JPH07219Y2 - 塗装装置 - Google Patents

塗装装置

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JPH07219Y2
JPH07219Y2 JP14251289U JP14251289U JPH07219Y2 JP H07219 Y2 JPH07219 Y2 JP H07219Y2 JP 14251289 U JP14251289 U JP 14251289U JP 14251289 U JP14251289 U JP 14251289U JP H07219 Y2 JPH07219 Y2 JP H07219Y2
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JP
Japan
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baking furnace
chamber
radiant heat
adjusting
heat temperature
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JP14251289U
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和義 鹿毛
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Mitsubishi Motors Corp
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Mitsubishi Motors Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば自動車製造工場などにおける塗装装置
に関し、特に焼付炉が塗料吹付室に連通した形式の塗装
装置における上記焼付炉から上記塗料吹付室への暖気の
吹出し量を調節して上記焼付炉の温度管理が行なえるよ
うにした塗装装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に、自動車製造工場では、自動車ボデーの塗装装置
として塗料吹付室とセッチング室と焼付炉とをこの順に
連通状に配設した形式のものが用いられている。
その1例を示す第2図(側面図)において、符号11は塗
料吹付室を示しており、この塗料吹付室の下流側(図中
の矢印が被塗布物としての自動車ボデー1の移動方向を
示していて、この移動方向における下流側)にセッチン
グ室12が、さらにその下流側に焼付炉13がそれぞれ連通
状に配設されている。
塗料吹付室11には複数個の自動塗装機15が設けられると
ともに、天井部には冷風供給ダクト16に連通する供給量
調整用のダンパ17が設けられている。
また、セッチング室12の天井部にも冷風供給ダクト16に
連通する給気量調整用のダンパ18が設けられている。
そして、塗料吹付室11、セッチング室12および焼付炉13
を貫通して敷設されたレール14上を運搬台車2に搭載さ
れた自動車ボデー1を矢印方向に移動させて、自動車ボ
デー1への塗装が行なわれるよう構成されている。
そして、塗装装置の作動中、焼付炉13からセッチング室
12や塗料吹付室11(以下「吹付室11等」という)へ暖気
が吹出すのを防ぐために、各ダンパ17,18を介して吹付
室11等へ冷風供給ダクト16の冷風を供給している。
さらに、各ダンパ17,18を介して供給される冷風の量が
適量であるかどうかの確認のために、焼付炉13とセッチ
ング室12との境界部にテープ19が懸吊されている。
すなわち吹付室11等の側からの冷気は、比較的下方を矢
印b方向に流れるのに対し、焼付炉13の側からの暖気は
比較的上方を矢印a方向に流れるため、テープ19は第2
図に示した弯曲状態となるので、この形状を外部から検
知して冷気の吹込み量が適量かどうか判断している。つ
まり冷気の吹込み量が不足な場合は、焼付炉13からの暖
気の吹出し量が増えて焼付炉13での燃料消費量が増大す
るほか焼付炉13内の温度が過度に上昇して塗料不良の原
因ともなるので、テープ19の形状をみながらダンパ17,1
8を手動調節して焼付炉13の給排気のバランス調整を行
なうことにより、焼付炉13内の温度調節を行なってい
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、上述のような従来の塗装装置では、ダンパ1
7,18の調節がテープ19の形状をみながらの手動によって
行なわれるため、この調節のために熟練した作業員を必
要とするため運転コストが高くなるとともに、熟練した
作業員によっても常に同じ温度が確保できるとは限らな
いなどの問題点がある。
本考案は、このような問題点の解決をはかろうとするも
ので、焼付炉内の輻射熱温度を検出するセンサを設けて
このセンサにより検出された上記焼付炉内の輻射熱温度
に対応して各ダンパの開度調節を自動的に行なうことに
より、上記焼付炉から吹付室等への暖気吹出し量の調節
を行なって焼付炉の温度管理が自動的に行なえるように
した塗装装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上述の目的を達成するため、本考案の塗装装置は、塗料
吹付室とセッチング室と焼付炉とがこの順に配設される
とともに、上記の塗料吹付室とセッチング室とにそれぞ
れ給気量調整ダンパを介して冷風供給路が接続される一
方、上記焼付炉に加熱装置が設けられた塗装装置におい
て、上記焼付炉内に輻射熱温度センサが設けられるとと
もに、上記のセッチング室や塗料吹付室への上記焼付炉
からの暖気吹出し量を調整すべく、上記センサにより検
出された上記焼付炉内の輻射熱温度に対応して、上記各
給気量調整ダンパの開度を調節可能な調節装置が設けら
れていることを特徴としている。
〔作用〕
上述の本考案の塗装装置では、焼付炉内に設けられた輻
射熱温度センサにより焼付炉内の輻射熱温度が検出さ
れ、この輻射熱温度センサにより検出された上記焼付炉
内の輻射熱温度が通常値より高くなると、塗料吹付室お
よびセッチング室に設けられた給気量調整ダンパの開度
が自動的に増大し塗料吹付室およびセッチング室へ供給
される冷風量を増加して上記焼付炉の温度低下が行なわ
れ、一方輻射熱温度センサにより検出された上記焼付炉
内の輻射熱温度が通常値より低くなると、上記給気量調
整ダンパの開度が自動的に減少し塗料吹付室およびセッ
チング室へ供給される冷風量を減少して上記焼付炉の温
度上昇が行なわれ、その結果上記焼付炉の温度管理が自
動的に行なわれる。
〔実施例〕
以下、図面により本考案の一実施例としての塗装装置に
ついて説明すると、第1図はその要部側断面図である。
なお第1図中第2図と同一符号はほぼ同じ部材を示して
いる。
この実施例の塗装装置も、塗料吹付室11とセッチング室
12と焼付炉13とがこの順に連通状に配設されて形成され
るとともに、塗料吹付室11とセッチング室12とには、そ
れらの天井部に、冷風供給ダクト16に連通する給気量調
整用のダンパ17,18がそれぞれ設けられている。
焼付炉13の壁面13a上に焼付炉13内の輻射熱温度を検出
するためのセンサ20が設けられて、センサ20の信号はケ
ーブル21を介してダンパ17,18の開度調節装置(図示せ
ず)に伝えられるよう構成されている。
上述の構成により、焼付炉13の輻射熱温度が通常値(通
常値は例えばほぼ320℃が最適温度である)より例えば2
0℃上昇すると、ダンパ開度調節装置により各ダンパ17,
18は開度を増す方向に付勢されて、吹付室11等へ供給さ
れる冷風供給量が通常時より増加するため、焼付炉13の
輻射熱温度が下降する。そして、焼付炉13の輻射熱温度
が通常値に戻ると、ダンパ開度調節装置により各ダンパ
17,18は開度を減ずる方向に付勢されて通常時の開度に
戻り、吹付室11等への冷風供給量も通常時の状態に戻
る。
また、焼付炉13の輻射熱温度が通常値より下降した場合
には、上記と逆の操作が自動的に行なわれる。
このようにして、焼付炉13内の輻射熱温度の管理が自動
的に行なわれる。その結果、艶なしや色とびなどの塗装
不良の発生を防ぐことが可能となる。
〔考案の効果〕
以上詳述したように、本考案の塗装装置によれば、次の
ような効果ないし利点が得られる。
(1)焼付炉の温度管理を自動的に行なうことができ
る。
(2)上記(1)の理由により、艶なしや色とびなどの
塗装不良の発生が防止できる。
(3)無人化により運転コストの低減が可能となる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の一実施例としての塗装装置の要部側断
図であり、第2図は従来の塗装装置の側断面図である。 1…自動車ボデー、2…運搬台車、11…塗料吹付室、12
…セッチング室、13…焼付炉、14…レール、15…自動塗
装機、16…冷風供給ダクト、17,18…給気量調整用のダ
ンパ、20…センサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】塗料吹付室(11)とセッチング室(12)と
    焼付炉(13)とがこの順に配設されるとともに、上記の
    塗料吹付室(11)とセッチング室(12)とにそれぞれ給
    気量調整ダンパ(17,18)を介して冷風供給路が接続さ
    れる一方、上記焼付炉(13)に加熱装置が設けられた塗
    装装置において、上記焼付炉(13)内に輻射熱温度セン
    サ(20)が設けられるとともに、上記のセッチング室
    (12)や塗料吹付室(11)への上記焼付炉(13)からの
    暖気吹出し量を調整すべく、上記センサ(20)により検
    出された上記焼付炉(13)内の輻射熱温度に対応して、
    上記各給気量調整ダンパ(17,18)の開度を調節可能な
    調節装置が設けられていることを特徴とする、塗装装
    置。
JP14251289U 1989-12-08 1989-12-08 塗装装置 Expired - Lifetime JPH07219Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP14251289U JPH07219Y2 (ja) 1989-12-08 1989-12-08 塗装装置

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JP14251289U JPH07219Y2 (ja) 1989-12-08 1989-12-08 塗装装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0383669U JPH0383669U (ja) 1991-08-26
JPH07219Y2 true JPH07219Y2 (ja) 1995-01-11

Family

ID=31689337

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