JPH0722777Y2 - Vhsテープカートリッジ - Google Patents
VhsテープカートリッジInfo
- Publication number
- JPH0722777Y2 JPH0722777Y2 JP7567589U JP7567589U JPH0722777Y2 JP H0722777 Y2 JPH0722777 Y2 JP H0722777Y2 JP 7567589 U JP7567589 U JP 7567589U JP 7567589 U JP7567589 U JP 7567589U JP H0722777 Y2 JPH0722777 Y2 JP H0722777Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape cartridge
- vhs tape
- hole
- case
- vhs
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はVHSテープカートリッジに係り、より詳しくはV
HSテープカートリッジをS−VHSテープカートリッジに
偽造して不正使用するのを防止する対策を講じたもので
ある。
HSテープカートリッジをS−VHSテープカートリッジに
偽造して不正使用するのを防止する対策を講じたもので
ある。
S−VHSテープカートリッジはVHSテープカートリッジよ
り高画質が得られる。S−VHSテープカートリッジとVHS
テープカートリッジとは、その外観形状は実質的に同一
であり、ただ、S−VHSテープカートリッジにはSモー
ド(高画質記録モード)検出孔を有するが、VHSテープ
カートリッジにはそのSモード検出孔を有しない点で異
なっているだけである。
り高画質が得られる。S−VHSテープカートリッジとVHS
テープカートリッジとは、その外観形状は実質的に同一
であり、ただ、S−VHSテープカートリッジにはSモー
ド(高画質記録モード)検出孔を有するが、VHSテープ
カートリッジにはそのSモード検出孔を有しない点で異
なっているだけである。
ユーザーがVHSテープカートリッジのケース底に、S−V
HSテープカートリッジのケース底に有するSモード検出
孔と同じ孔を切削具などを用いてあけてS−VHSテープ
カートリッジを偽造し、これをS−VHSのデッキで録
画、再生するといった不正使用者が出現している。これ
は、VHSテープカートリッジはS−VHSテープカートリッ
ジよりも低価格であり、しかも画質はS−VHSテープカ
ートリッジで得られる画質に至らないまでもVHSテープ
カートリッジよりも高画質のものが得られるという理由
からである。
HSテープカートリッジのケース底に有するSモード検出
孔と同じ孔を切削具などを用いてあけてS−VHSテープ
カートリッジを偽造し、これをS−VHSのデッキで録
画、再生するといった不正使用者が出現している。これ
は、VHSテープカートリッジはS−VHSテープカートリッ
ジよりも低価格であり、しかも画質はS−VHSテープカ
ートリッジで得られる画質に至らないまでもVHSテープ
カートリッジよりも高画質のものが得られるという理由
からである。
本考案は、VHSテープカートリッジのケース底に対する
Sモード検出孔の孔あけを困難ないし不可能になすこと
により、不正使用を防止することを目的とする。
Sモード検出孔の孔あけを困難ないし不可能になすこと
により、不正使用を防止することを目的とする。
本考案のVHSテープカートリッジでは、そのケース底に
おける、S−VHSテープカートリッジのSモード検出孔
に対応する位置に、孔あけ障害手段を設けたものであ
る。
おける、S−VHSテープカートリッジのSモード検出孔
に対応する位置に、孔あけ障害手段を設けたものであ
る。
孔あけ障害手段としては、VHSテープカートリッジのケ
ース底の内面側の所定箇所にリブを一体に成形すること
が好ましい。
ース底の内面側の所定箇所にリブを一体に成形すること
が好ましい。
また孔あけ障害手段としては、金属板をインサート成形
するものであってもよい。
するものであってもよい。
しかるときは、切削具などでSモード検出孔をVHSテー
プカートリッジのケース底にあけようとしても、孔あけ
障害手段の存在によって、かかる孔あけ加工を困難ない
し不可能とする。
プカートリッジのケース底にあけようとしても、孔あけ
障害手段の存在によって、かかる孔あけ加工を困難ない
し不可能とする。
本考案の一実施例を第1図ないし第5図に基づき説明す
る。
る。
第2図はVHSテープカートリッジの全体の底面図を、第
