JPH07219154A - レンズ付きフイルムユニット - Google Patents
レンズ付きフイルムユニットInfo
- Publication number
- JPH07219154A JPH07219154A JP3414694A JP3414694A JPH07219154A JP H07219154 A JPH07219154 A JP H07219154A JP 3414694 A JP3414694 A JP 3414694A JP 3414694 A JP3414694 A JP 3414694A JP H07219154 A JPH07219154 A JP H07219154A
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- JP
- Japan
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- film
- winding
- cam
- rotation
- belt
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- Pending
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- Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
- Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 フイルム移送方向に対し撮影画面の先端側と
後端側とにパーフォレーションが形成されたフイルムで
もカム軸の1回転によりシャッタチャージとフイルム巻
止めとを行えるようにしたレンズ付きフイルムユニット
を提供する。 【構成】 巻上げノブ5を反時計方向に回転しフイルム
が図中左方に移動すると、パーフォレーション23bに
係合された爪51が押され巻止めベルト50及びベルト
車48が反時計方向に回転する。ベルト車48の回転
は、減速機構であるギヤ52,中間ギヤ54を介して駆
動ギヤ55に反時計方向の回転として伝達される。駆動
ギヤ55によりカム軸59はフイルム23が1コマ分巻
上げられる間に1回転し、チャージカム57によりシャ
ッタチャージを行い、巻止めカム56によりフイルム巻
止めを行う。
後端側とにパーフォレーションが形成されたフイルムで
もカム軸の1回転によりシャッタチャージとフイルム巻
止めとを行えるようにしたレンズ付きフイルムユニット
を提供する。 【構成】 巻上げノブ5を反時計方向に回転しフイルム
が図中左方に移動すると、パーフォレーション23bに
係合された爪51が押され巻止めベルト50及びベルト
車48が反時計方向に回転する。ベルト車48の回転
は、減速機構であるギヤ52,中間ギヤ54を介して駆
動ギヤ55に反時計方向の回転として伝達される。駆動
ギヤ55によりカム軸59はフイルム23が1コマ分巻
上げられる間に1回転し、チャージカム57によりシャ
ッタチャージを行い、巻止めカム56によりフイルム巻
止めを行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレンズ付きフイルムユニ
ットに関し、詳しくはフイルムの巻き上げによりシャッ
タチャージとフイルム巻止めと撮影枚数表示とを行うレ
ンズ付きフイルムユニットに関するものである。
ットに関し、詳しくはフイルムの巻き上げによりシャッ
タチャージとフイルム巻止めと撮影枚数表示とを行うレ
ンズ付きフイルムユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】カメラを携帯していない場合でも手軽に
写真撮影が可能なレンズ付きフイルムユニット(商品名
「写ルンですフラッシュ」等)が本出願人からも提供さ
れている。このレンズ付きフイルムユニットは、撮影レ
ンズ,シャッタを含む簡単な撮影機構の他、ストロボ装
置及びフイルム巻上げ機構などを備えたユニット本体
に、国際標準規格(ISO 1007−1979年版)
で規定されたパトローネ付きフイルムを内蔵させたもの
である。これを購入したユーザは、室内や暗い所でも手
軽に写真撮影を楽しむことができ、しかも撮影終了後に
は、撮影済みの写真フイルムを取り出すことなく、その
ままユニット本体ごと現像取扱店に出せばよく、フイル
ム巻き戻しやパトローネの取り出しなどの面倒な操作を
行う必要はない。
写真撮影が可能なレンズ付きフイルムユニット(商品名
「写ルンですフラッシュ」等)が本出願人からも提供さ
れている。このレンズ付きフイルムユニットは、撮影レ
ンズ,シャッタを含む簡単な撮影機構の他、ストロボ装
置及びフイルム巻上げ機構などを備えたユニット本体
に、国際標準規格(ISO 1007−1979年版)
で規定されたパトローネ付きフイルムを内蔵させたもの
である。これを購入したユーザは、室内や暗い所でも手
軽に写真撮影を楽しむことができ、しかも撮影終了後に
は、撮影済みの写真フイルムを取り出すことなく、その
ままユニット本体ごと現像取扱店に出せばよく、フイル
ム巻き戻しやパトローネの取り出しなどの面倒な操作を
行う必要はない。
【0003】このようなレンズ付きフイルムユニットで
は、パトローネ内に巻き上げられるフイルムの移動によ
ってシャッタチャージを行っている。レンズ付きフイル
ムユニットに装填されたフイルムのパーフォレーション
には、フイルムが1コマ巻き上げられると1回転するス
プロケットが係合され、このスプロケットにはシャッタ
を駆動するシャッタ駆動レバーとシャッタ駆動レバーを
チャージ位置に係止する係止レバーとを回転してシャッ
タチャージを行うチャージカムと、シャッタ駆動レバー
の係止片が噛み合わされてフイルムの巻上げを1コマで
停止させる巻止めカムと、撮影枚数を表示する撮影枚数
表示盤を1目盛りづつ回転する一歯ギヤとが同軸で回転
するようにされている。
は、パトローネ内に巻き上げられるフイルムの移動によ
ってシャッタチャージを行っている。レンズ付きフイル
ムユニットに装填されたフイルムのパーフォレーション
には、フイルムが1コマ巻き上げられると1回転するス
プロケットが係合され、このスプロケットにはシャッタ
を駆動するシャッタ駆動レバーとシャッタ駆動レバーを
チャージ位置に係止する係止レバーとを回転してシャッ
タチャージを行うチャージカムと、シャッタ駆動レバー
の係止片が噛み合わされてフイルムの巻上げを1コマで
停止させる巻止めカムと、撮影枚数を表示する撮影枚数
表示盤を1目盛りづつ回転する一歯ギヤとが同軸で回転
するようにされている。
【0004】ところで、特開平5−19368号公報で
はフイルム移送方向に対し撮影画面の先端側と後端側と
にパーフォレーションが形成されたフイルムをプラスチ
ックで成形されたパトローネに収納したフイルムパトロ
ーネが提案されている。これによれば、撮影画面の1コ
マに2個設けられたパーフォレーションを光学的に検出
して位置決めを行うことができるものである。また、パ
ーフォレーションの数が少ないと、フイルム製造時の工
数も削減できるのでコストの低減にも効果があり、レン
ズ付きフイルムユニットに採用することができれば、よ
り低価格なレンズ付きフイルムユニットを提供すること
ができる。
はフイルム移送方向に対し撮影画面の先端側と後端側と
にパーフォレーションが形成されたフイルムをプラスチ
ックで成形されたパトローネに収納したフイルムパトロ
ーネが提案されている。これによれば、撮影画面の1コ
マに2個設けられたパーフォレーションを光学的に検出
して位置決めを行うことができるものである。また、パ
ーフォレーションの数が少ないと、フイルム製造時の工
数も削減できるのでコストの低減にも効果があり、レン
ズ付きフイルムユニットに採用することができれば、よ
り低価格なレンズ付きフイルムユニットを提供すること
ができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、パーフ
ォレーションの数が1コマあたりに2個とされたフイル
ムでは、パーフォレーションと次のパーフォレーション
との間隔が開きすぎているため、フイルムの1コマ巻上
げによりスプロケットを1回転させることができず、1
回転制御によるシャッタチャージやフイルム巻止め及び
撮影枚数表示が行えないという問題があった。
ォレーションの数が1コマあたりに2個とされたフイル
ムでは、パーフォレーションと次のパーフォレーション
との間隔が開きすぎているため、フイルムの1コマ巻上
げによりスプロケットを1回転させることができず、1
回転制御によるシャッタチャージやフイルム巻止め及び
撮影枚数表示が行えないという問題があった。
【0006】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、パーフォレーションの間隔が広くとられたフイル
ムでも、1回転制御によりシャッタチャージとフイルム
巻止めと撮影枚数表示とを行えるようにしたレンズ付き
フイルムユニットを提供することを目的とする。
ので、パーフォレーションの間隔が広くとられたフイル
ムでも、1回転制御によりシャッタチャージとフイルム
巻止めと撮影枚数表示とを行えるようにしたレンズ付き
フイルムユニットを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに請求項1記載の発明は、フイルム移送方向に対し撮
影画面の先端側と後端側とにパーフォレーションが形成
されたフイルムと、このパーフォレーションに係合され
る爪が外周に複数個形成された巻止めベルトと、フイル
ム移送方向に沿って配置され軸間距離が1コマの撮影画
面の長さ以上とされた該巻止めベルトが掛けられる一対
のベルト車と、前記ベルト車対のいずれか一方に連結さ
れ該ベルト車の回転を減速して、カム軸に伝達する減速
機構とを設けたものである。
めに請求項1記載の発明は、フイルム移送方向に対し撮
影画面の先端側と後端側とにパーフォレーションが形成
されたフイルムと、このパーフォレーションに係合され
る爪が外周に複数個形成された巻止めベルトと、フイル
ム移送方向に沿って配置され軸間距離が1コマの撮影画
面の長さ以上とされた該巻止めベルトが掛けられる一対
のベルト車と、前記ベルト車対のいずれか一方に連結さ
れ該ベルト車の回転を減速して、カム軸に伝達する減速
機構とを設けたものである。
【0008】また、請求項2記載の発明は、撮影後のフ
イルムをパトローネ内に巻き上げる巻上げノブと、1回
転してシャッタチャージを行うチャージカムと、この巻
上げノブとチャージカムとに掛けられ巻上げノブの回転
よりチャージカムを回転するチャージベルトと、フイル
ム移送方向に対し撮影画面の先端側と後端側とにパーフ
ォレーションが形成されたフイルムと、このパーフォレ
ーションに係合される爪が外周に複数個形成された巻止
めベルトと、フイルム移送方向に沿って配置され軸間距
離が1コマの撮影画面の長さ以上とされた該巻止めベル
トが掛けられる一対のベルト車と、前記ベルト車対のい
ずれか一方に連結され該ベルト車の回転を減速して巻止
めカムに伝達する減速機構と、巻止めカムの回転により
巻上げノブの外周に噛み合って巻上げノブのロックを行
う巻止めレバーとを設けたものである。
イルムをパトローネ内に巻き上げる巻上げノブと、1回
転してシャッタチャージを行うチャージカムと、この巻
上げノブとチャージカムとに掛けられ巻上げノブの回転
よりチャージカムを回転するチャージベルトと、フイル
ム移送方向に対し撮影画面の先端側と後端側とにパーフ
ォレーションが形成されたフイルムと、このパーフォレ
ーションに係合される爪が外周に複数個形成された巻止
めベルトと、フイルム移送方向に沿って配置され軸間距
離が1コマの撮影画面の長さ以上とされた該巻止めベル
トが掛けられる一対のベルト車と、前記ベルト車対のい
ずれか一方に連結され該ベルト車の回転を減速して巻止
めカムに伝達する減速機構と、巻止めカムの回転により
巻上げノブの外周に噛み合って巻上げノブのロックを行
う巻止めレバーとを設けたものである。
【0009】
【作用】撮影後、撮影済みのフイルムをパトローネ内に
巻き上げる。フイルムは、フイルム移送方向に対し撮影
画面の先端側と後端側とにパーフォレーションが形成さ
れたもので、パトローネの方向に移送される際にパーフ
ォレーションが、係合されている爪を押して巻止めベル
トを回転する。巻止めベルトを保持するベルト車対の軸
間距離は1コマの撮影画面の長さ以上とされているの
で、パーフォレーションと爪とは常に2個以上が係合し
ている。巻止めベルトの回転によりベルト車対が回転
し、ベルト車の一方に連結された減速機構がベルト車の
回転を減速してカム軸に伝達する。カム軸が回転される
とチャージカムがシャッタチャージを行い、巻止めカム
がカム軸を1回転でロックする。
巻き上げる。フイルムは、フイルム移送方向に対し撮影
画面の先端側と後端側とにパーフォレーションが形成さ
れたもので、パトローネの方向に移送される際にパーフ
ォレーションが、係合されている爪を押して巻止めベル
トを回転する。巻止めベルトを保持するベルト車対の軸
間距離は1コマの撮影画面の長さ以上とされているの
で、パーフォレーションと爪とは常に2個以上が係合し
ている。巻止めベルトの回転によりベルト車対が回転
し、ベルト車の一方に連結された減速機構がベルト車の
回転を減速してカム軸に伝達する。カム軸が回転される
とチャージカムがシャッタチャージを行い、巻止めカム
がカム軸を1回転でロックする。
【0010】また、チャージカムと巻止めカムとが別体
とされたレンズ付きフイルムユニットでは、撮影後、巻
上げノブを回転してフイルムを巻き上げる。巻上げノブ
の回転はチャージベルトを介してチャージカムに伝達さ
れ、シャッタチャージが行われる。フイルムは、フイル
ムは、フイルム移送方向に対し撮影画面の先端側と後端
側とにパーフォレーションが形成されたもので、パトロ
ーネの方向に移送される際にパーフォレーションが係合
されている爪を押して巻止めベルトを回転する。巻止め
ベルトを保持するベルト車対の軸間距離は、1コマの撮
影画面の長さ以上とされているので、パーフォレーショ
