JP2547362B2 - 天然芝を有する競技場の置換自在な人工芝化構造 - Google Patents

天然芝を有する競技場の置換自在な人工芝化構造

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JP2547362B2 JP3331715A JP33171591A JP2547362B2 JP 2547362 B2 JP2547362 B2 JP 2547362B2 JP 3331715 A JP3331715 A JP 3331715A JP 33171591 A JP33171591 A JP 33171591A JP 2547362 B2 JP2547362 B2 JP 2547362B2
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    • E01CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
    • E01CCONSTRUCTION OF, OR SURFACES FOR, ROADS, SPORTS GROUNDS, OR THE LIKE; MACHINES OR AUXILIARY TOOLS FOR CONSTRUCTION OR REPAIR
    • E01C13/00Pavings or foundations specially adapted for playgrounds or sports grounds; Drainage, irrigation or heating of sports grounds
    • E01C13/08Surfaces simulating grass ; Grass-grown sports grounds
    • E01C2013/086Combination of synthetic and natural grass

Landscapes

  • Road Paving Structures (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、屋外の天然芝が植栽
されたサッカー場、ゴルフ練習場などをサッカー競技、
ゴルフ練習以外のスポーツや式典、集会、展示会などに
多目的に利用するための一時的な人工芝化の用途に応じ
て実施される、天然芝を有する競技場の置換自在な人工
芝化構造に関する。
【0002】
【従来の技術】ゴルフやサッカー等に利用される競技場
は、天然芝のグラウンドであることが基本である。とこ
ろが、この天然芝競技場を他の用途に提供するときは、
天然芝の感触が柔らかすぎるとか、芝生の傷みが激しく
回復の期待が薄い、等々の問題があり、多目的用途への
展開にかなり制限を受けているのが実情である。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】最近、プロサッカー
チームの誕生を控え、全国各地に天然芝を植栽したサッ
カー場の建設計画が多々あるが、その計画のなかに、サ
ッカーのシーズンオフなどには、他のスポーツや式典、
集会、展示会など各種の行事に広く利用して運用効率を
高めることも使命となっているので、結局、天然芝競技
場の人工芝化を一時的に置換自在な構造で実現すること
が要望されており、このことが解決すべき課題になって
いる。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述した従来技術の課題
を解決するための手段として、この発明に係る天然芝を
有する競技場の置換自在な人工芝化構造は、図面に実施
例を示したとおり、天然芝1が植栽された競技場2の相
当部分に、鉄骨架台3の柱脚4のスパンと等しい間隔を
開けて各々平行な並列配置で、引出し可能な細長い長方
形状の天然芝パッケージ5が設置されていること、前記
天然芝パッケージ5が引き出された跡に鉄骨架台3の柱
脚4が立てられ、鉄骨架台3の上面に人工芝6が敷設さ
れていることを特徴とする。
【0005】
【作用】天然芝パッケージ5が引き出された跡(場所)
へ鉄骨架台3の柱脚4が立てられるので、鉄骨架台3及
びその柱脚4が天然芝1を傷める心配はない。鉄骨架台
3及び柱脚4は予め組み立てられたものが横引き移動さ
れる。引き出された天然芝パッケージ5は、空き地など
へ置くことで芝の育成、養生が行える。人工芝6の使用
中に天然芝1の育成、養生を図るために、鉄骨架台3の
下面側に採光装置、施肥装置、炭酸ガス、湿度冨化装
置、給水装置などを設け、長期間の使用に支障なくする
こともできる。
【0006】人工芝6の撤去後は、再び天然芝パッケー
ジ5を元の位置へ引き戻すことにより、競技場2はその
全面を一様な天然芝のグランドに復元して使用できる。
【0007】
【実施例】次に、図示した本発明の実施例を説明する。
図1は天然芝1が植栽された競技場2の上に相当部分の
広さにわたり人工芝6によるサッカー場が構築される場
合の平面計画図を示している。図中の符号10がサッカ
ーのフィールドラインを示し、同符号11はフィールド
ライン外周の予備範囲を示し、これらが人工芝化の対象
範囲であることを示している。
【0008】天然芝競技場2には、人工芝化の鉄骨架台
3の柱脚4を立てるため、同柱脚4のスパン(約10
m)と等しい間隔を開けて各々平行な並列位置で、引き
出し可能な細長い長方形の天然芝パッケージ5が設置さ
れている。この天然芝パッケージ5は、高さ(深さ)が
10cm、横幅は50cmぐらいの大きさの長方形とされ、
これが図2に示したように競技場2の地面下に施工され
た基礎コンクリート床12の上にぴったりと敷設されて
いる。図3で明らかなように、天然芝パッケージ5は、
鉄鋼をはじめとする金属製又は強化プラスチック製の比
較的に浅い箱状の容器7の中に天然又は人工の改良軽量
砂と肥料分を含む冨配合の養土8を充填し、養土8の表
面に天然芝1を植栽した構成である。容器7は、図示を
省略したアングルやリブなどで十分に補強されている。
容器7の底面部には排水孔13が設けられ、これに対応
して基礎コンクリート床12に排水溝15が設けられて
いる(図3)。また、図示することは省略したが、容器
7には搬出入の必要のため側面等にフックを取付け、底
面に滑車等を内蔵させることも行なわれる。とりわけ容
器7の周側壁の上部は、充填された養土8の表面からサ
ッカーシューズ等のスパイクが食い込む深さよりもさら
に数cm程度深い位置から、養土表面の天然芝1のせいの
高さよりは1〜2cm位低い位置までの部分が、ゴム系又
はプラスチック系などの軟らかい材料で作った衝撃吸収
材9で形成され、養土8及び天然芝1は拘束するが競技
者のスパイクが突っかかったり異物感を与えない構成と
されている。天然芝1の競技場2として最も大切なこと
は、天然芝パッケージ5と周辺の直植え芝との突き合わ
せ部分が、ボールを蹴ったり上から踏んでも何ら障害と
ならないことであり、上記の衝撃吸収材9によってその
条件が実現される。
【0009】上記構成の天然芝パッケージ5は、フォー
クリフト又は牽引車等を使用して基礎コンクリート床1
2の上に出し入れされる。その際、基礎コンクリート床
12の上にはガタツキ防止のためにゴムシート等の緩和
材(図示は省略)が排水溝15を残した配置で敷設さ
れ、その上に天然芝パッケージ5の容器7が敷き込まれ
る。直植え芝と隣り合う天然芝パッケージ5の容器7の
側壁部分にもやはりガタツキ防止のために数mm厚さの緩
和材が挟み込まれる。
【0010】人工芝競技場2を人工芝化する必要が生じ
たときは、まず各天然芝パッケージ5を引き出して基礎
コンクリート床12を露出させる。次いで、予め組み立
てられ収納保管しておいた鉄骨架台3の柱脚4を前記基
礎コンクリート床12に沿ってその面上を横引きして据
えつける。鉄骨架台3は、図4に一部を示したように大
梁と小梁に面内ブレースを組み合わせたような構造とさ
れ、基礎コンクリート床12の長手方向に5〜6mおき
に立てられた柱脚4によって地面上約1mぐらいの高さ
に略水平に支持されている。鉄骨架台3は、その出し入
れ移動を容易に迅速に行なうため、各柱脚4の下端に脚
車17が設置されている。鉄骨架台3はまた、その出し
入れ移動及び収納保管の容易性を図るため、全体を数個
に分割した構成とし、使用時には各分割ブロックを相互
に接合することが行なわれる。この鉄骨架台3の上面部
には、1例として2m×4mぐらいの大きさにパネル化
された人工芝パネル6が設置されている。この人工芝パ
ネル6の敷設作業を容易にするため、鉄骨架台3の上面
には図5に示したようにローラ装置18が用意されてい
る。なお、人工芝化した状態での使用中に天然芝1の育
成、養生を図るために、鉄骨架台3の下面側に採光装
置、施肥装置、炭酸ガス、湿度冨化装置、給水装置など
を設け、長期間の使用に支障なくする構成の実施も行な
われる。
【0011】人工芝化の必要がなくなって、鉄骨架台3
などを撤去した後には、再び天然芝パッケージ5が基礎
コンクリート床12の上に引き戻され、競技場2は全面
一様に元の天然芝状態に復元される。
【0012】
【本発明が奏する効果】本発明に係る天然芝を有する競
技場の置換自在な人工芝化構造によれば、天然芝1によ
る競技場2を、他の天然芝に適さないスポーツや他のイ
ベントの一時的な使用のために比較的簡単に人工芝化す
ることができ、天然芝競技場2の用途をさらに多様に拡
大できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】天然芝競技場の人工芝化の実施例を示した平面
図である。
【図2】天然芝パッケージの敷き込み状況を示した断面
図である。
【図3】天然芝パッケージの要部を拡大した断面図であ
る。
【図4】鉄骨架台の据え付け状態を部分的に示した立面
図である。
【図5】人工芝パネルの敷設状態を示した斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 天然芝 2 屋外競技場 3 鉄骨架台 4 柱脚 5 人工芝パネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 最上 公彦 東京都中央区銀座八丁目21番1号 株式 会社竹中工務店東京本店内 (72)発明者 奥野 智久 東京都中央区銀座八丁目21番1号 株式 会社竹中工務店東京本店内 (56)参考文献 特開 平4−353102(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】天然芝が植栽された競技場の相当部分に、
    鉄骨架台の柱脚のスパンと等しい間隔を開けて各々平行
    な並列配置で、引出し可能な細長い長方形状の天然芝パ
    ッケージが設置されていること、前記天然芝パッケージ
    が引き出された跡に鉄骨架台の柱脚が立てられ、鉄骨架
    台の上面に人工芝が敷設されていることを特徴とする、
    屋外競技場の置換自在な人工芝化構造。
JP3331715A 1991-12-16 1991-12-16 天然芝を有する競技場の置換自在な人工芝化構造 Expired - Fee Related JP2547362B2 (ja)

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