JPH0722618Y2 - 固形物入り原料処理用熱交換器 - Google Patents
固形物入り原料処理用熱交換器Info
- Publication number
- JPH0722618Y2 JPH0722618Y2 JP749292U JP749292U JPH0722618Y2 JP H0722618 Y2 JPH0722618 Y2 JP H0722618Y2 JP 749292 U JP749292 U JP 749292U JP 749292 U JP749292 U JP 749292U JP H0722618 Y2 JPH0722618 Y2 JP H0722618Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side wall
- heat exchanger
- heat exchange
- plate
- containing solids
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、つぶ入りジュース、ゴ
マ入りたれ等の固形物入り液状、乳状食品の熱交換処理
に用いる固形物入り原料処理用熱交換器に関する。
マ入りたれ等の固形物入り液状、乳状食品の熱交換処理
に用いる固形物入り原料処理用熱交換器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、固形物を含んだ製品が増えて来て
いるが、従来のプレート式熱交換器は、熱交換板相互間
に形成される液の通路が狭い(少い)ために、固形物を
含んだ製品の処理に使用されていない。従来、固形物を
含んだ製品は、シェル&チューブ式多重管式のように隙
間の広いもので処理して来た。しかし、このシェル&チ
ューブ式多重管式のものは、熱交換率が低いため設備が
大きくなり、価格も高くなっている。
いるが、従来のプレート式熱交換器は、熱交換板相互間
に形成される液の通路が狭い(少い)ために、固形物を
含んだ製品の処理に使用されていない。従来、固形物を
含んだ製品は、シェル&チューブ式多重管式のように隙
間の広いもので処理して来た。しかし、このシェル&チ
ューブ式多重管式のものは、熱交換率が低いため設備が
大きくなり、価格も高くなっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、固形物を含
んでいる製品に使用できるように工夫した熱交換率が高
い、固形物入り原料処理用プレート式熱交換器を提供す
ることを目的とする。
んでいる製品に使用できるように工夫した熱交換率が高
い、固形物入り原料処理用プレート式熱交換器を提供す
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本考案に係わる固形物入り原料処理用熱交換器は、ガ
スケット1の装着溝2の外方側壁3が内方側壁4より高
くされた熱交換A板5と、ガスケット6の装着溝7の外
方側壁8が内方側壁9と等しいか若くはほぼ等しい高さ
とされた熱交換B板10とを交互に重ね合せて構成した
ものである。
に本考案に係わる固形物入り原料処理用熱交換器は、ガ
スケット1の装着溝2の外方側壁3が内方側壁4より高
くされた熱交換A板5と、ガスケット6の装着溝7の外
方側壁8が内方側壁9と等しいか若くはほぼ等しい高さ
とされた熱交換B板10とを交互に重ね合せて構成した
ものである。
【0005】
【作用】本考案に係わる固形物入り原料処理用熱交換器
は、図6によって明らかなように、熱交換A板5の正面
と熱交換B板10の背面間には広い幅の液用通路(以
下、広幅通路という。)11が、また熱交換A板5の背
面と熱交換B板10の正面間には狭い幅の液用通路(以
下、狭幅通路という。)12が形成されている。そし
て、広幅通路11内には固形物入り原料を、狭幅通路1
2内には媒体をそれぞれ流して使用する。
は、図6によって明らかなように、熱交換A板5の正面
と熱交換B板10の背面間には広い幅の液用通路(以
下、広幅通路という。)11が、また熱交換A板5の背
面と熱交換B板10の正面間には狭い幅の液用通路(以
下、狭幅通路という。)12が形成されている。そし
て、広幅通路11内には固形物入り原料を、狭幅通路1
2内には媒体をそれぞれ流して使用する。
【0006】
【考案の効果】本考案は上記のような作用・構成である
ので、上記した従来のシェル&チューブ式多重管による
方法よりも高い熱交換率で多量に処理することを可能と
するものであって、所期の目的を完全に達成する著効を
有するものである。
ので、上記した従来のシェル&チューブ式多重管による
方法よりも高い熱交換率で多量に処理することを可能と
するものであって、所期の目的を完全に達成する著効を
有するものである。
【0007】
【実施例】図に示す実施例は、ステンレス板にプレス加
工を施してガスケット1の装着溝2の外方側壁3が内方
側壁4より高くし熱交換A板5と、ガスケット6の装着
溝7が外方側壁8と内方側壁9を等しい高さとした熱交
換B板10と、を構成し、これ等熱交換A板5、10を
交互に重ね合せ、よって固形物入り原料を流す狭幅通路
12を交互に設けたものである。本考案は、ガスケット
溝の形状がU形、その他の形でも実施できる。
工を施してガスケット1の装着溝2の外方側壁3が内方
側壁4より高くし熱交換A板5と、ガスケット6の装着
溝7が外方側壁8と内方側壁9を等しい高さとした熱交
換B板10と、を構成し、これ等熱交換A板5、10を
交互に重ね合せ、よって固形物入り原料を流す狭幅通路
12を交互に設けたものである。本考案は、ガスケット
溝の形状がU形、その他の形でも実施できる。
【図1】本考案に実施に使用する熱交換A板の一部を示
す正面図である。
す正面図である。
【図2】図1A−A線に沿う個所の断面図である。
【図3】図1B−B線に沿う個所の断面図である。
【図4】図1C−C線に沿う個所の断面図である。
【図5】本考案の実施に使用する熱交換B板を示す、図
1A−A線に相当する個所で切断した断面図である。
1A−A線に相当する個所で切断した断面図である。
【図6】本考案に係わる固形物入り原料処理用熱交換器
の実施例を示す、図1A−A線に相当する個所で切断し
た断面図である。
の実施例を示す、図1A−A線に相当する個所で切断し
た断面図である。
1 ガスケット 2 装着溝 3 外方側壁 4 内方側壁 5 熱交換A板 6 ガスケット 7 装着溝 8 外方側壁 9 内方側壁 10 熱交換B板 11 広幅通路 12 狭幅通路
Claims (1)
- 【請求項1】 ガスケット1の装着溝2の外方側壁3が
内方側壁4より高くされた熱交換A板5と、ガスケット
6の装着溝7の外方側壁8が内方側壁9と等しいか若く
はほぼ等しい高さとされた熱交換B板10と、を交互に
重ね合せて構成したことを特徴とする固形物入り原料処
理用熱交換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP749292U JPH0722618Y2 (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | 固形物入り原料処理用熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP749292U JPH0722618Y2 (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | 固形物入り原料処理用熱交換器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0561681U JPH0561681U (ja) | 1993-08-13 |
JPH0722618Y2 true JPH0722618Y2 (ja) | 1995-05-24 |
Family
ID=33548968
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP749292U Expired - Lifetime JPH0722618Y2 (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | 固形物入り原料処理用熱交換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0722618Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001018474A1 (fr) * | 1999-09-08 | 2001-03-15 | Toray Engineering Co., Ltd. | Element d'echange thermique air-air |
-
1992
- 1992-01-24 JP JP749292U patent/JPH0722618Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001018474A1 (fr) * | 1999-09-08 | 2001-03-15 | Toray Engineering Co., Ltd. | Element d'echange thermique air-air |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0561681U (ja) | 1993-08-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |