JPH07230052A - 光スキャナ及び光走査装置並びに当該光走査装置を用いた光センサ装置、符号情報読み取り装置及びposシステム - Google Patents

光スキャナ及び光走査装置並びに当該光走査装置を用いた光センサ装置、符号情報読み取り装置及びposシステム

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JPH07230052A
JPH07230052A JP6113515A JP11351594A JPH07230052A JP H07230052 A JPH07230052 A JP H07230052A JP 6113515 A JP6113515 A JP 6113515A JP 11351594 A JP11351594 A JP 11351594A JP H07230052 A JPH07230052 A JP H07230052A
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正哲 池田
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Hidenobu Umeda
秀信 梅田
Masahiro Yoneda
匡宏 米田
Atsushi Irie
篤 入江
Kiyotoshi Okura
清俊 大倉
Norimasa Yamanaka
規正 山中
Hiromi Totani
浩巳 戸谷
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐衝撃性、耐振動性に優れた光スキャナを提
供する。 【構成】 少なくとも曲げ変形モードを有する弾性変形
部3の一端に弾性変形部3の中心軸Pにほぼ左右対称と
なった可動部5を設け、弾性変形部3の他端には弾性変
形部3に振動を印加するための振動入力部4を設ける。
振動入力部4には可動部5を振動させるための駆動源2
を設ける。ゴムなどの跳ね返り係数の小さい材質ででき
たケース状のストッパ11内に、可動部5がその上下左
右すべての方向に弾性変形部3の弾性限界値内で自由に
可動できるように、貫通穴13に弾性変形部3を通し
て、可動部5をストッパ11内に納める。また、ストッ
パ11には可動部5に設けたミラー面6で光源から出射
された光ビームαが反射されるように開口部14を設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光スキャナ及び光走査装
置並びに当該光走査装置を用いた光センサ装置、符号情
報読み取り装置及びPOSシステムに関する。具体的に
いうと、本発明は、レーザビームプリンタ、バーコード
スキャナ、ビーム走査方式のエリアセンサなどにおいて
光を線状に走査させる光スキャナ及び光走査装置等に関
する。
【0002】
【従来の技術】出願人らは新規な原理に基づく小型で安
価な光スキャナを開発しており、これらの光スキャナは
特開平4−95917号において開示されている。図1
に示すものはその一例を示す概略斜視図であって、光ス
キャナAは、薄板状の振動子1と圧電振動子や磁歪振動
子等の微小振動を発生する小形の駆動源2とから構成さ
れている。振動子1は、図1に示すような形状をしてお
り、少なくとも曲げ変形モードを有するトーションバー
状の弾性変形部3の一端に振動入力部4を設け、他端に
可動部5を設けたものであって、これらはシリコンウエ
ハから一体として作成されている。可動部5は弾性変形
部3の軸心Pに対してほぼ左右対称な形状となってお
り、その表面には表面加工されたミラー面6が形成され
ている。
【0003】しかして、駆動源2より弾性変形部3の曲
げ変形モードの共振周波数fBと等しい周波数の振動を
振動入力部4へ印加すると、弾性変形部3が当該弾性変
形モードで振動し、可動部5を曲げ方向(θB方向)に
振動させ、可動部5を曲げ方向(θB方向)に回動させ
る。このとき可動部5のミラー面6に光ビームαが照射
されていると、反射された光ビームαは可動部5の回動
角の2倍の走査角で走査される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の光スキャナAにあっては外部から強い衝撃や振動を受
けた場合、例えば光スキャナAが落下したり、駆動源2
から予期しえない振動が入力されたりした場合などに
は、弾性変形部3の塑性変形や光スキャナAの各部、特
に弾性変形部3の破損が生じていたため、所定の走査角
が得られず、また光ビームαが走査されないなど光スキ
ャナの走査特性に著しい変化を生じていた。
【0005】本発明は叙上の従来例の欠点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、外部からの
激しい衝撃や振動に伴って生じるかかる走査特性の変化
を防止することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の光スキャナは、
少なくとも1つの弾性変形モードを有する弾性変形部
と、前記弾性変形部の一端に設けられ、印加された振動
を前記弾性変形部に伝える振動入力部と、前記弾性変形
部の他端に設けられ、前記弾性変形部の弾性変形モード
に応じて回動する可動部と、前記振動入力部に振動を印
加する加振源を備えた光スキャナにおいて、前記可動部
の可動領域を制限するためのストッパを備えたことを特
徴としている。
【0007】このとき、前記可動部に設けた光ビームを
反射するためのミラー面の面積が前記可動部の面積より
も小さく、前記ミラー面以外の部分において前記可動部
と前記ストッパとが接触するようにすることができる。
【0008】また、前記可動部を囲むように設けたスト
ッパに、前記可動部のミラー面へ光源から出射させた光
ビームを入射させ、前記ミラー面で反射された光ビーム
を通過させるための窓を設けることととしてもよい。
【0009】さらに、前記可動部に開口した少なくとも
1つの穴と、前記穴に挿入した可動停止棒とからストッ
パを構成することができる。
【0010】また、前記可動部の先端に、前記ストッパ
