し,確認ボタンの指示検出で処理を終了
する。
【0060】図12は本発明の第4の実施例における裏
表紙表示処理のフローチャートを表す。この動作は裏表
紙ボタンの指示で起動され,最新回を表示するか否か問
い合わせ,YESならば現在の号数を取得し記事番号か
ら連載回数を取得し,最終回でなければ次の号があるか
否か確認し,あれば号数を歩進しながらファイル名が無
くなるまでファイル名検索を繰り返し,ファイル名が無
くなれば,その一つ前が最新号なので号数を減算して書
籍情報を読み出し,該当記事があればそれが最新回なの
でその記事の先頭頁を表示する。該当記事がなければ該
当記事が見つかるまで号数を減算しながら書籍名ファイ
ルの検索を行って書籍情報読み出しを繰り返す。最終回
表示中の場合には,その旨のメッセージを表示する。
【0061】この第4の実施例も第1〜第3の実施例と
併せて用いることができる。図11に示す処理をさらに
詳しく説明すると以下のとおりである。雑誌表示中に表
紙の表示指示を検出すると(ステップS151),連載
開始号を表示するか否かの問い合わせを表示し(ステッ
プS152),連載開始号表示であるか否かを判断して
(ステップS153),連載開始号を表示するのであれ
ば,現在の頁番号によって記事管理情報32を探索して
記事管理情報32から連載回数を読み出し(ステップS
154),連載開始号であるか否かを判断し(ステップ
S155),連載開始号でなければ書籍情報30から記
事番号と書籍コードと号数とを取得し(ステップS15
6,ステップS157,158),取得した号数から連
載回数を引いて1を足したものを連載開始号の号数とし
(ステップS159),その号数を用いて書籍管理デー
タベース11を検索し,書籍ファイル名を取得する(ス
テップS160)。
【0062】該当する書籍ファイル名により,大容量フ
ァイルメモリ4から書籍情報を読み出し(ステップS1
61),該当記事の有無を確認し(ステップS16
2),該当記事があれば連載回数を確認し(ステップS
163),連載回数が1回であれば記事番号に対応する
先頭頁番号を取得し(ステップS164),その頁を表
示して(ステップS165),表紙表示処理を終了す
る。
【0063】ステップS153において連載開始号を表
示しない場合には,通常の表紙表示処理を行う(ステッ
プS166)。また,ステップS155において現在が
連載開始号であれば,連載開始号表示中である旨のメッ
セージを表示し(ステップS167),確認ボタンの指
示を検出して(ステップS168),表紙表示処理を終
了する。
【0064】ステップS162において該当する記事情
報がない場合には,号数を1つ後退して(ステップS1
69),再度書籍ファイル名を検索する(ステップS1
60)。
【0065】図12において,雑誌表示中に裏表紙の表
示指示を検出すると(ステップS181),最新回を表
示するか否かの問い合わせを表示し(ステップS18
2),最新回表示であるか否かを判断して(ステップS
183),最新回表示であれば,現在の頁番号によって
記事管理情報32を探索して記事管理情報32から連載
回数を読み出し(ステップS184),最終回連載号で
あるか否かを判断し(ステップS185),最終回号で
なければ記事管理情報32から号数を取得し(ステップ
S186),次号に連載記事があるか否かを判断するた
めに,取得した号数に1を加えたものを号数とし(ステ
ップS187),その号数を用いて書籍管理データベー
ス11を検索し,書籍ファイル名を取得する(ステップ
S188)。
【0066】該当する書籍ファイル名があれば,号数に
さらに1を加えて号数(次号)とし(ステップS18
9),該当する書籍ファイル名を検索し(ステップS1
90),ステップS189とS190を書籍ファイル名
がなくなる号まで繰り返す。ステップS190におい
て,書籍ファイル名がない号の1つ前の号が最新号であ
るので,その号数から1を減じて号数とし(ステップS
191),書籍ファイル名を検索し(ステップS19
2),その書籍ファイル名により書籍情報を読み出し
(ステップS193),該当記事の有無を確認し(ステ
ップS194),該当記事がなければステップS191
のところへ戻り,該当記事があれば記事番号に対応する
先頭頁番号を取得し(ステップS195),その頁を表
示して(ステップS196),裏表紙表示処理を終了す
る。
【0067】ステップS183において最新回を表示し
ない場合には,通常の裏表紙表示処理を行う(ステップ
S197)。また,ステップS185において現在が最
終回ならば,最終回表示中である旨のメッセージを表示
