JPH0722268Y2 - 血液バッグ - Google Patents
血液バッグInfo
- Publication number
- JPH0722268Y2 JPH0722268Y2 JP1990080259U JP8025990U JPH0722268Y2 JP H0722268 Y2 JPH0722268 Y2 JP H0722268Y2 JP 1990080259 U JP1990080259 U JP 1990080259U JP 8025990 U JP8025990 U JP 8025990U JP H0722268 Y2 JPH0722268 Y2 JP H0722268Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blood
- blood bag
- smooth surface
- main body
- bag
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
- External Artificial Organs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、血液を収納し分離する際に使用する血液バッ
グの改良に関するもので、特に血液バッグ本体を構成す
るシートの上端部を、平滑面に形成し、光センサーで特
定の血液成分の液面レベルを検出可能にした血液バッグ
を提供するものである。
グの改良に関するもので、特に血液バッグ本体を構成す
るシートの上端部を、平滑面に形成し、光センサーで特
定の血液成分の液面レベルを検出可能にした血液バッグ
を提供するものである。
[従来技術及び従来技術の課題] 近年、自動血液成分分離機(採血した血液を収納した血
液バッグをセットし血液成分を遠心分離処理を実施でき
る遠心分離機と分離された血液成分の色等を光センサー
で感知して、血液成分の液面レベルが所定の位置に到達
したら、血液成分移送チューブを遮断して血液成分の分
離動作を中止させることのできる分離スタンドと中止手
段を備えたもの)が普及してきた。
液バッグをセットし血液成分を遠心分離処理を実施でき
る遠心分離機と分離された血液成分の色等を光センサー
で感知して、血液成分の液面レベルが所定の位置に到達
したら、血液成分移送チューブを遮断して血液成分の分
離動作を中止させることのできる分離スタンドと中止手
段を備えたもの)が普及してきた。
血液バッグは、衛生上高圧蒸気滅菌処理を施したものが
使用されるが、血液バッグ本体を構成するシート内面が
熱によりブロッキングを生じやすいため、これを防ぐた
めにシート内面に、微小な凹凸が形成されている。
使用されるが、血液バッグ本体を構成するシート内面が
熱によりブロッキングを生じやすいため、これを防ぐた
めにシート内面に、微小な凹凸が形成されている。
しかしながら、これらの微小な凹凸は、光の透過を妨げ
るので、好ましくない。
るので、好ましくない。
そこで、本願考案者は鋭意検討を重ねた結果、血液成分
を分離層の液面の検出が容易な血液バッグを考案するに
至った。
を分離層の液面の検出が容易な血液バッグを考案するに
至った。
[課題を解決するための手段] 第1図は本願考案の血液バッグ1の概略図である。血液
バッグ1は、袋状に形成された本体2と該本体2の上端
部に装着される血液移送チューブ3,4と輸液口5,6とから
構成される。血液移送チューブ3の先端には採血針(図
示せず)が装着される。
バッグ1は、袋状に形成された本体2と該本体2の上端
部に装着される血液移送チューブ3,4と輸液口5,6とから
構成される。血液移送チューブ3の先端には採血針(図
示せず)が装着される。
本体2は可とう性合成樹脂よりなる二枚のシートの端部
を溶着して形成するかあるいは押し出しチューブの両端
部を溶着して袋状に形成される。
を溶着して形成するかあるいは押し出しチューブの両端
部を溶着して袋状に形成される。
前記本体2は最上端Aから30mmの領域S内に平滑面8が
形成されている。
形成されている。
本願考案における平滑面とは、光センサーから発光され
る光を実質的に妨げない面である。
る光を実質的に妨げない面である。
また、S領域より下部の領域Lには、微小な凹凸9が形
成されている。凹凸9の形状、大きさ、配列は、熱によ
るブロッキングを防止できるものであれば、特に限定さ
れるものではない。
成されている。凹凸9の形状、大きさ、配列は、熱によ
るブロッキングを防止できるものであれば、特に限定さ
れるものではない。
第2図から第4図は、本願考案の血液バッグ本体2の実
施例で、第2図は平滑面8を領域S全域に形成したも
の、第3図は平滑面8aを領域S内に、血液バッグ本体の
横断方向に連続して形成したもの、第4図の平滑面8bは
領域S内に血液バッグ本体の横断方向に不連続的に島状
に形成したものである。
施例で、第2図は平滑面8を領域S全域に形成したも
の、第3図は平滑面8aを領域S内に、血液バッグ本体の
横断方向に連続して形成したもの、第4図の平滑面8bは
領域S内に血液バッグ本体の横断方向に不連続的に島状
に形成したものである。
また前記第3図及び第4図においては、微妙な凹凸9は
前記領域Lの他に平滑面8a、8bを除く領域S内に形成さ
れる。
前記領域Lの他に平滑面8a、8bを除く領域S内に形成さ
れる。
次に、本願考案を血液バッグ1の使用方法について第1
図を参照しながら説明する。
図を参照しながら説明する。
採血針から採血チューブ3を経て本体2内に血液を導入
した後、血液バッグ1を自動血液成分分離機の固定板と
押圧板の間にセットする。遠心分離処理し、血液成分を
血漿層、バフィーコート層(含白血球、血小板)、赤血
球層の分離する。分離装置の分離スタンド(図示せず)
を作動させて、上澄の血漿層を血液移送チューブ4を介
して排出させ、バフィーコート層(含白血球、血小板)
が本体の所定位置に達したら、光センサーがバフィーコ
ート層の所定の液面レベルを検出して、血液成分の分離
動作を中止させる。本体2の最上端Aから30mmの領域S
は平滑面に形成されているので、光センサーからの発光
は、バフィーコート層の上昇前は、シート→シート→受
光部、バフィーコート層が所定の液面レベルに到達する
とバフィーコート層で透過を遮断されることになるの
で、血液成分を分離動作が中止されることになる。
した後、血液バッグ1を自動血液成分分離機の固定板と
押圧板の間にセットする。遠心分離処理し、血液成分を
血漿層、バフィーコート層(含白血球、血小板)、赤血
球層の分離する。分離装置の分離スタンド(図示せず)
を作動させて、上澄の血漿層を血液移送チューブ4を介
して排出させ、バフィーコート層(含白血球、血小板)
が本体の所定位置に達したら、光センサーがバフィーコ
ート層の所定の液面レベルを検出して、血液成分の分離
動作を中止させる。本体2の最上端Aから30mmの領域S
は平滑面に形成されているので、光センサーからの発光
は、バフィーコート層の上昇前は、シート→シート→受
光部、バフィーコート層が所定の液面レベルに到達する
とバフィーコート層で透過を遮断されることになるの
で、血液成分を分離動作が中止されることになる。
[考案の効果] 以上説明したように本願考案では、 血液バッグ本体を構成するシート内面が熱によりブロッ
キングを生じることなくかつ自動血液成分分離機にセッ
トしても、血液成分の液面レベルを光センサーで確実に
検出することができるので確実に血液成分分離すること
ができる。
キングを生じることなくかつ自動血液成分分離機にセッ
トしても、血液成分の液面レベルを光センサーで確実に
検出することができるので確実に血液成分分離すること
ができる。
第1図は本考案の血液バッグの概略図、第2図から第4
図は平滑面の実施例を示す概略図である。 図中、1は血液バッグ、2は血液バッグ本体、8は平滑
面、9は凹凸を示す。
図は平滑面の実施例を示す概略図である。 図中、1は血液バッグ、2は血液バッグ本体、8は平滑
面、9は凹凸を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】可とう性合成樹脂よりなり袋状に形成され
た本体と該本体の上端部に、血液移送チューブを装着し
てなる血液バッグにおいて、前記本体の最上端Aから30
mmの領域S内に平滑面を形成し、該平滑面は、(a)前
記領域S全域、(b)血液バッグ本体の横断方向に連続
して帯状、(c)血液バッグ本体の横断方向に不連続に
島状のいずれかに形成し、微少な凹凸を、(d)前記平
滑面を前記(a)に形成した場合は前記領域Sより下部
領域Lに形成し、(e)前記平滑面を前記(b)または
(c)に形成した場合は、前記領域Lの他に前記平滑面
を除く本体に形成したことを特徴とする血液バッグ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990080259U JPH0722268Y2 (ja) | 1990-07-27 | 1990-07-27 | 血液バッグ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990080259U JPH0722268Y2 (ja) | 1990-07-27 | 1990-07-27 | 血液バッグ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0437436U JPH0437436U (ja) | 1992-03-30 |
JPH0722268Y2 true JPH0722268Y2 (ja) | 1995-05-24 |
Family
ID=31625155
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990080259U Expired - Lifetime JPH0722268Y2 (ja) | 1990-07-27 | 1990-07-27 | 血液バッグ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0722268Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3668557B1 (en) * | 2017-08-14 | 2024-03-20 | Terumo Kabushiki Kaisha | Biological component collection cassette, biological component collection kit, biological component collection system, and method of manufacturing a biological component collection cassette |
CN111544296B (zh) * | 2020-06-18 | 2024-03-12 | 四川省人民医院 | 一种血液制品光能保藏袋 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6290643U (ja) * | 1985-11-28 | 1987-06-10 | ||
JPS6379940U (ja) * | 1986-11-15 | 1988-05-26 | ||
JPH0751146B2 (ja) * | 1987-04-09 | 1995-06-05 | 川澄化学工業株式会社 | 血小板保存バック |
JPH02102654A (ja) * | 1988-10-12 | 1990-04-16 | Terumo Corp | 医療用容器 |
-
1990
- 1990-07-27 JP JP1990080259U patent/JPH0722268Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0437436U (ja) | 1992-03-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |