JPH07226611A - アクティブアンテナ - Google Patents

アクティブアンテナ

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JPH07226611A
JPH07226611A JP1904994A JP1904994A JPH07226611A JP H07226611 A JPH07226611 A JP H07226611A JP 1904994 A JP1904994 A JP 1904994A JP 1904994 A JP1904994 A JP 1904994A JP H07226611 A JPH07226611 A JP H07226611A
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Kazuhiro Uehara
一浩 上原
Kenichi Kagoshima
憲一 鹿子嶋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 指向方向を走査できるアクティブアンテナに
関し、小形で、指向方向を連続的に走査することが可能
なアクティブアンテナの実現を目的とする。 【構成】 高周波信号入力端子と、高周波信号出力端子
を有し該高周波信号入力端子に入力した高周波信号の振
幅と位相の内の少なくとも一方を制御して上記高周波信
号出力端子から出力するための制御信号を入力する制御
端子を有する第1の半導体素子と、上記第1の半導体素
子の高周波信号入力端子に接続された反射素子とから成
る回路を複数系列備えると共に、上記各第1の半導体素
子の高周波信号出力端子に接続され、それぞれの高周波
信号出力を合成して出力する合成素子と、所望の指向方
向に対応する指向方向制御入力信号が与えられたとき、
前記第1の半導体素子の制御端子に与えるべき信号を出
力する制御部とにより構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は指向方向を走査できるア
クティブアンテナに関し、特に小型化が可能でかつ高効
率のアクティブアンテナに係る。
【0002】
【従来の技術】図11は従来のアクティブアンテナの例
を示す図である。同図において、1a〜1nはn個(n
は2以上の自然数)の放射素子、28a〜28nはn個
の高周波増幅回路、29a〜29nはn個の移相回路、
30a〜30nは制御端子、7は合成素子、13は出力
端子を示している。同図は受信用アクティブアンテナの
例であり、図中の記号θ0 はアクティブアンテナの指向
方向、Pi はその方向から入射する電波の電力、P0
アクティブアンテナの出力電力を示している。
【0003】ここでは移相回路29a〜29nはそれぞ
れ4ビットの移相回路を用いた例を示しており、各移相
回路の制御端子30a〜30nに加える直流電圧をON
/OFFすることにより、指向方向θ0 を変えることが
できる。4ビットの移相回路を用いた場合、与えられる
位相差は22.5°間隔の離散的な値となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
アクティブアンテナにおいては、長さの異なる複数のマ
イクロストリップ線路と、PINダイオードとを組み合
わせた移相回路が用いられる。このような従来の移相回
路では、周波数が高くなるに従って、誘電体損失と放射
損失と導体損失が大きくなるという問題があった。
【0005】また上記長さの異なる複数のマイクロスト
リップ線路の数に対応して移相回路のビット数が決まる
が、これを大きくしようとすると、寸法が大きくなり、
同時に上記損失も大きくなり、また、信頼性も低下し、
更に、コストも高くなるという問題があった。従って、
通常のアクティブアンテナで実用的に用いられている移
相回路は、寸法や損失、または信頼性やコストの点から
4〜6ビット程度であり、それ以上は用いられない。
【0006】また、移相回路が離散的な位相差しか与え
られない場合、指向方向θ0 も離散的な値になってしま
うという問題があった。また、指向方向を変えた時に、
出力端子13において出力信号の位相飛びが生じるとい
う問題も有していた。
【0007】本発明はこのような従来の問題点を解決す
ることが可能で、小型化することができ、かつ、高効率
のアクティブアンテナを提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上述の
課題は前記特許請求の範囲に記載した手段により解決さ
れる。
【0009】すなわち、請求項1の発明は、高周波信号
入力端子と、高周波信号出力端子を有し該高周波信号入
力端子に入力した高周波信号の振幅と位相の内の少なく
とも一方を制御して上記高周波信号出力端子から出力す
るための制御信号を入力する制御端子を有する第1の半
導体素子と、上記第1の半導体素子の高周波信号入力端
子に接続された放射素子とから成る回路を複数系列備え
ると共に、上記各第1の半導体素子の高周波信号出力端
子に接続され、それぞれの高周波信号出力を合成して出
力する合成素子と、所望の指向方向に対応する指向方向
制御入力信号が与えられたとき、前記第1の半導体素子
の制御端子に与えるべき信号を出力する制御部とから成
るアクティブアンテナである。
【0010】請求項2の発明は、高周波信号入力端子
と、高周波信号出力端子を有し該高周波信号入力端子に
入力した高周波信号の振幅と位相の内の少なくとも一方
を制御して上記高周波信号出力端子から出力するための
制御信号を入力する制御端子を有する第1の半導体素子
と、上記第1の半導体素子の高周波信号入力端子に接続
された放射素子とから成る回路を複数系列備えると共
に、上記各第1の半導体素子の高周波信号出力端子に接
続され、それぞれの高周波信号出力を合成して出力する
合成素子と、高周波信号入力端子と、高周波信号出力端
子を有し上記合成素子から出力される信号を高周波信号
入力端子に入力して、その振幅と位相の内の少なくとも
一方を制御して高周波信号出力端子から出力するための
制御信号を入力する制御端子を有する第2の半導体素子
と、所望の指向方向に対応する指向方向制御入力信号が
与えられたとき、前記第1および第2の半導体素子の制
御端子に与えるべき信号を出力する制御部とから成るア
クティブアンテナである。
【0011】請求項3の発明は、高周波信号入力端子
と、高周波信号出力端子を有し該高周波信号入力端子に
入力した高周波信号の振幅と位相の内の少なくとも一方
を制御して上記高周波信号出力端子から出力するための
制御信号を入力する制御端子を有する第1の半導体素子
と、上記第1の半導体素子の高周波信号出力端子に接続
された放射素子とから成る回路を複数系列備えると共
に、入力信号を分配して各第1の半導体素子の高周波信
号入力端子に出力する分配回路と、所望の指向方向に対
応する指向方向制御入力信号が与えられたとき、前記第
1の半導体素子の制御端子に与えるべき信号を出力する
制御部とから成るアクティブアンテナである。
【0012】請求項4の発明は、高周波信号入力端子
と、高周波信号出力端子を有し該高周波信号入力端子に
入力した高周波信号の振幅と位相の内の少なくとも一方
を制御して上記高周波信号出力端子から出力するための
制御信号を入力する制御端子を有する第1の半導体素子
と、上記第1の半導体素子の高周波信号出力端子に接続
された放射素子とから成る回路を複数系列備えると共
に、高周波信号入力端子と、高周波信号出力端子を有し
入力信号を高周波信号入力端子に入力して、その振幅と
位相の内の少なくとも一方を制御して高周波信号出力端
子から出力するための制御信号を入力する制御端子を有
する第2の半導体素子と、該第2の半導体素子の高周波
信号出力端子に接続され、該第2の半導体素子の出力信
号を分配して、上記各第1の半導体素子の高周波信号入
力端子に入力する分配回路と、所望の指向方向に対応す
る指向方向制御入力信号が与えられたとき、前記第1お
よび第2の半導体素子の制御端子に与えるべき信号を出
力する制御部とから成るアクティブアンテナである。
【0013】請求項5の発明は、上記請求項1〜請求項
4記載のアクティブアンテナにおいて、第1の半導体素
子あるいは第2の半導体素子の内の少なくとも一方を、
高周波信号入力端子と高周波信号出力端子とを有し、制
御端子を持たない半導体素子として、該半導体素子の高
周波信号入力端子にキャパシタとリアクターを接続し、
入力信号回路を上記キャパシタを介して半導体素子の高
周波信号入力端子に接続すると共に上記リアクタの他端
を半導体素子の制御端子とするように構成したものであ
る。
【0014】請求項6の発明は、上記請求項1〜請求項
4記載のアクティブアンテナにおいて、第1の半導体素
子あるいは第2の半導体素子の内の少なくとも一方を、
高周波信号入力端子と高周波信号出力端子とを有し、制
御端子を持たない半導体素子として、該半導体素子の高
周波信号出力端子にキャパシタとリアクターを接続し、
該半導体素子の出力を上記キャパシタを介して得るよう
にすると共に、上記リアクターの他端を半導体素子の制
御端子とするように構成したものである。
【0015】請求項7の発明は、上記請求項1〜請求項
6記載のアクティブアンテナにおいて、第1の半導体素
子の高周波信号入力端子、もしくは高周波信号出力端子
に接続される回路および第2の半導体素子の高周波信号
入力端子もしくは、高周波信号出力端子に接続される回
路の内の少なくとも1箇所に局部発振器とダイプレクサ
ーとからなる周波数変換手段を設けたものである。
【0016】請求項8の発明は上記請求項1〜請求項7
記載のアクティブアンテナにおいて、制御部は、記憶回
路と指向方向処理回路を有し、指向方向制御入力信号が
与えられたとき、指向方向処理回路が上記記憶回路に書
き込まれているパラメータを読み出して、これと指向方
向制御入力信号とから、指向方向制御出力信号を生成し
これを半導体素子の制御信号として出力するように構成
したものである。
【0017】
【作用】本発明のアクティブアンテナは上述のような構
成によって、送信用にも受信用にも用いることができ、
或いはダウンコンバータやアップコンバータにも用いる
ことができる。また指向方向制御入力信号に応じて指向
方向を連続的に走査し、同時に指向性パターンを変化す
ることができ、また指向方向の走査を行う際に生じる受
信電力または送信電力の変動を補償することができる。
【0018】また、本発明のアクティブアンテナは、従
来の移相回路や給電線路で生じていた損失を除くことが
できる。以下本発明のアクティブアンテナの作用等につ
いて、実施例に基づいて詳細に説明する。
【0019】
【実施例】図1は、本発明の第1の実施例を示す図であ
る。同図において、1a〜1nはn個(nは2以上の自
然数)の放射素子、2a〜2nは第1のn個の半導体素
子であり、該半導体素子において、3は高周波信号入力
端子、4は高周波信号出力端子、5は制御端子、6は接
地端子である。7は合成素子、13は出力端子であり、
14は制御回路、15は指向方向処理回路、16は記憶
回路、17は指向方向制御出力信号出力端子、19は指
向方向制御入力信号入力端子である。
【0020】同図は受信用アクティブアンテナの例であ
り、図中の記号θ0 はアクティブアンテナの指向方向、
i はその方向から入射する電波の電力、P0 はアクテ
ィブアンテナの出力電力、vi は指向方向制御入力信号
電圧、v01〜v0nは指向方向制御出力信号電圧を示して
いる。
【0021】放射素子1a〜1nは、例えばダイポール
アンテナやマイクロストリップアンテナやホーンアンテ
ナなどの任意のアンテナを用いることができる。第1の
n個の半導体素子2a〜2nは、電気的特性が等しいこ
とが望ましい。今、該第1の半導体素子がデュアルゲー
トFETであるとすれば、3は第1ゲート、5は第2ゲ
ート、4はドレーン、6はソースに相当する。合成素子
7は、例えばマイクロストリップ線路から成る合成回路
を用いることができる。制御回路14は、例えば論理集
積回路やアナログ演算回路を用いることができる。
【0022】本実施例の動作について以下に説明する。
n個の第1の半導体素子2a〜2nはそれぞれ、高周波
信号入力端子或いは高周波信号出力端子或いはそれら両
方の端子に、高周波信号に重畳して直流バイアスが加え
られ、ある動作点に設定されている。ここである高周波
信号が該半導体素子の上記高周波信号入力端子3に入力
されると、該高周波信号は増幅されて上記高周波信号出
力端子4に出力する。このとき、該高周波信号は振幅が
変化するだけでなく、位相も変化する。またこのとき、
制御端子5に加えられている制御電圧(指向方向制御出
力信号v01〜v0n)を変化させると、増幅度と位相の変
化量が変わる。
【0023】上記半導体素子に接続された、直線状また
は格子状に所定の間隔で配列された放射素子を用いて受
信した電波は、上記第1のn個の半導体素子2a〜2n
の各素子で、所定の高周波信号の振幅と位相が定められ
た後、合成素子7で合成されるため、上記複数の放射素
子はフェーズドアレーとして働き、所定の指向方向が定
まる。よって、上記指向方向制御出力信号に従って、指
向方向を変化させることができる。
【0024】同図の記憶回路16には、所望の指向方向
に対応した指向方向制御入力信号v i のレベルが与えら
れた時、上記各半導体素子2a〜2nの制御素子5に加
えるべき指向方向制御出力信号電圧V01〜v0nの値を求
めるパラメータを記憶させておく。このアルゴリズムは
指定方向処理回路15にて実行される。これにより上記
指向方向制御入力信号vi を変えることにより、指向方
向を任意に変化することが可能となる。
【0025】上記パラメータの与え方により、例えば、
指向方向制御入力信号vi のレベルに比例して指向方向
θ0 を変化することができる。この実施例を図3(a)
のグラフに示す。
【0026】図2は、本発明の第2の実施例を示す図で
ある。同図において、1はn個(nは2以上の自然数)
の放射素子、2a〜2nは第1のn個の半導体素子であ
り、該第1の半導体素子において、3は高周波信号入力
端子、4は高周波信号出力端子、5は制御端子、6は接
地端子である。7は合成素子、8は第2の半導体素子で
あり、該第2の半導体素子において、9は高周波信号入
力端子、10は高周波信号出力端子、11は制御端子、
12は接地端子である。また13は出力端子であり、1
4は制御回路、15は指向方向処理回路、16は記憶回
路、17は指向方向制御出力信号出力端子、18は振幅
制御出力信号出力端子、19は指向方向制御入力信号入
力端子である。
【0027】同図は受信用アクティブアンテナの例であ
り、図中の記号θ0 はアクティブアンテナの指向方向、
i はその方向から入射する電波の電力、P0 はアクテ
ィブアンテナの出力電力、vi は指向方向制御入力信号
電圧v01〜v0nは指向方向制御出力信号電圧、v0aは振
幅制御出力信号電圧を示している。
【0028】第2の半導体素子8は、必ずしも上記第1
の半導体素子2a〜2nと電気的特性が等しい半導体素
子でなくともよく、或いは等しい半導体素子であっても
よい。今、該第2の半導体素子がデュアルゲートFET
であるとすれば、9は第1ゲート、11は第2ゲート、
10はドレーン、12はソースに相当する。
【0029】本実施例の場合も、図1に示した第一の実
施例の説明で述べたように、指向方向制御入力信号vi
を変えることにより、指向方向を任意に変化することが
可能である。しかし、図1の実施例では、指向方向を変
えた時に、第1の各半導体素子2a〜2nにおいて増幅
度にばらつきが生じたり、放射素子1a〜1nで走査損
失が生じるため、必ずしも受信電力P0 が一定にならな
い。本実施例は、上述のような第1の実施例のアクティ
ブアンテナで起き勝ちな問題を解決して、より良いアク
ティブアンテナを提供すべく更に改良したものである。
【0030】図2の構成における第2の半導体素子8に
おいても、制御端子11に加えられている制御電圧(振
幅制御出力信号va )を変化させると、増幅度と位相の
変化量が変わる。従って、指向方向に応じて上記第2の
半導体素子8の増幅度を変化させれば、任意の受信電力
0 を得ることができる。
【0031】同図の記憶回路16には、所望の指向方向
に対応した指向方向制御入力信号v i のレベルが与えら
れた時、上記第1の各半導体素子2の制御端子5に加え
るべき指向方向制御出力信号電圧v01〜v0nの値を求め
るパラメータと、上記第2の各半導体素子8の制御端子
11に加えるべき振幅制御出力信号電圧va の値を求め
るパラメータとを同時に記憶させておく。このアルゴリ
ズムは指向方向処理回路15にて実行される。これによ
り上記指向方向制御入力信号vi を変えることにより、
指向方向を任意に変化し、かつ任意の受信電力P0 を得
ることが可能となる。
【0032】上記パラメータの与え方により、例えば、
指向方向制御入力信号vi のレベルに比例して指向方向
θ0 を変化し、かつそのときの受信電力P0 を一定にす
ることができる。この例を図3(a)、(b)のグラフ
に示す。
【0033】図4は、本発明の第3の実施例を示す図で
ある。1a〜1nはn個(nは2以上の自然数)の放射
素子、2a〜2nは第1のn個の半導体素子であり、該
第1の半導体素子において、4は高周波信号出力端子、
6は接地端子である。7は合成素子、8は第2の半導体
素子であり、該第2の半導体素子において、10は高周
波信号出力端子、12は接地端子である。また13は出
力端子であり、14は制御回路、15は指向方向処理回
路、16は記憶回路、17は指向方向制御出力信号出力
端子、18は振幅制御出力信号出力端子、19は指向方
向制御入力信号入力端子である。また20はキャパシタ
ー、21はリアクターである。
【0034】第1の半導体素子2a〜2nは3つの端子
を有する半導体素子であり、例えばFETやバイポーラ
トランジスター等を用いることができる。この場合、放
射素子1に接続される側の端子に該キャパシターと該リ
アクターを図のように接続することにより、高周波信号
入力端子3と制御端子5を設けることができる。今、該
第1の半導体素子がFETであるとすれば、3及び5は
ゲート、4はドレーン、6はソースに相当する。
【0035】上記第2の半導体素子8についても、同様
である。図5は、本発明の第4の実施例を示す図であ
る。同図において、1a〜1nはn個(nは2以上の自
然数)の放射素子、2a〜2nは第1のn個の半導体素
子であり、該第1の半導体素子において、3は高周波信
号入力端子、6は接地端子である。7は合成素子、8は
第2の半導体素子であり、該第2の半導体素子におい
て、9は高周波信号入力端子、12は接地端子である。
また13は出力端子であり、14は制御回路、15は指
向方向処理回路、16は記憶回路、17は指向方向制御
出力信号出力端子、18は振幅制御出力信号出力端子、
19は指向方向制御入力信号入力端子である。また20
はキャパシター、21はリアクターである。
【0036】第1の半導体素子2a〜2nは3つの端子
を有する半導体素子であり、例えばFETやバイポーラ
トランジスター等を用いることができる。この場合、合
成素子7に接続される側の端子に該キャパシターと該リ
アクターを図のように接続することにより、高周波信号
出力端子4と制御端子5を設けることができる。今、該
半導体素子がバイポーラトランジスターであるとすれ
ば、3はベース、4及び5はコレクタ、6はエミッタに
相当する。
【0037】上記第2の半導体素子8についても、同様
である。図6は、本発明の第5の実施例を示す図であっ
て、実際のアンテナの放射素子と第1の半導体素子の配
置を斜視図で示している。同図において、1は放射素
子、2a〜2nは第1の半導体素子であり、該第1の半
導体素子において、3は高周波信号入力端子、4は高周
波信号出力端子、5は制御端子、6は接地端子である。
【0038】22は基板であり、誘電体板やマイクロス
トリップ基板を用いることができる。同図は4つの第1
の半導体素子2a〜2nの高周波信号入力端子3に、そ
れぞれ該放射素子1を給電線路を用いずに直接接続した
ものを、格子状に所定の間隔で配列した例である。
【0039】該第1の半導体素子の接地端子6は該放射
素子のもう一方の端子に接続される。上記格子間隔は、
アクティブアンテナの指向性パターンを決定する要素で
あり、例えば半波長〜1波長程度に選ぶことができる。
同図は、放射素子としてプリントダイポールアンテナを
用いた具体例を示している。
【0040】基板22の裏側に引き出された高周波信号
出力端子4及び制御端子5は、同図中には示していない
が、別に設けられた合成素子や制御回路に接続される。
上記のような構造にすることにより、給電損失を無く
し、小型、薄型のアクティブアンテナを実現することが
できる。
【0041】図7は、本発明の第6の実施例を示す図で
あって実際のアンテナの放射素子と第1の半導体素子と
合成素子の配置について斜視図で示している。同図にお
いて、1は放射素子、2は第1の半導体素子であり、該
第1の半導体素子において、3は高周波信号入力端子、
4は高周波信号出力端子、5は制御端子、6は接地端子
である。7は合成素子、23は誘電体基板、24は金属
板、25はマイクロストリップ線路である。
【0042】第1の半導体素子の接地端子6は上記金属
板24に接続される。同図では放射素子1にマイクロス
トリップアンテナを用いた具体例を示しており、上記第
1の4つの半導体素子2の高周波信号入力端子3に、そ
れぞれ放射素子1を給電線路を用いずに直接接続したも
のを直線状に配列し、更に同一平面上に合成素子7を配
置した例である。
【0043】上記のような構造にすることにより、給電
損失を無くし、高効率、小型、薄型のアクティブアンテ
ナを実現することができる。図8は、本発明の第7の実
施例を示す図であって、本発明のアクティブアンテナの
斜視図を示している。
【0044】1は放射素子、2は第1の半導体素子であ
り、該第1の半導体素子において、3は高周波信号入力
端子、4は高周波信号出力端子、5は制御端子、6は接
地端子である。7は合成素子、23は誘電体基板、24
は金属板、25はマイクロストリップ線路である。該第
1の半導体素子2の接地端子6は上記金属板24に接続
される。
【0045】また8は第2の半導体素子であり、該第2
の半導体素子において、9は高周波信号入力端子、10
は高周波信号出力端子、11は制御端子、12は接地端
子である。また13は出力端子であり、14は制御回
路、17は指向方向制御出力信号出力端子、18は振幅
制御出力信号出力端子、19は指向方向制御入力信号入
力端子である。
【0046】同図では放射素子1にマイクロストリップ
アンテナを用いた具体例を示しており、上記第1の4つ
の半導体素子2の高周波信号入力端子3に、それぞれ放
射素子1を給電線路を用いずに直接接続したものを直線
状に配列し、更に同一平面上に合成素子7と、第2の半
導体素子8と、制御回路14とを配置している。
【0047】上記のような構造にすることにより、給電
損失を無くし、高効率、小型、薄型のアクティブアンテ
ナを実現することができる。また基板23に、例えばガ
リウムひ素等の半導体素子基板を用いれば、全ての素子
をモノリシック集積回路として構成でき、一層の小型
化、また低コスト化が図れる。
【0048】図9は、本発明の第8の実施例を示す図で
ある。同図において、1a〜1nはn個(nは2以上の
自然数)の放射素子、2a〜2nは、第1のn個の半導
体素子であり、該第1の半導体素子において、3は高周
波信号入力端子、4は高周波信号出力端子、5は制御端
子、6は接地端子である。
【0049】また、7は合成素子、8は第2の半導体素
子であり、該第2の半導体素子において、9は高周波信
号入力端子、10は高周波信号出力端子、11は制御端
子、12は接地端子である。更に、31は局部発信回
路、32はダイプレクサー、13は出力端子であり、1
4は制御回路、15は指向方向処理回路、16は記憶回
路、17は指向方向制御出力信号出力端子、18は振幅
制御出力信号出力端子、19は指向方向制御入力信号入
力端子である。
【0050】同図は周波数変換機能を有する受信用アク
ティブアンテナの例である。上記ダイプレクサー32
は、例えば二つのフィルターと一つの合成素子を用いて
構成される。同図において、上記局部発信回路31は該
ダイプレクサー32を介して上記第2の半導体素子8の
高周波信号入力端子9に接続されているが、これは上記
第2の半導体素子8の高周波信号出力端子10に接続し
てもよい。また、局部発信回路31は、上記第1の複数
の半導体素子2a〜2nに接続してもよく、或いは、上
記第2の半導体素子8と上記第1の複数の半導体素子2
a〜2nの両方に、それぞれ異なる局部発信回路を接続
してもよい。
【0051】上記のような構造を用いると、半導体素子
の非線形性により、受信信号の周波数を別の周波数に変
換することができる。例えば受信信号の周波数を低い周
波数に変換すれば、高周波回路の損失の影響が小さくな
り、高利得の受信機を実現することができる。
【0052】図10は、本発明の第9の実施例を示す図
である。同図において、1a〜1nはn個(nは2以上
の自然数)の放射素子、2a〜2nは第1のn個の半導
体素子を示しており、該第1の半導体素子において、3
は高周波信号入力端子、4は高周波信号出力端子、5は
制御端子、6は接地端子である。
【0053】26は分配素子、8は第2の半導体素子で
あり、該第2の半導体素子において、9は高周波信号入
力端子、10は高周波信号出力端子、11は制御端子、
12は接地端子である。また27は入力端子であり、1
4は制御回路、15は指向方向処理回路、16は記憶回
路、17は指向方向制御出力信号出力端子、18は振幅
制御出力信号出力端子、19は指向方向制御入力信号入
力端子である。
【0054】同図は送信用アクティブアンテナの例であ
り、図中の記号θ0 はアクティブアンテナの指向方向、
0 はその方向へ放射する電波の電力、Pi はアクティ
ブアンテナの入力電力、vi は指向方向制御入力信号電
圧、v01〜v0nは指向方向制御出力信号電圧、v0aは振
幅制御出力信号電圧を示している。
【0055】放射素子1a〜1nは、例えばダイポール
アンテナやマイクロストリップアンテナやホーンアンテ
ナなどの任意のアンテナを用いることができる。第1の
n個の半導体素子2a〜2nは、電気的特性が等しいこ
とが望ましい。今、第1の半導体素子がデュアルゲート
FETであるとすれば、3は第1ゲート、5は第2ゲー
ト、4はドレーン、6はソースに相当する。
【0056】一方、第2の半導体素子8は、必ずしも上
記第1の半導体素子と電気的特性が等しい半導体素子で
なくともよく、或いは等しい半導体素子であってもよ
い。分配素子26は、例えばマイクロストリップ線路か
ら成る分配回路を用いることができる。制御回路14
は、例えば論理集積回路やアナログ演算回路を用いるこ
とができる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のアクティ
ブアンテナは、制御回路の中の記憶回路に、いくつかの
適当なパラメータを記憶するだけで、指向方向制御入力
信号に応じて指向方向を任意に走査でき、また上記パラ
メータを適当に選べば、指向方向に応じて指向性パター
ンも同時に変えることができるという利点を有する。
【0058】また本発明のアクティブアンテナは、上記
パラメータを適当に選ぶことにより指向方向の走査を行
う際、同時に受信電力または送信電力の制御も行うこと
ができる。これにより、例えば、指向方向の走査を行う
際に生じる受信電力の変動を補償し、指向方向によらず
一定の受信感度を得たり、或いは、指向方向毎に送信電
力を変化させ、セルラー通信のゾーン設計を行ったりす
ることも可能であるという利点を有する。
【0059】また本発明のアクティブアンテナは、上記
パラメータを適当に選ぶことにより放射素子や半導体素
子の電気的特性のばらつきを補償することが可能である
という利点を有する。
【0060】また本発明のアクティブアンテナは、半導
体素子によた位相制御を行っているため、複数の放射素
子に連続的に給電位相差を与えることができ、従って指
向方向θ0 を連続的に走査できるという利点を有する。
またこれにより、指向方向を走査した時に、出力信号の
位相飛びが生じないという利点を有する。
【0061】また本発明のアクティブアンテナは、半導
体素子により位相制御を行っているため、従来のマイク
ロストリップ線路と、PINダイオードとを組み合わせ
た移相回路で問題となっていた、周波数が高くなるに従
い、誘電体損失と放射損失と導体損失が大きくなるとい
う欠点がない。
【0062】またビット数を大きくしようとすると、寸
法が大きくなり、同時に上記損失も大きくなり、また信
頼性も低下し、更にコストも高くなるという欠点がな
い。また本発明のアクティブアンテナは、周波数変換を
行うことができるので、例えば周波数を低い周波数に変
換すれば、高周波回路の損失の影響が小さくなり、高利
得の受信機を実現することができるという利点を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す図である。
【図2】本発明の第2の実施例を示す図である。
【図3】指向方向制御入力信号vi と指向方向θ0 およ
び受信電力P0 との関係を示す図である。
【図4】本発明の第3の実施例を示す図である。
【図5】本発明の第4の実施例を示す図である。
【図6】本発明の第5の実施例を示す図である。
【図7】本発明の第6の実施例を示す図である。
【図8】本発明の第7の実施例を示す図である。
【図9】本発明の第8の実施例を示す図である。
【図10】本発明の第9の実施例を示す図である。
【図11】従来のアクティブアンテナの例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1,1a〜1n 放射素子 2,2a〜2n 第1の半導体素子 3 高周波信号入力端子 4 高周波信号出力端子 5 制御端子 6 接地端子 7 合成素子 8 第2の半導体素子 9 高周波信号入力端子 10 高周波信号出力端子 11 制御端子 12 接地端子 13 出力端子 14 制御回路 15 指向方向処理回路 16 記憶回路 17 指向方向制御出力信号出力端子 18 振幅制御出力信号出力端子 19 指向方向制御入力信号入力端子 20 キャパシター 21 リアクター 22 基板 23 誘電体基板 24 金属板 25 マイクロストリップ線路 26 分配回路 27 入力端子 28 高周波増幅回路 29 移相回路 30 制御端子 31 局部発信回路 32 ダイプレクサー

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高周波信号入力端子と、高周波信号出力
    端子を有し該高周波信号入力端子に入力した高周波信号
    の振幅と位相の内の少なくとも一方を制御して上記高周
    波信号出力端子から出力するための制御信号を入力する
    制御端子を有する第1の半導体素子と、上記第1の半導
    体素子の高周波信号入力端子に接続された放射素子とか
    ら成る回路を複数系列備えると共に、 上記各第1の半導体素子の高周波信号出力端子に接続さ
    れ、それぞれの高周波信号出力を合成して出力する合成
    素子と、 所望の指向方向に対応する指向方向制御入力信号が与え
    られたとき、前記第1の半導体素子の制御端子に与える
    べき信号を出力する制御部とから成ることを特徴とする
    アクティブアンテナ。
  2. 【請求項2】 高周波信号入力端子と、高周波信号出力
    端子を有し該高周波信号入力端子に入力した高周波信号
    の振幅と位相の内の少なくとも一方を制御して上記高周
    波信号出力端子から出力するための制御信号を入力する
    制御端子を有する第1の半導体素子と、上記第1の半導
    体素子の高周波信号入力端子に接続された放射素子とか
    ら成る回路を複数系列備えると共に、 上記各第1の半導体素子の高周波信号出力端子に接続さ
    れ、それぞれの高周波信号出力を合成して出力する合成
    素子と、 高周波信号入力端子と、高周波信号出力端子を有し上記
    合成素子から出力される信号を高周波信号入力端子に入
    力して、その振幅と位相の内の少なくとも一方を制御し
    て高周波信号出力端子から出力するための制御信号を入
    力する制御端子を有する第2の半導体素子と、 所望の指向方向に対応する指向方向制御入力信号が与え
    られたとき、前記第1および第2の半導体素子の制御端
    子に与えるべき信号を出力する制御部とから成ることを
    特徴とするアクティブアンテナ。
  3. 【請求項3】 高周波信号入力端子と、高周波信号出力
    端子を有し該高周波信号入力端子に入力した高周波信号
    の振幅と位相の内の少なくとも一方を制御して上記高周
    波信号出力端子から出力するための制御信号を入力する
    制御端子を有する第1の半導体素子と、上記第1の半導
    体素子の高周波信号出力端子に接続された放射素子とか
    ら成る回路を複数系列備えると共に、 入力信号を分配して各第1の半導体素子の高周波信号入
    力端子に出力する分配回路と、 所望の指向方向に対応する指向方向制御入力信号が与え
    られたとき、前記第1の半導体素子の制御端子に与える
    べき信号を出力する制御部とから成ることを特徴とする
    アクティブアンテナ。
  4. 【請求項4】 高周波信号入力端子と、高周波信号出力
    端子を有し該高周波信号入力端子に入力した高周波信号
    の振幅と位相の内の少なくとも一方を制御して上記高周
    波信号出力端子から出力するための制御信号を入力する
    制御端子を有する第1の半導体素子と、上記第1の半導
    体素子の高周波信号出力端子に接続された放射素子とか
    ら成る回路を複数系列備えると共に、 高周波信号入力端子と、高周波信号出力端子を有し入力
    信号を高周波信号入力端子に入力して、その振幅と位相
    の内の少なくとも一方を制御して高周波信号出力端子か
    ら出力するための制御信号を入力する制御端子を有する
    第2の半導体素子と、 該第2の半導体素子の高周波信号出力端子に接続され、
    該第2の半導体素子の出力信号を分配して、上記各第1
    の半導体素子の高周波信号入力端子に入力する分配回路
    と、 所望の指向方向に対応する指向方向制御入力信号が与え
    られたとき、前記第1および第2の半導体素子の制御端
    子に与えるべき信号を出力する制御部とから成ることを
    特徴とするアクティブアンテナ。
  5. 【請求項5】 第1の半導体素子あるいは第2の半導体
    素子の内の少なくとも一方を、 高周波信号入力端子と高周波信号出力端子とを有し、制
    御端子を持たない半導体素子として、 該半導体素子の高周波信号入力端子にキャパシタとリア
    クターを接続し、 入力信号回路を上記キャパシタを介して半導体素子の高
    周波信号入力端子に接続すると共に上記リアクタの他端
    を半導体素子の制御端子とした請求項1〜請求項4記載
    のアクティブアンテナ。
  6. 【請求項6】 第1の半導体素子あるいは第2の半導体
    素子の内の少なくとも一方を、 高周波信号入力端子と高周波信号出力端子とを有し、制
    御端子を持たない半導体素子として、 該半導体素子の高周波信号出力端子にキャパシタとリア
    クターを接続し、 該半導体素子の出力を上記キャパシタを介して得るよう
    にすると共に、 上記リアクターの他端を半導体素子の制御端子とした請
    求項1〜請求項4記載のアクティブアンテナ。
  7. 【請求項7】 第1の半導体素子の高周波信号入力端
    子、もしくは高周波信号出力端子に接続される回路およ
    び第2の半導体素子の高周波信号入力端子もしくは、高
    周波信号出力端子に接続される回路の内の少なくとも1
    箇所に局部発振器とダイプレクサーとからなる周波数変
    換手段を設けた請求項1〜請求項6記載のアクティブア
    ンテナ。
  8. 【請求項8】 制御部は、記憶回路と指向方向処理回路
    を有し、指向方向制御入力信号が与えられたとき、指向
    方向処理回路が上記記憶回路に書き込まれているパラメ
    ータを読み出して、これと指向方向制御入力信号とか
    ら、指向方向制御出力信号を生成しこれを半導体素子の
    制御信号として出力するものである請求項1〜請求項7
    記載のアクティブアンテナ。
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