と接触する可動停止部を設けることとしてもよい。
【0011】前記可動部もしくは前記可動停止部にくび
れ部を設け、当該くびれ部の外周域に前記ストッパを設
けることとしてもよく、さらに、前記弾性変形部の外周
域に前記ストッパを設けることとしてもよい。
【0012】これらの光スキャナにあっては、少なくと
も前記ストッパの前記可動部と接触する部分又は前記可
動停止部と接触する部分もしくは前記弾性変形部と接触
する部分を跳ね返り係数の小さな材質により構成するこ
ととしてもよく、前記可動部の可動範囲を前記弾性変形
部の弾性限界値よりも小さくなるように制限するのが好
ましい。
【0013】また、これらのストッパにあっては、前記
可動部の動作状況を検出するための動作状況検出手段を
備えることができる。この動作状況検出手段は、例えば
前記ストッパに発光素子及び受光素子を備え、発光素子
から出射された光ビームを前記可動部に照射し、前記可
動部で反射された光ビームを前記受光素子で受光するこ
とにより、前記可動部の動作状況を検出することができ
る。また、前記ストッパのくびれ部もしくは弾性変形部
を挟んで対向する位置に発光素子と受光素子とを備え、
当該発光素子から出射された光ビームと前記受光素子に
向けて照射し、当該くびれ部もしくは弾性変形部によっ
て遮光されることによる受光量の変化を前記受光素子で
検知することもできる。あるいは、前記ストッパと前記
可動部に対向して設けた一対の電極間の静電容量の大き
さの変化により、前記可動部の動作状況を検出すること
としてもよい。
【0014】このとき、動作状況検出手段によって走査
位置を検出することができる。
【0015】本発明の第1の光走査装置は、前記動作状
況検出手段を設けた光スキャナを備え、前記加振源を駆
動することによって光ビームを走査させる光走査装置で
あって、前記動作状況検出手段の出力に基づいて、前記
光ビームの走査状況をフィードバック制御することを特
徴としている。また、本発明の第2の光走査装置は前記
動作状況検出手段の出力に基づいて、前記光ビームの走
査状況を表示する表示器やアラームなどの出力部を設け
たことを特徴としている。
【0016】さらに、本発明の第3の光走査装置は、上
記の光スキャナを備え、前記加振源を駆動することによ
って光ビームを走査させる光走査装置であって、当該光
走査装置に加わった衝撃や振動が前記光スキャナに加わ
らないように、衝撃や振動を吸収するためのダンパを介
して前記光スキャナを被実装部に実装したことを特徴と
している。
【0017】本発明の光センサ装置は、上記の各光走査
装置と、光ビームを出射する光源と、光強度を検出する
受光素子と、受光素子から出力される電気信号を処理す
る信号処理手段とを備え、前記光源から出射された光ビ
ームを前記光走査装置により走査し、物体からの反射光
を検知して物体の有無や形状などの情報を検知すること
を特徴としている。
【0018】また、本発明の符号情報読み取り装置は、
検知対象となる物体がバーコード、多段バーコード、マ
トリックス化された2次元コード等の符号情報を有する
物体であって、上記の光センサ装置を用いて前記符号情
報を読み取るようにしたことを特徴としている。
【0019】また、本発明のPOSシステムは、上記符
号情報読み取り装置を少なくとも1台以上備え、物品に
添付された符号情報を読み取り、その符号情報を予め外
部の第1のメモリ部に保存されている物品名称や販売価
格等の商品情報と照合し、その照合結果内容を外部に表
示すると共に第2のメモリ部に格納させるようにしたこ
とを特徴としている。
【0020】
【作用】本発明の光スキャナにあっては、可動部の可動
領域を制限するためのストッパを設けているので、当該
光スキャナに強度の衝撃や振動が加わり、弾性変形部の
弾性限界値を越えるような動き(振動)が可動部に生じ
た場合でもストッパによりその振動が抑えられる。この
ため、弾性変形部が塑性変形を生じたり、弾性変形部に
破損を生じることがない。したがって、光スキャナの走
査特性に変化を生じることがなく、耐衝撃性、耐振動性
に強い光スキャナを提供することができる。
【0021】また、光ビームを反射させるために設けた
ミラー面を可動部より小さくし、ミラー面以外の可動部
においてストッパと接触させるようにしているので、可
動部とストッパとの接触によりミラー面が傷つけられ、
ミラー面が劣化することもない。このため、長期にわた
り安定な光ビームを走査させることができる。
【0022】また、光ビームを走査させるために、可動
部を囲むように設けたストッパに光ビームを可動部のミ
ラー面へ入射させ、ミラー面で反射された光ビームを通
過させるための窓を設けてやればよい。
【0023】また、可動部に開口した少なくとも1つの
穴と、この穴に挿入した可動停止棒とからストッパを構
成すれば、簡単にストッパを備えることができる。
【0024】また、可動部の先端に、ストッパと接触す
る可動停止部を設けることにより、可動部のミラー面に
入射する光ビームあるいはミラー面で反射された光ビー
ムのの光路を広く確保することができる。このため、光
ビームの光路を確保するための制約が少なくなり、光走
査装置や光センサ装置などの構造を簡単にすることがで
きる。もちろん、ミラー面とストッパとは接触しないの
で、長期にわたり安定に光ビームを走査することができ
る。
【0025】このとき、可動部もしくは可動停止部にく
びれ部を設け、くびれ部の外周域にストッパを設けれ
ば、ストッパの構造を簡単にし、部品点数の削減や製造
コストの低減を図ることができる。また、弾性変形部の
外周域にストッパを設けても、ストッパの構造を簡単す
ることができる。
【0026】これらの光スキャナにおいて、ストッパの
少なくとも可動部とストッパとが接触する部分や可動停
止部とストッパと接触する部分あるいは弾性変形部とス
トッパとが接触する部分について、跳ね返り係数の小さ
な材質によって構成すると、可動部などがストッパと接
触した際の衝撃を緩和することができ、より効果的に衝
撃等から光スキャナを保護することができる。さらに、
可動部の可動範囲を弾性変形部の弾性限界値よりも小さ
くなるように制限すると、確実に弾性変形部の塑性変形
を防ぐことができる。
【0027】また、ストッパに可動部の動作状況を検出
するための動作状況検出手段を備えているので、可動部
の異常振動や走査位置を把握することができる。このた
め、走査位置を表示する表示器や強い衝撃や振動に対す
るアラームなどの機能を付加したり、光ビームの走査状
況をフィードバック制御することができる。したがっ
て、これらの光スキャナを用いることにより、小型で耐
衝撃性、耐振動性に強く、しかも高性能の光走査装置を
提供することができる。
【0028】また、本発明の第3の光走査装置にあって
は光走査装置に加わった衝撃や振動が光スキャナに加わ
らないように、衝撃や振動を吸収するためのダンパを介
しているので、光スキャナに加わる衝撃等を和らげ、衝
撃等により振動子が駆動源から脱離したりするのを防
ぎ、さらに衝撃や振動に強くすることができる。
【0029】このように本発明にあっては、衝撃や振動
に強い光走査装置を得ることができる。このような光走
査装置を用いることにより、物体を形状を認識する光セ
ンサ装置やバーコード、多段バーコード、マトリックス
化された2次元コード等の符号情報を読み取る符号情報
読み取り装置あるいはそれを用いたPOSシステム等の
機械的信頼性を向上させることができる。
【0030】
【実施例】図2(a)(b)に示すものは、それぞれ本
発明による光スキャナBを示す斜視図及び一部破断した
断面図である。光スキャナBは、薄板状の振動子1と圧
電振動子や磁歪振動子等の微小振動を発生する小形の駆
動源2と振動子1を構成する可動部5の過度な振動を抑
制するためのストッパ11とから構成されている。振動
子1は、図1に示すような形状をしており、少なくとも
曲げ変形モードを有するトーションバー状の弾性変形部
3の一端に振動入力部4を設け、他端に可動部5を設け
たものであって、これらはシリコンウエハから一体とし
て作成されている。可動部5は弾性変形部3の軸心Pに
対してほぼ左右対称な形状となっている。また、その表
面には表面加工されたミラー面6が可動部5のほぼ全面
に形成されている。
【0031】支持部12により振動子1とほぼ平行に配
設されたストッパ11側面に開口された貫通孔13に弾
性変形部3が挿入されるとともにストッパ11内に可動
部5が納められていて、ストッパ11は例えば図3
(a)(b)に示すように可動部5の上下左右方向など
その他すべての方向について、それぞれ弾性変形部3の
弾性限界値内で可動部5が振動できるように、中空にな
ったケース状に作成されている。もちろん、弾性限界値
より小さい範囲内で振動できるようにストッパ11を作
成してもよい。また、光源からの光ビームαがミラー面
6へ入射して、ミラー面6で反射された光ビームαの出
射を妨げられないように、ストッパ11には可動部5の
ミラー面6に対応して開口部14が設けられている。
【0032】しかして、駆動源2から弾性変形部3の曲
げ振動モードの共振周波数fBに等しい振動を振動入力
部4へ印加すると、弾性変形部3が当該弾性変形モード
で振動し、可動部5を曲げ方向(θB方向)に振動さ
せ、可動部5を曲げ方向(θB方向)に回動させる。ま
た、可動部5のミラー面6に開口部14から光ビームα
が照射されると、反射された光ビームαは可動部5の回
動角の2倍の走査角で走査される。このとき、外部から
弾性変形部3の弾性限界値以上の振動を起こすような、
例えば図3(a)に示すように可動部5の上下方向に衝
撃や振動が加わったとしても、ストッパ11の上下内面
に可動部5が接触して可動部5は停止させられ弾性限界
値以上には振動しない。また、図3(b)に示すように
可動部5の左右方向に衝撃や振動が加わったとしても、
ストッパ11の左右内面に可動部5が接触して停止させ
られ可動部5は左右方向の弾性限界値以上には振動しな
い。このため振動子1の破損を防ぐことができ、弾性変
形部3は塑性変形を起こすこともない。また、弾性変形
部3の軸心P方向に弾性変形部3が撓んだとしても、ス
トッパ11によって撓みが制限され弾性変形部3は破損
されることもない。したがって、このような光スキャナ
Bにあっては、耐衝撃性、耐振動性が向上し、光ビーム
αの走査異常を生じることが少なくなる。
【0033】本発明のストッパ11の材質は特に限定さ
れないが、跳ね返り係数の十分小さな材質を用いると、
可動部5がストッパ11に接触した際の衝撃が緩和でき
るのでより効果的である。例えばゴムシートやプラスチ
ックなどを用いるのが好ましい。また、図示はしないが
剛性のある材質でできたケースの内面をゴムシートなど
跳ね返り係数の小さな材質で覆うことにしてもよい。
【0034】また、図4(a)(b)に示すように剛性
の材質からなるケース(図示せず)内に例えばバネ15
や片持ち状の弾性梁16例えば板バネのような機械的に
衝撃を吸収できるストッパ11を可動部5の上下左右方
向に配置させることとしてもよい。
【0035】図5に示すものは、本発明の別な実施例で
ある光スキャナCの振動子1を一部破断した斜視図であ
る。この可動部5の表面に設けられたミラー面6の周縁
に接触部17が設けられている。図2に示す光スキャナ
Bでは、可動部5の全面にミラー面6が形成されている
ので、可動部5がストッパ11の内面に接触してミラー
面6に傷が付きミラー面6が荒れ、反射された光ビーム
αに劣化を生じる。そこで、このようにミラー面6の周
縁に接触部17を設けてミラー面6が直接ストッパ11
に接触しないようにすることにより、ミラー面6の荒れ
を防止し、長期の使用でも劣化の少ない反射された光ビ
ームαを得ることができる。
【0036】図6に示すものは、本発明のさらに別な実
施例である光スキャナDのストッパ21の構造を示す概
略図である。可動部5の左右両端の接触部17には、可
動部5の軸心方向に長軸を有する長孔状のストップ穴2
2が開口されていて、ストップ穴22にはストップ棒2
3が挿入されている。この光スキャナDにあっては、強
い衝撃や振動が加えられ、弾性変形部3の弾性限界値よ
り大きな振動が与えられても、挿入されたストップ棒2
3がストップ穴22の内周面に接触し、可動部5の振動
が制御させられることとなり、第1の実施例と同様に弾
性変形部3の塑性変形が抑えられ、光ビームαの走査異
常を少なくすることができる。このように、上記各実施
例の光スキャナにあっては、強度な衝撃、振動による振
動子1の破損や塑性変形を防止することができる。
【0037】図7及び図8に示す光スキャナE、Fは、
上記の光スキャナBに可動部5の走査位置や振動状況な
どを検出できる動作状況検出手段24を備えたものであ
る。図7に示す光スキャナEにおいては、可動部5の下
面にも鏡面加工を施してミラー面25を形成させてあっ
て、ケース状のストッパ11の内面に発光ダイオード
(LED)などの発光素子26と、ミラー面25で反射
された光ビームβを受光する半導体位置検出素子(PS
D)等の受光素子27とが配設されている。しかして、
駆動源2より弾性変形部3に印加された振動により可動
部5が曲げ変形モードθBで振動すると、発光素子26
から出射された光ビームβはミラー面25で反射されて
走査され、反射された光ビームβは受光素子27で受光
される。したがって、このとき受光素子27で受光した
光ビームβの位置を検出することにより、可動部5の走
査位置を知ることができる。もちろん、受光素子27で
受光した受光信号を解析することにより、可動部5の振
動状況を把握することも可能である。
【0038】また、図8に示す光スキャナFにあって
は、可動部5の下面に形成された可動電極28と、可動
電極28と対向してケース状のストッパ11の内面に形
成された固定電極29との間にコンデンサCが構成され
ている。しかして、駆動源2より弾性変形部3に印加さ
れた振動により可動部5が曲げ変形モードθBで振動す
ると、可動電極28と固定電極29との間の距離が変化
し、コンデンサCの静電容量の大きさが変化する。した
がって、このコンデンサCの静電容量を求めることによ
り、可動部5の走査位置や振動状況を知ることができ
る。
【0039】図9に示すものは、本発明の一実施例であ
るバーコードリーダや光センサなどに用いられる光走査
装置Gを示す概略構成図であって、図10(a)(b)
に光走査装置Gにおける光スキャナの取り付け部の概略
斜視図及び断面図を示す。光走査装置Gは、例えば図8
に示すような動作状況検出手段24を備えた光スキャナ
Eと動作状況検出手段24の出力信号を処理する信号処
理部31と可動部5の走査位置や振動状況を検出して振
動子1の動作状態を外部へ知らせるための機能を有する
出力部32とから構成されている。この出力部32に
は、例えば可動部5に異常な衝撃や振動が加わった場合
に警告をするアラーム33や光源から出射された光ビー
ムαの走査角度を表示するためのLED34その他の表
示器35を備えており、可動部5の振動状況や光ビーム
αの走査状況を表示したりすることができる。したがっ
て、光走査装置Gの作動中に、異常な衝撃や振動が加わ
ればアラーム33からの警報により光走査装置Gの作動
を中止したり、LED34の表示によって光ビームの走
査状況を目視により確認することができる。
【0040】また、光スキャナEは図10に示すように
ダンパ36によって周囲を囲まれた台座上37に装着さ
れていて、ダンパ36によって外部からの衝撃や振動が
吸収され、直接光スキャナEに衝撃等が加わるのを防ぐ
ことができるものである。このため、光スキャナEの振
動子1、特に弾性変形部3の破損やストッパ11の破
損、また、振動子1の駆動源2からの脱離など光スキャ
ナEの破損を防ぐことができる。このダンパ36の材質
も特に問わないが、跳ね返り係数の十分小さなものであ
ればよく、例えば、ゴムシート、綿などを用いることが
できる。さらに、ダンパ36はスプリングや片持ち状に
配設された梁例えば板バネのような構造とすることもで
き、スプリングや梁によって支持された台座37上に光
スキャナEを取り付けることとしてもよい。
【0041】このように各種の表示機能や警告機能を備
え、操作性、利便性などに優れた高性能の光走査装置を
提供することができる。
【0042】また、図11に示すように、動作状況検出
手段24から出力された出力信号を処理して、振動子1
を振動させるための電圧を駆動源2に印加する駆動部3
8をフィードバック制御することのできる信号処理部3
9を設けた光走査装置Hとすることもできる。この光走
査装置Hにあっては、光ビームαの走査状況を把握し
て、走査状況に応じて駆動源2を駆動することによりよ
り一層安定した走査(走査角度)が可能となる。
【0043】図12に示すものは、本発明のさらに別な
実施例である光スキャナIを示す斜視図であって、光ス
キャナIが装着されるダンパ36上に可動部5の左右両
側を挟むようにしてストッパ41が設けられている。な
お、可動部5下面には可動部5が振動しやすいように重
り部42が設けられている。このストッパ41は、可動
部5先端の左右両側に設けられた翼状のストップ部43
を納めるようにして側面コの字状の凹部44が設けられ
ており、凹部44の内面はゴムシートやプラスチックな
どの跳ね返り係数の十分小さな材質45で覆われてい
る。ストッパ41全体を跳ね返り係数の十分小さな材質
で形成することとしてもよく、ダンパ36と一体として
形成することもできる。このストッパ41の凹部44
は、弾性変形部3の弾性限界値以上に振動を生じさせな
いように形成されており、上下方向(X軸方向)に弾性
限界値以上の振動が加わった場合には、ストップ部43
の上面及びストップ部43の下面とストッパ41の上下
内面が接触して可動部5が停止させられる。また、左右
方向(Y軸方向)に弾性限界値以上の振動が加わった場
合には、左右のストップ部43側端部とストッパ41の
内側面とが接触して可動部5が停止させられる。さら
に、軸心方向(Z軸方向)に弾性変形部3が座屈した場
合には、ストップ部43の端部とストッパ41の内面が
接触して可動部5が停止させられる。このようにして、
衝撃などによる振動から光スキャナIを保護することが
できる。
【0044】図13(a)に示すものは本発明のさらに
別な実施例である光スキャナJを示す斜視図であって、
図13(b)に示すものはその光スキャナJの振動子1
を示す斜視図である。可動部5の先端には上下左右方向
の弾性限界値以上の振動を防ぐためのストップ部43が
設けられており、可動部5の下面には重り部42が設け
られている。光スキャナJを装着するダンパ36上に
は、ストップ部43を納めるように窪みや貫通孔のよう
な空所48が設けられた揺れストッパ46が設けられて
いる。したがって、可動部5の上下左右方向の弾性限界
値以上の振動は、ストップ部43が揺れストッパ46内
面に接触することによって制御されることになる。ま
た、可動部5の幅よりも狭く、弾性変形部3の弾性変形
を妨げないよう弾性変形部3の両側を挟むようにして抜
けストッパ47が設けられている。したがって、弾性変
形部3の軸心方向の座屈は、可動部5の端面が抜けスト
ッパ47の背面に接触することによって制御される。
【0045】この光スキャナJにあっては、上下左右方
向の振動を防ぐ揺れストッパ46と軸心方向の座屈を防
ぐ抜けストッパ47とに構成を分けたために、例えば図
2に示す光スキャナBのようなストッパ11や図12に
示す光スキャナJのストッパ41に比べて構造が簡単に
なり、ストッパの形状、部品数の削減を図ることができ
る。このため光スキャナや光走査装置の小型化や組立性
の向上を図ることができ、コストの削減をすることがで
きる。
【0046】また、可動部5の先端にストップ部43と
揺れストッパ46とを配置し、弾性変形部3の両側を挟
むようにして抜けストッパ47を配置しているので、可
動部5に入射する光ビーム及び可動部5で反射された光
ビームαの光路を広くかつ容易に確保することもでき
る。したがって、このような光スキャナJを用いること
により、バーコードリーダや光センサ装置などの光走査
装置における構造上の制約が少なくなり、簡単に光走査
装置に応用することが可能になる。
【0047】また、図14に示すものはさらに本発明の
別な実施例である光スキャナKを示す一部破断した斜視
図であって、可動部5先端に設けられたストップ部43
にはくびれ部49が形成されている。この光スキャナK
にあっては、くびれ部49の周囲を囲むようにして角枠
状のストッパ50が設けられており、ストッパ50によ
って弾性限界値以上の上下左右方向の振動を抑えること
ができるとともに軸心方向の弾性変形部3の大きな座屈
も抑えることができる。このようにくびれ部49が形成
されたストップ部41の周囲にストッパ50を設け、1
つのストッパ50に揺れストッパ46の機能と抜けスト
ッパ47の機能とを兼ね備えることにより、さらにスト
ッパ50の構造を簡単にすることができると共に可動部
5の周囲を広く解放することができる。
【0048】これらの光スキャナJ、Kにあっても、図
7及び図8に示す光スキャナE、Fと同様に可動部5の
走査位置等を検出できる動作状況検出手段24を備える
ことができる。図15(a)(b)に示すものはそれぞ
れ、本発明のさらに別な実施例である光スキャナLを示
す一部破断した拡大斜視図であって、光スキャナJに動
作状況検出手段24を備えたものである。図15(a)
に示すようにストップ部43上方の揺れストッパ46内
面には反射型の光マイクロスイッチ51が備えられてい
て、光マイクロスイッチ51の出射部から出射された光
信号はストップ部43によって反射され、反射された光
信号は光マイクロスイッチ51の受光部により受光され
る。したがって、受光された光信号に応じた光マイクロ
スイッチ51の出力信号を検出することにより、ストッ
プ部43すなわち可動部5の異常な振動を検知すること
ができ、あるいは可動部5の走査状況を把握することが
できる。また、図15(b)に示すように、抜けストッ
パ47の内側面には弾性変形部3を挟んで対向する位置
に透過型の光マイクロスイッチ52が上下に複数個備え
られていて、光マイクロスイッチ52の出射部52aか
ら出射された光信号はその一部が弾性変形部3によって
遮られ、残る光信号が弾性変形部3を挟んで対向する位
置に設けられた受光部(図示せず)により受光される。
したがって、受光した光信号に応じた光マイクロスイッ
チ52の出力信号を検出することにより、弾性変形部3
つまり可動部5の異常な振動を検知することができ、あ
るいは可動部5の走査状況を把握することができる。ま
た、光スキャナKのストッパ50に反射型光マイクロス
イッチ51及び/又は透過型マイクロスイッチ52を備
えることにより可動部5の動作状況を検出することがで
きる。
【0049】もちろんこの光スキャナLにおいても、図
9に示す光走査装置Gのように光マイクロスイッチ5
1、52の出力信号を信号処理部31によって信号処理
を施し、可動部5の振動状況や光ビームαの走査状況を
出力部32に表示させたりすることができる。また、図
11に示す光走査装置Hのように光マイクロスイッチ5
1、52の出力信号に基づいて、駆動部38をフィード
バック制御することも可能である。
【0050】図16に示すものは、本発明のさらに別な
実施例である光走査装置Mを示す斜視図であって、例え
ば図15に示す光スキャナLが、光源からの光ビームや
可動部5によって反射された光ビームが遮られないよう
にしてケース52内に納められている。光スキャナLは
ゴムシートなどのダンパ36上に載置されており、ケー
ス52内面にはゴムやプラスチックなど外部からの衝撃
を吸収できるシート材が張り合わされている。ケース5
2全体をプラスチックなど衝撃を吸収できる材質で形成
することとしてもよい。このように予めケース52内に
納めておくことにより光走査装置Mの取扱いを簡単に
し、光センサ装置やスキャナなどの符号読み取り情報装
置などに容易に組み込むことができる。また、このよう
に光スキャナLをダンパ36上に載置したり、衝撃を吸
収できる材質をケース52内に張り合わせることによ
り、衝撃に強い光走査装置Mを提供することができる。
【0051】さらに、図17に示す光走査装置Nにあっ
てはケース52外部にねじ込み式やソケット式などの取
り付け部54が設けられている。さらに、取り付け部5
4には振動子1の駆動源2に駆動部38からの駆動電圧
を印加するための入力端子や可動部5の動作状況を示す
出力信号を外部に取り出すための入出力端子などのコネ
クタ53が設けられている。このようにコネクタ53を
設けておくことにより容易に配線作業を行なうことがで
き、光走査装置Nの実装時間の短縮や作業性を向上させ
ることができる。また、容易に着脱可能な取り付け部5
4を設けてあるので、光走査装置Nの取り付け作業など
の作業性をさらに向上させるとともに光センサ装置など
への取り付けを確実に行なうことができる。
【0052】図18は本発明の光センサ装置Oの一実施
例を示すブロック図である。この光センサ装置Oは、上
記のような本発明の光走査装置61、半導体レーザ素子
等の発光素子62とレンズのような光学素子63からな
る光源、フォトダイオード等の受光素子64、発光素子
62を駆動して光ビームαを出射させる駆動回路65、
光走査装置の光スキャナ例えば本発明の光スキャナBを
駆動する駆動回路66、受光素子64からの受光信号を
電気的に処理する信号処理回路67および駆動回路6
5,66と信号処理回路67を制御する制御部68から
構成されている。この光センサ装置Oにあっては、発光
素子62から出射された光ビームαは光走査装置Oによ
り検知領域に向けて反射されると共に検知領域内で走査
される。このとき検知領域内に物体69が存在すると、
物体69で反射した光ビームαが受光素子64で検知さ
れる。そして、光ビームαを受光した受光素子64から
出力される受光信号を信号処理回路67で信号処理及び
信号解析することにより検知領域内に物体69が存在す
るか否か、さらに物体69の形状等が検出される。
【0053】図19に示すものは本発明の光センサ装置
Pの他例であって、光ビームαの走査位置をモニターす
る光走査位置検知回路70を備えている。例えば、光走
査位置検知回路70は、光走査装置61の動作状況位置
検出手段24の出力信号をモニターすることによって光
ビームαの走査位置(走査方向)を検出する。しかし
て、光走査位置検知回路70により受光素子64が受光
した瞬間の光ビームαの走査位置を知れば、走査領域内
の物体69の存在している位置が分かるので、物体69
の位置、形状、寸法などを定量的に求めることができ、
寸法計測用スキャニングマイクロメータ等として用いる
ことができる。
【0054】また、本発明の光走査装置61をバーコー
ド、多段バーコード、マトリックス化された2次元コー
ド等の符号情報72を読み取る用途に用いることによ
り、図20に示すように本発明の光走査装置61を用い
た符号読み取り情報装置Qとして用いることができる。
もっとも、受光素子64では、バーコードのバーとスペ
ース等に応じた反射光を受光するので、信号処理回路6
7はこの受光信号からバーコード等を解読するための機
能を有している。また、制御部68が符号情報72入力
部を備えており、作業者などがバーコードラベル等の符
号情報72の種類を入力できるようになっている。しか
して、符号情報入力部71から符号情報72の種類など
が入力されると、符号情報72に応じて光走査装置61
の光スキャナの走査速度が制御部68により制御され
る。
【0055】図21は本発明のPOS(Point of Sale
s;販売時点管理)システムRを示す概略ブロック図で
ある。このPOSシステムRは、1台もしくは2台以上
のバーコードリーダ等の符号情報読み取り装置75を備
えており、この符号情報読み取り装置75により物品に
添付されている符号情報72を読み取る。また、コンピ
ュータ76に付属している第1のメモリ部77には、各
物品の物品名称、販売価格、在庫数等の商品情報が格納
されている。そして、符号情報読み取り装置Rが物品の
符号情報72を読み取ると、その符号情報72が第1の
メモリ部77に保存されている商品情報と照合され、そ
の商品情報のうち所定の情報が各符号情報読み取り装置
Rと対になったディスプレイ装置78に表示されると共
に第2のメモリ部79に格納される。第2のメモリ部7
9に格納された商品情報は必要に応じてプリンタ80に
よりプリントアウトされる。
【0056】このような商品管理用や在庫管理用に用い
られるPOSシステムRに本発明の光走査装置61を用
いた符号情報読み取り装置Pを使用することにより、取
扱い上の不注意などから符号情報読み取り装置Pを落と
した場合にでも容易には壊れず、POSシステムRの信
頼性を向上させることができる。
【0057】ここで示したPOSシステムは、商店など
に設置されるPOSシステムに有効であることはもちろ
んであるが、読み取りが確実になるので商品をベルトコ
ンベアなどで搬送し自動で読み取りさせる無人のPOS
システムも可能となる。
【0058】以上、外部からの衝撃や振動に強い光スキ
ャナおよびその光スキャナを利用した光走査装置、さら
にはその光走査装置を応用した光センサ装置や符号情報
読み取り装置等について説明したが、ここで示した光走
査装置の構成等は一例であって、図示したストッパや光
スキャナあるいは光走査装置の構造や形状に限定される
ものではない。
【0059】
【発明の効果】本発明の光スキャナにあっては、可動部
の可動領域を制限するためのストッパを設けているの
で、強い衝撃や振動が光スキャナに加わった場合でも、
可動部の動きが制限される。このため、可動部が弾性変
形部の弾性限界値を越えて動くことがなく、弾性変形部
の塑性変形を防ぎ、弾性変形部の破損を防ぐことができ
る。したがって、光ビームの走査特性に影響を与えるこ
とがなく、耐衝撃性、耐振動性に強い光スキャナを提供
することができる。
【0060】また、光ビームを反射させるためのミラー
面を可動部より小さくして、ミラー面以外の可動部にお
いてストッパと接触させるようにしているので、ミラー
面が劣化することなく、長期にわたり安定な光ビームを
走査させることができる。
【0061】また、可動部に開口した少なくとも1つの
穴と、この穴に挿入した可動停止棒とからストッパを構
成すれば、簡単にストッパを備えることができる。
【0062】また、可動部の先端に、ストッパと接触可
動停止部を設けることにより、可動部のミラーへ入射す
る光ビームやミラー面で反射された光ビームの光路を広
く確保することができ、このため、光ビームの光路を確
