JPH07230030A - 光学ステージ - Google Patents

光学ステージ

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JPH07230030A
JPH07230030A JP6020314A JP2031494A JPH07230030A JP H07230030 A JPH07230030 A JP H07230030A JP 6020314 A JP6020314 A JP 6020314A JP 2031494 A JP2031494 A JP 2031494A JP H07230030 A JPH07230030 A JP H07230030A
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magnet
stage
substrate
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JP6020314A
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Noboru Suzuki
鈴木  登
Mitsuyasu Shiyou
光泰 蒋
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SIGMAKOKI Co Ltd
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 全高を低く維持して装置のコンパクト化及び
コスト低減を図る。 【構成】 磁石29の吸着力で磁性体からなる土台に吸
着するマグネットベース部22と、このマグネットベー
ス部22上に設けられ光学素子を摺動可能に支持するス
テージ部23とからなる光学ステージである。マグネッ
トベース部22は、土台に直接に当接される底板24
と、この底板24に当接して設けられる磁石板25と、
この磁石板25を施蓋する蓋板26とからなる。ステー
ジ部23は、マグネットベース部22側に支持される基
板(26)と、この基板に摺動自在に取り付けられた摺
動板33とからなる。この構成において、マグネットベ
ース部22の蓋板26とステージ部23の前記基板とを
同一部材で兼用した。これにより、蓋板26及び基板の
一方の厚さ分が薄くなり、全高を低くできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁石を用いて土台に吸
着することで光学素子を土台に固定支持すると共にこの
光学素子を摺動し得る光学ステージに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】光学ステージは、一般に図3に示すよう
な構成を有している。この光学ステージ1はマグネット
ベース部2とステージ部3とから構成されている。
【0003】マグネットベース部2は、磁性体からなる
土台5に直接に当接される底板6と、この底板6上に当
接され底板6を介して土台5に吸着する磁石板7と、こ
の磁石板7を底板6との間で挟んで施蓋する蓋板8とか
ら概略構成されている。
【0004】ステージ部3は、マグネットベース部2の
蓋板8に固定支持される基板10と、この基板10に摺
動自在に取り付けられた摺動板11と、前記基板10と
摺動板11との間に介装され摺動板11の摺動を案内支
持するローラガイド12とから概略構成されている。
【0005】マグネットベース部2の蓋板8とステージ
部3の基板10とは、ねじ等で互いに固定される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記構成の
光学ステージ1では、マグネットベース部2とステージ
部3とがそれぞれ別部材として構成されているため、そ
の全高が高くなり、装置が嵩ばるという問題点がある。
【0007】さらに、光学素子を設置する部分での光軸
の位置が低い場合には、この光学ステージ1を使用する
ことができないという問題点がある。
【0008】本発明は、前記事情に鑑みてなされたもの
で、全高を低く維持して装置のコンパクト化を図った光
学ステージを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
にこの発明に係る光学ステージは、磁石の吸着力で磁性
体からなる土台に吸着するマグネットベース部と、この
マグネットベース部上に設けられ光学素子を摺動可能に
支持するステージ部とからなる光学ステージにおいて、
前記マグネットベース部が、前記土台に直接に当接され
る底板と、この底板に当接して設けられる磁石板と、こ
の磁石板を施蓋して前記底板との間または底板及び土台
との間で磁路を形成する蓋板とからなり、前記ステージ
部が、前記マグネットベース部側に支持される基板と、
この基板に摺動自在に取り付けられた摺動板とからな
り、前記マグネットベース部の蓋板と前記ステージ部の
基板とを同一部材で兼用したことを特徴とする。
【0010】
【作用】前記構成により、前記蓋板と基板とを同一部材
で兼用したので、この蓋板及び基板の一方の厚さ分を薄
くすることができ、光学ステージの全高を低くすること
ができるようになる。
【0011】
【実施例】以下、本発明に係る光学ステージの実施例に
ついて図面を参照しながら説明する。図1は本実施例に
係る光学ステージを示す斜視図、図2は図1の光学ステ
ージの主要部品を分解した状態で示す分解斜視図であ
る。
【0012】本実施例の光学ステージ21は、マグネッ
トベース部22とステージ部23とから概略構成されて
いる。マグネットベース部22は、磁性体からなる土台
(図示せず)に直接に当接される磁性体製の底板24
と、この底板24に当接して設けられる磁石板25と、
この磁石板25を施蓋すると共にステージ部23の基板
となる蓋板26とから構成されている。
【0013】底板24は、図2に示すように、中央部に
非磁性体24A、両側に磁性体24B,24Cを合わせ
た一体板として構成されている。磁石板25は、4つの
磁石29を支持する円形支持板部30と、この円形支持
板部30を嵌合して回転可能に支持する回転支持板部3
1とから構成されている。円形支持板部30には正方形
の各頂点位置に4ヵ所の磁石嵌合用穴30Aが設けら
れ、この各磁石嵌合用穴30Aに各磁石29が嵌合して
支持されている。なお、図中の30Bはこの円形支持板
部30を回転させるためのレバーである。また、4つの
磁石29はN極とS極の配列が調整されており、底板2
4の各磁性体24B,24Cと蓋板26と土台とで閉磁
路を形成してマグネットベース部22を土台に吸着する
ようになっている。さらに、円形支持板部30を回転さ
せることで、底板24の各磁性体24B,24Cと蓋板
26とで閉磁路を形成してマグネットベース部22を土
台から取り外すことができるようになっている。円形支
持板部30の回転はレバー30Bによりなされ、このレ
バー30BによってON、OFFさせることで、光学ス
テージ21を土台に着脱させる。
【0014】回転支持板部31は、全体を底板24と同
様の四角形状の構成され、内部に円形支持板部30を嵌
合するための円形の嵌合穴31Aが形成されると共に一
部がレバー30Bを装着するために切り欠かかれてい
る。
【0015】蓋板26はその下側面を平坦面状に形成さ
れている。この蓋板26は、円形支持板部30及び回転
支持板部31が互いに組み合わされて底板24上に載置
された状態でその上側を施蓋して、円形支持板部30を
底板24及び回転支持板部31と相俟って回転可能に支
持している。これら底板24と蓋板26と回転支持板部
31とは各ねじ穴26A,31B,24Dを介してねじ
(図示せず)で互いに固定される。さらに、この蓋板2
6はステージ部23の基板となっている。
【0016】ステージ部23は、図1に示すように、マ
グネットベース部22上に設けられ、光学素子(図示せ
ず)を摺動可能に支持するものである。このステージ部
23は、主に基板と、この基板を摺動する摺動板とから
構成されるが、ここでは基板として前記マグネットベー
ス部22の蓋板26をそのまま利用している。この蓋板
26上に摺動板33が摺動可能に支持されている。蓋板
26の上側面には、図2に示すように、摺動板33の摺
動を案内する突条34が形成されている。摺動板33の
下側面には、突条34を施蓋するように摺動凹溝35が
形成されている。この摺動凹溝35は突条34よりも大
きい幅に形成されている。蓋板26に摺動板33を装着
することで突条34の両側にできる摺動凹溝35との間
の空間には、クロスローラガイド36,37(図1参
照)が設けられている。このクロスローラガイド36,
37は、その一方が突条34側に、他方が摺動凹溝35
に支持され、摺動板33をX軸上に正確に摺動し得るよ
うになっている。摺動板33において、前記摺動凹溝3
5の側部(図2中の右側部)にはスプリング(図示せ
ず)が装着されるスプリング用凹溝38が設けられてい
る。このスプリング用凹溝38内において、スプリング
の一端は蓋板26側に、他端は摺動板33側にそれぞれ
接続される。このスプリングは蓋板26に対して摺動板
33を一方にのみ付勢するようにするためのものであ
る。蓋板26のねじ穴39はこのスプリングの一端を接
続するためのものである。摺動板33の上側面には、光
学素子を取り付けるためのねじ穴33Aが設けられてい
る。
【0017】なお、図1中の41は蓋板26に対して摺
動板33を所定位置で固定するための固定ねじである。
42は位置の微調整を行なうための微調整ねじ(マイク
ロメータ)で、蓋板26に対しスプリングによって一方
に付勢された摺動板33を微小量ずつ移動させる。
【0018】以上の構成の光学ステージ21は、摺動板
33にねじ穴33Aを介して光学素子が取り付けられた
状態で、土台に載置される。マグネットベース部22の
レバー30Bを回してONにし、各磁性体24B,24
Cと蓋板26と土台とで閉磁路を形成して光学ステージ
21を土台に吸着固定させる。
【0019】光学ステージ21を土台から取り外すとき
は、レバー30Bを回してOFFにし、各磁性体24
B,24Cと蓋板26とで閉磁路を形成して光学ステー
ジ21を土台から取り外す。
【0020】摺動板33に取り付けられた光学素子をX
軸方向に微調整するときは、微調整ねじ42を回して行
なう。調整が終われば、固定ねじ41によって摺動板3
3を蓋板26側に固定する。
【0021】以上のように構成された光学ステージ21
では、マグネットベース部22の蓋板26をステージ部
23の基板として兼用し、部品点数を減少させたので、
光学ステージ21の全高を低くすることができる。これ
により、光学ステージ21を薄型にコンパクト化するこ
とができ、高さが障害になることがなくなると共に、コ
スト低減を図ることができるようになる。
【0022】なお、前記実施例では、光学素子を支持し
て摺動させる台としてX軸方向に摺動する摺動板33を
設けたが、この摺動板33の上にY軸方向に摺動する摺
動板を取り付けてもよい。これにより、X軸とY軸の両
方に摺動し得るステージを構成することができる。この
場合においても、光学ステージ21の全高が従来品に比
べて低くなっているので、Y軸用の摺動板を搭載しても
高さが障害になることはない。
【0023】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明に係る光
学ステージでは、マグネットベース部の蓋板とステージ
部の基板とを同一部材で兼用する構成としたので、部品
点数が減少すると共に、光学ステージの全高を低く抑え
ることができる。これにより、コスト低減を図ることが
できると共に、全体がコンパクトになり、光学素子を所
定位置に装着したときに、その高さが障害になることが
なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光学ステージを示す斜視図であ
る。
【図2】図1の光学ステージの主要部品を分解した状態
で示す分解斜視図である。
【図3】従来の光学ステージを示す正面図である。
【符号の説明】
21…光学ステージ、22…マグネットベース部、23
…ステージ部、24…底板、25…磁石板、26…蓋
板、33…摺動板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁石の吸着力で磁性体からなる土台に吸
    着するマグネットベース部と、このマグネットベース部
    上に設けられ光学素子を摺動可能に支持するステージ部
    とからなる光学ステージにおいて、 前記マグネットベース部が、前記土台に直接に当接され
    る底板と、この底板に当接して設けられる磁石板と、こ
    の磁石板を施蓋して前記底板との間または底板及び土台
    との間で磁路を形成する蓋板とからなり、 前記ステージ部が、前記マグネットベース部側に支持さ
    れる基板と、この基板に摺動自在に取り付けられた摺動
    板とからなり、 前記マグネットベース部の蓋板と前記ステージ部の基板
    とを同一部材で兼用したことを特徴とする光学ステー
    ジ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104977811A (zh) * 2014-04-11 2015-10-14 优志旺电机株式会社 曝光装置及其固定方法
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