JPH0722012A - 電源装置 - Google Patents
電源装置Info
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- JPH0722012A JPH0722012A JP5159512A JP15951293A JPH0722012A JP H0722012 A JPH0722012 A JP H0722012A JP 5159512 A JP5159512 A JP 5159512A JP 15951293 A JP15951293 A JP 15951293A JP H0722012 A JPH0722012 A JP H0722012A
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- batteries
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- power supply
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M50/00—Constructional details or processes of manufacture of the non-active parts of electrochemical cells other than fuel cells, e.g. hybrid cells
- H01M50/20—Mountings; Secondary casings or frames; Racks, modules or packs; Suspension devices; Shock absorbers; Transport or carrying devices; Holders
- H01M50/204—Racks, modules or packs for multiple batteries or multiple cells
- H01M50/207—Racks, modules or packs for multiple batteries or multiple cells characterised by their shape
- H01M50/216—Racks, modules or packs for multiple batteries or multiple cells characterised by their shape adapted for button or coin cells
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/301—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor by means of a mounting structure
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Battery Mounting, Suspending (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】複数個のボタン型電池を積み重ねて搭載する場
合に、各電池がショートしてしまうことを防止しつつ、
電池と回路基板との電気的導通の信頼性を向上させるこ
とができる電源装置を提供する。 【構成】ボタン型電池１０２，１０４を複数個重ねて搭
載する電源装置において、複数個のボタン型電池１０
２，１０４のうち、最上段に位置するボタン型電池１０
４を、それより下段に位置するボタン型電池１０２に対
して水平方向に僅かにずらして配置した。
合に、各電池がショートしてしまうことを防止しつつ、
電池と回路基板との電気的導通の信頼性を向上させるこ
とができる電源装置を提供する。 【構成】ボタン型電池１０２，１０４を複数個重ねて搭
載する電源装置において、複数個のボタン型電池１０
２，１０４のうち、最上段に位置するボタン型電池１０
４を、それより下段に位置するボタン型電池１０２に対
して水平方向に僅かにずらして配置した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車のキーレ
スエントリー用トランスミッター等の様に、ボタン型電
池を複数個搭載する装置に適用される電源装置に関する
ものである。
スエントリー用トランスミッター等の様に、ボタン型電
