JPH07230356A - マウス誤移動防止回路 - Google Patents
マウス誤移動防止回路Info
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- JPH07230356A JPH07230356A JP6040590A JP4059094A JPH07230356A JP H07230356 A JPH07230356 A JP H07230356A JP 6040590 A JP6040590 A JP 6040590A JP 4059094 A JP4059094 A JP 4059094A JP H07230356 A JPH07230356 A JP H07230356A
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- Japan
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- mouse
- movement
- gate
- photoelectric conversion
- phototransistor
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 操作者がマウスを操作していない場合には、
外部の振動や衝撃によってマウスが移動しても、マウス
信号が出力されないようにして、マウスの誤移動による
誤動作を防止するマウス誤移動防止回路を提供する。 【構成】 振動や衝撃によるマウスの誤移動がある場合
には、外光取り入れ穴11から光が入射してホトトラン
ジスタ12をオンにして正論理積ゲート13の一方の入
力端子の論理値を”0”にしてマウスの移動量を示すマ
ウス信号を正論理積ゲート13から出力せず、正常操作
の場合は、外光取り入れ穴11を操作者の手で遮断する
ためホトトランジスタ12をオフにして正論理積ゲート
13の一方の入力端子の論理値を”1”にしてマウス信
号を正論理積ゲート13からマウス出力信号として出力
するマウス誤移動防止回路である。
外部の振動や衝撃によってマウスが移動しても、マウス
信号が出力されないようにして、マウスの誤移動による
誤動作を防止するマウス誤移動防止回路を提供する。 【構成】 振動や衝撃によるマウスの誤移動がある場合
には、外光取り入れ穴11から光が入射してホトトラン
ジスタ12をオンにして正論理積ゲート13の一方の入
力端子の論理値を”0”にしてマウスの移動量を示すマ
ウス信号を正論理積ゲート13から出力せず、正常操作
の場合は、外光取り入れ穴11を操作者の手で遮断する
ためホトトランジスタ12をオフにして正論理積ゲート
13の一方の入力端子の論理値を”1”にしてマウス信
号を正論理積ゲート13からマウス出力信号として出力
するマウス誤移動防止回路である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パーソナルコンピュー
タ又はワークステーション等に使用される入力操作端末
としてのマウスに係り、特にマウスの誤移動を防止する
マウス誤移動防止回路に関する。
タ又はワークステーション等に使用される入力操作端末
としてのマウスに係り、特にマウスの誤移動を防止する
マウス誤移動防止回路に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータやワークステー
ションの入力操作部として、一般に、マウスが使用され
ている。マウスの機能は、画面上の目的の位置までカー
ソルを移動させ、画面に表示されている項目の中から必
要な項目を選択するものであり、目的とする業務を遂行
するために使用されるものである。
ションの入力操作部として、一般に、マウスが使用され
ている。マウスの機能は、画面上の目的の位置までカー
ソルを移動させ、画面に表示されている項目の中から必
要な項目を選択するものであり、目的とする業務を遂行
するために使用されるものである。
【0003】従来のマウスを用いたパーソナルコンピュ
ータの概略構成について図3を用いて説明する。図3
は、従来のマウスを用いたパーソナルコンピュータの概
略構成図である。パーソナルコンピュータ本体は、演算
処理等を行う制御部3と、表示手段としての表示部2
と、入力手段としてのキーボード4とから構成され、マ
ウス1′はパーソナルコンピュータ本体にケーブル5に
よって接続され、マウス1′からの出力信号(マウス信
号)は制御部3に入力されるようになっている。
ータの概略構成について図3を用いて説明する。図3
は、従来のマウスを用いたパーソナルコンピュータの概
略構成図である。パーソナルコンピュータ本体は、演算
処理等を行う制御部3と、表示手段としての表示部2
と、入力手段としてのキーボード4とから構成され、マ
ウス1′はパーソナルコンピュータ本体にケーブル5に
よって接続され、マウス1′からの出力信号(マウス信
号)は制御部3に入力されるようになっている。
【0004】次に、マウスの操作方法及び動作について
図3を用いて説明する。従来のマウス1′は、上部に入
力用の操作ボタンと、底部に移動方向と移動距離を検出
する多方向検知デバイスを備えており、ユーザーはマウ
ス1′を片手で握って面上で動かしてカーソルの移動操
作を行い、操作ボタンを押下して項目やコマンドの選択
を行うものである。
図3を用いて説明する。従来のマウス1′は、上部に入
力用の操作ボタンと、底部に移動方向と移動距離を検出
する多方向検知デバイスを備えており、ユーザーはマウ
ス1′を片手で握って面上で動かしてカーソルの移動操
作を行い、操作ボタンを押下して項目やコマンドの選択
を行うものである。
【0005】そして、ユーザーがマウス1′を移動させ
ると、多方向検知デバイスがマウス1′の移動量をX方
向とY方向とに分割して検出し、X方向の移動量と、Y
方向の移動量をマウス信号としてシリアルデータまたは
パラレルデータで制御部3に送出し、制御部3は、マウ
ス1′からのデータを読み取って処理し、表示部2にお
いてカーソルを移動させるようになっている。
ると、多方向検知デバイスがマウス1′の移動量をX方
向とY方向とに分割して検出し、X方向の移動量と、Y
方向の移動量をマウス信号としてシリアルデータまたは
パラレルデータで制御部3に送出し、制御部3は、マウ
ス1′からのデータを読み取って処理し、表示部2にお
いてカーソルを移動させるようになっている。
【0006】また、ユーザーが操作ボタンを押下する
と、マウス1′から制御部3に選択入力のマウス信号が
送出され、制御部3は、表示部2に選択入力に対応する
画面を表示させ、選択内容に基づいた処理を行うもので
ある。
と、マウス1′から制御部3に選択入力のマウス信号が
送出され、制御部3は、表示部2に選択入力に対応する
画面を表示させ、選択内容に基づいた処理を行うもので
ある。
【0007】尚、マウスの多方向検知デバイスの違いに
より、底部のボールの動きを方向信号に変換する機械式
マウスや、1対の発光素子と特殊な反射性グリッドパッ
ドを用い、発光素子に対応した受光素子で移動方向を検
出する光学式マウス等がある。
より、底部のボールの動きを方向信号に変換する機械式
マウスや、1対の発光素子と特殊な反射性グリッドパッ
ドを用い、発光素子に対応した受光素子で移動方向を検
出する光学式マウス等がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のマウスでは、マウスの誤移動に対するガード機構が
ないために、操作者が使用していないときでも、外部か
らの振動や衝撃(例えば、マウスの置かれている机に人
がぶつかる)によってマウスが移動してマウスの移動量
を示すマウス信号が出力されてしまうことがあり、この
ような誤移動が起きた場合に、操作者が誤移動に気付か
ずに操作ボタンを押下してしまうと誤動作となり、業務
内容によっては重大な誤りとなってしまうという問題点
があった。
来のマウスでは、マウスの誤移動に対するガード機構が
ないために、操作者が使用していないときでも、外部か
らの振動や衝撃(例えば、マウスの置かれている机に人
がぶつかる)によってマウスが移動してマウスの移動量
を示すマウス信号が出力されてしまうことがあり、この
ような誤移動が起きた場合に、操作者が誤移動に気付か
ずに操作ボタンを押下してしまうと誤動作となり、業務
内容によっては重大な誤りとなってしまうという問題点
があった。
【0009】本発明は上記従来例の問題点に鑑みて為さ
れたもので、操作者がマウスを操作していない場合に
は、外部の振動や衝撃によってマウスが移動しても、マ
