JPH07222606A - 組合せ釦 - Google Patents
組合せ釦Info
- Publication number
- JPH07222606A JPH07222606A JP1567494A JP1567494A JPH07222606A JP H07222606 A JPH07222606 A JP H07222606A JP 1567494 A JP1567494 A JP 1567494A JP 1567494 A JP1567494 A JP 1567494A JP H07222606 A JPH07222606 A JP H07222606A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pedestal
- hole
- main body
- ornamental
- insertion part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 組付けが容易で、分離しにくい組合せ釦を提
供する。 【構成】 皿状に形成した台座１と、該台座に嵌着する
嵌挿部を備えた飾り部本体２とからなり、前記台座はそ
の底部中央に飾り部本体の嵌挿部を嵌挿する穴と、該穴
から放射状に形成した複数のスリットとを備え、前記飾
り部本体は、その嵌挿部に前記底部の穴の周辺部を嵌入
する溝を周設した。
供する。 【構成】 皿状に形成した台座１と、該台座に嵌着する
嵌挿部を備えた飾り部本体２とからなり、前記台座はそ
の底部中央に飾り部本体の嵌挿部を嵌挿する穴と、該穴
から放射状に形成した複数のスリットとを備え、前記飾
り部本体は、その嵌挿部に前記底部の穴の周辺部を嵌入
する溝を周設した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、衣服や布製品などの係
止や装飾などに用いる、台座と飾り部本体とからなる組
合せ釦に関する。
止や装飾などに用いる、台座と飾り部本体とからなる組
合せ釦に関する。
【０００２】
【従来の技術】この組合せ釦は、多種類の台座と、多種
類の飾り部本体とを適宜組合せることにより多様のデザ
インの釦を得ることができる。そして台座に飾り部本体
を固定してなる従来の組合せ釦においては、両者の固定
に接着や嵌着などの方法がとられていた。
類の飾り部本体とを適宜組合せることにより多様のデザ
インの釦を得ることができる。そして台座に飾り部本体
を固定してなる従来の組合せ釦においては、両者の固定
に接着や嵌着などの方法がとられていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】台座と飾り部本体を固
定する場合に、たとえばボンドのような接着剤を用いる
と、接着部分から接着剤のはみ出しや、接着不完全によ
る剥離や、用いる溶剤などの長期使用による薬害のため
健康上の問題等が発生するおそれがあった。また嵌着な
どの方法では使用材料や部品精度が要求され、嵌着が円
滑におこなわれなかったり、組付け後もガタがあり外れ
易いなど、作業性や品質上の問題があった。本発明は、
前記事情に鑑みてなされたもので、前記問題点を解消し
た組合せ釦を提供することを目的とする。
定する場合に、たとえばボンドのような接着剤を用いる
と、接着部分から接着剤のはみ出しや、接着不完全によ
る剥離や、用いる溶剤などの長期使用による薬害のため
健康上の問題等が発生するおそれがあった。また嵌着な
どの方法では使用材料や部品精度が要求され、嵌着が円
滑におこなわれなかったり、組付け後もガタがあり外れ
易いなど、作業性や品質上の問題があった。本発明は、
前記事情に鑑みてなされたもので、前記問題点を解消し
た組合せ釦を提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記目的に添い、本発明
は皿状に形成した台座と、該台座に嵌着する嵌挿部を備
えた飾り部本体とからなり、前記台座はその底部中央に
飾り部本体の嵌挿部を嵌挿する穴と、該穴から放射状に
形成した複数のスリットとを備え、前記飾り部本体は、
その嵌挿部に前記底部の穴の周辺部を嵌入する溝を周設
した組合せ釦とすることにより前記課題を解消した。こ
れによって台座と飾り部本体との組付け作業が容易とな
り、また組付け後は両者は簡単に分離できない。
は皿状に形成した台座と、該台座に嵌着する嵌挿部を備
えた飾り部本体とからなり、前記台座はその底部中央に
飾り部本体の嵌挿部を嵌挿する穴と、該穴から放射状に
形成した複数のスリットとを備え、前記飾り部本体は、
その嵌挿部に前記底部の穴の周辺部を嵌入する溝を周設
した組合せ釦とすることにより前記課題を解消した。こ
れによって台座と飾り部本体との組付け作業が容易とな
り、また組付け後は両者は簡単に分離できない。
【０００５】
【実施例】図１〜図４において、１は台座、２は飾り部
本体である。台座１において、１１は台座１の底部、１
２は底部１１の周囲に立設されたリング部で、これら
は、この実施例では円形状に形成してある。しかし必要
に応じて楕円形状，三角形状，四角形状，五角形状，六
角形状，八角形状及び其他の多角形状、あるいは円弧と
角形状の組合せたものなど任意の形状とすることができ
る。１３は底部１１のほぼ中央に設けた円形の穴、１４
はその穴１３から放射状に形成した複数のスリットであ
る。この実施例では等間隔に４本のスリットを設けてあ
るが、２〜８本、あるいはそれ以上の複数本のスリット
を適宜必要に応じて設けることができる。また、スリッ
ト１４の長さや数は、使用する材料や底部１１の肉厚や
形状などによって適宜設定することができる。１５は穴
１３に面する底部１１の端面周囲の上方に設けたテーパ
ー部である。１６は穴１３のテーパー部１５に続く垂直
壁で、その高さＨは後述の飾り部本体２に設けた溝２３
に対応する寸法とし、数ｍｍ、たとえば０．２ｍｍとし
てある。この台座１には合成樹脂などを用い、たとえば
ＡＢＳ樹脂，ポリエステル樹脂などが用いられる。また
金属，其他の材料を用いてもよい。この材料には特に弾
性を有するものが好ましい。
本体である。台座１において、１１は台座１の底部、１
２は底部１１の周囲に立設されたリング部で、これら
は、この実施例では円形状に形成してある。しかし必要
に応じて楕円形状，三角形状，四角形状，五角形状，六
角形状，八角形状及び其他の多角形状、あるいは円弧と
角形状の組合せたものなど任意の形状とすることができ
る。１３は底部１１のほぼ中央に設けた円形の穴、１４
はその穴１３から放射状に形成した複数のスリットであ
る。この実施例では等間隔に４本のスリットを設けてあ
るが、２〜８本、あるいはそれ以上の複数本のスリット
を適宜必要に応じて設けることができる。また、スリッ
ト１４の長さや数は、使用する材料や底部１１の肉厚や
形状などによって適宜設定することができる。１５は穴
１３に面する底部１１の端面周囲の上方に設けたテーパ
ー部である。１６は穴１３のテーパー部１５に続く垂直
壁で、その高さＨは後述の飾り部本体２に設けた溝２３
に対応する寸法とし、数ｍｍ、たとえば０．２ｍｍとし
てある。この台座１には合成樹脂などを用い、たとえば
ＡＢＳ樹脂，ポリエステル樹脂などが用いられる。また
金属，其他の材料を用いてもよい。この材料には特に弾
性を有するものが好ましい。
【０００６】飾り部本体２において、２１は本体部、２
２は円柱状の嵌挿部である。本体部２１は、その上面に
適宜の模様，色彩，凹凸などによる装飾を施す。また、
前記台座１のリング１２内に納まるよう、リング１２の
形状に対応した形状としてある。嵌挿部２２は前記台座
１の穴１３に挿入しうる径に形成してあり、周壁の一部
に溝２３を周設してある。なお嵌挿部２２の先端周囲に
アール（Ｒ）２４を設けてある。この飾り部本体２に
は、本体部２１から嵌挿部２２を貫通して複数の糸穴２
５が設けてある。飾り部本体２は金属又は合成樹脂、た
とえばポリエステル，ＡＢＳなどが用いられる。また金
属其他の材料を用いてもよい。
２は円柱状の嵌挿部である。本体部２１は、その上面に
適宜の模様，色彩，凹凸などによる装飾を施す。また、
前記台座１のリング１２内に納まるよう、リング１２の
形状に対応した形状としてある。嵌挿部２２は前記台座
１の穴１３に挿入しうる径に形成してあり、周壁の一部
に溝２３を周設してある。なお嵌挿部２２の先端周囲に
アール（Ｒ）２４を設けてある。この飾り部本体２に
は、本体部２１から嵌挿部２２を貫通して複数の糸穴２
５が設けてある。飾り部本体２は金属又は合成樹脂、た
とえばポリエステル，ＡＢＳなどが用いられる。また金
属其他の材料を用いてもよい。
【０００７】前記構成の台座１と飾り部本体２は、次の
要領で組付ける。まず、図５に示す状態に台座１と飾り
部本体２とを対応させ、台座１の穴１３に、飾り部本体
２とも対応させ、台座１の穴１３に、飾り部本体２の嵌
挿部２２を矢印方向に押し込む。飾り部本体２の嵌挿部
２２の径は、台座１の穴１３の穴径よりもやや大きく形
成してある。たとえば嵌挿部２２の径を０．１〜０．２
ｍｍ程度、穴１３の径より大きくしてある。したがっ
て、嵌挿部２２の先端によって押された台座１の底部１
１は穴１３を中心にして下方に撓む。すなわちこれは底
部１１に設けて多数のスリット１４によって、無理なく
変形する。そして嵌挿部２２の先端が穴１３の周辺に設
けたテーパー部１５によって案内されながら、穴１３内
に挿入される。そして一定の位置まで挿入されると、溝
２３に台座１の垂直壁１６が嵌入し、底部１１の撓みが
復元して図６に示すように嵌着固定される。すなわち台
座１の底部１１に形成した適当数設けた多数のスリット
により、底部１１は容易に下方に撓み、径の大きい嵌挿
部２２が容易に挿入できる。また嵌着固定したあとは底
部１１の穴１３の垂直壁１６が嵌挿部２２の周囲に設け
た溝２３に嵌入してしまうため、台座１と飾り部本体２
とは簡単に分離できない。
要領で組付ける。まず、図５に示す状態に台座１と飾り
部本体２とを対応させ、台座１の穴１３に、飾り部本体
２とも対応させ、台座１の穴１３に、飾り部本体２の嵌
挿部２２を矢印方向に押し込む。飾り部本体２の嵌挿部
２２の径は、台座１の穴１３の穴径よりもやや大きく形
成してある。たとえば嵌挿部２２の径を０．１〜０．２
ｍｍ程度、穴１３の径より大きくしてある。したがっ