池を複数個搭載する装置に適用される電源装置に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より、自動車のキーレスエントリー
用のトランスミッター装置においては、動作の信頼性を
向上させるための電圧を確保する目的と、小型化を図る
目的で、ボタン型電池を２枚重ねで使用している。図５
は、この様な従来のキーレスエントリー用のトランスミ
ッター装置１００の電源部分の側断面図を示したもので
ある。図５において、２枚重ねにされたボタン型電池１
０２，１０４は、トランスミッター装置１００に搭載さ
れる電気部品を実装した回路基板１０６上の電池ケース
１０８内に収納されている。２枚のボタン型電池１０
２，１０４のうち下段の電池１０２のマイナス極は、回
路基板１０６上の電極１０６ａに接触している。一方、
上段の電池１０４のプラス極は、電池１０２，１０４を
電池ケース１０８内に保持するための（あるいは回路基
板１０６全体を外部から保護するための）蓋体１１２に
設けられた電源端子１１０により、回路基板１０６上の
電極１０６ｂに接続されている。この様な構成により、
直列配置された電池１０２，１０４のプラス極とマイナ
ス極とが、同一の回路基板１０６上の別々の電極１０６
ａ，１０６ｂに接続され、トランスミッター装置１００
に電源が供給される。
用のトランスミッター装置においては、動作の信頼性を
向上させるための電圧を確保する目的と、小型化を図る
目的で、ボタン型電池を２枚重ねで使用している。図５
は、この様な従来のキーレスエントリー用のトランスミ
ッター装置１００の電源部分の側断面図を示したもので
ある。図５において、２枚重ねにされたボタン型電池１
０２，１０４は、トランスミッター装置１００に搭載さ
れる電気部品を実装した回路基板１０６上の電池ケース
１０８内に収納されている。２枚のボタン型電池１０
２，１０４のうち下段の電池１０２のマイナス極は、回
路基板１０６上の電極１０６ａに接触している。一方、
上段の電池１０４のプラス極は、電池１０２，１０４を
電池ケース１０８内に保持するための（あるいは回路基
板１０６全体を外部から保護するための）蓋体１１２に
設けられた電源端子１１０により、回路基板１０６上の
電極１０６ｂに接続されている。この様な構成により、
直列配置された電池１０２，１０４のプラス極とマイナ
ス極とが、同一の回路基板１０６上の別々の電極１０６
ａ，１０６ｂに接続され、トランスミッター装置１００
に電源が供給される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来例のトランスミッター装置１００においては、電源
端子１１０の一端部１１０ａが上段の電池１０４のプラ
ス極と接し、他端部１１０ｂが回路基板１０６上の電極
１０６ｂと接することとなるため、接点が２個所になり
電気的導通の信頼性が低下するという問題点があった。
また、回路基板１０６上の電極１０６ｂは、電源端子１
１０の他端部１１０ｂと常に良好に接触している必要が
あるため、さび等の発生を防止するために金メッキ等を
施さなければならず、コストが上昇するという問題点も
あった。
従来例のトランスミッター装置１００においては、電源
端子１１０の一端部１１０ａが上段の電池１０４のプラ
ス極と接し、他端部１１０ｂが回路基板１０６上の電極
１０６ｂと接することとなるため、接点が２個所になり
電気的導通の信頼性が低下するという問題点があった。
また、回路基板１０６上の電極１０６ｂは、電源端子１
１０の他端部１１０ｂと常に良好に接触している必要が
あるため、さび等の発生を防止するために金メッキ等を
施さなければならず、コストが上昇するという問題点も
あった。
【０００４】この様な問題を解決するための１つの方法
としては、図６に示す様に、プラス側の電源端子１１４
の基端部１１４ａを回路基板１０６上に半田付けし、先
端部１１４ｂを上段の電池１０４の側面に接触させるこ
とが考えられる。このようにすれば、電池１０２，１０
４の交換に支障を来すことなく、電源端子１１４と電池
１０４及び回路基板１０６との接触個所を１個所に減ら
すことができ、導通の信頼性を向上させることができ
る。
としては、図６に示す様に、プラス側の電源端子１１４
の基端部１１４ａを回路基板１０６上に半田付けし、先
端部１１４ｂを上段の電池１０４の側面に接触させるこ
とが考えられる。このようにすれば、電池１０２，１０
４の交換に支障を来すことなく、電源端子１１４と電池
１０４及び回路基板１０６との接触個所を１個所に減ら
すことができ、導通の信頼性を向上させることができ
る。
【０００５】しかしながら、このようにプラス側の電源
端子１１４を電池１０４の側面に接触させる様にした場
合には、図７に示す様に、電源端子１１４が下段の電池
１０２のプラス極にも接触し、ショートしてしまうこと
があるという問題が新たに発生する。従って、本発明は
上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的と
するところは、複数個のボタン型電池を積み重ねて搭載
する場合に、各電池がショートしてしまうことを防止し
つつ、電池と回路基板との電気的導通の信頼性を向上さ
せることができる電源装置を提供することにある。
端子１１４を電池１０４の側面に接触させる様にした場
合には、図７に示す様に、電源端子１１４が下段の電池
１０２のプラス極にも接触し、ショートしてしまうこと
があるという問題が新たに発生する。従って、本発明は
上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的と
するところは、複数個のボタン型電池を積み重ねて搭載
する場合に、各電池がショートしてしまうことを防止し
つつ、電池と回路基板との電気的導通の信頼性を向上さ
せることができる電源装置を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決し、目
的を達成するために、本発明の電源装置は、ボタン型電
池を複数個重ねて搭載する電源装置において、前記複数
個のボタン型電池のうち、最上段に位置するボタン型電
池を、それより下段に位置するボタン型電池に対して水
平方向に僅かにずらして配置したことを特徴としてい
る。
的を達成するために、本発明の電源装置は、ボタン型電
池を複数個重ねて搭載する電源装置において、前記複数
個のボタン型電池のうち、最上段に位置するボタン型電
池を、それより下段に位置するボタン型電池に対して水
平方向に僅かにずらして配置したことを特徴としてい
る。
【０００７】また、この発明に係わる電源装置におい
て、前記複数個のボタン型電池のうちの最下段に位置す
るボタン型電池のマイナス極が接触する第１の電源端子
を有する回路基板と、該回路基板にその基端部を半田付
けされ、その先端部が、前記最上段に位置するボタン型
電池の前記ずらされた側の側面に接触する第２の電源端
子とを更に具備することを特徴としている。
て、前記複数個のボタン型電池のうちの最下段に位置す
るボタン型電池のマイナス極が接触する第１の電源端子
を有する回路基板と、該回路基板にその基端部を半田付
けされ、その先端部が、前記最上段に位置するボタン型
電池の前記ずらされた側の側面に接触する第２の電源端
子とを更に具備することを特徴としている。
【０００８】また、この発明に係わる電源装置におい
て、前記第１の電源端子は、前記回路基板から所定距離
離間した状態で、前記回路基板に対して略平行に配置さ
れていることを特徴としている。
て、前記第１の電源端子は、前記回路基板から所定距離
離間した状態で、前記回路基板に対して略平行に配置さ
れていることを特徴としている。
【０００９】
【作用】以上の様に、この発明に係わる電源装置は構成
されているので、複数個のボタン型電池のうち最上段の
ものを、それより下段のものに対して水平方向にずらし
て配置することにより、回路基板から延びる第２の電源
端子を最上段の電池に側方から接触させても、第２の電
源端子が下段の電池に接触してショートすることがな
い。そのため、第２の電源端子を回路基板側に半田付け
して固定することが可能となり、電源ラインの接点の数
を減らし、導通の信頼性を向上させることができる。
されているので、複数個のボタン型電池のうち最上段の
ものを、それより下段のものに対して水平方向にずらし
て配置することにより、回路基板から延びる第２の電源
端子を最上段の電池に側方から接触させても、第２の電
源端子が下段の電池に接触してショートすることがな
い。そのため、第２の電源端子を回路基板側に半田付け
して固定することが可能となり、電源ラインの接点の数
を減らし、導通の信頼性を向上させることができる。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の好適な一実施例について、添
付図面を参照して詳細に説明する。図１は、本発明に係
わる電源装置の一実施例を自動車のキーレスエントリー
用のトランスミッター装置に適用した例を示したもので
あり、このトランスミッター装置を分解して示した図で
ある。
付図面を参照して詳細に説明する。図１は、本発明に係
わる電源装置の一実施例を自動車のキーレスエントリー
用のトランスミッター装置に適用した例を示したもので
あり、このトランスミッター装置を分解して示した図で
ある。
【００１１】図１において、トランスミッター装置１０
は、操作用のボタン類が配置された合成樹脂性のアッパ
ーケース１２と、このアッパーケース１２を閉止する合
成樹脂性のロアケース１４と、これらアッパーケース１
２とロアケース１４に囲まれた空間内に配置される電気
部品と機構部品とから概略構成されている。アッパーケ
ース１２は、内側に直方体状の凹所１２ａを有した箱状
に形成されており、凹所１２ａの底面には、アッパーケ
ース１２の外部に操作用のボタン類を露出させるための
開口穴１２ｂが４個所に形成されている。凹所１２ａ内
には、導電性ゴムからなるスイッチラバー１６が収納さ
れ、このスイッチラバー１６に形成されたボタン（スイ
ッチ）１６ａが、開口穴１２ｂからアッパーケース１２
の外部に突出する。操作者は、このボタン１６ａを操作
することにより、自動車のドアのロック及びアンロック
などを行うことができる。
は、操作用のボタン類が配置された合成樹脂性のアッパ
ーケース１２と、このアッパーケース１２を閉止する合
成樹脂性のロアケース１４と、これらアッパーケース１
２とロアケース１４に囲まれた空間内に配置される電気
部品と機構部品とから概略構成されている。アッパーケ
ース１２は、内側に直方体状の凹所１２ａを有した箱状
に形成されており、凹所１２ａの底面には、アッパーケ
ース１２の外部に操作用のボタン類を露出させるための
開口穴１２ｂが４個所に形成されている。凹所１２ａ内
には、導電性ゴムからなるスイッチラバー１６が収納さ
れ、このスイッチラバー１６に形成されたボタン（スイ
ッチ）１６ａが、開口穴１２ｂからアッパーケース１２
の外部に突出する。操作者は、このボタン１６ａを操作
することにより、自動車のドアのロック及びアンロック
などを行うことができる。
【００１２】スイッチラバー１６の上方には、トランス
ミッター装置１０の主要部である電気回路を構成する回
路基板１８が搭載される。回路基板１８の下面には、ス
イッチラバー１６の各ボタン１６ａと接触する不図示の
電気接点が複数形成されている。回路基板１８の上面の
中央部には、トランスミッター装置１０に搭載される２
つのボタン型電池１０２，１０４のうち下段の電池１０
２のマイナス極と接触するマイナス端子２０が固定され
ている。このマイナス端子２０は、側面視略コの字状に
形成されており、このコの字の両端部２０ａ，２０ｂ
が、回路基板１８に半田付けされて固定されている。コ
の字の中央部２０ｃは、回路基板１８に平行な状態で回
路基板１８の表面から僅かに離間している。従って、マ
イナス端子２０の中央部２０ｃの直下の回路基板１８上
には、電気部品を実装することが可能であり（すなわち
電池１０２，１０４の下方にも電気部品を実装すること
が可能であり）、回路基板１８の実装密度を向上させる
ことができる様に配慮されている。なお、マイナス端子
２０の中央部２０ｃには、上方に向けて折り曲げられた
接点部２０ｄが形成されており、電池１０２のマイナス
極と接触し易い様になされている。
ミッター装置１０の主要部である電気回路を構成する回
路基板１８が搭載される。回路基板１８の下面には、ス
イッチラバー１６の各ボタン１６ａと接触する不図示の
電気接点が複数形成されている。回路基板１８の上面の
中央部には、トランスミッター装置１０に搭載される２
つのボタン型電池１０２，１０４のうち下段の電池１０
２のマイナス極と接触するマイナス端子２０が固定され
ている。このマイナス端子２０は、側面視略コの字状に
形成されており、このコの字の両端部２０ａ，２０ｂ
が、回路基板１８に半田付けされて固定されている。コ
の字の中央部２０ｃは、回路基板１８に平行な状態で回
路基板１８の表面から僅かに離間している。従って、マ
イナス端子２０の中央部２０ｃの直下の回路基板１８上
には、電気部品を実装することが可能であり（すなわち
電池１０２，１０４の下方にも電気部品を実装すること
が可能であり）、回路基板１８の実装密度を向上させる
ことができる様に配慮されている。なお、マイナス端子
２０の中央部２０ｃには、上方に向けて折り曲げられた
接点部２０ｄが形成されており、電池１０２のマイナス
極と接触し易い様になされている。
【００１３】マイナス端子２０の側方には、上段の電池
１０４のプラス極と接触するプラス端子２２が配置され
ている。このプラス端子２２は、回路基板１８上に半田
付けして固定された基端部２２ａと、この基端部２２ａ
から水平方向に延びる接点部２２ｂとから構成されてい
る。接点部２２ｂは、上段に位置する電池１０４の側
面、すなわちプラス極に丁度接触する高さで、水平方向
に延びている。
１０４のプラス極と接触するプラス端子２２が配置され
ている。このプラス端子２２は、回路基板１８上に半田
付けして固定された基端部２２ａと、この基端部２２ａ
から水平方向に延びる接点部２２ｂとから構成されてい
る。接点部２２ｂは、上段に位置する電池１０４の側
面、すなわちプラス極に丁度接触する高さで、水平方向
に延びている。
【００１４】マイナス端子２０の上面には、合成樹脂材
料からなる絶縁シート２４が載置される。この絶縁シー
ト２４の中央部には、マイナス端子２０に形成された接
点部２０ｄが挿通するための四角状の開口穴２４ａが形
成されている。接点部２０ｄはこの開口穴２４ａを介し
て電池１０２のマイナス極と接触する。また、開口穴２
４ａに隣接した位置には、プラス端子２２が挿通するた
めのスリット２４ｂが形成されている。プラス端子２２
は、このスリット２４ｂを介して、絶縁シート２４の上
方に突出する。なお、この絶縁シート２４は、電池１０
２，１０４により下方に押される圧力で、マイナス端子
２０が撓んだときに、マイナス端子２０の接点部２０ｄ
以外の部分が下段の電池１０２のプラス極と接触してシ
ョートしたりすることを防止する働きをする。
料からなる絶縁シート２４が載置される。この絶縁シー
ト２４の中央部には、マイナス端子２０に形成された接
点部２０ｄが挿通するための四角状の開口穴２４ａが形
成されている。接点部２０ｄはこの開口穴２４ａを介し
て電池１０２のマイナス極と接触する。また、開口穴２
４ａに隣接した位置には、プラス端子２２が挿通するた
めのスリット２４ｂが形成されている。プラス端子２２
は、このスリット２４ｂを介して、絶縁シート２４の上
方に突出する。なお、この絶縁シート２４は、電池１０
２，１０４により下方に押される圧力で、マイナス端子
２０が撓んだときに、マイナス端子２０の接点部２０ｄ
以外の部分が下段の電池１０２のプラス極と接触してシ
ョートしたりすることを防止する働きをする。
【００１５】回路基板１８には合成樹脂性のインナーケ
ース２６がかぶせられる。このインナーケース２６は、
回路基板１８を丁度覆う形状に形成されており、中央部
には電池１０２，１０４を収納するための略円筒状の凹
所２６ａが形成されている。この凹所２６ａの内方に、
マイナス端子２０の接点部２０ｄと、プラス端子２２が
突出する様になされている。
ース２６がかぶせられる。このインナーケース２６は、
回路基板１８を丁度覆う形状に形成されており、中央部
には電池１０２，１０４を収納するための略円筒状の凹
所２６ａが形成されている。この凹所２６ａの内方に、
マイナス端子２０の接点部２０ｄと、プラス端子２２が
突出する様になされている。
【００１６】なお、ここで本実施例の特徴的な部分につ
いて説明すると、インナーケース２６の凹所２６ａは、
上下のボタン型電池１０２，１０４が図示する様に、互
いに水平方向にずれて収納される様な形状に形成されて
いる。詳細は、後述するが、このように上下の電池１０
２，１０４を水平方向にずらして収納することにより、
上下の電池がショートすることを防止することができ
る。
いて説明すると、インナーケース２６の凹所２６ａは、
上下のボタン型電池１０２，１０４が図示する様に、互
いに水平方向にずれて収納される様な形状に形成されて
いる。詳細は、後述するが、このように上下の電池１０
２，１０４を水平方向にずらして収納することにより、
上下の電池がショートすることを防止することができ
る。
【００１７】インナーケース２６の更に上方には、電池
１０２，１０４をインナーケース２６内に収納した状態
で、ロアケース１４がかぶせられる。ロアケース１４は
ビス２８等によりアッパーケース１２に固定される。ロ
アケース１４がアッパーケース１２に固定された状態で
は、スイッチラバー１６、回路基板１８、絶縁シート２
４、インナーケース２６、電池１０２，１０４は、アッ
パーケース１２とロアケース１４の内部に収納保持され
ている。
１０２，１０４をインナーケース２６内に収納した状態
で、ロアケース１４がかぶせられる。ロアケース１４は
ビス２８等によりアッパーケース１２に固定される。ロ
アケース１４がアッパーケース１２に固定された状態で
は、スイッチラバー１６、回路基板１８、絶縁シート２
４、インナーケース２６、電池１０２，１０４は、アッ
パーケース１２とロアケース１４の内部に収納保持され
ている。
【００１８】次に、図２は、図１における電池収納部分
の構造を示すＡ−Ａ断面図である。図２において、イン
ナーケース２６の凹所２６ａは図示した様な構造になさ
れており、電池１０２，１０４を収納した状態で、上段
の電池１０４と下段の電池１０２とが、電池の半径の数
分の一程度、水平方向にずれる様に構成されている。下
段の電池１０２は、下段電池保持円筒部２６ｂに外周を
サポートされており、上段の電池１０４は、上段電池保
持円筒部２６ｃに外周をサポートされている。そして、
プラス端子２２は、下段電池保持円筒部２６ｂと、上段
電池保持円筒部２６ｃの間に形成されたスリット２６ｄ
からインナーケース２６の上方に突出し、上段の電池１
０４の側面に接触する。プラス端子２２は、前述した様
にその基端部２２ａを回路基板１８に半田付けされて固
定されており、上段の電池１０４のずれ方向前方の端面
に接触する様に配置されている。
の構造を示すＡ−Ａ断面図である。図２において、イン
ナーケース２６の凹所２６ａは図示した様な構造になさ
れており、電池１０２，１０４を収納した状態で、上段
の電池１０４と下段の電池１０２とが、電池の半径の数
分の一程度、水平方向にずれる様に構成されている。下
段の電池１０２は、下段電池保持円筒部２６ｂに外周を
サポートされており、上段の電池１０４は、上段電池保
持円筒部２６ｃに外周をサポートされている。そして、
プラス端子２２は、下段電池保持円筒部２６ｂと、上段
電池保持円筒部２６ｃの間に形成されたスリット２６ｄ
からインナーケース２６の上方に突出し、上段の電池１
０４の側面に接触する。プラス端子２２は、前述した様
にその基端部２２ａを回路基板１８に半田付けされて固
定されており、上段の電池１０４のずれ方向前方の端面
に接触する様に配置されている。
【００１９】このような形状にインナーケース２６が形
成されていることにより、プラス端子２２が上段の電池
１０４に側方から接触する様にされていても、プラス端
子２２が下段の電池１０２のプラス極に接触することが
なく、ショートが確実に防止される。また、図５に示す
従来例の様に蓋体であるロアケース１４側に回路基板１
８と上段の電池１０４とを導通させる端子を設ける場合
（接点が２か所）に比較して、接点が１か所となるの
で、電気の導通の信頼性を向上させることができる。
成されていることにより、プラス端子２２が上段の電池
１０４に側方から接触する様にされていても、プラス端
子２２が下段の電池１０２のプラス極に接触することが
なく、ショートが確実に防止される。また、図５に示す
従来例の様に蓋体であるロアケース１４側に回路基板１
８と上段の電池１０４とを導通させる端子を設ける場合
（接点が２か所）に比較して、接点が１か所となるの
で、電気の導通の信頼性を向上させることができる。
【００２０】次に、図３は、下段に位置する電池１０２
をインナーケース２６に挿入する方法を示した図であ
る。図３に示す様に、下段に位置するボタン型電池１０
２は斜めにされた状態でインナーケース２６の凹所２６
ａに挿入される。このとき、前述した様に、マイナス端
子２０の中央部２０ｃが回路基板１８から離間して配置
されているため、マイナス端子２０の脇に空間部２８が
形成されることとなり、電池１０２の挿入がスムーズに
行われる。そして、電池１０２が、インナーケース２６
と回路基板１８の間に潜り込まない様にするために、下
段電池保持円筒部２６ｂには、潜り込み防止用リブ２６
ｂ１が形成されている。この潜り込み防止用リブ２６ｂ
１は、インナーケース２６を裏側から見た斜視図である
図４に示される様に、インナーケース２６の下面から突
出して形成されている。
をインナーケース２６に挿入する方法を示した図であ
る。図３に示す様に、下段に位置するボタン型電池１０
２は斜めにされた状態でインナーケース２６の凹所２６
ａに挿入される。このとき、前述した様に、マイナス端
子２０の中央部２０ｃが回路基板１８から離間して配置
されているため、マイナス端子２０の脇に空間部２８が
形成されることとなり、電池１０２の挿入がスムーズに
行われる。そして、電池１０２が、インナーケース２６
と回路基板１８の間に潜り込まない様にするために、下
段電池保持円筒部２６ｂには、潜り込み防止用リブ２６
ｂ１が形成されている。この潜り込み防止用リブ２６ｂ
１は、インナーケース２６を裏側から見た斜視図である
図４に示される様に、インナーケース２６の下面から突
出して形成されている。
【００２１】以上説明した様に、本実施例の電源装置に
おいては、ボタン型電池を２枚重ねて収納する場合に、
上下の電池を水平方向にずらして配置しているので、プ
ラス側の端子と下側の電池とのショートを防止しつつ、
接点の数を減少させて導通の信頼性を向上させることが
できる。なお、本発明は、その主旨を逸脱しない範囲
で、上記実施例を修正または変形したものに適用可能で
ある。
おいては、ボタン型電池を２枚重ねて収納する場合に、
上下の電池を水平方向にずらして配置しているので、プ
ラス側の端子と下側の電池とのショートを防止しつつ、
接点の数を減少させて導通の信頼性を向上させることが
できる。なお、本発明は、その主旨を逸脱しない範囲
で、上記実施例を修正または変形したものに適用可能で
ある。
【００２２】例えば、上記実施例では、ボタン型電池を
２つ使用する場合について説明したが、本発明はこれに
限定されることなく３つ以上の電池を重ねて使用する場
合にも適用可能である。その場合には、最上段に位置す
る電池のみを、それより下段に位置する電池に対して水
平方向にずらす様にすれば同様の効果を得ることができ
る。
２つ使用する場合について説明したが、本発明はこれに
限定されることなく３つ以上の電池を重ねて使用する場
合にも適用可能である。その場合には、最上段に位置す
る電池のみを、それより下段に位置する電池に対して水
平方向にずらす様にすれば同様の効果を得ることができ
る。
【００２３】また、上記実施例では本発明に係わる電源
装置を自動車のキーレスエントリー用のトランスミッタ
ー装置に適用した例を示したが、これに限定されること
なく、他の電池を電源とする電気装置に適用しても良い
ことは言うまでもない。
装置を自動車のキーレスエントリー用のトランスミッタ
ー装置に適用した例を示したが、これに限定されること
なく、他の電池を電源とする電気装置に適用しても良い
ことは言うまでもない。
【００２４】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明の電源装置に
よれば、複数個のボタン型電池のうち最上段のものを、
それより下段のものに対して水平方向にずらして配置す
ることにより、回路基板から延びる第２の電源端子を最
上段の電池に側方から接触させても、第２の電源端子が
下段の電池に接触してショートすることがない。そのた
め、第２の電源端子を回路基板側に半田付けして固定す
ることが可能となり、電源ラインの接点の数を減らし、
導通の信頼性を向上させることができる。
よれば、複数個のボタン型電池のうち最上段のものを、
それより下段のものに対して水平方向にずらして配置す
ることにより、回路基板から延びる第２の電源端子を最
上段の電池に側方から接触させても、第２の電源端子が
下段の電池に接触してショートすることがない。そのた
め、第２の電源端子を回路基板側に半田付けして固定す
ることが可能となり、電源ラインの接点の数を減らし、
導通の信頼性を向上させることができる。
【図１】本発明に係わる電源装置の一実施例を自動車の
キーレスエントリー用のトランスミッター装置に適用し
た例を示した図である。
キーレスエントリー用のトランスミッター装置に適用し
た例を示した図である。
【図２】図１における電池収納部分の構造を示すＡ−Ａ
断面図である。
断面図である。
【図３】下段に位置する電池をインナーケースに挿入す
る方法を示した図である。
る方法を示した図である。
【図４】インナーケースを裏側から見た斜視図である。
【図５】従来の電源装置の構造を示した図である。
【図６】従来の電源装置の構造を示した図である。
【図７】下段の電池がショートした状態を示した図であ
る。
る。
１０ トランスミッター装置 １２ アッパーケース １４ ロアケース １６ スイッチラバー １８ 回路基板 ２０ マイナス端子 ２２ プラス端子 ２４ 絶縁シート ２６ インナーケース ２８ ビス １０２，１０４ ボタン型電池
Claims (3)
- 【請求項１】 ボタン型電池を複数個重ねて搭載する電
源装置において、 前記複数個のボタン型電池のうち、最上段に位置するボ
タン型電池を、それより下段に位置するボタン型電池に
対して水平方向に僅かにずらして配置したことを特徴と
する電源装置。 - 【請求項２】 前記複数個のボタン型電池のうちの最下
段に位置するボタン型電池のマイナス極が接触する第１
の電源端子を有する回路基板と、 該回路基板にその基端部を半田付けされ、その先端部
が、前記最上段に位置するボタン型電池の前記ずらされ
た側の側面に接触する第２の電源端子とを更に具備する
ことを特徴とする請求項１に記載の電源装置。 - 【請求項３】 前記第１の電源端子は、前記回路基板か
ら所定距離離間した状態で、前記回路基板に対して略平
行に配置されていることを特徴とする請求項２に記載の
電源装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5159512A JPH0722012A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5159512A JPH0722012A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 電源装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0722012A true JPH0722012A (ja) | 1995-01-24 |
Family
ID=15695399
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5159512A Pending JPH0722012A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 電源装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0722012A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005099955A (ja) * | 2003-09-22 | 2005-04-14 | Fujitsu Component Ltd | 筆記具型入力装置 |
| EP1564828A3 (en) * | 2004-02-13 | 2009-09-02 | HONDA LOCK MFG. Co., LTD. | Portable electronic equipment |
| WO2014162694A1 (ja) * | 2013-04-01 | 2014-10-09 | パナソニック株式会社 | 組電池構造体 |
| US20200313125A1 (en) * | 2017-12-13 | 2020-10-01 | Fdk Corporation | Battery module |
-
1993
- 1993-06-29 JP JP5159512A patent/JPH0722012A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005099955A (ja) * | 2003-09-22 | 2005-04-14 | Fujitsu Component Ltd | 筆記具型入力装置 |
| EP1564828A3 (en) * | 2004-02-13 | 2009-09-02 | HONDA LOCK MFG. Co., LTD. | Portable electronic equipment |
| WO2014162694A1 (ja) * | 2013-04-01 | 2014-10-09 | パナソニック株式会社 | 組電池構造体 |
| US20200313125A1 (en) * | 2017-12-13 | 2020-10-01 | Fdk Corporation | Battery module |
| US11742545B2 (en) * | 2017-12-13 | 2023-08-29 | Fdk Corporation | Battery module |
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