JPH07220179A - 商品販売登録データ処理装置 - Google Patents

商品販売登録データ処理装置

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JPH07220179A
JPH07220179A JP997294A JP997294A JPH07220179A JP H07220179 A JPH07220179 A JP H07220179A JP 997294 A JP997294 A JP 997294A JP 997294 A JP997294 A JP 997294A JP H07220179 A JPH07220179 A JP H07220179A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 上位機器との回線状態がインラインからオフ
ラインに変化してもインライン時と同等の正確な販売商
品の売上データ登録処理を実行可能にする。 【構成】 インライン時に販売商品のコードが入力され
ると、そのコードを検索キーとして上位機器に問合せを
行う。そして、応答データとして受信した商品データに
基づいて販売商品の売上データを登録処理する。またオ
フラインテーブルを検索し、受信商品データと同一コー
ドの商品データが未格納の場合にはその受信商品データ
をオフラインテーブルに追加する。格納済の場合にはそ
の同一コードに対応する商品データの内容を受信商品デ
ータの内容に更新する。オフライン時に販売商品のコー
ドが入力されると、そのコードを検索キーとしてオフラ
インテーブルを検索し、検索キーに一致するコードを検
出するとそのコードに対応する商品データに基づいて販
売商品の売上データを登録処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、百貨店等で利用される
POS(販売時点情報管理)システムの商品販売登録用
端末、いわゆるPOS端末として用いられる商品販売登
録データ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】百貨店等で利用される一般的なPOSシ
ステムの全体構成を図4に示す。すなわち、このPOS
システムは、各売場にそれぞれ設置されている複数台の
POS端末1と、これらのPOS端末1を集中制御する
上位機器としてのストアプロセッサ2とをHDLC(ハ
イレベル・データ・リンク・コントロール)回線等の伝
送路3を介して閉ループ状に接続して構成される。
【0003】各POS端末1は、それぞれ電子式キャッ
シュレジスタ等で構成され、CPU(中央処理装置),
ROM(リード・オンリ・メモリ),RAM(ランダム
・アクセス・メモリ)等で制御部を形成するとともに、
キーボード、表示器、プリンタ等の入出力機器を搭載し
ている。また、前記伝送路3を通じてのデータ伝送を司
る通信インタフェースも備えている。
【0004】ストアプロセッサ2は、コンピュータ等で
構成され、CPU,ROM,RAM等で制御部を形成す
るとともに、キーボード、表示器、プリンタ、ハードデ
ィスク装置、フロッピーディスク装置等の入出力機器を
搭載している。また、各POS端末1と同様の通信イン
タフェースも備えている。
【0005】そして、ストアプロセッサ2は、図5
(a)に示すように各商品にそれぞれ付される商品コー
ド(例えば12桁)に対応して、その商品が販売される
売場の売場コード(例えば4桁)、その商品が属する分
類の属性コード(例えば4桁)、その商品の名称デー
タ、その商品の金額桁数制限データ及びステータスデー
タ等の商品データ41が予め設定されるとともに、その
商品の売上点数及び売上金額をそれぞれ累積した売上累
積データ42を記憶する商品ファイル4を、例えばハー
ドディスク装置に形成している。
【0006】ここで、ステータスデータとは、図5
(b)に示すように自動割引無し“0”または自動割引
有り“1”を示す「自動割引区分」、自動割引有りの場
合の割引データを示す「自動割引データ」、税種(外
税,内税,非課税)を示す「税区分」、課税商品の税率
を示す「税率」、売場での割引許可“0”または禁止
“1”を示す「割引可否フラグ」、売場での値引許可
“0”または禁止“1”を示す「値引可否フラグ」等の
各種項目のデータからなる。
【0007】なお、商品コードを小分類のコードとし、
属性コードを大分類のコードとしてもよい。
【0008】しかして、各売場にてPOS端末1を操作
して客買上商品の会計業務を行う店員、いわゆるキャッ
シャは、客が買上商品の会計を申し出ると、POS端末
1のキーボードやスキャナを操作してその客買上商品の
商品コード,売場コード,数量,値段等を入力する。
【0009】そうすると、POS端末1の制御部はスト
アプロセッサ2との回線状態を判別する。そして、回線
接続状態(インライン)を確認した場合には、入力され
た商品コード及び売場コードを検索キーとして問合せ伝
文を作成し、通信インタフェース及び伝送路3を介して
上記問合せ伝文をストアプロセッサ2に送信する。
【0010】ストアプロセッサ2の制御部は、POS端
末1からの問合せ伝文を受信すると、その問合せ伝文中
の検索キーで商品ファイルを検索する。そして、検索キ
ーに一致する商品コード及び売場コードの商品データ4
1が読出したならば、その商品データ41を含む肯定応
答伝文(ACK)を作成し、通信インタフェース及び伝
送路3を介して上記肯定応答伝文を該当するPOS端末
1に送信する。なお、検索キーに一致する商品商品デー
タ41を読み出せなかった場合には、否定応答伝文(N
AK)を該当POS端末1に送信する。
【0011】ストアプロセッサ2に対して問合せを行っ
たPOS端末1の制御部は、該ストアプロセッサ2から
の肯定応答伝文を受信すると、その肯定応答伝文中の商
品データ41を解析する。そして、例えばステータスデ
ータが自動割引区分有りの場合には、キー入力された値
段を自動割引データで割引処理して売上金額を求める。
また、税区分が外税の場合には値段と税率とから税額を
求める。
【0012】また、キーボードのキー操作により客買上
商品の割引データが入力された場合にはステータスデー
タの割引可否フラグを調べ、割引許可ならば割引処理を
実行し、割引禁止ならば割引データ入力をエラーとす
る。同様に、キー操作により客買上商品の値引データが
入力された場合にはステータスデータの値引可否フラグ
を調べ、値引許可ならば値引処理を実行し、値引禁止な
らば値引データ入力をエラーとする。
【0013】こうして、前記商品データ41とキーボー
ドからの入力データとに基づいて客買上商品の売上点
数,売上金額の売上データを取得したならば、その売上
データをRAM上の属性コード別合計器に属性コード別
に登録処理する。また、客買上商品の商品コード,売場
コード,売上点数,金額等からなる売上トランザクショ
ンデータをトランザクションバッファに蓄積する。
【0014】なお、トランザクションバッファに蓄積さ
れた各客買上商品の売上トランザクションデータは適時
ストアプロセッサ2により伝送路3を通じて収集され
て、商品ファイル4の該当商品コードに対応する売上累
積データ42に加算される。
【0015】ところで、伝送路3の断線や伝送路3と通
信インタフェースとを接続するコネクタの異常等によっ
てPOS端末1とストアプロセッサ2との回線が非接続
状態(オフライン)になることがある。このとき、PO
S端末1では客買上商品の登録があってもストアプロセ
ッサ2に問合せを行うことができず、商品ファイル4上
の商品データ41を取得することができない。
【0016】そこで、従来のこの種のPOS端末1にお
いては、売場コードを属性コードに変換するための売場
/属性対応テーブルをRAM上に設け、オフライン時に
は入力された売場コードで上記対応テーブルを参照して
属性コードを決定する。また、各種のステータスデータ
は全て“0”としてキー入力データにより売上データを
取得する。そして、この売上データを上記対応テーブル
を参照して決定された属性コードに従い属性コード別合
計器に登録処理していた。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のオフライン時処理方法では次のような問題があ
った。すなわち、1つの売場で販売される商品の属性コ
ードは必ずしも同一であるとは限らない。また、客によ
っては別の売場で販売されていた商品の会計を申し出る
場合もある。このため、売場コードから客買上商品の属
性コードを一義的に決めることは困難である。それにも
係わらず、従来は入力された売場コードから売場/属性
対応テーブルを参照して属性コードを決定し、客買上商
品の売上データを属性コード別に登録処理していたの
で、オフラインが発生すると各POS端末1における属
性コード別合計器のデータの信頼性が低下していた。
【0018】また、オフライン時には各種のステータス
データは全て“0”として処理されるので、例えば割引
可否フラグや値引可否フラグは全て「許可」として処理
される。このため、例えばストアプロセッサ2における
商品ファイル4には値引禁止(値引可否フラグ=1)が
指定された商品が、オフライン時には売場での値引が許
容される場合があった。
【0019】そこで本発明は、上位機器との回線状態が
インラインからオフラインに変化しても、インライン時
と同等の正確な販売商品の売上データ登録処理を実行で
きる商品販売登録データ処理装置を提供しようとするも
のである。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は、各商品のコー
ド,名称,ステータス等の商品データを予め設定記憶す
る商品ファイルを備えた上位機器に伝送路を介して接続
される商品販売登録データ処理装置において、各商品の
商品データを蓄積するオフラインテーブルと、販売商品
の前記コードを入力するコード入力手段と、このコード
入力手段によりコードが入力されると上位機器との回線
状態を判別する回線判別手段と、この回線判別手段によ
り上位機器との回線接続状態が確認されるとコードを検
索キーとして上位機器に問合せを行い販売商品の商品デ
ータを受信する問合せ処理手段と、この問合せ処理手段
により受信した商品データに基づいて販売商品の売上デ
ータを登録処理するインライン時登録処理手段と、問合
せ処理手段により商品データを受信する毎にオフライン
テーブルに受信商品データと同一コードの商品データが
格納されているか否かを判断するデータ判断手段と、こ
のデータ判断手段により同一コードの商品データ未格納
が判断されると受信商品データをオフラインテーブルに
追加する商品データ追加手段と、データ判断手段により
同一コードの商品データ格納済みが判断されるとその同
一コードに対応する商品データの内容を受信商品データ
の内容に更新する商品データ更新手段と、回線判別手段
により上位機器との回線非接続状態が確認されるとコー
ドを検索キーとしてオフラインテーブルを検索するテー
ブル検索手段と、この検索手段の結果検索キーに一致す
るコードを検出するとそのコードに対応する商品データ
に基づいて販売商品の売上データを登録処理するオフラ
イン時登録処理手段とを備えたものである。
【0021】
【作用】このような構成の本発明であれば、上位機器と
の回線接続状態、いわゆるインライン時にコード入力手
段により販売商品のコードが入力されると、そのコード
を検索キーとして上位機器に問合せを行う。そして、販
売商品の商品データを応答データとして受信すると、こ
の商品データに基づいて販売商品の売上データを登録処
理する。
【0022】また、このときオフラインテーブルを検索
し、受信商品データと同一コードの商品データが格納さ
れているか否かを判断する。そして、未格納の場合には
その受信商品データをオフラインテーブルに追加する。
これに対し、格納済の場合にはその同一コードに対応す
る商品データの内容を受信商品データの内容に更新す
る。従って、オフラインテーブルには、インライン時に
登録された各販売商品の最新の商品データが蓄積され
る。
【0023】一方、上位機器との回線非接続状態、いわ
ゆるオフライン時にコード入力手段により販売商品のコ
ードが入力されると、そのコードを検索キーとしてオフ
ラインテーブルを検索する。そして、検索キーに一致す
るコードを検出するとそのコードに対応する商品データ
に基づいて販売商品の売上データを登録処理する。
【0024】従って、たとえインラインからオフライン
に変化しても、インライン時に上位機器から応答される
と推定される商品データに基づいて販売商品の売上デー
タが登録処理される。
【0025】
【実施例】以下、本発明の商品販売登録データ処理装置
を、図4に示すPOSシステムのPOS端末1に適用し
た一実施例について図面を参照しながら説明する。
【0026】なお、POSシステムにおけるストアプロ
セッサ2の構成及び該ストアプロセッサ2に設けられる
商品ファイル4の構成は従来と同様であり、図4,図5
を用いてその説明を省略する。
【0027】図1は本発明に係るPOS端末1の要部構
成を示すブロック図である。このPOS端末1は、CP
U11,ROM12及びRAM13で制御部を構成して
いる。また、現日時を計時する時計回路14、伝送路3
を通じてのデータ伝送を司る通信インタフェース15、
キーボードコントローラ16、表示器コントローラ1
7、プリンタコントローラ18、I/Oポート19等を
内蔵しており、これらと前記制御部とをデータバス等の
バスライン20で接続している。
【0028】また、このPOS端末1は、販売商品の商
品コード,売場コード,数量,値段等を入力するための
商品登録用キー、値引データや割引データ等を入力する
ためのファンクションキー、1客の買上商品登録終了を
宣言する登録締めキー等が配設されたコード入力手段と
してのキーボード21と、客買上商品の品名,値段や1
客の合計金額等を表示するための表示器22と、レシー
ト印字及びジャーナル印字を行うためのプリンタ23を
搭載しており、それぞれを各コントローラ16,17,
18に接続している。
【0029】さらに、釣銭準備金や客が支払った現金等
を収容するためのドロワ24を備えており、このドロワ
24を自動開放するドロワ開放装置25に前記I/Oポ
ート19から開放指令信号が送出されるようになってい
る。
【0030】前記RAM13には、図2に示すように、
属性コード,属性名称データ,金額データ及び点数デー
タの各エリアを対応して設けてなる属性コード別合計器
31、販売登録された商品の商品コード,売場コード,
属性コード,名称データ,金額桁数制限データ,ステー
タスデータ等からなる商品データ41を一時記憶する登
録商品バッファ32、販売登録された各商品の売上トラ
ンザンションデータを蓄積するトランザクションバッフ
ァ33、各商品の前記商品データ41を蓄積するオフラ
インテーブル34等の各種メモリ領域が形成されてい
る。
【0031】ここで、属性コード別合計器31における
属性コード及びそれに対応する属性名称データは、予め
ストアプロセッサ2からのDLL(ダウン・ライン・ロ
ーディング)処理によって設定されている。なお、属性
コード「0099」はその他の商品の売上データとして
使用される。
【0032】しかして、前記CPU11は、特に図3に
示す流れ図に従い客買上商品の売上登録業務を処理する
ように、ROM12等に予め設定されたプログラムによ
って制御されている。
【0033】すなわち、CPU11は、ST(ステッ
プ)1としてキーボード21からのキー信号を監視し、
商品登録用キーの操作により商品コード,売場コード,
数量(1点の場合には入力を省略できる)及び値段が入
力されると、客買上商品の登録有りを判断してST2に
進む。
【0034】ST2では通信インタフェース15への入
力信号の状態から当該POS端末1とストアプロセッサ
2との回線状態を判別する(回線判別手段)。
【0035】そして、回線接続状態、いわゆるインライ
ンのときには、ST3としてキー入力された商品コード
及び売場コードを検索キーとして問合せ伝文を作成し、
この問合せ伝文を通信インタフェース15及び伝送路3
を通じてストアプロセッサ2に送信する。これにより、
ストアプロセッサ2においては問合せ伝文中の検索キー
によって商品ファイル4が検索され、該当する商品コー
ド,売場コード,属性コード,名称データ,金額桁数制
限データ,ステータスデータ等からなる商品データ41
が応答伝文として送信されるので、この応答伝文を通信
インタフェース15を介して受信する(問合せ処理手
段)。
【0036】こうして、応答伝文を受信できたならば、
ST4として受信した商品データを登録商品バッファ3
2に書込む。
【0037】次に、ST5として前記登録商品バッファ
32内の商品コードでオフラインテーブル34を検索し
て、同一商品コードの商品データ41が格納されている
か否かを判断する(データ判断手段)。
【0038】そして、格納されていない場合にはST6
の判断でNOとなり、ST7としてオフラインテーブル
34に登録商品バッファ34内の商品データ41を追加
する(商品データ追加手段)。
【0039】これに対し、格納されている場合にはST
6の判断でYESとなり、ST8としてそのオフライン
テーブル34内の同一コードの商品データと登録商品バ
ッファ内の商品データとを比較する。そして、ステータ
スデータ等の一部が一致していない場合には、ST9と
して前記オフラインテーブル34内の同一コードの商品
データを登録商品バッファ内の商品データに置換する
(商品データ更新手段)。
【0040】オフラインテーブル34内の同一コードの
商品データと登録商品バッファ内の商品データとが完全
に一致している場合には、ST9の処理は行わない。
【0041】その後、ST10として登録商品バッファ
32内の商品データに基づいて商品売上登録処理を実行
する(インライン時登録処理手段)。
【0042】具体的には、ステータスデータが自動割引
区分有りの場合には、キー入力された値段を自動割引デ
ータで割引処理して売上金額を求める。また、税区分が
外税の場合には値段と税率とから税額を求める。
【0043】また、キーボードのキー操作により客買上
商品の割引データが入力された場合にはステータスデー
タの割引可否フラグを調べ、割引許可ならば割引処理を
実行し、割引禁止ならば割引データ入力をエラーとす
る。同様に、キー操作により客買上商品の値引データが
入力された場合にはステータスデータの値引可否フラグ
を調べ、値引許可ならば値引処理を実行し、値引禁止な
らば値引データ入力をエラーとする。
【0044】こうして、前記登録商品バッファ32内の
商品データとキーボードからの入力データとに基づいて
客買上商品の売上点数,売上金額の売上データを取得し
たならば、その売上データを属性コード別合計器31に
属性コード別に登録処理する。また、客買上商品の商品
コード,売場コード,売上点数,金額等からなる売上ト
ランザクションデータをトランザクションバッファ33
に蓄積する。
【0045】以上で、インライン時における客買上商品
1品の売上登録業務を終了する。
【0046】一方、ST2において回線非接続状態、い
わゆるオフライン時には、ST11としてキー入力され
た商品コードでオフラインテーブル34を検索して、同
一商品コードの商品データ41が格納されているか否か
を判断する(デーブル検索手段)。
【0047】ここで、格納されている場合にはST12
の判断でYESとなり、ST13としてオフラインテー
ブル34内の同一商品コードに対応する商品データを登
録商品バッファ32に書込む。しかる後、前記ST10
の処理と同様に、登録商品バッファ32内の商品データ
に基づいて商品売上登録処理を実行する(オフライン時
登録処理手段)。
【0048】なお、オフラインテーブル34に入力商品
コードと同一の商品コードの商品データが格納されてい
ない場合にはST12の判断でNOとなり、ST14と
してキー入力された商品コード及び売場コードと、属性
コード「0099」と、属性コード別合計器31から読
出した属性コード「0099」の名称データ「GP9
9」を商品データとして登録商品バッファ32に書込
む。この場合、商品データ項目の「金額桁数制限制限」
及び「ステータス」の各データは“0”となる。
【0049】しかして、この登録商品バッファ32内の
商品データを前記ST6〜ST9の処理と同様にしてオ
フラインテーブル34に追加若しくは更新した後、前記
ST10の処理と同様に、登録商品バッファ32内の商
品データに基づいて商品売上登録処理を実行する。
【0050】以上で、オフライン時における客買上商品
1品の売上登録業務を終了する。
【0051】このように構成された本実施例のPOS端
末1においては、ストアプロセッサ2との回線接続状
態、いわゆるインライン時にキーボードの商品登録用キ
ー操作によって販売商品の商品コード,売場コード,数
量,値段等が入力されると、その商品コード及び売場コ
ードを検索キーとしてストアプロセッサ2に問合せを行
う。そして、該当販売商品の商品データを応答データと
して受信すると、この商品データに基づいて販売商品の
売上データを登録処理する。
【0052】また、このときオフラインテーブル34を
検索し、受信商品データと同一コードの商品データが格
納されているか否かを判断する。そして、未格納の場合
にはその受信商品データをオフラインテーブル34に追
加する。これに対し、格納済の場合にはその同一コード
に対応する商品データの内容を受信商品データの内容に
更新する。
【0053】従って、オフラインテーブル34には、イ
ンライン時に登録された各販売商品の最新の商品データ
が蓄積されることになる。
【0054】この状態で、ストアプロセッサ2との回線
状態が非接続状態、いわゆるオフラインになると、商品
コード等の入力により販売商品が登録されてもストアプ
ロセッサ2に問合せをすることができない。
【0055】この場合には、入力された商品コードを検
索キーとして前記オフラインテーブル34を検索する。
そして、検索キーに一致するコードを検出するとそのコ
ードに対応する商品データは、インライン時にストアプ
ロセッサ2から受信した該当販売商品の商品データなの
で、その商品データに基づいて販売商品の売上データを
登録処理する。
【0056】なお、オフラインテーブル34に検索キー
に一致するコードを検出できない場合には、該当販売商
品をその他の商品とし、属性コード「0099」に分類
にして売上データを登録処理する。
【0057】従って、たとえインラインからオフライン
に変化しても、インライン時に少なくとも1度登録され
た商品であれば、インライン時にストアプロセッサ2か
ら応答されると推定される商品データに基づいて販売商
品の売上データが登録処理されるので、大部分はインラ
イン時と同等の正確な販売商品の売上データ登録処理を
実行できるようになる。
【0058】なお、オフラインテーブル34の記憶容量
には制限があるので、例えば最大600件の商品データ
を蓄積可能とし、かつ商品データの項目に日時データを
付加して、商品データを追加若しくは更新する際に時計
回路14から読出した日時データをセットし、オフライ
ンテーブル34の記憶容量が満杯若しくはそれに近くな
ったときに、該オフラインテーブル34から日時データ
が古い順に所定件数の商品データを削除する機能を設け
ると好都合である。
【0059】また、コード入力手段はキーボードに限定
されるものではなく、スキャナ等でもよい。
【0060】
【発明の効果】以上詳述したように本発明は、インライ
ン時に販売商品のコードが入力されると、そのコードを
検索キーとして上位機器に問合せを行い、販売商品の商
品データを応答データとして受信すると、この商品デー
タに基づいて販売商品の売上データを登録処理するとと
もにオフラインテーブルを検索し、受信商品データと同
一コードの商品データが未格納の場合にはその受信商品
データをオフラインテーブルに追加し、格納済の場合に
はその同一コードに対応する商品データの内容を受信商
品データの内容に更新する。また、オフライン時に販売
商品のコードが入力されると、そのコードを検索キーと
してオフラインテーブルを検索し、検索キーに一致する
コードを検出するとそのコードに対応する商品データに
基づいて販売商品の売上データを登録処理するように構
成したものである。
【0061】従って、上位機器との回線状態がインライ
ンからオフラインに変化しても、インライン時と同等の
正確な販売商品の売上データ登録処理を実行できる商品
販売登録データ処理装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例であるPOS端末の要部ブ
ロック図。
【図2】 同実施例のRAMに形成される主要なメモリ
領域を示す図。
【図3】 同実施例のCPUが実行する客買上商品の売
上登録業務処理を示す流れ図。
【図4】 一般的なPOSシステムの全体図。
【図5】 図4に示す商品ファイルのレコードフォーマ
ットを示す図。
【符号の説明】
1…POS端末(商品販売登録データ処理装置) 2…ストアプロセッサ(上位機器) 3…伝送路 4…商品ファイル 11…CPU 12…ROM 13…RAM 14…時計回路 15…通信インタフェース 21…キーボード 31…属性コード別合計器 34…オフラインテーブル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各商品のコード,名称,ステータス等の
    商品データを予め設定記憶する商品ファイルを備えた上
    位機器に伝送路を介して接続される商品販売登録データ
    処理装置において、 前記各商品の商品データを蓄積するオフラインテーブル
    と、 販売商品のコードを入力するコード入力手段と、 このコード入力手段により前記コードが入力されると前
    記上位機器との回線状態を判別する回線判別手段と、 この回線判別手段により前記上位機器との回線接続状態
    が確認されると前記コードを検索キーとして前記上位機
    器に問合せを行い前記販売商品の商品データを受信する
    問合せ処理手段と、 この問合せ処理手段により受信した商品データに基づい
    て前記販売商品の売上データを登録処理するインライン
    時登録処理手段と、 前記問合せ処理手段により商品データを受信する毎に前
    記オフラインテーブルに受信商品データと同一コードの
    商品データが格納されているか否かを判断するデータ判
    断手段と、 このデータ判断手段により同一コードの商品データ未格
    納が判断されると前記受信商品データを前記オフライン
    テーブルに追加する商品データ追加手段と、 前記データ判断手段により同一コードの商品データ格納
    済みが判断されるとその同一コードに対応する商品デー
    タの内容を前記受信商品データの内容に更新する商品デ
    ータ更新手段と、 前記回線判別手段により前記上位機器との回線非接続状
    態が確認されると前記コードを検索キーとして前記オフ
    ラインテーブルを検索するテーブル検索手段と、 この検索手段の結果検索キーに一致するコードを検出す
    るとそのコードに対応する商品データに基づいて前記販
    売商品の売上データを登録処理するオフライン時登録処
    理手段と、を具備したことを特徴とする商品販売登録デ
    ータ処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005533324A (ja) * 2002-07-17 2005-11-04 オラクル・インターナショナル・コーポレイション モバイルアプリケーション用データをキャッシュするためのシステムおよび方法

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