JPH0722580Y2 - ガスバーナ - Google Patents
ガスバーナInfo
- Publication number
- JPH0722580Y2 JPH0722580Y2 JP1988168228U JP16822888U JPH0722580Y2 JP H0722580 Y2 JPH0722580 Y2 JP H0722580Y2 JP 1988168228 U JP1988168228 U JP 1988168228U JP 16822888 U JP16822888 U JP 16822888U JP H0722580 Y2 JPH0722580 Y2 JP H0722580Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- burner
- plate
- flame
- burner body
- straightening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Gas Burners (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、給湯器，風呂釜等のガス器具に使用されるガ
スバーナに関する。
スバーナに関する。
炎口を多数形成させたバーナヘッドとなる部分とその左
右の混合管および吸引部となる部分とを１枚の鋼板によ
りプレス成形し、前記バーナヘッドとなる部分を頂部と
してその左右の混合管および吸引部となる部分を下方に
折曲げると共にその端縁部を接合してバーナ本体を構成
すべくなしたガスバーナにおいては、炎口へ向うガス流
の減速とガス量分布の均一化をはかるためにバーナ本体
中に多数の穴を設けた整流板を配設する必要があり、従
来は、整流板をスポット溶接などによりバーナ本体に固
定していた。なお、この種の従来技術として、特開昭52
-114129号公報がある。
右の混合管および吸引部となる部分とを１枚の鋼板によ
りプレス成形し、前記バーナヘッドとなる部分を頂部と
してその左右の混合管および吸引部となる部分を下方に
折曲げると共にその端縁部を接合してバーナ本体を構成
すべくなしたガスバーナにおいては、炎口へ向うガス流
の減速とガス量分布の均一化をはかるためにバーナ本体
中に多数の穴を設けた整流板を配設する必要があり、従
来は、整流板をスポット溶接などによりバーナ本体に固
定していた。なお、この種の従来技術として、特開昭52
-114129号公報がある。
ところで、幅が狭くて細長いガスバーナの場合、その内
部の所定の位置に整流板を固定するためには特殊な治具
を必要とし、かつ、その作業のためにコストが上昇する
ばかりでなく、場合によっては溶接歪みが生ずることが
ある。
部の所定の位置に整流板を固定するためには特殊な治具
を必要とし、かつ、その作業のためにコストが上昇する
ばかりでなく、場合によっては溶接歪みが生ずることが
ある。
本考案は、前記の如き従来技術の問題点を改善し、低コ
ストで、しかも、簡単かつ能率的に整流板を組むことが
できるガスバーナを提供することを目的とする。
ストで、しかも、簡単かつ能率的に整流板を組むことが
できるガスバーナを提供することを目的とする。
本考案は、前記の如き目的を達成するため、スリット状
の炎口を多数並べて設けたバーナヘッドとなる部分とそ
の左右の混合管および吸引部となる部分とを１枚の鋼板
によりプレス形成し、前記バーナヘッドとなる部分を頂
部としてその左右の混合管および吸引部となる部分を下
方に折曲げると共にその端縁部を接合してバーナ本体を
構成すべくなしたガスバーナにおいて、バーナヘッドの
炎口面とその下部のガス流路とを仕切る多数の穴を設け
た整流板を前記バーナ本体とは別対に形成し、かつ該整
流板の両端に炎口面との間隔を保つために必要とする高
さの上向き折曲部を形成すると共に、その上向き折曲部
を炎口の内面に衝き当て整流板をバーナ本体中に配設し
たときに該整流板の下側に係合する打出し部をバーナ本
体の両側壁に設け、前記整流板の上向き折曲部の炎口内
面への当接と前記打出し部と整流板の下面との係合によ
り整流板をバーナ本体中に保持・固定したことを特徴と
する。
の炎口を多数並べて設けたバーナヘッドとなる部分とそ
の左右の混合管および吸引部となる部分とを１枚の鋼板
によりプレス形成し、前記バーナヘッドとなる部分を頂
部としてその左右の混合管および吸引部となる部分を下
方に折曲げると共にその端縁部を接合してバーナ本体を
構成すべくなしたガスバーナにおいて、バーナヘッドの
炎口面とその下部のガス流路とを仕切る多数の穴を設け
た整流板を前記バーナ本体とは別対に形成し、かつ該整
流板の両端に炎口面との間隔を保つために必要とする高
さの上向き折曲部を形成すると共に、その上向き折曲部
を炎口の内面に衝き当て整流板をバーナ本体中に配設し
たときに該整流板の下側に係合する打出し部をバーナ本
体の両側壁に設け、前記整流板の上向き折曲部の炎口内
面への当接と前記打出し部と整流板の下面との係合によ
り整流板をバーナ本体中に保持・固定したことを特徴と
する。
本考案のガスバーナは、前記の如き構成よりなるから、
バーナヘッドとなる部分を頂部としてその左右の混合管
および吸引部となる部分を下方に折曲げる際、整流板の
