JPH07230399A - ファイル復旧方式 - Google Patents

ファイル復旧方式

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JPH07230399A
JPH07230399A JP6021739A JP2173994A JPH07230399A JP H07230399 A JPH07230399 A JP H07230399A JP 6021739 A JP6021739 A JP 6021739A JP 2173994 A JP2173994 A JP 2173994A JP H07230399 A JPH07230399 A JP H07230399A
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JP6021739A
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English (en)
Inventor
Takayuki Nishimura
孝幸 西村
Takenobu Nakatsuka
武信 中塚
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NEC Corp
NEC Software Shizuoka Ltd
Original Assignee
NEC Corp
NEC Software Shizuoka Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ファイル復旧処理を効率化させる。 【構成】 復旧媒体管理テーブル8は、ファイルを退避
した退避媒体に関する第1の情報とジャーナル媒体名と
ジャーナルデータが出力された時刻範囲に関する第2の
情報を登録する。ファイル復旧手段5は、ファイル装置
1の障害時に、退避媒体選択手段6を介して予め入力さ
れた情報に合致する復旧媒体管理テーブル8における第
1の情報をもとに退避媒体を選択するとともに、ジャー
ナル媒体選択手段7を介して第1の情報から得られる時
間情報と第2の情報の時刻範囲情報からジャーナル媒体
を選択し選択された退避媒体とジャーナル媒体からファ
イルを復旧する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファイルの復旧方式に関
し、特にファイルの退避媒体とファイルの更新情報を蓄
えたジャーナル媒体よりファイルを最新の状態に復旧す
るファイル復旧方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファイル装置の障害時に備えて、
ファイルの管理情報とファイルの内容を併せて退避媒体
に格納しておき、またファイル退避後の更新情報はジャ
ーナル媒体に蓄えておき、障害時に退避媒体とジャーナ
ル媒体よりファイルを復旧するファイル復旧方式におい
て、ファイル退避媒体やジャーナル媒体の管理はシステ
ム管理者やあるいは個々のファイル利用者に任されてお
り、システムが大規模になると全ての退避媒体を管理す
ることは大変であった。そこで、ファイルの退避媒体を
管理手段を用いて予め管理テーブルに登録しておき、退
避/復元時の退避媒体の選択や管理を利用者が行うこと
なく自動的に行えるようにし、利用者の操作および管理
作業を軽減したファイル退避媒体の管理方式が提案され
ている(例えば特開昭62−108340号公報)。
【0003】また、ジャーナル媒体の管理に関しては、
ジャーナルデータをファイルの退避間隔内において一時
的に蓄えるジャーナル収集ファイルを確保しておき、管
理対象としてあらかじめ指定しておいたファイルに対す
るジャーナル量がジャーナル収集ファイルの所定量を越
えた場合に、指定されているファイル全てに対して自動
的にファイル退避を行い、退避媒体のみ作成しジャーナ
ル媒体へのジャーナルデータの出力を行わずに管理対象
とする復旧媒体数を削減させ、利用者負担を軽減する提
案がなされている(例えば特開平成3−63844号公
報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のファイ
ル復旧方式は、退避媒体のみの管理を行う方式では、予
め登録しておいた退避媒体を管理するのみで、利用者個
別に行う退避処理も含めた全ての退避媒体を管理するに
は限界があり、さらにジャーナル媒体と関連付けてまで
は管理されておらず、また、ジャーナル媒体を削減する
方式では、ファイルの退避媒体の管理を行っていないた
め、いずれの方式においてもファイル単位のきめ細かい
復旧やファイルを最新の状態まで復旧しようとする場合
は、ファイル復元時の退避媒体やジャーナル媒体の選択
が人手に任されるため、速やかに復旧操作が行われずフ
ァイル復旧が長時間にわたるという問題がある。
【0005】本発明は、上記問題点を鑑み、全ての退避
媒体を退避元のファイル装置の情報と退避した利用者の
情報を元にジャーナル媒体も含めて一括管理可能とし、
ファイル復旧時にはこの管理情報を元に復旧したいファ
イル装置および利用者を指定することで自動的に退避媒
体を選択しかつ、さらにジャーナル媒体も自動選択可能
とすることでファイル復旧におけるファイル保全性を高
め、人手では繁雑であったファイル復旧時の復旧媒体の
選択を自動化し、ファイル復旧時間を短縮することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、ファイル
が存在するファイル装置と、前記ファイル装置上の前記
ファイルが退避される退避媒体と、前記ファイル装置上
の前記ファイルを更新したイメージをジャーナルデータ
として蓄積するジャーナル媒体と、前記ファイルを退避
した退避媒体に関する第1の情報と前記ジャーナルデー
タが出力された前記ジャーナル媒体の媒体名と前記ジャ
ーナルデータが前記ジャーナル媒体に出力された時刻範
囲に関する第2の情報を登録する復旧媒体管理テーブル
と、前記ファイルを前記退避媒体に退避するとともに退
避された前記ファイルに関する前記第1の情報を前記復
旧媒体管理テーブルに登録するファイル退避登録手段
と、前記ジャーナル媒体へ前記ジャーナルデータの出力
を行うとともに出力された前記ジャーナル媒体が規定の
容量に達すると前記ジャーナル媒体に関する前記第2の
情報を前記復旧媒体管理テーブルへ登録するジャーナル
媒体登録手段と、前記ファイル装置の障害時に予め入力
された情報に合致する前記復旧媒体管理テーブルにおけ
る前記第1の情報をもとに第1の退避媒体を選択すると
ともに前記第1の情報から得られる時間情報と前記第2
の情報の時刻範囲情報から第1のジャーナル媒体を選択
し選択された前記第1の退避媒体と前記第1のジャーナ
ル媒体から前記ファイルを復旧するファイル復旧手段と
を備えたことを特徴とする。
【0007】また、第2の発明は、ファイルが存在する
ファイル装置と、前記ファイル装置上の前記ファイルが
退避される退避媒体と、前記ファイル装置上の前記ファ
イルを更新したイメージをジャーナルデータとして蓄積
するジャーナル媒体と、前記ファイルを退避した退避日
時,前記ファイルを退避したファイル装置名,ファイル
の保持者である利用者の名称,前記退避媒体の名称を含
んで構成される退避媒体レコードと前記ジャーナル媒体
の媒体名,前記ジャーナル媒体にジャーナルデータが出
力された日時範囲情報を含んで構成されるジャーナル媒
体レコードとを登録する復旧媒体管理テーブルと、前記
ファイルを前記退避媒体に退避するとともに第1の登録
要求を出力するファイル退避手段と、前記第1の登録要
求を受けて退避された前記ファイルに関する前記退避媒
体レコードを作成し作成された前記退避媒体レコードを
前記復旧媒体管理テーブルに登録する退避媒体登録手段
と、前記ジャーナル媒体へ前記ジャーナルデータの出力
を行うとともに前記ジャーナル媒体が規定の容量に達す
ると第2の登録要求を出力するジャーナル管理手段と、
前記第2の登録要求を受けて出力された前記ジャーナル
媒体に関し前記ジャーナル媒体レコードを作成し作成さ
れた前記ジャーナル媒体レコードを前記復旧媒体管理テ
ーブルへ登録するジャーナル媒体登録手段と、前記ファ
イル装置の障害時に起動され第1の指示に応じて指定さ
れた第1の退避媒体と第2の指示に応じて指定された第
1のジャーナル媒体から前記ファイルを復旧するファイ
ル復旧手段と、前記第1の指示を受けると前記第1の指
示で示された検索情報に合致する前記退避媒体レコード
を前記復旧媒体管理テーブルから検索し検索された前記
