JPH07220513A - 可変反射板を有する照明器具 - Google Patents
可変反射板を有する照明器具Info
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- F21Y—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES F21K, F21L, F21S and F21V, RELATING TO THE FORM OR THE KIND OF THE LIGHT SOURCES OR OF THE COLOUR OF THE LIGHT EMITTED
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 光源１７と反射板１５が天井１の凹部３に設
けられる照明器具において、室内の照度をより向上さ
せ、柔らかい光を演出できるようにする。 【構成】 図示しない棒の先端のかぎ型の部分を、反射
板１５の中央のフックプレート３７の孔３９に引っ掛
け、下方に引っ張ると、反射板１５は中央より折れるよ
うにして下方に突出する（図（ｂ））。反射板１５を構
成する２枚の分割部分２１は、第一の回動軸２５回りに
回動して突出動作する。また中央には、各分割部分２１
に第二の回動軸２７が設けられ、カバープレート２９が
回動可能に設けられている。この２枚のカバープレート
２９を連結する第三の回動軸３１はガイド溝にガイドさ
れる。図示しない棒で反射板１５などを逆方向にに押し
上げると、前記回動は逆方向に行われ、カバープレート
２９は閉じ、反射板１５は元の状態に戻る（図
（ａ））。
けられる照明器具において、室内の照度をより向上さ
せ、柔らかい光を演出できるようにする。 【構成】 図示しない棒の先端のかぎ型の部分を、反射
板１５の中央のフックプレート３７の孔３９に引っ掛
け、下方に引っ張ると、反射板１５は中央より折れるよ
うにして下方に突出する（図（ｂ））。反射板１５を構
成する２枚の分割部分２１は、第一の回動軸２５回りに
回動して突出動作する。また中央には、各分割部分２１
に第二の回動軸２７が設けられ、カバープレート２９が
回動可能に設けられている。この２枚のカバープレート
２９を連結する第三の回動軸３１はガイド溝にガイドさ
れる。図示しない棒で反射板１５などを逆方向にに押し
上げると、前記回動は逆方向に行われ、カバープレート
２９は閉じ、反射板１５は元の状態に戻る（図
（ａ））。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、照明器具の構造に関
する。
する。
【０００２】
【従来の技術】照明器具には、光源と反射板を有するも
のがある。反射板は、光源からの光を効率良く集め投光
するためのものである。このような照明器具は天井面に
取り付けられたり、天井面の凹部に埋め込まれるように
して取り付けられる。
のがある。反射板は、光源からの光を効率良く集め投光
するためのものである。このような照明器具は天井面に
取り付けられたり、天井面の凹部に埋め込まれるように
して取り付けられる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】これら光源及び反射板
が、天井などの凹部に設けられている場合には、必然的
に室内の照度も落ちてしまう。即ち、光源からの光が凹
部の内側で乱反射され、効率良く室内に投光されない。
また、光を天井面などに反射させた間接光を利用できな
いため、柔らかい光を演出することができなかった。
が、天井などの凹部に設けられている場合には、必然的
に室内の照度も落ちてしまう。即ち、光源からの光が凹
部の内側で乱反射され、効率良く室内に投光されない。
また、光を天井面などに反射させた間接光を利用できな
いため、柔らかい光を演出することができなかった。
【０００４】この発明は、以上の問題点を解決するため
に成されたもので、天井などの凹部に設けられた照明器
具であって、室内の照度を落とすことなく、しかも柔ら
かい光を演出することができる可変反射板を有する照明
器具を提供することを目的とする。
に成されたもので、天井などの凹部に設けられた照明器
具であって、室内の照度を落とすことなく、しかも柔ら
かい光を演出することができる可変反射板を有する照明