ンと爪とは常に2個以上が係合している。巻止めベルト
の回転によりベルト車対が回転し、ベルト車の一方に連
結された減速機構がベルト車の回転を減速して巻止めカ
ムに伝達する。巻止めカムが回転されると巻止めレバー
が巻上げノブに噛み合わされ、巻上げノブをロックす
る。
とされたレンズ付きフイルムユニットでは、撮影後、巻
上げノブを回転してフイルムを巻き上げる。巻上げノブ
の回転はチャージベルトを介してチャージカムに伝達さ
れ、シャッタチャージが行われる。フイルムは、フイル
ムは、フイルム移送方向に対し撮影画面の先端側と後端
側とにパーフォレーションが形成されたもので、パトロ
ーネの方向に移送される際にパーフォレーションが係合
されている爪を押して巻止めベルトを回転する。巻止め
ベルトを保持するベルト車対の軸間距離は、1コマの撮
影画面の長さ以上とされているので、パーフォレーショ
ンと爪とは常に2個以上が係合している。巻止めベルト
の回転によりベルト車対が回転し、ベルト車の一方に連
結された減速機構がベルト車の回転を減速して巻止めカ
ムに伝達する。巻止めカムが回転されると巻止めレバー
が巻上げノブに噛み合わされ、巻上げノブをロックす
る。
【0011】
【実施例】図2は、本発明のレンズ付きフイルムユニッ
トの外観を示すものである。レンズ付きフイルムユニッ
ト2は、薄型化の向上を図ったタイプのものであり、撮
影機構等が内蔵されたユニット本体3とこれを収納する
外ケース4とから構成されている。外ケース4は、巻上
げノブ5,ストロボ発光部6,シャッタボタン7等を露
呈させるような輪郭となっており、また、レンズフード
8,ファインダ9及び撮影枚数表示窓10等を露出させ
るための穴が設けられている。
トの外観を示すものである。レンズ付きフイルムユニッ
ト2は、薄型化の向上を図ったタイプのものであり、撮
影機構等が内蔵されたユニット本体3とこれを収納する
外ケース4とから構成されている。外ケース4は、巻上
げノブ5,ストロボ発光部6,シャッタボタン7等を露
呈させるような輪郭となっており、また、レンズフード
8,ファインダ9及び撮影枚数表示窓10等を露出させ
るための穴が設けられている。
【0012】図3及び図4に示すように、ユニット本体
3は、本体基部12,露光ユニット13,ストロボユニ
ット14,前カバー15及び後カバー16とから構成さ
れている。本体基部12には、光軸17上に撮影光束を
筒状に遮光する遮光筒18が形成されており、この遮光
筒18の前面側には被写体光が通過する露光開口19
と、背面側にはフイルムへの撮影範囲を規定する露光枠
20が形成されている。また、遮光筒18の上方には、
後述する爪51が挿入されフイルム移送方向への通路と
なる開口18aが形成されている。
3は、本体基部12,露光ユニット13,ストロボユニ
ット14,前カバー15及び後カバー16とから構成さ
れている。本体基部12には、光軸17上に撮影光束を
筒状に遮光する遮光筒18が形成されており、この遮光
筒18の前面側には被写体光が通過する露光開口19
と、背面側にはフイルムへの撮影範囲を規定する露光枠
20が形成されている。また、遮光筒18の上方には、
後述する爪51が挿入されフイルム移送方向への通路と
なる開口18aが形成されている。
【0013】遮光筒18の両側には、パトローネ21が
収納されるパトローネ収納室22と、パトローネ21か
ら引き出されたフイルム23が巻軸24に巻き付けられ
て形成されるフイルムロール25が収納されるフイルム
ロール室26とが形成されている。パトローネ収納室2
2の外壁前面は、フイルムロール室26の外壁前面より
も前方に突出した形状となっている。
収納されるパトローネ収納室22と、パトローネ21か
ら引き出されたフイルム23が巻軸24に巻き付けられ
て形成されるフイルムロール25が収納されるフイルム
ロール室26とが形成されている。パトローネ収納室2
2の外壁前面は、フイルムロール室26の外壁前面より
も前方に突出した形状となっている。
【0014】パトローネ21は、図5に示すようにプラ
スチックで形成された上ケース28,下ケース29と、
同材質のプラスチックで形成され上下ケース28,29
内に回転自在に組み込まれるスプール30と蓋部材31
とから構成されている。
スチックで形成された上ケース28,下ケース29と、
同材質のプラスチックで形成され上下ケース28,29
内に回転自在に組み込まれるスプール30と蓋部材31
とから構成されている。
【0015】上下ケース28,29は半円筒形状をして
おり、接合部にフイルム23が出入りするフイルム送出
口32が形成されたポート部28a,29aが突出する
ように設けられている。また、上下ケース28,29の
内壁には、スプール30に巻き付けられたフイルム23
がパトローネ内で巻き緩むのを防止するために、フイル
ムロールの最外周に接するリブ33がリング状に形成さ
れている(図6参照)。更に、下ケース29のフイルム
送出口32の奥には突起34が形成されている。この突
起34は、スプール30に巻かれたフイルム23の先端
部を掬い上げてフイルム送出口32に導くためのガイド
となる。また、図6に示すように上ケース28のポート
部28aの内壁には、蓋部材31の回転を規制するスト
ッパ28bが形成されている。
おり、接合部にフイルム23が出入りするフイルム送出
口32が形成されたポート部28a,29aが突出する
ように設けられている。また、上下ケース28,29の
内壁には、スプール30に巻き付けられたフイルム23
がパトローネ内で巻き緩むのを防止するために、フイル
ムロールの最外周に接するリブ33がリング状に形成さ
れている(図6参照)。更に、下ケース29のフイルム
送出口32の奥には突起34が形成されている。この突
起34は、スプール30に巻かれたフイルム23の先端
部を掬い上げてフイルム送出口32に導くためのガイド
となる。また、図6に示すように上ケース28のポート
部28aの内壁には、蓋部材31の回転を規制するスト
ッパ28bが形成されている。
【0016】図5に示すように、スプール30には、フ
イルム23が巻き付けられる巻軸35と巻かれたフイル
ム23の両脇を押さえるフランジ36とが一体に形成さ
れている。巻軸35の中央部にはフイルム23の後端部
が差し込まれるスリット37が形成されており、スリッ
ト37内にはフイルム後端部を係止する係止爪38が設
けられている。また、巻軸35の端面には、巻上げノブ
5に係合される係合部39が形成されている。
イルム23が巻き付けられる巻軸35と巻かれたフイル
ム23の両脇を押さえるフランジ36とが一体に形成さ
れている。巻軸35の中央部にはフイルム23の後端部
が差し込まれるスリット37が形成されており、スリッ
ト37内にはフイルム後端部を係止する係止爪38が設
けられている。また、巻軸35の端面には、巻上げノブ
5に係合される係合部39が形成されている。
【0017】蓋部材31には、両端に軸部31aが設け
られており、この軸部31aが上下ケース28,29の
ポート部28a,29aの内壁に形成された軸受部40