保するための制約が少なくなり、光走査装置などの構造
を簡単にすることができる。もちろん、ミラー面とスト
ッパとは接触しないので、長期にわたり安定に光ビーム
を走査することができ
【0063】このとき、可動部もしくは可動停止部にく
びれ部を設け、くびれ部の外周域にストッパを設けれ
ば、ストッパの構造を簡単にし、部品点数の削減や製造
コストの低減を図ることができる。また、弾性変形部の
外周域にストッパを設けても、ストッパの構造を簡単す
ることができる。
【0064】また、ストッパの少なくとも可動部とスト
ッパとが接触する部分又は可動停止部とストッパとが接
触する部分もしくは弾性変形部とストッパとが接触する
部分について、跳ね返り係数の小さな材質によって構成
すると、可動部又は可動停止部もしくは弾性変形部がス
トッパと接触した際の衝撃を緩和することができ、より
効果的になる。さらに、可動部の可動範囲を弾性変形部
の弾性限界値よりも小さくすれば、弾性変形部が塑性変
形するのを確実に防ぐことができる。
【0065】さらに、これらのストッパに動作状況検出
手段を設けてやると、走査位置を表示する表示器や強い
衝撃や振動に対するアラームなどの機能を付加したり、
光ビームの走査状況をフィードバック制御することがで
き、小型で耐衝撃性、耐振動性に強く、しかも高性能の
光走査装置を提供することができる。
【0066】また、本発明の第3の光走査装置では光走
査装置に加わった衝撃や振動が光スキャナに加わらない
ように、衝撃や振動を吸収するためのダンパを介してい
るので、光スキャナに加わる衝撃等を和らげ、衝撃等に
より振動子が駆動源から脱離したりするのを防ぎ、さら
に衝撃や振動に強くすることができる。
【0067】これらの光走査装置を用いることにより、
光センサやバーコードなどの符号情報を読み取る符号情
報読み取り装置あるいはそれを用いたPOSシステムの
機械的信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例である光スキャナを示す概略斜視図であ
る。
【図2】(a)(b)は、それぞれ本発明の一実施例で
ある光スキャナを示す概略斜視図及びその一部破断した
断面図である。
【図3】(a)(b)は、それぞれ振動子の上下方向の
弾性限界値を示す説明図及び左右方向の弾性限界値を示
す説明図である。
【図4】(a)(b)は、それぞれ本発明の別な実施例
である光スキャナのストッパの構造を示す概略図であ
る。
【図5】本発明のさらに別な実施例である光スキャナの
振動子を示す一部破断した斜視図である。
【図6】本発明のさらに別な実施例である光スキャナの
ストッパの構造を示す概略図である。
【図7】本発明のさらに別な実施例である光スキャナの
一部破断した断面図である。
【図8】本発明のさらに別な実施例である光スキャナの
一部破断した断面図である。
【図9】本発明の一実施例である光走査装置を示す概略
構成図である。
【図10】(a)(b)は、それぞれ同上の光走査装置
における光スキャナの取り付け部の構造を示す斜視図及
び断面図である。
【図11】本発明の別な実施例である光走査装置を示す
概略構成図である。
【図12】本発明のさらに別な実施例である光スキャナ
を示す斜視図である。
【図13】(a)は本発明のさらに別な実施例である光
スキャナを示す斜視図、(b)は同上の光スキャナを構
成する振動子の斜視図である。
【図14】本発明のさらに別な実施例である光スキャナ
を示す一部破断した斜視図である。
【図15】(a)(b)はそれぞれ本発明のさらに別な
実施例である光スキャナを一部破断した拡大斜視図であ
る。
【図16】本発明のさらに別な実施例である光走査装置
を示す斜視図である。
【図17】本発明のさらに別な実施例である光走査装置
を示す斜視図である。
【図18】本発明による光センサ装置を示す概略ブロッ
ク図である。
【図19】本発明による光センサ装置の他例を示す概略
ブロック図である。
【図20】本発明による符号情報読み取り装置を示す概
略ブロック図である。
【図21】本発明によるPOSシステムを示す概略ブロ
ック図である。
【符号の説明】
3 弾性変形部 5 可動部 6 ミラー面 11 ストッパ 14 開口部 22 ストップ穴 23 ストップ棒 31 信号処理部 32 出力部 43 ストップ部 46 揺れストッパ 47 抜けストッパ 49 くびれ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梅田 秀信 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内 (72)発明者 米田 匡宏 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内 (72)発明者 入江 篤 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内 (72)発明者 大倉 清俊 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内 (72)発明者 山中 規正 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内 (72)発明者 戸谷 浩巳 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの弾性変形モードを有す
    る弾性変形部と、 前記弾性変形部の一端に設けられ、印加された振動を前
    記弾性変形部に伝える振動入力部と、 前記弾性変形部の他端に設けられ、前記弾性変形部の弾
    性変形モードに応じて回動する可動部と、 前記振動入力部に振動を印加する加振源を備えた光スキ
    ャナにおいて、前記可動部の可動領域を制限するための
    ストッパを備えたことを特徴とする光スキャナ。
  2. 【請求項2】 前記可動部に設けた光ビームを反射する
    ためのミラー面の面積が前記可動部の面積よりも小さ
    く、前記可動部が前記ミラー面以外の部分において前記
    ストッパと接触するようにしたことを特徴とする請求項
