JPH07221166A - 位置合せマーク並びに該マークを有する電子装置及びその製造方法 - Google Patents

位置合せマーク並びに該マークを有する電子装置及びその製造方法

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JPH07221166A
JPH07221166A JP457095A JP457095A JPH07221166A JP H07221166 A JPH07221166 A JP H07221166A JP 457095 A JP457095 A JP 457095A JP 457095 A JP457095 A JP 457095A JP H07221166 A JPH07221166 A JP H07221166A
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reflectance pattern
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アライメント精度を高くし、しかも位置合せ
に要する時間を短縮可能にする位置合せマークを得んと
する。 【構成】 チップ4のコーナ部表面のSiO2膜5上
に、位置合せマーク6が形成されている。この位置合せ
マーク6は、アルミニウムの帯である高反射率パターン
6aがX,Y方向に直交するような十字形状に形成さ
れ、且つこのようなアルミニウムの帯の幅方向中央には
長手方向(X,Y方向)に沿って、下地SiO2膜5が
露出する十字形状の低反射率パターン6bが形成されて
成る。これら高反射率パターン6a〜6aと低反射率パ
ターン6bの輪郭は、夫々X,Y方向の成分である直線
パターン部で構成されているため、ビデオモニターで位
置合せを行なう際に照準が定め易く、位置合せに要する
時間が短縮される。これにより位置合せ精度の向上が図
られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の製造工程
において、半導体ウエハ等に形成される位置合せマーク
に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造工程においては、ウエ
ハのダイシング処理やリソグラフィー処理に際して、ウ
エハの位置合せを必要とする。
【0003】従来、ウエハのダイシング処理等を行なう
場合、アライメント用ターゲットパターンとして、チッ
プ内の特定のAl配線パターンを決めておいて、このパ
ターンをモニターして位置合せの基準としていた。しか
しながら、このような方法に依ると、特定のAl配線パ
ターンを捜すのに試行錯誤をするため、時間を要し、ま
た、ウエハ表面のオーバーコート膜の膜厚,膜質の変動
やダイサー照明のバラツキなどでアライメントエラーを
起し易くスループットが小さくなるという問題点があっ
た。
【0004】斯る問題を解消する方法としては、特開昭
62−159441号公報記載の位置合せマークをウエ
ハに形成する方法が知られている。
【0005】図9は、この従来例の位置合せマーク1を
示す拡大図である。この位置合せマーク1は、図8に示
すように、ウエハ2の表面にX,Y方向に沿って格子状
に形成されたスクライブライン3〜3で画成されるチッ
プ4の一つのコーナ部に描かれ、X,Y方向に直交する
十字形状となっている。また、この位置合せマーク1の
中心部には、正三角形状の精密位置合せ用マーク1aが
描かれている。このように、位置合せマーク1内に精密
位置合せ用マーク1aを内包する構成であり、例えば走
査型電子顕微鏡を低倍率から高倍率に段階的に倍率を上
げることにより、高精度の位置合せが出来るように図っ
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の位置合せマークにあっては、位置合せを低倍
率から高倍率へ段階的に倍率を上げながら操作するた
め、時間がかかるという問題点があった。
【0007】また、ビデオモニターを用いて、図7に示
すようなターゲットエリア内にウエハ上の位置合せマー
クを入れようとする場合、適確に入れるまでに試行錯誤
を要し時間がかかるという問題点があった。特に、位置
合せマークにX,Y方向の成分が少ないため、ターゲッ
トエリアの中心をマーク中心に合せずらいものであっ
た。
【0008】本発明は、このような従来の問題点に着目
して創案されたものであって、アライメント精度を高く
し、しかも位置合せに要する時間を短縮可能にする位置
合せマークを得んとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、金属
配線による高反射率パターンと絶縁膜による低反射率パ
ターンの組合わせにより形成された半導体装置の位置合
せマークにおいて、前記高反射率パターンは中心点から
X,Y方向に延びる直線パターン部を有し、前記低反射
率パターンは前記中心点からX,Y方向に延びる直線パ
ターン部を有すると共に、前記高反射率パターンの直線
パターン部の中に前記低反射率パターンの直線パターン
部を略十字形状に形成することを、その解決手段として
いる。
【0010】
【作用】高反射率パターン及び低反射率パターンは、夫
々、X,Y方向に延びる直線パターン部を有すると共
に、前記高反射率パターンの直線パターン部の中に前記
低反射率パターンの直線パターン部を略十字形状に形成
するため、モニター上のターゲットエリアを前記直線パ
ターン部を手掛りとして位置合せマークに合せ易い作用
がある。
【0011】反射率の異なる高反射率パターンと低反射
率パターンとが、モニター側の認識性を高め、確実な位
置合せを可能にする。
【0012】
【実施例】以下、本発明に係る位置合せマークの詳細を
図面に示す実施例に基づいて説明する。
【0013】図1は、本発明の第1実施例を示す拡大平
面図であって、図8に示すようなウエハ2の表面にX,
Y方向に沿って格子状に形成されたスクライブライン3
〜3で画成されるチップ4コーナ部表面のSiO2膜5
上に形成された位置合せマーク6を示している。この位
置合せマーク6は、アルミニウムの帯である高反射率パ
ターン6aがX,Y方向に直交するような十字形状に形
成され、且つこのようなアルミニウムの帯の幅方向中央
には長手方向(X,Y方向)に沿って、下地SiO2
5が露出する十字形状の低反射率パターン6bが形成さ
れて成る。なお、この位置合せマーク6を形成する方法
としては、ウエハにアルミ配線を形成する工程に組み込
めばよく、別途工程を増やすことがない。
【0014】斯る高反射率パターン6a〜6aと低反射
率パターン6bの輪郭は、夫々X,Y方向の成分である
直線パターン部で構成されているため、ビデオモニター
で位置合せを行なう際に照準を定め易くする利点があ
る。
【0015】また、ビデオモニターのターゲットエリア
内にこの位置合せマークを入れた状態で、高反射率部分
と低反射率部分の面積比を約3:2程度に設定すれば、
ビデオモニター側でその明暗度を検出して位置合せが行
い易くなる。
【0016】図2は、本発明の第2実施例を示してい
る。
【0017】本実施例の位置合せマークは、上記第1実
施例のマークを囲繞する高反射率枠パターン6cを加え
たものであって、高反射率パターン6aと高反射率枠パ
ターン6cとで囲まれる部分が、SiO2膜5が露出し
た矩形の低反射率パターン6dとなっている。
【0018】本実施例においても、高反射率部分と低反
射率部分との面積比を3:2程度に設定することによ
り、ビデオモニター側での位置検出を容易にすることが
可能である。
【0019】図3は、本発明の第3実施例を示したもの
であって、本実施例は、十字形状の高反射率パターン6
aと中心点を同じくする十字形状の低反射率パターン6
eを、該高反射率パターン6a内に形成した構成となっ
ている。この低反射率パターン6eは、下地SiO2
5を露出させて形成したものである。
【0020】図4は、本発明の第4実施例を示してい
る。
【0021】本実施例は、高反射率パターン6fを略T
字形状にアルミニウム膜の帯で形成し、該アルミニウム
膜の帯の幅方向中央に長手方向(X,Y方向)に沿って
下地SiO2膜5を露出させて略十字形状の低反射率パ
ターン6gを形成して成る。なお、高反射率パターン6
fと低反射率パターン6gとは、その中心点を同一とす
るものであり、低反射率パターン6gをモニターがとら
えることにより、精度の高い位置合せを可能にしてい
る。
【0022】図5は、本発明の第5実施例を示してい
る。
【0023】本実施例に係る位置合せマーク6は、同図
に示すように略L字形状のものであって、高反射率パタ
ーン6hのアルミニウム膜の帯の幅方向の中央に長手方
向に沿って下地SiO2膜5を露出させ交叉する概略十
字形状の低反射率パターン6iを形成してなる。
【0024】図6は、本発明の第6実施例を示してい
る。
【0025】本実施例の位置合せマーク6は、夫々、輪
郭が十字形状の高反射率パターン6j、低反射率パター
ン6k、高反射率パターン6lをその中心を一致させて
形成したものであって、高反射率パターン6jの内側に
低反射率パターン6kが、低反射率パターン6kの内側
に高反射率パターン6lが位置している。
【0026】本実施例にあっては、高反射率パターン6
i,6l、低反射率パターン6kの夫々の輪郭を構する
X,Y方向の直線パターンが多いため、位置合せが行な
い易くなる。
【0027】以上、実施例について説明したが、本発明
は、この他各種の設計変更が可能であり、例えば上記各
実施例においては、チップ4の表面のSiO2膜5上に
位置合せマーク6を形成したが、他の絶縁膜(SiXY
等)の上に形成しても勿論よい。
【0028】また、上記各実施例においては、金属配線
がアルミニウムの場合に適用して説明したが、他の金属
であっても勿論よい。
【0029】なお、上記各実施例における位置合せマー
ク6の寸法は、ビデオモニターのターゲットエリアと同
等の大きさが好ましい。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る位置合せマークは、位置合せ精度を向上して確実
なダイシング処理やリソグラフィー処理を可能にする効
果がある。
【0031】また、X,Y方向の直線パターンを多く有
するため、位置合せに要する時間の短縮化を可能にする
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る位置合せマークの第1実施例を示
す拡大平面図。
【図2】同第2実施例を示す拡大平面図。
【図3】同第3実施例を示す拡大平面図。
【図4】同第4実施例を示す拡大平面図。
【図5】同第5実施例を示す拡大平面図。
【図6】同第6実施例を示す拡大平面図。
【図7】ビデオモニターのターゲットエリアを示す説明
図。
【図8】ウエハの平面図。
【図9】従来例の拡大図。
【符号の説明】
4…チップ 5…SiO2膜 6…位置合せマーク 6a,6f,6h,6j,6l…高反射率パターン 6b,6d,6e,6g,6i,6k…低反射率パター
ン 6c…高反射率枠パターン
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年1月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 位置合せマーク並びに該マークを有す
る電子装置及びその製造方法
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の製造工程
における半導体ウエハ等に形成される位置合せマーク
びに該マークを有する電子装置及びその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造工程においては、ウエ
ハのダイシング処理やリソグラフィー処理に際して、ウ
エハの位置合せを必要とする。
【0003】従来、ウエハのダイシング処理等を行なう
場合、アライメント用ターゲットパターンとして、チッ
プ内の特定のAl配線パターンを決めておいて、このパ
ターンをモニターして位置合せの基準としていた。しか
しながら、このような方法に依ると、特定のAl配線パ
ターンを捜すのに試行錯誤をするため、時間を要し、ま
た、ウエハ表面のオーバーコート膜の膜厚,膜質の変動
やダイサー照明のバラツキなどでアライメントエラーを
起し易くスループットが小さくなるという問題点があっ
た。
【0004】斯る問題を解消する方法としては、特開昭
62−159441号公報記載の位置合せマークをウエ
ハに形成する方法が知られている。
【0005】図9は、この従来例の位置合せマーク1を
示す拡大図である。この位置合せマーク1は、図8に示
すように、ウエハ2の表面にX,Y方向に沿って格子状
に形成されたスクライブライン3〜3で画成されるチッ
プ4の一つのコーナ部に描かれ、X,Y方向に直交する
十字形状となっている。また、この位置合せマーク1の
中心部には、正三角形状の精密位置合せ用マーク1aが
描かれている。このように、位置合せマーク1内に精密
位置合せ用マーク1aを内包する構成であり、例えば走
査型電子顕微鏡を低倍率から高倍率に段階的に倍率を上
げることにより、高精度の位置合せが出来るように図っ
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の位置合せマークにあっては、位置合せを低倍
率から高倍率へ段階的に倍率を上げながら操作するた
め、時間がかかるという問題点があった。
【0007】また、ビデオモニターを用いて、図7に示
すようなターゲットエリア内にウエハ上の位置合せマー
クを入れようとする場合、適確に入れるまでに試行錯誤
を要し時間がかかるという問題点があった。特に、位置
合せマークにX,Y方向の成分が少ないため、ターゲッ
トエリアの中心をマーク中心に合せずらいものであっ
た。
【0008】本発明は、このような従来の問題点に着目
して創案されたものであって、アライメント精度を高く
し、しかも位置合せに要する時間を短縮可能にする位置
合せマークを得んとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、金属
配線による高反射率パターンと絶縁膜による低反射率パ
ターンの組合わせにより形成された半導体装置の位置合
せマークにおいて、前記高反射率パターンは中心点から
X,Y方向に延びる直線パターン部を有し、前記低反射
率パターンは前記中心点からX,Y方向に延びる直線パ
ターン部を有すると共に、前記高反射率パターンの直線
パターン部の中に前記低反射率パターンの直線パターン
部を略十字形状に形成することを、その解決手段として
いる。
【0010】
【作用】高反射率パターン及び低反射率パターンは、夫
々、X,Y方向に延びる直線パターン部を有すると共
に、前記高反射率パターンの直線パターン部の中に前記
低反射率パターンの直線パターン部を略十字形状に形成
するため、モニター上のターゲットエリアを前記直線パ
ターン部を手掛りとして位置合せマークに合せ易い作用
がある。
【0011】反射率の異なる高反射率パターンと低反射
率パターンとが、モニター側の認識性を高め、確実な位
置合せを可能にする。
【0012】
【実施例】以下、本発明に係る位置合せマークの詳細を
図面に示す実施例に基づいて説明する。
【0013】図1は、本発明の第1実施例を示す拡大平
面図であって、図8に示すようなウエハ2の表面にX,
Y方向に沿って格子状に形成されたスクライブライン3
〜3で画成されるチップ4コーナ部表面のSiO膜5
上に形成された位置合せマーク6を示している。この位
置合せマーク6は、アルミニウムの帯である高反射率パ
ターン6aがX,Y方向に直交するような十字形状に形
成され、且つこのようなアルミニウムの帯の幅方向中央
には長手方向(X,Y方向)に沿って、下地SiO
5が露出する十字形状の低反射率パターン6bが形成さ
れて成る。なお、この位置合せマーク6を形成する方法
としては、ウエハにアルミ配線を形成する工程に組み込
めばよく、別途工程を増やすことがない。
【0014】斯る高反射率パターン6a〜6aと低反射
率パターン6bの輪郭は、夫々X,Y方向の成分である
直線パターン部で構成されているため、ビデオモニター
で位置合せを行なう際に照準を定め易くする利点があ
る。
【0015】また、ビデオモニターのターゲットエリア
内にこの位置合せマークを入れた状態で、高反射率部分
と低反射率部分の面積比を約3:2程度に設定すれば、
ビデオモニター側でその明暗度を検出して位置合せが行
い易くなる。
【0016】図2は、本発明の第2実施例を示してい
る。
【0017】本実施例の位置合せマークは、上記第1実
施例のマークを囲繞する高反射率枠パターン6cを加え
たものであって、高反射率パターン6aと高反射率枠パ
ターン6cとで囲まれる部分が、SiO膜5が露出し
た矩形の低反射率パターン6dとなっている。
【0018】本実施例においても、高反射率部分と低反
射率部分との面積比を3:2程度に設定することによ
り、ビデオモニター側での位置検出を容易にすることが
可能である。
【0019】図3は、本発明の第3実施例を示したもの
であって、本実施例は、十字形状の高反射率パターン6
aと中心点を同じくする十字形状の低反射率パターン6
eを、該高反射率パターン6a内に形成した構成となっ
ている。この低反射率パターンeは、下地SiO膜5
を露出させて形成したものである。
【0020】図4は、本発明の第4実施例を示してい
る。
【0021】本実施例は、高反射率パターン6fを略T
字形状にアルミニウム膜の帯で形成し、該アルミニウム
膜の帯の幅方向中央に長手方向(X,Y方向)に沿って
下地SiO膜5を露出させて略十字形状の低反射率パ
ターン6gを形成して成る。なお、高反射率パターン6
fと低反射率パターン6gとは、その中心点を同一とす
るものであり、低反射率パターン6gをモニターがとら
えることにより、精度の高い位置合せを可能にしてい
る。
【0022】図5は、本発明の第5実施例を示してい
る。
【0023】本実施例に係る位置合せマーク6は、同図
に示すように略L字形状のものであって、高反射率パタ
ーン6hのアルミニウム膜の帯の幅方向の中央に長手方
向に沿って下地SiO膜5を露出させ交叉する概略十
字形状の低反射率パターン6iを形成してなる。
【0024】図6は、本発明の第6実施例を示してい
る。
【0025】本実施例の位置合せマーク6は、夫々、輪
郭が十字形状の高反射率パターン6j、低反射率パター
ン6k、高反射率パターン6lをその中心を一致させて
形成したものであって、高反射率パターン6jの内側に
低反射率パターン6kが、低反射率パターン6kの内側
に高反射率パターン6lが位置している。
【0026】本実施例にあっては、高反射率パターン6
i,6l、低反射率パターン6kの夫々の輪郭を構する
X,Y方向の直線パターンが多いため、位置合せが行な
い易くなる。
【0027】以上、実施例について説明したが、本発明
は、この他各種の設計変更が可能であり、例えば上記各
実施例においては、チップ4の表面のSiO膜5上に
位置合せマーク6を形成したが、他の絶縁膜(Si
)の上に形成しても勿論よい。
【0028】また、上記各実施例においては、金属配線
がアルミニウムの場合に適用して説明したが、他の金属
であっても勿論よい。
【0029】なお、上記各実施例における位置合せマー
ク6の寸法は、ビデオモニターのターゲットエリアと同
等の大きさが好ましい。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る位置合せマーク及び該マークを有する電子装置
は、位置合せ精度を向上して確実なダイシング処理やリ
ソグラフィー処理を可能にする効果がある。
【0031】また、X,Y方向の直線パターンを多く有
するため、位置合せに要する時間の短縮化を可能にする
効果がある。
【0032】さらに、前記位置合せマークを有する電子
装置の製造方法では、モニター側で高反射率部分と低反
射率部分の明暗度を検出して位置合せを行い易くするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る位置合せマークの第1実施例を示
す拡大平面図。
【図2】同第2実施例を示す拡大平面図。
【図3】同第3実施例を示す拡大平面図。
【図4】同第4実施例を示す拡大平面図。
【図5】同第5実施例を示す拡大平面図。
【図6】同第6実施例を示す拡大平面図。
【図7】ビデオモニターのターゲットエリアを示す説明
図。
【図8】ウエハの平面図。
【図9】従来例の拡大図。
【符号の説明】 4…チップ 5…SiO膜 6…位置合せマーク 6a,6f,6h,6j,6l…高反射率パターン 6b,6d,6e,6g,6i,6k…低反射率パター
ン 6c…高反射率枠パターン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/301

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属配線による高反射率パターンと絶縁
    膜による低反射率パターンの組合わせにより形成された
    半導体装置の位置合せマークにおいて、 前記高反射率パターンは中心点からX,Y方向に延びる
    直線パターン部を有し、前記低反射率パターンは前記中
    心点からX,Y方向に延びる直線パターン部を有すると
    共に、前記高反射率パターンの直線パターン部の中に前
    記低反射率パターンの直線パターン部を略十字形状に形
    成したことを特徴とする位置合せマーク。
  2. 【請求項2】 金属配線による高反射率パターンと絶縁
    膜による低反射率パターンの組合わせにより形成された
    半導体装置の位置合せマークにおいて、 中心点からX,Y方向に延びる直線パターン部を有する
    高反射率パターンと、 前記中心点からX,Y方向に延びる直線パターン部を有
    する低反射率パターンと、 前記高反射率パターンと低反射率パターンとを囲繞する
    枠パターンを備えると共に、 前記高反射率パターンの直線パターン部の中に前記低反
    射率パターンの直線パターン部を略十字形状に形成した
    ことを特徴とする位置合せマーク。
JP457095A 1995-01-17 1995-01-17 位置合せマーク並びに該マークを有する電子装置及びその製造方法 Expired - Lifetime JP2650182B2 (ja)

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Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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