に回転自在に保持される。また、蓋部材31には、軸部
31aに挟まれるように楔形の遮光板31bが一体に形
成されている。また、蓋部材31の端面には蓋部材31
を回転する駆動軸が係合される係合部31cが形成され
ている。
られており、この軸部31aが上下ケース28,29の
ポート部28a,29aの内壁に形成された軸受部40
に回転自在に保持される。また、蓋部材31には、軸部
31aに挟まれるように楔形の遮光板31bが一体に形
成されている。また、蓋部材31の端面には蓋部材31
を回転する駆動軸が係合される係合部31cが形成され
ている。
【0018】図7に示すように、フイルム23は撮影画
面23aの1コマあたりにパーフォレーション23bが
2個形成されたものであり、その位置は撮影画面23a
の両側辺の上部とされている。
面23aの1コマあたりにパーフォレーション23bが
2個形成されたものであり、その位置は撮影画面23a
の両側辺の上部とされている。
【0019】図6に示すように、未使用あるいは使用済
みのパトローネ21はフイルム23が先端まで全てパト
ローネ21内に巻き込まれており、蓋部材31は遮光板
31bがストッパ28bに当接する位置まで回転されて
フイルム送出口32を塞いでいる。この状態では、外光
はフイルム送出口32からパトローネ21内に入り込む
ことはできず、従来のテレンプを用いていたパトローネ
と同等の遮光性能が得られる。そして、図8に示すよう
に蓋部材31が開放されスプール30が時計方向に回転
されると、フイルム23の先端は突起34によって掬い
上げられ、フイルム送出口32から送り出されるように
なっている。
みのパトローネ21はフイルム23が先端まで全てパト
ローネ21内に巻き込まれており、蓋部材31は遮光板
31bがストッパ28bに当接する位置まで回転されて
フイルム送出口32を塞いでいる。この状態では、外光
はフイルム送出口32からパトローネ21内に入り込む
ことはできず、従来のテレンプを用いていたパトローネ
と同等の遮光性能が得られる。そして、図8に示すよう
に蓋部材31が開放されスプール30が時計方向に回転
されると、フイルム23の先端は突起34によって掬い
上げられ、フイルム送出口32から送り出されるように
なっている。
【0020】図3に示すように、パトローネ収納室22
の上には、巻上げノブ5が回動自在に設けられている。
巻上げノブ5の外周には一定ピッチで歯を並べた歯列5
aが形成され、巻止め用の係合部として用いられる。ま
た、図1に示すように巻上げノブ5の下面には、パトロ
ーネ21のスプール30の係合部39に係合する係合部
5bが一体に形成されている。
の上には、巻上げノブ5が回動自在に設けられている。
巻上げノブ5の外周には一定ピッチで歯を並べた歯列5
aが形成され、巻止め用の係合部として用いられる。ま
た、図1に示すように巻上げノブ5の下面には、パトロ
ーネ21のスプール30の係合部39に係合する係合部
5bが一体に形成されている。
【0021】前記本体基部12の前面には、露光ユニッ
ト13と電池42やスイッチ接片43を備えたストロボ
ユニット14とが組み込まれる。露光ユニット13は、
プラスチックで成形されたベース部13aに、撮影レン
ズ44や撮影枚数表示板45,ファインダレンズ対4
6,シャッタ機構及びフイルム巻止め機構等が組み込ま
れてユニット化されたものであり、本体基部12に着脱
自在に組付けられる。
ト13と電池42やスイッチ接片43を備えたストロボ
ユニット14とが組み込まれる。露光ユニット13は、
プラスチックで成形されたベース部13aに、撮影レン
ズ44や撮影枚数表示板45,ファインダレンズ対4
6,シャッタ機構及びフイルム巻止め機構等が組み込ま
れてユニット化されたものであり、本体基部12に着脱
自在に組付けられる。
【0022】図1に示すように、シャッタ機構及びフイ
ルム巻止め機構は、フイルム移送方向に沿って配置され
回転軸48a,49aにより回転自在とされたベルト車
48,49と、このベルト車48,49に掛けられる巻
止めベルト50によって駆動される。巻止めベルト50
は、長さが撮影画面の長さ方向の3倍程度とされてお
り、その外周には6個の爪51が形成されている。これ
ら爪51はフイルム23のパーフォレーション23bに
係合されているが、ベルト車48,49の軸間距離が1
コマの撮影画面の長さより長め、例えば1.5倍程度と
されているので、爪51のうちは常に少なくとも2個以
上のパーフォレーション23bに係合することができ、
巻止めベルト50の回転とフイルム23の位置決めとが
より確実となる。なお、フイルム支持面66(図3参
照)がディストーション軽減のために湾曲されている場
合には、巻止めベルト50をガイド等によって湾曲面に
沿わせるとより確実な爪50とパーフォレーション23
bとの係合が可能となる。
ルム巻止め機構は、フイルム移送方向に沿って配置され
回転軸48a,49aにより回転自在とされたベルト車
48,49と、このベルト車48,49に掛けられる巻
止めベルト50によって駆動される。巻止めベルト50
は、長さが撮影画面の長さ方向の3倍程度とされてお
り、その外周には6個の爪51が形成されている。これ
ら爪51はフイルム23のパーフォレーション23bに
係合されているが、ベルト車48,49の軸間距離が1
コマの撮影画面の長さより長め、例えば1.5倍程度と
されているので、爪51のうちは常に少なくとも2個以
上のパーフォレーション23bに係合することができ、
巻止めベルト50の回転とフイルム23の位置決めとが
より確実となる。なお、フイルム支持面66(図3参
照)がディストーション軽減のために湾曲されている場
合には、巻止めベルト50をガイド等によって湾曲面に
沿わせるとより確実な爪50とパーフォレーション23
bとの係合が可能となる。
【0023】ベルト車48の上方には、回転軸48aと
同軸で回転自在とされた減速機構の構成要素となるギヤ
52が設けられている。ベルト車48とギヤ52との間
には、ベルト車48の回転の一方向のみ、本実施例の場
合反時計方向の回転を伝えるためのワンウェイクラッチ
であるコイルバネ53が組み込まれている。コイルバネ
53はベルト車48が反時計方向に回転されると巻締ま
るように製造されており、このときには回転力をギヤ5
2に伝えることができる。逆に、フイルム装填時等にベ
ルト車48が時計方向に回転されるとコイルバネ53は
巻緩められ、ベルト車48の回転力はギヤ52に伝達さ
れなくなる。
同軸で回転自在とされた減速機構の構成要素となるギヤ
52が設けられている。ベルト車48とギヤ52との間
には、ベルト車48の回転の一方向のみ、本実施例の場
合反時計方向の回転を伝えるためのワンウェイクラッチ
であるコイルバネ53が組み込まれている。コイルバネ
53はベルト車48が反時計方向に回転されると巻締ま
るように製造されており、このときには回転力をギヤ5
2に伝えることができる。逆に、フイルム装填時等にベ
ルト車48が時計方向に回転されるとコイルバネ53は
巻緩められ、ベルト車48の回転力はギヤ52に伝達さ
れなくなる。
【0024】ギヤ52には減速機構の構成要素である中
間ギヤ54が噛合されており、中間ギヤ54は駆動ギヤ
55に噛合されている。駆動ギヤ55は、フイルム巻止
めを行う巻止めカム56とシャッタチャージを行うチャ
ージカム57と、撮影枚数表示板45を1目盛りづつ回
転させる一歯ギヤ58とが一体に形成されたカム軸59
の下部に固着されており、このカム軸59はフイルム2
3が1コマ分巻き上げられると1回転するようになって
いる。
間ギヤ54が噛合されており、中間ギヤ54は駆動ギヤ
55に噛合されている。駆動ギヤ55は、フイルム巻止
めを行う巻止めカム56とシャッタチャージを行うチャ
ージカム57と、撮影枚数表示板45を1目盛りづつ回
転させる一歯ギヤ58とが一体に形成されたカム軸59
の下部に固着されており、このカム軸59はフイルム2
3が1コマ分巻き上げられると1回転するようになって
いる。
【0025】チャージカム57の外周には、バネ60の
一端60aが係止されて反時計方向に付勢されたシャッ
タ駆動レバー61が当接されている。シャッタ駆動レバ
ー61は、露光ユニット13のベース部13aに突設さ
れた軸62に回転自在に取り付けられており、シャッタ
羽根63を蹴飛ばしてシャッタレリーズを行う蹴飛ばし
片61aが設けられている。また、蹴飛ばし片61aの
上部には係止レバー64と係合する突出片61bが形成
されている。軸62にはシャッタ駆動レバー61の他
に、外周に歯列45aが形成された撮影枚数表示板45
が取り付けられている。この歯列45aは、カム軸59
に形成された一歯ギヤ58と噛合しており、カム軸59
が1回転すると撮影枚数表示板45は1目盛り分回転す
る。
一端60aが係止されて反時計方向に付勢されたシャッ
タ駆動レバー61が当接されている。シャッタ駆動レバ
ー61は、露光ユニット13のベース部13aに突設さ
れた軸62に回転自在に取り付けられており、シャッタ
羽根63を蹴飛ばしてシャッタレリーズを行う蹴飛ばし
片61aが設けられている。また、蹴飛ばし片61aの
上部には係止レバー64と係合する突出片61bが形成
されている。軸62にはシャッタ駆動レバー61の他
に、外周に歯列45aが形成された撮影枚数表示板45
が取り付けられている。この歯列45aは、カム軸59
に形成された一歯ギヤ58と噛合しており、カム軸59
が1回転すると撮影枚数表示板45は1目盛り分回転す
る。
【0026】巻止めカム56の外周には溝56aが形成
されており、バネ60の他端60bによって時計方向に
付勢された係止レバー64が当接されている。係止レバ
ー64は、ベース部13aに突設された軸65に金属製
のバネ60とともに回転自在に取り付けられており、前
述の巻上げノブ5の外周の歯列5aに噛合して巻上げノ
ブ5の回転を規制する係合片64aが形成されている。
フイルム23が1コマ送りされたときには、前記溝56
aには係止レバー64に形成された爪部64bが入り込
み、カム軸59と回転軸48との回転がロックされてフ
イルム23の巻上げが阻止される。
されており、バネ60の他端60bによって時計方向に
付勢された係止レバー64が当接されている。係止レバ
ー64は、ベース部13aに突設された軸65に金属製
のバネ60とともに回転自在に取り付けられており、前
述の巻上げノブ5の外周の歯列5aに噛合して巻上げノ
ブ5の回転を規制する係合片64aが形成されている。
フイルム23が1コマ送りされたときには、前記溝56
aには係止レバー64に形成された爪部64bが入り込
み、カム軸59と回転軸48との回転がロックされてフ
イルム23の巻上げが阻止される。
【0027】また係止レバー64の爪部64aが溝37
eに嵌入すると、係止レバー64は時計方向に僅かに回
転する。この回転により、係止レバー64の突条部64
cがシャッタ駆動レバー61の突出片61bに係合し、
チャージカム57によりチャージ位置に移動されていた
シャッタ駆動レバー61をその状態で保持する。更に、
このときには前記係合片64aが巻上げノブ5の歯列5
aに噛合して巻上げノブ5の回転をも規制する。
eに嵌入すると、係止レバー64は時計方向に僅かに回
転する。この回転により、係止レバー64の突条部64
cがシャッタ駆動レバー61の突出片61bに係合し、
チャージカム57によりチャージ位置に移動されていた
シャッタ駆動レバー61をその状態で保持する。更に、
このときには前記係合片64aが巻上げノブ5の歯列5
aに噛合して巻上げノブ5の回転をも規制する。
【0028】撮影レンズ44の後方には断面がクランク
状とされたシャッタ羽根63が回動自在に軸着されてお
り、バネ63aによって反時計方向に付勢されている。
シャッタ羽根63の上部には上方に突出された突起63
aが設けられており、この突起63aがシャッタ駆動レ
バー61の蹴飛ばし片61aにより蹴飛ばされるとシャ
ッタ羽根63が時計方向に回動される。そして、バネ6
3aの付勢により反時計方向に付勢されてストッパ63
bに当接して回転が停止される。
状とされたシャッタ羽根63が回動自在に軸着されてお
り、バネ63aによって反時計方向に付勢されている。
シャッタ羽根63の上部には上方に突出された突起63
aが設けられており、この突起63aがシャッタ駆動レ
バー61の蹴飛ばし片61aにより蹴飛ばされるとシャ
ッタ羽根63が時計方向に回動される。そして、バネ6
3aの付勢により反時計方向に付勢されてストッパ63
bに当接して回転が停止される。
【0029】図3に示すように、露光ユニット13及び
ストロボユニット14が組み込まれた本体基部12に
は、前面を覆うように前カバー15が固着される。前カ
バー15は、パトローネ収納室22の前面に位置する部
分がパトローネ収納室22の輪郭に沿って突出した形状
となっており、この突出した部分の外壁がグリップ部6
5となっている。
ストロボユニット14が組み込まれた本体基部12に
は、前面を覆うように前カバー15が固着される。前カ
バー15は、パトローネ収納室22の前面に位置する部
分がパトローネ収納室22の輪郭に沿って突出した形状
となっており、この突出した部分の外壁がグリップ部6
5となっている。
【0030】後カバー16には、露光枠20に対峙する
部分にフイルム支持面66が形成されている。このフイ
ルム支持面66の上部には、前述した爪51が移動する
際に後カバー16と干渉しないように凹部66aが形成
されている。また、後カバー16の下部には、パトロー
ネ収納室22とフイルムロール収納室26の底面を覆う
プルトップ式の蓋67,68がそれぞれ設けられてい
る。蓋67には、パトローネ21のスプール30の端部
に形成された係合部39と係合する軸部69が回転自在
に組付けられており、その近傍には蓋部材31の係合部
31cと係合する軸70がやはり回転自在に組付けられ
ている。また、蓋68には、フイルム23が巻き付けら
れてフイルムロール25の芯となる巻軸24の下部と係
合するための軸部71が回転自在に組付けられている。
なおこれらの軸部は、蓋が閉じられた状態でも外部から
回転できるように、蓋の外側に端部が露呈されている。
部分にフイルム支持面66が形成されている。このフイ
ルム支持面66の上部には、前述した爪51が移動する
際に後カバー16と干渉しないように凹部66aが形成
されている。また、後カバー16の下部には、パトロー
ネ収納室22とフイルムロール収納室26の底面を覆う
プルトップ式の蓋67,68がそれぞれ設けられてい
る。蓋67には、パトローネ21のスプール30の端部
に形成された係合部39と係合する軸部69が回転自在
に組付けられており、その近傍には蓋部材31の係合部
31cと係合する軸70がやはり回転自在に組付けられ
ている。また、蓋68には、フイルム23が巻き付けら
れてフイルムロール25の芯となる巻軸24の下部と係
合するための軸部71が回転自在に組付けられている。
なおこれらの軸部は、蓋が閉じられた状態でも外部から
回転できるように、蓋の外側に端部が露呈されている。
【0031】レンズ付きフイルムユニット2の組み立て
は、本体基部12に対し、露光ユニット13,ストロボ
ユニット14,前カバー15,後カバー16が固着され
てからパトローネ21の装填が行われる。パトローネ2
1は、図6に示すようにフイルム23が先端まで巻き込
まれている状態でパトローネ収納室22に収納される。
パトローネ21収納後に蓋67を閉じると、蓋67の軸
部69,70がパトローネ21のスプール30及び蓋部
材31と係合される。そして、蓋67の表側に露呈され
た軸部70を操作して蓋部材31を回転し、図8に示す
ようにフイルム送出口32を開放する。次に、スプール
30に係合された軸部69をフイルム送出し方向に回転
する。すると、スプール30に巻かれたフイルム23も
一緒に回転し、フイルム23の先端部が突起34によっ
て掬い上げられてフイルム送出口32に入り込み、パト
ローネ21から送り出される。
は、本体基部12に対し、露光ユニット13,ストロボ
ユニット14,前カバー15,後カバー16が固着され
てからパトローネ21の装填が行われる。パトローネ2
1は、図6に示すようにフイルム23が先端まで巻き込
まれている状態でパトローネ収納室22に収納される。
パトローネ21収納後に蓋67を閉じると、蓋67の軸
部69,70がパトローネ21のスプール30及び蓋部
材31と係合される。そして、蓋67の表側に露呈され
た軸部70を操作して蓋部材31を回転し、図8に示す
ようにフイルム送出口32を開放する。次に、スプール
30に係合された軸部69をフイルム送出し方向に回転
する。すると、スプール30に巻かれたフイルム23も
一緒に回転し、フイルム23の先端部が突起34によっ
て掬い上げられてフイルム送出口32に入り込み、パト
ローネ21から送り出される。
【0032】パトローネ21から送り出されたフイルム
23は、露光枠20とフイルム支持面66との間に入り
込み、図4に示すように突出された爪50がパーフォレ
ーション23bと係合する。更に送られたフイルム23
は、フイルムロール室26に入り、先端が巻軸24のス
リット24aに入り込む。フイルム23の先端がスリッ
ト24aに入り込むと、次には巻軸24が軸部68によ
りフイルム巻取り方向に回転される。これにより、パト
ローネ21内のフイルム23が全てフイルムロール室2
6に送られる。
23は、露光枠20とフイルム支持面66との間に入り
込み、図4に示すように突出された爪50がパーフォレ
ーション23bと係合する。更に送られたフイルム23
は、フイルムロール室26に入り、先端が巻軸24のス
リット24aに入り込む。フイルム23の先端がスリッ
ト24aに入り込むと、次には巻軸24が軸部68によ
りフイルム巻取り方向に回転される。これにより、パト
ローネ21内のフイルム23が全てフイルムロール室2
6に送られる。
【0033】次に上記実施例の作用について説明する。
レンズ付きフイルムユニット2を保持し、ファインダ9
を覗いて被写体を確認してからシャッタボタン7を押下
する。シャッタボタン7が押下されると、図1に示すよ
うにシャッタボタン7に一体に形成された突片7aが係
止レバー64の立下がり片64dを押す。すると、係止
レバー64は僅かに反時計方向に回転され、係止レバー
64の突条部64cとシャッタ駆動レバー61の突出片
61bとの係合が解除され、シャッタ駆動レバー61は
バネ60の付勢により反時計方向に回転される。これに
より、蹴飛ばし片61aがシャッタ羽根63の突起63
aを蹴飛ばし、シャッタ羽根63は時計方向に回転され
て撮影光路を開放する。このときのシャッタ機構及びフ
イルム巻止め機構を図9(A)に示す。
レンズ付きフイルムユニット2を保持し、ファインダ9
を覗いて被写体を確認してからシャッタボタン7を押下
する。シャッタボタン7が押下されると、図1に示すよ
うにシャッタボタン7に一体に形成された突片7aが係
止レバー64の立下がり片64dを押す。すると、係止
レバー64は僅かに反時計方向に回転され、係止レバー
64の突条部64cとシャッタ駆動レバー61の突出片
61bとの係合が解除され、シャッタ駆動レバー61は
バネ60の付勢により反時計方向に回転される。これに
より、蹴飛ばし片61aがシャッタ羽根63の突起63
aを蹴飛ばし、シャッタ羽根63は時計方向に回転され
て撮影光路を開放する。このときのシャッタ機構及びフ
イルム巻止め機構を図9(A)に示す。
【0034】撮影後には、巻上げノブ5を図1中におい
て反時計方向に回転し撮影済みのフイルム23を巻き上
げる。フイルム23は巻上げノブ5の係合部5bに係合
されたスプール30の回転によりパトローネ21内に巻
上げられる。図9(B)に示すように、フイルム23の
移動によりベルト50の外周に形成された爪51はパー
フォレーション23bに押され、ベルト50はベルト車
48を反時計方向に回転する。ベルト車48の回転は、
ワンウェイクラッチであるコイルバネ53によってギヤ
52に伝達され、ギヤ52は中間ギヤ54を時計方向に
回転し、中間ギヤ54は駆動ギヤ55を反時計方向に回
転する。駆動ギヤ55の回転により、チャージカム57
はシャッタ駆動レバー61を時計方向に回転し、シャッ
タチャージ位置に移動させ、また一歯ギヤ58は撮影枚
数表示板45を1目盛り分回転する。
て反時計方向に回転し撮影済みのフイルム23を巻き上
げる。フイルム23は巻上げノブ5の係合部5bに係合
されたスプール30の回転によりパトローネ21内に巻
上げられる。図9(B)に示すように、フイルム23の
移動によりベルト50の外周に形成された爪51はパー
フォレーション23bに押され、ベルト50はベルト車
48を反時計方向に回転する。ベルト車48の回転は、
ワンウェイクラッチであるコイルバネ53によってギヤ
52に伝達され、ギヤ52は中間ギヤ54を時計方向に
回転し、中間ギヤ54は駆動ギヤ55を反時計方向に回
転する。駆動ギヤ55の回転により、チャージカム57
はシャッタ駆動レバー61を時計方向に回転し、シャッ
タチャージ位置に移動させ、また一歯ギヤ58は撮影枚
数表示板45を1目盛り分回転する。
【0035】図9(C)に示すように、フイルム23が
1コマ分巻き上げられるとカム軸59は1回転し、係止