5図はS−VHSテープカートリッジの全体の底面図を示
している。VHSおよびS−VHS両者のテープカートリッジ
は外観形状や寸法を共に同一に設定しており、両者のケ
ース底1をみても、その中央部左右に駆動軸挿入孔2
が、また駆動軸挿入孔2の前側にテープローディングガ
イド挿入口3や光検出ランプ孔4が、さらに駆動軸挿入
孔2の後側にリールブレーキ解除孔5がそれぞれ設けら
れていて全く同様であり、僅かに、S−VHSテープカー
トリッジのケース底1ではその左右方向中央部に前記リ
ールブレーキ解除孔5をもつ凹溝6の左右方向一端寄り
に、Sモード検出孔7を盲孔状に設けているが、VHSテ
ープカートリッジのケース底1の凹溝6にはそのような
孔7を設けていない点で、両者が異なるだけである。
5図はS−VHSテープカートリッジの全体の底面図を示
している。VHSおよびS−VHS両者のテープカートリッジ
は外観形状や寸法を共に同一に設定しており、両者のケ
ース底1をみても、その中央部左右に駆動軸挿入孔2
が、また駆動軸挿入孔2の前側にテープローディングガ
イド挿入口3や光検出ランプ孔4が、さらに駆動軸挿入
孔2の後側にリールブレーキ解除孔5がそれぞれ設けら
れていて全く同様であり、僅かに、S−VHSテープカー
トリッジのケース底1ではその左右方向中央部に前記リ
ールブレーキ解除孔5をもつ凹溝6の左右方向一端寄り
に、Sモード検出孔7を盲孔状に設けているが、VHSテ
ープカートリッジのケース底1の凹溝6にはそのような
孔7を設けていない点で、両者が異なるだけである。
本案のVHSテープカートリッジはそのケース底1におけ
る、S−VHSテープカートリッジのSモード検出孔7に
対応する位置A、即ち凹溝6の左右方向一端寄りに、孔
あけ障害手段8を設ける。
る、S−VHSテープカートリッジのSモード検出孔7に
対応する位置A、即ち凹溝6の左右方向一端寄りに、孔
あけ障害手段8を設ける。
その孔あけ障害手段8としては、第3図および第4図に
示すように、プラスチック製のケース底1の内面側にリ
ブ9を交差状に一体に成形し、そのリブ9の交差点が、
S−VHSテープカートリッジのSモード検出孔7の中心
位置に対応するように設定している。互いに交差するリ
ブ9の一方はケース底1の内面から一体に突設したリー
ル移動規制リブ11とケース側壁12との間にわたって形成
され、他方のリブ9は前記リブ9とリール移動規制リブ
11間にわたって形成している。なお、リール移動規制リ
ブ11とケース側壁12およびケース背壁13間のスペースに
は前記リブ9の他に、カートリッジケースの上下ケース
を一体的に結合するねじ14がねじ込まれるボス15が形成
されていることは、従来と同じである。
示すように、プラスチック製のケース底1の内面側にリ
ブ9を交差状に一体に成形し、そのリブ9の交差点が、
S−VHSテープカートリッジのSモード検出孔7の中心
位置に対応するように設定している。互いに交差するリ
ブ9の一方はケース底1の内面から一体に突設したリー
ル移動規制リブ11とケース側壁12との間にわたって形成
され、他方のリブ9は前記リブ9とリール移動規制リブ
11間にわたって形成している。なお、リール移動規制リ
ブ11とケース側壁12およびケース背壁13間のスペースに
は前記リブ9の他に、カートリッジケースの上下ケース
を一体的に結合するねじ14がねじ込まれるボス15が形成
されていることは、従来と同じである。
このように、VHSテープカートリッジのケース底1の内
面側にリブ9を設けておくと、たとえ、このケース底1
に、S−VHSテープカートリッジのSモード検出孔7と
同じ孔を切削具などであけようとしても、リブ9が孔あ
け切削の障害となり、その偽造を予防できる。
面側にリブ9を設けておくと、たとえ、このケース底1
に、S−VHSテープカートリッジのSモード検出孔7と
同じ孔を切削具などであけようとしても、リブ9が孔あ
け切削の障害となり、その偽造を予防できる。
また、一体成形のリブ9によれば、孔あけ障害手段の実
施化にあたり安価にかつ簡易にケース底1に成形できで
有利である。
施化にあたり安価にかつ簡易にケース底1に成形できで
有利である。
第6図は本考案の別実施例を示している。この実施例で
は孔あけ障害手段8として、VHSテープカートリッジの
ケース底1における、S−VHSテープカートリッジのS
モード検出孔7に対応する位置の内側に、金属板10をイ
ンサート成形したものである。これにおいても、上記実
施例と同様に不正な孔あけ行為を予防できる。
は孔あけ障害手段8として、VHSテープカートリッジの
ケース底1における、S−VHSテープカートリッジのS
モード検出孔7に対応する位置の内側に、金属板10をイ
ンサート成形したものである。これにおいても、上記実
施例と同様に不正な孔あけ行為を予防できる。
本考案によれば、VHSテープカートリッジのケース底1
における、S−VHSテープカートリッジのSモード検出
孔7に対応する位置に、孔あけ障害手段8を設けてある
ので、S−VHSテープカートリッジの偽造を防止でき、
不正使用を防ぐことができる。
における、S−VHSテープカートリッジのSモード検出
孔7に対応する位置に、孔あけ障害手段8を設けてある
ので、S−VHSテープカートリッジの偽造を防止でき、
不正使用を防ぐことができる。
第1図ないし第4図は本考案に係るVHSテープカートリ
ッジの一実施例を示しており、 第1図はVHSテープカートリッジの一コーナ部の底面
図、 第2図はVHSテープカートリッジの全体の底面図、 第3図はVHSテープカートリッジの一コーナ部の内部平
面図、 第4図は第3図におけるIV-IV線断面図である。 第5図はS−VHSテープカートリッジの全体の底面図で
ある。 第6図は本考案の別実施例を第4図に相応して示す断面
図である。 1……ケース底、7……S−VHSテープカートリッジの
Sモード検出孔、8……孔あけ障害手段、9……リブ、
10……金属板。
ッジの一実施例を示しており、 第1図はVHSテープカートリッジの一コーナ部の底面
図、 第2図はVHSテープカートリッジの全体の底面図、 第3図はVHSテープカートリッジの一コーナ部の内部平
面図、 第4図は第3図におけるIV-IV線断面図である。 第5図はS−VHSテープカートリッジの全体の底面図で
ある。 第6図は本考案の別実施例を第4図に相応して示す断面
図である。 1……ケース底、7……S−VHSテープカートリッジの
Sモード検出孔、8……孔あけ障害手段、9……リブ、
10……金属板。
Claims (3)
- 【請求項1】VHSテープカートリッジのケース底(1)
における、S−VHSテープカートリッジのSモード検出
孔(7)に対応する位置に、孔あけ障害手段(8)を設
けていることを特徴とするVHSテープカートリッジ。 - 【請求項2】孔あけ障害手段(8)が、ケース底(1)
の内面にリブ(9)を一体成形してなる請求項1記載の
VHSテープカートリッジ。 - 【請求項3】孔あけ障害手段(8)が、ケース底(1)
に金属板(10)をインサート成形してなる請求項1記載
のVHSテープカートリッジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7567589U JPH0722777Y2 (ja) | 1989-06-28 | 1989-06-28 | Vhsテープカートリッジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7567589U JPH0722777Y2 (ja) | 1989-06-28 | 1989-06-28 | Vhsテープカートリッジ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0314789U JPH0314789U (ja) | 1991-02-14 |
JPH0722777Y2 true JPH0722777Y2 (ja) | 1995-05-24 |
Family
ID=31616459
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7567589U Expired - Lifetime JPH0722777Y2 (ja) | 1989-06-28 | 1989-06-28 | Vhsテープカートリッジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0722777Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4568492B2 (ja) * | 2003-11-11 | 2010-10-27 | 株式会社岡村製作所 | オプション部材付き筆記ボード装置 |
-
1989
- 1989-06-28 JP JP7567589U patent/JPH0722777Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0314789U (ja) | 1991-02-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |