JPH07226053A - 磁気テープクリーニング装置 - Google Patents

磁気テープクリーニング装置

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JPH07226053A
JPH07226053A JP1724894A JP1724894A JPH07226053A JP H07226053 A JPH07226053 A JP H07226053A JP 1724894 A JP1724894 A JP 1724894A JP 1724894 A JP1724894 A JP 1724894A JP H07226053 A JPH07226053 A JP H07226053A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic tape
suction
tape
magnetic
slits
Prior art date
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Pending
Application number
JP1724894A
Other languages
English (en)
Inventor
Masami Akiyama
正己 秋山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気ヘッドを汚す異物の除去を確実に行うと
共に、磁気テープ走行の安定化が図れる磁気テープクリ
ーニング装置を提供すること。 【構成】 磁気テープ4に記録・再生を行う磁気ヘッド
の近傍に磁気テープ4の表面に付着した異物や磁性粉な
どを吸引して除去するクリーニング部11を備えた磁気
テープクリーニング装置において、クリーニング部11
は磁気テープ4両端の走行を規制するテープガイド部材
18,19と、このテープガイド部材18,19で挟装
され、磁気テープ4が摺動する摺動面16と、この摺動
面16に異物や磁性粉などを吸引する複数のスリット2
0を形成した吸引部17から成り、スリット20がテー
プガイド部材18,19に接する摺動面16まで形成さ
れ、スリット20より吸引した空気が二途に分れた後に
再度合流する吸引流路をクリーニング部11に形成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オーディオ、ビデオ、
デジタルの磁気テープ記録再生機に装着される磁気テー
プクリーニング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の磁気テープクリーニング装置とし
ては、実開昭59−180292号公報に記載されてい
るように、磁気ヘッドの上流側に磁気テープの幅より長
い凹部を有し磁気テープに対向して取付けられた清浄器
本体と、多数の小径孔あるいはテープの進行方向と交わ
る方向の複数のスリットを有し前記清浄器本体に前記凹
部の開口を覆って取付けられたテープ摺動板とを備えた
磁気テープ清浄器が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の磁気テープクリ
ーニング装置においては、磁気テープが走行する場合に
磁気テープの走行位置を規制する凹部のコーナに磁気テ
ープ両端のエッジが摺動することによって、特に凹部の
コーナに異物や磁性粉などが溜まり易い。
【0004】しかし、多数の小径孔あるいはテープの進
行方向と交わる方向の複数のスリットが凹部のコーナに
形成されておらず、凹部のコーナに溜まった異物や磁性
粉などを十分に除去することが出来ないという問題点を
有していた。
【0005】本発明は、従来の技術が有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、磁気ヘッドを汚す異物の除去を確実に行うと共
に、磁気テープ走行の安定化が図れる磁気テープクリー
ニング装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく本
発明は、磁気テープに記録・再生を行う磁気ヘッドの近
傍に前記磁気テープの表面に付着した異物や磁性粉など
を吸引して除去するクリーニング部を備えた磁気テープ
クリーニング装置において、前記クリーニング部は前記
磁気テープ両端の走行を規制するテープガイド部材と、
このテープガイド部材で挟装され、前記磁気テープが摺
動する摺動面と、この摺動面に前記異物や磁性粉などを
吸引する複数の吸引孔を形成した吸引部から成り、前記
吸引孔が前記テープガイド部材に接する前記摺動面まで
形成され、前記吸引孔より吸引した空気が二途に分れた
後に再度合流する吸引流路を前記クリーニング部に形成
したものである。
【0007】
【作用】磁気テープが吸引力によって、わずかに吸引部
の吸引孔内に吸込まれながら走行するので、磁気テープ
表面に付着した異物や磁性粉などが吸引孔の角部(エッ
ジ)で剥がされた後に吸引孔より吸引される。また、磁
気テープ両端のエッジがテープガイド部材と吸引部で形
成されるコーナに摺動することで生じる異物や磁性粉な
ども確実に吸引孔より吸引される。更に、テープガイド
部材と吸引部が磁気テープの走行位置を規制するテープ
ガイドとして機能する。
【0008】
【実施例】以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。ここで、図1は本発明に係る磁気テープクリ
ーニング装置を装着した磁気テープ記録再生機の概要平
面図、図2はクリーニング部の分解斜視図、図3はクリ
ーニング部の断面図、図4はクリーニング部の作用説明
図、図5及び図6はクリーニング部の別実施例を示す正
面図である。
【0009】図1に示すように、磁気テープ記録再生機
において、磁気テープクリーニング装置1は、磁気ヘッ
ド2の上流側の近傍であって共通の基台3に一体になっ
て配設されている。磁気テープ4は、矢印A方向に走行
し、テープ供給部5から供給テープガイド6、供給側テ
ープ駆動部7を経て、磁気テープクリーニング装置1に
至る。
【0010】更に、磁気テープ4の表面に付着した異物
や磁性粉などが磁気テープクリーニング装置1で除去さ
れた後に、磁気テープ4は磁気ヘッド2で記録・再生さ
れ、巻取側テープ駆動部8、巻取テープガイド9を経て
テープ巻取部10に至る。
【0011】磁気テープクリーニング装置1は、磁気テ
ープ4の走行を規制すると共に磁気テープ4の表面に付
着した異物や磁性粉などを吸引して除去するクリーニン
グ部11と、クリーニング部11に接続した吸引パイプ
12と、吸引パイプ12に接続したエアタンク13と、
エアタンク13内に配設され吸引した異物などを濾過す
るフィルタ14と、エア等を吸引する吸引ポンプ15か
ら構成されている。
【0012】クリーニング部11は、図2に示すよう
に、磁気テープ4の表面が摺動する摺動面16を有する
吸引部17と、吸引部17を磁気テープ4の走行方向に
対して垂直に挟装すると共に端部18a,19aを摺動
面16より突出させた2個のテープガイド部材18,1
9から成っている。従って、摺動面16と端部18a,
19aによって、磁気テープ4の走行位置を規制するテ
ープガイドとしての機能を有することになる。
【0013】また、摺動面16には、磁気テープ4の走
行方向に対して垂直に吸引孔としてのスリット20が多
数形成されている。吸引部17とテープガイド部材1
8,19が別体なので、摺動面16がテープガイド部材
18,19と接する所まで、吸引部17の摺動面16に
スリット20を形成することが容易に出来る。
【0014】また、吸引部17がテープガイド部材1
8,19と接する吸引部17の両面には、凹部21,2
2が形成されている。従って、クリーニング部11に
は、図3に示すように、凹部21,22とテープガイド
部材18,19によって各スリット20から二途に分れ
る吸引流路23,24が形成される。
【0015】更に、二途に分れた吸引流路23,24
は、クリーニング部11において再び合流して1つの吸
引流路25を形成し、吸引流路25はパイプジョイント
26を介して吸引パイプ12に接続される。なお、27
は吸引部16にテープガイド部材18,19を取付ける
ためのねじである。
【0016】以上のように構成された磁気テープクリー
ニング装置1の作用について説明する。テープ供給部5
より供給された磁気テープ4は、供給テープガイド6に
より走行位置が決定され、テープ駆動部7,8によりテ
ープ走行速度とテープテンションが与えられ、磁気ヘッ
ド2に接触することになる。
【0017】磁気テープ4は、磁気ヘッド2に接触する
直前で、クリーニング部11を構成する摺動面16と端
部18a,19aによって、走行位置が規制される。ま
た、図3に示すように、磁気テープ4両端のエッジ4a
が摺動面16と端部18a,19aで形成されるコーナ
16aに接触することによって発生する磁性粉は、吸引
ポンプ15の作動による吸引力でスリット20より吸引
される。
【0018】また、図4に示すように、吸引ポンプ15
による吸引力で磁気テープ4が、矢印B方向にわずかに
スリット20内に入り込みながら矢印C方向に走行する
ため、磁気テープ4の表面に付着した粘着性の異物は、
スリット20のエッジ20aで剥がし取られる。剥がし
取られた異物は、吸引ポンプ15の作動による吸引力で
スリット20より吸引される。
【0019】スリット20より吸引された磁性粉や剥が
し取られた異物は、図3に示すように、スリット20か
ら二途に分れる吸引流路23,24、再度合流した1つ
の吸引流路25、吸引パイプ12を経てエアタンク13
内に配設されたフィルタ14に集積される。
【0020】特に、二途に分れる吸引流路23,24に
よって、磁気テープ4両端が接触することで磁性粉等の
異物が溜まり易いコーナ16a付近の吸引力を強くする
ことが可能となり、磁気テープ4両端のエッジ4aで発
生する磁性粉は、確実に吸引され除去される。
【0021】なお、吸引ポンプ15による吸引力で磁気
テープ4が、スリット20内に入り込む量は、スリット
20の大きさや吸引ポンプ15等による吸引力を調整す
ることにより、磁気テープ4の走行や磁気テープ4に支
障のない範囲で設定すればよい。
【0022】図5及び図6は、クリーニング部11を構
成する別実施例の吸引部30,33を示す。図5に示す
吸引部30は、複数のスリット31を傾斜させて摺動面
32に形成したものである。また、図6に示す吸引部3
3は、多数の小径孔34を摺動面35に配置したもので
ある。
【0023】吸引部30,33を用いたクリーニング部
11の作用も、スリット20を形成した吸引部17とほ
ぼ同様である。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、テ
ープガイド部材に接する摺動面まで吸引孔を形成し、且
つクリーニング部に吸引孔より吸引した空気を二途に分
けた後に再度合流させる吸引流路を形成したので、磁気
テープに付着する異物や磁性粉などを確実に吸引し除去
することが出来る。また、テープガイド部材と吸引部が
テープガイドとして機能するので、磁気テープ走行の安
定化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る磁気テープクリーニング装置を装
着した磁気テープ記録再生機の概要平面図
【図2】クリーニング部の分解斜視図
【図3】クリーニング部の断面図
【図4】クリーニング部の作用説明図
【図5】クリーニング部の別実施例を示す正面図
【図6】クリーニング部の別実施例を示す正面図
【符号の説明】
1…磁気テープクリーニング装置、2…磁気ヘッド、3
…基台、4…磁気テープ、4a…磁気テープ両端のエッ
ジ、5…テープ供給部、6…供給テープガイド、7…供
給側テープ駆動部、8…巻取側テープ駆動部、9…巻取
テープガイド、10…テープ巻取部、11…クリーニン
グ部、12…吸引パイプ、13…エアタンク、14…フ
ィルタ、15…吸引ポンプ、16,30,33…摺動
面、17,32,35…吸引部、18,19…テープガ
イド部材、18a,19a…テープガイド部材の端部、
20,31…スリット(吸引孔)、21,22…テープ
ガイド部材の凹部、23,24,25…吸引流路、34
…小径孔(吸引孔)、B…磁気テープが吸引される方
向、C…磁気テープが走行する方向。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープに記録・再生を行う磁気ヘッ
    ドの近傍に前記磁気テープの表面に付着した異物や磁性
    粉などを吸引して除去するクリーニング部を備えた磁気
    テープクリーニング装置において、前記クリーニング部
    は前記磁気テープ両端の走行を規制するテープガイド部
    材と、このテープガイド部材で挟装され、前記磁気テー
    プが摺動する摺動面と、この摺動面に前記異物や磁性粉
    などを吸引する複数の吸引孔を形成した吸引部から成
    り、前記吸引孔が前記テープガイド部材に接する前記摺
    動面まで形成され、前記吸引孔より吸引した空気が二途
    に分れた後に再度合流する吸引流路を前記クリーニング
    部に形成したことを特徴とする磁気テープクリーニング
    装置。
JP1724894A 1994-02-14 1994-02-14 磁気テープクリーニング装置 Pending JPH07226053A (ja)

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JP (1) JPH07226053A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009043392A (ja) * 2007-07-13 2009-02-26 Hitachi Maxell Ltd テープ装置
JPWO2007094257A1 (ja) * 2006-02-13 2009-07-02 日立マクセル株式会社 磁気テープ装置

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US8164856B2 (en) 2006-02-13 2012-04-24 Hitachi Maxell, Ltd. Magnetic tape apparatus
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