JPH07224410A - 水平回転式侵入防止柵 - Google Patents

水平回転式侵入防止柵

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Publication number
JPH07224410A
JPH07224410A JP4035694A JP4035694A JPH07224410A JP H07224410 A JPH07224410 A JP H07224410A JP 4035694 A JP4035694 A JP 4035694A JP 4035694 A JP4035694 A JP 4035694A JP H07224410 A JPH07224410 A JP H07224410A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holder
fence
hole
connecting rod
pillar
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4035694A
Other languages
English (en)
Inventor
Norihiro Ooaku
宣弘 大握
Satoru Hirakawa
悟 平川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shikoku Chemicals Corp
Original Assignee
Shikoku Chemicals Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Shikoku Chemicals Corp filed Critical Shikoku Chemicals Corp
Priority to JP4035694A priority Critical patent/JPH07224410A/ja
Publication of JPH07224410A publication Critical patent/JPH07224410A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 水平回転式侵入防止柵の回転操作を容易と
し、確実な位置決めを提供する。 【構成】 柵体1の支柱3を路面に埋設したホルダー2
に嵌入し、ホルダーキャップ23に穿孔した係止孔と支
柱3の周囲に穿孔した複数の貫通孔5の何れかの一つと
に連結杆7を挿通し、連結杆7を抜け止めして柵体1と
ホルダー2を一体的とした水平回転式侵入防止柵。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、公園、駐車場等の出入
口に設置される侵入防止柵に関するものであり、特に、
車両等を出入不能とする閉鎖状態と、車両等が出入可能
な開放状態とを選択して利用できる水平回転式侵入防止
柵に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の水平回転式侵入防止柵として
は、特公昭61−4923号公報に示されるように、路
面に支持体を立設しこの支持体の上部に侵入防止杆を水
平回転可能に取り付けたものが知られている。
【0003】上記従来技術によれば、侵入防止杆の下端
に形成した突起を支持体に形成した切欠に自重で係合さ
せて、侵入防止杆の水平回転位置を定め車両等の進入方
向と直交した閉鎖状態と、進入方向と平行となる開放状
態を任意に選択可能としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、侵入防
止杆の水平回転位置決めを行う際に、侵入防止杆を一旦
上方に持ち上げて操作者が侵入防止杆を手で支持した状
態で回転させなければならず、その操作が甚だ厄介なも
のである為、侵入防止杆を大型化し難いものであった。
【0005】また、前述の侵入防止柵においては、侵入
防止杆を除去した場合、支持体が路面に突出した状態で
残存し、侵入防止柵を完璧に撤去し得ないものであっ
た。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、このよう
な問題を解決するために鋭意検討を加えた結果、円柱状
の支柱に侵入防止杆を具備した柵体を構成し、支柱の下
方部を路面に埋設した円筒状ホルダーの軸受部に嵌入
し、ホルダーの上端部から露呈する支柱の周方向に複数
の貫通孔を穿孔すると共に、ホルダーの軸受部上端に蝶
着されるホルダーキャップに係止孔を穿孔し、前記貫通
孔と係止孔の重合する位置に連結杆を着脱自在に挿通
し、該連結杆を係止手段により抜け止めさせて柵体をホ
ルダーに対して水平回転不能に取付けたことにより所期
の課題を解決したものである。
【0007】本発明の実施において、侵入防止杆に脚部
を形成し、該脚部の下端に路面と接地するキャスターが
設けることによって、さらに操作性を改善することがで
きる。
【0008】
【作用】この発明によれば、柵体の支柱を路面に埋設し
た円筒状ホルダーの軸受部に嵌入した状態で、支柱を中
心として柵体を水平回転させれば、柵体の向きを変更す
ることができ、大きな柵体であっても容易に出入口の閉
鎖及び開放の操作を行うことができる。また、支柱の貫
通孔とホルダーキャップの係止孔の重合する位置に連結
杆を着脱自在に挿通し、これを係止手段により抜け止め
状態としているので、柵体とホルダーが一体的で強固に
連結され、柵体の位置決めを簡単に且つ的確に行うこと
ができる。さらに、柵体とホルダーは分離可能であるか
ら、柵体をホルダーから引き抜いてホルダーの軸受け部
をホルダーキャップにより覆うことにより、出入口に障
害となるものが残らず、侵入防止柵を完全に撤去した状
態が得られるものである。
【0009】
【実施例】図1ないし図5は本発明水平回転式侵入防止
柵の実施例を示すものである。柵体1は円柱状の支柱3
に侵入防止杆4を一体的に連結して構成されており、支
柱3の下方部は路面に埋設した円筒状のホルダー2の軸
受部21に嵌入している。支柱3は図2に示すとおり、
円筒状の外筒31と外筒31の内部に位置する内筒32
とから構成されている。内筒32の中間部には円盤状の
フランジ33が一体的に形成されており、フランジ33
の下面がホルダー2の上端に形成した鍔22の上面に載
置される。なお、外筒31と内筒32とは図示しないブ
ラケット等により一体的に連結されている。
【0010】一方、ホルダー2の鍔22の一端部には、
ホルダーキャップ23が蝶着されており、ホルダーキャ
ップ23は柵体1の支柱3がホルダー2に嵌入していな
い不使用状態において、ホルダー2の軸受部21を覆う
ものである。また、ホルダーキャップ23の自由端側に
は、係止孔6が穿孔されている。
【0011】支柱3をホルダー2に嵌入した状態で、ホ
ルダー2の上端から露呈する支柱3の周方向には、外筒
31と内筒32とを貫通した貫通孔5が穿孔されてい
る。貫通孔5は支柱3の周方向に複数穿孔されており、
本実施例では一方の貫通孔5より支柱3の軸心を中心と
して90°周方向に偏倚した位置に他方の貫通孔5が形
成されている。そして、二つの貫通孔5は直交した状態
で穿孔されている。
【0012】図中7は金具で形成された連結杆である。
連結杆7は貫通孔5及び係止孔6に挿通可能な線径を有
しており、一端部には係止手段としてのU字状の折り返
し部71が形成され、その先端は支柱3の側面に形成し
た係合孔34に係合可能となっている。また、他端部に
は、もう一方の係止手段としての南京錠8が取付けられ
る取着部72が形成されている。よって、連結杆7は図
2に示すとおり、係止手段により両端が抜け止めされた
状態で貫通孔5及び係止孔6を挿通していることとな
り、支柱3とホルダーキャップ23とを一体的に連結し
得るものである。
【0013】以上の構成から成る水平回転式侵入防止柵
の使用について説明すると、支柱3をホルダー2に嵌入
させてフランジ33を鍔22に載置した状態で柵体1を
スライドして水平回転させ、柵体1の侵入防止杆4が出
入口を閉鎖する位置となる貫通孔5を選択して、貫通孔
5と係止孔6とを一直線上に重合させる。次に、U字状
の折り返し部71先端が支柱3の係合孔34に嵌合する
よう連結杆7を貫通孔5と係止孔6とに挿通させ、係止
孔34から突出する取着部72に南京錠8を取付けて連
結杆7を抜け止めする。そうして、図3に示すように柵
体1が出入口を閉鎖した閉鎖状態が得られる。
【0014】図3に示す閉鎖状態から図4に示す出入口
を開放した開放状態に変化させるには、南京錠8を解錠
して連結杆7を引き抜いて、柵体1の侵入防止杆4が出
入口を開放する位置となるよう、柵体1を90°水平回
転させて、他の貫通孔5と係止孔6とを一直線上に重合
させる。次に、他の貫通孔5と係止孔6とに連結杆7を
挿通して南京錠8を取着部72に施錠して、柵体1の回
転位置決めが完了する。
【0015】また、柵体1の不使用状態にあっては、連
結杆7を取外して柵体1の支柱3をホルダー2から引き
抜き、ホルダーキャップ23で軸受部21を覆ってやれ
ば、出入口には通行の障害となるものは一切残らないも
のとなる。
【0016】図5は、本発明の第二実施例を示すもので
あり、侵入防止杆4の先端には脚部41が形成されてお
り、脚部41の下端にはキャスター42が設けられてい
る。キャスター42は、支柱3をホルダー2の軸受部2
1に嵌入した状態で、その下端部が路面に接地可能とな
っている。
【0017】この第二実施例によれば、侵入防止杆4に
脚部41を形成し、脚部41の先端に設けたキャスター
42が路面に接地しているので、柵体1を大型化して
も、柵体1の自重を脚部41で支持することができ、水
平回転の際には、キャスターの転がり抵抗に抗して回転
させれば良いので、回転操作が極めて円滑に行われるも
のである。以上の実施例において、貫通孔5は90°偏
倚した位置の2箇所に設けたが、さらに、細かいピッチ
で設けてきめ細かな回転位置調整を行っても本発明を逸
脱するものではない。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、柵体の支柱を地中に埋
設したホルダーに嵌入した状態で柵体を水平回転可能と
したので、回転操作が極めて円滑なものとなり、柵体の
大型化に対応できる。また、柵体の回転位置決めも支柱
の貫通孔とホルダーキャップの係止孔とを挿通している
連結杆を抜け止めして行っているから、柵体とホルダー
が一体的な構造を呈しており、確実な位置決めが期待で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す斜視図
【図2】本発明の実施例を示す要部縦断面図
【図3】本発明の水平回転式侵入防止柵の使用状態を示
す斜視図
【図4】本発明の水平回転式侵入防止柵の他の使用状態
を示す斜視図
【図5】本発明の他の実施例を示す斜視図
【符号の説明】
1 柵体 2 ホルダー 3 支柱 4 侵入防止杆 5 貫通孔 6 係止孔 7 連結杆 21 軸受部 23 ホルダーキャップ 41 脚部 42 キャスター

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円柱状の支柱に侵入防止杆を具備した柵
    体を構成し、支柱の下方部を路面に埋設した円筒状ホル
    ダーの軸受部に嵌入し、ホルダーの上端部から露呈する
    支柱の周方向に複数の貫通孔を穿孔すると共に、ホルダ
    ーの軸受部上端に蝶着されるホルダーキャップに係止孔
    を穿孔し、前記貫通孔と係止孔の重合する位置に連結杆
    を着脱自在に挿通し、該連結杆を係止手段により抜け止
    めさせて柵体をホルダーに対して水平回転不能に取付け
    たことを特徴とする水平回転式侵入防止柵。
  2. 【請求項2】 侵入防止杆に脚部が形成され、該脚部の
    下端に路面と接地するキャスターが設けられていること
    を特徴とする請求項1に記載の水平回転式侵入防止柵。
JP4035694A 1994-02-14 1994-02-14 水平回転式侵入防止柵 Pending JPH07224410A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4035694A JPH07224410A (ja) 1994-02-14 1994-02-14 水平回転式侵入防止柵

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4035694A JPH07224410A (ja) 1994-02-14 1994-02-14 水平回転式侵入防止柵

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07224410A true JPH07224410A (ja) 1995-08-22

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ID=12578370

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4035694A Pending JPH07224410A (ja) 1994-02-14 1994-02-14 水平回転式侵入防止柵

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JP (1) JPH07224410A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200450606Y1 (ko) * 2008-04-24 2010-10-15 서울메트로 승객 및 손수레의 진입 차단 장치

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6058618B2 (ja) * 1978-03-30 1985-12-20 三菱電機株式会社 バイポ−ラ符号再生回路
JPH0542314B2 (ja) * 1986-06-18 1993-06-28 Maeda Construction

Patent Citations (2)

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