JPH07220280A - 追記型光ディスク記録装置におけるキャリブレーション方法及び装置 - Google Patents

追記型光ディスク記録装置におけるキャリブレーション方法及び装置

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JPH07220280A
JPH07220280A JP6006943A JP694394A JPH07220280A JP H07220280 A JPH07220280 A JP H07220280A JP 6006943 A JP6006943 A JP 6006943A JP 694394 A JP694394 A JP 694394A JP H07220280 A JPH07220280 A JP H07220280A
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recording
recording power
error rate
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determining
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JP6006943A
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Akimasa Inoue
章賢 井上
Terushi Taniguchi
昭史 谷口
Eisaku Kawano
英作 川野
Naoharu Yanagawa
直治 梁川
Hiroshi Suzuki
廣 鈴木
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Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/125Optical beam sources therefor, e.g. laser control circuitry specially adapted for optical storage devices; Modulators, e.g. means for controlling the size or intensity of optical spots or optical traces
    • G11B7/126Circuits, methods or arrangements for laser control or stabilisation
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/004Recording, reproducing or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
    • G11B7/0045Recording

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡易且つ確実に最適記録パワーを決定するこ
とのできるLD−R記録再生装置を提供することを目的
としている。 【構成】 追記型光ディスク記録装置において使用され
る、少なくとも映像情報が記録可能な光記録媒体に照射
する記録レーザパワーのキャリブレーション方法におい
て、記録パワー及び記録デューティをそれぞれ独立に変
化させ、キャリアレベル及びエラーレートを検出する工
程と、キャリアレベルが第1の所定値以上、且つエラー
レートが第2の所定値以下となるように、最適記録パワ
ーを決定する工程と、を備えている。エラーレートのみ
ならず、キャリアレベル等の評価基準をも用いて総合的
に最適記録パワーを決定しているので、例えば映像信号
を最適状態にすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、追記型光ディスクの記
録装置に係り、より詳細にはLDフォーマットに準拠し
た記録可能な光ディスクの記録装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、CD(Compact Disk)と同様
のフォーマットを採用しながら情報の追記を可能とした
追記型コンパクトディスク(CD-R : Rcordable Compact
Disk)が知られている。CD−Rでは、プログラムエ
リア及びリードインエリアにウォブリング(蛇行)させ
たグルーブを設け、絶対時間情報をウォブリング信号に
記録させ、最終記録アドレス情報をPMA(Program Me
mory Area )に記録しておき、追記時にはウォブルを利
用してその最終位置をサーチしていた。
【0003】一方、近年、LD(Laser Disk)と同様の
フォーマットを採用しながら情報の追記を可能とした追
記型レーザディスク(LD-R : Recordable Laser Disk)
も開発されている。
【0004】図10に、かかるLDRの物理フォーマッ
トを示す。図10に示すように、従来の未記録LDRの
場合、センタホール101の外周であるディスク中心か
らの半径(以下、「半径位置」と称する。)が51.5
〜145mmの範囲内に、トラックピッチが1.4〜
2.0μmのグルーブを有する記録領域102が設けら
れているのみであり、ディスクに関する情報も記録され
ていなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、現在開発中の
LD−Rディスクに上記CD−Rと同様にウォブリング
を混入させると、ウォブル周波数が f=20.05[kHz ]×11.4[m/sec ]/1.4
[m/sec ] =180[kHz ] となり、EFM帯域(196 〜720kHz)と干渉してしま
い、ディジタル信号を記録することができなかった。
【0006】また、ウォブル周波数を変更することも考
えられるが、DC〜10MHz まで情報の詰まっているL
DD(Laser Disk with Digital sound )フォーマット
に他の情報を混入させることも困難であった。
【0007】更に、CD−Rディスクの場合未記録ディ
スクの最内周にPCA(Power Calibration Area)を設
け最適記録パワーを決定しているが、LD−Rディスク
の場合アナログ記録のため最適パワー決定のために再生
画像信号のS/N比が最適となるように記録パワーを決
定していた。
【0008】しかし、S/N比を測定するには専用の装
置が必要であり、LD−RレコーダにS/N比測定装置
を設けることは非現実的である。本発明は、以上のよう
な課題に鑑みてなされたものであり、簡易且つ確実に最
適記録パワーを決定することのできるLD−R記録再生
装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、追記型光ディスク記録装置において使用
される、少なくとも映像情報が記録可能な光記録媒体に
照射する記録レーザパワーのキャリブレーション方法に
おいて、記録パワー及び記録デューティをそれぞれ独立
に変化させ、キャリアレベル及びエラーレートを検出す
る工程と、キャリアレベルが第1の所定値以上、且つエ
ラーレートが第2の所定値以下となるように、最適記録
パワーを決定する工程と、を備えていることを特徴とし
ている。
【0010】更に、本発明は、追記型光ディスク記録装
置において使用される、少なくとも映像情報が記録可能
な光記録媒体に照射する記録レーザパワーのキャリブレ
ーション装置において、記録パワー及び記録デューティ
をそれぞれ独立に変化させ、キャリアレベル及びエラー
レートを検出する第1検出手段と、キャリアレベルが第
1の所定値以上、且つエラーレートが第2の所定値以下
となるように、最適記録パワーを決定する第1記録パワ
ー決定手段と、を備えていることを特徴としている。
【0011】
【作用】上記本発明によれば、エラーレートのみなら
ず、キャリアレベル等の評価基準をも用いて総合的に最
適記録パワーを決定しているので、映像信号を最適状態
にすることができる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の好適な実施例
について説明する。追記型光ディスク 図1に、本発明の実施例である光ディスクの記録フォー
マットを示す。
【0013】図1に示すように、光ディスク11には、
ディスクの内周からセンタホール1、ウォブル領域2、
記録領域3が設けられている。ウォブル領域2の半径位
置は51.5〜55mmであり、記録領域3の半径位置
は55〜145mmである。
【0014】ウォブル領域2は、CD−RのPCA・P
MAに相当する領域であり、ディスクに関する情報をグ
ルーブウォブリングの周波数に情報を重畳させる。ウォ
ブリングの代わりに、プリピット成形し、ディスクに関
する情報を記録させることもできる。また、出荷時に、
レーザ熱記録によってディスクに関する情報を記録させ
ることもできる。ここで熱記録とは、半径位置が55m
m以上であるプログラムエリア(記録領域)に熱記録に
よって情報を記録することをいう。
【0015】ディスクに関する情報としては、CAV
(Constant Angular Velocity )/CLV(Constant L
inear Velocity)の識別、最適記録条件、番地、半径位
置、記録波長、スピンドルモータの回転数、プログラム
ソースのジャンル名、記録内容、最適記録パワー及びデ
ューティ記録ストラテジの方法、等が含まれる。なお、
当該実施例では、ユーザデータエリアの記録しない部分
として半径位置が51.5〜55mmの範囲を使用して
いるが、垂直同期信号の記録される部分を使用すること
もできる。
【0016】このように、予めディスクに関する情報を
ディスクに記録しておけば、新たに特殊な装置を設ける
ことなく、比較的簡易に且つ安価にLD−Rディスクの
記録再生を行うことができる。LD−R記録装置 次に、上述のLD−RにLDDフォーマットの音声及び
映像を記録する記録装置について説明する。 回路構成 図2に、本発明の実施例に係る情報記録装置を示す。図
2において、LD−R記録再生装置は、ディスク再生系
10と、記録系20と、信号処理系30とから構成され
る。説明を簡単にするため、サーボ系、CPUなどは図
示していない。
【0017】ディスク再生系10は、信号が記録される
ディスク(LD−R)11と、ディスクを回転させるス
ピンドルモータ12と、ディスクの信号を読み取るピッ
クアップ13と、を有する。
【0018】記録系20は、記録されるべき画像信号を
発生する映像ソース21と、映像ソース21からの信号
を周波数変調するFM( Frequency Modulation )変調器
22と、FM変調器22からの変調された画像信号に応
じて記録レーザパワーを制御するレーザドライバ23
と、を有する。
【0019】信号処理系30は、ピックアップ13によ
って読み取られた読み取りRF信号を増幅するRFアン
プ31と、RFアンプ31によって増幅されたRF信号
をFM復調する復調回路32と、復調回路32によって
FM復調された映像信号の同期分離を行う同期分離回路
33と、水平同期パルスを出力する水平同期回路34
と、垂直同期パルスを出力する垂直同期回路35と、映
像ソース21から供給される映像信号の同期信号を同期
分離させる同期分離回路41と、水平同期パルスを出力
する水平同期回路42と、垂直同期パルスを出力する垂
直同期回路43と、垂直同期回路35からの垂直同期パ
ルスと垂直同期回路43からの垂直同期パルスとが供給
され、リセットスイッチ45を制御するフリップフロッ
プ44と、水平同期回路34からの水平同期パルスと水
平同期回路42からの水平同期パルスとの位相比較を行
う位相比較回路36と、位相比較回路36から信号が供
給されるイコライザ37と、イコライザ37からの信号
に基づきスピンドルロック判定を行い、判定信号を出力
するスピンドルロック判定回路38と、増幅されたRF
信号から記録部分と未記録部分との境界を検出し、検出
信号を出力する境界検出回路39と、前記判定信号と前
記検出信号とに基づき追記録指定信号を供給し、レーザ
ドライバ23を制御するANDゲート40と、を有して
いる。 動作説明 次に、このLD−R記録装置による、LD−Rディスク
の未記録部分への映像情報の記録動作について説明す
る。
【0020】FM変調器22は、映像ソース21からの
映像信号をLDDフォーマットに基づいて周波数変調
し、レーザドライバ23に供給する。レーザドライバ2
3は、ANDゲート40から追記録指定信号が供給され
た場合にはレーザを制御し、記録を開始させる。
【0021】次に、追記録開始の条件、すなわちAND
ゲート40から追記録指定信号Recが供給される条件
を説明する。境界検出回路39は、増幅されたRF信号
から、ディスク11の記録部分と未記録部分との境界を
検出すると、検出信号をANDゲート40に供給する。
境界の検出方法については後述する。
【0022】位相比較回路36は、ディスク11から供
給される映像信号の水平同期パルスと、映像ソース21
から供給される映像信号の水平同期パルスとの位相比較
を行う。当該位相比較の結果は、イコライザ37を介し
て、スピンドルロック判定回路38及びスピンドルモー
タ12に供給される。すなわち、水平同期パルスの位相
比較により、スピンドルモータが制御される。スピンド
ルロック判定回路38は、水平同期パルスの位相差がな
い場合、スピンドルモータ12をロックし、判定信号を
ANDゲート40に供給する。
【0023】すなわち、ANDゲート40は、境界検出
回路39から検出信号が供給され、且つスピンドルロッ
ク判定回路38から判定信号が供給される場合、すなわ
ち、ディスク11の記録部と未記録部とが検出され、且
つスピンドルモータがロックされている場合に、追記録
指定信号Recをレーザドライバ23に供給する。レー
ザドライバ23は、ANDゲート40から追記録指定信
号Recが供給された場合にレーザを制御し、記録を開
始させる。
【0024】図3に、図2に示すLD−R記録装置に使
用されるフリップフロップ44の動作説明図を示す。図
3に示すように、フリップフロップ44は、映像ソース
21からの垂直同期パルスが供給されると、リセットス
イッチ45をオープンさせ、ピックアップ13からの垂
直同期パルスが供給されると、リセットスイッチ45を
クローズさせるように動作する。
【0025】図4に、上記のLD−R記録装置の記録動
作をまとめたフローチャートを示す。ここでは、境界検
出に関するフロー(ステップ51〜54)と、映像ソー
スの開始場所のサーチに関するフロー(ステップ55〜
57)とが独立に行われる。
【0026】まず、境界検出に関するフローについて説
明する。境界検出回路39は、後述する方法で境界検出
を行い(ステップ51)、境界検出が完了したか否かを
判定する(ステップ52)。境界検出が完了していない
と判定した場合(ステップ52,NO)には、上記ステ
ップ51及び52が繰り返される。境界検出が完了した
と判定された場合(ステップ52,YES)、CPU
は、数トラックジャンプバックを指令するとともに、数
トラックジャンプバック後に、境界までの再生を指令す
る(ステップ53)。ここで、「数トラック」とは、ス
ピンドルが十分ロックし得る程度をいう。次に、ポーズ
状態か否かが判定され(ステップ54)、ポーズ状態で
ないと判定された場合には(ステップ54,NO)上記
ステップ53及び54が繰り返される。
【0027】次に、映像ソースの記録開始場所のサーチ
に関するフローを説明する。まず、映像ソース21の開
始場所のサーチの開始が指令される(ステップ55)。
サーチ完了後、映像ソースの開始場所でのポーズ状態が
指令される(ステップ56)。次に、スピンドルロック
されたか否かが判定され(ステップ57)、未だスピン
ドルロックされていない場合には(ステップ57,N
O)、上記ステップ56及び57が繰り返される。
【0028】最終的に、上記ステップ54においてポー
ズ状態と判定され(ステップ54,YES)、且つ上記
ステップ57においてスピンドルロックがなされている
と判定された場合(YES)にLD−Rへの記録が開始
される(ステップ58)。 記録部と未記録部との境界検出方法 次に、図2に示されている境界検出回路39における境
界検出方法を説明する。図5に、境界検出回路39にお
ける第1の境界検出方法を説明するためのフローチャー
トを示す。ここでは、LD−Rの記録部−未記録部間の
反射率変化を利用し、その間の境界検出を行う。具体的
には、フォーカス和信号レベルを監視することによっ
て、未記録部を検索する。
【0029】以下の説明において、「フォワード方向」
とは、ディスクの通常の再生方向をいい、「リバース方
向」とは、その逆の方向をいう。まず、現在のフォーカ
ス和信号レベル(以下「SUM」と称する)が所定値よ
りも大きいか否かが判定され(ステップ61)、所定値
よりも大きい場合には(ステップ61,YES)、トラ
ッキングサーボ・オープンでフォワード方向にシークが
行われる(ステップ62)。シーク後、SUMの値が減
少したか否かが判断される(ステップ63)。SUMの
値が減少しなかった場合には(ステップ63,NO)上
記ステップ62及び63が繰り返される。
【0030】一方、SUMの値が所定値よりも大きくな
い場合には(ステップ61,NO)、トラッキングサー
ボ・オープンでリバース方向にシークが行われる(ステ
ップ67)。シーク後、SUMの値が増加したか否かが
判断され(ステップ68)、SUMの値が増加しなかっ
た場合には(ステップ68,NO)上記ステップ67及
び68が繰り返され、SUMの値が増加した場合には
(ステップ68,YES)フォワード方向に50トラッ
ク・トラッキングジャンプが行われる(ステップ6
9)。次に、SUMの値が減少したか否かが判定され
(ステップ70)、SUMの値が減少しなかった場合に
は(ステップ70,NO)上記ステップ69及び70が
繰り返される。
【0031】次に、ステップ63においてSUMの値が
減少した場合(ステップ63,YES)及びステップ7
0においてSUMの値が減少した場合(ステップ70,
YES)には、リバース方向に50トラック・トラッキ
ングジャンプが行われる(ステップ64)。ジャンプバ
ック後、SUMの値が増加したか否かが判断され(ステ
ップ65)、SUMの値が増加した場合(ステップ6
5,YES)にはジャンプバックを終了し、追記録指定
信号が出力される(ステップ66)。
【0032】図6に、境界検出回路39における第2の
境界検出方法を説明するためのフローチャートを示す。
ここでは、LD−Rの記録部ー未記録部間の3ビーム信
号の有無を利用し、その間の境界検出を行う。具体的に
は、LD−R未記録ディスクはグルーブのみであるた
め、上記3ビーム信号はほとんど検出されないが、記録
後は明暗のピットが形成されるため3ビーム信号が検出
されることを用いる。
【0033】図6において、まず3ビームが受信されて
いるか否かが判断され(ステップ71)、受信された場
合には(ステップ71,YES)3ビームの振幅が算出
される(ステップ72)。振幅算出後、振幅が一定値以
上か否かが判定され(ステップ73,YES)、振幅が
一定値以上の場合には記録部と判定され(ステップ7
4)、振幅が一定値以上でない場合には(ステップ7
5)未記録部と判定される。
【0034】映像信号の有無、スピンドルエラー信号の
有無によって検出することも可能である。その他の境界
検出方法として、記録を終了するときに最後のVシンク
区間に記録終了地点を示す情報を書き込み境界を検出す
ること、更には、Vシンク区間に予めアドレス情報をプ
リピット記憶させておくこともできる。
【0035】記録部分の最後または最初の1フレームに
記録終了地点を示す情報を書き込み境界検出を行うこと
ができる。他の情報、例えば映像内容の見出し等を記録
しておくことも可能である。
【0036】また、ピックアップ半径位置センサを設
け、外部記憶装置またはディスクの空き領域に追記録ポ
イントを書き込むことも可能である。このように構成す
ることで、LDDディスクの様なウォブルを使用してい
ないグルーブからなる光ディスクにおいても、追記位置
を正確に検出し、追記を可能とする事ができる。また、
PMAにラストアドレスを記憶することが不要なので、
追記位置検出に要する時間を短縮することができる。最適記録パワーの決定方法 次に、本発明によるLD−R記録装置の最適パワー決定
方法について説明する。図7に、本発明による最適記録
パワーの決定方法のフローチャートを示す。
【0037】まず、ピックアップをPCA領域に移動さ
せ(ステップ81)、CLVラフサーボ及びスピンドル
ロックを行い(ステップ82)、フォーカスサーボ及び
トラッキングサーボをクローズさせる(ステップ8
3)。
【0038】次に、記録パワーPwを設定可能最小値で
あるPmin に設定し(ステップ84)、PCA領域で記
録及び再生を行い(ステップ85)、評価基準Aが満足
されているか否かが判断される(ステップ86)。ここ
で、評価基準Aが満足されるとは、再生エラーレートが
所定の値以下であることを要する。エラーレートは3×
10-3以下であることが好ましい。評価基準Aが満足さ
れない場合には(ステップ86,NO)記録パワーPw
を微小量△Pwだけ増大させる(ステップ87)。微小
量△Pwとしては、0.5mV程度が好適である。次
に、Pwが設定可能最大値Pmax であるか否かが判断さ
れる(ステップ88)。Pwが最大値でない場合には
(ステップ88,NO)上記ステップ85及び86が繰
り返される。Pwが最大値の場合には(ステップ88,
YES)記録デューティを所定量減少させ(ステップ8
9)、上記ステップ84,85及び86が繰り返され
る。記録デューティは、約2%程度の間隔で減少させる
ことが好適である。
【0039】図8に、記録パワーの変化に伴うエラーレ
ート及びキャリアレベルの変化を示し、図9に、記録デ
ューティ(DUTY)の変化に伴うエラーレート及びキ
ャリアレベルの変化を示す。図8及び図9に示すデータ
に基づき、最適な記録パワー及び記録デューティを決定
する。具体的には、キャリアレベルが所定値以上で、且
つエラーレートが所定値以下となるように記録パワーを
決定する。
【0040】評価基準Aが満足された場合には(ステッ
プ86,YES)評価基準Bが満足しているか否かが判
断される(ステップ90)。評価基準Bが満足している
と判断された場合には(ステップ90,YES)そのと
きの記録パワーPwを最適記録パワーとして決定する
(ステップ91)。一方、評価基準Bが満足されていな
い場合には(ステップ90,NO)上記ステップ87,
88,89,84,85及び86が繰り返される。ここ
で、評価基準Bとしては、映像信号のドロップアウト
数が所定値以下であることキャリアレベルを検出し、
所定値以上であること隣接トラッククロストーク量が
所定値以下であることジッタ量が所定値以下であるこ
と等とすることができる。なお、これらからの評価
基準を複数組み合わせできることはもち論である。
【0041】一般に、ビデオ信号とEFM信号とを加算
記録した場合、エラーレートが下がればS/N比が向上
する傾向にある。しかし、エラーレートが最低となる記
録条件(記録パワー、記録デューティ)でS/N比が最
高となる場合は希である。S/N比が最大とならない場
合、BER(Block Error Rate)のマージンがとれるな
らばS/N比が最大となる条件を優先させるのが好適で
ある。すなわち、BERのマージンを評価した上でS/
N比(例えば、キャリアレベル)を評価し記録条件を決
定するのが好ましい。
【0042】
【発明の効果】このように、本発明によれば、エラーレ
ートによる評価基準のみならず、キャリアレベル等によ
る評価基準をも用いて総合的に最適記録パワーを決定し
ているので、映像信号を最適状態にすることができる。
更に、エラーレートの検出ミスがあっても、確実に最適
記録パワーを決定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るLD−Rディスクのフォーマット
を示す図である。
【図2】本発明に係るLD−R記録装置の構成を示す図
である。
【図3】本発明に係るLD−R記録装置に使用されるフ
リップフロップの動作説明図である。
【図4】本発明に係るLD−R記録装置の記録動作を示
すフローチャートである。
【図5】本発明に係るLD−R記録装置の境界検出方法
を示すフローチャートである。
【図6】本発明に係るLD−R記録装置の境界検出方法
を示すフローチャートである。
【図7】本発明に係る最適記録パワー決定方法を示すフ
ローチャートである。
【図8】記録パワーの変化に伴うエラーレート及びキャ
リアレベルの変化を示す図である。
【図9】記録デューティ(DUTY)の変化に伴うエラ
ーレート及びキャリアレベルの変化を示す図である。
【図10】従来のLD−Rディスクのフォーマットを示
す図である。
【符号の説明】
1…センタホール 2…ウォブル領域 3…記録領域 10…ディスク再生系 11…光ディスク 12…スピンドルモータ 13…ピックアップ 20…記録系 21…画像ソース 22…FM変調器 23…レーザドライバ 30…信号処理系 31…RFピックアップ 32…復調回路 33…同期分離回路 34…水平同期回路 35…垂直同期回路 36…位相比較回路 37…イコライザ 38…スピンドルロック判定回路 39…境界検出回路 40…ANDゲート 41…同期分離回路 42…水平同期回路 43…垂直同期回路 44…フリップフロップ 45…リセットスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梁川 直治 埼玉県所沢市花園4丁目2610番地 パイオ ニア株式会社所沢工場内 (72)発明者 鈴木 廣 埼玉県所沢市花園4丁目2610番地 パイオ ニア株式会社所沢工場内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 追記型光ディスク記録装置において使用
    される、少なくとも映像情報が記録可能な光記録媒体に
    照射する記録レーザパワーのキャリブレーション方法に
    おいて、 記録パワー及び記録デューティをそれぞれ独立に変化さ
    せ、キャリアレベル及びエラーレートを検出する工程
    と、 キャリアレベルが第1の所定値以上、且つエラーレート
    が第2の所定値以下となるように、最適記録パワーを決
    定する工程と、を備えていることを特徴とするキャリブ
    レーション方法。
  2. 【請求項2】 映像信号のドロップアウト数を検出する
    工程と、 検出されたドロップアウト数が第3の所定値以下となる
    ように最適記録パワーを決定する工程と、を更に備えて
    いることを特徴とする請求項1に記載のキャリブレーシ
    ョン方法。
  3. 【請求項3】 隣接トラックのクロストーク量を検出す
    る工程と、 検出された隣接トラックのクロストーク量が第4の所定
    値以下となるように最適記録パワーを決定する工程と、
    を更に備えていることを特徴とする請求項1又は2に記
    載のキャリブレーション方法。
  4. 【請求項4】 映像信号のジッタ量を検出する工程と、 検出されたジッタ量が第5の所定値以下となるように最
    適記録パワーを決定する工程と、を更に備えていること
    を特徴とする請求項1、2又は3に記載のキャリブレー
    ション方法。
  5. 【請求項5】 追記型光ディスク記録装置において使用
    される、少なくとも映像情報が記録可能な光記録媒体に
    照射する記録レーザパワーのキャリブレーション装置に
    おいて、 記録パワー及び記録デューティをそれぞれ独立に変化さ
    せ、キャリアレベル及びエラーレートを検出する第1検
    出手段と、 キャリアレベルが第1の所定値以上、且つエラーレート
    が第2の所定値以下となるように、最適記録パワーを決
    定する第1記録パワー決定手段と、を備えていることを
    特徴とするキャリブレーション装置。
  6. 【請求項6】 映像信号のドロップアウト数を検出する
    第2検出手段と、 検出されたドロップアウト数が第3の所定値以下となる
    ように最適記録パワーを決定する第2記録パワー決定手
    段と、を更に備えていることを特徴とする請求項5に記
    載のキャリブレーション装置。
  7. 【請求項7】 隣接トラックのクロストーク量を検出す
    る第3検出手段と、 検出された隣接トラックのクロストーク量が第4の所定
    値以下となるように最適記録パワーを決定する第3記録
    パワー決定手段と、を更に備えていることを特徴とする
    請求項5又は6に記載のキャリブレーション装置。
  8. 【請求項8】 映像信号のジッタ量を検出する第4検出
    手段と、 検出されたジッタ量が第5の所定値以下となるように最
    適記録パワーを決定する第4記録パワー決定手段と、を
    更に備えていることを特徴とする請求項5、6又は7に
    記載のキャリブレーション装置。
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