器具を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、請求項１の発明は、光源を取り囲みつつ支持する
反射板を備えた照明器具であって、反射板がその中央の
折辺から二つに分割されて形成された分割部分と、各分
割部分の前記折辺とは反対側の端辺に沿って照明器具フ
レームとの間に設けられた第一の回動軸と、第一の回動
軸と平行に折辺に沿って設けられた第二の回動軸と、ハ
の字形に開閉自在に構成され、第二の回動軸で前記分割
部分に対し回動可能に設けられたカバープレートと、第
二の回動軸と平行に設けられ、前記カバープレートを相
互に開閉可能とする第三の回動軸と、を有することを特
徴とする。
めに、請求項１の発明は、光源を取り囲みつつ支持する
反射板を備えた照明器具であって、反射板がその中央の
折辺から二つに分割されて形成された分割部分と、各分
割部分の前記折辺とは反対側の端辺に沿って照明器具フ
レームとの間に設けられた第一の回動軸と、第一の回動
軸と平行に折辺に沿って設けられた第二の回動軸と、ハ
の字形に開閉自在に構成され、第二の回動軸で前記分割
部分に対し回動可能に設けられたカバープレートと、第
二の回動軸と平行に設けられ、前記カバープレートを相
互に開閉可能とする第三の回動軸と、を有することを特
徴とする。
【０００６】請求項２の発明は更に、前記第三の回動軸
の両端部は、照明器具フレームに形成されたガイド溝に
挿入されガイドされていることを特徴とする。
の両端部は、照明器具フレームに形成されたガイド溝に
挿入されガイドされていることを特徴とする。
【０００７】請求項３の発明は更に、前記光源は、偶数
本の直線的な蛍光灯であり、前記反射板は、偶数本の蛍
光灯の中央で蛍光灯に沿って形成される折辺により折れ
るよう２枚に分割されていることを特徴とする。
本の直線的な蛍光灯であり、前記反射板は、偶数本の蛍
光灯の中央で蛍光灯に沿って形成される折辺により折れ
るよう２枚に分割されていることを特徴とする。
【０００８】
【作用】請求項１、２、または３の発明では、二つの分
割部分が第一の回動軸の回りで回動して反射板の中央の
折辺の部分が折れて突出し、したがって光源も突出す
る。このとき、折辺の部分で第二及び第三の回動軸回り
にカバープレートが回動し、ハの字に開く。
割部分が第一の回動軸の回りで回動して反射板の中央の
折辺の部分が折れて突出し、したがって光源も突出す
る。このとき、折辺の部分で第二及び第三の回動軸回り
にカバープレートが回動し、ハの字に開く。
【０００９】このように光源が突出することにより、光
源からの光は天井などの凹部によって乱反射される割合
が少なくなり、また、天井面などを照らす割合が多くな
り、この天井面などから反射される間接光を使って柔ら
かい光を演出することが可能となる。
源からの光は天井などの凹部によって乱反射される割合
が少なくなり、また、天井面などを照らす割合が多くな
り、この天井面などから反射される間接光を使って柔ら
かい光を演出することが可能となる。
【００１０】請求項２の発明では、更に、反射板の突出
動作の際に第三の回動軸の両端部がガイド溝に回動され
るので、突出動作がスムーズに行われる。
動作の際に第三の回動軸の両端部がガイド溝に回動され
るので、突出動作がスムーズに行われる。
【００１１】請求項３の発明では、更に、反射板が折れ
て突出する折辺が、光源である偶数本の蛍光灯の中央で
あるので、反射板が突出した後も各蛍光灯は互いに平行
な姿勢を保ったままである。
て突出する折辺が、光源である偶数本の蛍光灯の中央で
あるので、反射板が突出した後も各蛍光灯は互いに平行
な姿勢を保ったままである。
【００１２】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図１及び図２に
おいて説明する。この実施例の照明器具は、天井１の凹
部３に設けられた状態となる。即ち、照明器具フレーム
５は天井板７の切欠孔９に挿入され、天井面１１の下に
はほとんど突出していない。フレーム５の下方の縁部周
囲にはフランジ１３が形成され、天井面１１に接触して
位置決めを行っている。
おいて説明する。この実施例の照明器具は、天井１の凹
部３に設けられた状態となる。即ち、照明器具フレーム
５は天井板７の切欠孔９に挿入され、天井面１１の下に
はほとんど突出していない。フレーム５の下方の縁部周
囲にはフランジ１３が形成され、天井面１１に接触して
位置決めを行っている。
【００１３】この照明器具フレーム５の内側表面には、
可変式の反射板１５が設けられている。光源は、２本の
直線的な形状を有する蛍光灯１７である。可変式の反射
板１５は、中央の折辺１９で二つに分割されている。そ
して、各分割部分２１は、前記折辺１９とは反対側の端
辺２３に沿って、第一の回動軸２５が設けられている。
この第一の回動軸２５により、各分割部分２１は照明器
具フレーム５に対し回動可能となっている。また、この
第一の回動軸２５と平行に、前記折辺１９に沿って第二
の回動軸２７が設けられている。この第二の回動軸２７
を介して各分割部分２１にはカバープレート２９が回動
可能に設けられている。このようにして設けられた２枚
のカバープレート２９は、第三の回動軸３１により相互
に回動可能に連結される。第三の回動軸３１は、前記第
一及び第二の回動軸２５、２７と平行である。このカバ
ープレート２９は反射板１５の分割部分２１の長手方向
に沿って長い矩形をしている。
可変式の反射板１５が設けられている。光源は、２本の
直線的な形状を有する蛍光灯１７である。可変式の反射
板１５は、中央の折辺１９で二つに分割されている。そ
して、各分割部分２１は、前記折辺１９とは反対側の端
辺２３に沿って、第一の回動軸２５が設けられている。
この第一の回動軸２５により、各分割部分２１は照明器
具フレーム５に対し回動可能となっている。また、この
第一の回動軸２５と平行に、前記折辺１９に沿って第二
の回動軸２７が設けられている。この第二の回動軸２７
を介して各分割部分２１にはカバープレート２９が回動
可能に設けられている。このようにして設けられた２枚
のカバープレート２９は、第三の回動軸３１により相互
に回動可能に連結される。第三の回動軸３１は、前記第
一及び第二の回動軸２５、２７と平行である。このカバ
ープレート２９は反射板１５の分割部分２１の長手方向
に沿って長い矩形をしている。
【００１４】第三の回動軸３１の両端部は、照明器具フ
レーム５の端板３３に図中上下方向に形成されたガイド
溝３５に挿入され、ガイドされるようになっている。
レーム５の端板３３に図中上下方向に形成されたガイド
溝３５に挿入され、ガイドされるようになっている。
【００１５】また、前記２本の第二の回動軸２７付近に
おいて反射板１５にはフックプレート３７が取り付けら
れている。このフックプレート３７には孔３９が開けら
れており、この孔３９へ図示しない取手棒のかぎ型の部
分を差し込んで、反射板１５を下方に引き下ろしたり、
上方に押し上げたりできる。
おいて反射板１５にはフックプレート３７が取り付けら
れている。このフックプレート３７には孔３９が開けら
れており、この孔３９へ図示しない取手棒のかぎ型の部
分を差し込んで、反射板１５を下方に引き下ろしたり、
上方に押し上げたりできる。
【００１６】前記各分割部分２１の断面は円弧状をして
おり、分割部分２１の中央に設けられた蛍光灯１７の光
を効率良く反射できるようになっている。この蛍光灯１
７は、反射板１５が通常の状態で、照明器具フレーム５
の内部に収納される位置（図１（ａ））に配置される。
また、反射板１５が突出した状態で（図１（ｂ））、蛍
光灯１７は照明器具フレーム５の外側に十分突出するよ
うに、カバープレート２９の寸法などが設定される。
おり、分割部分２１の中央に設けられた蛍光灯１７の光
を効率良く反射できるようになっている。この蛍光灯１
７は、反射板１５が通常の状態で、照明器具フレーム５
の内部に収納される位置（図１（ａ））に配置される。
また、反射板１５が突出した状態で（図１（ｂ））、蛍
光灯１７は照明器具フレーム５の外側に十分突出するよ
うに、カバープレート２９の寸法などが設定される。
【００１７】前記第三の回動軸３１は復元バネ入り蝶番
が用いられる。この復元バネは、反射板１５が平な状態
に復帰する方向、即ちカバープレート２９が閉じる方向
に付勢を行う。
が用いられる。この復元バネは、反射板１５が平な状態
に復帰する方向、即ちカバープレート２９が閉じる方向
に付勢を行う。
【００１８】また、反射板１５と照明器具フレーム５と
の間には図示しない二種類のロック機構が設けられる。
うち１つのロック機構は、反射板１５を押し上げ、平な
状態にしたとき、この平な状態を維持するためのもので
ある。このロック機構は、例えば、反射板１５側に設け
られた凸部が、照明器具フレーム５側に設けられた凹部
に嵌合するものとして構成できる。反射板１５が引き下
ろされ下方に突出する場合には、前記凸部は凹部の縁部
を乗り越える。
の間には図示しない二種類のロック機構が設けられる。
うち１つのロック機構は、反射板１５を押し上げ、平な
状態にしたとき、この平な状態を維持するためのもので
ある。このロック機構は、例えば、反射板１５側に設け
られた凸部が、照明器具フレーム５側に設けられた凹部
に嵌合するものとして構成できる。反射板１５が引き下
ろされ下方に突出する場合には、前記凸部は凹部の縁部
を乗り越える。
【００１９】もう１つのロック機構は、反射板１５が下
方に突出した状態を維持するためのものである。このロ
ック機構は、例えば、ガイド溝３５の下端付近に形成さ
れた突起と、この突起により上側が係止される第三の回
動軸３１によって構成することができる。即ち、第三の
回動軸３１がガイド溝３５の突起に係止することで、反
射板１５が元の平らな状態に復帰しようとするのを防止
する。
方に突出した状態を維持するためのものである。このロ
ック機構は、例えば、ガイド溝３５の下端付近に形成さ
れた突起と、この突起により上側が係止される第三の回
動軸３１によって構成することができる。即ち、第三の
回動軸３１がガイド溝３５の突起に係止することで、反
射板１５が元の平らな状態に復帰しようとするのを防止
する。
【００２０】以下、この実施例の作用について説明す
る。まず、例えば光源である蛍光灯１７や反射板１５
を、天井１の凹部３内、即ち照明器具フレーム５内に位
置させた通常の状態で照明を行う場合には、図示しない
取手棒のかぎ型の部分を、フックプレート３７の孔３９
に差し込んで、既に突出している反射板１５を押し上げ
る。これにより、２枚の分割部分２１が概略同一平面に
位置し、反射板１５が概略平な状態となる。このとき、
分割部分２１は第一の回動軸２５回りに回動する。ま
た、カバープレート２９は第二および第三の回動軸２
７、３１回りに回動する。そして、第三の回動軸３１の
両端部は、ガイド溝３５内によりスムーズにガイドされ
るが、このガイド溝３５の下端付近に設けられた突起
（図示せず）を乗り越えて上昇する。突起を乗り越える
と、第三の回動軸３１に設けられた復元バネ（図示せ
ず）によりカバープレート２９は閉じる方向に付勢さ
れ、従って反射板１５は元の平な状態に戻る方向に付勢
される。反射板１５が十分に押し上げられると、反射板
１５側に設けられた凸部（図示せず）が、照明器具フレ
ーム５側に設けられた凹部（図示せず）に嵌合し、平な
状態が維持される。
る。まず、例えば光源である蛍光灯１７や反射板１５
を、天井１の凹部３内、即ち照明器具フレーム５内に位
置させた通常の状態で照明を行う場合には、図示しない
取手棒のかぎ型の部分を、フックプレート３７の孔３９
に差し込んで、既に突出している反射板１５を押し上げ
る。これにより、２枚の分割部分２１が概略同一平面に
位置し、反射板１５が概略平な状態となる。このとき、
分割部分２１は第一の回動軸２５回りに回動する。ま
た、カバープレート２９は第二および第三の回動軸２
７、３１回りに回動する。そして、第三の回動軸３１の
両端部は、ガイド溝３５内によりスムーズにガイドされ
るが、このガイド溝３５の下端付近に設けられた突起
（図示せず）を乗り越えて上昇する。突起を乗り越える
と、第三の回動軸３１に設けられた復元バネ（図示せ
ず）によりカバープレート２９は閉じる方向に付勢さ
れ、従って反射板１５は元の平な状態に戻る方向に付勢
される。反射板１５が十分に押し上げられると、反射板
１５側に設けられた凸部（図示せず）が、照明器具フレ
ーム５側に設けられた凹部（図示せず）に嵌合し、平な
状態が維持される。
【００２１】次に、室内の隅々まで明るく照明し、更に
は間接光により柔らかな光を演出したい場合には、図示
しない取手棒のかぎ型の部分をフックプレート３７の孔
３９に差し込んで引き下ろす。これにより、反射板１５
の２枚の分割部分２１は第一の回動軸２５回りに回動
し、反射板１５は中央の折辺１９に沿って折れ、下方に
突出する。このとき、分割部分２１およびカバープレー
ト２９は第二および第三の回動軸２７、３１回りに、前
記とは逆方向に回動する。そして、第三の回動軸３１は
ガイド溝３５内を下降する。この下降の初期において、
反射板１５側に設けられた図示しない凸部は、照明器具
フレーム５側に設けられた図示しない凹部の縁部を乗り
越えて、外れる。更に、引き下ろしが行われると、カバ
ープレート２９が突出方向、即ち下方向に向かってハの
字に開く（図１（ｂ））。十分に引き下ろしが行われる
と、ガイド溝３５の下端に形成された突起を、第三の回
動軸３１が下方に乗り越え、係止する。この係止によ
り、突出した状態が維持される。
は間接光により柔らかな光を演出したい場合には、図示
しない取手棒のかぎ型の部分をフックプレート３７の孔
３９に差し込んで引き下ろす。これにより、反射板１５
の２枚の分割部分２１は第一の回動軸２５回りに回動
し、反射板１５は中央の折辺１９に沿って折れ、下方に
突出する。このとき、分割部分２１およびカバープレー
ト２９は第二および第三の回動軸２７、３１回りに、前
記とは逆方向に回動する。そして、第三の回動軸３１は
ガイド溝３５内を下降する。この下降の初期において、
反射板１５側に設けられた図示しない凸部は、照明器具
フレーム５側に設けられた図示しない凹部の縁部を乗り
越えて、外れる。更に、引き下ろしが行われると、カバ
ープレート２９が突出方向、即ち下方向に向かってハの
字に開く（図１（ｂ））。十分に引き下ろしが行われる
と、ガイド溝３５の下端に形成された突起を、第三の回
動軸３１が下方に乗り越え、係止する。この係止によ
り、突出した状態が維持される。
【００２２】この反射板１５の突出に伴い、反射板１５
に備えられていた蛍光灯１７も下方に向かって突出す
る。よって、蛍光灯１７は凹部３即ち照明器具フレーム
５より下方に突出して、天井面１１より低くなる。これ
により、蛍光灯１７からの光は凹部３内で乱反射される
割合が少なくなり、凹部３の縁部が邪魔にならずに、室
内の隅々までを明るく照明する。従って、照明器具から
遠く離れた場所においても室内の照度を向上できる。更
に、蛍光灯１７からの光は天井面１１を照らすことがで
き、その間接光が室内を照明する。よって、蛍光灯１７
からの直接の光ではなく、間接光によって室内の隅々ま
でが照明されることになり、柔らかな光を演出できる。
に備えられていた蛍光灯１７も下方に向かって突出す
る。よって、蛍光灯１７は凹部３即ち照明器具フレーム
５より下方に突出して、天井面１１より低くなる。これ
により、蛍光灯１７からの光は凹部３内で乱反射される
割合が少なくなり、凹部３の縁部が邪魔にならずに、室
内の隅々までを明るく照明する。従って、照明器具から
遠く離れた場所においても室内の照度を向上できる。更
に、蛍光灯１７からの光は天井面１１を照らすことがで
き、その間接光が室内を照明する。よって、蛍光灯１７
からの直接の光ではなく、間接光によって室内の隅々ま
でが照明されることになり、柔らかな光を演出できる。
【００２３】このように、例えば室内の用途によって、
光の柔らかさを変えたり、全体を照明するか部分を照明
するかを選択することができる。
光の柔らかさを変えたり、全体を照明するか部分を照明
するかを選択することができる。
【００２４】また、以上の実施例によれば、反射板１５
が突出した状態であっても光源である蛍光灯１７は互い
に平行なままであり、下側から見たときの対称性が失わ
れないので、照明器具としての見栄えがよい。
が突出した状態であっても光源である蛍光灯１７は互い
に平行なままであり、下側から見たときの対称性が失わ
れないので、照明器具としての見栄えがよい。
【００２５】なお、以上の実施例では、第三の回動軸の
図示しない復帰バネは反射板１５を元の平らな状態に復
帰させる方向に付勢を行うものであったが、他の実施例
では、反射板１５を突出する方向に、即ちカバープレー
ト２９をハの字に開く方向に付勢するものとできる。
図示しない復帰バネは反射板１５を元の平らな状態に復
帰させる方向に付勢を行うものであったが、他の実施例
では、反射板１５を突出する方向に、即ちカバープレー
ト２９をハの字に開く方向に付勢するものとできる。
【００２６】また、以上の実施例では、光源は蛍光灯１
７であったが、他の実施例では、通常の電球、例えば白
熱灯などでもよい。
７であったが、他の実施例では、通常の電球、例えば白
熱灯などでもよい。
【００２７】また、以上の実施例では、照明器具は天井
１の凹部３に設けられたものとしたが、他の実施例で
は、天井１ではなく壁の凹部に設けることもできる。こ
の壁は、必ずしも垂直な壁ではなく、天井と垂直な壁の
境目に設けられることがある斜めになった壁に設けるこ
とも可能である。
１の凹部３に設けられたものとしたが、他の実施例で
は、天井１ではなく壁の凹部に設けることもできる。こ
の壁は、必ずしも垂直な壁ではなく、天井と垂直な壁の
境目に設けられることがある斜めになった壁に設けるこ
とも可能である。
【００２８】また、以上の実施例では、第三の回動軸３
１はガイド溝３５にガイドされるものであったが、他の
実施例では、このガイド溝３５は省略することも可能で
ある。
１はガイド溝３５にガイドされるものであったが、他の
実施例では、このガイド溝３５は省略することも可能で
ある。
【００２９】また、以上の実施例では、光源である蛍光
灯１７は２本であったが、他の実施例では４本、６本な
どの他の偶数本であってもよい。更に、偶数本に限らず
奇数本であってもよい。奇数本の場合には、折辺１９は
概略中央付近において蛍光灯と蛍光灯の間に、蛍光灯に
沿って形成すればよい。
灯１７は２本であったが、他の実施例では４本、６本な
どの他の偶数本であってもよい。更に、偶数本に限らず
奇数本であってもよい。奇数本の場合には、折辺１９は
概略中央付近において蛍光灯と蛍光灯の間に、蛍光灯に
沿って形成すればよい。
【００３０】
【発明の効果】以上説明したように、請求項１、２、ま
たは３の発明によれば、反射板の中央が折れて突出する
ことで、この反射板の表面に備えられた光源も突出し、
光源からの光が有効に室内へ投光され、室内の照度を向
上することができる。また、光源からの光が天井や壁に
反射した後の間接光を利用でき、柔らかい光を演出でき
る。
たは３の発明によれば、反射板の中央が折れて突出する
ことで、この反射板の表面に備えられた光源も突出し、
光源からの光が有効に室内へ投光され、室内の照度を向
上することができる。また、光源からの光が天井や壁に
反射した後の間接光を利用でき、柔らかい光を演出でき
る。
【００３１】更に、請求項２の発明によれば、第三の回
動軸をガイドするガイド溝の働きにより、反射板の突出
動作をスムーズに行うことができる。
動軸をガイドするガイド溝の働きにより、反射板の突出
動作をスムーズに行うことができる。
【００３２】また、請求項３の発明によれば、反射板の
突出した状態であっても光源である蛍光灯は互いに平行
なままであり、対称性も失われないので、照明器具とし
ての見栄えがよい。
突出した状態であっても光源である蛍光灯は互いに平行
なままであり、対称性も失われないので、照明器具とし
ての見栄えがよい。
【図１】本実施例の横断面図であり、（ａ）は反射板が
平な状態を示す図、（ｂ）は反射板が突出した状態を示
す図である。
平な状態を示す図、（ｂ）は反射板が突出した状態を示
す図である。
【図２】図１（ａ）のＩＩ−ＩＩ縦断面図である。
１ 天井 ３ 凹部 ５ 照明器具フレーム ７ 天井板 ９ 切欠孔 １１ 天井面 １３ フランジ １５ 反射板 １７ 蛍光灯（光源） １９ 折辺 ２１ 分割部分 ２３ 端辺 ２５ 第一の回動軸 ２７ 第二の回動軸 ２９ カバープレート ３１ 第三の回動軸 ３３ 端板 ３５ ガイド溝 ３７ フックプレート ３９ 孔
Claims (3)
- 【請求項１】 光源を取り囲みつつ支持する反射板を備
えた照明器具であって、反射板がその中央の折辺から二
つに分割されて形成された分割部分と、各分割部分の前
記折辺とは反対側の端辺に沿って照明器具フレームとの
間に設けられた第一の回動軸と、第一の回動軸と平行に
折辺に沿って設けられた第二の回動軸と、ハの字形に開
閉自在に構成され、第二の回動軸で前記分割部分に対し
回動可能に設けられたカバープレートと、第二の回動軸
と平行に設けられ、前記カバープレートを相互に開閉可
能とする第三の回動軸と、を有することを特徴とする可
変反射板を有する照明器具。 - 【請求項２】 前記第三の回動軸の両端部は、照明器具
フレームに形成されたガイド溝に挿入されガイドされて
いることを特徴とする請求項１記載の可変反射板を有す
る照明器具。 - 【請求項３】 前記光源は、偶数本の直線的な蛍光灯で
あり、前記反射板は、偶数本の蛍光灯の中央で蛍光灯に
沿って形成される折辺により折れるよう２枚に分割され
ていることを特徴とする請求項１または２に記載の可変
反射板を有する照明器具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6010764A JPH07220513A (ja) | 1994-02-02 | 1994-02-02 | 可変反射板を有する照明器具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6010764A JPH07220513A (ja) | 1994-02-02 | 1994-02-02 | 可変反射板を有する照明器具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07220513A true JPH07220513A (ja) | 1995-08-18 |
Family
ID=11759403
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6010764A Pending JPH07220513A (ja) | 1994-02-02 | 1994-02-02 | 可変反射板を有する照明器具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07220513A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1785667A2 (en) * | 2005-11-11 | 2007-05-16 | Beghelli S.p.A. | Optical group with an adjustable light beam |
| JP2007227378A (ja) * | 2006-02-22 | 2007-09-06 | Pilux & Danpex Ag | 回転調節可能な反射体を備えた照明器具 |
| WO2008083569A1 (en) * | 2007-01-05 | 2008-07-17 | Hong Kong Applied Science And Technology Research Institute Co. Ltd. | Ceiling light emitting assembly |
| EP2267356A1 (en) * | 2009-06-26 | 2010-12-29 | Taison Lighting Limited | Light fitting arrangement |
-
1994
- 1994-02-02 JP JP6010764A patent/JPH07220513A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1785667A2 (en) * | 2005-11-11 | 2007-05-16 | Beghelli S.p.A. | Optical group with an adjustable light beam |
| EP1785667A3 (en) * | 2005-11-11 | 2007-05-30 | Beghelli S.p.A. | Optical group with an adjustable light beam |
| JP2007227378A (ja) * | 2006-02-22 | 2007-09-06 | Pilux & Danpex Ag | 回転調節可能な反射体を備えた照明器具 |
| WO2008083569A1 (en) * | 2007-01-05 | 2008-07-17 | Hong Kong Applied Science And Technology Research Institute Co. Ltd. | Ceiling light emitting assembly |
| EP2267356A1 (en) * | 2009-06-26 | 2010-12-29 | Taison Lighting Limited | Light fitting arrangement |
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