退避媒体レコードから前記第1の退避媒体を指定する退
避媒体選択手段と、前記第2の指示を受けると前記第2
の指示で示された前記第1の退避媒体へのファイル退避
日時情報と前記ジャーナル媒体レコードにおける前記日
時範囲情報から予め定められた方法により前記第1の退
避媒体に関係する前記ジャーナル媒体レコードを前記復
旧媒体管理テーブルから検索し検索された前記ジャーナ
ル媒体レコードから前記第1のジャーナル媒体を指定す
るジャーナル媒体選択手段と、前記退避媒体の状態に関
する問い合わせを受けつけ予め備えたコンソールに表示
するとともに前記復旧媒体管理テーブルを定期的に参照
することにより予め決められた基準により不要となった
前記退避媒体レコードを削除する復旧媒体管理手段とを
備えたことを特徴とする。
【0008】
【実施例】次に,本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0009】図1は本発明の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。
【0010】本実施例のファイル復旧方式は、図1に示
すように、利用者ファイルが存在するファイル装置1、
復旧媒体としての退避媒体2およびジャーナル媒体1
3、その復旧媒体の情報が各々登録されている復旧媒体
管理テーブル8があり、ファイルの退避処理を行うファ
イル退避手段3、ジャーナル媒体を作成するジャーナル
管理手段11、およびファイルの復旧処理を行うファイ
ル復旧手段5、退避媒体情報を復旧媒体管理テーブル8
に登録する退避媒体登録手段4、ジャーナル媒体情報を
復旧媒体管理テーブル8に登録するジャーナル媒体登録
手段12、および復旧媒体管理テーブル8を検索して、
最新の退避媒体を選択する退避媒体選択手段6、退避媒
体選択手段6が選択した退避媒体2と同期を取ったジャ
ーナル媒体13を選択するジャーナル媒体選択手段7と
から構成されている。
【0011】また、利用者からの退避媒体使用状況に関
する問い合わせに対する応答や、復旧媒体管理テーブル
8を定期的に参照し退避媒体2に関する情報の整合性の
確認を行い、古く不要となった情報の削除を行う復旧媒
体管理手段9と、復旧媒体管理手段9への利用者インタ
フェースで、利用者からのコマンドを受け付け退避媒体
2に関する情報を表示するコンソール10も備えてい
る。
【0012】図2は、退避媒体2とジャーナル媒体13
の媒体情報が登録されている復旧媒体管理テーブル8の
フォーマットを示した説明図である。復旧媒体管理テー
ブル8は、テーブルの管理情報が格納されるテーブル管
理部20と、退避媒体2に関する情報が格納される退避
媒体部21と、ジャーナル媒体に関する情報が格納され
るジャーナル媒体部22とに分かれている。
【0013】テーブル管理部20には、退避媒体部21
に格納された退避媒体レコード210で最新のものの位
置を示す退避媒体ポインタ201と、復旧媒体管理手段
9による退避媒体レコード210群の定期チェック以降
に追加された退避媒体情報レコード数が格納され、定期
チェックの必要の有無の判定に用いられる退避媒体追加
情報202が存在する。
【0014】退避媒体部21には、退避媒体2に関する
情報である退避媒体レコード210が退避処理が行われ
る毎追加登録されている。
【0015】退避媒体レコード210は、退避が開始さ
れた日時である退避日時211、退避媒体2を識別する
媒体名212、および一回の退避処理で使用した退避媒
体2の本数である使用本数213、退避元のファイル装
置1を識別する退避装置名214、退避したファイルの
保有者が格納される退避利用者名215や、図示しない
が退避種別、退避媒体の障害情報等で構成されている。
また、退避したファイルは複数あるため、退避利用者名
215も複数登録される。
【0016】ジャーナル媒体部22には、ジャーナル媒
体13に関する情報であるジャーナル媒体レコード22
0がジャーナル媒体13の作成毎登録されている。
【0017】ジャーナル媒体レコード220は、ジャー
ナル媒体部22でのレコードの一連番号である媒体番号
221、ジャーナルの媒体名222、ジャーナル媒体1
3に格納されているジャーナルデータの先頭と最終のジ
ャーナルデータの作成日時である格納ジャーナル先頭日
時223、格納ジャーナル最終日時224、および図示
しないがジャーナル媒体13の障害情報等で構成されて
いる。
【0018】次に、本実施例の動作について図3から図
6のフローチャートを参照して説明する。
【0019】まず、図3によりファイル退避手段3およ
び退避媒体登録手段4によるファイルの退避処理および
退避媒体の登録処理について説明する。
【0020】ファイル退避手段3は、ファイル退避開始
処理としてまず現在の日時を取得し退避日時とし、退避
元の情報として指定されたファイル装置1の装置名と退
避媒体2の媒体名を得る。そして、退避媒体2を装置に
割り当て装填する(ステップ31)。
【0021】次に、指定されたファイルを順次得て、フ
ァイル属性と共にファイルデータを退避媒体2に退避出
力する。この時、退避を行う毎にファイルの所有者であ
る利用者名を取得し記憶しておく(ステップ32)。
【0022】利用者のファイルを全て退避するまでステ
ップ32の退避処理を繰り返す(ステップ33)。
【0023】また、次の退避媒体が必要となった場合
(ステップ34)は、退避媒体の切り替え処理を行い、
退避媒体の使用本数を+1カウントアップする(ステッ
プ35)。
【0024】全ての退避が終了した時点で、ステップ3
1からステップ35で得た退避媒体情報を退避媒体登録
手段4に通知する(ステップ36)。
【0025】退避媒体登録手段4は、受け付けた情報よ
り退避媒体レコード210を作成し(ステップ37)、
復旧媒体管理テーブル8の退避媒体ポインタ201で指
されている退避媒体部21の格納位置に退避媒体レコー
ド210を登録する。そして、退避媒体ポインタ201
を次に進め、退避媒体追加情報202を+1する(ステ
ップ38)。退避媒体登録手段4による退避媒体レコー
ド登録処理が終了後、ファイル退避終了処理が行われ、
退避処理が終了する(ステップ39)。
【0026】次に、ジャーナル管理手段11およびジャ
ーナル媒体登録手段12によるジャーナル媒体13の作
成処理および登録処理について、図4を参照して説明す
る。
【0027】ジャーナル管理手段11は、システム生成
と同時に起動されシステム内に常駐する。まずジャーナ
ル媒体13を装置へ割り当て、媒体の装填等のファイル
更新プロセス(アプリケーションプログラム;図示せ
ず)からのジャーナルイメージを取得するためのジャー
ナル管理開始処理を実行する(ステップ41)。以降ジ
ャーナルデータの受け付けが可能となる。
【0028】次に、ファイル更新プロセスからのジャー
ナルデータを受け取ると現在日時を取得する(ステップ
42)。
【0029】そしてジャーナル日時の更新処理を行う。
具体的には、図示しないが先頭ジャーナル日時格納領域
にデータが存在しない時(すなわち0の時)、取得した
現在日時を登録し、最終ジャーナル日時格納領域を常に
現在日時で更新する(ステップ43)。
【0030】これにより、ジャーナル媒体13に格納さ
れているジャーナルの作成日時(先頭/最終)が得られ
る。
【0031】その後、受け付けたジャーナルデータをジ
ャーナル媒体13へ出力する(ステップ44)。
【0032】一巻のジャーナル媒体13が終了し、ジャ
ーナル媒体13の切り替え処理が必要となるまでステッ
プ42からステップ44の処理を繰り返しジャーナル媒
体13を作成してゆく(ステップ45)。
【0033】ジャーナル媒体13の切り替えが必要とな
った場合、内部領域に記憶していた先頭/最終ジャーナ
ル日時とジャーナル媒体13の媒体名をジャーナル媒体
登録手段12に通知する(ステップ46)。
【0034】ジャーナル媒体登録手段12は、通知され
たジャーナル媒体情報よりジャーナル媒体レコード22
0を組み立て(ステップ47)、復旧媒体管理テーブル
8内のジャーナル媒体部22に追加登録する(ステップ
48)。
【0035】ジャーナル管理手段11は、ジャーナル媒
体情報の登録が終了後、ジャーナル媒体切り替え処理を
行い、内部領域内に記憶している先頭ジャーナル日時を
0クリアする(ステップ49)。そして、次のジャーナ
ルデータの入力を行う(ステップ42)。
【0036】以上により、ジャーナル媒体情報が復旧媒
体管理テーブル8内のジャーナル媒体部22に登録され
てゆく。
【0037】なお、ジャーナルデータの取得方法につい
ては、本発明に直接関与しないため、ここでは触れな
い。
【0038】次に、復旧媒体管理手段9による復旧媒体
管理テーブル8の更新処理について、図5を参照して説
明する。
【0039】復旧媒体管理手段9は、システム生成時に
自動起動されており、定期的に復旧媒体管理テーブル8
を参照し以降に示すチェック項目の確認を行う(ステッ
プ51)。まず、退避媒体部21への退避媒体レコード
210の追加の有無をテーブル管理部20内の退避媒体
追加情報202で判定し(ステップ52)、退避媒体レ
コード210が追加されていた場合、追加された退避媒
体に関する古い情報を復旧媒体管理テーブル8内の退避
媒体部21の全ての退避媒体レコード210を媒体名2
12で検索し、同一の媒体情報レコード210が存在し
た場合、その媒体情報レコード210を削除する。これ
を退避媒体追加情報202を参照して、追加された退避
媒体レコード210全てについて行う(ステップ5
3)。これにより、常に退避媒体情報が最新の状態に保
たれている。
【0040】また、コンソール10を通じて利用者から
の何らかの要求が存在したかチェックし(これは図示し
ないが復旧媒体管理手段9内に要求毎のフラグ領域が存
在している)、要求が存在した場合(ステップ54)、
要求内容で復旧媒体管理テーブル8内の退避媒体部21
を参照/更新する。なお、利用者要求としては、媒体名
を指定しての退避媒体情報レコードの削除要求、媒体名
を指定しての退避内容通知要求、ファイル装置名や利用
者名を指定しての最新退避媒体情報通知要求等があり結
果をコンソール10を通じて利用者に通知する(ステッ
プ55)。
【0041】次に、ファイル復旧手段5および退避媒体
選択手段6およびジャーナル媒体選択手段7による退避
媒体2からのファイル復旧処理およびジャーナル媒体1
3を用いてのファイルの最新状態への復旧処理につい
て、図6を参照して説明する。
【0042】まず、ファイル復旧手段5が起動される
と、復旧するファイル装置1の装置名や復旧するファイ
ルの利用者名を得て、退避媒体選択手段6に通知し、フ
ァイルを復旧するのに必要な退避媒体8の情報を得る
(ステップ61)。
【0043】退避媒体選択手段6は、復旧媒体管理テー
ブル8内の退避媒体部21の退避媒体レコード210全
てに対して、通知された装置名と利用者名で検索し、該
当する退避媒体レコード210を得る(ステップ6
2)。
【0044】そして、得た退避媒体レコード210群の
中から要求を満たす退避媒体2の最新のものを退避日時
211で判定し、その媒体名212を得る(ステップ6
3)。
【0045】ファイル復旧手段5は、退避媒体選択手段
6から通知された媒体名の退避媒体2からファイル復旧
処理を行うため、退避媒体2を装置に割り当て、装填操
作等を行う(ステップ64)。
【0046】次に、退避媒体2からファイルの復旧処理
を全てのファイルの復旧処理が終了するまで実施する
(ステップ65、ステップ66)。
【0047】以上により復旧を行いたいファイル装置1
の装置名を指定することで、最新の退避媒体2が自動的
に選択されファイル装置1上のファイルが復旧される。
【0048】次にファイル復旧手段5は、退避媒体2か
らのファイル復旧処理が終了した後、退避媒体選択手段
6から通知された退避媒体2の退避日時をジャーナル媒
体選択手段7に通知し必要なジャーナル媒体13の情報
を得る(ステップ67)。
【0049】ジャーナル媒体選択手段7では、復旧媒体
管理テーブル8のジャーナル媒体部22を参照し、通知
された退避日時が以下の関係を満たすジャーナル媒体レ
コード220を検索する(ステップ68)。
【0050】格納ジャーナル先頭日時≦退避日時≦格納
ジャーナル最終日時そして、該当するジャーナル媒体1
3のジャーナル番号221と媒体名222をファイル復
旧手段5に通知する(ステップ69)。
【0051】ファイル復旧手段5は、ジャーナル媒体選
択手段7で選択したジャーナル媒体13からファイルを
最新の状態に復旧するため、ジャーナル媒体13を装置
に割り当て、装填操作等を行う(ステップ610)。
【0052】そして、ジャーナルデータでファイルの復
旧処理を実施する(ステップ611)。
【0053】一巻のジャーナル媒体13からのファイル
復旧処理が終了すると、現在使用していたジャーナル媒
体13のジャーナル番号を指定して次のジャーナル媒体
13の媒体選択要求をジャーナル媒体選択手段7に対し
て行う(ステップ612)。
【0054】ジャーナル媒体選択手段7では、ジャーナ
ル媒体部22より指定されたジャーナル番号221の次
のジャーナル媒体レコード220を選択し(ステップ6
13)、該当ジャーナル媒体13のジャーナル番号22
1と媒体名222をファイル復旧手段5に通知する(ス
テップ614)。
【0055】ジャーナル媒体選択手段7からジャーナル
媒体の終了を通知されるまで、ファイル復旧手段5は、
ステップ610からステップ612の処理を繰り返す
(ステップ615)。
【0056】以上により、退避媒体2と同期を取ったジ
ャーナル媒体13が自動的に選択され、ジャーナルデー
タを用いたファイル復旧操作が行われる。
【0057】以上により、復旧を行いたいファイル装置
1やファイルを指定することで、退避媒体2とジャーナ
ル媒体13が自動的に選択され、ファイル装置1障害発
生直前の状態までファイルの状態が復旧される。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のファイル
復旧方式は、ファイル復旧時の退避媒体さらにはジャー
ナル媒体までも退避媒体と同期を取って自動に選択が行
われるため、ファイルの最新の状態までの復旧が人手を
介すことなく行え、ファイル復旧時間が短縮できる。ま
た、ファイル退避手段を用いた退避であれば、どのよう
なファイルであっても、またファイル退避の種別が何で
あろうと、退避した媒体を退避元の装置情報と利用者情
報を元に退避媒体を一括して管理可能となるため、従来
は管理が難しかった個別利用者のファイル単位のファイ
ル退避に関しても退避情報が得られ、きめ細かいファイ
ル復旧が実現可能となる効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本実施例の復旧媒体管理テーブルの退避媒体情
報とジャーナル媒ーマットを示す図である。
【図3】である。本実施例のファイル退避手段および退
避媒体登録手段の処理手順チャートである。
【図4】本実施例のジャーナル管理手段およびジャーナ
ル媒体登録手段のすフローチャートである。
【図5】本実施例の復旧媒体管理手段の処理手順を示す
フローチャートで
【図6】本実施例のファイル復旧手段および退避媒体選
択手段、ジャーナ段の処理手順を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 ファイル装置 2 退避媒体 3 ファイル退避手段 4 退避媒体登録手段 5 ファイル復旧手段 6 退避媒体選択手段 7 ジャーナル媒体選択手段 8 復旧媒体管理テーブル 9 復旧媒体管理手段 10 コンソール 11 ジャーナル管理手段 12 ジャーナル媒体登録手段 13 ジャーナル媒体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファイルが存在するファイル装置と、前
    記ファイル装置上の前記ファイルが退避される退避媒体
    と、前記ファイル装置上の前記ファイルを更新したイメ
    ージをジャーナルデータとして蓄積するジャーナル媒体
    と、前記ファイルを退避した退避媒体に関する第1の情
    報と前記ジャーナルデータが出力された前記ジャーナル
    媒体の媒体名と前記ジャーナルデータが前記ジャーナル
    媒体に出力された時刻範囲に関する第2の情報を登録す
    る復旧媒体管理テーブルと、前記ファイルを前記退避媒
    体に退避するとともに退避された前記ファイルに関する
    前記第1の情報を前記復旧媒体管理テーブルに登録する
    ファイル退避登録手段と、前記ジャーナル媒体へ前記ジ
    ャーナルデータの出力を行うとともに出力された前記ジ
    ャーナル媒体が規定の容量に達すると前記ジャーナル媒
    体に関する前記第2の情報を前記復旧媒体管理テーブル
    へ登録するジャーナル媒体登録手段と、前記ファイル装
    置の障害時に予め入力された情報に合致する前記復旧媒
    体管理テーブルにおける前記第1の情報をもとに第1の
    退避媒体を選択するとともに前記第1の情報から得られ
    る時間情報と前記第2の情報の時刻範囲情報から第1の
    ジャーナル媒体を選択し選択された前記第1の退避媒体
    と前記第1のジャーナル媒体から前記ファイルを復旧す
    るファイル復旧手段とを備えたことを特徴とするファイ
    ル復旧方式。
  2. 【請求項2】 ファイルが存在するファイル装置と、前
    記ファイル装置上の前記ファイルが退避される退避媒体
    と、前記ファイル装置上の前記ファイルを更新したイメ
    ージをジャーナルデータとして蓄積するジャーナル媒体
    と、前記ファイルを退避した退避日時,前記ファイルを
    退避したファイル装置名,ファイルの保持者である利用
    者の名称,前記退避媒体の名称を含んで構成される退避
    媒体レコードと前記ジャーナル媒体の媒体名,前記ジャ
    ーナル媒体にジャーナルデータが出力された日時範囲情
    報を含んで構成されるジャーナル媒体レコードとを登録
    する復旧媒体管理テーブルと、前記ファイルを前記退避
    媒体に退避するとともに第1の登録要求を出力するファ
    イル退避手段と、前記第1の登録要求を受けて退避され
    た前記ファイルに関する前記退避媒体レコードを作成し
    作成された前記退避媒体レコードを前記復旧媒体管理テ
    ーブルに登録する退避媒体登録手段と、前記ジャーナル
    媒体へ前記ジャーナルデータの出力を行うとともに前記
    ジャーナル媒体が規定の容量に達すると第2の登録要求
    を出力するジャーナル管理手段と、前記第2の登録要求
    を受けて出力された前記ジャーナル媒体に関し前記ジャ
    ーナル媒体レコードを作成し作成された前記ジャーナル
    媒体レコードを前記復旧媒体管理テーブルへ登録するジ
    ャーナル媒体登録手段と、前記ファイル装置の障害時に
    起動され第1の指示に応じて指定された第1の退避媒体
    と第2の指示に応じて指定された第1のジャーナル媒体
    から前記ファイルを復旧するファイル復旧手段と、前記
    第1の指示を受けると前記第1の指示で示された検索情
    報に合致する前記退避媒体レコードを前記復旧媒体管理
    テーブルから検索し検索された前記退避媒体レコードか
    ら前記第1の退避媒体を指定する退避媒体選択手段と、
    前記第2の指示を受けると前記第2の指示で示された前
    記第1の退避媒体へのファイル退避日時情報と前記ジャ
    ーナル媒体レコードにおける前記日時範囲情報から予め
    定められた方法により前記第1の退避媒体に関係する前
    記ジャーナル媒体レコードを前記復旧媒体管理テーブル
    から検索し検索された前記ジャーナル媒体レコードから
    前記第1のジャーナル媒体を指定するジャーナル媒体選
    択手段と、前記退避媒体の状態に関する問い合わせを受
    けつけ予め備えたコンソールに表示するとともに前記復
    旧媒体管理テーブルを定期的に参照することにより予め
    決められた基準により不要となった前記退避媒体レコー
    ドを削除する復旧媒体管理手段とを備えたことを特徴と
    するファイル復旧方式。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000298604A (ja) * 1999-04-08 2000-10-24 Hewlett Packard Co <Hp> データを旧媒体から新媒体に転送して指標付けする方法及び装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000298604A (ja) * 1999-04-08 2000-10-24 Hewlett Packard Co <Hp> データを旧媒体から新媒体に転送して指標付けする方法及び装置
JP4568397B2 (ja) * 1999-04-08 2010-10-27 ヒューレット・パッカード・カンパニー データを旧媒体から新媒体に転送して指標付けする方法及び装置

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