JPH07230204A - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents

画像形成装置及び画像形成方法

Info

Publication number
JPH07230204A
JPH07230204A JP2140494A JP2140494A JPH07230204A JP H07230204 A JPH07230204 A JP H07230204A JP 2140494 A JP2140494 A JP 2140494A JP 2140494 A JP2140494 A JP 2140494A JP H07230204 A JPH07230204 A JP H07230204A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developer
recording medium
light
electrode layer
toner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2140494A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Sato
浩明 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP2140494A priority Critical patent/JPH07230204A/ja
Publication of JPH07230204A publication Critical patent/JPH07230204A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrophotography Using Other Than Carlson'S Method (AREA)
  • Combination Of More Than One Step In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】構造を簡素化し小型化するとともに、コストを
低くすることができる画像形成装置及び画像形成方法を
提供する。 【構成】あらかじめ帯電させられた現像剤を担持する第
1の電極層と、現像剤との間に微小空間を形成して配設
された光導電層101と、第1の電極層とによって光導
電層101と現像剤とを挟む第2の電極層と、第1、第
2の電極層103間に接続された電源と、光導電層10
1に光を照射して現像剤を異なる電荷量に帯電させる露
光装置115と、現像剤を記録媒体106に吸引して現
像剤像を形成する転写装置と、定着装置120とを有す
る。そして、第2の電極層103は光透過性材料によっ
て形成され、光導電層101は光が照射されない暗部と
光が照射される明部とにおいて体積抵抗値が変化する光
導電材料によって形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタ、複写機等の
画像形成装置及びそれに用いられる画像形成方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、光プリンタ、複写機等の画像形成
装置においては、記録速度が高いこと及び高画質である
ことからカールソン方式の電子写真記録方法が一般的に
用いられている(米国特許明細書第2,297,691
号参照)。図2は従来の画像形成装置の概念図である。
【0003】図に示すように、まず、コロナ放電器1の
コロナ放電によって表面が一様にかつ均一に帯電させら
れた感光体ドラム2は、露光装置3によって露光され、
表面に静電潜像が形成される。該静電潜像は現像装置4
によって現像されて現像剤像としてのトナー像になり、
該トナー像は転写装置5によって記録媒体8に転写さ
れ、定着装置6によって記録媒体8に定着されて画像が
形成される。
【0004】前記感光体ドラム2は、静電潜像及びトナ
ー像を形成しながら回転させられ、繰り返し使用され
る。したがって、転写後の感光体ドラム2の表面に残留
したトナーを除去するためにクリーニング装置7が、感
光体ドラム2に残留した電荷を消去するために除電装置
9が配設される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の画像形成装置においては、感光体ドラム2に静電潜
像を形成してから記録媒体8にトナー像を定着させるま
でに多くのプロセスが必要であり、構造が複雑になるば
かりでなく大型化してしまう。また、コストも高くなっ
てしまう。
【0006】本発明は、前記従来の画像形成装置の問題
点を解決して、構造を簡素化し小型化するとともに、コ
ストを低くすることができる画像形成装置及び画像形成
方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の画
像形成装置においては、あらかじめ帯電させられた現像
剤を担持する第1の電極層と、現像剤との間に微小空間
を形成して配設された光導電層と、光導電層の背面に配
設され、第1の電極層とによって光導電層と現像剤とを
挟む第2の電極層と、第1、第2の電極層間に接続さ
れ、一方の電極層に電圧を印加する電源と、光導電層に
光を照射して現像剤を異なる電荷量に帯電させる露光装
置と、異なる電荷量に帯電させられた現像剤を記録媒体
に吸引して現像剤像を形成する転写装置と、現像剤像を
記録媒体に定着する定着装置とを有する。
【0008】そして、第2の電極層は光透過性材料によ
って形成され、光導電層は光が照射されない暗部と光が
照射される明部とにおいて体積抵抗値が変化する光導電
材料によって形成される。また、本発明の画像形成方法
においては、あらかじめ帯電させられた現像剤を第1の
電極層によって担持し、第1の電極層及び第2の電極層
の一方に電圧を印加する。
【0009】そして、二つの電極層によって挟まれ、現
像剤との間に微小空間を形成して配設される光導電層に
光を照射して現像剤を異なる電荷量に帯電させ、異なる
電荷量に帯電させられた現像剤を記録媒体に吸引して現
像剤像を形成し、現像剤像を記録媒体に定着する。本発
明の他の画像形成装置においては、あらかじめ帯電させ
られた現像剤を担持する第1の電極層と、記録媒体を介
して現像剤と対向させられ、記録媒体との間に微小空間
を形成して配設された光導電層と、光導電層の背面に配
設され、第1の電極層とによって光導電層と記録媒体と
現像剤とを挟む第2の電極層と、第1、第2の電極層間
に接続され、一方の電極層に電圧を印加する電源と、光
導電層に光を照射して記録媒体を現像剤と異なる電荷量
に帯電させ、現像剤を記録媒体に吸引して現像剤像を形
成する露光装置と、現像剤像を記録媒体に定着する定着
装置とを有する。
【0010】そして、第2の電極層は光透過性材料によ
って形成され、光導電層は光が照射されない暗部と光が
照射される明部とにおいて体積抵抗値が変化する光導電
材料によって形成される。本発明の他の画像形成方法に
おいては、あらかじめ帯電させられた現像剤を第1の電
極層によって担持し、第1の電極層及び第2の電極層の
一方に電圧を印加する。
【0011】そして、記録媒体を介して現像剤と対向さ
せ、記録媒体との間に微小空間を形成して配設される光
導電層に光を照射して記録媒体を現像剤と異なる電荷量
に帯電させ、現像剤を記録媒体に吸引して現像剤像を形
成し、現像剤像を記録媒体に定着する。
【0012】
【作用】本発明によれば、画像形成装置においては、あ
らかじめ帯電させられた現像剤を担持する第1の電極層
と、現像剤との間に微小空間を形成して配設された光導
電層と、光導電層の背面に配設され、第1の電極層とに
よって光導電層と現像剤とを挟む第2の電極層と、第
1、第2の電極層間に接続され、一方の電極層に電圧を
印加する電源と、光導電層に光を照射して現像剤を異な
る電荷量に帯電させる露光装置と、異なる電荷量に帯電
させられた現像剤を記録媒体に吸引して現像剤像を形成
する転写装置と、現像剤像を記録媒体に定着する定着装
置とを有する。
【0013】そして、第2の電極層は光透過性材料によ
って形成され、光導電層は光が照射されない暗部と光が
照射される明部とにおいて体積抵抗値が変化する光導電
材料によって形成される。この場合、露光装置が露光信
号に対応する光を光導電層に照射すると、光導電層にお
ける光が照射された部分だけ体積抵抗値が変化し、電源
によって電極層に印加された電圧が光導電層の現像剤側
の表面に達する。その結果、光導電層と現像剤との間の
微小空間において放電が起こり、現像剤は異なる電荷量
に帯電する。一方、光導電層における光が照射されない
部分は体積抵抗値が変化せず、電源によって電極層に印
加された電圧は光導電層の現像剤側の表面には達しな
い。その結果、光導電層と現像剤との間の微小空間にお
いて放電は起こらず、現像剤の電荷量は変化しない。
【0014】このように、現像剤を選択的に帯電させる
ことができる。次に、異なる電荷量に帯電させられた現
像剤は転写装置によって記録媒体に吸引されて現像剤像
になり、現像剤像は定着装置によって記録媒体に定着さ
れる。また、本発明の画像形成方法においては、あらか
じめ帯電させられた現像剤を第1の電極層によって担持
し、第1の電極層及び第2の電極層の一方に電圧を印加
する。
【0015】そして、二つの電極層によって挟まれ、現
像剤との間に微小空間を形成して配設される光導電層に
露光信号に対応する光を照射して現像剤を異なる電荷量
に帯電させ、異なる電荷量に帯電させられた現像剤を記
録媒体に吸引して現像剤像を形成し、現像剤像を記録媒
体に定着する。本発明の他の画像形成装置においては、
あらかじめ帯電させられた現像剤を担持する第1の電極
層と、記録媒体を介して現像剤と対向させられ、記録媒
体との間に微小空間を形成して配設された光導電層と、
光導電層の背面に配設され、第1の電極層とによって光
導電層と記録媒体と現像剤とを挟む第2の電極層と、第
1、第2の電極層間に接続され、一方の電極層に電圧を
印加する電源と、光導電層に光を照射して記録媒体を現
像剤と異なる電荷量に帯電させ、現像剤を記録媒体に吸
引して現像剤像を形成する露光装置と、現像剤像を記録
媒体に定着する定着装置とを有する。
【0016】そして、第2の電極層は光透過性材料によ
って形成され、光導電層は光が照射されない暗部と光が
照射される明部とにおいて体積抵抗値が変化する光導電
材料によって形成される。この場合、露光装置が露光信
号に対応する光を光導電層に照射すると、光導電層にお
ける光が照射された部分だけ体積抵抗値が変化し、電源
によって電極層に印加された電圧が光導電層の記録媒体
側の表面に達する。その結果、光導電層と記録媒体との
間の微小空間において放電が起こり、記録媒体が帯電す
る。一方、光導電層における光が照射されない部分は体
積抵抗値が変化せず、電源によって電極層に印加された
電圧は光導電層の記録媒体側の表面には達しない。その
結果、光導電層と記録媒体との間の微小空間において放
電は起こらず、記録媒体は帯電しない。
【0017】このように、記録媒体を選択的に帯電させ
ることができる。次に、現像剤と異なる電荷量に帯電さ
せられた記録媒体は現像剤を吸引して現像剤像を形成
し、現像剤像は定着装置によって記録媒体に定着され
る。本発明の他の画像形成方法においては、あらかじめ
帯電させられた現像剤を第1の電極層によって担持し、
第1の電極層及び第2の電極層の一方に電圧を印加す
る。
【0018】そして、記録媒体を介して現像剤と対向さ
せ、記録媒体との間に微小空間を形成して配設される光
導電層に露光信号に対応する光を照射して記録媒体を現
像剤と異なる電荷量に帯電させ、現像剤を記録媒体に吸
引して現像剤像を形成し、現像剤像を記録媒体に定着す
る。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図3は本発明の第1の実施例に
おける現像剤帯電方法のモデル図である。図に示すよう
に、現像剤12は摩擦等によってあらかじめプラスの極
性に帯電させられ第1の電極層14に付着させられて担
持され、光導電層11が前記現像剤12との間に微小空
間を形成して配設され、更に光導電層11及び現像剤1
2が、現像剤12を担持する第1の電極層14と第2の
電極層13とによって挟まれる。また、電源15が前記
第1の電極層14と第2の電極層13との間に接続さ
れ、第2の電極層13にマイナスの電圧を印加する。そ
して、第2の電極層13にマイナスの電圧を印加した状
態において光導電層11に光を照射する。この場合、該
第2の電極層13は光透過性材料によって形成される。
【0020】前記光導電層11は、光が照射されない暗
部における体積抵抗値が大きく、光が照射される明部に
おける体積抵抗値が小さくなる(中程度になることも含
む。)光導電材料によって形成される。したがって、光
導電層11における光が照射された部分だけ体積抵抗値
が小さくなるので、電源15によって第2の電極層13
に印加されたマイナスの電圧が光導電層11の現像剤1
2側の表面に達する。その結果、光導電層11と現像剤
12との間の微小空間において放電が起こり、現像剤1
2をマイナスの極性に帯電させる。一方、光導電層11
における光が照射されない部分は体積抵抗値が大きいの
で、電源15によって第2の電極層13に印加された電
圧は光導電層11の現像剤12側の表面には達しない。
その結果、光導電層11と現像剤12との間の微小空間
において放電は起こらず、現像剤12の極性はプラスの
まま変化しない。
【0021】このように、プラスに帯電させられた現像
剤12のうちマイナスに帯電させたい部分に対応して光
導電層11に光を照射し、光導電層11の体積抵抗値を
小さくし、光導電層11と現像剤12との間の微小空間
において放電を起こさせることによって、プラスに帯電
させられた現像剤12を選択的にマイナスに帯電させる
ことができる。なお、GNDはグランドを示す。
【0022】図4は本発明の第1の実施例における現像
剤吸引方法のモデル図である。第1の電極層14は記録
媒体16と対向させられ、前記第1の電極層14の上の
プラスに帯電させられた現像剤12及びマイナスに帯電
させられた現像剤12は、記録媒体16と接触させられ
るか近接させられる。また、前記第1の電極層14と記
録媒体16の背面に配設された第2の電極層17との間
に電源18が接続され、第2の電極層17にプラスの電
圧が印加される。
【0023】その結果、第1の電極層14の上の現像剤
12のうち、マイナスに帯電させられた現像剤12は記
録媒体16と第1の電極層14との間に形成される電界
によって静電気力を受け、記録媒体16に吸引される。
このようにして、光導電層11(図3)における光の照
射の有無によって記録媒体16の上に現像剤像が形成さ
れる。なお、GNDはグランドを示す。
【0024】図5は本発明の第1の実施例における現像
剤像定着方法のモデル図である。図において、16は記
録媒体であり、該記録媒体16に吸引された現像剤12
を加熱し溶融させるとともに加圧する。したがって、記
録媒体16に現像剤12が浸透する。その結果、現像剤
像は記録媒体16に定着される。次に、本発明の第1の
実施例における画像形成装置について説明する。
【0025】図1は本発明の第1の実施例における画像
形成装置の概略図である。図において、102は現像剤
12(図3)としてのトナー、104は第1の電極層1
4としてのトナー担持体、109は現像装置である。前
記トナー担持体104に接触させてトナー供給ローラ1
10及びトナー層厚規制部材111が配設され、帯電ブ
レード114の光導電層101とトナー102との間に
微小空間が形成される。
【0026】また、112は前記トナー102を収容す
るトナーホッパであり、該トナーホッパ112の下方に
トナー供給ローラ110が配設される。該トナー供給ロ
ーラ110においては、図示しない導電性支持体(金属
芯(しん))の周囲にウレタンフォーム等の発泡剤を被
覆することによって弾力性のある表面層が形成される。
そして、該トナー供給ローラ110の表面は常時トナー
102によって覆われ、トナー供給ローラ110が矢印
A方向(時計回り)に回転させられるのに伴ってトナー
102は前記トナー担持体104に搬送される。
【0027】前記トナー102は、トナー担持体104
及びトナー供給ローラ110に接触した時の摩擦によっ
てプラスの極性に帯電させられ、トナー102の電荷に
よる自己鏡像力によってトナー担持体104に付着して
トナー担持体104が矢印B方向(時計回り)に回転さ
せられるのに伴って搬送される。また、トナー担持体1
04によるトナー102の搬送方向におけるトナー供給
ローラ110より下流側にはトナー層厚規制部材111
が配設され、該トナー層厚規制部材111によって、ト
ナー担持体104の上にトナー102の粒子から成る1
〜3層程度の薄層が均一な厚さに形成される。この時、
トナー102はトナー層厚規制部材111との摩擦によ
って更にプラスの極性に帯電させられる。
【0028】次に、前記トナー102は、トナー担持体
104の回転に伴って選択的トナー帯電部に搬送され
る。該選択的トナー帯電部は、帯電ブレード114及び
露光装置115から成り、帯電ブレード114はガイド
113に支持された電極層103及び光導電層101か
ら成る。そして、前記電極層103とトナー担持体10
4との間には図示しない電源が接続され、該電源によっ
て電極層103にマイナスの電圧が印加される。なお、
光導電層101及び電極層103は、それぞれ図3にお
ける光導電層11及び第2の電極層13に対応する。
また、前記露光装置115としては、LEDアレイとセ
ルフォックレンズ(商品名)とを組み合わせたもののほ
かに、レーザと作像光学系とを組み合わせたものなど、
通常の電子写真記録方法において使用される露光装置を
使用することができる。
【0029】前記選択的トナー帯電部においては、露光
装置115が露光信号を受け、該露光信号に対応した光
を光導電層101に照射する。したがって、光の照射の
有無及び電極層103に印加されるマイナスの電圧によ
って、トナー102が選択的にマイナスに帯電させられ
る。そして、カセット116に収容された記録媒体10
6は、給紙ローラ117が矢印C方向(時計回り)に回
転させられるのに伴いカセット116から取り出され、
矢印D方向に搬送されて転写部に至る。なお、記録媒体
106は図4における記録媒体16に対応する。
【0030】該転写部は、トナー担持体104及び該ト
ナー担持体104と対向させて配設されたバックアップ
ローラ107から成る。該バックアップローラ107は
金属等の導電性材料によって形成され、矢印E方向(反
時計回り)に回転させられる。なお、バックアップロー
ラ107は図4における電極層17に対応する。また、
前記バックアップローラ107とトナー担持体104と
の間には図示しない電源が接続され、該電源によってバ
ックアップローラ107にプラスの電圧が印加される。
その結果、前記選択的トナー帯電部において選択的にマ
イナスに帯電させられたトナー102は、バックアップ
ローラ107に印加されたプラスの電圧によってトナー
担持体104から記録媒体106に吸引され、露光信号
に対応した現像剤像としてのトナー像が記録媒体106
に形成される。
【0031】そして、トナー像が形成された記録媒体1
06は定着装置120に搬送される。該定着装置120
は、矢印F方向(反時計回り)に回転させられる加圧ロ
ーラ118及び矢印G方向(時計回り)に回転させられ
る発熱ローラ119から成り、記録媒体106の上のト
ナー102は発熱ローラ119の熱によって溶融させら
れ、加圧ローラ118の加圧によって記録媒体106に
浸透させられる。その結果、トナー像は記録媒体106
に定着される。
【0032】このようにして、トナー像が定着された記
録媒体106は画像形成装置の外部に送り出される。ま
た、トナー担持体104の上のトナー102は、再びト
ナー供給ローラ110に搬送されて回収される。そし
て、前記現像装置109としては、一成分磁気ブラシ現
像器、一成分非磁性現像器等を使用することができる。
【0033】また、トナー102は通常の現像装置にお
いて使用される絶縁性のトナーを使用することができ
る。本実施例においては帯電時の極性をプラスにする必
要があるので、プラス型の帯電制御剤が充填(じゅうて
ん)され、平均体積粒径が8〜12〔μm〕程度のスチ
レン系又はポリエステル系の樹脂等によって形成された
非磁性のトナー102を使用した。また、トナー102
の帯電時の極性がマイナスになるものを使用することも
できる。さらに、鉄、フェライト等の磁性粉を樹脂に加
えた磁性トナー等を使用することもできる。
【0034】また、前記定着装置120としては、ヒー
トローラ定着器、オーブン定着器、フラッシュ定着器等
を使用することができる。次に、トナー102の選択的
な帯電について図6を併用して説明する。図6は本発明
の第1の実施例における選択的トナー帯電部の拡大図で
ある。前記選択的トナー帯電部に使用される帯電ブレー
ド114は電極層103及び光導電層101を有し、両
者は、少なくとも露光装置115の光が照射される部分
において互いに接触して配設される。
【0035】前記電極層103は露光装置115の光を
透過させる必要があるので、露光装置115の光源波長
に適応した光透過性材料によって形成され、例えば、透
明電極(ITO)等が使用される。また、光導電層10
1は前記電極層103を透過した光によって体積抵抗値
が変化する光導電材料から成り、例えば、CdS等が使
用される。本実施例においては、光が照射されない暗部
における体積抵抗値が1011〔Ω−cm〕以上になり、
光が照射される明部における体積抵抗値が1010〔Ω−
cm〕以下になる光導電材料を光導電層101として使
用した。
【0036】一方、トナー担持体104の回転に伴って
選択的トナー帯電部に搬送されるトナー102は、既に
プラスの極性に帯電させられる。そして、光導電層10
1はトナー102との間に数〜数百ミクロンの微小空間
を形成することができるように対向して配設される。本
実施例においては、図に示すように光導電層101の一
部とトナー102とが接触させられ、光導電層101は
トナー担持体104の上のトナー102を規制しない程
度の圧力によってトナー担持体104を押圧するように
配設され、前記微小空間が形成される位置に光を照射す
ることができるように露光装置115が配設される。
【0037】また、電極層103とトナー担持体104
との間に図示しない電源が接続され、該電源によって電
極層103にマイナスの電圧が印加される。そして、前
記露光装置115によって露光信号に対応する光を光導
電層101に照射すると、光導電層101とトナー10
2との間の微小空間において放電が起こり、プラスに帯
電させられていたトナー102がマイナスに帯電させら
れる。このように、トナー102を露光装置115の露
光信号に対応させてマイナスに帯電させることができ
る。
【0038】なお、トナー102をマイナスの極性に帯
電させる場合は電極層103にマイナスの電圧が印加さ
れ、トナー102をプラスの極性に帯電させる場合は電
極層103にプラスの電圧が印加される。前記トナー担
持体104としてはアルミニウムに表面処理を施した金
属ローラを使用することができ、最終仕上がり外径は約
20〔mm〕であり、表層部の粗さは0.5〜5〔μ
R〕である。
【0039】また、ステンレス、鋼鉄、アルミニウム等
の金属シャフトから成る導電性支持体の上に弾性導電層
を形成した導電性ゴムローラをトナー担持体104とし
て使用することもできる。前記弾性導電層としては、例
えば、ブチルゴム、クロロプレンゴム、ウレタンゴム、
シリコーンゴム、ニトリルゴム、スチレンゴム、ブタジ
エンゴム、フッ素ゴム、エチレンプロピレンゴム等のゴ
ム材にカーボン、グラファイト、フェライト、アルミニ
ウム粉、銅粉、ブロンズ粉、ステンレス粉、酸化チタ
ン、酸化スズ等の導電性粉末、金属粉末、金属繊維等を
添加し、体積抵抗値が105 〔Ω−cm〕以下になるよ
うにした導電性ゴムを使用することができる。
【0040】さらに、導電性支持体の上に弾性導電層を
形成し、該弾性導電層の外周に導電性高分子やニッケル
電鋳スリーブなどの薄肉金属スリーブ等から成る導電性
表面層を形成した3層構造を有する導電性ゴムローラを
トナー担持体104として使用することもできる。そし
て、数々の実験を行った結果、トナー担持体104とし
て導電性ゴムローラを使用した場合、トナー担持体10
4の弾性導電層の体積抵抗値が105 〔Ω−cm〕より
大きいと、電極層103に電圧を印加してもトナー担持
体104の表面電位が高くなってしまい、トナー102
をマイナス又はプラスの極性に帯電させることができな
いことが分かった。
【0041】また、帯電ブレード114における光導電
層101の体積抵抗値が106 〔Ω−cm〕より小さい
と、電極層103に電圧を印加しても電圧がトナー担持
体104にリークしてしまい、トナー102をマイナス
又はプラスの極性に帯電させることができないことが分
かった。以上のことから、トナー担持体104として弾
性導電層の体積抵抗値が105〔Ω−cm〕以下になる
ものを使用し、帯電ブレード114として光導電層10
1の体積抵抗値が106 〔Ω−cm〕以上で、かつ、後
述する理由から1010〔Ω−cm〕以下になるものを使
用すると、トナー担持体104と光導電層101とをト
ナー層102を挟んで接触させるか近接させた状態にお
いて対向させて配設し、電極層103に電圧を印加する
ことによってトナー102をマイナス又はプラスの極性
に帯電させることができる。
【0042】 また、本実施例において、帯電ブレード1
14における電極層103及び光導電層101はそれぞ
れ別々に形成されているが、スパッタリング、厚膜印
刷、ディピング等の技術によって光導電層101の上に
電極層103を形成したり、電極層103の上に光導電
層101を形成したりすることもできる。次に、電極層
103に電圧を印加したことによる効果について説明す
る。
【0043】図7は本発明の第1の実施例における電極
層に印加された電圧とトナーの電荷量との関係図であ
る。なお、図の横軸に電極層103(図1)に印加され
た電圧を、縦軸に帯電ブレード114を通過した後のト
ナー担持体104に付着しているトナー102の電荷量
qを採ってある。この場合、トナー102の電荷量q
は、トナー担持体104に形成されたトナー層の電位及
びトナー102の付着量(単位面積当たりのトナー10
2の重量)に基づいて計算した。また、トナー102と
しては、体積抵抗値が約1012〔Ω−cm〕のスチレン
系の非磁性トナーを使用した。
【0044】図から分かるように、電極層103に印加
される電圧が0〔V〕である時、トナー102の電荷量
は約+7〔μC/g〕である。これは、トナー102
が、トナー供給ローラ110、トナー層厚規制部材11
1及びトナー担持体104と摩擦することによって帯び
た電荷による電荷量qである。そして、電極層103に
印加されるマイナスの電圧を大きくすると、約−800
〔V〕からトナー102の電荷量qが電圧に比例してマ
イナス側に増加し、−1200〔V〕以上の電圧になる
とマイナスの値を採ることが分かる。
【0045】このように、電極層103にマイナスの電
圧を印加することによって、トナー102をマイナスの
極性に帯電させることができるとともに、トナー102
の電荷量qを電圧によって任意の値になるようにコント
ロールすることができる。例えば、トナー102の電荷
量qを−10〔μC/g〕にしたい場合は、電極層10
3に約−2000〔V〕の電圧を印加するとよい。
【0046】ここで、トナー102の帯電の原因につい
て考える。図7に示すように、トナー102の電荷量q
がマイナス側に増加し始める電圧は約−800〔V〕で
あり、該電圧とトナー層の比誘電率及びトナー層の厚さ
から計算されるパッシェン(Paschen)曲線によ
って表される微小空間放電開始電圧とが一致する。した
がって、帯電ブレード114の光導電層101とトナー
102との間に微小空間を形成して電極層103に電圧
を印加すると、微小空間において放電が起こり、この放
電によってトナー102を帯電させることができる。
【0047】また、前記電極層103に印加される電圧
は、トナー層の厚さ、トナー層の誘電率及び前記微小空
間のギャップに基づいて決定され、パッシェン曲線によ
って表される微小空間放電開始電圧以上にする。本実施
例においては、電極層103に、例えば、−1000〜
−3000〔V〕の電圧を印加し、光導電層101に露
光信号に対応する光を照射することによって、トナー1
02を電荷量qが−5〜−30〔μC/g〕になるよう
に帯電させることができる。
【0048】図8は本発明の第1の実施例における光導
電層の体積抵抗値とトナーの電荷量との関係図である。
なお、図の横軸に光導電層101(図1)の体積抵抗値
を、縦軸にトナー102の電荷量qを採ってある。図か
ら分かるように、光が照射される明部における体積抵抗
値が1011〔Ω−cm〕以上になる光導電層101を使
用した場合は、電極層103に電圧を印加して光導電層
101に光を照射してもトナー102をマイナスに帯電
させることができなかった。また、光が照射される明部
における体積抵抗値が1010〔Ω−cm〕以下になる光
導電層101を使用した場合は、電極層103に電圧を
印加して光導電層101に光を照射するとトナー102
をマイナスに帯電させることができた。
【0049】これに対して、光が照射されない暗部にお
ける体積抵抗値が1010〔Ω−cm〕以下になる光導電
層101を使用した場合は、電極層103に電圧を印加
するだけでトナー102がマイナスに帯電してしまっ
た。また、光が照射されない暗部における体積抵抗値が
1011〔Ω−cm〕以上になる光導電層101を使用し
た場合は、電極層103に電圧を印加してもトナー10
2をマイナスに帯電させることができなかった。
【0050】このことから、光が照射されると体積抵抗
値が変化する材料によって光導電層101を形成すると
よいことが分かる。そして、光が照射されない暗部にお
ける体積抵抗値が1011〔Ω−cm〕以上になり、光が
照射される明部における体積抵抗値が1010〔Ω−c
m〕以下で、かつ、前述した理由から106 〔Ω−c
m〕以上になる光導電材料を光導電層101として使用
した場合は、光導電層101への光の照射の有無によっ
てトナー102を選択的に帯電させることが可能にな
る。この場合、電圧を電極層103に印加するだけでは
トナー102は帯電しない。
【0051】また、極めて解像度が高い画像を形成した
り、中間調のある画像を形成したりする場合は、光が照
射される明部における体積抵抗値が106 〜109 〔Ω
−cm〕になる光導電材料を光導電層101として使用
すると、画像に白抜けが発生するのを防止することがで
きる。なお、本実施例においては、帯電ブレード114
及び露光装置115はそれぞれ別々に形成されている
が、露光装置115に電極層103及び光導電層101
を形成し、露光装置115と帯電ブレード114とを一
体に形成すると、画像形成装置を一層小型化することが
できるとともに、コストを低くすることができる。
【0052】また、選択的トナー帯電部においては、あ
らかじめプラスの極性に帯電させたトナー102をマイ
ナスの極性に帯電させるようにしているが、あらかじめ
プラスの極性に帯電させたトナー102をプラス側に大
きく帯電させたり、プラス側に小さく帯電させたりする
ことができる。そして、あらかじめマイナスの極性に帯
電させたトナー102をプラスの極性に帯電させること
もできる。さらに、あらかじめマイナスの極性に帯電さ
せたトナー102をマイナス側に大きく帯電させたり、
マイナス側に小さく帯電させたりすることもできる。ど
の場合も、バックアップローラ107にはトナー102
の極性と反対の極性の電圧が印加され、トナー102を
選択的に吸引することができるような値に調節される。
【0053】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。図9は本発明の第2の実施例における現像剤の帯
電状態を示す図、図10は本発明の第2の実施例におけ
る現像剤吸引方法のモデル図である。図9に示すよう
に、光導電層11が記録媒体16との間に微小空間を形
成して配設される。また、現像剤12が摩擦等によって
あらかじめマイナスの極性に帯電させられて第1の電極
層14に付着させられ、前記記録媒体16に接触させら
れるか近接した状態で対向させられる。そして、光導電
層11の背面には第2の電極層13が配設され、前記光
導電層11、記録媒体16及び現像剤12が第2の電極
層13と現像剤12を担持する第1の電極層14とによ
って挟まれる。
【0054】また、図10に示すように、電源18が前
記第1の電極層14と第2の電極層13との間に接続さ
れ、第2の電極層13にプラスの電圧を印加する。そし
て、第2の電極層13にプラスの電圧を印加した状態に
おいて光導電層11に光を照射する。この場合、前記第
2の電極層13は光透過性材料によって形成される。前
記光導電層11は光が照射されない暗部における体積抵
抗値が大きく、光が照射される明部における体積抵抗値
が小さくなる(中程度になることも含む。)光導電材料
によって形成される。
【0055】したがって、光導電層11における光が照
射された部分だけ体積抵抗値が小さくなるので、電源1
8によって第2の電極層13に印加されたプラスの電圧
が光導電層11の記録媒体16側の表面に達する。その
結果、光導電層11と記録媒体16との間の微小空間に
おいて放電が起こり、記録媒体16をプラスの極性に帯
電させる。一方、光導電層11における光が照射されな
い部分は体積抵抗値が大きいので、電源18によって第
2の電極層13に印加された電圧は光導電層11の記録
媒体16側の表面には達しない。その結果、光導電層1
1と記録媒体16との間の微小空間において放電は起こ
らず、記録媒体16は帯電しない。
【0056】このように、記録媒体16におけるプラス
に帯電させたい部分に対応して光導電層11に光を照射
し、光導電層11の体積抵抗値を小さくし、光導電層1
1と記録媒体16との間の微小空間において放電を起こ
させることによって、記録媒体16をプラスに帯電さ
せ、プラスの電荷により発生させられる静電気力によっ
て現像剤12を選択的に記録媒体16に吸引することが
できる。このようにして、光導電層11における光の照
射の有無によって記録媒体16の上に現像剤像が形成さ
れる。なお、GNDはグランドである。
【0057】図11は本発明の第2の実施例における現
像剤像定着方法のモデル図である。図において、16は
記録媒体であり、該記録媒体16に吸引された現像剤1
2を加熱し溶融させるとともに加圧する。したがって、
記録媒体16に現像剤12が浸透する。その結果、現像
剤像は記録媒体16に定着される。次に、本発明の第2
の実施例における画像形成装置について説明する。
【0058】図12は本発明の第2の実施例における画
像形成装置の概略図である。図において、102は現像
剤12としてのトナー、104は第1の電極層14(図
9)として配設されたトナー担持体、109は現像装置
である。前記トナー担持体104に接触するようにトナ
ー供給ローラ110及びトナー層厚規制部材111が配
設される。
【0059】また、112は前記トナー102を収容す
るトナーホッパであり、該トナーホッパ112の下方に
トナー供給ローラ110が配設される。該トナー供給ロ
ーラ110においては、図示しない導電性支持体(金属
芯)の周囲にウレタンフォーム等の発泡剤を被覆するこ
とによって弾力性のある表面層が形成される。そして、
該トナー供給ローラ110の表面は常時トナー102に
よって覆われ、トナー供給ローラ110が矢印A方向
(時計回り)に回転させられるのに伴ってトナー102
は前記トナー担持体104に搬送される。
【0060】前記トナー102は、トナー担持体104
及びトナー供給ローラ110に接触した時の摩擦によっ
てマイナスの極性に帯電させられ、トナー102の電荷
による自己鏡像力によってトナー担持体104に付着
し、トナー担持体104が矢印B方向(時計回り)に回
転させられるのに伴って搬送される。また、トナー担持
体104によるトナー102の搬送方向におけるトナー
供給ローラ110より下流側にはトナー層厚規制部材1
11が配設され、該トナー層厚規制部材111によっ
て、トナー担持体104の上にトナー102の粒子から
成る1〜3層程度の薄層が均一な厚さに形成される。こ
の時、トナー102はトナー層厚規制部材111との摩
擦によって更にマイナスの極性に帯電させられる。次
に、前記トナー102は、トナー担持体104の回転に
伴って選択的トナー吸引部に搬送される。該選択的トナ
ー吸引部は、帯電ブレード114及び露光装置115か
ら成り、帯電ブレード114はガイド113に支持され
た電極層103及び光導電層101から成る。そして、
前記電極層103とトナー担持体104との間には図示
しない電源が接続され、該電源によって電極層103に
プラスの電圧が印加される。なお、光導電層101及び
電極層103は、それぞれ図9における光導電層11及
び第2の電極層13に対応する。
【0061】また、前記露光装置115としては、LE
Dアレイとセルフォックレンズ(商品名)とを組み合わ
せたもののほかに、レーザと作像光学系とを組み合わせ
たものなど、通常の電子写真記録方法において使用され
る露光装置を使用することができる。一方、カセット1
16に収容された記録媒体106は、給紙ローラ117
が矢印C方向(時計回り)に回転させられるのに伴いカ
セット116から取り出され、レジストローラ131、
132によってスキューが補正され、該レジストローラ
131、132による矢印H方向(時計回り)及び矢印
I方向(反時計回り)の回転によって矢印D方向に搬送
されて選択的トナー吸引部に至る。なお、記録媒体10
6は図9における記録媒体16に対応する。
【0062】該選択的トナー吸引部においては、露光装
置115が露光信号を受け、該露光信号に対応した光を
光導電層101に照射する。したがって、光の照射の有
無及び電極層103に印加されるプラスの電圧によっ
て、記録媒体106が選択的にプラスに帯電させられ
る。そして、プラスの電荷により発生させられる静電気
