JPH07220205A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPH07220205A
JPH07220205A JP964294A JP964294A JPH07220205A JP H07220205 A JPH07220205 A JP H07220205A JP 964294 A JP964294 A JP 964294A JP 964294 A JP964294 A JP 964294A JP H07220205 A JPH07220205 A JP H07220205A
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JP
Japan
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winding
recording
voltage
rotary transformer
reproducing
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Application number
JP964294A
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English (en)
Inventor
Toru Shibusawa
徹 澁澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 VTR等の磁気記録再生装置において、差動
入力型の記録/再生回路に構成し、伝送ロスのない、且
つ高S/N、広帯域の記録/再生回路を得る。 【構成】 ロータリトランス23の静止側巻線25に中
点タップ26を有する回転ヘッド型磁気記録再生装置で
あって、該中点タップに接続される電圧源30と、静止
側巻線の両端子に接続される差動型の記録回路32〜4
0及び再生回路27とを備え、中点タップには記録時電
源電圧V1が印加され、再生時該電源電圧V1より低い電
圧V2が印加される構成とする。又、低い電圧V2は、再
生回路の動作電源電圧よりも低い電圧に設定する。更
に、ロータリトランスの静止側巻線は、単一の巻線溝4
3aに巻き数の等しい巻線を2個収め、一方の巻線41
aの巻終わり45と他方の巻線41bの巻始め46と
を、ロータリトランス23の外部で互いに接続して中点
タップ26とする構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオテープレコーダ
(以下、VTRと云う)等の磁気記録再生装置における
記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気記録再生装置における記録再生回路
を共に差動型の回路構成にする場合、ハードディスク装
置のように固定ヘッドが使用されていれば、ヘッドの巻
線に中点タップを設けることにより、簡単に差動型の回
路構成が得られる。しかし、VTRのように回転ヘッド
が使用されている場合は、信号伝送用のロータリトラン
スの静止側巻線の両端子に、2端子−3端子変換トラン
スを必要とする。例えば公開実用新案 実開昭62−3
604号(G11B 5/027)参照。又、図5に示
すように、ロータリトランスの静止側巻線に中間タップ
を設けた回路構成の技術が、例えば公開特許公報 特開
平3−113802号(G11B 5/02)に開示さ
れている。
【0003】図5において、1は磁気テープ、2は磁気
ヘッド、3は回転側巻線4と静止側巻線5を有するロー
タリトランス、6は静止側巻線5の一端が接続されクロ
マ帯の低域側信号を増幅する増幅器、8は静止側巻線5
の中間タップ7が接続され輝度信号FMキャリア帯(Y
−FMキャリア帯)の高域側信号を増幅する増幅器、9
は混合増幅器、10は前置増幅器、11は再生出力端子
である。上述の構成において、磁気テープ1上の信号が
磁気ヘッド2により再生され、ロータリトランス3の巻
線4.5を介して伝送され、信号の特性に応じてクロマ
信号と輝度信号がそれぞれ増幅器6,8で増幅され、両
増幅器6,8の出力信号が混合増幅器9で混合された
後、前置増幅器10で補正され、出力端子11から再生
信号が出力される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来例におい
て、前者では変換トランスによる変換ロス及び浮遊容量
の増加による共振周波数の低下を来し、該共振周波数を
輝度信号FMキャリア以上の周波数に設定することが困
難であると云った問題がある。又、後者の構成において
は、クロマ帯の低域側信号と輝度信号Fキャリア帯の高
域側信号を、それぞれ個別に増幅するための増幅器及び
混合増幅器等が必要であり、回路構成が複雑となる問題
がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、ロータ
リトランスの静止側巻線に中点タップを有する回転ヘッ
ド型磁気記録再生装置であって、前記中点タップに接続
される電圧源と、前記静止側巻線の両端子に接続される
差動型の記録回路及び再生回路とを備え、前記中点タッ
プには記録時所定の電源電圧V1が印加され、再生時該
電源電圧V1より低い電圧V2が印加される構成とする。
また、前記低い電圧V2は、前記再生回路の動作電源電
圧よりも低い電圧に設定する。
【0006】更に、前記ロータリトランスの静止側巻線
は、単一の巻線溝に巻き数の等しい巻線を2個収め、一
方の巻線の巻終わりと他方の巻線の巻始めとを、前記ロ
ータリトランスのコア外部で互いに接続して中点タップ
とする構成とする。
【0007】
【作用】上述の構成により、記録時はロータリトランス
の静止側巻線の中点タップへ電源電圧V1が印加され、
記録信号入力端子からの信号の有無によりスイッチング
素子の何れかがオン/オフする。その際、定電流源から
ロータリトランスの静止側巻線に定電流が供給され、ロ
ータリトランスの回転側巻線を介して磁気ヘッドの巻線
に記録電流が流れる。また、再生時は中点タップに再生
増幅回路の動作電源電圧より低い電圧V2が印加され、
差動増幅器に入力される磁気ヘッドにより再生される信
号に対してバイアスを与え、該再生信号が増幅される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の具体的な一実施例について図
面を参照しながら説明する。図1はその回路ブロック
図、図2は各部の信号波形図、図3はロータリトランス
静止側コアの平面図及び断面図、図4はロータリトラン
ス静止側巻線の接続図及び該巻線方向を示す図である。
【0009】図1において、21は磁気テープ、22は
回転磁気ヘッド、23は回転側巻線24及び静止側巻線
25と該静止側巻線25に中点タップ26を有するロー
タリトランス、27は静止側巻線25の両端子が接続さ
れる差動入力型再生増幅回路、28,29は再生出力端
子、30は中点タップ26に電圧V1またはV2を印加す
る電圧源、31は電源端子、32は交互にオン/オフす
る2回路33,34を有するスイッチング素子、35は
定電流源、36は記録時オンするスイッチング素子、3
7,38は記録信号入力端子、39は電源端子(アース
側、又は負側)、40は記録/再生切換信号入力端子で
ある。スイッチ33,34は記録信号入力端子37,3
8からの記録信号によりオン/オフ制御される。また、
電圧源30の電圧値V1,V2及びスイッチ36は、入力
端子40からの記録/再生切換信号により制御される
(実際には、構成される磁気ヘッドと同じ数だけ本案の
回路ブロック構成を必要とするが省略している)。
【0010】次に本案の動作について説明する。先ず、
記録時は、記録操作ボタン(図示せず)の操作により、
端子40に記録/再生切換信号A(図2参照)が印加さ
れ、電圧源30の電源電圧が端子31の電源電圧に略等
しい電圧V1に切り換えられ、中点タップ26に電源電
圧V1が印加される。それと共に、スイッチ36がオン
となる。入力端子37,38に差動型の記録用入力デー
タB,C(図2参照)が入力されると、スイッチング素
子32の各スイッチ33,34が入力データB,Cに応
じて交互にオン/オフする。
【0011】即ち、電源端子31−電圧源30−ロータ
リトランス23の中点タップ26−静止側巻線41a
(又は、巻線41b)−スイッチ33(又は、スイッチ
34)−スイッチ36−定電流源35−電源端子39の
経路で定電流が流れる。その結果、ロータリトランス2
3の回転側巻線24を介して磁気ヘッド22の巻線22
aに記録電流D(図2参照)が流れる。記録中は、スイ
ッチング素子32の各スイッチ33,34は、互いに同
時にオンせず、一方がオンの時は他方はオフである。
【0012】次に、再生時について説明する。再生操作
ボタン(図示せず)の操作により、端子40に再生信号
(図2の信号AのPB部)が印加されると、電圧源30
の電圧は差動型再生増幅回路27の動作電圧より低い電
圧V2に切り換えられ、中点タップ26に低電圧V2が印
加される。それと共に、スイッチ36がオフとなり、定
電流源35が遮断される。従って、低電圧V2が磁気ヘ
ッド22で誘起される再生信号に対してバイアス電圧と
なり、差動型再生増幅回路27の入力信号となる。差動
型再生増幅回路27で増幅され、再生出力端子28,2
9に再生信号E(図2参照)が出力される。尚、本発明
の記録回路の構成は、図1に示すように記録信号入力端
子37,38の差動入力とし、該両入力端子にそれぞれ
図2のシンメトリーなデジタル信号B,Cを入力する。
即ち、記録回路を差動型に構成している。
【0013】図3は、本案のロータリトランス23の静
止側コア42の平面図及び断面図を示したものである。
図において、42は静止側コア、43aは巻線溝、41
aは静止側の第1の巻線、41bは第1の巻線41aと
同じ巻線溝43aに収められる静止側の第2の巻線であ
る。尚、回転側コア及び、静止側コア42の巻線溝43
bの巻線は図面を省略した。
【0014】図4はロータリトランス23の巻線の接続
及び、その巻線方向を示した図である。図において44
は第1の巻線41aの巻き始め、45は第1の巻線41
aの巻き終わり、46は第2の巻線41bの巻き始め、
47は第2の巻線41bの巻き終わりである。ここで、
第1の巻線41aの巻き終わり45と第2の巻線41b
の巻き始め46をコア42の外部で電気的に接続し、中
点タップ26としている。図4(b)の黒点の印は、そ
れぞれの巻線の巻き始めを示している。尚、48は回転
側巻線24の巻き始め、49はその巻き終わりである。
【0015】
【発明の効果】本発明の構成により、記録/再生時にお
けるロータリトランスを介しての磁気ヘッドへの、又は
磁気ヘッドからの信号の伝送損失及び、変換トランス使
用による共振周波数の低下による再生出力低下等の不具
合を来すことなく、高S/N、且つ広帯域の記録/再生
回路が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の差動型記録/再生回路ブロック図であ
る。
【図2】本発明の各部の信号波形図である。
【図3】本発明のロータリトランス静止側コアの平面図
及び断面図である。
【図4】本発明のロータリトランス静止側巻線の接続図
及び該巻線方向を示す図である。
【図5】従来例の回路ブロック図である。
【符号の説明】
23 ロータリトランス 25 静止側巻線 26 中点タップ 27 差動入力型再生増幅回路 30 電圧源 32 2連スイッチ 35 定電流源 36 オン/オフスイッチ 37 記録信号入力端子 41a 静止側第1の巻線 41b 静止側第2の巻線 42 静止側コア 43a 巻線溝

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータリトランスの静止側巻線に中点タ
    ップを有する回転ヘッド型磁気記録再生装置であって、
    前記中点タップに接続される電圧源と、前記静止側巻線
    の両端子に接続される差動型の記録回路及び再生回路と
    を備え、前記中点タップには記録時電源電圧V1が印加
    され、再生時該電源電圧V1より低い電圧V2が印加され
    ることを特徴とする磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記低い電圧V2は、前記再生回路の動
    作電源電圧よりも低い電圧であることを特徴とする請求
    項1の磁気記録再生装置。
  3. 【請求項3】 前記ロータリトランスの静止側巻線は、
    単一の巻線溝に巻き数の等しい巻線を2個収め、一方の
    巻線の巻終わりと他方の巻線の巻始めとを、前記ロータ
    リトランスのコア外部で互いに接続して中点タップとす
    ることを特徴とする請求項1の磁気記録再生装置。
JP964294A 1994-01-31 1994-01-31 磁気記録再生装置 Pending JPH07220205A (ja)

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JP964294A JPH07220205A (ja) 1994-01-31 1994-01-31 磁気記録再生装置

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