JPH0722602Y2 - 石油燃焼器の制御装置 - Google Patents
石油燃焼器の制御装置Info
- Publication number
- JPH0722602Y2 JPH0722602Y2 JP14023288U JP14023288U JPH0722602Y2 JP H0722602 Y2 JPH0722602 Y2 JP H0722602Y2 JP 14023288 U JP14023288 U JP 14023288U JP 14023288 U JP14023288 U JP 14023288U JP H0722602 Y2 JPH0722602 Y2 JP H0722602Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
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- output information
- weight sensor
- microcomputer
- cartridge tank
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- Feeding And Controlling Fuel (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は石油燃焼器の着脱可能なカートリッジタンクの
残油量を表示する制御装置に関するものである。
残油量を表示する制御装置に関するものである。
従来の技術 カートリッジタンクは気密性を必要とし、着脱をおこな
うため電気的信号を石油燃焼器本体に伝える油量計の設
置が難かしく、カートリッジタンクの油受皿にフロート
スイッチ等を設け、カートリッジタンクが空になった場
合のみを警報、表示をおこなっていた。これでは使い勝
手が悪いので、残油量を表示するため、カートリッジタ
ンクと油受皿の重量を検出し、電気信号に変換し、マイ
コンにより残油量を表示するものが考えられた。（特公
昭62-33488号公報） 考案が解決しようとする課題 上記の構成で残油量を表示するものでは、カートリッジ
タンクおよび油受皿の重量を検出するウェイとセンサー
の出力と、カートリッジタンク内の油量、および残油量
表示レベルとの調整が必要となる。カートリッジタンク
と油受皿は燃焼器本体に重量による変位が得られる様に
構成されているが、構成部品の寸法および組立によりバ
ラツキが生じ、又、ウェイトセンサー事態にもバラツキ
があるため、同センサー出力と残油量表示レベルの調整
に手間がかかるという欠点があった。
うため電気的信号を石油燃焼器本体に伝える油量計の設
置が難かしく、カートリッジタンクの油受皿にフロート
スイッチ等を設け、カートリッジタンクが空になった場
合のみを警報、表示をおこなっていた。これでは使い勝
手が悪いので、残油量を表示するため、カートリッジタ
ンクと油受皿の重量を検出し、電気信号に変換し、マイ
コンにより残油量を表示するものが考えられた。（特公
昭62-33488号公報） 考案が解決しようとする課題 上記の構成で残油量を表示するものでは、カートリッジ
タンクおよび油受皿の重量を検出するウェイとセンサー
の出力と、カートリッジタンク内の油量、および残油量
表示レベルとの調整が必要となる。カートリッジタンク
と油受皿は燃焼器本体に重量による変位が得られる様に
構成されているが、構成部品の寸法および組立によりバ
ラツキが生じ、又、ウェイトセンサー事態にもバラツキ
があるため、同センサー出力と残油量表示レベルの調整
に手間がかかるという欠点があった。
課題を解決するための手段 本考案は上記課題を解決するために、石油燃料を収納す
るカートリッジタンクと、このカートリッジタンクの重
量を検知してその情報を出力するウェートセンサーと、
このウェートセンサーの出力情報と比較可能な情報を手
動操作によって出力する調整器と、ウェートセンサーの
出力情報と調整器の出力情報とを比較演算してカートリ
ッジタンク内の残油量に関する情報を出力するとともに
ウェートセンサーの出力情報と調整器の出力情報との差
に関する情報を出力するほか時計情報や室温情報等のそ
の他の情報を出力するマイコンと、このマイコンからの
残油量に関する出力情報、差に関する出力情報およびそ
の他の出力情報を表示する１又は複数の表示器と、そし
てこの表示器にウェートセンサーの出力情報と調整器の
出力情報との差に関する出力情報をその他の出力情報に
優先して表示させるようマイコンの動作モードを切り換
えるモード切換スイッチとを備えて石油燃焼器の制御装
置を構成する。
るカートリッジタンクと、このカートリッジタンクの重
量を検知してその情報を出力するウェートセンサーと、
このウェートセンサーの出力情報と比較可能な情報を手
動操作によって出力する調整器と、ウェートセンサーの
出力情報と調整器の出力情報とを比較演算してカートリ
ッジタンク内の残油量に関する情報を出力するとともに
ウェートセンサーの出力情報と調整器の出力情報との差
に関する情報を出力するほか時計情報や室温情報等のそ
の他の情報を出力するマイコンと、このマイコンからの
残油量に関する出力情報、差に関する出力情報およびそ
の他の出力情報を表示する１又は複数の表示器と、そし
てこの表示器にウェートセンサーの出力情報と調整器の
出力情報との差に関する出力情報をその他の出力情報に
優先して表示させるようマイコンの動作モードを切り換
えるモード切換スイッチとを備えて石油燃焼器の制御装
置を構成する。
作用 本考案は上述のように構成するものであるから、モード
切換スイッチの切り換え操作によって、マイコンの動作
モードは、表示器に対して、ウェートセンサーの出力情
報と調整器の出力情報との差に関する出力情報を、その
他の例えば時計情報や室温情報等の通常の運転情報に関
する出力情報に優先して表示させるモードに切り換えら
れ、その切り換えられた状態において、調整器はその出
力情報を、ウェートセンサーの出力情報と比較可能な形
で手動調整することが可能となる。
切換スイッチの切り換え操作によって、マイコンの動作
モードは、表示器に対して、ウェートセンサーの出力情
報と調整器の出力情報との差に関する出力情報を、その
他の例えば時計情報や室温情報等の通常の運転情報に関
する出力情報に優先して表示させるモードに切り換えら
れ、その切り換えられた状態において、調整器はその出
力情報を、ウェートセンサーの出力情報と比較可能な形
で手動調整することが可能となる。
実施例 以下本考案の一実施例を図面に従って説明する。
第１図は石油燃焼器の概略図である。１はキャビネッ
ト、２はカートリッジタンク、３は油受皿、４は残油量
検出用の油受皿の支点で、２のカートリッジタンクの重
量で５のバネ部が上下に移動する。６は重量を検知する
ウエイトセンサーで位置変化を抵抗値の変化として出力
する。７は表示部で石油燃焼器の運転、残油量、デジタ
ルの各表示器から成っている。第２図は制御装置の回路
図である。８は商用電源、９は石油燃焼器のポンプ、点
火器、送風機等の制御部である。10は直流定電圧回路部
で商用電源からDC5Vを得て電子回路の電源としている。
11は１チップのマイコンで、石油燃焼器の燃焼制御シー
ケンスおよび残油量の調整モードがプログラムされてい
る。12は石油燃焼器の運転スイッチ、13は通常運転モー
ドと残油量調整モードのモード切換スイッチである。14
は４桁の数字表示のデジタル表示器で、時計表示、設定
室温、現在室温等の表示をおこなう。15は運転表示器、
16は残油量表示器で、16−１〜16−４の４ケのLEDから
なり、満、3/4、1/2、1/4の量を表示する。17〜21はLED
の電源制限用の抵抗である。６は重量検知のウェイトセ
ンサーで、第３図の様に移動量により電圧が比例して変
化する特性を持っている。22は残油量の調整器で調整用
半固定ボリュウムからなる。
ト、２はカートリッジタンク、３は油受皿、４は残油量
検出用の油受皿の支点で、２のカートリッジタンクの重
量で５のバネ部が上下に移動する。６は重量を検知する
ウエイトセンサーで位置変化を抵抗値の変化として出力
する。７は表示部で石油燃焼器の運転、残油量、デジタ
ルの各表示器から成っている。第２図は制御装置の回路
図である。８は商用電源、９は石油燃焼器のポンプ、点
火器、送風機等の制御部である。10は直流定電圧回路部
で商用電源からDC5Vを得て電子回路の電源としている。
11は１チップのマイコンで、石油燃焼器の燃焼制御シー
ケンスおよび残油量の調整モードがプログラムされてい
る。12は石油燃焼器の運転スイッチ、13は通常運転モー
ドと残油量調整モードのモード切換スイッチである。14
は４桁の数字表示のデジタル表示器で、時計表示、設定
室温、現在室温等の表示をおこなう。15は運転表示器、
16は残油量表示器で、16−１〜16−４の４ケのLEDから
なり、満、3/4、1/2、1/4の量を表示する。17〜21はLED
の電源制限用の抵抗である。６は重量検知のウェイトセ
ンサーで、第３図の様に移動量により電圧が比例して変
化する特性を持っている。22は残油量の調整器で調整用
半固定ボリュウムからなる。
以上の回路構成において、次の動作について説明する。
マイコン11の内部にはD/A変換部が内蔵されており、5V
を１ステップ、約19.5mVとして、256通りのステップで
ウェイトセンサー６からの電圧、調整器22の電圧を読み
込んでいる。マイコン11には下表の様に調整器22の入力
電圧を基準にウェイトセンサー６からの電圧を比較し、
残油量表示器16（16−１〜16−４）を順次点灯させ、残
油量表示とする。
マイコン11の内部にはD/A変換部が内蔵されており、5V
を１ステップ、約19.5mVとして、256通りのステップで
ウェイトセンサー６からの電圧、調整器22の電圧を読み
込んでいる。マイコン11には下表の様に調整器22の入力
電圧を基準にウェイトセンサー６からの電圧を比較し、
残油量表示器16（16−１〜16−４）を順次点灯させ、残
油量表示とする。
ここで表示とカートリッジタンクの残油量とを合わせる
ためには次の調整が必要となる。カートリッジタンクが
空の場合のウェイトセンサー６からの電圧は構成部品の
寸法、および組立上でのバラツキで同センサー６の移動
量が一定でなく、入力電圧が一定していないので、同セ
ンサー６の入力電圧と調整器の入力電圧とを同じ電圧に
なるように調整器22の半固定ボリゥムを調整する。この
調整によりカートリッジタンクの空と、残油量表示器の
空とを一致させる。
ためには次の調整が必要となる。カートリッジタンクが
空の場合のウェイトセンサー６からの電圧は構成部品の
寸法、および組立上でのバラツキで同センサー６の移動
量が一定でなく、入力電圧が一定していないので、同セ
ンサー６の入力電圧と調整器の入力電圧とを同じ電圧に
なるように調整器22の半固定ボリゥムを調整する。この
調整によりカートリッジタンクの空と、残油量表示器の
空とを一致させる。
この電圧を一致させるためのマイコンのプログラムにつ
いて第４図のフローチャート図により説明する。マイク
ロは電源投入後、通常運転モード、残油量調整モードの
モード切換スイッチ13を読み、通常運転モードであれば
通常運転に移行する。又残油量調整モードであれば、ウ
ェイトセンサー６、調整器22からの電圧をA/D変換し、
両方の入力電圧を比較し、電圧差を計算し、その差のス
テップ数を４桁のデジタル表示器14で調整入力より３ス
テップ電圧が高い場合は＋３、３ステップ電圧が低い場
合は−３と表示する。調整作業者は調整器22の半固定ボ
リゥムを回転し表示が０になるよう調整することで、カ
ートリッジタンクの空と、表示の空とを一致させること
ができる。表示器はデジタル表示器でなくてもよく、ウ
ェイトセンサー６の入力と、調整器22の入力との電圧差
を一致させ、その一致点を運転表示器15の点灯か点滅か
で作業者に知らせるようにしてもよい。
いて第４図のフローチャート図により説明する。マイク
ロは電源投入後、通常運転モード、残油量調整モードの
モード切換スイッチ13を読み、通常運転モードであれば
通常運転に移行する。又残油量調整モードであれば、ウ
ェイトセンサー６、調整器22からの電圧をA/D変換し、
両方の入力電圧を比較し、電圧差を計算し、その差のス
テップ数を４桁のデジタル表示器14で調整入力より３ス
テップ電圧が高い場合は＋３、３ステップ電圧が低い場
合は−３と表示する。調整作業者は調整器22の半固定ボ
リゥムを回転し表示が０になるよう調整することで、カ
ートリッジタンクの空と、表示の空とを一致させること
ができる。表示器はデジタル表示器でなくてもよく、ウ
ェイトセンサー６の入力と、調整器22の入力との電圧差
を一致させ、その一致点を運転表示器15の点灯か点滅か
で作業者に知らせるようにしてもよい。
考案の効果 以上本考案によれば、残油量の調整モードをマイコンに
プログラムし、調整レベルを表示器により表示するよう
にしたので、容易にかつ、正確にカートリッジタンクの
空と表示の空を補正することができるという利点があ
る。
プログラムし、調整レベルを表示器により表示するよう
にしたので、容易にかつ、正確にカートリッジタンクの
空と表示の空を補正することができるという利点があ
る。
第１図は本考案の一実施例による石油燃焼器の一部切欠
き斜視図、第２図は同制御回路図、第３図は同ウェイト
センサーの出力特性図、第４図は同マイコンにプログラ
ムされた調整モードのフローチャート図である。 ６……ウェイトセンサー、11……マイコン、12……運転
スイッチ、13……モード切換スイッチ、14……デジタル
表示器、15……運転表示器、16……残油量表示器、22…
…調整器。
き斜視図、第２図は同制御回路図、第３図は同ウェイト
センサーの出力特性図、第４図は同マイコンにプログラ
ムされた調整モードのフローチャート図である。 ６……ウェイトセンサー、11……マイコン、12……運転
スイッチ、13……モード切換スイッチ、14……デジタル
表示器、15……運転表示器、16……残油量表示器、22…
…調整器。
Claims (1)
- 【請求項１】石油燃料を収納するカートリッジタンク
（２）と、このカートリッジタンクの重量を検知してそ
の情報を出力するウェートセンサー（６）と、このウェ
ートセンサーの出力情報と比較可能な情報を手動操作に
よって出力する調整器（22）と、前記ウェートセンサー
の出力情報と前記調整器の出力情報とを比較演算して前
記カートリッジタンク内の残油量に関する情報を出力す
るとともに前記ウェートセンサーの出力情報と前記調整
器の出力情報との差に関する情報を出力するほか時計情
報や室温情報等のその他の情報を出力するマイコン（1
1）と、このマイコンからの前記残油量に関する出力情
報、前記差に関する出力情報および前記その他の出力情
報を表示する１又は複数の表示器（７、15、16）と、そ
してこの表示器に前記ウェートセンサーの出力情報と前
記調整器の出力情報との差に関する出力情報を前記その
他の出力情報に優先して表示させるよう前記マイコンの
動作モードを切り換えるモード切換スイッチ（13）とを
備えたことを特徴とする石油燃焼器の制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14023288U JPH0722602Y2 (ja) | 1988-10-27 | 1988-10-27 | 石油燃焼器の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14023288U JPH0722602Y2 (ja) | 1988-10-27 | 1988-10-27 | 石油燃焼器の制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0262257U JPH0262257U (ja) | 1990-05-09 |
| JPH0722602Y2 true JPH0722602Y2 (ja) | 1995-05-24 |
Family
ID=31404217
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14023288U Expired - Lifetime JPH0722602Y2 (ja) | 1988-10-27 | 1988-10-27 | 石油燃焼器の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0722602Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5770510B2 (ja) * | 2011-03-30 | 2015-08-26 | 株式会社Ｓｃｒｅｅｎホールディングス | 液体供給装置およびこれを備えたインクジェット印刷装置 |
-
1988
- 1988-10-27 JP JP14023288U patent/JPH0722602Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0262257U (ja) | 1990-05-09 |
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