JPH0722995A - 移動体用無線機 - Google Patents

移動体用無線機

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Publication number
JPH0722995A
JPH0722995A JP5163676A JP16367693A JPH0722995A JP H0722995 A JPH0722995 A JP H0722995A JP 5163676 A JP5163676 A JP 5163676A JP 16367693 A JP16367693 A JP 16367693A JP H0722995 A JPH0722995 A JP H0722995A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
identification code
station
mobile station
signal
base station
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5163676A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroki Kamimura
寛樹 上村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Denso Ten Ltd filed Critical Denso Ten Ltd
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Publication of JPH0722995A publication Critical patent/JPH0722995A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 移動局が基地局から送信される識別コードを
受信できない場合でも、表示により自局へ送信されてい
る可能性があることを警告し、その内容を知らしめるこ
とを可能とする。 【構成】 受信した移動局の識別コードが自局の識別コ
ードと一致するか否かを検出する手段と、トーン信号の
一致を検出する手段と、表示手段とを備え移動体用無線
機で、受信した移動局の識別コードを判別できない場合
には、前記表示手段により表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報信号による指令を
基地局より複数の移動局に伝達する通信システムにおい
て、個々の移動局に各移動局固有の識別コードを設定
し、基地局から送信された固有のトーン信号及び識別コ
ードが、移動局に設定されているトーン信号及び該移動
局の識別コードと一致することにより情報信号の出力を
行う移動体用無線機に関する。
【0002】
【従来の技術】情報信号、例えば音声信号による指令を
基地局側の無線機により、複数の移動局側の無線機に伝
達する通信システムにおいて、使用する周波数の不足を
解消するため、トーンスケルチ方式が用いられる。この
トーンスケルチ方式とは、音声信号と共に音声とは異な
る周波数帯域の信号を送る方式で、一般に音声信号より
も低い周波数帯域でトーン信号が使用される。この方式
により、同一の無線用搬送波周波数であってもトーン信
号の周波数を変えることによって、同一の搬送波周波数
を多くの無線機に分配することができる。
【0003】また基地局が移動局と個別に送信を行う場
合には、予め個々の移動局に各移動局固有の識別コード
を設定する。基地局はモデムにより送信したい所望移動
局の識別コードを、MSK方式など、周波数変調した粗
密を持つ波形の信号として、移動局に対し音声信号に先
立って一瞬の間送信する。また音声信号及び識別コード
送信中も常に重ねて固有のトーン信号が送信されてお
り、移動局はこの識別コードを受信してモデムにより復
調し、該受信した識別コードと予め個別に与えられた識
別コードが一致し、尚かつ受信したトーン信号の周波数
が予め定められた特定の周波数であることを検出したと
きに音声出力を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】識別コードは、音声信
号より先立って一瞬の間だけ送られるので、特に移動局
は建造物の物陰などで識別コードが受信できない場合が
あった。この場合移動局の無線機は、トーン信号が一致
する信号を受けていても、識別コードが不明のため音声
出力されず、自局が指定されて音声信号が送信されてい
ても聴取することができなかった。また識別コードを長
時間又は度々送信ようにすればこのような問題は多少改
善できるが、識別コードと音声信号を同時に送信するこ
とが不可能なため、音声信号の送信の妨げとなり、好ま
しくなかった。
【0005】本発明は移動局が基地局から送信される識
別コードを受信できない場合でも、表示により、自局へ
送信されている可能性があることを警告し、聴取ができ
るようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するためになされたものであって、情報信号による指
令を基地局より複数の移動局に伝達するため、個々の移
動局に各移動局固有の識別コードを設定し、基地局から
は移動局に対し所望の移動局固有の識別コード及び情報
信号に予め定められたトーン信号を重ねて送信する通信
システムおける移動体無線機であって、受信した移動局
の識別コードが自局の識別コードと一致するか否かを検
出する手段と、トーン信号の一致を検出する手段と、表
示手段とを備え、受信した移動局の識別コードを判別で
きない場合は前記表示手段により表示するようにしたこ
とを特徴とするものである。
【0007】
【作用】移動局側の無線機は基地局側の無線機から送信
された識別コード及びトーン信号を受信し、予め設定さ
れた自局のトーン信号及び識別コードと一致しているか
否かを検出し、トーン信号及び識別コードの両方とも一
致している場合には従来と同様に音声信号などの情報信
号を出力する。この場合は基地局が選択した特定の移動
局へ音声信号による指令等を伝えることができる。
【0008】次にトーン信号は予め設定された自局のト
ーン信号と一致するが、他の移動局の識別データを受信
したと判断した場合、即ち受信した識別コードと自局の
識別コードとの不一致を検出した場合には、自局に対す
る送信ではないことが明確なので、音声出力は行わな
い。さらにトーン信号は一致するが、識別コードが受信
できず一致か不一致かを特定できない場合には、移動局
の受信機は表示手段により表示して操作者に知らせる。
これにより操作者はミュートを解除して音声が出力され
