JPH07228807A - 光輝性塗膜の補修用塗料および補修方法 - Google Patents

光輝性塗膜の補修用塗料および補修方法

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JPH07228807A
JPH07228807A JP6040569A JP4056994A JPH07228807A JP H07228807 A JPH07228807 A JP H07228807A JP 6040569 A JP6040569 A JP 6040569A JP 4056994 A JP4056994 A JP 4056994A JP H07228807 A JPH07228807 A JP H07228807A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 非補修塗装面との色差を軽減し、幅広い色域
において常に同一色調を付与することができる光輝性塗
膜の補修用塗料およびその補修方法を提供する。 【構成】 メタリック顔料および/またはマイカ顔料か
らなる光輝性含有塗膜を補修する塗料組成成分として、
(A)光輝剤を含有する補修対象塗料および (B)フッ素系
表面調整剤および/またはポリシロキサン系表面調整剤
を含有する補修用塗料。メタリック顔料および/または
マイカ顔料からなる光輝剤含有塗膜の補修部位に、上記
の補修用塗料を塗布し、ついで非補修塗装面の塗膜性能
要求に応じてウエットオンウエットによりクリヤー塗料
を塗布する光輝性塗膜の補修方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車の車体や
部品類等に塗装された光輝性塗膜の欠陥部位を修復する
ための補修用塗料とその補修方法に関し、特に煩雑な調
色をおこなう必要なしに非補修塗装面との色差を効果的
に改善することができる光輝性塗膜の補修用塗料および
補修方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば自動車の車体に、重厚で光沢感の
あるメタリック調の光輝性塗膜を形成するためには、従
来からメタリック顔料やマイカ顔料を含む組成の塗料が
多用されている。この塗膜形成は、一般に下塗りおよび
中塗り塗装を施した塗膜面に前記のメタリック顔料およ
び/またはマイカ顔料を含む塗料を塗布し、さらにクリ
ヤーコートを形成する3コート系の複層塗膜形成法によ
って行われている。
【0003】このように形成される光輝性塗膜が車体塗
装ラインの工程でタレ、凹み等の塗装欠陥が生じたり、
付着した塵埃が欠落して局部的に塗膜の剥がれが発生
し、あるいは接触事故などによって車体塗膜面が損傷し
た場合には、その部分を目視的に色調が同一になる状態
に塗装補修する必要がある。従来、塗装補修については
補修部位をサンディング処理したのち、光輝性塗膜と同
一色調となるように色合わせした塗料をエアスプレーガ
ンにより複数回塗布し、最終的にクリアーコートする方
法が採られている。しかしながら、この種の部分的補修
手段による場合には、同一色調を得るための補修作業や
塗料の調色作業に極めて熟練した技能を要し、また熟練
した補修担当者であっても個人差がある関係で常に同一
色調を得ることが困難であった。
【0004】かかる問題の解決を対象とした光輝性塗膜
の補修塗装技術として、被塗物表面に所定の着色顔料を
有するカラーベース塗料を塗布し、雲母片などの乱反射
材を有するマイカベース塗料を塗布すると共にクリヤ塗
料を塗布してなるパール塗装において、少なくとも前記
カラーベース塗料に含有された着色顔料とマイカベース
塗料に含有された樹脂とを有するパール塗装の補修用塗
料とこれを用いた補修方法(特開平2−202961号公報)
が提案されている。
【0005】このほか、着色顔料を含むカラーベース塗
膜、マイカベース塗膜およびクリア塗膜を順次に積層し
てなる塗装構造において、カラーベース塗料とマイカベ
ース塗料とを同一樹脂系の塗料とし、前記カラーベース
塗料とマイカベース塗料とを混合した調色塗料で形成し
た調色塗膜をカラーベース塗膜とマイカベース塗膜の間
に介挿したパールマイカ色部分補修塗料構造(特開平1
−245882号公報)や、カラーベース上に、マイカおよび
/または金属顔料を含む光沢ベースが形成された塗装面
を補修する場合、研磨されたカラーベース部分とその外
側部分の境界部を含む箇所へ希釈されたカラーベース塗
料のミストを吹き付け、ついでこのミスト塗装部を含む
部分に光沢ベース塗料を塗布する補修塗布方法(特開平
4−27475 号公報)等が提案されている。しかしなが
ら、これら技術はいずれも同一色調の補修精度を十分に
満足するものではなく、特に淡彩系の光輝性塗膜におけ
る色差の同一性を得ることには困難性があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】淡彩系の光輝性塗膜を
補修する際に多く観察される目視的違和感は、非補修塗
装面に対する補修塗装面の色相が、ハイライト部(視角
が塗面に直角に近い角度)において同等であっても、シ
ェード部(視角が塗膜に対して平行に近い角度)では黒
っぽく見える現象である。本発明者は、この色差原因に
ついて究明した結果、製造ラインにおける静電塗装と補
修時に使用するエアスプレーによる塗装手段の違いが、
塗膜層に介在する光輝性顔料片の配向状態を変化させる
ためであることを認めた。すなわち、製造ラインで光輝
性塗膜を静電塗装する際には塗料の吐出量が大きく、か
つ静電気の影響もあって形成される塗膜中に光輝性顔料
片が無方向なランダム状態で配向するが、エアスプレー
ガンで塗装される補修塗装時においては塗料の吐出量が
著しく少ない(約1/4)関係で、光輝性顔料片が塗膜中で
塗装面に平行な状態に配列し、このために非補修塗装面
とのフリップフロップ性(角度による明度差)およびカ
ラーフロップ性(角度による色相差)に大きな相違が生
じる。
【0007】したがって、非補修塗膜層と補修塗膜層に
おける光輝性顔料片の配向状態を近似させれば、塗装手
段の相違に係わらず、また煩雑な補修作業や調色作業を
行う必要なしにハイライト部およびシェード部において
同一色調の塗装補修が可能となる。本発明者は引き続き
この点の研究を重ねたところ、補修塗料に特定の表面調
整剤を添加すると非補修塗装面とのフリップフロップ性
およびカラーフロップ性が改善され、淡彩系であっても
シェード部の色相変調が効果的に消去される事実を解明
した。
【0008】本発明は前記の知見に基づいて開発された
もので、その目的は、煩雑な補修作業や調色を行う必要
なしに非補修塗装面との色差を軽減し、幅広い色域にお
いて常に同一色調を付与することができる光輝性塗膜の
補修用塗料とその補修方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明による光輝性塗膜の補修用塗料は、メタリッ
ク顔料および/またはマイカ顔料からなる光輝剤含有塗
膜を補修する塗料組成として、下記(A)および(B)
成分を含有することを構成上の特徴とする。 (A)光輝剤を含有する補修対象塗料 (B)フッ素系表面調整剤および/またはポリシロキサ
ン系表面調整剤。
【0010】また、本発明による光輝性塗膜の補修方法
は、メタリック顔料および/またはマイカ顔料からなる
光輝剤含有塗膜の補修部位に、上記と同一の(A)およ
び(B)を含有する光輝性塗膜の補修用塗料を塗布し、
ついで非補修塗装面の塗膜性能要求に応じてウエットオ
ンウエットによりクリヤー塗料を塗布することを特徴と
するものである。
【0011】本発明の補修対象となる塗装系は、通常、
自動車の車体等に常用されるメタリック顔料またはマイ
カ顔料もしくはメタリック顔料とマイカ顔料を含む複層
系の塗膜であれば、塗料成分や塗膜形態は特に限定され
ない。例えば光輝剤含有塗料の樹脂として、アクリル樹
脂、ポリエステル樹脂、アルキド樹脂等の塗膜形成樹脂
とアミノ樹脂および/またはブロックポリイソシアネー
ト化合物などの架橋剤を用いる。好ましい組成は、アク
リル樹脂とアミノ樹脂および/またはブロックポリイソ
シアネート化合物の組合せである。代表的な塗膜構成と
しては、基材面にカチオン系またはアニオン系電着下塗
り塗膜およびポリエステル系、アルキド樹脂系もしくは
アクリル樹脂系の中塗りまたはカラー中塗り塗膜を形成
した下地面に、メタリック顔料および/またはマイカ顔
料を含む着色もしくは非着色系の塗料の塗膜を形成した
塗装系、前記下地面にカラーベース塗膜を形成したの
ち、パールマイカ塗料を塗布した塗装系を挙げることが
でき、これら塗装面には多くの場合クリヤー塗装が施さ
れる。クリヤー塗装に用いる塗料の樹脂成分は、上述し
た光輝剤含有塗料と同系統のものを用いることができ
る。
【0012】メタリック顔料および/またはマイカ顔料
を含む光輝剤含有塗膜は、例えばアルミニウム箔、ブロ
ンズ箔、スズ箔、金箔、銀箔、チタン金属箔、ステンレ
ス鋼箔、ニッケル−銅箔などの金属微細片、パールマイ
カ(ホワイトマイカ)、干渉マイカ、着色マイカなどの
マイカ片、あるいはこれら両者の光輝性成分を含有する
市販の光輝性塗料により形成することができる。該光輝
性塗料は溶液型のものが好ましく用いられ、溶液型であ
れば有機溶剤型、水性(水溶性、水分散性、エマルジョ
ン)、非水分散型のいずれでもよい。固形分含有量は、
製造時30〜70重量%、塗布時10〜50重量%の範
囲が好ましい。なお、光輝性塗料には必要により有機・
無機の着色顔料および/または体質顔料を併用してもよ
く、また目的に応じて硬化触媒、紫外線吸収剤、酸化防
止剤、表面調整剤等を用いることができる。
【0013】本発明の補修用塗料を構成する(A)光輝
剤を含有する補修対象塗料には、上記した非補修塗膜層
に形成した光輝剤含有塗料と同系のものが用いられる。
基本的には非補修時に用いた光輝性含有塗料と全く同一
組成であることが最適であるが、塗料樹脂成分の相違は
問題ではなく、また許容される範囲であれば含有光輝剤
の濃度が変動しても差し支えない。したがって、従来技
術のようにホワイトやブラック系等の顔料を配合して細
かな調色を行う必要はない。
【0014】前記の光輝剤を含有する補修用塗料には、
(B)フッ素系表面調整剤またはポリシロキサン系表面
調整剤、もしくはこれらを同時に添加混合する。このう
ち、フッ素系表面調整剤としては、ポリフルオロアルキ
ル基を含有するモノマーのホモポリマーまたはコポリマ
ーを使用することができ、好ましくはノニオン系のもの
が用いられる。
【0015】ポリフルオロアルキル基含有モノマーは、
通常、炭素数2〜16個、好ましくは2〜8個のパーフ
ルオロアルキル基含有モノマーが好適であり、この例と
しては下記の一般式で示されるアクリレートまたはメタ
クリレートなどの不飽和エステル類が挙げられる。
【0016】 CH3(CF2)4 CH2 OCOC(CH3)=CH2 CH3(CF2)5 CH2 CH(OH)CH2 OCOC(C
3)=CH2 CF3(CF2)6 COOCH=CH2 CF3(CF2)6(CH2)2 OCOC (CH3)=CH2 CF3(CF2)7(CH2)2 OCOCH=CH2 CF3(CF2)7(CH2)4 OCOCH=CH2 CF3(CF2)7 CH2 CH(OH) CH2 OCOCH=
CH2
【0017】
【化1】
【0018】CF3(CF2)7 SO2 N(CH3) (CH2)
2 OCOC (CH)3=CH2 CF3(CF2)7 SO2 N(C2 5)(CH2)2 OCOC
H=CH2 CF3(CF2)7 SO2 N(C3 7)(CH2)2 OCOC
H=CH2 CF3(CF2)7 CONH(CH2)2 OCOCH=CH2 CF3(CF2)8(CH2)2 OCOCH=CH2 CF3(CF2)8(CH2)2 OCOC (CH3)=CH2 CF3(CF2)8 CONH(CH2)2 OCOC(CH3)=