力によってトナー102をトナー担持体104から記録
媒体106に選択的に吸引することができる。このよう
にして、光導電層101における光の照射の有無によっ
て記録媒体106の上に現像剤像としてのトナー像が形
成される。
【0063】そして、トナー像が形成された記録媒体1
06は矢印D方向に搬送されて定着装置120に至る。
該定着装置120は、矢印F方向(反時計回り)に回転
させられる加圧ローラ118及び矢印G方向(時計回
り)に回転させられる発熱ローラ119から成り、記録
媒体106の上のトナー102は発熱ローラ119の熱
によって溶融させられ、加圧ローラ118の加圧によっ
て記録媒体106に浸透させられる。その結果、トナー
像は記録媒体16に定着される。
【0064】このようにして、トナー像が定着された記
録媒体106は画像形成装置の外部に送り出される。ま
た、トナー担持体104の上のトナー102は、再びト
ナー供給ローラ110に搬送されて回収される。そし
て、前記現像装置109としては、二成分磁気ブラシ現
像器、一成分磁気ブラシ現像器、一成分非磁性現像器等
を使用することができる。
【0065】また、トナー102は通常の現像装置にお
いて使用される絶縁性のトナーを使用することができ
る。本実施例においては帯電時の極性をマイナスにする
必要があるので、マイナス型の帯電制御剤が充填され、
平均体積粒径が8〜12〔μm〕程度のスチレン系又は
ポリエステル系の樹脂等によって形成された非磁性のト
ナー102を使用した。また、トナー102の帯電時の
極性がプラスになるものを使用することもできる。さら
に、鉄、フェライト等の磁性粉を樹脂に加えた磁性トナ
ー等を使用することもできる。
【0066】また、前記定着装置120としては、ヒー
トローラ定着器、オーブン定着器、フラッシュ定着器等
を使用することができる。次に、トナー102の選択的
な吸引について図13を併用して説明する。図13は本
発明の第2の実施例における選択的トナー吸引部の拡大
図である。図に示すように、選択的トナー吸引部におい
ては、光導電層101の背面に電極層103が配設さ
れ、前記光導電層101、記録媒体106及び現像剤1
02が電極層103とトナー担持体104とによって挟
まれる。そして、前記記録媒体106は矢印D方向に搬
送される。
【0067】前記選択的トナー吸引部に使用される帯電
ブレード114は電極層103及び光導電層101を有
し、両者は、少なくとも露光装置115の光が照射され
る部分において互いに接触させて配設される。前記電極
層103は露光装置115の光を透過させる必要がある
ので、露光装置115の光源波長に適応した光透過性材
料によって形成され、例えば、透明電極等が使用され
る。
【0068】また、光導電層101は前記電極層103
を透過した光によって体積抵抗値が変化する光導電材料
から成り、例えば、CdS等が使用される。本実施例に
おいては、光が照射されない暗部における体積抵抗値が
1011〔Ω−cm〕以上になり、光が照射される明部に
おける体積抵抗値が1010〔Ω−cm〕以下になる光導
電材料を光導電層101として使用した。
【0069】一方、トナー担持体104の回転に伴って
選択的トナー吸引部に搬送されるトナー102は、既に
マイナスの極性に帯電させられる。そして、光導電層1
01は記録媒体106との間に数〜数百ミクロンの微小
空間を形成することができるように対向して配設され
る。そして、該微小空間が形成される位置に光を照射す
ることができるように露光装置115が配設される。
【0070】また、電極層103とトナー担持体104
との間に図示しない電源が接続され、該電源によって電
極層103にプラスの電圧が印加される。そして、前記
露光装置115によって露光信号に対応する光を光導電
層101に照射すると、光導電層101の体積抵抗値が
小さくなり、光導電層101と記録媒体106との間の
微小空間において放電が起こり、記録媒体106を選択
的にプラスに帯電させることができる。
【0071】さらに、該記録媒体106の上において選
択的にプラスに帯電させられた部分にトナー102を接
触させるか近接させた状態にすることができるようにト
ナー担持体104が配設される。その結果、プラスの電
荷により発生させられる静電気力によって、トナー10
2がトナー担持体104から記録媒体106に選択的に
吸引される。
【0072】なお、記録媒体106をプラスの極性に帯
電させる場合は電極層103にプラスの電圧が印加さ
れ、記録媒体106をマイナスの極性に帯電させる場合
は電極層103にマイナスの電圧が印加される。前記ト
ナー担持体104としてはアルミニウムに表面処理を施
した金属ローラを使用することができ、最終仕上がり外
径は約20〔mm〕であり、表層部の粗さは0.5〜5
〔μR〕である。
【0073】また、ステンレス、鋼鉄、アルミニウム等
の金属シャフトから成る導電性支持体の上に弾性導電層
を形成した導電性ゴムローラをトナー担持体104とし
て使用することもできる。前記弾性導電層としては、例
えば、ブチルゴム、クロロプレンゴム、ウレタンゴム、
シリコーンゴム、ニトリルゴム、スチレンゴム、ブタジ
エンゴム、フッ素ゴム、エチレンプロピレンゴム等のゴ
ム材にカーボン、グラファイト、フェライト、アルミニ
ウム粉、銅粉、ブロンズ粉、ステンレス粉、酸化チタ
ン、酸化スズ等の導電性粉末、金属粉末、金属繊維等を
添加し、体積抵抗値を調節した導電性ゴムを使用するこ
とができる。
【0074】さらに、導電性支持体の上に弾性導電層を
形成し、該弾性導電層の外周に導電性高分子やニッケル
電鋳スリーブなどの薄肉金属スリーブ等から成る導電性
表面層を形成した3層構造を有する導電性ゴムローラを
トナー担持体104として使用することもできる。
た、本実施例において、帯電ブレード114における電
極層103及び光導電層101はそれぞれ別々に形成さ
れているが、スパッタリング、厚膜印刷、ディピング等
の技術によって光導電層101の上に電極層103を形
成したり、電極層103の上に光導電層101を形成し
たりすることもできる。
【0075】図14は本発明の第2の実施例における光
導電層の体積抵抗値と記録濃度との関係を示す図であ
る。なお、図の横軸に光導電層101(図12)の体積
抵抗値を、縦軸に記録媒体106に転写され、定着され
たトナー像の記録濃度(OD)を採ってある。図から分
かるように、光が照射される明部における体積抵抗値が
1011〔Ω−cm〕以上になる光導電層101を使用し
た場合は、電極層103にプラスの電圧を印加して光導
電層101に光を照射してもトナー102を記録媒体1
06に吸引することができず、記録濃度は約0.1にな
る。この場合、記録濃度は下地としての記録媒体106
の濃度と等しく、画像を形成することができなかった。
【0076】また、光が照射される明部における体積抵
抗値が1010〔Ω−cm〕以下になる光導電層101を
使用した場合は、電極層103にプラスの電圧を印加し
て光導電層101に光を照射するとトナー102を記録
媒体106に吸引することができ、記録濃度は約1.5
になる。この場合、良好な画像を形成することができ
た。
【0077】これに対して、光が照射されない暗部にお
ける体積抵抗値が1010〔Ω−cm〕以下になる光導電
層101を使用した場合は、電極層103にプラスの電
圧を印加するだけでトナー102が記録媒体106に吸
引され、記録濃度は約1.5になる。この場合、べた黒
印刷になり、画像を形成することができなかった。ま
た、光が照射されない暗部における体積抵抗値が1011
〔Ω−cm〕以上になる光導電層101を使用した場合
は、電極層103にプラスの電圧を印加してもトナー1
02を記録媒体106に吸引することができず、記録濃
度は約0.1になる。この場合、記録濃度は下地として
の記録媒体106の濃度と等しく、画像を形成すること
ができなかった。
【0078】このことから、光が照射されると体積抵抗
値が変化する材料によって光導電層101を形成すると
よいことが分かる。そして、光が照射されない暗部にお
ける体積抵抗値が1011〔Ω−cm〕以上になり、光が
照射される明部における体積抵抗値が1010〔Ω−c
m〕以下になる光導電材料を使用した場合は、光導電層
101への光の照射の有無によってトナー102を記録
媒体106に吸引することが可能になる。この場合、電
圧を電極層103に印加しただけではトナー102を吸
引することができない。したがって、光導電層101に
おける光の照射の有無によって、トナー102を選択的
に記録媒体106に吸引することができ、コントラスト
のある良好な画像を形成することができる。
【0079】また、極めて解像度が高い画像を形成した
り、中間調のある画像を形成したりする場合は、光が照
射される明部における体積抵抗値が106 〜109 〔Ω
−cm〕になる光導電材料を使用すると、画像に白抜け
が発生するのを防止することができる。なお、本実施例
においては、帯電ブレード114及び露光装置115は
それぞれ別々に形成されているが、露光装置115に電
極層103及び光導電層101を形成し、露光装置11
5と帯電ブレード114とを一体に形成すると、画像形
成装置を一層小型化することができるとともに、コスト
を低くすることができる。
【0080】また、選択的トナー吸引部においては、電
極層103にプラスの電圧を印加して、マイナスの極性
に帯電させたトナー102を記録媒体106に吸引する
ようにしているが、電極層103にマイナスの電圧を印
加して、プラスの極性に帯電させたトナー102を記録
媒体106に吸引するようにしてもよい。さらに、本実
施例においては、図10に示すようにトナー担持体10
4の電位をグランド電位にしているが、トナー担持体1
04にプラス又はマイナスのバイアス電圧を印加する
等、各種の形態で電極層103及びトナー担持体104
に電圧を印加することができる。
【0081】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させるこ
とが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するも
のではない。
【0082】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、画像形成装置においては、あらかじめ帯電させら
れた現像剤を担持する第1の電極層と、現像剤との間に
微小空間を形成して配設された光導電層と、光導電層の
背面に配設され、第1の電極層とによって光導電層と現
像剤とを挟む第2の電極層と、第1、第2の電極層間に
接続され、一方の電極層に電圧を印加する電源と、光導
電層に光を照射して現像剤を異なる電荷量に帯電させる
露光装置と、異なる電荷量に帯電させられた現像剤を記
録媒体に吸引して現像剤像を形成する転写装置と、現像
剤像を記録媒体に定着する定着装置とを有する。
【0083】そして、第2の電極層は光透過性材料によ
って形成され、光導電層は光が照射されない暗部と光が
照射される明部とにおいて体積抵抗値が変化する光導電
材料によって形成される。この場合、露光装置が露光信
号に対応する光を光導電層に照射すると、現像剤を選択
的に帯電させることができる。次に、帯電させられた現
像剤は転写装置によって記録媒体に吸引されて現像剤像
になり、現像剤像は定着装置によって記録媒体に定着さ
れる。
【0084】したがって、現像プロセス及び転写プロセ
スを一体化することができるだけでなく、帯電プロセス
が不要になるので、構造を簡素化し小型化することがで
きるとともに、コストを低くすることができる。また、
本発明の画像形成方法においては、あらかじめ帯電させ
られた現像剤を第1の電極層によって担持し、第1の電
極層及び第2の電極層の一方に電圧を印加する。
【0085】そして、二つの電極層によって挟まれ、現
像剤との間に微小空間を形成して配設される光導電層に
露光信号に対応する光を照射して現像剤を異なる電荷量
に帯電させ、異なる電荷量に帯電させられた現像剤を記
録媒体に吸引して現像剤像を形成し、現像剤像を記録媒
体に定着する。したがって、現像プロセス及び転写プロ
セスを一体化することができるだけでなく、帯電プロセ
スが不要になるので、構造を簡素化し小型化することが
できるとともに、コストを低くすることができる。
【0086】本発明の他の画像形成装置においては、あ
らかじめ帯電させられた現像剤を担持する第1の電極層
と、記録媒体を介して現像剤と対向させられ、記録媒体
との間に微小空間を形成して配設された光導電層と、光
導電層の背面に配設され、第1の電極層とによって光導
電層と記録媒体と現像剤とを挟む第2の電極層と、第
1、第2の電極層間に接続され、一方の電極層に電圧を
印加する電源と、光導電層に光を照射して記録媒体を現
像剤と異なる電荷量に帯電させ、現像剤を記録媒体に吸
引して現像剤像を形成する露光装置と、現像剤像を記録
媒体に定着する定着装置とを有する。
【0087】そして、第2の電極層は光透過性材料によ
って形成され、光導電層は光が照射されない暗部と光が
照射される明部とにおいて体積抵抗値が変化する光導電
材料によって形成される。この場合、露光装置が露光信
号に対応する光を光導電層に照射すると、記録媒体を選
択的に帯電させることができる。次に、帯電させられた
記録媒体は現像剤を吸引して現像剤像を形成し、現像剤
像は定着装置によって記録媒体に定着される。
【0088】したがって、露光プロセス、現像プロセス
及び転写プロセスを一体化することができるだけでな
く、帯電プロセスが不要になるので、構造を簡素化し小
型化することができるとともに、コストを低くすること
ができる。本発明の他の画像形成方法においては、あら
かじめ帯電させられた現像剤を第1の電極層によって担
持し、第1の電極層及び第2の電極層の一方に電圧を印
加する。
【0089】そして、記録媒体を介して現像剤と対向さ
せ、記録媒体との間に微小空間を形成して配設される光
導電層に露光信号に対応する光を照射して記録媒体を現
像剤と異なる電荷量に帯電させ、現像剤を記録媒体に吸
引して現像剤像を形成し、現像剤像を記録媒体に定着す
る。したがって、露光プロセス、現像プロセス及び転写
プロセスを一体化することができるだけでなく、帯電プ
ロセスが不要になるので、構造を簡素化し小型化するこ
とができるとともに、コストを低くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における画像形成装置の
概略図である。
【図2】従来の画像形成装置の概念図である。
【図3】本発明の第1の実施例における現像剤帯電方法
のモデル図である。
【図4】本発明の第1の実施例における現像剤吸引方法
のモデル図である。
【図5】本発明の第1の実施例における現像剤像定着方
法のモデル図である。
【図6】本発明の第1の実施例における選択的トナー帯
電部の拡大図である。
【図7】本発明の第1の実施例における印加された電圧
とトナーの電荷量との関係図である。
【図8】本発明の第1の実施例における光導電層の体積
抵抗値とトナーの電荷量との関係図である。
【図9】本発明の第2の実施例における現像剤の帯電状
態を示す図である。
【図10】本発明の第2の実施例における現像剤吸引方
法のモデル図である。
【図11】本発明の第2の実施例における現像剤像定着
方法のモデル図である。
【図12】本発明の第2の実施例における画像形成装置
の概略図である。
【図13】本発明の第2の実施例における選択的トナー
吸引部の拡大図である。
【図14】本発明の第2の実施例における光導電層の体
積抵抗値と記録濃度との関係を示す図である。
【符号の説明】
11、101 光導電層 12 現像剤 13、14、103 電極層 15、18 電源 16、106 記録媒体 102 トナー 104 トナー担持体 120 定着装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)あらかじめ帯電させられた現像剤
    を担持する第1の電極層と、(b)前記現像剤との間に
    微小空間を形成して配設された光導電層と、(c)該光
    導電層の背面に配設され、前記第1の電極層とによって
    光導電層と現像剤とを挟む第2の電極層と、(d)第
    1、第2の電極層間に接続され、一方の電極層に電圧を
    印加する電源と、(e)前記光導電層に光を照射して前
    記現像剤を異なる電荷量に帯電させる露光装置と、
    (f)異なる電荷量に帯電させられた現像剤を記録媒体
    に吸引して現像剤像を形成する転写装置と、(g)前記
    現像剤像を記録媒体に定着する定着装置とを有するとと
    もに、(h)前記第2の電極層は光透過性材料によって
    形成され、(i)前記光導電層は光が照射されない暗部
    と光が照射される明部とにおいて体積抵抗値が変化する
    光導電材料によって形成されることを特徴とする画像形
    成装置。
  2. 【請求項2】 (a)あらかじめ帯電させられた現像剤
    を第1の電極層によって担持し、(b)第1の電極層及
    び第2の電極層の一方に電圧を印加し、(c)前記二つ
    の電極層によって挟まれ、前記現像剤との間に微小空間
    を形成して配設される光導電層に光を照射して前記現像
    剤を異なる電荷量に帯電させ、(d)異なる電荷量に帯
    電させられた現像剤を記録媒体に吸引して現像剤像を形
    成し、(e)該現像剤像を記録媒体に定着することを特
    徴とする画像形成方法。
  3. 【請求項3】 (a)あらかじめ帯電させられた現像剤
    を担持する第1の電極層と、(b)記録媒体を介して前
    記現像剤と対向させられ、記録媒体との間に微小空間を
    形成して配設された光導電層と、(c)該光導電層の背
    面に配設され、前記第1の電極層とによって光導電層と
    記録媒体と現像剤とを挟む第2の電極層と、(d)第
    1、第2の電極層間に接続され、一方の電極層に電圧を
    印加する電源と、(e)前記光導電層に光を照射して記
    録媒体を前記現像剤と異なる電荷量に帯電させ、前記現
    像剤を記録媒体に吸引して現像剤像を形成する露光装置
    と、(f)前記現像剤像を記録媒体に定着する定着装置
    とを有するとともに、(g)前記第2の電極層は光透過
    性材料によって形成され、(h)前記光導電層は光が照
    射されない暗部と光が照射される明部とにおいて体積抵
    抗値が変化する光導電材料によって形成されることを特
    徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記光導電層は、光が照射されない暗部
    における体積抵抗値より光が照射される明部における体
    積抵抗値が小さくなる請求項1又は3に記載の画像形成
    装置。
  5. 【請求項5】 前記光導電層は、光が照射されない暗部
    における体積抵抗値が1011〔Ω−cm〕以上になり、
    光が照射される明部における体積抵抗値が1010〔Ω−
    cm〕以下になる請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 (a)あらかじめ帯電させられた現像剤
    を第1の電極層によって担持し、(b)第1の電極層及
    び第2の電極層の一方に電圧を印加し、(c)記録媒体
    を介して前記現像剤と対向させ、記録媒体との間に微小
    空間を形成して配設される光導電層に光を照射して記録
    媒体を前記現像剤と異なる電荷量に帯電させ、前記現像
    剤を記録媒体に吸引して現像剤像を形成し、(d)該現
    像剤像を記録媒体に定着することを特徴とする画像形成
    方法。
JP2140494A 1994-02-18 1994-02-18 画像形成装置及び画像形成方法 Withdrawn JPH07230204A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2140494A JPH07230204A (ja) 1994-02-18 1994-02-18 画像形成装置及び画像形成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2140494A JPH07230204A (ja) 1994-02-18 1994-02-18 画像形成装置及び画像形成方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07230204A true JPH07230204A (ja) 1995-08-29

Family

ID=12054120

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2140494A Withdrawn JPH07230204A (ja) 1994-02-18 1994-02-18 画像形成装置及び画像形成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07230204A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0731454B2 (ja) 現像装置
US6134397A (en) Non-magnetic one-component developing apparatus
JPH07230204A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JPH1091007A (ja) 電子写真現像方式を採用した画像形成装置の不良転写抑制方法
JP3800893B2 (ja) 画像形成装置
JP3508413B2 (ja) 画像形成装置
JPH11119571A (ja) 画像形成装置
JP3343943B2 (ja) 画像形成装置
JP2004219716A (ja) 画像形成装置
JPH1031360A (ja) 画像形成装置
JP2846182B2 (ja) 画像形成方法
JP3276699B2 (ja) 画像形成方法および装置
JPH10232544A (ja) 現像装置
JPH0915964A (ja) 現像ユニット
JPH05323766A (ja) 帯電装置
JP2828173B2 (ja) 画像形成装置
JPH0527520A (ja) 画像形成装置
JPH113020A (ja) 画像形成装置
JP2001083811A (ja) 画像形成装置
JPH08320616A (ja) 画像形成装置
JPS61262778A (ja) トナ−供給装置
JP2000029284A (ja) 画像形成装置
JPH05150614A (ja) 帯電装置
JPH07230203A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JPH08254899A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010508