るようにし、その内容を知ることができ、どの移動局に
対して送信された情報信号であるかが判明し、自局であ
ればそのまま聴取することができる。
【0009】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の一実施例につい
て説明する。尚、音声信号による指令を基地局より複数
の移動局に伝達する通信システムの一例としてタクシー
無線システムを用いて説明する。図1は本発明の一実施
例を示す移動体用無線機のブロック図である。図1にお
いて、アンテナ10で受信された基地局からの無線波
は、フロントエンド11で高周波増幅等の処理がなされ
た後検波部12で検波され、ミュート回路16、増幅器
18を介してスピーカ19から出力される。検波部12
で検波された信号は、モデム13にも入力され、この信
号の識別コードが復調された後、中央処理装置(CP
U)15に入力される。CPU15では受信した識別コ
ードが判別可能か否かが判断され、可能であるならば、
予めCPU15内のメモリに記憶された自局の識別コー
ドと一致するか否かが判断される。また、トーン信号は
トーン検出部14により、予め定められた周波数のトー
ン信号であるか否かを検出しCPU15に入力され判断
される。即ちCPU15は、識別コード及びトーン信号
の一致、不一致にによって、音声出力するためのミュー
ト回路16及び、受信状態を表示するLED21の制御
を行っている。またミュート解除スイッチ17はミュー
ト回路16を手動で操作できるスイッチである。以上の
ような構成の無線機が、複数の移動局である個々のタク
シーに搭載されている。
【0010】図3は本発明の一実施例である基地局と複
数の移動局であるタクシーを示している。タクシー会社
固有のトーン信号及び、それぞれのタクシーごとに識別
コードを予め設定し、基地局1の無線機のプレストーク
スイッチをONとすると同時に一瞬の間例えば50msec
の間、音声信号に先立って特定のタクシー宛の識別コー
ドが送信される。尚、図4に示すように音声信号b及び
識別コードa送信中も常に固有のトーン信号cは送信さ
れる。
【0011】次に、動作について図2を用いて説明す
る。基地局1がタクシー2に送信したい場合、基地局1
はトーン信号cと共に、タクシー2の識別コードaを5
0msecの間送信し、その後音声信号bを送信する。タク
シー2の無線機は基地局1からの電波を受信すると、基
地局から送信を受けていることを操作者に知らせるた
め、図1のLED21を点灯表示する(ステップS
2)。タクシー2の無線機は、この送られてきた信号の
識別コードが受信できたか、並びにトーン信号及び識別
コードが予め設定されたトーン信号や識別コードと一致
するかを判断する(ステップS3,S4,S5)。そし
て、トーン信号及び識別コードの両方が一致したとき、
自動でミュートを解除し音声が出力される(ステップS
6,S7)。以上の場合は従来と同様である。
【0012】次にタクシー2の無線機が、トーン信号は
一致するが、他の移動局、例えばタクシー3の識別コー
ドを受信した場合、ステップS5で他のタクシーの識別
コードであると判断され、このときタクシー2の無線機
は、基地局からの信号入力があることを告げるLED2
1の点灯は行われるが、この場合は警告の表示、音声出
力とも行われない。
【0013】尚ステップS5で、受信した識別コードが
予め設定された自局の識別コードと一致しているか否か
の検出結果は、信号入力が一旦無くなるまで保持され
る。ここで、例えばタクシー2が走行中ビルなどの障害
物で信号を受信できず、障害物を通過した後に信号の入
力があった場合などのように、トーン信号は一致する信
号を受信しているが、識別コードが不明で自局のものか
否かを判別できなかった場合には、ステップS4からス
テップS10に移り、移動局側の無線機の信号入力があ
ることを告げるLED21を使用して、LED21を点
滅表示し、識別コードが不明で判別できない信号を受信
していることを操作者に警告する。尚、本実施例では、
識別コードが判別できない場合にその旨を知らせる表示
手段として同一のLED21を兼用することで、部品点
数を削減している。
【0014】警告表示された後は、操作者はミュート解
除スイッチ17を操作することにより手動でミュートを
解除して音声を出力し(ステップS11,S12,S1
3)、その内容を知ることができ、どの車両に対して送
信された情報であるかを確認できるため、自局であれば
そのまま聴取し、他局であれば再びミュート解除スイッ
チ17を操作することにより手動でミュートすることが
可能となる(ステップS11,S15)。
【0015】そして、音声出力されている状態におい
て、トーン信号が一致しなくなればミュートされ(ステ
ップS9)、信号入力自体がなくなればLED21の点
灯又は点滅による表示状態が解除されて消灯される(ス
テップS16)。また、トーン信号は一致し、識別コー
ドが判断できなかった場合に、自動的にミュートを解除
せず、表示により警告するようにしたので、特にタクシ
ーではお客を乗車しているときに音声の出力を控えるこ
とができ、また自局の識別コードを受信した場合との混
乱を避けて聴取することができるため、実用性に富んで
いる。
【0016】尚、基地局1から送信される情報信号は音
声信号に限られず、例えば映像信号のようなものであっ
てもよい。
【0017】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば移動局が基地局から送信される識別コードを受信で
きない場合でも、表示により自局へ送信されている可能
性があることを警告し、その内容を知らしめることが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す移動体用無線機のブロ
ック図。
【図2】本発明の一実施例を示すCPU15の処理フロ
ーチャート。
【図3】基地局と複数の移動局を示す図。
【図4】各信号の送信状態を示すタイムチャート。
【符号の説明】
1・・・基地局 2〜5・・・移動局(タクシー) a・・・識別コード b・・・音声信号 c・・・トーン信号 10・・・アンテナ 11・・・フロントエンド 12・・・検波部 13・・・識別コード用モデム 14・・・トーン信号検出部 15・・・中央処理装置(CPU) 16・・・ミュート回路 17・・・手動ミュート解除スイッチ 18・・・増幅器 19・・・スピーカ 20・・・表示駆動部 21・・・LED
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 7304−5K H04B 7/26 103 B 7304−5K 103 K

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報信号による指令を基地局より複数の移
    動局に伝達するため、個々の移動局に各移動局固有の識
    別コードを設定し、基地局からは移動局に対し所望の移
    動局固有の識別コード及び情報信号に予め定められたト
    ーン信号を重ねて送信する通信システムおける移動体無
    線機であって、受信した移動局の識別コードが自局の識
    別コードと一致するか否かを検出する手段と、トーン信
    号の一致を検出する手段と、表示手段とを備え、受信し
    た移動局の識別コードを判別できない場合には、前記表
    示手段により表示するようにしたことを特徴とする移動
    体用無線機。
JP5163676A 1993-07-01 1993-07-01 移動体用無線機 Withdrawn JPH0722995A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5163676A JPH0722995A (ja) 1993-07-01 1993-07-01 移動体用無線機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5163676A JPH0722995A (ja) 1993-07-01 1993-07-01 移動体用無線機

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Publication Number Publication Date
JPH0722995A true JPH0722995A (ja) 1995-01-24

Family

ID=15778485

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5163676A Withdrawn JPH0722995A (ja) 1993-07-01 1993-07-01 移動体用無線機

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JP (1) JPH0722995A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002312893A (ja) * 2001-04-17 2002-10-25 J-Nextel Inc 通信ネットワークによるタクシー予約及び配車の方法、その通信システム並びにプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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