CH2
【0019】
【化2】
【0020】
【化3】
【0021】
【化4】
【0022】
【化5】
【0023】H(CF2)10CH2 OCOCH=CH2 CF2 Cl(CF2)10CH2 OCOC(CH3)=CH2
【0024】また、ポリフルオロアルキル基含有モノマ
ーとして、炭素数2〜16個、好ましくは2〜8個のパ
ーフルオロアルキル基を有するビニルエーテルを使用す
ることもできる。例えば、下記の一般式で示されるパー
フルオロアルキル基含有アルキルビニルエーテルを挙げ
ることができる。
【0025】
【化6】
【0026】
【化7】
【0027】CF3(CF2)CH2 CH(OH)CH2
(CH2)2 OCH=CH2 CF3(CF2)5(CH2)2 OCH=CH2 CF3(CF2)5(CH2 CH2 O)2CH=CH2 CF3(CF2)7(CH2)2 OCH=CH2
【0028】
【化8】
【0029】特に好ましいフッ素系表面調整剤は、下記
の化9(但し、化9において、RはHまたはメチル基、
Xは開始剤残基、nは1〜18、mは2〜18、lは2〜1
8、a、bおよびcは繰り返し単位で、 300≧a+b+
c≧20である。)の一般式で示されるノニオン系パーフ
ルオロアルキル基含有オリゴマー、または化10(但し
化10において、nは3〜18、mは3〜18)の一般式で
しめされるパーフルオロアルキルエチレンオキシド付加
物である。
【0030】
【化9】
【0031】
【化10】
【0032】一方、ポリシロキサン系表面調整剤として
は、ポリシロキサンポリエーテルコポリマー、アルキル
変性ポリシロキサン等があり、例えばジメチルポリシロ
キサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイド
ロジエンポリシロキサン、オキシアルキレン変性ポリシ
ロキサンなどが挙げられる。特に下記の一般式で示され
るポリシロキサン系表面調整剤を用いると、極めて優れ
た補修効果を奏することができる。
【0033】
【化11】
【0034】
【化12】
【0035】
【化13】
【0036】
【化14】
【0037】上記のフッ素系表面調整剤および/または
ポリシロキサン系表面調整剤(B)は、光輝剤を含有す
る補修対象塗料(B)中の光輝剤成分100重量部に対
して好ましくは0.1〜5重量部、より好ましくは0.
5〜3重量部の範囲で添加される。この添加量が0.1
重量部未満では色相調整効果が発揮されず、5重量部を
越えると塗膜中のメタリック顔料片の配向状態が乱れ過
ぎて色差変動が生じるようになる傾向が生じる。
【0038】本発明の補修用塗料は、非補修塗装面の補
修対象部位に塗装される。塗装の方法は静電塗装による
ライン塗装であっても、エアスプレーによる部分吹き付
け塗装であってもよい。塗装される補修塗膜は、マンセ
ル明度表示で好ましくは1以上、より好適には3以上で
あることが望ましい。
【0039】補修用塗料の塗布面には、非補修塗装面の
塗膜性能要求に応じて、非補修塗装面にクリヤーコート
層があるときにはウエットオンウエットにより同成分の
クリヤー塗料を塗布して補修を完成させる。したがっ
て、本発明により自動車ボデイの塗膜補修をする場合に
は、新車補修、部分補修または市場補修のいずれにも適
用することができる。
【0040】本発明は請求項1記載の光輝性塗膜の補修
用塗料および請求項2記載の補修方法を構成要旨として
いるが、その好ましい補修用塗料または補修方法の実施
態様を列挙すると以下のようになる。 (1)(A)成分の光輝剤が非補修塗装面と同一のメタリ
ック顔料または/およびマイカ顔料であること。 (2)(B)成分のフッ素系表面調整剤が、ノニオン系の
ポリフルオロアルキル基含有オリゴマー(化9)または
パーフルオロアルキルエチレンオキシド付加物(化10)
であること。 (3)(B)成分のポリシロキサン系表面調整剤が、ポリ
エーテル変性ポリシロキサンであること。 (4)(B)成分を(A)成分中の光輝剤100重量部に
対して0.1〜5重量部の範囲、好ましくは0.5〜3
重量部添加すること。 (5)補修用塗料が、ライン塗料として使用される新車補
修、または部分補修専用塗料として使用される部分補修
もしくは市場補修用であること。
【0041】
【作用】静電塗装により形成したメタリック顔料および
/またはマイカ顔料からなる光輝剤含有塗膜の欠陥部位
を、エアスプレー塗装により同一組成の光輝剤含有塗料
を塗布して補修すると、塗料の吐出量の相違によってそ
れぞれの層に混在する光輝性顔料片の配向状態が異なっ
た塗膜として形成される。図1は、その状態を模式的に
示した断面図で、1は基材、2は下塗り塗膜、3は中塗
り塗膜、4は光輝性塗膜、5はクリヤー塗膜であり、こ
れらは非補修塗膜層である。6は補修部位に塗布された
補修用光輝性塗膜、そして7は補修用クリヤー塗膜であ
る。非補修塗膜層の光輝性塗膜4に混在する光輝性顔料
片8は塗装時の吐出量が大きいことと、静電気の影響で
無方向に配向しているが、補修用光輝性塗膜中6の補修
塗膜の光輝性顔料片9は塗布時の吐出量が小さい関係で
塗装面に平行に配列する。
【0042】ところが、本発明の補修用塗料を用いて補
修した場合には、図2に示すように補修塗膜の光輝性顔
料片9が非補修塗膜層の光輝性顔料片8と同等な無方向
の配向状態を呈する。この配向状態の同一化は、フリッ
プフロップ性およびカラーフロップ性を減少するために
機能すると共に、光の反射状態が同一となってハイライ
ト部、シェード部に係わりなく目視による色調に相違が
認められなくなる。
【0043】フッ素系表面剤および/またはポリシロキ
サン系表面調整剤の添加によって補修塗膜中の光輝性顔
料片が配向変動を生じる理由については、詳しく解明す
るに至っていないが、塗布後の乾燥硬化過程で表面調整
剤成分が塗膜表層部へ移行し、この移行挙動に伴って塗
膜層の内部に乱流が生じて光輝性顔料片の配列状態が無
方向に配向する作用に基づくものと推測される。
【0044】
【実施例】以下、本発明の実施例を比較例と対比して具
体的に説明する。比較例は、同一塗装系において表面調
整剤を添加配合しない例である。なお、各例において用
いた表面調整剤は下記のとおりである(以下、これら表
面調整剤を符号により示した。)。 (1) フッ素系表面調整剤 F−1:化9の一般式で示されるノニオン系パーフルオ
ロアルキル基含有オリゴマー(数平均分子量: 20000〜
30000 、R:H、X:OH ) F−2:化10の一般式で示されるノニオン系パーフル
オロアルキルエチレンオキシド付加物(但し、n≒10、
m≒10) (2) ポリシロキサン系表面調整剤 Si−1:ジメチルポリキサン Si−2:ポリシロキサンポリエーテル
【0045】実施例1〜5、比較例1 リン酸亜鉛系化成処理剤〔日本ペイント(株)製、“サ
ーフダインSD2000”〕で化成処理した縦横2m のSP
C鋼板を基材とし、カチオン電着塗料〔日本ペイント
(株)製、“パワートップU−50”〕を乾燥塗膜が20
μm になるように塗装したのち、この下塗り塗膜面にド
ライオンウエットでポリエステル樹脂系の中塗り塗料
〔日本ペイント(株)製、“オルガS−52Eシーラ
ー”〕を乾燥塗膜が35μm になるように塗装し、焼付
けた。ついで、アクリル樹脂系アルミニウム箔顔料含有
のメタリック塗料〔日本ペイント(株)製、“スーパー
ラックM−12”、3.2PB 7.7/0.8 〕を乾燥塗膜が15μ
m になるように静電塗装し、引き続きウエットオンウエ
ットによりアクリル樹脂系クリヤー塗料〔日本ペイント
(株)製、“スーパーラック0−150 クリヤー”〕を乾
燥膜厚が40μm になるよう塗装し、セッティングした
のち焼付けた。この場合のメタリック塗膜中に占める光
輝剤含有率は、7.9重量%であった。
【0046】このようにして形成した積層塗膜に中塗り
塗膜に達する損傷部(補修面積;約30×30cm) を形成
し、該補修部位に上記と同一のメタリック塗料に、F−
1のフッ素系表面調整剤を添加した補修用塗料を乾燥膜
厚が10μm になるように塗布し、更に補修面にウエッ
トオンウエットにより上記と同一のクリヤー塗料を30
μm の乾燥膜厚で塗装し、焼き付けた。
【0047】補修塗膜形成後の非補修塗装面と補修塗装
面の色相一致性をハイライト部およびシェード部につい
て目視観察し、下記の基準により判定評価した。 〔評価基準〕 ○:良好、□:普通、△:やや劣る、
×:不良
【0048】また、変角色差計〔日本電色(株)製〕を
用い、シェード部(受光角度;−60°)、ハイライト
部(受光角度;+30°)および正面部(受光角度;0
°)における非補修塗膜と補修塗膜の色差(ΔE、基準
は非補修塗膜面)を測定した。これらの結果を、塗料の
光輝剤成分100重量部に対するフッ素系表面調整剤の
添加率と対比させて表1に示した。
【0049】実施例6〜8、比較例2 実施例1において、アクリル樹脂系アルミニウム箔顔料
含有メタリック塗料を日本ペイント(株)製、“スーパ
ーラックM−12(7.4BG 3.0/6.7) に代え、その他は同一
条件で非補修塗膜層を形成した。この場合のメタリック
塗膜中に占める光輝剤含有率は、1.7重量%であっ
た。該非補修塗膜にメタリック塗膜まで達する損傷部
(補修面積;約30×30cm)を形成し、この補修部位に前
記と同一のメタリック塗料に所定量のF−1、F−2ま
たはSi−1の表面調整剤を添加した組成の補修塗料を
乾燥膜厚が8μm になるように塗装し、ついでウエット
オンウエットにより非補修塗膜と同一のクリヤー塗膜を
塗布形成して補修塗装をおこなった。このようにして形
成した補修部位の色相を実施例1と同様に測定評価し、
その結果を用いた表面調整剤の種類および添加率と対比
させて表1に併載した。
【0050】実施例9〜11、比較例3 実施例1において、メタリック塗料をパールマイカとア
ルミニウム箔顔料を含むアクリル樹脂系のメタリック塗
料〔日本ペイント(株)製、“スーパーラックM−90”
1.9Y 7.4/0.6〕に代え、その他は実施例1と同一条件で
非補修塗膜層を形成した。この場合のメタリック塗膜中
に占める光輝剤含有率は、10.4重量%であった。該
非補修塗膜にメタリック塗膜まで達する損傷部(補修面
積:約30×30cm) を形成し、この補修部位に前記と同一
のメタリック塗料に所定量のF−1、F−1とSi−1
またはSi−2の表面調整剤を添加した組成の補修塗料
を乾燥膜厚が10μm になるように塗装し、ついでウエ
ットオンウエットにより非補修塗膜と同一のクリヤー塗
膜を塗布形成して補修塗装を行った。このようにして形
成した補修部位の色相を実施例1と同様に測定評価し、
その結果を用いた表面調整剤の添加率と対比させて表1
に併載した。
【0051】実施例12〜16、比較例4 実施例9において、メタリック塗料をアクリル樹脂系の
パールマイカおよびアルミニウム箔顔料含有メタリック
塗料〔日本ペイント(株)製、“スーパーラックM−90
(4.4Y 6.2/1.7)〕に代え、その他は同一の条件で非補修
塗膜層を形成した。この場合のメタリック塗膜中に占め
る光輝剤含有率は、9.9重量%であった。該非補修塗
膜にメタリック塗膜まで達する損傷部(補修面積;約30
×30cm)を形成し、この補修部位に前記と同一のメタリ
ック塗料に所定量のF−1、またはSi−1の表面調整
剤を添加した組成の補修塗料を乾燥膜厚が8μm になる
ように塗装し、ついでウエットオンウエットにより非補
修塗膜と同一のクリヤー塗膜を乾燥膜厚が30μm にな
るように塗布形成して補修塗装を行った。このようにし
て形成した補修部位の色相を実施例1と同様に測定評価
し、その結果を用いた表面調整剤の種類および添加率と
対比させて表2に示した。
【0052】なお、実施例16の非補修塗膜および補修
塗膜につき、変角測色計〔日本電色(株)製〕を用いて
L、a 、b 表色系により測色し、この場合のΔb値(黄
味の差、基準は非補修塗膜面)を受光角度との関係図と
して図3に示した(添加剤あり)。比較のために、表面
調整剤を添加しない比較例4についても同様に測定し、
図3に併せて示した。図3のグラフから本発明による補
修塗膜の場合には、淡彩系の色相においても広い受光角
度において色差が安定しており、同一色調を示すことが
認められる。
【0053】実施例17 実施例1と同一条件で基材面に電着塗装により下塗り塗
膜を形成し、その上にドライオンウエットでポリエステ
ル樹脂系のカラー中塗り塗料〔日本ペイント(株)製、
“オルガP−2”7.5PB 2/4 〕を乾燥塗膜が35μm に
なるように塗装し、焼付けた。ついで、アクリル樹脂系
パールマイカ塗料〔日本ペイント(株)製、“スーパー
ラックM−90”、7.2PB 1.1/6.9 〕を乾燥塗膜が15μ
m になるように静電塗装し、引き続きウエットオンウエ
ットによりアクリル樹脂系クリヤー塗料〔日本ペイント
(株)製、“スーパーラック0−150 クリヤー”〕を乾
燥膜厚が40μm になるよう塗装し、セッティングした
のち焼付けた。この場合のメタリック塗膜中に占める光
輝剤含有率は、13.6重量%であった。
【0054】このようにして形成した積層塗膜にパール
マイカ塗膜に達する損傷部(補修面積;約30×30cm) を
形成し、該補修部位に上記と同一のパールマイカ塗料に
F−1のフッ素系表面調整剤を添加した組成の補修用塗
料を乾燥膜厚が8μm になるように塗布し、更に補修面
にウエットオンウエットにより上記と同一のクリヤー塗
料を30μm の乾燥膜厚で塗装し、焼き付けた。このよ
うにして形成した補修部位の色相を実施例1と同様に測
定評価し、その結果を用いた表面調整剤の添加率と対比
させて表2に併載した。
【0055】実施例18 実施例1と同一条件で基材面に下塗り塗膜および中塗り
塗膜を形成し、その上にドライオンウエットでポリエス
テル樹脂系のカラベース塗料〔日本ペイント(株)製、
“オルガP−2”4.5PB 8.4/1.1 〕を乾燥塗膜が35μ
m になるように塗装し、ついでドライオンウエットによ
りアクリル樹脂系パールマイカ塗料〔日本ペイント
(株)製、“OTO−520 ”、2.4PB 8.3/0.9 〕を乾燥
塗膜が15μm になるように静電塗装し、引き続きウエ
ットオンウエットによりアクリル樹脂系クリヤー塗料
〔日本ペイント(株)製、“OTO−563 クリヤー”〕
を乾燥膜厚が40μm になるよう塗装し、セッティング
したのち焼付けた。この場合のメタリック塗膜中に占め
る光輝剤含有率は、5.2重量%であった。
【0056】このようにして形成した積層塗膜にカラー
ベース塗膜に達する損傷部(補修面積;約30×30cm) を
形成し、該補修部位に上記と同一のパールマイカ塗料に
F−1のフッ素系表面調整剤を添加した組成の補修用塗
料を乾燥膜厚が10μm になるように塗布し、更に補修
面にウエットオンウエットにより上記と同一のクリヤー
塗料を30μm の乾燥膜厚で塗装し、焼き付けた。この
ようにして形成した補修部位の色相を実施例1と同様に
測定評価し、その結果を用いた表面調整剤の添加率と対
比させて表2に併載した。
【0057】実施例19 実施例18と同一条件で塗装した非補修塗膜に、パール
マイカ塗膜まで達する損傷部(補修面積;約30×30cm)
を形成した。この補修部位に,マイカ含有率を3.2重
量%に低下させたアクリル樹脂系パールマイカ塗料にF
−1のフッ素系表面調整剤を添加した組成の補修塗料を
乾燥膜厚が8μm になるように塗装し、ついでウエット
オンウエットにより非補修塗膜と同一のクリヤー塗膜を
乾燥塗膜が30μm になるように塗布形成して補修塗装
を行った。このようにして形成した補修部位の色相を実
施例1と同様に測定評価し、その結果を用いた表面調整
剤の添加率と対比させて表2に併載した。
【0058】実施例20 実施例9と同一条件で塗装した非補修塗膜に、中塗り塗
膜まで達する損傷部(補修面積;約30×30cm)を形成し
た。この補修部位に、非補修塗膜の光輝性塗料と同一の
光輝剤含有率で樹脂成分をポリウレタン系とした自動車
補修用塗料〔日本ペイント(株)製、“NAXマイティ
ーGII”1.9Y 7.4/0.6〕にF−1のフッ素系表面調整剤
を添加した組成の補修塗料を乾燥膜厚が10μm になる
ように塗装し、ついでウエットオンウエットにより非補
修塗膜と同一のクリヤー塗膜を乾燥塗膜が30μm にな
るように塗布形成して補修塗装を行った。このようにし
て形成した補修部位の色相を実施例1と同様に測定評価
し、その結果を用いた表面調整剤の添加率と対比させて
表2に併載した。
【0059】
【表1】 〔表注〕H部はハイライト部、S部はシェード部である
(表2も同じ)。
【0060】
【表2】
【0061】表1および表2の結果から、本発明の補修
用塗料および補修方法を用いて補修した実施例は、フッ
素系表面調整剤および/またはポリシロキサン系表面調
整剤を添加しない同一組成の補修用塗料を用いた比較例
に比べて目視による色の一致性および色差(ΔE)がい
ずれも優れていることが認められた。
【0062】
【発明の効果】本発明に係る光輝性塗膜の補修用塗料お
よび補修方法に従えば、以下のような種々の効果がもた
らされる。 (1)光輝剤含有塗料に少量のフッ素系表面調整剤および
/またはポリシロキサン系表面調整剤を配合することに
より非補修塗膜と同一色調の補修塗膜を形成することが
できるから、従来のような補修担当者による煩雑な補修
作業や調色技能に頼ることなく、また個人差によるバラ
ツキもなくなる。このため、補修塗装の生産性が大幅に
改善される。 (2)補修塗装手段を限定する必要がなくなるうえ、従来
技術で困難とされていた淡彩系の、特にフリップフロッ
プ効果の大きな塗膜の補修も可能になるから、塗装の自
由度が増し、補修可能色域が拡大する。このため、新車
のカラーデザイン上の制約がなくなり、新車塗膜の採用
色域が広くなる。 (3)自動車の新車補修、部分補修、市場補修をはじめ、
各種光輝性塗装品の補修を常に円滑かつ正常に行うこと
ができるから補修領域が極めて広い。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術による補修塗膜層の状態を模式的に示
した断面説明図である。
【図2】本発明による補修塗膜層の状態を模式的に示し
た断面説明図である。
【図3】実施例と比較例による受光角度とΔb値(黄
味)の関係グラフである。
【符号の説明】
1 基材 2 下塗り塗膜 3 中塗り塗膜 4 光輝性塗膜 5 クリヤー塗膜 6 補修用光輝性塗膜 7 補修用クリヤー塗膜 8 光輝性顔料片 9 補修塗膜の光輝性顔料片
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09D 7/12 PSM

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メタリック顔料および/またはマイカ顔
    料からなる光輝剤含有塗膜を補修する塗料組成として、
    下記(A)および(B)成分を含有することを特徴とす
    る光輝性塗膜の補修用塗料。 (A)光輝剤を含有する補修対象塗料 (B)フッ素系表面調整剤および/またはポリシロキサ
    ン系表面調整剤
  2. 【請求項2】 メタリック顔料および/またはマイカ顔
    料からなる光輝剤含有塗膜の補修部位に、下記(A)お
    よび(B)成分を含有する光輝性塗膜の補修用塗料を塗
    布し、ついで非補修塗装面の塗膜性能要求に応じてウエ
    ットオンウエットによりクリヤー塗料を塗布することを
    特徴とする光輝性塗膜の補修方法。 (A)光輝剤を含有する補修対象塗料 (B)フッ素系表面調整剤および/またはポリシロキサ
    ン系表面調整剤
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