JPH07225456A - 写真フイルムパトローネへの遮光性部材の貼着方法及び装置 - Google Patents

写真フイルムパトローネへの遮光性部材の貼着方法及び装置

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JPH07225456A
JPH07225456A JP1767294A JP1767294A JPH07225456A JP H07225456 A JPH07225456 A JP H07225456A JP 1767294 A JP1767294 A JP 1767294A JP 1767294 A JP1767294 A JP 1767294A JP H07225456 A JPH07225456 A JP H07225456A
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JP
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light
shielding member
cut
photo film
wall
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Application number
JP1767294A
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English (en)
Inventor
Tomoaki Suzuki
智明 鈴木
Masayuki Kubota
正之 久保田
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 切断済みのテレンプを写真フイルムパトロー
ネ部品に精度良く溶着する。 【構成】 長尺状のテレンプ20は、テレンプ引き出し
方向Yに沿って供給され、定尺送り機構29によって所
定長さに引き出される。定尺送り機構29の作動後、テ
レンプ20の先端側はハンドリング機構16によってハ
ンドリングされ、その後カッター機構25によって所定
長さに切断される。切断済みのテレンプ11は、ハンド
リング機構16によってテレンプ保持機構17のクラン
プ部33に供給される。クランプ部33は、端揃え機構
28によって切断済みのテレンプ11の端がクランプ部
33の右端33aに揃えられた後に、切断済みのテレン
プ11を保持する。クランプ部33の右端33aが予め
パトローネ部品9の写真フイルム通路内壁の端に合うよ
うに決められているため、クランパ部33をそのまま移
動させれば、切断済みのテレンプ11を写真フイルム通
路内壁に精度良く挿入できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は写真フイルムパトローネ
への遮光性部材の貼着方法及び装置に関し、さらに詳し
くは、長尺状の遮光性部材を一定長さごとに切断した切
断済みのテレンプを写真フイルムパトローネに形成され
た写真フイルム通路の内壁に貼着する方法及び装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、2個のプラスチック材料部品で形
成されたパトローネ本体内に、写真フイルムを巻回した
スプールを回動自在に収納し、このスプールを回転させ
ることで、写真フイルムがこれの先端からパトローネ本
体外部に送り出されるようにした写真フイルムパトロー
ネが知られている。この写真フイルムパトローネには、
パトローネ本体の合わせ目の内壁に写真フイルム通路が
トンネル状に形成されており、この写真フイルム通路の
内壁には、一段凹んだ凹部がそれぞれ対峙するように形
成されている。
【0003】凹部には、遮光性部材がそれぞれ貼着され
る。この遮光性部材は、例えばナイロン製のパイル織物
の裏側に目止め剤を塗布したテレンプが用いられ、予め
スリッターによって凹部の奥行き方向の幅で裁断されて
リール等に巻き取られている。そして、リールが貼着装
置にセットされた後に、このリールから遮光性部材が長
尺状に引き出され、写真フイルムの幅方向に沿った凹部
の長さに切断された後、パトローネ本体の凹部に貼り付
けられる。
【0004】ところで、このような遮光性部材は、一定
長さに精度良く切断しないと、遮光性部材と凹部との間
に隙間が生じ、外部から写真フイルムパトローネ本体内
部に光が進入してしまう恐れがある。そこで、遮光性部
材を凹部の長さと同じに切断し、外光の進入を確実に防
止するようにした貼着装置が特開平3−112417号
公報に提案されている。
【0005】この装置には、遮光性部材を保持する保持
部がインデックステーブル上に一定ピッチで配置されて
おり、これらの周りにこれと同じピッチでパトローネ保
持部が配置されている。これらの保持部は、凹部と同じ
長さで吸着保持する吸着部が設けられている。そして、
インデックステーブルが一定ピッチずつ回転することに
より、保持部が長尺状の遮光性部材を吸着保持した状態
で凹部と同じ長さ分だけ引き出し、その後、保持部の端
で遮光性部材をカッターで切断した後、保持部をインデ
ックステーブルの半径方向に移動させて写真フイルムパ
トローネ本体の凹部に切断済みの遮光性部材を貼り付け
るようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、切断時
にカッターの刃の押し付けにより遮光性部材に色々な応
力が加わり、一定長さに切断されたとしても切断済みの
テレンプの切断端が保持部の端に揃っていない場合があ
る。この保持部の端は凹部の端に合うように決められて
いる。このため、切断済みのテレンプの端が保持部の端
に揃っていないと、例えば一方側が凹部の端に乗り上
げ、他方側と凹部の端との間に隙間が生じた状態とな
る。このように貼着されると、当然隙間を通って外部か
ら写真フイルムパトローネ本体内部に光が進入してしま
い、未露光の写真フイルムが感光されてしまうととも
に、遮光性部材の凹部に乗り上げた部分が写真フイルム
に多大な抵抗を与えるため、写真フイルムの給送が行え
ない恐れがある。
【0007】本発明は、遮光性が確保され、且つ、写真
フイルム給送時の抵抗が軽くなるように精度良く切断済
みの遮光性部材を写真フイルム通路内壁に貼着するよう
にした写真フイルムパトローネへの遮光性部材の貼着方
法及び装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明では、切断済みの遮光性部材の
端を写真フイルム通路内壁の端に合うように揃えた後
に、切断済みの遮光性部材を写真フイルム通路内壁に貼
着するようにしたものである。これによれば、切断後に
切断済みの遮光性部材の端を揃えて写真フイルム通路内
壁の端に合わせるから、精度良く貼着することができ
る。
【0009】また、請求項2記載の発明では、切断済み
の遮光性部材をこれの長手方向に沿って供給する供給手
段と:供給される遮光性部材をこれの供給方向に対して
直交する方向から保持するとともに、遮光性部材をこれ
の供給方向に沿って移動自在に保持する開位置と切断済
みの遮光性部材をこれの供給方向に沿って移動しないよ
うに保持する閉じ位置との間で移動され、端が写真フイ
ルム通路内壁の写真フイルム幅方向に沿った端に合うよ
うに決められている遮光性部材保持手段と:遮光性部材
保持手段が開き位置のときに、切断済みの遮光性部材の
端を遮光性部材保持手段の端に揃える端揃え手段と:端
揃え手段が端揃えを行ってから遮光性部材保持手段が閉
じ位置に移動された後に、遮光性部材保持手段を移動さ
せて切断済みの遮光性部材を写真フイルム通路内壁に挿
入させる移動手段と:切断済みの遮光性部材を写真フイ
ルム通路内壁に貼着する貼着手段と:を備えたものであ
る。
【0010】供給手段によって切断済みの遮光性部材が
開き位置の状態となった遮光性部材保持手段に供給され
る。その後、端揃え手段によって切断済みの遮光性部材
の端が遮光性部材保持手段の端に揃えられる。その後、
遮光性部材保持手段が閉じ位置に移動して切断済みの遮
光性部材をこれの供給方向に沿って移動しないように保
持する。この保持が完了した後に、移動手段が遮光性部
材保持手段を移動させて切断済みの遮光性部材が写真フ
イルム通路内壁に挿入される。挿入された後には、貼着
手段によって切断済みの遮光性部材が写真フイルム通路
内壁に貼着される。これによれば、遮光性部材保持手段
が閉じ位置で保持する前に、端揃え手段によって切断済
みの遮光性部材の端を保持手段の端に揃えるから、精度
良く切断済みのテレンプを写真フイルム通路内壁に貼着
することができる。
【0011】さらに、請求項3記載の発明では、切断済
みの遮光性部材をこれの長手方向に供給する供給手段
と:切断済みの遮光性部材の供給方向に対して直交する
方向に沿って配置され、ガイド面が予め写真フイルム通
路内壁の端に合うように決められているガイド部材と:
このガイド部材のガイド面に切断済みの遮光性部材の端
を押し当てる押し当て手段と:この押し当て手段の押し
当てが完了した後に、切断済みの遮光性部材をガイド部
材に沿って移動させて写真フイルム通路内壁に挿入する
挿入手段と:この挿入手段の挿入完了後に切断済みの遮
光性部材を写真フイルム通路内壁に貼着する貼着手段
と:を備えたものである。これによれば、押し当て手段
によって切断済みの遮光性部材の端をガイド部材のガイ
ド面に押し当てた後、挿入手段が切断済みの遮光性部材
をガイド部材に沿って移動させて写真フイルム通路内壁
に挿入するため、機構が複雑なテレンプ保持手段を用い
ることなく貼着が行える。
【0012】請求項4記載の発明では、切断済みの遮光
性部材をこれの長手方向に沿って供給する供給手段と:
スペーサーを挟んだ両側に固定板と弾性自在な板バネと
を有し、切断済みの遮光性部材の供給位置では板バネを
弾性変形させて切断済みの遮光性部材が固定板と板バネ
との間に挿入され、また、切断済みの遮光性部材の供給
位置から移動したクランプ位置では板バネが固定板に向
けて付勢されて切断済みの遮光性部材をこれの供給方向
に沿って移動しないようにクランプするとともに、端が
写真フイルム通路内壁の端に合うように決められている
遮光性部材保持手段と:遮光性部材保持手段が供給位置
のときに、切断済みの遮光性部材の端を遮光性部材保持
手段の端に揃える端揃え手段と:端揃え手段が端揃えを
行ってから遮光性部材保持手段がクランプ位置に移動さ
れた後に、遮光性部材保持手段を移動させて切断済みの
遮光性部材を写真フイルム通路内壁に移動させる移動手
段と:切断済みの遮光性部材を写真フイルム通路内壁に
貼着する貼着手段と:を備えたものである。
【0013】遮光性部材保持手段は、スペーサーを挟ん
だ両側に固定板と弾性自在な板バネとが設けられてい
る。遮光性部材の供給位置では、切断済みの遮光性部材
が板バネを弾性変形されてこれと固定板との間に挿入さ
れる。その後、端揃え手段によって切断済みの遮光性部
材の端が遮光性部材保持手段の端に揃えられる。その
後、遮光性部材保持手段がクランプ位置に移動する。ク
ランプ位置に移動されると、板バネが固定板に向けて付
勢され、遮光性部材保持手段が切断済みの遮光性部材を
これの供給方向に沿って移動させないようにクランプす
る。その後、移動手段が遮光性部材保持手段を移動させ
て切断済みの遮光性部材を写真フイルム通路内壁に挿入
する。この挿入後に貼着手段が切断済みのテレンプを写
真フイルム通路内壁に貼着する。これによれば、遮光性
部材を保持する遮光性部材保持手段を板バネと固体板等
で構成し、板バネの弾性変形によって遮光性部材を保持
するようにしているから、遮光性部材保持手段を簡素化
することができる。なお、貼着としては、ホットメルト
接着剤で貼り付ける他に、超音波溶着機によって溶着す
るもの含む。
【0014】図2は、写真フイルムパトローネ2を示
す。この写真フイルムパトローネ2は、パトローネ本体
3と、この内部に収納されたスプール4とからなり、こ
のスプール4に写真フイルム5がロール状に巻かれてい
る。パトローネ本体3の外周面には、長手方向に沿っ
て、写真フイルム5を送り出す写真フイルム通路6を内
部に形成したポート部7が設けられている。パトローネ
本体3は長手方向に沿って、ポート部7を二分するよう
に分割された1対のプラスチック製のパトローネ部品
8,9で構成されている。
【0015】各パトローネ部品8,9は、ポート部7に
対応する部分の内壁がコ字型形状となっており、これら
を嵌合させたときに写真フイルム通路6が形成される。
この写真フイルム通路6の上下内壁には、一段凹んで形
成された凹部10がそれぞれ形成されている。凹部10
は、四辺のうち一辺が写真フイルム通路6につながって
おり、残りの三辺が写真フイルム5の給送方向に沿った
奥の奥壁16と、写真フイルム5の幅方向に沿った両側
の側壁17,18とで構成されている。
【0016】凹部10には、同図に示すように、遮光性
部材、例えばテレンプ11が貼着されている。テレンプ
11は、ナイロン製のパイル織物の裏側に目止め剤を塗
布したものであり、写真フイルム5の幅方向に沿った長
さがL、写真フイルム5の給送方向に沿った幅がWで形
成されている。このテレンプ11は、凹部10にそれぞ
れパイル面11aが対峙するように貼着されており、写
真フイルム5の送り出しを可能なように写真フイルム通
路6を遮光している。このテレンプ11は、スリッター
によってWの長さにスリットされたスリット端11bが
奥壁16に、また、Lの長さに切断された切断端11
c,11dが側壁17,18にそれぞれ合うように貼着
されている。
【0017】未使用時には、写真フイルム5のリーダー
部がパトローネ本体3内に入っており、スプール4をフ
イルム送り出し方向に回すと、1対のフランジ14でホ
ールドされたフイルムロールがスプール4とともに回転
する。この回転中に写真フイルムのリーダー部が分離爪
13で剥離され、1対のフランジ14の間から抜け出て
写真フイルム通路6を通って外部に送り出される。な
お、本発明は、写真フイルムのリーダー部がパトローネ
本体3から予め出ているものに対しても利用できる。
【0018】
【実施例】第1実施例の貼着装置を示す図1において、
長尺状のテレンプ20は、予めスリッターによってWの
幅でスリットされてリール21に巻き取られており、パ
イル面11aを上方に向けた状態で引き出される。テレ
ンプ引き出し方向Yには、テンションローラー22、ガ
イドローラー23、ニップローラー対24、カッター機
構25、ハンドリング機構26、保持機構27、及び、
端揃え機構28とが順に配置され、ニップローラー対2
