JPH07225986A - 予約記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】紙面に記した設定内容をファクシミリ装置で読
みとり、送信して予約の設定を容易にすること。 【構成】入力紙１１に記された予約設定の情報をファク
シミリ装置１で読み取り、磁気記録再生装置５へ送る。
磁気記録再生装置５は予約の設定の情報を入力したら、
入力した情報に従い予約の設定をする。 【効果】紙面に記した設定内容をファクシミリ装置で読
み取り、送信して予約の設定をする事により、誤操作す
ることなく容易に設定することができる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、予約記録の可能な記録
再生装置の予約の設定を行なう装置に関するものであ
る。

【０００２】

【従来の技術】従来の技術は、電波新聞社版 オーディ
オビデオ １９９１年 ９月号の第１１２ページの図
音声予約の基本構成に示されているように操作者は、音
声予約装置の音声合成部から出力される音声に応答して
予約を設定する。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】従来の技術では、音声
を識別して予約記録の設定を行なう為、音声の誤判別に
よる誤設定を行ないやすいことに対して考慮されていな
かった。

【０００４】又、記録再生装置とファクシミリ装置と
は、離れた場所に設置されることが多く、各装置の間を
有線方式での接続は困難であった。

【０００５】本発明の目的は、紙面に表記された文字等
の情報をファクシミリ装置にて読み取り送信することに
より、予約の設定を容易にし、また誤設定を防止するこ
とにある。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
する為、予約記録を行う手段を具備する記録再生装置に
おいて、予約記録を行う時間と、番組等をあらわす情報
をファクシミリで読み取り、その情報を記録再生装置へ
送る機能と、送られたその信号を受信し判別する機能を
具備し、送られた情報を受信したら、その内容により予
約記録の設定を行なうように構成される。又、磁気記録
再生装置とファクシミリ装置との間を無線方式の伝達方
法を用いることにより各装置の設置を容易に行うことが
出来ることにある。

【０００７】

【作用】操作者が紙面に予約記録の設定内容の情報を表
記し、ファクシミリにてその情報を読み取り送信する。
磁気記録再生装置がその情報を受信し予約記録の設定内
容と判別すると、受信した内容に従い予約設定手段は予
約記録の設定を行なう。従って、誤操作なく、容易に予
約記録の設定をすることが出来る。

【０００８】

【実施例】以下、本発明を図示した実施例によって説明
する。

【０００９】図１は、本発明の一実施例を示す磁気記録
再生装置とファクシミリ装置の内部ブロック図である。

【００１０】図１において、ファクシミリ装置１は、紙
面に表記された情報を読み取り、電気的信号に変換する
データ読み取り装置２と、情報を変換した信号を伝送経
路へ出力するデータ送信装置３と、伝送経路に接続され
る出力端子４を具備する。磁気記録再生装置５は、伝送
経路に接続するための入力端子９と、入力端子９から入
力した信号が予約記録の設定の情報であることを判別す
る予約判別装置６と、予約記録の設定を行なう予約設定
装置８と、予約設定装置８が識別できる信号に変換する
データ変換装置７を具備する。

【００１１】操作者が、予約記録を設定するための情報
を入力紙１１に表記し、ファクシミリ装置１に入力する
とデータ読み取り装置２は、紙面に表記された情報を読
み取り電気信号に変換して、データ送信装置３へ出力す
る。データ送信装置３は、入力した信号が伝送経路１０
を効率良く伝送されるように入力信号を変換し、出力端
子４を介して伝送経路１０へ出力される。この時、出力
端子４に発光ダイオード等を使用し、伝送経路１０を無
線方式とすることで、磁気記録再生装置５と予約判別装
置６の設置を容易にすることもできる。

【００１２】伝送経路１０を伝送された信号は、入力端
子９を介して磁気記録再生装置５へ入力される。入力端
子９を介して入力された信号は、予約判別装置６に入力
される。予約判別装置６は、入力した信号が予約記録の
設定をする為の情報であることを判別する。予約判別装
置６は、入力した信号が予約記録の設定をする為の情報
であると判別した場合、入力した信号をデータ変換装置
７へ出力する。また、入力した信号が予約記録の設定を
する為の情報ではないと判別した場合、予約判別装置６
は入力した信号を、データ変換装置７へ出力しないよう
に動作する。データ変換装置７は、入力した信号が予約
設定装置８が予約設定の情報を識別、解読できる信号に
変換し、予約設定装置８へ出力する。予約設定装置８は
入力した信号を解読し予約記録の設定を行なうように動
作する。

【００１３】図２に本発明の一実施例である予約情報入
力用紙を示す。

【００１４】図２において、予約情報入力用紙１１は、
利用者よう情報を示す個人別コード１２と、予約開始時
刻１３と、予約終了時刻１４とテレビチャンネルを示す
１５から構成される。利用者は個人別コード，開始時刻
等各項目において、入力したい数字に対応する四角い枠
を塗りつぶすことにより予約設定に必要な情報を入力す
る。

【００１５】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば予
約記録の設定内容を紙面に表記しファクシミリにて送信
することにより、誤操作することなく容易に予約の設定
をすることが出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例を示す図である。

【図２】本発明の一実施例を示す図である。

【符号の説明】

１…ファクシミリ装置、２…データ読み取り装置、３…
データ送信装置、４…出力端子、５…磁気記録再生装
置、６…予約判別装置、７…データ変換装置、８…予約
設定装置、９…入力端子、１０…伝送経路、１１…入力
紙、１２…個人別コード、１３…予約開始時刻、１４…
予約終了時刻、１５…テレビチャンネル。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】タイマー予約を有し、またその予約を装置
   外部からの信号を受けて予約動作が可能となる記録再生
   装置と、紙、或はカードに人為的に表記されたタイマー
   予約に必要な情報を読み込む手段と、前記記録再生装置
   にタイマー予約すべく信号に変換、伝達する手段とを具
   備するファクシミリ装置とを組み合わせたことを特徴と
   する予約記録装置。
2. 【請求項２】請求項１において、ファクシミリ装置と組
   み合わせた予約記録装置において、赤外線、またはＲＦ
   信号等の無線による手段でファクシミリ装置と予約記録
   装置間の信号伝達を行なう手段を備えた事を特徴とする
   予約記録装置。
3. 【請求項３】請求項１において、紙等に人為的に表記、
   およびファクシミリ装置の検出方法として、マークセン
   サー方式を用いた事を特徴とする予約記録装置。
4. 【請求項４】請求項３において、表記する内容の一部に
   利用者用の情報を表記する事を特徴とする予約記録装
   置。