JPH07226000A - カートリッジローディング装置 - Google Patents
カートリッジローディング装置Info
- Publication number
- JPH07226000A JPH07226000A JP6018422A JP1842294A JPH07226000A JP H07226000 A JPH07226000 A JP H07226000A JP 6018422 A JP6018422 A JP 6018422A JP 1842294 A JP1842294 A JP 1842294A JP H07226000 A JPH07226000 A JP H07226000A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shutter
- cartridge
- disc
- opening
- roller
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ローラの回転駆動力がシャッタの開閉動作を
阻害することなく、ディスクカートリッジの着脱を円滑
に行うことのできるカートリッジローディング装置を提
供する。 【構成】 ディスクカートリッジ2をシャーシ10内に装
着、または排出するため、ディスクカートリッジ2の上
面を押圧して転動するローラ11を設ける。ローラ11はシ
ャッタ3の開成動作完了時にディスクカートリッジ2の
一方の表面上で、ディスクカートリッジ2の端面2Dと
シャッタ3の端部3Bの間に位置するように配置してあ
る。これによりシャッタ3の開閉動作中にシャッタ3と
ローラ11が接触することはない。
阻害することなく、ディスクカートリッジの着脱を円滑
に行うことのできるカートリッジローディング装置を提
供する。 【構成】 ディスクカートリッジ2をシャーシ10内に装
着、または排出するため、ディスクカートリッジ2の上
面を押圧して転動するローラ11を設ける。ローラ11はシ
ャッタ3の開成動作完了時にディスクカートリッジ2の
一方の表面上で、ディスクカートリッジ2の端面2Dと
シャッタ3の端部3Bの間に位置するように配置してあ
る。これによりシャッタ3の開閉動作中にシャッタ3と
ローラ11が接触することはない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばディスク状情報
記録媒体(以下、ディスクという)をケース内に回転自在
に内蔵したディスクカートリッジを用いて、ディスクに
情報を記録/再生するディスク記録再生装置に用いられ
るカートリッジローディング装置に関するものである。
記録媒体(以下、ディスクという)をケース内に回転自在
に内蔵したディスクカートリッジを用いて、ディスクに
情報を記録/再生するディスク記録再生装置に用いられ
るカートリッジローディング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ディスク単体の、あるいはディス
クを内蔵したディスクカートリッジの着脱にローラを用
いて行うローディング装置は多く知られている。ディス
ク単体の着脱を行う装置の一例として、特開昭64−8545
号公報に開示されたディスクローディング装置がある。
このディスクローディング装置においては、装置内にデ
ィスクを挿入していくと、ディスクの一方の表面にロー
ラが圧接されつつローラが回転するので、ディスクとロ
ーラとの間の摩擦による駆動力が生じる。この駆動力に
よってディスクが移動され、装置に装着される。またデ
ィスクが装着されるときとは逆にローラが回転すると、
装着動作と逆の駆動力が生じるのでディスクが排出され
る。
クを内蔵したディスクカートリッジの着脱にローラを用
いて行うローディング装置は多く知られている。ディス
ク単体の着脱を行う装置の一例として、特開昭64−8545
号公報に開示されたディスクローディング装置がある。
このディスクローディング装置においては、装置内にデ
ィスクを挿入していくと、ディスクの一方の表面にロー
ラが圧接されつつローラが回転するので、ディスクとロ
ーラとの間の摩擦による駆動力が生じる。この駆動力に
よってディスクが移動され、装置に装着される。またデ
ィスクが装着されるときとは逆にローラが回転すると、
装着動作と逆の駆動力が生じるのでディスクが排出され
る。
【0003】またディスクを内蔵したディスクカートリ
ッジの着脱を行う装置の一例として、特開昭61−144767
号公報に開示されたディスク記録再生装置がある。この
ディスク記録再生装置においても、ディスク単体を着脱
するディスクローディング装置と同様な動作や摩擦によ
る駆動力によって、ディスクカートリッジを装置から着
脱させている。
ッジの着脱を行う装置の一例として、特開昭61−144767
号公報に開示されたディスク記録再生装置がある。この
ディスク記録再生装置においても、ディスク単体を着脱
するディスクローディング装置と同様な動作や摩擦によ
る駆動力によって、ディスクカートリッジを装置から着
脱させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなディスクカートリッジをローラで駆動する方式のデ
ィスクローディング装置において、ディスクカートリッ
ジの着脱方向に開閉可能なシャッタをローラ側の表面に
有するディスクカートリッジを用いた場合、ローラの回
転駆動力によってディスクカートリッジが移動する方向
とシャッタの開閉方向が逆向きとなる場合がある。この
とき、ローラとシャッタが接触した状態でディスクカー
トリッジを装着または排出しようとすれば、ローラの回
転駆動力がシャッタの開閉動作を阻害するという問題が
あった。
うなディスクカートリッジをローラで駆動する方式のデ
ィスクローディング装置において、ディスクカートリッ
ジの着脱方向に開閉可能なシャッタをローラ側の表面に
有するディスクカートリッジを用いた場合、ローラの回
転駆動力によってディスクカートリッジが移動する方向
とシャッタの開閉方向が逆向きとなる場合がある。この
とき、ローラとシャッタが接触した状態でディスクカー
トリッジを装着または排出しようとすれば、ローラの回
転駆動力がシャッタの開閉動作を阻害するという問題が
あった。
【0005】図4はディスクカートリッジの外観斜視図
を示している。図4において、1はディスク、2はディ
スク1を回転自在に収納しているディスクカートリッ
ジ、3はディスクカートリッジ2に摺動自在に取り付け
られたシャッタである。図4を用いて前記の課題を詳述
する。
を示している。図4において、1はディスク、2はディ
スク1を回転自在に収納しているディスクカートリッ
ジ、3はディスクカートリッジ2に摺動自在に取り付け
られたシャッタである。図4を用いて前記の課題を詳述
する。
【0006】まず、ディスクカートリッジ2を装置内に
装着する場合、図示しないローラが矢印Eの方向に回転
駆動することで、ディスクカートリッジ2が矢印Mの方
向に移動する。この方向に対して、シャッタ3は矢印N
の方向に開成する。これにより、シャッタ3の開成動作
方向とローラの回転駆動方向が逆向きであることがわか
る。次に、ディスクカートリッジ2を装置内から排出す
る場合、ローラが矢印Fの方向に回転駆動することで、
ディスクカートリッジ2が矢印Nの方向に移動する。こ
の方向に対して、シャッタ3は矢印Mの方向に閉成す
る。これにより装着動作と同様にシャッタ3の閉成動作
方向とローラの回転駆動方向が逆向きであることがわか
る。つまりシャッタ3とローラが接触していると、お互
いの動作方向は逆向きのため、ローラの回転によりシャ
ッタ3との間に生じた摩擦による駆動力がシャッタ3の
開閉動作を阻害することとなる。
装着する場合、図示しないローラが矢印Eの方向に回転
駆動することで、ディスクカートリッジ2が矢印Mの方
向に移動する。この方向に対して、シャッタ3は矢印N
の方向に開成する。これにより、シャッタ3の開成動作
方向とローラの回転駆動方向が逆向きであることがわか
る。次に、ディスクカートリッジ2を装置内から排出す
る場合、ローラが矢印Fの方向に回転駆動することで、
ディスクカートリッジ2が矢印Nの方向に移動する。こ
の方向に対して、シャッタ3は矢印Mの方向に閉成す
る。これにより装着動作と同様にシャッタ3の閉成動作
方向とローラの回転駆動方向が逆向きであることがわか
る。つまりシャッタ3とローラが接触していると、お互
いの動作方向は逆向きのため、ローラの回転によりシャ
ッタ3との間に生じた摩擦による駆動力がシャッタ3の
開閉動作を阻害することとなる。
【0007】本発明は、上記従来技術の問題を解決する
ものであり、ローラの回転駆動力がシャッタの開閉動作
を阻害することなく、ディスクカートリッジの着脱を円
滑に行うことのできるカートリッジローディング装置を
提供することを目的とする。
ものであり、ローラの回転駆動力がシャッタの開閉動作
を阻害することなく、ディスクカートリッジの着脱を円
滑に行うことのできるカートリッジローディング装置を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明はディスクカートリッジを着脱可能に保持す
るための保持手段と、保持手段に設けられたシャッタを
開閉するための開閉手段と、ディスクカートリッジを保
持手段内に装着、または前記保持手段内から排出するた
めにディスクカートリッジを押圧して転動する駆動手段
とからなり、駆動手段は少なくともシャッタの開閉動作
中はシャッタに接触しない位置に配置し、特には、シャ
ッタの開成動作完了時に、ディスクカートリッジの一方
の表面上で装着方向に対し、ディスクカートリッジの後
端面とシャッタの後端部との間に接触部分を有するよう
に構成したものである。
に、本発明はディスクカートリッジを着脱可能に保持す
るための保持手段と、保持手段に設けられたシャッタを
開閉するための開閉手段と、ディスクカートリッジを保
持手段内に装着、または前記保持手段内から排出するた
めにディスクカートリッジを押圧して転動する駆動手段
とからなり、駆動手段は少なくともシャッタの開閉動作
中はシャッタに接触しない位置に配置し、特には、シャ
ッタの開成動作完了時に、ディスクカートリッジの一方
の表面上で装着方向に対し、ディスクカートリッジの後
端面とシャッタの後端部との間に接触部分を有するよう
に構成したものである。
【0009】
【作用】上記構成によれば、ディスクカートリッジの着
脱方向に開閉可能なシャッタを駆動手段側の表面に有す
るディスクカートリッジを装着する場合、シャッタの上
面が駆動手段との接触部分を通り過ぎて駆動手段と接触
しない位置まで装着動作が行われると、シャッタの開成
動作が始まる。逆にディスクカートリッジを排出する場
合も、シャッタの閉成動作が完了しなければ駆動手段が
シャッタに接触することはない。故にシャッタの開閉動
作時は駆動手段の回転駆動力がシャッタに伝わらないた
め、シャッタの開閉動作を阻害することなく、ディスク
カートリッジの着脱を行うことができる。
脱方向に開閉可能なシャッタを駆動手段側の表面に有す
るディスクカートリッジを装着する場合、シャッタの上
面が駆動手段との接触部分を通り過ぎて駆動手段と接触
しない位置まで装着動作が行われると、シャッタの開成
動作が始まる。逆にディスクカートリッジを排出する場
合も、シャッタの閉成動作が完了しなければ駆動手段が
シャッタに接触することはない。故にシャッタの開閉動
作時は駆動手段の回転駆動力がシャッタに伝わらないた
め、シャッタの開閉動作を阻害することなく、ディスク
カートリッジの着脱を行うことができる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。また、各図において同一作用効果のものに
は同一符号を付し重複するものはその説明を省略する。
に説明する。また、各図において同一作用効果のものに
は同一符号を付し重複するものはその説明を省略する。
【0011】図1は本発明の一実施例におけるカートリ
ッジローディング装置の要部とディスクカートリッジの
外観斜視図を示している。図1において、2Aはガイド
溝、2Dはディスクカートリッジ2の端面、3Aはシャ
ッタ3に形成された係合孔、3Bはシャッタ3の端部、
10はカートリッジローディング装置の基体(以下、シャ
ーシという)、10Aは、シャーシ10内に形成された板
状,棒状などに突起し、ガイド溝2Aに嵌入可能なシャ
ッタ開成手段、10C,10Dは後述するディスクカートリ
ッジの下面と摺動してシャーシ10内に案内する案内面、
11は、前記ディスクカートリッジの上面を押圧して接触
し駆動するように、シャーシ10に回転自在に軸支してあ
る転接部材(以下、ローラという)、12はローラ11の軸に
圧入により固定されている平ギヤ、13はウォームホイー
ル、14はウォームホイール13と噛合しているウォーム、
15はモータ軸に圧入によりウォーム14が固定されている
ローディングモータ、16は板バネ,コイルバネ,スポン
ジなどの弾性体を用い一端をシャーシ10に固定され係合
孔3Aと係合する弾性部材である。
ッジローディング装置の要部とディスクカートリッジの
外観斜視図を示している。図1において、2Aはガイド
溝、2Dはディスクカートリッジ2の端面、3Aはシャ
ッタ3に形成された係合孔、3Bはシャッタ3の端部、
10はカートリッジローディング装置の基体(以下、シャ
ーシという)、10Aは、シャーシ10内に形成された板
状,棒状などに突起し、ガイド溝2Aに嵌入可能なシャ
ッタ開成手段、10C,10Dは後述するディスクカートリ
ッジの下面と摺動してシャーシ10内に案内する案内面、
11は、前記ディスクカートリッジの上面を押圧して接触
し駆動するように、シャーシ10に回転自在に軸支してあ
る転接部材(以下、ローラという)、12はローラ11の軸に
圧入により固定されている平ギヤ、13はウォームホイー
ル、14はウォームホイール13と噛合しているウォーム、
15はモータ軸に圧入によりウォーム14が固定されている
ローディングモータ、16は板バネ,コイルバネ,スポン
ジなどの弾性体を用い一端をシャーシ10に固定され係合
孔3Aと係合する弾性部材である。
【0012】図2は本実施例のカートリッジローディン
グ装置のディスクカートリッジの着脱動作時の正面図を
示している。図2において、10Bはシャーシ10内に形成
された板状,棒状などの突起したストッパ、13Aはウォ
ームホイール13と一体で平ギヤ12と噛合しているウォー
ム平ギヤ、17はディスクカートリッジ2がシャーシ10内
に挿入されたことを検出するフォトセンサ,マイクロス
イッチなどの検出手段、2Bはストッパ10Bが嵌入可能
なガイド溝、2Cはディスク1に情報を記録/再生する
ための開口部である。
グ装置のディスクカートリッジの着脱動作時の正面図を
示している。図2において、10Bはシャーシ10内に形成
された板状,棒状などの突起したストッパ、13Aはウォ
ームホイール13と一体で平ギヤ12と噛合しているウォー
ム平ギヤ、17はディスクカートリッジ2がシャーシ10内
に挿入されたことを検出するフォトセンサ,マイクロス
イッチなどの検出手段、2Bはストッパ10Bが嵌入可能
なガイド溝、2Cはディスク1に情報を記録/再生する
ための開口部である。
【0013】図3は本実施例のカートリッジローディン
グ装置にディスクカートリッジを装着したときの正面図
を示している。
グ装置にディスクカートリッジを装着したときの正面図
を示している。
【0014】次に、上記実施例の動作を図を用いて説明
する。まず、ディスクカートリッジ2を装着する動作
は、操作者がディスクカートリッジ2を案内面10C,10
Dに沿わせてシャーシ10内に挿入し始めると、検出手段
17がディスクカートリッジ2を検出する。するとローデ
ィングモータ15のモータ軸が回転し、回転駆動力がウォ
ーム14,ウォームホイール13,ウォーム平ギヤ13A,平
ギヤ12を介してローラ11に伝達される。ローラ11が回転
駆動することでディスクカートリッジ2が自動的にシャ
ーシ10内へとさらに送りこまれ、ディスクカートリッジ
2のガイド溝2Aの側面上を弾性部材16が弾性変形しな
がら摺動する。
する。まず、ディスクカートリッジ2を装着する動作
は、操作者がディスクカートリッジ2を案内面10C,10
Dに沿わせてシャーシ10内に挿入し始めると、検出手段
17がディスクカートリッジ2を検出する。するとローデ
ィングモータ15のモータ軸が回転し、回転駆動力がウォ
ーム14,ウォームホイール13,ウォーム平ギヤ13A,平
ギヤ12を介してローラ11に伝達される。ローラ11が回転
駆動することでディスクカートリッジ2が自動的にシャ
ーシ10内へとさらに送りこまれ、ディスクカートリッジ
2のガイド溝2Aの側面上を弾性部材16が弾性変形しな
がら摺動する。
【0015】そしてガイド溝2Aにシャッタ開成手段10
Aが嵌入する。シャッタ3の上面がローラ11の接触部分
を通り越した位置までディスクカートリッジ2が送りこ
まれると、それと同時に、シャッタ開成手段10Aが図示
していないシャッタロック部材を解除しつつシャッタ3
に接触するのでシャッタ3が開成し始める。また、シャ
ッタ開成手段10Aとシャッタ3が接触するのと同時に弾
性部材16がシャッタ3の係合孔3Aと係合する。その
際、ディスクカートリッジ2の挿入速度とシャッタ3の
開成速度は等しいので、ローラ11とシャッタ3が接触す
ることはない。
Aが嵌入する。シャッタ3の上面がローラ11の接触部分
を通り越した位置までディスクカートリッジ2が送りこ
まれると、それと同時に、シャッタ開成手段10Aが図示
していないシャッタロック部材を解除しつつシャッタ3
に接触するのでシャッタ3が開成し始める。また、シャ
ッタ開成手段10Aとシャッタ3が接触するのと同時に弾
性部材16がシャッタ3の係合孔3Aと係合する。その
際、ディスクカートリッジ2の挿入速度とシャッタ3の
開成速度は等しいので、ローラ11とシャッタ3が接触す
ることはない。
【0016】シャッタ3が開成し始めるとストッパ10B
がガイド溝2Bに嵌入する。さらにディスクカートリッ
ジ2がシャーシ10内に送りこまれるとシャッタ3が完全
に開放状態となり開口部2Cが現れる。それと同時に、
ストッパ10Bがガイド溝2Bの終端に接触することで挿
入動作が完了し、ディスクカートリッジ2がシャーシ10
内に装着されたことになる。すなわち、ローラ11はシャ
ッタ3の開成動作が完了したときに、ディスクカートリ
ッジ2の端面2Dとシャッタ3の端部3Bの間に位置す
る。図3はディスクカートリッジ2の装着が完了した図
で、これからもわかるようにローラ11とシャッタ3は接
触していない。
がガイド溝2Bに嵌入する。さらにディスクカートリッ
ジ2がシャーシ10内に送りこまれるとシャッタ3が完全
に開放状態となり開口部2Cが現れる。それと同時に、
ストッパ10Bがガイド溝2Bの終端に接触することで挿
入動作が完了し、ディスクカートリッジ2がシャーシ10
内に装着されたことになる。すなわち、ローラ11はシャ
ッタ3の開成動作が完了したときに、ディスクカートリ
ッジ2の端面2Dとシャッタ3の端部3Bの間に位置す
る。図3はディスクカートリッジ2の装着が完了した図
で、これからもわかるようにローラ11とシャッタ3は接
触していない。
【0017】次に、ディスクカートリッジ2を排出する
動作について説明する。ローディングモータ15のモータ
軸が装着動作時とは逆に回転することで、装着動作同様
に回転駆動力がローラ11に伝わっているので、ローラ11
も装着動作時とは逆に回転駆動する。これによりディス
クカートリッジ2がシャーシ10内から排出され始める。
また、弾性部材16と係合孔3Aは係合しているので、
ディスクカートリッジ2が排出され始めると同時にシャ
ッタ3が閉成し始める。その際も、シャッタ3の開成動
作同様にローラ11とシャッタ3は接触しない。シャッタ
3が開口部2Cを完全に覆って閉成動作が完了すると、
係合孔3Aから弾性部材16が離脱しディスクカートリッ
ジ2のガイド溝2Aの側面上を弾性部材16が弾性変形し
ながら摺動する。さらにローラ11が回転駆動することで
ディスクカートリッジ2はシャーシ10から排出される。
動作について説明する。ローディングモータ15のモータ
軸が装着動作時とは逆に回転することで、装着動作同様
に回転駆動力がローラ11に伝わっているので、ローラ11
も装着動作時とは逆に回転駆動する。これによりディス
クカートリッジ2がシャーシ10内から排出され始める。
また、弾性部材16と係合孔3Aは係合しているので、
ディスクカートリッジ2が排出され始めると同時にシャ
ッタ3が閉成し始める。その際も、シャッタ3の開成動
作同様にローラ11とシャッタ3は接触しない。シャッタ
3が開口部2Cを完全に覆って閉成動作が完了すると、
係合孔3Aから弾性部材16が離脱しディスクカートリッ
ジ2のガイド溝2Aの側面上を弾性部材16が弾性変形し
ながら摺動する。さらにローラ11が回転駆動することで
ディスクカートリッジ2はシャーシ10から排出される。
【0018】このように構成された本実施例は、シャッ
タ3の開成動作完了時にローラ11がディスクカートリッ
ジ2の端面2Dとシャッタ3の端部3Bとの間に位置す
るようにシャーシ10に回転自在に軸支したので、シャッ
タ3の開閉動作中はシャッタ3とローラ11が接触する恐
れがない。これによりローラ11の回転駆動力がシャッタ
3の開閉動作を阻害するのを防ぐことができる。
タ3の開成動作完了時にローラ11がディスクカートリッ
ジ2の端面2Dとシャッタ3の端部3Bとの間に位置す
るようにシャーシ10に回転自在に軸支したので、シャッ
タ3の開閉動作中はシャッタ3とローラ11が接触する恐
れがない。これによりローラ11の回転駆動力がシャッタ
3の開閉動作を阻害するのを防ぐことができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のディスク
ローディング装置は、駆動手段側の表面にシャッタを有
するディスクカートリッジを着脱する場合であっても、
シャッタの開閉動作中は駆動手段がシャッタに接触する
恐れがない。これにより駆動手段の回転駆動力がシャッ
タ開閉動作を阻害するのを防ぐことができ、装置やディ
スクカートリッジが破損するのを防ぎ、ディスクカート
リッジの着脱を円滑に行うことができるという効果を奏
する。
ローディング装置は、駆動手段側の表面にシャッタを有
するディスクカートリッジを着脱する場合であっても、
シャッタの開閉動作中は駆動手段がシャッタに接触する
恐れがない。これにより駆動手段の回転駆動力がシャッ
タ開閉動作を阻害するのを防ぐことができ、装置やディ
スクカートリッジが破損するのを防ぎ、ディスクカート
リッジの着脱を円滑に行うことができるという効果を奏
する。
【図1】本発明の実施例におけるカートリッジローディ
ング装置の要部とディスクカートリッジの外観斜視図で
ある。
ング装置の要部とディスクカートリッジの外観斜視図で
ある。
【図2】本実施例のカートリッジローディング装置にお
けるディスクカートリッジの着脱動作時の正面図であ
る。
けるディスクカートリッジの着脱動作時の正面図であ
る。
【図3】本実施例のカートリッジローディング装置にデ
ィスクカートリッジを装着したときの正面図である。
ィスクカートリッジを装着したときの正面図である。
【図4】カートリッジローディング装置に用いられるデ
ィスクカートリッジの外観斜視図である。
ィスクカートリッジの外観斜視図である。
1…ディスク、 2…ディスクカートリッジ、 2A,
2B…ガイド溝、 2C…開口部、 2D…端面、 3
…シャッタ、 3A…係合孔、 3B…端部、10…シャ
ーシ、 10A…シャッタ開成手段、 10B…ストッパ、
10C,10D…案内面、 11…ローラ、 12…平ギヤ、
13…ウォームホイール、 13A…ウォーム平ギヤ、
14…ウォーム、 15…ローディングモータ、 16…弾性
部材、17…検出手段。
2B…ガイド溝、 2C…開口部、 2D…端面、 3
…シャッタ、 3A…係合孔、 3B…端部、10…シャ
ーシ、 10A…シャッタ開成手段、 10B…ストッパ、
10C,10D…案内面、 11…ローラ、 12…平ギヤ、
13…ウォームホイール、 13A…ウォーム平ギヤ、
14…ウォーム、 15…ローディングモータ、 16…弾性
部材、17…検出手段。
Claims (2)
- 【請求項1】 矩形状のケースにディスクを回転可能に
内蔵したディスクカートリッジの少なくとも一方の面に
開口部を有し、これを開閉するためのシャッタが、装置
に着脱するとき着脱方向に移動可能に設けられた前記デ
ィスクカートリッジを着脱可能に保持するための保持手
段と、該保持手段に設けられた前記シャッタを開閉する
ための開閉手段と、前記ディスクカートリッジを前記保
持手段内に装着、または前記保持手段内から排出するた
めに前記ディスクカートリッジを押圧して転動する駆動
手段とからなり、該駆動手段を少なくとも前記シャッタ
の開閉動作中は前記シャッタに接触しない位置に配置す
るように構成したことを特徴とするカートリッジローデ
ィング装置。 - 【請求項2】 駆動手段は、シャッタの開成動作完了時
にディスクカートリッジの一方の表面上で、該ディスク
カートリッジの装着方向に対し、該ディスクカートリッ
ジの後端面と前記シャッタの後端部との間に接触部分を
配置するように構成したことを特徴とする請求項1記載
のカートリッジローディング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6018422A JPH07226000A (ja) | 1994-02-15 | 1994-02-15 | カートリッジローディング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6018422A JPH07226000A (ja) | 1994-02-15 | 1994-02-15 | カートリッジローディング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07226000A true JPH07226000A (ja) | 1995-08-22 |
Family
ID=11971222
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6018422A Pending JPH07226000A (ja) | 1994-02-15 | 1994-02-15 | カートリッジローディング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07226000A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1024485A2 (en) * | 1999-01-29 | 2000-08-02 | Pioneer Corporation | Cartridge transporting apparatus |
WO2001004899A1 (fr) * | 1999-07-08 | 2001-01-18 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Cassette contenant un disque et dispositif d'enregistrement ou de reproduction d'un signal sur le disque ou a partir du disque |
-
1994
- 1994-02-15 JP JP6018422A patent/JPH07226000A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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EP1024485A3 (en) * | 1999-01-29 | 2000-12-06 | Pioneer Corporation | Cartridge transporting apparatus |
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