4とカッター機構25との間に定尺送り機構29が配置
されている。
【0019】定尺送り機構29は、長尺状のテレンプ2
0を挟持する挟持部30と、この挟持部30をテレンプ
引き出し方向YにLの長さだけ移動させる移動機構31
とから構成されている。ハンドリング機構26は、定尺
送りされた長尺状のテレンプ20の先端側を把持し、カ
ッター機構25が作動した後にテレンプ引き出し方向Y
に移動して切断済みのテレンプ11を保持手段27に供
給する。カッター機構25は、定尺送り機構29の定尺
送り作動後に、パイル面11aとは反対の面からカッタ
ー32の刃を押し当てて長尺状のテレンプ20をLの長
さで切断する。この切断は、捩れや波打ちを矯正するた
めに、ハンドリング機構26のハンドリングと、ニップ
ローラー対24のニップとによって長尺状のテレンプ2
0に所定の張力を与えた状態で行われる。
【0020】保持機構27は、クランプ部33と、この
クランプ部33を移動させるクランプ移動機構34とか
ら構成されている。クランプ部33は、詳しくは後述す
る端揃え機構28が作動した後に、切断済みのテレンプ
11をこれの引き出し方向に対して直交する方向からク
ランプする。クランプ移動機構34は、クランプ部33
をテレンプ引き出し方向Yに対して直交する方向に移動
させ、ここに位置するパトローネ部品9の凹部10に切
断済みのテレンプ11を挿入する。
【0021】端揃え機構28は、押し当て部35と、こ
の押し当て部35をテレンプ引き出し方向Yに沿って移
動させ、切断済みのテレンプ11の切断端11cをクラ
ンプ部33の右端に揃える移動機構36とから構成され
る。
【0022】パトローネ供給用のライン38は、テレン
プ引き出し方向Yと平行に配置されている。このライン
38には、パトローネ部品9を保持したパレット39が
連続して搬送されている。パレット39には、凹部10
を上方に向けた状態でパトローネ部品9が位置決めされ
ている。これらのパレット39は、切断済みのテレンプ
11が挿入される挿入ステーション40にストッパーに
よって1個ずつ位置決めされる。
【0023】挿入ステーション40では、クランプ部3
3の右端33aがパトローネ部品9の凹部10の側壁1
8に合うように移動され、ここに配置された超音波溶着
機41によって切断済みのテレンプ11が凹部10に溶
着される。溶着完了した後には、ストッパーが解除され
てパレット39が写真フイルムパトローネ2の組立工程
に搬送される。
【0024】クランプ部33は、図3に示すように、固
定クランプ43と可動クランプ44とから構成されてい
る。固定クランプ部43と可動クランプ44との先端側
には、一段凹んだ段部43a,44aがそれぞれテレン
プ引き出し方向Yに沿って形成されている。切断済みの
テレンプ11は、固定クランプ43の段部43aに供給
され、その後可動クランプ44の回転によりこれらの段
部43a,44aとの間でクランプされる。段部43
a,44aは、テレンプ引き出し方向Yに沿った長さが
クランプ部33と同じLの長さで形成されており、また
奥行きがWの長さよりも短く形成されている。
【0025】固定クランプ43に供給された切断済みの
テレンプ11は、図4に示すように、切断端11cがク
ランプ部33のテレンプ引き出し方向Yに沿った右端3
3aから僅かにはみ出し、また、スリット端11bがク
ランプ部33の先端33bから露呈した状態となってい
る。そして、クランプ部33は、端揃え機構28の作動
によって切断済みのテレンプ11の切断端11cがクラ
ンプ部33の右端33aに揃えられた後に、可動クラン
プ44を回転させてクランプし、その後、クランプした
ままクランプ移動機構34によって切断済みのテレンプ
11をパトローネ部品9の凹部10に向けて移動され
る。
【0026】次に第1実施例の作用を説明する。リール
21から引き出された長尺状のテレンプ20は、ニップ
ローラー対24を介して定尺送り機構29に供給され
る。定尺送り機構29は挟持部30で挟持され、移動機
構31がこの挟持部30をテレンプ引き出し方向Yに沿
って移動させることにより、長尺状のテレンプ20を長
さLだけ引き出す。引き出された長尺状のテレンプ20
は、その先端がハンドリング機構26によってハンドリ
ングされる。ハンドリング機構26がハンドリングを行
うと、挟持部30が挟持を解除して、その後、移動機構
31が挟持部30を初期位置に戻す。
【0027】ハンドリング機構26によってハンドリン
グされた長尺状のテレンプ20は、その下流側のニップ
ローラー対24とによって所定の張力が与えられた状態
でカッター機構25によって切断される。これにより、
長尺状のテレンプ20は、捩れや波打ちが矯正された状
態で切断される。この切断済みのテレンプ11は、ハン
ドリング機構26によって保持機構27に供給される。
【0028】切断済みのテレンプ11は、ハンドリング
機構26によって固定クランプ43の段部43aに載置
される。この載置された切断済みテレンプ11は、切断
端11cがクランプ部33の右端33aから僅かにはみ
出し、また、スリット端11bがクランプ部33の先端
33bから露呈した状態となっている。なお、ハンドリ
ング機構26は、切断済みのテレンプ11を段部43a
に載置した後、初期位置に戻る。
【0029】ハンドリング機構26の移載が完了する
と、端揃え機構28の移動機構36が押し当て部35を
テレンプ引き出し方向Yに沿って移動させ、切断済みの
テレンプ11の切断端11cをクランプ部33の右端3
3aに揃える。端揃え機構28の作動が完了した後に、
クランプ部33は、可動クランプ44を回転させて切断
済みテレンプ11をクランプする。このクランプによっ
て切断済みのテレンプ11の捩れや波打ちが矯正された
状態となる。
【0030】その後、クランプ移動機構34は、クラン
プ部33をパトローネ部品9の凹部10に向けて移動さ
せ、切断済みのテレンプ11を凹部10に挿入する。こ
の間、クランプ部33は、切断済みのテレンプ11をク
ランプしたままの状態となっている。そして、クランプ
移動機構34は、切断済みのテレンプ11のスリット端
11bが凹部10の奥壁16に当接した時点で移動を終
了する。これにより、凹部10の側壁18にクランプ部
33の右端33aが合った状態となる。そして、超音波
溶着機40によって溶着が行われる。溶着は、上方から
超音波ホーンを押し付けて行う。押し付け位置は、クラ
ンプ部33から露呈したスリット端11bに押し付け
る。溶着が完了した切断済みのテレンプ11は、切断端
11cが凹部10の側壁18に、また所定長さに切断さ
れているから当然反対側の切断端11dが凹部10の側
壁17にそれぞれ合った状態で溶着されている。
【0031】溶着完了後、可動クランプ33が回転して
切断済みのテレンプ11のクランプを解除した後に、ク
ランプ移動機構34がクランプ部33を初期の位置に戻
す。スリット端11bが溶着されたパトローネ部品9
は、パレットごと搬送されてパトローネ組立ラインに供
給される。
【0032】なお、次の工程で切断済みテレンプ11の
残りの部分への溶着を行うようにしてもよい。また、超
音波溶着の代わりに、ホットメルト接着剤で貼り付ける
用にしてもよい。この場合には、予めテレンプ11のパ
イル面11aとは反対側の面にホットメルト接着剤と塗
布しておき、クランプ部33から露呈したスリット端1
1bに熱発生用のコテを押し付け、コテを介してテレン
プに熱を与えてホットメルト接着剤を溶かして貼着す
る。さらに、上記実施例では、パトローネ部品9の凹部
10にテレンプ11を貼り付ける装置について説明して
いるが、パトローネ部品8の凹部10にも同様に行える
ことはいうまでもない。
【0033】次に第2実施例を図5及び図6に示す。第
2実施例では、複雑な機構となるテレンプ保持機構を用
いることなく、切断された切断済みのテレンプ11をパ
トローネ部品9の凹部10に貼着する装置である。
【0034】ガイド溝50には、切断済みのテレンプ1
1がこれの長手方向(同図に示す矢印Vの方向)に沿っ
て1個ずつ搬送されてくる。この姿勢は、パイル面11
aを上方に向けた状態となっている。ガイド溝50に
は、テレンプ搬送方向Vに対して直交する方向に沿って
配置された押し当てガイド部51が設けられている。こ
の押し当てガイド部51のガイド面51aは、予めパト
ローネ部品8の凹部10の側壁17に合うように配置さ
れており、このガイド面51aにプッシャー52によっ
て切断済みのテレンプ11の切断端11dが押し当てら
れる。
【0035】切断済みのテレンプ11は、切断端11d
がガイド面51aに当接した状態で上昇用のプッシャー
53により上方に押し上げられる。上方には、テレンプ
搬送方向に対して直交する方向に形成された面が形成さ
れた挿入路54と、この挿入路54の上方に配置された
弾性自在な板バネ55とが設けられている。プッシャー
53により上方に押し上げられた切断済みのテレンプ1
1は、挿入路54に形成された開口56を通して上方に
持ち上げられ、板バネ55に当接する。
【0036】板バネ55は、先端をL字形に折り曲げた
折り曲げ片57と、押し上げられる切断済みテレンプ1
1をこれのパイル面11aで受ける受片58とから構成
されており、これらは移動部59に固定されている。こ
の移動部59は、テレンプ搬送方向Vに対して直交する
方向に移動自在となっている。押し上げられた切断済み
テレンプ11は、受片58の弾性により上方から押さえ
付けられて捩れや波打ちが矯正された状態となる。その
後、移動部59の移動によって切断済みテレンプ11
は、折り曲げ片57に引っ掛けられて挿入路54に沿っ
てテレンプ落とし込み位置に移動される。このとき、切
断済みのテレンプ11は、切断端11dが押し当てガイ
ド部51に摺動しながら移動する。
【0037】移動部56のテレンプ落とし込み位置に
は、テレンプ搬送方向Vと平行に配置されたパトローネ
供給用のライン60が交差している。このライン60に
は、パトローネ部品8を保持したパレット61が順次に
搬送されている。パレット61には、パトローネ部品8
がこれのポート部7を移動部56に向け、且つ凹部10
を上方に向けた状態で保持されている。このパトローネ
部品8のポート部7は、ライン60よりも突出してお
り、パトローネ摺動ガイド62に当接している。このパ
トローネ摺動ガイド62は、ライン60と移動部56と
の間で、このライン60と平行に配設されており、挿入
路54と同じ高さでこの挿入路54に固定されている。
【0038】パレット61がテレンプ落とし込み位置に
位置決めされたときには、上方から見ると、パトローネ
摺動ガイド62、パトローネ部品8の凹部10の側壁1
7,18、奥壁16とによって矩形枠が形成されるよう
になる。そして、移動部59がテレンプ落とし込み位置
に移動すると、板バネ55によって切断済みのテレンプ
11がパトローネ摺動ガイド62、凹部10の側壁1
7,18、及び奥壁16で形成された矩形枠の内部に落
とし込まれる。このとき、規制ガイド58が押し当てガ
イド51とともに切断済みのテレンプ11の長手方向へ
の移動を規制する。そして、落とし込まれた切断済みの
テレンプ11は、スリット端11bが奥壁16に、ま
た、切断端11c,11dが側壁17,18にそれぞれ
合った状態となっている。
【0039】パレット61は移動部59の移動が完了し
た後に次の工程に搬送される。次の工程では、超音波溶
着機63によって、切断済みのテレンプ11の全面が一
度に溶着される。この第2実施例での貼着装置によれ
ば、切断済みテレンプ11を保持しないで凹部10に貼
着を行うことができるため、複雑な構造のテレンプ保持
部を必要とせずにローコストで行うことができる。
【0040】次に第3実施例を図7に示す。第3実施例
では、切断済みのテレンプ11を保持するテレンプ保持
部71と、パトローネ部品8を保持するパトローネ保持
部72とがそれぞれ一体に設けられたパレット70をパ
トローネ供給ステーション、端揃え機構を配置したテレ
ンプ供給ステーション、及び溶着ステーションと順に搬
送して切断済みのテレンプ11をパトローネ部品8の凹
部10に貼着する装置である。
【0041】パレット70には、支持部76がテレンプ
供給方向に対して直交する方向(同図に示す矢印Zの方
向)に移動自在に取り付けられている。支持部76に
は、テレンプ保持部71が、図7に二点鎖線で示したテ
レンプ供給位置と、同図に実線で示した挟持位置との間
で回動自在に取付けられている。
【0042】テレンプ保持部71は、スペーサ73を挟
んだ上側に固定板74が、また下側に、例えば0.2 mm
の厚みとなった弾性自在な板バネ75がそれぞれ固定さ
れており、固定板74と板バネ75との間で切断済みの
テレンプ11を保持する。スペーサ73は、切断済みテ
レンプ11をこれの供給方向に沿って移動自在に保持す
ることができるように固定板74と板バネ75との隙間
を維持している。
【0043】テレンプ供給位置では、固定板74と板バ
ネ75とが垂直の状態となり、板バネ75を僅かに弾性
変形させるように押し込んで切断済みのテレンプ11が
供給される。切断済みのテレンプ11は、テレンプ供給
ステーションで、パイル面11aを同図の右方向に向け
た状態で長手方向(同図に示す紙面方向)に沿って供給
される。挟持位置では、板バネ75がパレット70の上
面70aに当接し、板バネ75が固定板74に向けて弾
性変形することによって切断済みのテレンプ11をこれ
の供給方向に沿って移動しないようにクランプする。こ
のとき、切断済みのテレンプ11の捩れや波打ちが矯正
される。
【0044】テレンプ貼着ステーションでは、支持部7
6が同図に実線で示した退避位置からテレンプ保持部を
パトローネ部品8の凹部10に挿入する挿入位置に向け
て矢印Zの方向に沿って移動させる。
【0045】パトローネ保持部72には、パトローネ部
品8の凹部10を上方向に向けた状態でパトローネ部品
8が保持されているとともに、パトローネ供給方向に沿
って僅かに移動可能なように保持している。これによ
り、テレンプ保持部71が凹部10に挿入された際に
は、テレンプ保持部71の板バネ75両端に凹部10の
側壁17,18が合うようにパトローネ部品8がパトロ
ーネ保持部72の内部で移動する。
【0046】パレット70は、先ず、パトローネ供給ス
テーションに搬送され、ここでパトローネ部品8がパト
ローネ保持部72に供給される。その後、テレンプ供給
ステーションに搬送され、ここで、切断済みのテレンプ
11が供給される。このときテレンプ保持部71は、テ
レンプ供給位置の状態となっている。
【0047】図8に示すように、供給された切断済みテ
レンプ11は、テレンプ供給方向に沿った切断端11d
がテレンプ保持部71の左端71aから僅かにはみ出
し、また、スリット端11bがテレンプ保持部71の先
端71bから露呈した状態となっている。端揃え機構7
7は、押し当て部78をテレンプ供給方向に沿って移動
させ、切断済みのテレンプ11の切断端11dをテレン
プ保持部71の左端71aに揃える。
【0048】図9に示すように、板バネ75の先端両側
には、凹部10に挿入された際に側壁17,18を探る
ための面取り部75a,75bが施されている。
【0049】端揃え機構77の作動後にパレット70
は、溶着ステーションに搬送される。溶着ステーション
では、テレンプ保持部71が挟持位置に回転される。そ
の後、支持部76がテレンプ保持部71を挿入位置に移
動させる。
【0050】テレンプ保持部71が挿入位置に移動した
際には、板バネ75の面取り部75a,75bが凹部1
0の側壁17,18を探る。これにより、パトローネ部
品8がパトローネ保持部72の内部で僅かに移動し、テ
レンプ保持部71の両端が凹部10の側壁17,18に
合って凹部10の内部に入り込む。テレンプ保持部71
の移動は、スリット端11bが凹部10の奥壁16に当
接した時点で終了する。このとき、切断端11c,11
dと側壁17,18とが確実に合った状態となる。その
後、超音波溶着機78の超音波ホーン79によって溶着
される。溶着箇所は、テレンプ保持部71の端71bか
ら露呈したスリット端11bとなる。溶着後、支持部7
6がテレンプ保持部71を上部からの力Fをかけずに初
期の位置に戻す。このとき、切断済みのテレンプ11が
凹部10に溶着されているから、板バネ75の弾性変形
によって切断済みのテレンプ11がテレンプ保持部71
から容易に外れる。
【0051】なお、各実施例では、遮光性部材としてパ
イル織物からなるテレンプとしているが、これの他に、
スポンジや不織布等からなる遮光性部材としてもよい。
さらに、パイル織物の素材としては、レーヨン、ナイロ
ン、アクリル、ポリエステル、ビニロン、塩化ビニル、
ビニリデン共重合体、ポリポロピレン、ポリエチレンポ
リカーボネート繊維のような合成繊維や、キュプラアセ
テート、木綿、絹等の天然、再生繊維等が用いられる。
【0052】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、請求項1
記載の発明では、切断後に切断済みの遮光性部材の端を
写真フイルム通路内壁の端に合うように揃えて貼着する
ため、精度良く貼着できる。これにより、切断済みのテ
レンプの端のうち一方側が凹部の端に乗り上げ、他方側
と凹部の端との間に隙間が生じた状態で貼着が行われる
ことをなくなり、写真フイルムパトローネの遮光性が維
持され、また、写真フイルム給送時の抵抗の軽減を図る
ことができる。
【0053】また、請求項2記載の発明では、遮光性部
材保持手段が閉じ位置で保持する前に、端揃え手段によ
って切断済みの遮光性部材の端を保持手段の端に揃える
から、精度良く切断済みのテレンプを写真フイルム通路
内壁に貼着することができる。さらに、請求項3記載の
発明では、切断済みの遮光性部材の端をガイド部材のガ
イド面に押し当てた後、挿入手段が切断済みの遮光性部
材をガイド部材に沿って移動させて写真フイルム通路内
壁に挿入するため、機構が複雑なテレンプ保持手段を用
いることなく貼着装置のローコスト化を図ることができ
る。
【0054】さらにまた、請求項4記載の発明によれ
ば、遮光性部材を保持する遮光性部材保持手段を板バネ
と固体板等で構成し、板バネの弾性変形によって遮光性
部材を保持するようにしているから、一々切断済みのテ
レンプを強固に保持する機構が必要なくなり遮光性部材
保持手段を簡素化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のテレンプ貼着装置の概略を示す平
面図である。
【図2】写真フイルムパトローネの分解斜視図である。
【図3】クランプ部の概略を示す断面図である。
【図4】端揃え機構の概略を示す説明図である。
【図5】第2実施例のテレンプ貼着装置の概略を示す平
面図である。
【図6】図5に示したX−Xに沿って切断したテレンプ
貼着装置の断面図である。
【図7】第3実施例のテレンプ貼着装置を示す側面図で
ある。
【図8】端揃え機構の概略を示す説明図である。
【図9】板バネを示す平面図である。
【符号の説明】
2 写真フイルムパトローネ 6 写真フイルム通路 8,9 パトローネ部品 11 切断済みのテレンプ 20 長尺状のテレンプ 26 ハンドリング機構 27 保持機構 28 端揃え機構 29 定尺送り機構

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 写真フイルムを光密に収納するパトロー
    ネ本体の写真フイルム通路内壁に、長尺状の遮光性部材
    を一定長さごとに切断した切断済みの遮光性部材を貼着
    する写真フイルムパトローネへの遮光性部材の貼着方法
    において、切断済みの遮光性部材の端を写真フイルム通
    路内壁の端に合うように揃えた後に、切断済みの遮光性
    部材を写真フイルム通路内壁に挿入して貼着するように
    したことを特徴とする写真フイルムパトローネへの遮光
    性部材の貼着方法。
  2. 【請求項2】 写真フイルムを光密に収納するパトロー
    ネ本体の写真フイルム通路内壁に、長尺状の遮光性部材
    を一定長さごとに切断した切断済みの遮光性部材を貼着
    する写真フイルムパトローネへの遮光性部材の貼着装置
    において、 切断済みの遮光性部材をこれの長手方向に沿って供給す
    る供給手段と、 供給される遮光性部材をこれの供給方向に対して直交す
    る方向から保持するとともに、遮光性部材をこれの供給
    方向に沿って移動自在に保持する開位置と遮光性部材を
    これの供給方向に沿って移動しないように保持する閉じ
    位置との間で移動自在となっており、端が写真フイルム
    通路内壁の写真フイルム幅方向に沿った端に合うように
    決められている遮光性部材保持手段と、 遮光性部材保持手段が開き位置のときに、切断済みの遮
    光性部材の端を遮光性部材保持手段の端に揃える端揃え
    手段と、 端揃え手段が端揃えを行ってから遮光性部材保持手段が
    閉じ位置に移動された後に、遮光性部材保持手段を移動
    させて切断済みの遮光性部材を写真フイルム通路内壁に
    挿入させる移動手段と、 切断済みの遮光性部材を写真フイルム通路内壁に貼着す
    る貼着手段とを備えたことを特徴とする写真フイルムパ
    トローネへの遮光性部材の貼着装置。
  3. 【請求項3】 写真フイルムを光密に収納するパトロー
    ネ本体の写真フイルム通路内壁に、長尺状の遮光性部材
    を一定長さごとに切断した切断済みの遮光性部材を貼着
    する写真フイルムパトローネへの遮光性部材の貼着方法
    において、 切断済みの遮光性部材をこれの長手方向に供給する供給
    手段と、 切断済みの遮光性部材の供給方向に対して直交する方向
    に沿って配置され、ガイド面が予め写真フイルム通路内
    壁の端に合うように決められているガイド部材と、 このガイド部材のガイド面に切断済みの遮光性部材の端
    を押し当てる押し当て手段と、 この押し当て手段の押し当てが完了した後に、切断済み
    の遮光性部材をガイド部材に沿って移動させて写真フイ
    ルム通路内壁に挿入する挿入手段と、 この挿入手段の挿入完了後に切断済みの遮光性部材を写
    真フイルム通路内壁に貼着する貼着手段とを備えたこと
    を特徴とする写真フイルムパトローネへの遮光性部材の
    貼着装置。
  4. 【請求項4】 写真フイルムを光密に収納するパトロー
    ネ本体の写真フイルム通路内壁に、長尺状の遮光性部材
    を一定長さごとに切断した切断済みの遮光性部材を貼着
    する写真フイルムパトローネへの遮光性部材の貼着装置
    において、 切断済みの遮光性部材をこれの長手方向に沿って供給す
    る供給手段と、 スペーサーを挟んだ両側に固定板と弾性自在な板バネと
    を有し、切断済みの遮光性部材の供給位置では板バネを
    弾性変形させて切断済みの遮光性部材が固定板と板バネ
    との間に挿入され、また、切断済みの遮光性部材の供給
    位置から移動したクランプ位置では板バネを固定板に向
    けて付勢して切断済みの遮光性部材をこれの供給方向に
    沿って移動しないようにクランプするとともに、端が写
    真フイルム通路内壁の端に合うように決められている遮
    光性部材保持手段と、 遮光性部材保持手段が供給位置のときに、切断済みの遮
    光性部材の端を遮光性部材保持手段の端に揃える端揃え
    手段と、 端揃え手段が端揃えを行ってから遮光性部材保持手段が
    クランプ位置に移動された後に、遮光性部材保持手段を
    移動させて切断済みの遮光性部材を写真フイルム通路内
    壁に移動させる移動手段と、 切断済みの遮光性部材を写真フイルム通路内壁に貼着す
    る貼着手段とを備えたことを特徴とする写真フイルムパ
    トローネへの遮光性部材の貼着装置。
JP1767294A 1994-02-14 1994-02-14 写真フイルムパトローネへの遮光性部材の貼着方法及び装置 Pending JPH07225456A (ja)

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