    1に記載の光スキャナ。
  3. 【請求項3】 前記可動部を囲むように設けたストッパ
    に、前記可動部のミラー面へ光源から出射させた光ビー
    ムを入射させ、前記ミラー面で反射された光ビームを通
    過させるための窓を設けたことを特徴とする請求項1又
    は2に記載の光スキャナ。
  4. 【請求項4】 前記ストッパは、前記可動部に開口した
    少なくとも1つの穴と、前記穴に挿入した可動停止棒と
    からなることを特徴とする請求項1又は2に記載の光ス
    キャナ。
  5. 【請求項5】 前記可動部の先端に、前記ストッパと接
    触する可動停止部を設けたことを特徴とする請求項1に
    記載の光スキャナ。
  6. 【請求項6】 前記可動部もしくは前記可動停止部にく
    びれ部を設け、当該くびれ部の外周域に前記ストッパを
    設けたことを特徴とする請求項5に記載の光スキャナ。
  7. 【請求項7】 前記ストッパを前記弾性変形部の外周域
    に設けたことを特徴とする請求項1、2、3、4、5又
    は6に記載の光スキャナ。
  8. 【請求項8】 少なくとも前記ストッパの前記可動部と
    接触する部分又は前記可動停止部と接触する部分又は前
    記弾性変形部と接触する部分が、跳ね返り係数の小さな
    材質により構成されていることを特徴とする請求項1、
    2、3、4、5、6又は7に記載の光スキャナ。
  9. 【請求項9】 前記可動部の可動範囲を前記弾性変形部
    の弾性限界値よりも小さくなるように制限したことを特
    徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7又は8に記
    載の光スキャナ。
  10. 【請求項10】 前記ストッパに、前記可動部の動作状
    況を検出するための動作状況検出手段を備えたことを特
    徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8又は9
    に記載の光スキャナ。
  11. 【請求項11】 前記動作状況検出手段は前記ストッパ
    に発光素子及び受光素子を備え、発光素子から出射され
    た光ビームを前記可動部もしくは前記可動停止部に照射
    し、前記可動部で反射された光ビームを前記受光素子で
    受光することにより、前記可動部の動作状況を検出する
    ことを特徴とする請求項10に記載の光スキャナ。
  12. 【請求項12】 前記動作状況検出手段は前記ストッパ
    の前記くびれ部もしくは前記弾性変形部を挟んで対向す
    る位置に発光素子と受光素子とを備え、当該発光素子か
    ら出射された光ビームを前記受光素子に向けて照射し、
    当該くびれ部もしくは当該弾性変形部によって遮光され
    ることによる受光量の変化を前記受光素子で検知するこ
    とにより、前記可動部の動作状況を検出することを特徴
    とする請求項10に記載の光スキャナ。
  13. 【請求項13】 前記動作状況検出手段は前記ストッパ
    と前記可動部もしくは前記可動停止部に対向して設けた
    一対の電極間の静電容量の大きさの変化により、前記可
    動部の動作状況を検出することを特徴とする請求項10
    に記載の光スキャナ。
  14. 【請求項14】 前記動作状況検出手段により、可動部
    の走査位置を検出することを特徴とする請求項10、1
    1、12又は13に記載の光スキャナ。
  15. 【請求項15】 請求項10、11、12、13又は1
    4に記載の光スキャナを備え、前記加振源を駆動するこ
    とによって光ビームを走査させる光走査装置であって、 前記動作状況検出手段の出力に基づいて、前記光ビーム
    の走査状況をフィードバック制御することを特徴とする
    光走査装置。
  16. 【請求項16】 前記動作状況検出手段を設けた請求項
    10、11、12、13又は14に記載の光スキャナを
    備え、前記加振源を駆動することによって光ビームを走
    査させる光走査装置であって、 前記動作状況検出手段の出力に基づいて、前記光ビーム
    の走査状況を表示する表示器やアラームなどの出力部を
    設けたことを特徴とする光走査装置。
  17. 【請求項17】 請求項1、2、3、4、5、6、7、
    8、9、10、11、12、13又は14に記載の光ス
    キャナを備え、前記加振源を駆動することによって光ビ
    ームを走査させる光走査装置であって、 衝撃や振動を吸収するためのダンパを介して前記光スキ
    ャナを被実装部に実装したことを特徴とする光走査装
    置。
  18. 【請求項18】 請求項15、16又は17に記載の光
    走査装置と、光ビームを出射する光源と、光強度を検出
    する受光素子と、受光素子から出力される電気信号を処
    理する信号処理手段とを備え、 前記光源から出射された光ビームを前記光走査装置によ
    り走査し、物体からの反射光を検知して物体の有無や形
    状などの情報を検知することを特徴とする光センサ装
    置。
  19. 【請求項19】 検知対象となる物体がバーコード、多
    段バーコード、マトリックス化された2次元コード等の
    符号情報を有する物体であって、請求項18に記載の光
    センサ装置を用いて前記符号情報を読み取るようにした
    ことを特徴とする符号情報読み取り装置。
  20. 【請求項20】 請求項19に記載の符号情報読み取り
    装置を少なくとも1台以上備え、物品に添付された符号
    情報を読み取り、その符号情報を予め外部の第1のメモ
    リ部に保存されている物品名称や販売価格等の商品情報
    と照合し、その照合結果内容を外部に表示すると共に第
    2のメモリ部に格納させるようにしたことを特徴とする
    POSシステム。
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