JPH07224624A - 内燃機関の弁駆動装置及び弁体の初期位置設定方法 - Google Patents

内燃機関の弁駆動装置及び弁体の初期位置設定方法

Info

Publication number
JPH07224624A
JPH07224624A JP6016721A JP1672194A JPH07224624A JP H07224624 A JPH07224624 A JP H07224624A JP 6016721 A JP6016721 A JP 6016721A JP 1672194 A JP1672194 A JP 1672194A JP H07224624 A JPH07224624 A JP H07224624A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drive
valve
coil
displacement
coils
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6016721A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3141670B2 (ja
Inventor
Takashi Deo
隆志 出尾
Iwao Maeda
岩夫 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP06016721A priority Critical patent/JP3141670B2/ja
Publication of JPH07224624A publication Critical patent/JPH07224624A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3141670B2 publication Critical patent/JP3141670B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Valve Device For Special Equipments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は内燃機関の弁体を電磁力で駆動する
弁駆動装置に関し、コンパクトな体格を維持しつつ精度
良く弁体の変位量を検出することを目的とする。 【構成】 2つのコア20,22を所定距離離間して配
設する。コア20,22の溝に電磁コイル24,26を
組み込む。スプリング42,44により弁体14と一体
のプランジャ40をコア20,22の中間位置に支持す
る。電磁コイル24,26をボビン28,30に細径の
捲線を多数回捲回してなる変位検出コイル32,34
と、その外周に形成した駆動コイル36,38とで構成
する。駆動コイル36,38に、それぞれが発生する電
磁力を制御してプランジャ40を駆動する駆動回路48
を接続する。変位検出コイル32,34に自己インダク
タンス変化に基づいて弁体14の変位量を検出する変位
量検出回路50を接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関の弁駆動装置
及び弁体の初期位置設定方法に係り、特に内燃機関の弁
体を電磁力で駆動する弁駆動装置、及びかかる弁駆動装
置における弁体の初期位置設定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電磁コイルに所定電流を通電
した際に発生する電磁力を利用して所望の変位を得る構
成のアクチュエータが広く知られている。例えば電磁コ
イルの周囲に一端が開口した磁気回路を構成するコアを
設け、その開口部に対向して磁性体製の可動子を対向さ
せ、かつ可動子をコアから離間する方向に作用するスプ
リングを配設してなる構成はその代表例として知られて
いる。
【0003】かかる構成によれば、電磁コイルへの通電
が停止されている場合は可動子がスプリングに付勢され
てコアから離間した所定の位置に保持され、一方、電磁
コイルへの通電がされると、コアと可動子でより磁気抵
抗の小さな磁気閉回路を構成すべく可動子がコア側に引
き寄せられる。このため、電磁コイルへの通電状態を制
御すると、その結果可動子には所定の変位が生じ、アク
チュエータとしての機能が確保されることになる。
【0004】ところで、電磁コイルに所定電圧eを印加
した場合に流通する電流Iは、電磁コイルの抵抗値を
R、自己インダクタンスをLとすれば、以下のように表
すことができる(式中“j”は虚数単位を、“ω”はe
の変動角速度を示す)。
【0005】 I=e/(R+jωL) ・・・(1) 一方、電磁コイルの自己インダクタンスLは、電磁コイ
ルの捲数をN、電磁コイルを取り巻く磁気回路の磁気抵
抗等により決まる特性値をKとすると、以下の如く表す
ことができる。
【0006】 L=K・N2 ・・・(2) 従って、上記の如き構成のアクチュエータにおいて可動
子が変位して、それに伴って電磁コイルを取り巻く磁気
回路の磁気抵抗が変化すると、それにより特性値Kが、
すなわち電磁コイルの自己インダクタンスLが変化し、
eとIとの関係が変化することになる。
【0007】このため、eとIとの関係に基づいて電磁
コイルの自己インダクタンスLが検出できれば、その値
よりアクチュエータを構成する可動子の変位状態を検出
することができ、例えば特開昭60−122253号公
報は、かかる原理に従って変位量を検出するアクチュエ
ータの構成を開示している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のア
クチュエータは、可動子の変位に伴って電磁力を発生す
る電磁コイルの自己インダクタンスLが変化することに
着目して可動子の変位量を検出するものである。この
際、上記の如く自己インダクタンスLは、捲線Nの2乗
に比例し、捲数Nが比較的少ない場合には、Lの値が比
較的小さく、その変化量も比較的少量となる。
【0009】このため、上記従来の装置は、電磁コイル
に要求される電磁力等との関係で捲数Nが少なくて足り
る場合には、可動子の変位量を精度良く検出することが
できないという問題を有するものであった。
【0010】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
であり、電磁力を発生する電磁コイルと同軸に、細径の
捲線を用いて小スペース内に多数の捲回数を確保した変
位検出コイルを設け、当該変位検出コイルの自己インダ
クタンス変化に基づいてアクチュエータの変位量を検出
することにより上記の課題を解決した内燃機関の弁駆動
装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、内燃機関
の弁体を電磁力で駆動する内燃機関の弁駆動装置であっ
て、前記弁体を駆動する電磁力を発生する駆動コイル
と、該駆動コイルの捲線より細径の捲線を、該駆動コイ
ルの捲数より多数回、該駆動コイルと同軸に捲回してな
る変位検出コイルと、前記弁体の変位に伴って変化する
前記変位検出コイルの自己インダクタンスに基づいて、
前記弁体の変位量を検出する変位量検出手段とを有する
内燃機関の弁駆動装置により達成される。
【0012】また、上記構成の内燃機関の弁駆動装置に
おいて、前記変位検出コイルの両端子間に配設され、該
検出コイルに生じた起電力に応じた電荷を充電するコン
デンサと、前記駆動コイルへの通電を制御するスイッチ
回路とを備える内燃機関の弁駆動装置は、簡単な構成で
高電圧を作りだすのに有効である。
【0013】更に、前記弁体を駆動すべく前記弁体の移
動方向に所定距離離間して配設された第1及び第2の駆
動コイルと、これら第1及び第2の駆動コイルの捲線よ
り細径の捲線を、第1及び第2の駆動コイルの捲数より
多数回、それぞれ第1及び第2の駆動コイルと同軸に捲
回してなる第1及び第2の変位検出コイルと、前記弁体
の変位に伴って変化する前記第1及び第2の変位検出コ
イルの自己インダクタンスに基づいて、前記弁体の変位
量を検出する変位量検出手段と、前記第1及び第2の駆
動コイルが電磁力を発生していない状況において、前記
弁体をこれら第1及び第2の駆動コイルの中間に支持す
る弾性部材と、前記第1及び第2の駆動コイルの何れか
一方に所定電流を通電して前記弁体に変位を与え、この
通電を中止した後、前記弁体が前記第1及び第2の駆動
コイルの中間位置近傍まで変位した後に、他方の駆動コ
イルに所定電流を通電して前記弁体に他端へ向かう変位
を与える駆動手段とを備える内燃機関の弁駆動装置は、
消費電力の低減に有効である。
【0014】ところで、上記構成の内燃機関の弁駆動装
置において前記弁体の初期位置を設定する方法であっ
て、前記変位検出コイルの自己インダクタンスが所定値
となるように、前記駆動コイル無通電時における前記弁
体と前記駆動コイルとの相対位置を調整する弁体の初期
位置設定方法は、前記弁体の初期位置を簡便に調整する
のに有効である。
【0015】
【作用】本発明に係る内燃機関の弁駆動装置において、
前記変位検出コイルは、前記駆動コイルに比べて細径の
捲線で構成されるため、小スペース内に多数の捲数を確
保して形成される。従って、前記駆動コイルの電磁力変
化に起因して前記弁体が変位し、それにより前記変位検
出コイルを取り巻く磁気回路の磁気抵抗が変化すると、
前記変位検出コイルの自己インダクタンスは、大きくそ
の値を変化させる。
【0016】前記変位量検出手段は、このようにして弁
体の変位に伴って大きくその値を変化させる前記変位検
出コイルの自己インダクタンスに基づいて、精度良く前
記弁体の変位量を検出する。
【0017】また、前記変位検出コイルと前記駆動コイ
ルとは、互いに同軸に、かつ、重なって駆動コイルが設
けられるため、前記駆動コイルが発生する磁束が変化す
ると、前記変位検出コイルの両端子間には、誘導起電力
が発生する。
【0018】この際、前記変位検出コイルは、前記駆動
コイルに比べて多数の捲数を有しているため、前記スイ
ッチ回路により前記駆動コイルに流通する電流が制御さ
れ、前記駆動コイルの発生する磁束が急変すると、前記
変位検出コイルの両端子間には高圧の誘導起電力が発生
し、前記コンデンサは高圧に充電される。
【0019】更に、前記弁体の移動方向に所定距離離間
して、前記第1及び第2の駆動コイル、第1及び第2の
変位検出コイルを設け、前記弁体を前記スプリングで保
持した場合、何らの電磁力も存在しない状況下では前記
弁体は前記第1及び第2の駆動コイルの中間に保持され
る。
【0020】従って、前記駆動手段が、前記第1及び第
2の駆動コイルの何れか一方に電流を流通させて前記弁
体に変位を与えた状態から、この通電を停止すると、前
記弁体は何ら電磁力を与えることなく中間位置に向かっ
て変位する。このため、前記駆動手段が、前記弁体が中
間位置に到達した後に他方の駆動コイルに通電を開始し
さえすれば、確実に前記弁体は他端に向けて変位する。
【0021】従って、プランジャが中間位置を通過する
までは、駆動コイルに通電する必要がなく、かつ、プラ
ンジャは弾性部材により付勢されているため、プランジ
ャ移動のためのエネルギを少なくできる。
【0022】ところで、上記構成の内燃機関の弁駆動装
置を組み付ける際には、前記弁体の初期位置を精度良く
設定する必要がある。この際、前記変位検出コイルの自
己インダクタンスは前記弁体の位置の関数である。従っ
て、前記弁体が初期位置にある場合に前記変位検出コイ
ルが示す自己インダクタンスとして設定された前記所定
値が実現される場合、前記弁体は精度良く初期位置に設
定されていることになる。
【0023】
【実施例】図1は、本発明の一実施例である内燃機関の
弁駆動装置の全体構成図を示す。電磁アクチュエータ1
0は、バルブステム12に一体に形成される弁体14を
図中上下方向に駆動するアクチュエータであり、弁体1
4を内燃機関の吸・排気バルブとして機能させるべく考
案されたものである。
【0024】すなわち、図1に示す弁体14は、内燃機
関の吸・排気ポートに設けられたバルブシート16に対
して閉弁位置、中立位置、開弁位置の3つの位置に保持
可能であり、電磁アクチュエータ10により任意のタイ
ミングで吸・排気ポートを開閉弁する。この場合、内燃
機関4に一般に要求されるカム機構が不要となり機械的
構成が簡単化すると共に、カム機構による摺動損失が解
消されることになる。また、吸・排気バルブの開閉弁タ
イミングを内燃機関の運転状況に応じた理想的なタイミ
ングに設定することも可能である。
【0025】このため、電磁アクチュエータ10を用い
た内燃機関の弁駆動装置によれば、従来のカム駆動式弁
駆動装置に比べて著しく内燃機関の出力特性を改善する
ことが可能である。
【0026】以下、その構成について詳細に説明する。
【0027】電磁アクチュエータ10は、磁性体からな
る2つのコア20,22を弁体14の変位方向に所定距
離離間させて備えている。コア20,22は、それぞれ
電磁コイル24,26を格納するドーナツ状の溝を備
え、互いにその開口部を対向させた状態で、互いにヨー
ク41による保持されている。
【0028】電磁コイル24,26は、それぞれボビン
28,30の外周に細径の捲線を捲数N1 だけ捲回して
なる変位検出コイル32,34と、更にその外周に太径
の捲線を捲数N2 だけ捲回してなる駆動コイル36,3
8とから構成される。
【0029】コア20,22の間には、バルブステム1
2を保持するプランジャ40が配設されている。このプ
ランジャ40は、磁性体で構成され、コア20,22の
中央に挿入されるスプリング42,44に付勢されてそ
の位置が規制されると共に、前記駆動コイル36,38
への通電による外力を印加することでコア20,22と
密着した状態を変位端として変位することができる。
【0030】ここで、本実施例においては、スプリング
44の下端がコア22によって規制され、一方スプリン
グ42の上端はコア20に組み込まれたアジャストネジ
46の下端により規制される構成である。従って、アジ
ャストネジ46の締め付け具合により初期状態における
スプリング42,44の全長が共に変化し、これにより
プランジャ40のコア20,22に対する相対初期位置
も変化する。
【0031】つまり、電磁アクチュエータ10において
は、プランジャ40の初期位置をアジャストネジ46の
締め付け具合で調整することが可能である。尚、本実施
例においては、2つのコア20,22の中間位置をプラ
ンジャ40のコア20,22に対する相対初期位置とし
ている。
【0032】駆動コイル36,38には、これらに対し
て適当なタイミングで適当な電流を流通させる駆動回路
48が接続されている。この駆動回路48は、前記した
駆動手段に相当し、駆動回路48が以下の如く駆動コイ
ル36,38に流通させる電流を制御することにより前
記した請求項3記載の内燃機関の弁駆動装置が実現され
る。
【0033】プランジャ40は、駆動コイル36,38
の何れもが何ら電磁力を発生していない場合は、上記の
如くコア20,22の中間に保持される。この場合、図
1に示すように弁体14も中立位置となり、弁体14は
半開状態となる。
【0034】一方、何れかの駆動コイル、例えば駆動コ
イル38に所定の電流が流通し、その電流に起因して駆
動コイル38の内外を還流する磁束が生じると、それに
より生じる電磁力によりプランジャ40が駆動コイル3
8に引き寄せられる。駆動コイル38の内外を還流する
磁束は、コア22、プランジャ40、コア22とプラン
ジャ40との間に形成されるエアギャップからなる磁気
回路内を還流し、エアギャップを狭めてより磁気抵抗の
小さな状態を形成しようとするからである。
【0035】従って、プランジャ40に対する電磁力が
スプリング42,44の合成付勢力に勝る場合、プラン
ジャ40はその合成付勢力に抗ってコア22側へ変位
し、遂にはコア22と密着する。以後、所望の時間だけ
駆動コイル38への通電を継続すれば、その間はプラン
ジャ40がコア22に密着した状態、すなわち弁体14
が開弁した状態が保持されることになる。
【0036】次に、駆動コイル38への通電を停止する
と、プランジャ40をコア22に密着保持していた力が
消滅し、プランジャ40には再びスプリング42,44
の合成付勢力のみが加わる状態となる。この場合、他方
の駆動コイル36が何ら電磁力を発することなくプラン
ジャ40は図1中上方に位置するコア20側へ向けて変
位を開始する。
【0037】そして、変位過程で何らの摺動損失も発生
しないとすれば、プランジャ40は以後初期位置を中心
とする単振動をするはずであり、コア20とプランジャ
40とがほぼ密着状態となるまで変位することになる。
従って、かかる状況においては、電磁コイル24が、プ
ランジャ40の変位過程における摺動損失等を補填し得
る電磁力を発生するだけでプランジャ40をコア20に
密着するまで変位させることができる。
【0038】本実施例の駆動回路48は、上記の原理に
従い、弁体14を駆動開始時を除き、一方の駆動コイル
38(又は36)に対する所定電流の流通を停止した
後、例えば、前記変位量検出回路からプランジャ40の
初期位置通過を検出した信号を受けて、プランジャ40
が初期位置を通過したと推定される時期の後に他方の駆
動コイル36(又は38)への通電を開始する構成とし
ている。また、プランジャ40の初期位置通過の検出方
法は、時間によって求めることも可能である。
【0039】この場合、弁体14の開閉弁に必要なエネ
ルギは、プランジャ40をコア20、又は22に密着保
持しておくために必要なエネルギと、電磁アクチュエー
タ10の作動に伴う摺動損失により消費されるエネルギ
のみとなり、極めて少ない消費電力で駆動可能である。
【0040】変位検出コイル32,34には、前記した
変位量検出手段に相当する変位量検出回路50が接続さ
れている。この変位量検出回路50は、弁体14の変位
に伴う変位検出コイル32,34の自己インダクタンス
32,L34変化に基づいてその変位量を検出し、それに
より前記した請求項1記載の内燃機関の弁駆動装置を実
現する回路である。
【0041】図2は、変位量検出回路50の変位検出コ
イル32に対応する部分の回路図を示す。同図に示す回
路は変位量検出回路50の一例であり、変位検出コイル
32の自己インダクタンスL32の変化に応じて発振周波
数Fを変化させるコルビッツ型発振器である。
【0042】尚、本実施例においては、この発振周波数
FをF−V変換器52により電圧に変換し、その電圧値
Vを変位検出コイル32の自己インダクタンスL32の代
用特性値として用いている。
【0043】すなわち、図2に示す変位量検出回路50
中、R1 =0,R2 =R3 =無限大、として抵抗器5
4,56,58の寄与を無視し、1/C=1/C1 +1
/C3としてコンデンサ60,62の合成静電容量Cを
定義すると、同図に示すコルビッツ型発振器の等価回路
を図3の如く表すことができる。
【0044】この場合、トランジスタ64の特性を次式
(3)に示すYパラメータを用いて表すと、発振周波数
Fはその行列式ΔY(=Yi ・Yo −Yr ・Yf )、コ
ンデンサ64の静電容量C2 、変位検出コイル32の自
己インダクタンスL32等を用いて次式(4)の如く表す
ことができる。但し、次式(4)中、1/C0 =1/C
+1/C2 とする。
【0045】
【数1】
【0046】上記各式において、Yパラメータの値はト
ランジスタ64の特性により一義的に決定する値であ
り、またC0 ,C,C2 もコンデンサ60,62,66
の静電容量として固定値であることから、発振周波数F
はL32の関数として把握することができる。
【0047】一方、電磁コイルの自己インダクタンス
は、コイルを取り巻く磁気回路の特性等により決まる特
性値Kと、コイルの捲数Nとの関数であることは前記し
た通りである(上記(2)式参照)。変位検出コイル3
2の捲数Nは一定であることから、自己インダクタンス
32は、変位検出コイル32を取り巻く磁気回路の特性
等に応じた値となる。
【0048】本実施例においては、弁体14の変位に伴
って変位検出コイル32の周囲に形成される磁気回路の
磁気抵抗が変化し、他に特性値Kを変化させる因子がな
いことから、図4に示すように弁体14の変位量と自己
インダクタンスL32とがほぼ比例関係を示し、結局発振
周波数Fを弁体14の変位量の代用特性値として把握す
ることができる。
【0049】従って、例えばF−V変換器52の出力電
圧Vが継続的に所定電圧以下となる場合を異常として定
義しておけば、その状況が検出された場合には、何らか
の異常により電磁アクチュエータ10が正常に機能して
いないと認識することができ、的確に電流カット等の処
置を採ることができる。
【0050】この際、変位検出コイル32は、駆動コイ
ル36より細径の捲線を多数回捲回して構成されている
ため、磁気回路の磁気抵抗変化により自己インダクタン
スL 32が大幅に変化する。このため、駆動コイル36の
自己インダクタンスL36の変化に着目する構成に比べて
高い精度で弁体14の変位量を検出することができる。
また、変位検出コイル32が駆動コイル36と同軸にコ
ンパクトに形成されるため、他に変位検出用のセンサを
加設する構成に比べて小型化を図ることができるという
効果をも有している。
【0051】尚、本実施例においては、駆動コイル36
の内側に変位検出コイル32を形成しているが、これに
限るものではなく、同軸であれば駆動コイル36の外側
に変位検出コイル32を形成してもよい。また、変位量
検出回路50は、コルビッツ型発振器に限るものではな
く、実質的に自己インダクタンスL32を検出し得るもの
であれば良い。
【0052】更に、上記説明においては便宜上変位量検
出コイル32の自己インダクタンスL32変化に基づいて
弁体14の変位量を検出する構成についてのみ説明して
いるが、本実施例の弁駆動装置においては、変位量検出
コイル34も同様の機能を果たしている。
【0053】ところで、図1に示す如き内燃機関の弁駆
動装置を組み付けるにあたっては、プランジャ40の初
期位置を精度良くコア20,22の中間位置に合わせる
必要がある。この場合、従来は例えば弁体14の先端位
置を測定しながらアジャストネジ46を調整する等の手
法が採られていたが、本実施例に如く弁体14の変位量
を変位検出コイル32,34の自己インダクタンス
32,L34の変化として検出できる場合には、その機能
を利用することでより容易に初期位置設定を行うことが
可能である。
【0054】すなわち、プランジャ40が初期位置とし
て適切な位置に設定された際に得られるL32,L34を予
め基準値として設定しておき、その基準値が実現される
ようにアジャストネジ46を調整すれば、他に何ら測定
器具を用いることなく適切な初期位置設定を行うことが
できる。
【0055】尚、本実施例の内燃機関の弁駆動装置にお
いて、上記の如くプランジャ40の初期位置、すなわち
弁体14の初期位置を設定することにより、前記した請
求項4記載の発明が実現されることになる。
【0056】図5は、上記構成の内燃機関の弁駆動装置
に加設することにより前記した請求項2記載の発明を実
現する高電圧充放電回路の回路図を示す。この回路は、
駆動コイル36(38)と変位検出コイル32(34)
とをそれぞれ1次側コイル、2次側コイルにみたてて変
圧器を構成して高電圧を発生せしめる回路である。
【0057】すなわち、駆動コイル36(38)には、
高速で電流の流通・遮断を繰り返すスイッチ回路70が
接続されている。また、変位検出コイル32(34)に
は、4つのダイオードからなる全波整流回路72を介し
てコンデンサ74が接続されている。
【0058】コンデンサ74の両端子は、コンデンサ7
4の放電系を構成するトランジスタ76と負荷78とが
直列に接続されている。トランジスタ76は放電制御回
路80により制御され、放電制御回路80からの放電信
号を受けてオンとなる。
【0059】上記構成においてスイッチ回路70がオン
・オフを繰り返すと、それに従って駆動コイル36(3
8)を貫く磁束錯交数が増減し、そのため変位検出コイ
ル32(34)には、交互に向きを反転させて高圧の誘
導起電力が生じる。この誘導起電力は、全波整流回路7
2により整流されて直流電圧としてコンデンサ74の両
端子に印加される。
【0060】この際、トランジスタ76がオフであれ
ば、コンデンサ74は印加される高圧の誘導起電力によ
り充電され、その両端子間には駆動コイル36(38)
に印加される電圧に比べて高圧の電圧が発生する。そし
て、放電制御回路80によりトランジスタ76をオンと
すれば、充電した高電圧を負荷78の両端に印加するこ
とができる。
【0061】このように、本実施例の高電圧充放電回路
を用いれば、高価なDC−DCコンバータを用いること
なく負荷78に対して高電圧を印加することができ、一
時的に高い電圧を供給することが有効な場合には極めて
有益である。
【0062】ところで、電磁アクチュエータ10におけ
る駆動コイル36,38も、駆動に際して一時的に高電
圧を供給することが有効な負荷の一つである。プランジ
ャ40とコア20,22とが離間している間はプランジ
ャ40を変位させるために大きな電磁力が必要であり、
一方プランジャ40がコア20,22と密着した後は僅
かな電磁力で密着状態を維持できるからである。
【0063】このため、上記図5に示す高電圧充放電回
路を用いて、プランジャ40が一方のコア20(又は2
2)に密着している際に、その密着状態を維持し得る程
度に駆動コイル36(又は38)のスイッチ回路70を
オン・オフし、その結果コンデンサ74に充電された高
電圧をプランジャ40を他方のコア22(又は20)に
向けて変位させる際に他方の駆動コイル38(又は3
6)に供給することとすれば、電磁アクチュエータ10
を適切に駆動することができる。
【0064】このように、本実施例の内燃機関の弁駆動
装置によれば、弁体14の変位量を精度良く検出するこ
とができることに加え、作動に伴う摺動損失を填補する
のみで足りる消費電力をDC−DCコンバータを用いる
ことなく発生させることができ、コンパクトな体格を維
持したまま消費電力の低減、及びコストの低減を図り得
るという優れた効果を享受できる。
【0065】
【発明の効果】上述の如く、請求項1記載の発明によれ
ば、弁体の変位に応じて大きく自己インダクタンスを変
化させる変位検出コイルを設けることにより、コンパク
トに弁体の変位量を精度良く検出する機能を実現するこ
とができる。
【0066】また、請求項2記載の発明によれば、駆動
コイルと変位検出コイルとで実質的に変圧器が実現で
き、駆動コイルに与える電圧に比べて高圧の電圧をコン
デンサに印加することができる。このため、DC−DC
コンバータ等高価な装置を用いることなく有用性の高い
高電圧を得ることができる。
【0067】更に、請求項3記載の発明によれば、第1
及び第2の駆動コイルの中間位置を中心として弁体を往
復運動させるにあたり、弁体が一方の変位端から他方の
変位端に向けて変位する過程中、中間位置まではスプリ
ングの復元力のみで確実に変位させることができる。こ
のため、第1及び第2の駆動コイルに電流を流通させる
時間が短くて足り、消費電力の低減を図ることができ
る。
【0068】また、請求項4記載の発明によれば、変位
検出コイルの自己インダクタンスに基づいて弁体の初期
位置を精度良く設定することができる。この場合、変位
検出コイルは捲線の捲数が多く、その自己インダクタン
スが弁体の変位に伴って比較的大幅に変動することか
ら、他に何ら調整用器具を用いることなく、高精度に初
期位置を設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である内燃機関の弁駆動装置
の全体構成図である。
【図2】本実施例の内燃機関の弁駆動装置の変位量検出
回路の回路図である。
【図3】本実施例の変位量検出回路の発振周波数の近似
演算に用いる回路図である。
【図4】弁体の変位量と変位検出コイルの自己インダク
タンスとの関係を表す図である。
【図5】駆動コイルと変位検出コイルとで変圧器を構成
して高電圧を発生する高電圧充放電回路の回路図であ
る。
【符号の説明】
10 電磁アクチュエータ 14 弁体 20,22 コア 32,34 変位検出コイル 36,38 駆動コイル 40 プランジャ 42,44 スプリング 46 アジャストネジ 50 変位量検出回路 70 スイッチ回路 72 全波整流回路 74 コンデンサ 76 トランジスタ 78 負荷 80 放電制御回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の弁体を電磁力で駆動する内燃
    機関の弁駆動装置であって、 前記弁体を駆動する電磁力を発生する駆動コイルと、 該駆動コイルの捲線より細径の捲線を、該駆動コイルの
    捲数より多数回、該駆動コイルと同軸に捲回してなる変
    位検出コイルと、 前記弁体の変位に伴って変化する前記変位検出コイルの
    自己インダクタンスに基づいて、前記弁体の変位量を検
    出する変位量検出手段とを有することを特徴とする内燃
    機関の弁駆動装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の内燃機関の弁駆動装置に
    おいて、 前記変位検出コイルの両端子間に配設され、該検出コイ
    ルに生じた起電力に応じた電荷を充電するコンデンサ
    と、 前記駆動コイルへの通電を制御するスイッチ回路とを備
    えることを特徴とする内燃機関の弁駆動装置。
  3. 【請求項3】 内燃機関の弁体を電磁力で駆動する内燃
    機関の弁駆動装置であって、 前記弁体を駆動する電磁力を発生すべく、該弁体の移動
    方向に所定距離離間して配設された第1及び第2の駆動
    コイルと、 これら第1及び第2の駆動コイルの捲線より細径の捲線
    を、第1及び第2の駆動コイルの捲数より多数回、それ
    ぞれ第1及び第2の駆動コイルと同軸に捲回してなる第
    1及び第2の変位検出コイルと、 前記弁体の変位に伴って変化する前記第1及び第2の変
    位検出コイルの自己インダクタンスに基づいて、前記弁
    体の変位量を検出する変位量検出手段と、 前記第1及び第2の駆動コイルが電磁力を発生していな
    い状況において、前記弁体をこれら第1及び第2の駆動
    コイルの中間に支持する弾性部材と、 前記第1及び第2の駆動コイルの何れか一方に所定電流
    を通電して前記弁体に変位を与え、この通電を中止した
    後前記弁体が前記第1及び第2の駆動コイルの中間位置
    近傍まで変位した後に、他方の駆動コイルに所定電流を
    通電して前記弁体に他端へ向かう変位を与える駆動手段
    とを備えることを特徴とする内燃機関の弁駆動装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の内燃機関の弁駆動装置に
    おいて前記弁体の初期位置を設定する方法であって、 前記変位検出コイルの自己インダクタンスが所定値とな
    るように、前記駆動コイル無通電時における前記弁体と
    前記駆動コイルとの相対位置を調整することを特徴とす
    る弁体の初期位置設定方法。
JP06016721A 1994-02-10 1994-02-10 内燃機関の弁駆動装置及び弁体の初期位置設定方法 Expired - Fee Related JP3141670B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06016721A JP3141670B2 (ja) 1994-02-10 1994-02-10 内燃機関の弁駆動装置及び弁体の初期位置設定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06016721A JP3141670B2 (ja) 1994-02-10 1994-02-10 内燃機関の弁駆動装置及び弁体の初期位置設定方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07224624A true JPH07224624A (ja) 1995-08-22
JP3141670B2 JP3141670B2 (ja) 2001-03-05

Family

ID=11924136

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06016721A Expired - Fee Related JP3141670B2 (ja) 1994-02-10 1994-02-10 内燃機関の弁駆動装置及び弁体の初期位置設定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3141670B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0867602A1 (en) 1997-03-28 1998-09-30 Fuji Jukogyo Kabushiki Kaisha Electromagnetically operated valve control system and the method thereof
US5889405A (en) * 1996-05-28 1999-03-30 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Method of detecting fault in electromagnetically-actuated intake or exhaust valve
WO2000026510A1 (fr) * 1998-11-04 2000-05-11 Mikuni Corporation Dispositif de commande de soupapes
WO2000057036A1 (de) * 1999-03-23 2000-09-28 Daimlerchrysler Ag Vorrichtung mit einem elektromagnetischen aktuator
WO2001095348A1 (fr) * 2000-06-06 2001-12-13 Mikuni Corporation Actionneur electromagnetique et dispositif de commande de soupape et capteur de vitesse ou de position comprenant celui-ci
JP2002263395A (ja) * 2001-03-08 2002-09-17 Nippon Kentetsu Co Ltd 洗濯機の蓋ロック装置
US6661219B2 (en) 2000-09-06 2003-12-09 Daimlerchrysler Ag Apparatus having an electromagnetic actuator including an armature and at least one inductive element connected to the armature for determining the position of the armature
DE102005018012A1 (de) * 2005-04-18 2006-10-19 Zf Friedrichshafen Ag Sensorlose Positionserkennung in einem elektromagnetischen Aktuator
CN102200425A (zh) * 2010-03-25 2011-09-28 雅马哈株式会社 电磁致动器的变位检测装置

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5889405A (en) * 1996-05-28 1999-03-30 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Method of detecting fault in electromagnetically-actuated intake or exhaust valve
US5964192A (en) * 1997-03-28 1999-10-12 Fuji Jukogyo Kabushiki Kaisha Electromagnetically operated valve control system and the method thereof
EP0867602A1 (en) 1997-03-28 1998-09-30 Fuji Jukogyo Kabushiki Kaisha Electromagnetically operated valve control system and the method thereof
US6561144B1 (en) 1998-11-04 2003-05-13 Mikuni Corporation Valve driving device
WO2000026510A1 (fr) * 1998-11-04 2000-05-11 Mikuni Corporation Dispositif de commande de soupapes
US6718919B2 (en) 1998-11-04 2004-04-13 Mikuni Corporation Valve driving apparatus
WO2000057036A1 (de) * 1999-03-23 2000-09-28 Daimlerchrysler Ag Vorrichtung mit einem elektromagnetischen aktuator
EP1306860A1 (en) * 2000-06-06 2003-05-02 Mikuni Corporation Electromagnetic actuator, drive unit and position or speed sensor those employ the electromagnetic actuator
WO2001095348A1 (fr) * 2000-06-06 2001-12-13 Mikuni Corporation Actionneur electromagnetique et dispositif de commande de soupape et capteur de vitesse ou de position comprenant celui-ci
EP1306860A4 (en) * 2000-06-06 2004-07-14 Mikuni Kogyo Kk ELECTROMAGNETIC ACTUATOR AND VALVE CONTROL DEVICE AND SPEED OR POSITION SENSOR INCLUDING SAME
US6874750B2 (en) 2000-06-06 2005-04-05 Mikuni Corporation Electromagnetic actuator and valve driver and position or speed sensor comprising it
US6661219B2 (en) 2000-09-06 2003-12-09 Daimlerchrysler Ag Apparatus having an electromagnetic actuator including an armature and at least one inductive element connected to the armature for determining the position of the armature
JP2002263395A (ja) * 2001-03-08 2002-09-17 Nippon Kentetsu Co Ltd 洗濯機の蓋ロック装置
DE102005018012A1 (de) * 2005-04-18 2006-10-19 Zf Friedrichshafen Ag Sensorlose Positionserkennung in einem elektromagnetischen Aktuator
US7804674B2 (en) 2005-04-18 2010-09-28 Zf Friedrichshafen Ag Position recognition in an electromagnetic actuator without sensors
CN102200425A (zh) * 2010-03-25 2011-09-28 雅马哈株式会社 电磁致动器的变位检测装置
JP2011203074A (ja) * 2010-03-25 2011-10-13 Yamaha Corp 電磁アクチュエータの変位位置検出装置
US8773114B2 (en) 2010-03-25 2014-07-08 Yamaha Corporation Apparatus for detecting displacement of electromagnetic actuator

Also Published As

Publication number Publication date
JP3141670B2 (ja) 2001-03-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3134724B2 (ja) 内燃機関の弁駆動装置
EP1868214B1 (en) Direct flux control system for magnetic structures
US6651954B1 (en) Electromagnetic valve actuator
US5889405A (en) Method of detecting fault in electromagnetically-actuated intake or exhaust valve
US9787205B2 (en) Power source device and image forming apparatus
JP3141670B2 (ja) 内燃機関の弁駆動装置及び弁体の初期位置設定方法
JP2000323324A (ja) 電磁操作装置
JP2000120906A (ja) 電磁作動式弁アセンブリ及びその弁組立作動方法
US6874750B2 (en) Electromagnetic actuator and valve driver and position or speed sensor comprising it
JP4080313B2 (ja) 電磁接触器のコイル駆動回路
US6657846B1 (en) Electromagnetic injection valve
JPS59120728A (ja) 燃料噴射ポンプの吐出量調整装置
JP2570451B2 (ja) アクチュエータの位置検出方法
JP2001264004A (ja) 電磁アクチュエータにおける変位検出装置
JPH0648218Y2 (ja) 電磁弁
JP2002365007A (ja) 磁気センサ
JP2002310030A (ja) 燃料噴射装置
JP2003037950A (ja) 非接触電力伝達装置
JPH07335437A (ja) 電磁駆動装置における通電制御方法
JPH0347414A (ja) 電磁力バルブ駆動装置
JP2734075B2 (ja) 燃焼機器の電源装置
JPH05280315A (ja) 電磁駆動バルブ
JPH0333950B2 (ja)
JP2000193406A (ja) エンジンバルブの変位測定装置
JPH01178746A (ja) アイドル制御弁

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081222

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081222

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091222

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees