JPH0722785U - パークゴルフ用スタート台 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐候性に優れ、しかも重量の変化がなく、取
扱いが非常に便利なパークゴルフ用スタート台を提供す
ることにある。 【構成】 適宜の大きさで重さを有する角型芯材２をＦ
ＲＰ材３にて被覆せしめて台本体１を構成し、該台本体
１の表面にゴムシート４又は人口芝５を敷設すると共
に、その裏面には適宜の芯材６にＦＲＰ材３を被覆せし
めた台受け足７を固設して構成する。それにより、腐る
等の心配がない耐候性に優れ、ティショット時に手軽に
方向並びに位置を変えることができる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、パークゴルフ用スタート台に係り、詳しくは各ホールのティグラン ドで使用するスタート台、換言すればティショット台に関するものである。

【０００２】

【従来の技術及びその問題点】

従来、この種のスタート台としては、図３に例示した様に、適宜の大きさに形 成された木箱10内に土11を充填せしめ、その表面にゴムマット12を敷設し且つそ の上に人口芝13を張り付けた木製品であった。従って、耐候性に劣り、風雨によ って腐り易いものであった。又、雨が浸透することで、重量が当初よりも重くな り、ティショットにおける方向転換時に、即ち自分が打ちたい方向にスタート台 の向きを変える際、その持ち上げが困難になる等の問題を有していた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案はこの様な従来事情に鑑みてなされたもので、耐候性に優れ、しかも重 量の変化がなく、取扱いが非常に便利なパークゴルフ用スタート台を提供するこ とを目的とする。

【０００４】

【課題を達成するための手段】

上記目的を達成するために本考案が講じる技術的手段は、適宜の大きさで重さ を有する角型芯材をＦＲＰ材にて被覆せしめて台本体を構成し、該台本体の表面 にゴムシート又は人口芝を敷設すると共に、その裏面には適宜の芯材にＦＲＰ材 を被覆せしめた台受け足を固設して構成したことを特徴とする。

【０００５】

【作 用】

而して、上記した本考案の技術的手段によれば、ＦＲＰ材を被覆してなるから 、耐候性に優れ、しかも雨が浸透する虞れもない。

【０００６】

【実 施 例】

本考案の実施の一例を図面に基づいて以下説明すると、台本体１は所定の大き さ例えば180cm 角程度の大きさに形成した角型コアーマットを芯材２として、そ の表面にＦＲＰ材３を複数層に被覆せしめることで構成する。そして、台本体１ の表面にはゴムシート４又は図２に示した様に人口芝５を接着剤等により貼着せ いめて敷設する。又、裏面数箇所（図では４箇所）にはタルキを芯材６として、 その表面にＦＲＰ材３を複数層に被覆せしめることで構成した台受け足７を固設 せしめる。

【０００７】 而して、以上の如く構成した本実施例のスタート台によれば、表面がＦＲＰ材 ３層にて被覆せしめてなるから、耐候性に優れ、しかも雨が浸透する虞れもない 。

【０００８】

【考案の効果】

本考案のパークゴルフ用スタート台は叙上の如く構成してなるから、下記の作 用効果を秦する。 耐候性に優れ、しかも雨が浸透する虞れもない。従って、腐ったり、重量の変化 もないことから、その取扱いが非常に便利になると共に、ティショット時に手軽 にスタート台の方向並びに位置を変えることができる。又、従来品に比べて耐用 年数の延長が期待できる等の数々の効果を有する。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案パークゴルフ用スタート台の実施の一
例を示した斜視図で、一部を拡大断面して示す

【図２】 表面に人口芝を敷設した状態の一部を拡大し
て示した他の実施例の断面図

【図３】 従来例を示した斜視図

【符号の説明】

１…台本体 ２…芯材 ３…ＦＲＰ材 ４…ゴムマット ５…人口芝 ６…芯材 ７…台受け足

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 適宜の大きさで重さを有する角型芯材を
   ＦＲＰ材にて被覆せしめて台本体を構成し、該台本体の
   表面にゴムシート又は人口芝を敷設すると共に、その裏
   面には適宜の芯材にＦＲＰ材を被覆せしめた台受け足を
   固設して構成したことを特徴とするパークゴルフ用スタ
   ート台。