JPH07226598A - 磁気遮蔽容器、磁界検出コイル及び磁気遮蔽装置 - Google Patents

磁気遮蔽容器、磁界検出コイル及び磁気遮蔽装置

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JPH07226598A
JPH07226598A JP6050043A JP5004394A JPH07226598A JP H07226598 A JPH07226598 A JP H07226598A JP 6050043 A JP6050043 A JP 6050043A JP 5004394 A JP5004394 A JP 5004394A JP H07226598 A JPH07226598 A JP H07226598A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明による磁気遮蔽容器、磁界検出コイル及
び磁気遮蔽装置によって筒の軸に垂直な磁界に対する遮
蔽効果を筒の軸方向の磁界に対する遮蔽効果と同程度ま
で高めて、超伝導体磁気シールド容器の欠点を改善でき
る。 【構成】本発明は、筒状開口部の筒状超伝導体磁気シー
ルド容器内部に容器の内壁と同型環状の高透磁率磁性体
を多数積層したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気遮蔽容器、磁界検
出コイル及び磁気遮蔽装置に係り、特に高感度SQUI
D磁束計による脳磁界計測のための磁気遮蔽容器、磁界
検出コイル及び磁気遮蔽装置に関する。
【本発明と従来技術との比較】表1を使用して、数学的
かつ数量的に本発明と従来の磁気遮蔽容器、磁界検出コ
イルとの比較の説明を後記する。
【発明が解決しようとする課題】従来、高感度SQUI
D磁束計による脳磁界計測装置では、高透磁率磁性体に
よる磁気雑音装置が用いられてきた。しかし、高透磁率
磁性体による磁気遮蔽装置では、脳磁界計測で重要な数
ヘルツ以下の低周波数磁気雑音の遮蔽が困難であった。
この欠点を解決する手段として零透磁率の超伝導体磁気
シールド容器が用いられている。しかし、筒状態の高温
超伝導体磁気シールド容器では、筒の軸方向の磁界に対
する遮蔽効果に比べて、筒の軸に垂直な磁界に対する遮
蔽効果が数桁も悪く、後者に合わせた軸長の極めて長い
超伝導体磁気シールド容器が必要であった。
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は、筒状
開口部の筒状超伝導体磁気シールド容器内部に、容器の
内壁と同形環状の高透磁率磁性体を多数積層することに
よって、筒の軸に垂直な磁界に対する遮蔽効果を筒の軸
方向の磁界に対する遮蔽効果と同じ程度まで高めて、超
伝導体磁気シールド容器の欠点を改良できる。磁気シー
ルド容器の長さが同じ場合、筒の軸と垂直な磁界に対す
る遮蔽効果は数百倍改善する。言い換えれば、従来装置
のほとんど半分の長さの磁気シールド容器で同じ性能が
期待され、製造コストの低減が可能である。本発明は、
超伝導体磁気シールドをベースとしており、高透磁率磁
性体による磁気遮蔽装置のように数ヘルツ以下の低周波
数磁気雑音の遮蔽が悪いという欠点もない。指数関数的
差動型検出コイルは、このようなシールド装置内部で、
環境磁気から脳磁界だけを検出する方法を提供する。
【実施例】零、高、混合透磁率磁気遮蔽容器のモード解
析を以下に示す。先ず、図1に示すような、従来の円筒
形磁気遮蔽容器について扱う。透磁率が全く零と、高い
透磁率の場合の解析をする。円筒座標(γ,φ,z),
x=γcosφ.y=γsinφを使う・円筒形遮蔽容
器の内面がγ=Rにあるとする。開口部がz=0にあ
り、円筒部と同じ材質の平らな面が、円筒の長さ(高
さ)z=Zの位置にあるとする。ベッセル関数をJ
書く。JとJ’のm番目の正の零をjn,m,j’
n,mと書く。すなわち、J(jn,m)=0,J’
(j’n,m)=0,jn,1<jn,2・・・;
j’n,1<j’n,2・・・である。ラプラス演算子
(二次元および三次元)をΔ=Δ+∂/∂
し、 である。Ψを、周囲の磁場をH=gradΨで与えるス
カラーポテンシャルとする。遮蔽容器内では磁気の源が
ないので、 、となる。Ψを(2.1)の特殊解として、変数分離
した形 Ψ=F(x.y)G(z)を取る。ここ
でK=0,1,2,...は表に示す順番である。ΔΨ
=0は次のふたつの方程式に分かれる: ここで1/λ は正の実数の分離定数で、境界条件か
ら決まる。式(2,2)はヘルムホルツ方程式として知
られ、はモード関数と呼ばれる。モードの解析はヘル
ムホルツ方程式が同じなので、マイクロ波導波管と本質
的に同じである。(2.3)の一般解は という形をとる。ここでA(振幅)とρ(正負の指数関
数の比)は定数である。零透磁率の場合、z=Zに於け
る境界条件∂Ψ/∂z=0(ノルマン条件)は を与える。高透磁率の場合、透磁率が充分に大きいか、
または物質が非等方的であるとして、z=ZにおいてG
=0になるとする。この場合には、 となる。どちらの場合でも|ρ|はZともに指数関数的
に減少する。円筒の高さZが十分に大きいと仮定し、そ
のため|ρ|が無視できるほど小さいとする。すると開
口部付近(z<<Z)でGはexp(−z/λ)に
比例する。そのためλは第Kモードの侵入の深さと呼
ばれる。(2.1)一般解Ψは係数をCとしてモード
展開できる: これらのモードのうちで、侵入の深さが最も深いものを
λmaxとすると、これがz方向の減衰が最も遅いもの
となり、遮蔽の有効性がλmaxに支配される。ただ
し、そのモードのCk.maxが他のC’Sと比べて
あまり小さくないとする。 となる。但し、「cs」とは「cos」か「sin」の
どちらかを表す。モードはn≧0とm≧1の二つの添え
字で指定される。nはφ方向、mはr方向の節の数を意
味している。零透磁率の場合(以下該当する量の前に
「Z」を付ける)、境界条件は、境界面上で面に =H=∂Ψ/∂=0 atr=Rとなり、そ
れは、 を与える。高透磁率の場合(「H」を前に付ける)、物
質の透磁率が十分に高く、そのためポテンシャルΨが遮
蔽の境界上で零になるとする。具体的に、円筒ではこの
条件は、 を与える。(2.6Z)又は(2.6H)を満たすモー
ドのそれぞれに対して、順番Kを表1で与えられる 」は(2.6Z)と(2.6H)に対応している。次
に、混合透磁率(「M」を前に付ける)を持った新しい
型を扱う。図2に於いて、ピッチ間隔pがλに比べて
十分に小さいとすると、連続近似が成り立つ。透磁率が
十分に高いとし、そのため円筒面上で周囲に沿った成分
が消えるとする。 特に、円筒では(2.7)は となり、(2,6Z)に於いてn=0以外のモードは全
て除外される。表面上の垂直成分Hは恒等的に零とな
る必要はない。しかし、高透磁率層と円柱に囲まれてい
るので、層に流れ込む正味の磁束は消えるはずである。
これは次のような周囲(C)積分に沿った線積分(線素
ds)で表すことができる: 特に、円筒では、(2.6H)に於いてJモードは除
外される。(2.7)と(2.8)のふたつの条件を満
たすモードは表1で「M」の欄に示される。各型に対し
てλの最大値は、 となる。このように、λmaxは混合透磁率法「M」を
使えば短くすることができる。磁界の縦横性「L/T」
の性質の相違やλ=λの値の縮退も、注目に値す
る。次に、筒伏の遮蔽体の断面を辺がx=±aとy=±
bにある長方形としよう。x軸 が長方形の長い方の辺
に沿うように、つまりa≧bとする。長方形のときに
は、λ’’のように「’’」を付け、正方形つまりa=
bのときには「’」を付けることにする。モード関数 F’’m,nを次の4つの関数の線形結合とする: Z/Hの場合の境界条件は を与える。M(混合透磁率)の場合、簡単のため、a=
b(正方形)を考えよう。境界条件から が出る。正方形に対する(2,9)と同様の式は である。このように、混合透磁率法を用いてλを短くす
ることは、円筒断面に限らず正方形でも実現できる。
【表1】 表1は、従来技術と本発明の比較を数量的に与える。す
なわち、表1のμ:Z/H/M項に示す零透磁率Hは従
来技術の侵入長を示す。これと比較して本発明の混合透
磁率Mの侵入長は著しく短縮され、遮蔽効果は顕著に改
善される。次に指数関数勾配測定法を以下に示す。周辺
からの磁場が軸に沿ったz方向に指数関数的に減少する
ことは、筒状の遮蔽体の特徴で、この特徴が透磁率の種
類(Z.H.M)や断面の形状(円、長方形など)によ
らないことは前記の通りであろう。指数関数勾配測定法
は、図3のようにして、この特徴を周辺からの磁場を打
ち消すように利用する。2コイル(N=2)および3コ
イル(N=3)方式を図3に示す。各方式に於いて、
の場所に置いたコイルは、開口部(z=0)
からは最も遠く、端(z=Z)に最も近いコイルであ
る。(2.4)と同様、ρを「+」と「−」指数関数
の比とし、の辺りで侵入長をλ>0とする。すな
わち、 但し、 条件: の下でN巻のコイルを通過した周辺の磁場のZ依
存性は、すべて「−」指数関数である。 N個のコイルの集合では、N個の感知コイルは、
逆に接続されたコイルに対して となる。但し、 コイルが2個(N=2)の場合、(3.2)は
(λ)=(1+(λ)) とな
りこれは、 の値を使って零にすることができる。更に(3.4)で
λ=λmaxを使うと、最長λの効果は打ち消せる。特
に、混合透磁率の場合(M)、λ=λ3=λ4=0.2
610Rとなり(表1参照)、K=3,4のモードの効
果が両方とも消え、より短いλγ=0.149Rとな
る。これが残った中で最長である。コイルが3つある場
合(N=3)、感度3S(λ)はλ=λ’とλ=λ’’
のふたつのλの値で零にできる。すなわち、(3.2)
によって、λ=λ’とλ=λ’’について となる。この連立一次方程式は次の解を持つ。 但し、 λ’=λ’’は特別な場合で、そのときD=0,
=0/0となる。このときλ’’→λ’=λという極限
を取れば(3.5)は となる。(3.1)を仮定する代わりに(3.5)で、
−λ’’=λ’=λを使えば「+」と「−」の指数関数
を除くことができる。すなわち、 磁界が均一な場合はλ’’=λ’∞という特別な場合と
見なすことができる。2コイルの公式(3.4)は
=−1すなわち感度ベクトル()=
(1,−1)となり、これは2コイル(一次)勾配計で
実用化されている。3コイルの場合は、コイルを等間隔
ですなわち(で並べる
とする。すると(3.6)と(3.7)の両方が感度ベ
クトル()=(1,−2,1)
を与える。これは3コイル(二次)勾配計として実用化
されている。このように、指数関数勾配測定法は普通の
勾配測定法を一般化したものと考えることができる。公
式(3,3)はN=3に対するものだが、これをN>3
に拡張してS(λ)をN−1の値λ=λ’λ’’……
λ(N−1)に対して零にすることができる。次にコイ
ル設計要件とその存在証明を述べる。超伝導コイル、中
でも特にきつく巻かれたものは、外部磁場の分布を乱す
であろう。そ せるかもしれない。もうひとつの方法は、透磁率の混ざ
った電線を使うことである。コイルは図4に示すように
巻く。半径Rの円柱状の超伝導体(透磁率μ=0)を
中心に、μ>μを持つ磁性体を半径Rと半径R
間に置く(R<R)。外部磁場が均一になる条件は である。これは次の条件を課すことによって満たすこと
ができる。 この条件の下では、Z方向の一様磁場Hに対する輪方
向の磁束は、自由空間のときと同じになる。すなわち、 したがって、一様な磁場に対して電線は擾乱から免れ、
またR《λを満たすようなほぼ一様な磁場に対しても
擾乱から免れることができる。 の比になる。以上の様に超伝導体による擾乱は、高透磁
率磁性体を配置設することによって取り除くことができ
ることを数学的に示された。一様磁場に置かれた小超伝
導体の擾乱は、遠距離にある負のダイポールと近似で
き、一方、高いμをもつ円筒(あるいは楕円体)は正の
ダイポールと近似できる。したがって、擾乱のダイポー
ルの成分は、各々のコイルの中心に高いμを持つ回転円
筒を置くことにより打ち消すことができる。
【発明の効果】以上説明したように本発明の磁気遮蔽容
器、磁界検出コイル及び磁気遮蔽装置によると、本発明
は、筒状開口部の筒状超伝導体磁気シールド容器内部
に、容器の内壁と同型環状の高透磁率磁性体を多数積層
したために、筒の軸に垂直な磁界に対する遮蔽効果を筒
の軸方向の磁界に対する遮蔽効果と同じ程度まで高め
て、超伝導体磁気シールド容器の欠点を改良できる。磁
気シールド容器の長さが同じ場合、筒の軸と垂直な磁界
に対する遮蔽効果は数百倍改善される。言い換えれば、
従来装置のほとんど半分の長さの磁気シールド容器で同
じ性能が期待され、製造コストの低減が可能である。本
発明は、超伝導体磁気シールドをベースとしており、高
透磁率磁性体による磁気遮蔽装置のように数ヘルツ以下
の低周波数磁気雑音の遮蔽が悪いという欠点もない。さ
らに、本発明の指数関数的差動型検出コイルによると、
等軸方向(z)に巻数比が1:kである2個の同形コイ
ル(磁界検出コイル)を直列逆向きに接続し、当該2個
のコイルを軸方向にDだけずらし、略k=eD/λ(λ
は磁界侵入長)としたために、シールド装置内部で、環
境磁気から脳磁界だけを検出することができる。なお、
従来の脳磁界計測には均一な地磁気の環境下において、
同巻数の2個のコイルを向かい合わせた差動型コイルを
有する勾配計測法(グラジオメーター)が用いられてい
る。しかし、本発明による1:S の巻数比の差動型コ
イルは、指数関数的磁界の環境下でも、従来のグラジオ
メーターと同じ機能を発揮できる。なお、コイルは各コ
イル間隔Dが保持されれば、最大感度方向(θ)および
遮蔽容器内の位置に依存しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術に用いる二種の磁気遮蔽容器。
【図2】非等方透磁率壁をもつ本発明の磁気遮蔽容器。
【図3】本発明の指数関数勾配検出コイル
【符号の説明】 零透磁半の超伝導体 高透磁率磁性体 開口部 円板状壁 円環状の高透磁率体 非等方磁性体壁 磁気遮蔽容器((u),(v),その複合体
(w)のいづれかでも可) −λモード消去条件(終端部からの逆向き指数関数
(侵入距離が負に相当)が消去条件) 被測定磁気源(磁気ダイポール)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年6月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術に用いる二種の磁気遮蔽容器。
【図2】非等方透磁率壁をもつ本発明の磁気遮蔽容器。
【図3】本発明の指数関数勾配検出コイル。
【図4】全方位無擾乱混合透磁率導電線。
【符号の説明】 零透磁率の超伝導体 高透磁率磁性体 開口部 円板状壁 円環状の高透磁率体 非等方磁性体壁 磁気遮蔽容器((u),(v),その複合体
(w)のいづれかでも可) −λモード消去条件(終端部からの逆向き指数関数
(侵入距離が負に相当)が消去条件) 被測定磁気源(磁気ダイポール)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 000004237 日本電気株式会社 東京都港区芝五丁目7番1号 (72)発明者 後藤 英一 神奈川県藤沢市辻堂東海岸3−9 湘南ハ イム FE305

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】超伝導体で構成され筒状開口部をもつ磁気
    遮蔽容器において、当該遮蔽容器の内部に高透磁率磁性
    体の前記筒と略同形の環板を混合(記号M)積層したこ
    とを特徴とする磁気遮蔽容器。
  2. 【請求項2】筒状磁気遮蔽容器(零透磁率Z、高透磁率
    H及び混合透磁率Mのいづれでも可)において、複数個
    のコイルを筒軸方向(z方向)に平行移動して並べ、当
    該筒状開口部から指数関数的(λを磁界侵入長としてe
    −z/λに比例)に減少する侵入磁界の効果を消去する
    ことを特徴とする磁界検出コイル。
  3. 【請求項3】前記複数個の磁界検出コイルが2個(z方
    向の間隔がdである)であり、当該コイルの感度比が
    1;S であって、直列逆向きに接続され、略S=e
    d/λとすることを特徴とする請求項2記載の磁界検出
    コイル。
  4. 【請求項4】前記複数個の磁界検出コイルの個数が(n
    +1)個以上であって、相異なるn個の侵入長(λ
    λ・・・λ)をもつ侵入磁界の効果を消去したこと
    を特徴とする請求項2に記載の磁界検出コイル。
  5. 【請求項5】前記磁界検出コイルが超伝導体コイルで形
    成され、当該コイル近傍で磁界擾乱を軽減するような高
    透磁率材料を配設したことを特徽とする請求項2記載の
    磁界検出コイル。
  6. 【請求項6】超伝導体で構成され筒状開口部をもつ磁気
    遮蔽容器において、当該遮蔽容器の内部に高透磁率磁性
    体の前記筒と略同形の環板を混合(記号M)積層した磁
    気遮蔽容器の中に、前記請求項2乃至5記載の磁界検出
    コイルを配設したことを特徴とする磁気遮蔽装置。
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