て、嵌挿部２２の先端によって押された台座１の底部１
１は穴１３を中心にして下方に撓む。すなわちこれは底
部１１に設けて多数のスリット１４によって、無理なく
変形する。そして嵌挿部２２の先端が穴１３の周辺に設
けたテーパー部１５によって案内されながら、穴１３内
に挿入される。そして一定の位置まで挿入されると、溝
２３に台座１の垂直壁１６が嵌入し、底部１１の撓みが
復元して図６に示すように嵌着固定される。すなわち台
座１の底部１１に形成した適当数設けた多数のスリット
により、底部１１は容易に下方に撓み、径の大きい嵌挿
部２２が容易に挿入できる。また嵌着固定したあとは底
部１１の穴１３の垂直壁１６が嵌挿部２２の周囲に設け
た溝２３に嵌入してしまうため、台座１と飾り部本体２
とは簡単に分離できない。
【０００８】
【発明の効果】本発明の組合せ釦によれば、台座と飾り
部本体とを組付ける時に、台座のバネ機能が充分作用す
るためワンタッチで容易に嵌着固定でき作業性が向上す
るとともに、嵌着固定後においては、両者は簡単に分離
することがない。
部本体とを組付ける時に、台座のバネ機能が充分作用す
るためワンタッチで容易に嵌着固定でき作業性が向上す
るとともに、嵌着固定後においては、両者は簡単に分離
することがない。
【図１】本発明に係る組合せ釦の台座の斜視説明図であ
る。
る。
【図２】同台座の平面説明図である。
【図３】図２のＡ−Ａ断面説明図である。
【図４】本発明に係る組合せ釦の飾り部本体で、その半
分を断面にして示す説明図である。
分を断面にして示す説明図である。
【図５】本発明に係る台座と飾り部本体との組付け要領
の説明図である。
の説明図である。
【図６】同組付けを完了した組合せ釦の断面説明図であ
る。
る。
１ 台座 ２ 飾り部本体 １１ 底部 １２ リング部 １３ 穴 １４ スリット １５ テーパー部 ２２ 嵌挿部 ２３ 溝
Claims (3)
- 【請求項１】 皿状に形成した台座と、該台座に嵌着す
る嵌挿部を備えた飾り部本体とからなり、前記台座はそ
の底部中央に飾り部本体の嵌挿部を嵌挿する穴と、該穴
から放射状に形成した複数のスリットとを備え、前記飾
り部本体は、その嵌挿部に前記底部の穴の周辺部を嵌入
する溝を周設したことを特徴とする組合せ釦。 - 【請求項２】 前記台座は周囲に飾り部本体を収容する
リング部を備え、底部の穴周辺にテーパー部を備えてい
ることを特徴とする請求項１に記載の組合せ釦。 - 【請求項３】 前記飾り部本体の嵌挿部の径を、前記台
座の底部に設けた穴の径より僅かに大きく形成してある
ことを特徴とする請求項１に記載の組合せ釦。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1567494A JPH07222606A (ja) | 1994-02-10 | 1994-02-10 | 組合せ釦 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1567494A JPH07222606A (ja) | 1994-02-10 | 1994-02-10 | 組合せ釦 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07222606A true JPH07222606A (ja) | 1995-08-22 |
Family
ID=11895302
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1567494A Pending JPH07222606A (ja) | 1994-02-10 | 1994-02-10 | 組合せ釦 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07222606A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101485298B1 (ko) * | 2014-08-18 | 2015-01-23 | 최훈식 | 장신구 조립체 |
| KR101639751B1 (ko) * | 2015-11-26 | 2016-07-15 | 박승동 | 조립형 장식구 |
-
1994
- 1994-02-10 JP JP1567494A patent/JPH07222606A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101485298B1 (ko) * | 2014-08-18 | 2015-01-23 | 최훈식 | 장신구 조립체 |
| KR101639751B1 (ko) * | 2015-11-26 | 2016-07-15 | 박승동 | 조립형 장식구 |
| CN106793849A (zh) * | 2015-11-26 | 2017-05-31 | 朴胜东 | 组装型装饰装置 |
| WO2017090946A1 (ko) * | 2015-11-26 | 2017-06-01 | 박승동 | 조립형 장식구 |
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