ウス信号が出力されないようにして、マウスの誤移動に
よる誤動作を防止するマウスの誤移動防止回路を提供す
ることを目的とする。
れたもので、操作者がマウスを操作していない場合に
は、外部の振動や衝撃によってマウスが移動しても、マ
ウス信号が出力されないようにして、マウスの誤移動に
よる誤動作を防止するマウスの誤移動防止回路を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための請求項1記載の発明は、マウス誤移動防止
回路において、マウス上面に設けられた開口部と、前記
開口部から入射する光を受光して光電変換を行う光電変
換デバイスと、前記光電変換デバイスに電圧を印加する
電源と、前記光電変換デバイスと前記電源とを接続する
接続線から引き出された第1の信号線と前記マウスの移
動量を示す信号を出力する第2の信号線とが入力され、
前記入力の論理積をマウス出力信号として出力する論理
積回路とを有することを特徴としている。
決するための請求項1記載の発明は、マウス誤移動防止
回路において、マウス上面に設けられた開口部と、前記
開口部から入射する光を受光して光電変換を行う光電変
換デバイスと、前記光電変換デバイスに電圧を印加する
電源と、前記光電変換デバイスと前記電源とを接続する
接続線から引き出された第1の信号線と前記マウスの移
動量を示す信号を出力する第2の信号線とが入力され、
前記入力の論理積をマウス出力信号として出力する論理
積回路とを有することを特徴としている。
【0011】上記従来例の問題点を解決するための請求
項2記載の発明は、請求項1記載のマウス誤移動防止回
路において、光電変換デバイスをホトトランジスタとし
たことを特徴としている。
項2記載の発明は、請求項1記載のマウス誤移動防止回
路において、光電変換デバイスをホトトランジスタとし
たことを特徴としている。
【0012】
【作用】請求項1記載の発明によれば、開口部から光が
入射している時には、光電変換デバイスが動作して、電
源の電圧を第1の信号線に加えず、第2の信号線から入
力されるマウスの移動量を示す信号が論理積回路からマ
ウス出力信号として出力されず、また、開口部から光が
入射していない時には、光電変換デバイスが動作せず、
電源の電圧を第1の信号線に加えて、第2の信号線から
入力されるマウスの移動量を示す信号が論理積回路から
マウス出力信号として出力されるマウス誤移動防止回路
としているので、手でマウスの開口部を覆っていない時
には、論理積回路からマウス出力信号が出力されず、手
でマウスの開口部を覆っている時には、論理積回路から
マウス出力信号が出力されるため、操作者がマウスを操
作していない時のマウスの誤移動を防止できる。
入射している時には、光電変換デバイスが動作して、電
源の電圧を第1の信号線に加えず、第2の信号線から入
力されるマウスの移動量を示す信号が論理積回路からマ
ウス出力信号として出力されず、また、開口部から光が
入射していない時には、光電変換デバイスが動作せず、
電源の電圧を第1の信号線に加えて、第2の信号線から
入力されるマウスの移動量を示す信号が論理積回路から
マウス出力信号として出力されるマウス誤移動防止回路
としているので、手でマウスの開口部を覆っていない時
には、論理積回路からマウス出力信号が出力されず、手
でマウスの開口部を覆っている時には、論理積回路から
マウス出力信号が出力されるため、操作者がマウスを操
作していない時のマウスの誤移動を防止できる。
【0013】請求項2記載の発明によれば、光電変換デ
バイスをホトトランジスタとした請求項1記載のマウス
誤移動防止回路としているので、開口部からの入射光の
有無により第1の信号線への電源からの電圧の印加のス
イッチング動作を迅速に効率的に行うことができる。
バイスをホトトランジスタとした請求項1記載のマウス
誤移動防止回路としているので、開口部からの入射光の
有無により第1の信号線への電源からの電圧の印加のス
イッチング動作を迅速に効率的に行うことができる。
【0014】
【実施例】本発明の一実施例について図面を参照しなが
ら説明する。図1は、本発明の一実施例に係るマウス誤
移動防止回路を設けたパーソナルコンピュータの概略構
成図である。本実施例のマウス誤移動防止回路を設けた
パーソナルコンピュータは、図1に示すように、従来の
パーソナルコンピュータと同様の部分として、表示部2
と、制御部3と、キーボード4とから構成され、更に本
実施例の特徴部分として、従来のマウス1′の代わり
に、マウス上面の操作ボタンの下部に外光取入れ穴(開
口部)11を設け、更にマウス内部にマウス誤移動防止
回路10を備えたマウス1が設けられている。
ら説明する。図1は、本発明の一実施例に係るマウス誤
移動防止回路を設けたパーソナルコンピュータの概略構
成図である。本実施例のマウス誤移動防止回路を設けた
パーソナルコンピュータは、図1に示すように、従来の
パーソナルコンピュータと同様の部分として、表示部2
と、制御部3と、キーボード4とから構成され、更に本
実施例の特徴部分として、従来のマウス1′の代わり
に、マウス上面の操作ボタンの下部に外光取入れ穴(開
口部)11を設け、更にマウス内部にマウス誤移動防止
回路10を備えたマウス1が設けられている。
【0015】そして、表示部2における表示画面上のカ
ーソルを移動させる際に、操作者がマウス1を正規の方
法で握り、操作ボタンに指をかけた状態では、手の平で
外光取入れ穴11がふさがれて外光が遮断され、従来と
同様にマウス1の移動量が表示画面上のカーソルの移動
に反映される。
ーソルを移動させる際に、操作者がマウス1を正規の方
法で握り、操作ボタンに指をかけた状態では、手の平で
外光取入れ穴11がふさがれて外光が遮断され、従来と
同様にマウス1の移動量が表示画面上のカーソルの移動
に反映される。
【0016】一方、操作者が操作していない状態では、
外光取入れ穴11から外光が入力され、マウス内部に設
けられたマウス誤移動防止回路10が働いて、マウス1
の移動量を表示画面上のカーソルの移動に反映させない
ようになっている。
外光取入れ穴11から外光が入力され、マウス内部に設
けられたマウス誤移動防止回路10が働いて、マウス1
の移動量を表示画面上のカーソルの移動に反映させない
ようになっている。
【0017】次に、本実施例のマウス誤移動防止回路1
0の具体的な回路構成について図2を用いて説明する。
図2は、本実施例のマウス誤移動防止回路10の回路図
である。本実施例のマウス誤移動防止回路10は、図2
に示すように、外光取入れ穴11から入射される外光
(太陽の光や電球の光)を受光するホトトランジスタ
(Photo Transistor)12と、2つの入力の論理積を取
る正論理積ゲート13とから構成され、ホトトランジス
タ12には抵抗Rを介して電源からVccの電圧が印加さ
れ、ホトトランジスタ12のコレクタCから分岐した出
力とマウス1のX,Y方向の移動量を示すマウス信号と
を正論理積ゲート13に入力し、正論理積ゲート13の
出力信号がマウス出力信号となって制御部2に転送さ
れ、表示部2における表示画面上でカーソルの位置を制
御するようになっている。
0の具体的な回路構成について図2を用いて説明する。
図2は、本実施例のマウス誤移動防止回路10の回路図
である。本実施例のマウス誤移動防止回路10は、図2
に示すように、外光取入れ穴11から入射される外光
(太陽の光や電球の光)を受光するホトトランジスタ
(Photo Transistor)12と、2つの入力の論理積を取
る正論理積ゲート13とから構成され、ホトトランジス
タ12には抵抗Rを介して電源からVccの電圧が印加さ
れ、ホトトランジスタ12のコレクタCから分岐した出
力とマウス1のX,Y方向の移動量を示すマウス信号と
を正論理積ゲート13に入力し、正論理積ゲート13の
出力信号がマウス出力信号となって制御部2に転送さ
れ、表示部2における表示画面上でカーソルの位置を制
御するようになっている。
【0018】次に、本実施例のマウス誤移動防止回路1
0の動作について図2を用いて説明する。まず、図中A
点において、外光取入れ穴11から外光が入力される
と、ホトトランジスタ12のベースBで光電変換作用に
よりコレクタCとエミッタEとの間で電流が流れ、ホト
トランジスタ12が導通(オン)状態となる。すると、
電源電圧Vccがホトトランジスタ12の出力(B点)側
に出力されなくなるため、正論理積ゲート13の一方の
入力であるところのホトトランジスタ12の出力(B
点)は論理値”0”となり、その結果、正論理積ゲート
13の出力(D点)がオフになり、C点におけるマウス
1の移動量を示すマウス信号はマウス出力信号に反映さ
れないことになる。
0の動作について図2を用いて説明する。まず、図中A
点において、外光取入れ穴11から外光が入力される
と、ホトトランジスタ12のベースBで光電変換作用に
よりコレクタCとエミッタEとの間で電流が流れ、ホト
トランジスタ12が導通(オン)状態となる。すると、
電源電圧Vccがホトトランジスタ12の出力(B点)側
に出力されなくなるため、正論理積ゲート13の一方の
入力であるところのホトトランジスタ12の出力(B
点)は論理値”0”となり、その結果、正論理積ゲート
13の出力(D点)がオフになり、C点におけるマウス
1の移動量を示すマウス信号はマウス出力信号に反映さ
れないことになる。
【0019】一方、操作者がマウス1を握ることによ
り、外光取入れ穴11からの外光が遮断されると、ホト
トランジスタ12のベースBにおいて光電変換が行われ
ず、コレクタCとエミッタEとの間で電流が流れず、ホ
トトランジスタ12がオフ状態となる。すると、電源電
圧Vccがホトトランジスタ12の出力(B点)側に出力
されるため、正論理積ゲート13の一方の入力であると
ころのホトトランジスタ12の出力(B点)は論理値”
1”となり、その結果、C点におけるマウス1の移動量
を示すマウス信号がそのまま正論理積ゲート13の出力
(D点)となり、マウス出力信号に反映されることにな
る。
り、外光取入れ穴11からの外光が遮断されると、ホト
トランジスタ12のベースBにおいて光電変換が行われ
ず、コレクタCとエミッタEとの間で電流が流れず、ホ
トトランジスタ12がオフ状態となる。すると、電源電
圧Vccがホトトランジスタ12の出力(B点)側に出力
されるため、正論理積ゲート13の一方の入力であると
ころのホトトランジスタ12の出力(B点)は論理値”
1”となり、その結果、C点におけるマウス1の移動量
を示すマウス信号がそのまま正論理積ゲート13の出力
(D点)となり、マウス出力信号に反映されることにな
る。
【0020】従って、本実施例の誤移動防止回路を備え
たマウスは、操作者が正規にマウスを持って操作してい
る時のみ、マウスの移動に従って画面上のカーソルが移
動し、それ以外の外部の振動及び衝撃等によるマウスの
移動では画面上のカーソルが移動しないようになってい
るものである。
たマウスは、操作者が正規にマウスを持って操作してい
る時のみ、マウスの移動に従って画面上のカーソルが移
動し、それ以外の外部の振動及び衝撃等によるマウスの
移動では画面上のカーソルが移動しないようになってい
るものである。
【0021】尚、本実施例のマウス誤動作防止回路10
では、外光取り入れ穴11からの入射光に反応する光電
変換デバイスにホトトランジスタを用いたが、ホトトラ
ンジスタ以外にホトダイオード(Photodiode)等を用い
て光電変換デバイスを構成するようにしても構わない。
では、外光取り入れ穴11からの入射光に反応する光電
変換デバイスにホトトランジスタを用いたが、ホトトラ
ンジスタ以外にホトダイオード(Photodiode)等を用い
て光電変換デバイスを構成するようにしても構わない。
【0022】本実施例のマウス誤移動防止回路10によ
れば、操作者がマウスを操作していない時には外光取り
入れ穴(開口部)11から光が入射している状態である
から、ホトトランジスタ12が導通状態となって、電源
の電圧Vccが正論理積ゲート13の一方の入力端子に印
加されず、従って正論理積ゲート13からマウス出力信
号が出力されず、また、操作者がマウスを操作している
時には外光取り入れ穴11から光が入射していない状態
であるから、ホトトランジスタ12が導通状態となら
ず、電源の電圧Vccが正論理積ゲート13の一方の入力
端子に印加され、正論理積ゲート13の他方の入力端子
から入力されるマウスのX,Y方向の移動量を示すマウ
ス信号が正論理積ゲート13からマウス出力信号として
出力されるようにしているので、手でマウスの外光取り
入れ穴11を覆っていない時には、正論理積ゲート13
からマウス出力信号が出力されず、手でマウスの外光取
り入れ穴11を覆っている時には、正論理積ゲート13
からマウス出力信号が出力されるため、操作者がマウス
を操作していない時のマウスの誤移動を防止でき、作業
の効率化及び安定化を実現できる効果がある。
れば、操作者がマウスを操作していない時には外光取り
入れ穴(開口部)11から光が入射している状態である
から、ホトトランジスタ12が導通状態となって、電源
の電圧Vccが正論理積ゲート13の一方の入力端子に印
加されず、従って正論理積ゲート13からマウス出力信
号が出力されず、また、操作者がマウスを操作している
時には外光取り入れ穴11から光が入射していない状態
であるから、ホトトランジスタ12が導通状態となら
ず、電源の電圧Vccが正論理積ゲート13の一方の入力
端子に印加され、正論理積ゲート13の他方の入力端子
から入力されるマウスのX,Y方向の移動量を示すマウ
ス信号が正論理積ゲート13からマウス出力信号として
出力されるようにしているので、手でマウスの外光取り
入れ穴11を覆っていない時には、正論理積ゲート13
からマウス出力信号が出力されず、手でマウスの外光取
り入れ穴11を覆っている時には、正論理積ゲート13
からマウス出力信号が出力されるため、操作者がマウス
を操作していない時のマウスの誤移動を防止でき、作業
の効率化及び安定化を実現できる効果がある。
【0023】また、本実施例のマウス誤移動防止回路1
0によれば、光電変換デバイスを特にホトトランジスタ
12としているので、外光取り入れ穴11からの入射光
の有無により正論理積ゲート13の一方の入力端子に電
源電圧を印加したり、しなかったり等のスイッチング動
作を迅速に効率的に行うことができる効果がある。
0によれば、光電変換デバイスを特にホトトランジスタ
12としているので、外光取り入れ穴11からの入射光
の有無により正論理積ゲート13の一方の入力端子に電
源電圧を印加したり、しなかったり等のスイッチング動
作を迅速に効率的に行うことができる効果がある。
【0024】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、開口部か
ら光が入射している時には、光電変換デバイスが動作し
て、電源の電圧を第1の信号線に加えず、第2の信号線
から入力されるマウスの移動量を示す信号が論理積回路
からマウス出力信号として出力されず、また、開口部か
ら光が入射していない時には、光電変換デバイスが動作
せず、電源の電圧を第1の信号線に加えて、第2の信号
線から入力されるマウスの移動量を示す信号が論理積回
路からマウス出力信号として出力されるマウス誤移動防
止回路としているので、手でマウスの開口部を覆ってい
ない時には、論理積回路からマウス出力信号が出力され
ず、手でマウスの開口部を覆っている時には、論理積回
路からマウス出力信号が出力されるため、操作者がマウ
スを操作していない時のマウスの誤移動を防止できる効
果がある。
ら光が入射している時には、光電変換デバイスが動作し
て、電源の電圧を第1の信号線に加えず、第2の信号線
から入力されるマウスの移動量を示す信号が論理積回路
からマウス出力信号として出力されず、また、開口部か
ら光が入射していない時には、光電変換デバイスが動作
せず、電源の電圧を第1の信号線に加えて、第2の信号
線から入力されるマウスの移動量を示す信号が論理積回
路からマウス出力信号として出力されるマウス誤移動防
止回路としているので、手でマウスの開口部を覆ってい
ない時には、論理積回路からマウス出力信号が出力され
ず、手でマウスの開口部を覆っている時には、論理積回
路からマウス出力信号が出力されるため、操作者がマウ
スを操作していない時のマウスの誤移動を防止できる効
果がある。
【0025】請求項2記載の発明によれば、光電変換デ
バイスをホトトランジスタとした請求項1記載のマウス
誤移動防止回路としているので、開口部からの入射光の
有無により第1の信号線への電源からの電圧の印加のス
イッチング動作を迅速に効率的に行うことができる効果
がある。
バイスをホトトランジスタとした請求項1記載のマウス
誤移動防止回路としているので、開口部からの入射光の
有無により第1の信号線への電源からの電圧の印加のス
イッチング動作を迅速に効率的に行うことができる効果
がある。
【図1】本発明の一実施例に係るマウス誤移動防止回路
を設けたパーソナルコンピュータの概略構成図である。
を設けたパーソナルコンピュータの概略構成図である。
【図2】本実施例のマウス誤移動防止回路10の回路図
である。
である。
【図3】従来のマウスを用いたパーソナルコンピュータ
の概略構成図である。
の概略構成図である。
1,1′…マウス、 2…表示部、 3…制御部、 4
…キーボード、 5…ケーブル、 10…マウス誤移動
防止回路、 11…外光取入れ穴、 12…ホトトラン
ジスタ、 13…正論理積ゲート
…キーボード、 5…ケーブル、 10…マウス誤移動
防止回路、 11…外光取入れ穴、 12…ホトトラン
ジスタ、 13…正論理積ゲート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安彦 浩子 東京都中野区東中野三丁目14番20号 国際 電気株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 マウス上面に設けられた開口部と、前記
開口部から入射する光を受光して光電変換を行う光電変
換デバイスと、前記光電変換デバイスに電圧を印加する
電源と、前記光電変換デバイスと前記電源とを接続する
接続線から引き出された第1の信号線と前記マウスの移
動量を示す信号を出力する第2の信号線とが入力され、
前記入力の論理積をマウス出力信号として出力する論理
積回路とを有することを特徴とするマウス誤移動防止回
路。 - 【請求項2】 光電変換デバイスをホトトランジスタと
したことを特徴とする請求項1記載のマウス誤移動防止
回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6040590A JPH07230356A (ja) | 1994-02-16 | 1994-02-16 | マウス誤移動防止回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6040590A JPH07230356A (ja) | 1994-02-16 | 1994-02-16 | マウス誤移動防止回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JPH07230356A true JPH07230356A (ja) | 1995-08-29 |
Family
ID=12584726
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP6040590A Pending JPH07230356A (ja) | 1994-02-16 | 1994-02-16 | マウス誤移動防止回路 |
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JP (1) | JPH07230356A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100522178B1 (ko) * | 2002-07-30 | 2005-10-18 | 주식회사 애트랩 | 광마우스 및 광마우스의 오동작 방지 방법 |
JP2010061667A (ja) * | 1995-09-27 | 2010-03-18 | Immersion Corp | ホストコンピュータを利用して力フィードバックインタフェースを制御する方法および装置 |
-
1994
- 1994-02-16 JP JP6040590A patent/JPH07230356A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010061667A (ja) * | 1995-09-27 | 2010-03-18 | Immersion Corp | ホストコンピュータを利用して力フィードバックインタフェースを制御する方法および装置 |
JP4689747B2 (ja) * | 1995-09-27 | 2011-05-25 | イマージョン コーポレイション | ホストコンピュータを利用して力フィードバックインタフェースを制御する方法および装置 |
KR100522178B1 (ko) * | 2002-07-30 | 2005-10-18 | 주식회사 애트랩 | 광마우스 및 광마우스의 오동작 방지 방법 |
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