し(ステップS198),確認ボタンの指示を検出して
(ステップS199),裏表紙表示処理を終了する。
【0068】ステップS188において,該当する書籍
ファイルがない場合には,最新回表示中である旨のメッ
セージを表示し(ステップS200),確認ボタンの指
示を検出して(ステップS201),裏表紙表示処理を
終了する。上記各実施例において,書籍表示機能のUn
doを拡張して,Undoボタンの指示により,元の号
へ戻るようにしておけば一層便利である。
【0069】
【発明の効果】以上に述べたように,本発明の連載表示
処理方式を用いれば,連載記事の次号や前号への連続的
なアクセスが容易であり,さらに連載開始号から読み直
したり,最新回がどうなっているか確認することも容易
に行えるため,利用者にとって非常に便利なシステムが
実現できる。例えば,連載小説を一気に読み通したり,
最新回を読んでいて前回がどうなっていたかを確認した
り,初回がどうなっていたかを確認したりできる。ま
た,学術や技術の連載講座等で,目的の内容がどの号に
あったか分からないとき,号を遡ったり,前に進めたり
するのが紙の本に比べて非常に容易であり,必要な情報
へのアクセスが迅速になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成例を示す図である。
【図2】実施例の電子図書館システムの構成および動作
概要図である。
【図3】雑誌の書籍情報の様式の例を示す図である。
【図4】第1の実施例の連載読み出しモード設定画面を
示す図である。
【図5】第1の実施例の頁前進処理フローチャートであ
る。
【図6】第1の実施例の頁後退処理フローチャートであ
る。
【図7】第2の実施例の頁前進処理フローチャートであ
る。
【図8】第2の実施例の頁後退処理フローチャートであ
る。
【図9】第3の実施例の連載前進処理フローチャートで
ある。
【図10】第3の実施例の連載後退処理フローチャート
である。
【図11】第4の実施例の表紙表示処理フローチャート
である。
【図12】第4の実施例の裏表紙表示処理フローチャー
トである。
【図13】ブックメタファによる書籍表示の例を示す図
である。
【符号の説明】
1 コンピュータ 2 ディスプレイ 3 人手入力手段(キーボード,マウス等) 4 大容量ファイルメモリ 10 電子図書館管理部 11 書籍管理データベース 12 書籍表示処理部 13 連載表示制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉宗 俊哉 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータにより書籍情報を蓄積,管
    理し,選択された書籍情報を本のイメージで表示する手
    段と,複数冊分の書籍情報を管理する手段と,ディスプ
    レイと,人手入力装置と,書籍情報蓄積のための大容量
    ファイルメモリとを備えたシステムにおける連載表示処
    理方式であって,前記蓄積された書籍情報における雑誌
    の連載記事に対して,連載読み出しモードを設定する手
    段と,前記人手入力装置からの頁前進または頁後退の指
    示に際して連載読み出しモードが設定してあるか否かを
    調べ,連載読み出しモードが設定されていれば表示中の
    頁がどの位置であるかを調べる手段と,最終頁の表示中
    に頁前進が指示された場合にはその雑誌の次の号の同じ
    連載記事の先頭頁を表示する手段と,先頭頁の表示中に
    頁後退が指示された場合にはその雑誌の前の号の同じ連
    載記事の最終頁を表示する手段と,これら以外の頁前進
    /後退指示に際しては通常の頁前進または頁後退を行う
    手段とを備えたことを特徴とする連載表示処理方式。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の連載表示処理方式におい
    て,前記次の号の同じ連載記事の先頭頁を表示する手段
    は,次の号が休載であった場合にはさらに次の号の書籍
    情報を読み出して,その連載記事の先頭頁を表示し,前
    記前の号の同じ連載記事の最終頁を表示する手段は,前
    の号が休載であった場合にはさらに前の号の書籍情報を
    読み出して,その連載記事の最終頁を表示するように構
    成されたことを特徴とする連載表示処理方式。
  3. 【請求項3】 コンピュータにより書籍情報を蓄積,管
    理し,選択された書籍情報を本のイメージで表示する手
    段と,複数冊分の書籍情報を管理する手段と,ディスプ
    レイと,人手入力装置と,書籍情報蓄積のための大容量
    ファイルメモリとを備えたシステムにおける連載表示処
    理方式であって,前記書籍情報を表示しているときの前
    記人手入力装置からの頁前進または頁後退の要求に際し
    て,表示中の頁がどの記事のどの位置であるかを調べ,
    中間であれば通常の頁前進または頁後退を行う手段と,
    連載記事の最終頁で頁前進が指示されたときに次の号を
    読み出すか否かを読者に問い合わせる手段と,この問い
    合わせに対する応答がYESであれば,次の号の連載記
    事の先頭頁を表示し,NOであれば通常の頁前進を行う
    手段と,連載記事の先頭頁で頁後退が指示されたときに
    前の号を読み出すか否かを読者に問い合わせる手段と,
    この問い合わせに対する応答がYESであれば,前の号
    の連載記事の最終頁を表示し,NOであれば通常の頁後
    退を行う手段とを備えたことを特徴とする連載表示処理
    方式。
  4. 【請求項4】 コンピュータにより書籍情報を蓄積,管
    理し,選択された書籍情報を本のイメージで表示する手
    段と,複数冊分の書籍情報を管理する手段と,ディスプ
    レイと,人手入力装置と,書籍情報蓄積のための大容量
    ファイルメモリとを備えたシステムにおける連載表示処
    理方式であって,前記蓄積された書籍情報における雑誌
    の連載記事に対して,頁前進または頁後退の指示とは別
    に,連載前進または連載後退の指示を受け付ける手段
    と,前記連載前進が指示された場合に,現在頁が記事の
    先頭/中間/最終の何れであっても連載記事の表示を次
    の号の連載記事へ移行する手段と,前記連載後退が指示
    された場合に,現在頁が記事の先頭/中間/最終の何れ
    であっても連載記事の表示を前の号の連載記事へ移行す
    る手段とを備えたことを特徴とする連載表示処理方式。
  5. 【請求項5】 コンピュータにより書籍情報を蓄積,管
    理し,選択された書籍情報を本のイメージで表示する手
    段と,複数冊分の書籍情報を管理する手段と,ディスプ
    レイと,人手入力装置と,書籍情報蓄積のための大容量
    ファイルメモリとを備えたシステムにおける連載表示処
    理方式であって,ある号の連載記事の表示中に表紙の表
    示指示があると,連載開始号を表示するか否かを読者に
    問い合わせる手段と,この問い合わせに対する応答がY
    ESであれば,表示中の頁がどの記事であるかを調べて
    連載開始号のその連載記事の先頭頁を表示し,NOであ
    れば現在表示中の号の表紙を表示する手段と,ある号の
    連載記事の表示中に裏表紙の表示指示があると,連載最
    終号を表示するか否かを読者に問い合わせる手段と,こ
    の問い合わせに対する応答がYESであれば,表示中の
    頁がどの記事であるかを調べて連載最終号のその連載記
    事の先頭頁または最終頁を表示し,NOであれば現在表
    示中の号の裏表紙を表示する手段とを備えたことを特徴
    とする連載表示処理方式。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07230466A (ja) * 1994-02-16 1995-08-29 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 電子図書館システム
JPH0991116A (ja) * 1995-09-20 1997-04-04 Canon Inc 情報処理装置及びその方法
JPH0997161A (ja) * 1995-09-29 1997-04-08 Canon Inc 情報処理方法とその装置
JPH09265470A (ja) * 1996-03-28 1997-10-07 M S C:Kk 電子ブック装置
JPH11338609A (ja) * 1998-05-26 1999-12-10 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 書籍型情報表示装置および書籍型情報表示方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを記録した記録媒体

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