JPH07222543A - 釣り用リールのスプールをベルト化したベルトスプールリール - Google Patents

釣り用リールのスプールをベルト化したベルトスプールリール

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JPH07222543A
JPH07222543A JP26435194A JP26435194A JPH07222543A JP H07222543 A JPH07222543 A JP H07222543A JP 26435194 A JP26435194 A JP 26435194A JP 26435194 A JP26435194 A JP 26435194A JP H07222543 A JPH07222543 A JP H07222543A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スプールヘの糸巻き量の差で巻き上げト
ルク・スピードの変動が少なく設計上有利で、釣り糸の
種類変更・予備糸交換等スプール交換が容易で仕掛落下
もスムーズな竿によくフィットし竿アクションの容易な
リールを得る。 【構成】 スプール軸を複数本設け各歯付プーリー
を係合させその歯付プーリーに、背面部に糸巻枠構造を
設けたスパン長1m前後のチェーン・タイミングベルト
・糸巻枠帯等無端歯付ベルトのベルトスプールを連係さ
せ、歯付プーリー間距離を移動可能にすると共にクラッ
チ切換えレバーと連動してベルトスプールのテンション
微調整も可能にし、駆動部の歯付プーリー中央部に駆動
用歯車を併設、リール主要諸機構部の大半をベルトスプ
ールの内側に配置し左右の一方をオープン状態とし全体
を縦長の形状にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は釣り用リール特に片軸受
・両軸受タイプの各種リールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の釣り用リールで片軸受・両軸受タ
イプの小型から大型各種(電動タイプ含)のスプール
(糸巻き部)はH型の丸枠形状をした糸巻き枠で目的
(太さ・長さ・材質)の糸を何十重にも重ね巻きしてい
た。
【0003】また、全体の諸機構部(駆動部・クラッチ
部・ドラッグ部・レベルワインド部等々)の大半はスプ
ールの外側に取り巻く様にレイアウトされ大部分のもの
はスプール着脱(交換)不可であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の片軸受・両軸受
タイプの各種リールに於ては次の様な課題があった。 1. 糸をスプールに巻き始めた芯附近といっぱい巻い
た外周部では回転中心よりの半径が2倍〜3倍程度差が
有り糸巻き量によって同じ負荷であっても巻き上げトル
クが2倍〜3倍もの差が生じ巻き上げの最後頃は重くて
疲れるし、特に電動タイプは一番トルクの必要な所で諸
設計をしなければならない不利があった。 2. 釣り目的により糸の種類を変更する必要が度々有
るが大部分のリールはスプールの交換が出来ずまた、糸
の巻き替えが大変手間取るためリールを何台も用意しな
ければならなかった。 3. スプールに数十重等幾重にも巻いた糸の一回巻き
平均糸長さは0.2m前後と短いため、太い糸を長尺必
要な場合スプールを大きくする必要が有りリール全体が
大型となり竿にフィットせず竿アクション・取扱いが困
難であった。
【0005】本発明はスプールヘの糸巻き量の差で巻き
上げトルク・スピードの変動が少なく糸の種類変更・予
備糸交換等スプール交換が容易で糸出しもスムーズなリ
ール全体外形が縦長で竿によくフィットした取扱い易く
設計的にも有利なリールを提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のベルトスプールリールはスプール軸を複数
本設け軸間距離を移動可能にすると共に各々スプロケッ
ト等歯付プーリーを係合させ各歯付プーリーに、背面部
に糸巻枠構造を設けたチェーン・タイミングベルト・糸
巻枠帯等無端歯付ベルトのベルトスプールを連係しその
背面糸巻枠部に糸巻きするベルトスプール構造とした。
【0007】上記ベルトスプールの一周長さ(スパン)
は目的に応じて0.5m〜1m等適宜長くして目的の太
さ・長さの糸を十分巻いても糸の重ね巻き量は少なくて
済むものにした。
【0008】また、リール本体の主要諸機構部はレベル
ワインド部を除き大半をベルトスプールの内側に配置し
且つ左右何れか(利き腕用により)外枠3・取付基板1
1等の片側はオープン特にベルトスプールの作動・移動
範囲はオープンに、もう片側にレベルワインド部の一部
・糸巻き用ハンドル・クラッチ切換えレバー・ドラッグ
調整レバー等の各部を配置したものである。
【0009】また、ベルトスプールを手動・電動にて駆
動するための駆動歯車を歯付プーリー1又は2個にプー
リー巾の中間を切り欠き併設し、駆動関連の機構部をベ
ルトスプールの内側に配置可能にした。
【0010】なお、ベルトスプールの外周部に糸巻き長
さに応じて1又は複数個所に突起及びマグネットを附加
し糸巻き・糸出し長さの検知を容易にした。
【0011】また、主にベルトスプール着脱目的のスプ
ール軸移動部機構とは別にベルトスプールのテンション
微調整機構を設け、テンション強(巻き上げ)・弱(糸
出し)の微調整を可能にしクラッチ切換えレバーの作動
と連動させて特にクラッチOff(スプールフリー)で
テンション弱としベルトスプールをやゝ弛ませて糸出し
をスムーズにした。
【0012】
【作用】以上のように構成されたベルトスプールリール
はスプール軸々間距離とプーリー径により適宜長くする
ことが可能となり、例えばベルトスプール背面糸巻枠の
巾40mm・1回糸巻き長さ(スパン)1mに4号から
10号程度の糸を巾いっぱい一重に巻いた長さは70m
〜100mとなり通常の釣りに於ては二重又は三重に巻
く程度で十分であり数十重にも巻く必要がなくなった。
【0013】また、スプール軸・歯付プーリーの外側に
ベルトスプールを連係するためその内側及び両側面部間
のスペースにリール本体の主要諸機構部を適宜配置する
ことが可能となりレベルワインド部を除く駆動部・クラ
ッチ部・ドラッグ部及びスプール軸移動部等をベルトス
プールの内側に配置し左右何れか片側をオープンにした
ためスプール軸移動部機構によりベルトスプールの交換
が可能となった。
【0014】そして、歯付プーリーの中間に駆動用歯車
を併設したため手動及び電動モーター駆動部もベルトス
プールの内側(モーター内蔵スプール型とは異なる)に
配置可能となりリール全体が竿に添った縦長形状に出
来、後方部を上から腋で抱え前方部を下から手で支える
ことにより竿アクションが楽に行うことが出来る。
【0015】なお、ベルトスプールヘの重ね糸巻き量が
僅かなため糸の巻き取り・糸出し長さとベルトスプール
の回転長さが略同じとなり、ベルトスプールの回転長さ
を検知して糸長さとすることが可能となった。
【0016】また、ベルトスプールのテンション微調整
機構を設けた為特に糸出し時クラッチ切換えレバーOf
f(スプールフリー)の作動と連動してテンション弱
(糸出し)で関連作動部の摩擦抵抗が少なくなり軽い仕
掛けでもスムーズに落下させることが出来る。
【0017】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
する、図1はベルトスプールリール本体1を竿29の竿
尻30の近くに竿取付金具28にて取付けた全体構造図
である(縦方向中間部を省略)、(a)は本体1・外枠
3.ベルトスプール5等の上部を適宜切り開いた状態の
平面図・(b)は本体1のA−A縦断面図である。
【0018】スプール軸A6・スプール軸B9をベルト
スプールリール本体1の前部と後部に2本配置し各々に
歯付プーリーA7.歯付プーリーB10(ローラーでも
可)を係合させその外周に後述するベルトスプール5を
連係させ、前部側のスプール軸A6歯付プーリーA7は
コ字状の取付枠26に動力伝達部のメインギヤー軸19
・メインギヤー20・クラッチ部機構21・ドラッグ部
機構22等と共に組込み保持されると共に取付枠固定ネ
ジ27複数本で縦長コ字状の取付基板11に固定されて
いる。
【0019】スプール軸B9歯付プーリーB10は前後
に移動可能にスプール軸移動部機構12に保持され移動
ナット15・移動ネジ14・支え板16によりベルトス
プール5のテンションを保つと共に移動板13の複数個
所のスライド部に長穴を設け案内ネジ17にてスライド
自在に取付基板11に取付けられスプール軸B9と歯付
プーリーB10はベルトスプール5が十分に歯付プーリ
ーA7と歯付プーリーB10より取付け・取外し可能な
位置まで移動させることが出来る、移動ナット15はダ
ブルナット等緩み防止構造のものが望ましい。
【0020】糸巻き用ハンドル25・ドラッグ調整レバ
ー23・ドラッグ部機構22・クラッチ切換えレバー2
4・クラッチ部機構21及び一部レベルワインド部機構
18等の諸機構部(各機構の詳細説明省略)の関係は、
ベルトスプール5の上下のガイドレールを兼ねたコ字状
の取付基板11の可能な限り内側で、歯付プーリーA7
の片側寄りに配置しベルトスプール5は外蓋4を開けス
プール軸移動部機構12の移動ナット15を緩めること
により移動ネジ14及び歯付プーリーB10が移動し取
付け・取外しが可能である。
【0021】歯付プーリーA7は後述の中央部にプーリ
ー歯車A8が設けられておりメインギヤー20と噛合わ
せ動力伝達され歯付プーリーA7にてベルトスプール5
を回転させベルトスプール5・多数の枠片アタッチメン
ト31の背面糸巻枠部に糸2を巻き付け可能にしたもの
である。
【0022】図2はベルトスプール5a及び歯付プーリ
ーA7の構成を示した斜視図で、無端歯付ベルト32の
各歯毎の背面に枠片アタッチメント31aを接着・熱融
着等で附加してベルト背面に糸巻枠を形成し糸2の一端
を糸固定穴48に固定し糸巻き可能なベルトスプール5
aとしたもので、糸の乾・湿・巻付け力・海水等々の諸
条件を考慮し無端歯付ベルト32にはステンレス等の心
線33を複数本埋設すると共にポリウレタンゴム等耐候
性・耐塩水・無潤滑等々に優れた材料を使用し一体焼付
け等で成形したもので特に歯面は布張り等が効果的であ
る。
【0023】歯付プーリーA7は巾方向中間部を切り欠
いた状態にし動力伝達用のプーリー歯車A8を併設した
もので、メインギヤー20と噛合い歯付プーリーA7が
駆動されベルトスプール5aを回転糸巻きする。
【0024】また、ベルトスプール5a・(5b・5c
共同様)の1又は複数個所に糸巻き・糸出し長さを検知
用の突起34やマグネット35を取付けることにより例
えば、糸長さカウンターの送りレバーを作動させたり電
気信号を取り出すセンサーとなるもので糸巻き長さが
0.1m〜1m等糸長さカウンターの単位表示に合わせ
た間隔で取付けしてある。
【0025】図3に示す別実施例ではローラーチェーン
36を2本使用したベルトスプール5bの部分斜視図
で、チェーンの各々リンクプレート37に枠片アタッチ
メント31bを取付けするための取付片38を設けリン
ク毎に枠片アタッチメント31bを溶接・接着等で附加
し糸巻枠を形成したもので、ローラーチェーン36は含
油ブッシュ・高摺動性樹脂コーティング等を施した無給
油ローラーチェーンが良いまた、枠片アタッチメント3
1b・(31a・31c共同様)は歯付プーリー部での
伸縮で糸との摩擦が生ずるためフッ素樹脂等の固体皮膜
潤滑処理を施したり糸巻き部にテフロン薄膜板等を敷く
と良い。
【0026】図4はスプロケット41を2個使用した歯
付プーリーC39の斜視図で、図3のローラーチェーン
を使用したベルトスプール5b用の実施例である、スプ
ール軸C40の中間部にはプーリー歯車A8を併設して
あるが動力伝達方法によってはチェーン用又は歯付ベル
ト用の歯車も可能である。
【0027】図5の別実施例は電動モーターを使用した
時等に有利となるかさ歯車を併設したスプール軸D43
・歯付プーリーD42の平面図で、歯付プーリーD42
の中間部の切り欠き部面方向にかさ歯車のプーリー歯車
B44を併設し電動モーター46の出力軸にかさ歯車4
5を取付けプーリー歯車B44を駆動しベルトスプール
5を回転糸巻きする。
【0028】図6はスプール軸を3本使用した例の前部
駆動部分の縦断面図で、スプール軸A6・スプール軸D
43に各々歯付プーリーA7・歯付プーリーD42を係
合させプーリー歯車A8及びプーリー歯車B44に手動
駆動のメインギヤー20及び電動モーター46のかさ歯
車45が各噛合いベルトスプール5を回転糸巻きする例
である、(電動・手動の併用巻き・ギヤー比等の詳細説
明省略)。
【0029】図7は従来リールと本発明のベルトスプー
ルリールを竿29に取付けた実釣姿勢の図で、(a)は
従来リール本体47が支持する手の前部に位置してい
る、(b)はベルトスプールリール本体1は竿に添った
縦長形状で後部を腋に当て上腕部で抱え乍ら前部を下か
ら手で支持しているものである。
【0030】図8は別実施例の無端糸巻枠帯のベルトス
プール5cで枠片アタッチメント31cをヒンジピン4
9・止メ具50(Eリング等)にて多数連結しヒンジ部
51は内曲げ自在且つ無端糸巻枠帯の歯の役目を成すも
ので歯付プーリーA7等の歯部と直接噛み合うことも、
また無端歯付ベルト32の背面複数個所に設けた取付け
用の突起部52に引掛けて(取付けて)無端歯付ベルト
32と共に回転し糸巻きするものである、(a)は枠片
アタッチメント31c・ヒンジピン49・止メ具50の
平面図で無端糸巻枠帯の一単位部品である、(b)は無
端糸巻枠帯のベルトスプール5cの部分側面図である、
(c)は無端糸巻枠帯のベルトスプール5cを歯付プー
リーA7に直接連係した部分側面図である、(b)は無
端糸巻枠帯のベルトスプール5cを無端歯付ベルト32
の背面に取付けた部分側面図である。
【0031】図9(a)はクラッチ切換えレバー24・
クラッチ部機構21の適宜位置に設けたテンション切替
レバー58とスプール軸移動部機構12によるベルトス
プール5のテンション微調整機構を附加した説明図で、
スプール軸移動部機構12の一部支え板16と移動ナッ
ト15(ダブルナット)の間に先端が移動ネジ14を挟
む形のテコレバー53(図9(b)のテコレバー53の
平面図参照)を支え板16に固定された支点部55に回
動可に取付け他端は連結桿56にてテンション切換えレ
バー58と連係しクラッチ切換えレバー24ON(テン
ション切換えレバー58共にON・テコレバー強・図実
線位置)の巻き上げ時はテコレバー53は連結桿56に
引張られて支え板16よリスプール軸移動部機構をテコ
レバー53の先端で押し離した位置となる、この位置が
ベルトスプール5の糸巻状態に張った通常のテンション
位置で常にベルトスプール5のテンションはテコレバー
53の先端に加わって支え板16とレバー比分テコレバ
ー53の他端に加わるため各作動バランスを取る引張り
バネ59を適宜設けてある。
【0032】また、クラッチ切換えレバー24Off
(テンション切換えレバー58共にOff・テコレバー
弱・図点線位置)の糸出し時は移動ナット15ワッシャ
ー60含スプール軸移動部機構は支え板16に接近する
側に移動しベルトスプール5は通常糸巻きテンションよ
り弱くやゝ弛む状態に調整される、糸の種類・釣法・ベ
ルトスプール構造等によりテンション強(図実線位置)
・弱(図点線位置)の調整移動巾は0.5mm〜5mm
程度である為連結桿56の適宜位置に調整部57を設け
ると共に糸出し時のスピードを多少押える(ブレーキ)
ことが出来る様にテコレバー53を単独でテンション強
側に移動可に連結桿56にはテコレバー53との連係部
に長穴54を設けてある。
【0033】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
た釣り用リールで以下に記載されるような効果がある。
【0034】ベルトスプールに糸巻きすることにより糸
の1巻きの長さを長く出来るため、何十重にも重ね巻き
する必要がなくなり糸巻き量の差による巻き上げトルク
・スピードの変動が殆どなく、使い易くて手動・電動共
に設計上有利となった。
【0035】ベルトスプールの交換が容易であるため、
予備糸や種類の異なる糸を巻いたベルトスプールを用意
するだけでリール本体を何種か何台も用意する必要がな
い。
【0036】また、色々な釣り目的用の糸を別のベルト
スプールに巻いて用意できるためリール本体の種類(機
種)が少なくても釣り目的の大半がカバー出来る。
【0037】リール本体外形が手動・電動共に竿に添っ
た縦長で竿全体としての重心が後方部にあるため実釣時
の全体バランスが良く竿によくフィットし腋で抱え込み
手で軽く支えることが出来竿アクションが容易である。
【0038】それにベルトスプールの回転移動長さと糸
の巻き取り・糸出し長さが略同じであるためベルトスプ
ールの移動長さを検知し糸長さとして表示が容易に可能
となった。
【0039】スパンの長いベルトスプールでもテンショ
ン微調整機構がクラッチ切換えレバーと連動(自動的
に)して特に糸出し(仕掛けの落下)スピードはスムー
ズで且つテコレバーを操作することでブレーキ(サミン
グ)を掛けることも出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体構造図で(a)は本体上部を適宜切り開い
た平面図・(b)は本体A−A縦断面図である。
【図2】ベルトスプール及び歯付プーリーの構成を示す
斜視図である。
【図3】ローラーチェーンを使用したベルトスプールの
別実施例の斜視図である。
【図4】ローラーチェーンを使用したベルトスプール用
歯付プーリーの斜視図である。
【図5】プーリー歯車にかさ歯車を用い電動モーター駆
動の構造を示す平面図である。
【図6】スプール軸を3本使用した別実施例の前部駆動
部分の縦断面図である。
【図7】(a)は従来リール(b)はベルトスプールリ
ールの各実釣姿勢の図である。
【図8】無端糸巻枠帯のベルトスプール説明図で、
(a)は一単位部品の平面図、(b)は部分側面図、
(c)は歯付プーリーに直接連係した部分側面図、
(d)は無端歯付ベルトの背面に取付けた部分側面図で
ある。
【図9】ベルトスプールのテンション微調整機構の説明
図で、(a)は機構の側面図、(b)はテコレバーの平
面図である。
【符号の説明】
1 ベルトスプールリール本体 2 糸(釣り糸) 5 ベルトスプール(5a・5b・5cは別実施例) 6・9・40・43 スプール軸 7・10・39・42 歯付プーリー 8・44 プーリー歯車 11 取付基板 12 スプール軸移動部機構 20 メインギヤー 26 取付枠 31 枠片アタッチメント(31a・31b・31c
は別実施例) 46 電動モーター 53 テコレバー 56 連結桿 58 テンション切換えレバー

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項 1】 スプール軸を複数本設け軸間距離を移
    動可能にすると共に各々スプロケット等歯付プーリーを
    係合させ各歯付プーリーに、背面部に糸巻枠構造を設け
    たチェーン・タイミングベルト等無端歯付ベルトのベル
    トスプールを連係しその背面糸巻枠部に糸巻きするベル
    トスプール構造を特徴としたベルトスプールリール。
  2. 【請求項 2】 チェーン・タイミングベルト等無端歯
    付ベルトの背面部に多数の枠片アタッチメントを附加し
    糸巻枠構造を形成した請求項1記載のベルトスプールリ
    ール用無端歯付ベルトのベルトスプール。
  3. 【請求項 3】 リール本体主要諸機構部の手動・電動
    駆動部・クラッチ部・ドラッグ部及びスプール軸移動部
    等はレベルワインド部を除きベルトスプールの内側(歯
    付側)で且つ側面左右何れか片側をオープン状態にレイ
    アウトした請求項1記載のベルトスプールリール。
  4. 【請求項 4】 歯付プーリーの軸方向巾内に切り欠き
    部を設け径方向及び切り欠き面方向に手動及び電動モー
    ターの動力伝達用の歯車を併設した請求項1記載のベル
    トスプールリール用歯付プーリー。
  5. 【請求項 5】 ベルトスプールの回転移動方向に1又
    は複数個所に糸巻き・糸出し長さを検知するための突起
    及びマグネットを附加した請求項1記載のベルトスプー
    ルリール用ベルトスプール。
  6. 【請求項 6】 多数の枠片アタッチメントを内曲げ自
    在に連結し無端糸巻枠帯を形成し歯付プーリーに直接又
    は無端歯付ベルト等の背面に着脱容易に取付け無端歯付
    ベルトを介して背面部に糸巻きすることを特徴とした請
    求項1記載のベルトスプールリール用無端糸巻枠帯のベ
    ルトスプール。
  7. 【請求項 7】 ベルトスプールのテンション微調整機
    構を設け、テンション強(巻き上げ)・弱(糸出し)の
    微調整を可能にすると共にクラッチ部機構のクラッチO
    N(巻き上げ)・Off(スプールフリー)のクラッチ
    切換えレバーの作動と連動させたことを特徴とする請求
    項1記載のベルトスプールリール用ベルトスプールテン
    ション微調整機構。
JP6264351A 1993-12-17 1994-09-21 釣り用リールのスプールをベルト化したベルトスプールリール。 Expired - Lifetime JP2652771B2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5232045A (en) * 1975-09-08 1977-03-10 Toray Ind Inc Resin composition
JPS6363860A (ja) * 1986-09-02 1988-03-22 ア−ルデイ−興産株式会社 モルタル補修ピン装置

Patent Citations (2)

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