上向き折曲部を炎口の内面に衝き当て乍ら整流板をバー
ナ本体中に挿入し、その状態で混合管および吸引部とな
る部分の端縁部を接合すると、整流板の上向き折曲部が
炎口の内面に当接すると共に整流板の下面に打出し部が
係合して、溶接作業を必要とすることなく整流板をバー
ナ本体中に保持・固定することができ、しかも、整流板
と炎口面との間隔を上向き折曲部により正しく保つこと
がでる。
バーナヘッドとなる部分を頂部としてその左右の混合管
および吸引部となる部分を下方に折曲げる際、整流板の
上向き折曲部を炎口の内面に衝き当て乍ら整流板をバー
ナ本体中に挿入し、その状態で混合管および吸引部とな
る部分の端縁部を接合すると、整流板の上向き折曲部が
炎口の内面に当接すると共に整流板の下面に打出し部が
係合して、溶接作業を必要とすることなく整流板をバー
ナ本体中に保持・固定することができ、しかも、整流板
と炎口面との間隔を上向き折曲部により正しく保つこと
がでる。
以下、本考案の一実施例を添付図面を用いて具体的に説
明する。
明する。
第１図ないし第５図において、１は１枚の鋼板をプレス
加工により成形したバーナ本体であって、スリット状の
多数の炎口６を形成した炎口面５をもつバーナヘッド４
となる部分を中央に、その左右両側に混合管３および吸
引部２となる部分を左右対称に、プレス成形し、炎口面
５を中心としてその混合管３となる部分と吸引部２とな
る部分を下方に折り曲げ、その端縁部を接合してバーナ
本体を構成する。
加工により成形したバーナ本体であって、スリット状の
多数の炎口６を形成した炎口面５をもつバーナヘッド４
となる部分を中央に、その左右両側に混合管３および吸
引部２となる部分を左右対称に、プレス成形し、炎口面
５を中心としてその混合管３となる部分と吸引部２とな
る部分を下方に折り曲げ、その端縁部を接合してバーナ
本体を構成する。
本考案においては、前記バーナ本体とは別体に第５図に
示すような整流板７を形成する。この整流板７は、バー
ナヘッド根元側に約3mmφの穴を12個３列に設けた大径
穴部８を、中間部に約2mmφ中の穴を80個４列に設けた
小径穴部９を、バーナヘッド先端部に穴なし部10を配し
て、バーナヘッドの根元部分から先端側に向かうに従っ
てガス流の通過抵抗を段階的に大きくしたもので、その
両端の両側４ヶ所に、炎口面５との間隔を保つために必
要とする高さ（例えば約10mm）の上向き折曲部11を設
け、また、その上向き折曲部11を炎口面５の内面に衝き
当てて整流板７をバーナ本体中に配設したときに該整流
板７の下側に係合する打出し部12をバーナ本体の両側壁
に設け、前記整流板の上向き折曲部11の炎口面５の内面
への当接と、前記打出し部12と整流板７の下面との係合
により、整流板７をバーナ本体１中に保持固定されるよ
うにする。すなわち、バーナ本体１を折り曲げ接合する
際、前記上向き折曲部11の先端が炎口面５の内面に当接
すると共に、バーナ本体の両側壁に設けた打出し部12が
整流板７の下側に係合するように整流板７を抱き込み、
バーナ本体１の内部の所定位置に整流板７を固定する。
従って、整流板の取付けのため工程増はなく、溶接も不
必要であるから溶接歪みが生ずることもない。
示すような整流板７を形成する。この整流板７は、バー
ナヘッド根元側に約3mmφの穴を12個３列に設けた大径
穴部８を、中間部に約2mmφ中の穴を80個４列に設けた
小径穴部９を、バーナヘッド先端部に穴なし部10を配し
て、バーナヘッドの根元部分から先端側に向かうに従っ
てガス流の通過抵抗を段階的に大きくしたもので、その
両端の両側４ヶ所に、炎口面５との間隔を保つために必
要とする高さ（例えば約10mm）の上向き折曲部11を設
け、また、その上向き折曲部11を炎口面５の内面に衝き
当てて整流板７をバーナ本体中に配設したときに該整流
板７の下側に係合する打出し部12をバーナ本体の両側壁
に設け、前記整流板の上向き折曲部11の炎口面５の内面
への当接と、前記打出し部12と整流板７の下面との係合
により、整流板７をバーナ本体１中に保持固定されるよ
うにする。すなわち、バーナ本体１を折り曲げ接合する
際、前記上向き折曲部11の先端が炎口面５の内面に当接
すると共に、バーナ本体の両側壁に設けた打出し部12が
整流板７の下側に係合するように整流板７を抱き込み、
バーナ本体１の内部の所定位置に整流板７を固定する。
従って、整流板の取付けのため工程増はなく、溶接も不
必要であるから溶接歪みが生ずることもない。
第４図は、下部ガス流路13から立ち上った混合ガスが整
流板７の大径穴部８と小径穴部９を減速されながら通過
し、均圧化されてスリット炎口６へ流れる様子を示した
ものである。
流板７の大径穴部８と小径穴部９を減速されながら通過
し、均圧化されてスリット炎口６へ流れる様子を示した
ものである。
以上述べたように、本考案によれば、バーナヘッドとな
る部分を頂部としてその左右の混合管および吸引部とな
る部分を下方に折曲げる際、整流板の上向き折曲部を炎
口の内面に衝き当て乍ら整流板をバーナ本体中に挿入
し、その状態で混合管および吸引部となる部分の端縁部
を接合すると、それだけで整流板と炎口面との間隔を正
しく保って整流板をバーナ本体中に保持・固定すること
ができ、このため低コストで所望の性能を有するガスバ
ーナを製造することができる効果がある。
る部分を頂部としてその左右の混合管および吸引部とな
る部分を下方に折曲げる際、整流板の上向き折曲部を炎
口の内面に衝き当て乍ら整流板をバーナ本体中に挿入
し、その状態で混合管および吸引部となる部分の端縁部
を接合すると、それだけで整流板と炎口面との間隔を正
しく保って整流板をバーナ本体中に保持・固定すること
ができ、このため低コストで所望の性能を有するガスバ
ーナを製造することができる効果がある。
図は本考案の一実施例を示すもので、第１図はバーナ全
体の平面図、第２図はその一部切断した側面図、第３図
は第２図のＡ−Ａ断面図、第４図は第３図Ｂ−Ｂ断面の
一部拡大図、第５図は整流板７の斜視図である。 １……バーナ本体、２……吸引部、３……混合管、４…
…バーナヘッド、５……炎口面、６……スリット炎口、
７……整流板、８……大径穴部、９……小径穴部、10…
…穴なし部、11……整流板の上向き折曲部、12……バー
ナ本体の打ち出し部、13……下部ガス流路。
体の平面図、第２図はその一部切断した側面図、第３図
は第２図のＡ−Ａ断面図、第４図は第３図Ｂ−Ｂ断面の
一部拡大図、第５図は整流板７の斜視図である。 １……バーナ本体、２……吸引部、３……混合管、４…
…バーナヘッド、５……炎口面、６……スリット炎口、
７……整流板、８……大径穴部、９……小径穴部、10…
…穴なし部、11……整流板の上向き折曲部、12……バー
ナ本体の打ち出し部、13……下部ガス流路。
Claims (1)
- 【請求項１】スリット状の炎口を多数並べて設けたバー
ナヘッドとなる部分とその左右の混合管および吸引部と
なる部分とを１枚の鋼板によりプレス形成し、前記バー
ナヘッドとなる部分を頂部としてその左右の混合管およ
び吸引部となる部分を下方に折曲げると共にその端縁部
を接合してバーナ本体を構成すべくなしたガスバーナに
おいて、バーナヘッドの炎口面とその下部のガス流路と
を仕切る多数の穴を設けた整流板を前記バーナ本体とは
別体に形成し、かつ該整流板の両端に炎口面との間隔を
保つために必要とする高さの上向き折曲部を形成すると
共に、その上向き折曲部を炎口の内面に衝き当てて整流
板をバーナ本体中に配設したときに該整流板の下側に係
合する打出し部をバーナ本体の両側壁に設け、前記整流
板の上向き折曲部の炎口の内面への当接と前記打出し部
と整流板の下面との係合により整流板をバーナ本体中に
保持・固定したことを特徴とするガスバーナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988168228U JPH0722580Y2 (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | ガスバーナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988168228U JPH0722580Y2 (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | ガスバーナ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0292421U JPH0292421U (ja) | 1990-07-23 |
| JPH0722580Y2 true JPH0722580Y2 (ja) | 1995-05-24 |
Family
ID=31457220
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988168228U Expired - Lifetime JPH0722580Y2 (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | ガスバーナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0722580Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5890243B2 (ja) * | 2012-05-01 | 2016-03-22 | リンナイ株式会社 | バーナ |
| CN112963831A (zh) * | 2021-03-31 | 2021-06-15 | 宜兴曜源科技发展有限公司 | 一种浸没式顶吹炉复合烧嘴 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52114129A (en) * | 1976-03-22 | 1977-09-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Gas burner |
| JPS5449633U (ja) * | 1977-09-13 | 1979-04-06 |
-
1988
- 1988-12-28 JP JP1988168228U patent/JPH0722580Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0292421U (ja) | 1990-07-23 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |