JPH0722185Y2 - 掃除機 - Google Patents
掃除機Info
- Publication number
- JPH0722185Y2 JPH0722185Y2 JP4447589U JP4447589U JPH0722185Y2 JP H0722185 Y2 JPH0722185 Y2 JP H0722185Y2 JP 4447589 U JP4447589 U JP 4447589U JP 4447589 U JP4447589 U JP 4447589U JP H0722185 Y2 JPH0722185 Y2 JP H0722185Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dust
- vacuum cleaner
- duct
- hose
- escalator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Filters For Electric Vacuum Cleaners (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、掃除機に係わり、特に多量のごみが溜まるエ
スカレータ周囲や機械室等の掃除に好適な掃除機に関す
る。
スカレータ周囲や機械室等の掃除に好適な掃除機に関す
る。
〔従来の技術〕 一般に、短時間に多数の利用客を輸送するエスカレータ
は、駅やデパート等では多数台が据付けられて、各階間
の利用客の移動に使用されている。そして、このような
多数の利用客が使用するエスカレータの周囲や機械室等
には、利用客の靴に付着していたごみや利用客の衣服か
ら出る綿埃、或いは紙くずが、かなり多量に溜まること
が知られている。
は、駅やデパート等では多数台が据付けられて、各階間
の利用客の移動に使用されている。そして、このような
多数の利用客が使用するエスカレータの周囲や機械室等
には、利用客の靴に付着していたごみや利用客の衣服か
ら出る綿埃、或いは紙くずが、かなり多量に溜まること
が知られている。
このように、エスカレータの掃除には機械室を開いてそ
の内部の清掃を行なうことも求められるので、例えば、
エスカレータが据付けられているデパートの通常の清掃
員では、エスカレータの充分な清掃を行なうことができ
ない。それで、エスカレータの掃除はその保守を担当し
ている専門の保守員が、エスカレータ各部の点検を行な
う際に点検と同時に行なつている。
の内部の清掃を行なうことも求められるので、例えば、
エスカレータが据付けられているデパートの通常の清掃
員では、エスカレータの充分な清掃を行なうことができ
ない。それで、エスカレータの掃除はその保守を担当し
ている専門の保守員が、エスカレータ各部の点検を行な
う際に点検と同時に行なつている。
エスカレータの点検作業の為に、保守員は各種の測定
器、保守用具は、或いは安全柵等を持ち歩く必要がある
ので、エスカレータ清掃用の掃除機としても、例えば、
手軽に持ち運べる家庭用の掃除機が使用されている。
器、保守用具は、或いは安全柵等を持ち歩く必要がある
ので、エスカレータ清掃用の掃除機としても、例えば、
手軽に持ち運べる家庭用の掃除機が使用されている。
上記したように、エスカレータの清掃に家庭用の掃除機
を使用する際、エスカレータの周囲や機械室に溜まるご
みがかなり多量である為、エスカレータを５〜６台掃除
すると、掃除機内のごみが一杯になることが多い。例え
ば、エスカレータが20台据付けられているデパートでこ
のような掃除を行なうと、掃除機内のごみ捨てとフイル
タの清掃を４回程度は行なわねばならない。
を使用する際、エスカレータの周囲や機械室に溜まるご
みがかなり多量である為、エスカレータを５〜６台掃除
すると、掃除機内のごみが一杯になることが多い。例え
ば、エスカレータが20台据付けられているデパートでこ
のような掃除を行なうと、掃除機内のごみ捨てとフイル
タの清掃を４回程度は行なわねばならない。
このようなごみ捨てとフイルタの清掃は、かなりの時間
を要するものであり、この為に本来のエスカレータの点
検作業が充分に行なえないおそれがあつた。又、エスカ
レータの機械室等では、潤滑油等が用いられるので、埃
に油分が付着することが多く、このような油分を含んだ
ごみを吸いとることによつて、掃除機のフイルタの目詰
まりが生じ、その使用寿命が短縮されるという問題もあ
つた。
を要するものであり、この為に本来のエスカレータの点
検作業が充分に行なえないおそれがあつた。又、エスカ
レータの機械室等では、潤滑油等が用いられるので、埃
に油分が付着することが多く、このような油分を含んだ
ごみを吸いとることによつて、掃除機のフイルタの目詰
まりが生じ、その使用寿命が短縮されるという問題もあ
つた。
本考案の目的は、多量のごみや油分を含んだごみの掃除
を効率的に行なうことの出来る掃除機を提供することに
ある。
を効率的に行なうことの出来る掃除機を提供することに
ある。
上記目的は、一端に吸込用ノズルを備えたホースと、こ
のホースの他端が着脱自在に連結された本体とを有する
掃除機において、前記ホースを少なくとも２分割に構成
するとともに、この分割部分に、分割されたホースの夫
々の一端が連結される入口及び出口を有し、この入口の
吐出口から吐出されたごみを捕捉するダクト本体を設
け、且つ、このダクト本体の少なくとも吐出口をダクト
本体内部の側壁に対向させたことにより、達成される。
のホースの他端が着脱自在に連結された本体とを有する
掃除機において、前記ホースを少なくとも２分割に構成
するとともに、この分割部分に、分割されたホースの夫
々の一端が連結される入口及び出口を有し、この入口の
吐出口から吐出されたごみを捕捉するダクト本体を設
け、且つ、このダクト本体の少なくとも吐出口をダクト
本体内部の側壁に対向させたことにより、達成される。
ダクト本体は、少なくとも２分割されたホースの分割部
分に設けられ、入口の吐出口から吐出されたごみを捕捉
するようになつている。そして、このダクト本体の入口
の吐出口はダクト本体内部の側壁に対向することから、
吐出されたごみが側壁に衝突し落下して底部に堆積され
る。一方、比重の小さい空気等は、側壁に衝突したのち
ダクト本体内部を流動し、出口より分割されたホースを
介して掃除機本体に吸込まれるようになつている。
分に設けられ、入口の吐出口から吐出されたごみを捕捉
するようになつている。そして、このダクト本体の入口
の吐出口はダクト本体内部の側壁に対向することから、
吐出されたごみが側壁に衝突し落下して底部に堆積され
る。一方、比重の小さい空気等は、側壁に衝突したのち
ダクト本体内部を流動し、出口より分割されたホースを
介して掃除機本体に吸込まれるようになつている。
これにより、掃除機本体へのごみの流入は小さなごみと
なるので、掃除機本体のごみ処理の頻度を少なくでき、
且つ、比重の大きい油分を含んだごみ等の流入は防止さ
れるので、フイルタの使用寿命も延長出来る。さらに、
ごみをダクト本体から直接ごみ袋等へ排出でき、このご
み処理を極めて簡単に行なうことが出来る。
なるので、掃除機本体のごみ処理の頻度を少なくでき、
且つ、比重の大きい油分を含んだごみ等の流入は防止さ
れるので、フイルタの使用寿命も延長出来る。さらに、
ごみをダクト本体から直接ごみ袋等へ排出でき、このご
み処理を極めて簡単に行なうことが出来る。
以下、本考案の一実施例を図に基づき説明する。第１図
及び第２図は本考案の掃除機の一実施例を示す図で、第
１図は全体構成を示す説明図、第２図はダクト本体を示
す要部縦断面図である。図において、１は掃除機本体、
2a、2bは分割されたホースで、ホース2aの一端には吸込
用ノズル３が設けられている。他端は、ごみを捕捉する
ダクト本体４に設けられる入口5aに着脱自在に接続され
ている。一方、ホース2bの一端は、ホース2aと同様、ダ
クト本体４の出口5bに着脱自在に接続され、他端は、掃
除機本体１に着脱自在に連結されている。6aは、入口5a
に設けられ、ダクト本体４の内部側壁に対向する吐出
口、6bは、出口5bに設けられ、ダクト本体４の内部側壁
に対向する開口部、８はダクト本体４の側壁に設けられ
たごみ排出口をふさぐ横蓋である。
及び第２図は本考案の掃除機の一実施例を示す図で、第
１図は全体構成を示す説明図、第２図はダクト本体を示
す要部縦断面図である。図において、１は掃除機本体、
2a、2bは分割されたホースで、ホース2aの一端には吸込
用ノズル３が設けられている。他端は、ごみを捕捉する
ダクト本体４に設けられる入口5aに着脱自在に接続され
ている。一方、ホース2bの一端は、ホース2aと同様、ダ
クト本体４の出口5bに着脱自在に接続され、他端は、掃
除機本体１に着脱自在に連結されている。6aは、入口5a
に設けられ、ダクト本体４の内部側壁に対向する吐出
口、6bは、出口5bに設けられ、ダクト本体４の内部側壁
に対向する開口部、８はダクト本体４の側壁に設けられ
たごみ排出口をふさぐ横蓋である。
次に、このように構成される実施例の動作を説明する。
掃除機本体１を動作させ、吸込用ノズル３からごみを吸
込むと、このごみはホース2a内を通り、入口5a、吐出口
6aを介してダクト本体４内に吐出される。そしてごみ
は、ダクト本体４内の側壁に衝突して底部に落下する。
例えば、油分を含む重いごみは、速やかに自重で底部に
堆積され、その他のごみも、次々と側壁に沿つて送り込
まれるごみに押し付けられるようにして、大部分のごみ
が底部に集積される。一方、ダクト本体４内に入つた空
気は、矢印７の様に流れ、開口部6bより出口5b、ホース
2bを介して掃除機本体１に吸込まれる。この時、小さな
ごみも空気と共に掃除機本体１に吸込まれるが、この小
さなごみは、掃除機本体１内に設けられているフイルタ
（図示せず）に集められ、清浄な空気が掃除機本体１よ
り外部に放出される。このようにして掃除が行われ、ダ
クト本体４内のごみが一杯になると、横蓋８を開けるこ
とにより、ごみが捨てられる。
掃除機本体１を動作させ、吸込用ノズル３からごみを吸
込むと、このごみはホース2a内を通り、入口5a、吐出口
6aを介してダクト本体４内に吐出される。そしてごみ
は、ダクト本体４内の側壁に衝突して底部に落下する。
例えば、油分を含む重いごみは、速やかに自重で底部に
堆積され、その他のごみも、次々と側壁に沿つて送り込
まれるごみに押し付けられるようにして、大部分のごみ
が底部に集積される。一方、ダクト本体４内に入つた空
気は、矢印７の様に流れ、開口部6bより出口5b、ホース
2bを介して掃除機本体１に吸込まれる。この時、小さな
ごみも空気と共に掃除機本体１に吸込まれるが、この小
さなごみは、掃除機本体１内に設けられているフイルタ
（図示せず）に集められ、清浄な空気が掃除機本体１よ
り外部に放出される。このようにして掃除が行われ、ダ
クト本体４内のごみが一杯になると、横蓋８を開けるこ
とにより、ごみが捨てられる。
本実施例によれば、大きなごみや油分を含んだごみは全
てダクト本体４で捕捉されるために、掃除機本体１のフ
イルタには少量の小さなごみしか集められない。従つ
て、ダクト本体４を或る程度の容量とすることにより、
掃除機本体１からのごみ捨てやフイルタの清掃の頻度は
少なくなる。又、油分を含んだごみが掃除機本体１のフ
イルタに付着しないため、このフイルタの使用寿命を大
幅に延長することができる。
てダクト本体４で捕捉されるために、掃除機本体１のフ
イルタには少量の小さなごみしか集められない。従つ
て、ダクト本体４を或る程度の容量とすることにより、
掃除機本体１からのごみ捨てやフイルタの清掃の頻度は
少なくなる。又、油分を含んだごみが掃除機本体１のフ
イルタに付着しないため、このフイルタの使用寿命を大
幅に延長することができる。
尚、本実施例では、出口5bの開口部6bもダクト本体４内
の側壁に対向するようにしたが、側壁以外の部分に対向
させるようにしても良い。
の側壁に対向するようにしたが、側壁以外の部分に対向
させるようにしても良い。
本考案によれば、掃除機本体へのごみの流入は小さなご
みのみとなるばかりか、ごみ処理をダクト本体から極め
て簡単に行なうことができる。従つて、掃除機内のごみ
捨てとフイルタ清掃の頻度が少なくなることから、この
掃除機を用いて行なう清掃時間を短縮することができ、
保守員は本来の点検作業を十分行なうことができるとい
う効果がある。又、油分を含んだごみの掃除機本体への
流入を防止することができるので、フイルタの使用寿命
を延長できるという効果がある。
みのみとなるばかりか、ごみ処理をダクト本体から極め
て簡単に行なうことができる。従つて、掃除機内のごみ
捨てとフイルタ清掃の頻度が少なくなることから、この
掃除機を用いて行なう清掃時間を短縮することができ、
保守員は本来の点検作業を十分行なうことができるとい
う効果がある。又、油分を含んだごみの掃除機本体への
流入を防止することができるので、フイルタの使用寿命
を延長できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】 第１図及び第２図は本考案の掃除機の一実施例を示す図
で、第１図は全体構成を示す説明図、第２図はダクト本
体を示す要部縦断面図である。 １……掃除機本体、2a、2b……ホース、３……吸込用ノ
ズル、４……ダクト本体、5a……入口、5b……出口、6a
……吐出口、８……横蓋。
で、第１図は全体構成を示す説明図、第２図はダクト本
体を示す要部縦断面図である。 １……掃除機本体、2a、2b……ホース、３……吸込用ノ
ズル、４……ダクト本体、5a……入口、5b……出口、6a
……吐出口、８……横蓋。
Claims (1)
- 【請求項１】一端に吸込用ノズルを備えたホースと、こ
のホースの他端が着脱自在に連結された本体とを有する
掃除機において、前記ホースを少なくとも２分割に構成
するとともに、この分割部分に、分割されたホースの夫
々の一端が連結される入口及び出口を有し、この入口の
吐出口から吐出されたごみを捕捉するダクト本体を設
け、且つ、このダクト本体の少なくとも吐出口をダクト
本体内部の側壁に対向させたことを特徴とする掃除機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4447589U JPH0722185Y2 (ja) | 1989-04-18 | 1989-04-18 | 掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4447589U JPH0722185Y2 (ja) | 1989-04-18 | 1989-04-18 | 掃除機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02134958U JPH02134958U (ja) | 1990-11-08 |
| JPH0722185Y2 true JPH0722185Y2 (ja) | 1995-05-24 |
Family
ID=31557813
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4447589U Expired - Lifetime JPH0722185Y2 (ja) | 1989-04-18 | 1989-04-18 | 掃除機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0722185Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2023286294A1 (ja) * | 2021-07-15 | 2023-01-19 | 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 | 掃除システム及び電気掃除機を載置するスタンド |
-
1989
- 1989-04-18 JP JP4447589U patent/JPH0722185Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2023286294A1 (ja) * | 2021-07-15 | 2023-01-19 | 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 | 掃除システム及び電気掃除機を載置するスタンド |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02134958U (ja) | 1990-11-08 |
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