レバー64の爪部64bが巻止めカム56の溝部56a
に嵌入される。これにより、係止レバー64は僅かに時
計方向に回転し、突条部64cがシャッタ駆動レバー6
1の突出部61bと係合してシャッタ駆動レバー61を
シャッタチャージ位置に保持する。また、係止レバー6
4の爪部64bが巻止めカム56の溝部56aに嵌入さ
れることによりカム軸59と回転軸48の回転が規制さ
れ、係止レバー64の係合片64aが巻上げノブ5の歯
列5aと係合することにより巻上げノブ5の回転を規制
し、フイルムの巻止めを行う。
1コマ分巻き上げられるとカム軸59は1回転し、係止
レバー64の爪部64bが巻止めカム56の溝部56a
に嵌入される。これにより、係止レバー64は僅かに時
計方向に回転し、突条部64cがシャッタ駆動レバー6
1の突出部61bと係合してシャッタ駆動レバー61を
シャッタチャージ位置に保持する。また、係止レバー6
4の爪部64bが巻止めカム56の溝部56aに嵌入さ
れることによりカム軸59と回転軸48の回転が規制さ
れ、係止レバー64の係合片64aが巻上げノブ5の歯
列5aと係合することにより巻上げノブ5の回転を規制
し、フイルムの巻止めを行う。
【0036】次に、本発明の別の実施例について説明す
る。図10に示すシャッタ機構及びフイルム巻止め機構
に使用されるフイルム23は、上述した実施例と同じも
のであり、1コマあたりに2個のパーフォレーション2
3bが形成されている。パーフォレーション23bに
は、1コマの撮影画面の長さの3倍程度とされた長さを
有する巻止めベルト75の外周に6個形成された爪76
が係合されており、巻止めベルト75が掛けられるベル
ト車77,78の軸間距離は1コマの撮影画面の長さよ
り長め、例えば1.5倍程度とされているのでこれらの
爪76は少なくとも常に2個以上のパーフォレーション
23bと係合されている。これにより巻止めベルト75
の回転とフイルム23の位置決めとがより確実となる。
る。図10に示すシャッタ機構及びフイルム巻止め機構
に使用されるフイルム23は、上述した実施例と同じも
のであり、1コマあたりに2個のパーフォレーション2
3bが形成されている。パーフォレーション23bに
は、1コマの撮影画面の長さの3倍程度とされた長さを
有する巻止めベルト75の外周に6個形成された爪76
が係合されており、巻止めベルト75が掛けられるベル
ト車77,78の軸間距離は1コマの撮影画面の長さよ
り長め、例えば1.5倍程度とされているのでこれらの
爪76は少なくとも常に2個以上のパーフォレーション
23bと係合されている。これにより巻止めベルト75
の回転とフイルム23の位置決めとがより確実となる。
【0037】巻止めベルト75は、回転軸77a,78
aにより回転自在とされたベルト車77,78とに掛け
られてフイルム移送方向に張られており、フイルム23
がフイルム巻上げ方向である矢印X方向に移動される
と、爪76がパーフォレーション23bに押されて巻止
めベルト75が反時計方向に回転される。これにより、
ベルト車78も反時計方向に回転される。ベルト車78
の上部には、回転軸78aと同軸で回転自在とされ減速
機構の構成要素となるギヤ79が取り付けられている。
ベルト車78とギヤ79との間には、ベルト車78の反
時計方向の回転のみを伝達するワンウェイクラッチであ
るコイルバネ80が取付けられている。
aにより回転自在とされたベルト車77,78とに掛け
られてフイルム移送方向に張られており、フイルム23
がフイルム巻上げ方向である矢印X方向に移動される
と、爪76がパーフォレーション23bに押されて巻止
めベルト75が反時計方向に回転される。これにより、
ベルト車78も反時計方向に回転される。ベルト車78
の上部には、回転軸78aと同軸で回転自在とされ減速
機構の構成要素となるギヤ79が取り付けられている。
ベルト車78とギヤ79との間には、ベルト車78の反
時計方向の回転のみを伝達するワンウェイクラッチであ
るコイルバネ80が取付けられている。
【0038】ギヤ79には減速機構の構成要素となるギ
ヤ81が噛合されており、ギヤ79の回転によりギヤ8
1が時計方向に回転される。ギヤ81の上部には、外周
に溝部82aが形成された巻止めカム82と一歯ギヤ8
3とが形成されている。巻止めカム82は、ギヤ81と
79とのギヤ比によりフイルム23が1コマ巻き上げら
れると1回転する。
ヤ81が噛合されており、ギヤ79の回転によりギヤ8
1が時計方向に回転される。ギヤ81の上部には、外周
に溝部82aが形成された巻止めカム82と一歯ギヤ8
3とが形成されている。巻止めカム82は、ギヤ81と
79とのギヤ比によりフイルム23が1コマ巻き上げら
れると1回転する。
【0039】巻止めカム82の外周には、巻止めレバー
84の爪部84aが当接している。巻止めレバー84
は、露光ユニット13のベース部13aに形成された軸
85に取り付けられており、同軸85に取り付けられて
いるバネ86の一端86aがピン84bに他端86bが
軸85に形成された突片85aに掛けられることによっ
て時計方向に付勢されている。爪部84aの他端側に
は、巻上げノブ87の外周に形成された歯列87aに係
合して巻上げノブ87をロックする係合部88が形成さ
れている。また、軸85には撮影枚数表示板45が取り
付けられており、外周に形成された歯列45aに噛合す
る一歯ギヤ83が1回転することによって1目盛りづつ
回転される。なお、一歯ギヤ83は時計方向に回転され
るので撮影枚数表示板45は時計方向に回転され、これ
は従来のレンズ付きフイルムユニットとは回転方向が逆
であるため上面への印刷はこの回転方向に沿ったものと
なる。
84の爪部84aが当接している。巻止めレバー84
は、露光ユニット13のベース部13aに形成された軸
85に取り付けられており、同軸85に取り付けられて
いるバネ86の一端86aがピン84bに他端86bが
軸85に形成された突片85aに掛けられることによっ
て時計方向に付勢されている。爪部84aの他端側に
は、巻上げノブ87の外周に形成された歯列87aに係
合して巻上げノブ87をロックする係合部88が形成さ
れている。また、軸85には撮影枚数表示板45が取り
付けられており、外周に形成された歯列45aに噛合す
る一歯ギヤ83が1回転することによって1目盛りづつ
回転される。なお、一歯ギヤ83は時計方向に回転され
るので撮影枚数表示板45は時計方向に回転され、これ
は従来のレンズ付きフイルムユニットとは回転方向が逆
であるため上面への印刷はこの回転方向に沿ったものと
なる。
【0040】巻上げノブ87には、下面にパトローネ2
1のスプール30と係合する係合部が形成されており、
上面にはチャージベルト89が掛けられた円板90が取
り付けられている。円板90は、図11に示すように巻
上げノブ87に突設された軸91に挿通されており、上
部にはバネ92とこのバネ92を圧縮して円板90を巻
上げノブ87に押しつけるワッシャー93が組付けられ
ている。これにより、チャージベルト89に負荷がかか
ると円板90と巻上げノブ87とがスリップし、巻上げ
ノブ87だけが回転を続けることができる。このように
巻上げノブ87で直接チャージカム96を回転すること
によって、負荷の高いシャッタチャージを強い駆動力で
行うことができるので、フイルム巻止め機構等に掛かる
負荷が分散でき、各部品の耐久性が向上する。
1のスプール30と係合する係合部が形成されており、
上面にはチャージベルト89が掛けられた円板90が取
り付けられている。円板90は、図11に示すように巻
上げノブ87に突設された軸91に挿通されており、上
部にはバネ92とこのバネ92を圧縮して円板90を巻
上げノブ87に押しつけるワッシャー93が組付けられ
ている。これにより、チャージベルト89に負荷がかか
ると円板90と巻上げノブ87とがスリップし、巻上げ
ノブ87だけが回転を続けることができる。このように
巻上げノブ87で直接チャージカム96を回転すること
によって、負荷の高いシャッタチャージを強い駆動力で
行うことができるので、フイルム巻止め機構等に掛かる
負荷が分散でき、各部品の耐久性が向上する。
【0041】チャージベルト89の他方は円板94に掛
けられており、円板94の下方には1回転係止カム95
とチャージカム96とが形成されている。溝部95aが
形成された1回転係止カム95の外周には、係止レバー
97に形成された爪部97aが当接されている。また、
チャージカム96の外周にはシャッタ駆動レバー98が
当接されている。シャッタ駆動レバー98には、シャッ
タ羽根99を蹴飛ばしてフイルム23への露光を行う蹴
飛ばし片98aと、巻止めレバー84を巻止め状態と解
除状態とに移動する押圧片98bとが形成されている。
押圧片98bは、図中2点鎖線で示す位置に配置され、
シャッタ駆動レバー98がチャージ位置にあるときには
巻止めレバー84から離反しており、シャッタレリーズ
直後には巻止めレバー84を押圧して反時計方向に回転
する。これにより巻止めレバー84の係合部88が巻上
げノブ87の外周87aから退避され、巻上げノブ87
の回転が自由となる。
けられており、円板94の下方には1回転係止カム95
とチャージカム96とが形成されている。溝部95aが
形成された1回転係止カム95の外周には、係止レバー
97に形成された爪部97aが当接されている。また、
チャージカム96の外周にはシャッタ駆動レバー98が
当接されている。シャッタ駆動レバー98には、シャッ
タ羽根99を蹴飛ばしてフイルム23への露光を行う蹴
飛ばし片98aと、巻止めレバー84を巻止め状態と解
除状態とに移動する押圧片98bとが形成されている。
押圧片98bは、図中2点鎖線で示す位置に配置され、
シャッタ駆動レバー98がチャージ位置にあるときには
巻止めレバー84から離反しており、シャッタレリーズ
直後には巻止めレバー84を押圧して反時計方向に回転
する。これにより巻止めレバー84の係合部88が巻上
げノブ87の外周87aから退避され、巻上げノブ87
の回転が自由となる。
【0042】次に、上記実施例の作用について説明す
る。シャッタボタンを押下してシャッタレリーズを行う
と、係止レバー97が反時計方向に回転され、爪部97
aが溝部95aから退避される。係止レバー97の回転
によりシャッタ駆動レバー98がシャッタチャージを解
除され、シャッタ駆動レバー98が反時計方向に回転さ
れる。これにより、シャッタ駆動レバー98の蹴飛ばし
片98aがシャッタ羽根99を蹴飛ばして時計方向に回
転させ、撮影光路を開放してフイルム23への露光を行
う。このときには、図12(A)に示すように、シャッ
タ駆動レバー98に形成された押圧片98bが巻止めレ
バー84を押圧して反時計方向に回転する。これによ
り、巻止めレバー84の係合部88が巻上げノブ87の
歯列87aから退避し、更に爪部84aが巻止めカム8
2の溝部82aから退避されるので、フイルムの巻止め
が解除される。
る。シャッタボタンを押下してシャッタレリーズを行う
と、係止レバー97が反時計方向に回転され、爪部97
aが溝部95aから退避される。係止レバー97の回転
によりシャッタ駆動レバー98がシャッタチャージを解
除され、シャッタ駆動レバー98が反時計方向に回転さ
れる。これにより、シャッタ駆動レバー98の蹴飛ばし
片98aがシャッタ羽根99を蹴飛ばして時計方向に回
転させ、撮影光路を開放してフイルム23への露光を行
う。このときには、図12(A)に示すように、シャッ
タ駆動レバー98に形成された押圧片98bが巻止めレ
バー84を押圧して反時計方向に回転する。これによ
り、巻止めレバー84の係合部88が巻上げノブ87の
歯列87aから退避し、更に爪部84aが巻止めカム8
2の溝部82aから退避されるので、フイルムの巻止め
が解除される。
【0043】この後に巻上げノブ87を反時計方向に回
転すると、図12(B)に示すように、巻上げノブ87
の上部に取り付けられた円板90の回転によりチャージ
ベルト89を介して円板94が反時計方向に回転され
る。これにより、チャージカム96がシャッタ駆動レバ
ー98を時計方向に回転してチャージ位置に移動する。
また、フイルム23はパトローネ内に巻き上げられるた
め図中左方に移動し、この移動にともないパーフォレー
ション23bで爪76を押す。爪76が押されると、巻
止めベルト75は反時計方向に回転され、ベルト車78
も同方向に回転される。ベルト車78の回転はコイルバ
ネ80を介してギヤ79に伝えられ、ギヤ79に噛合さ
れたギヤ81を時計方向に回転する。
転すると、図12(B)に示すように、巻上げノブ87
の上部に取り付けられた円板90の回転によりチャージ
ベルト89を介して円板94が反時計方向に回転され
る。これにより、チャージカム96がシャッタ駆動レバ
ー98を時計方向に回転してチャージ位置に移動する。
また、フイルム23はパトローネ内に巻き上げられるた
め図中左方に移動し、この移動にともないパーフォレー
ション23bで爪76を押す。爪76が押されると、巻
止めベルト75は反時計方向に回転され、ベルト車78
も同方向に回転される。ベルト車78の回転はコイルバ
ネ80を介してギヤ79に伝えられ、ギヤ79に噛合さ
れたギヤ81を時計方向に回転する。
【0044】円板90,94の直径比とギヤ79,81
のギヤ比との関係からチャージカム96の方が先に1回
転を終了し、係止レバー97の爪部97aが1回転係止
カム95の溝部95aに入り込み、シャッタ駆動レバー
98がチャージ位置に保持され、チャージカム96が係
止される。そのため、円板94の回転も阻止されるが、
巻上げノブ87と円板90とがスリップされるので巻上
げノブ87はその後も回転を続けることができる。
のギヤ比との関係からチャージカム96の方が先に1回
転を終了し、係止レバー97の爪部97aが1回転係止
カム95の溝部95aに入り込み、シャッタ駆動レバー
98がチャージ位置に保持され、チャージカム96が係
止される。そのため、円板94の回転も阻止されるが、
巻上げノブ87と円板90とがスリップされるので巻上
げノブ87はその後も回転を続けることができる。
【0045】更に巻上げノブ87の回転を続けると、図
12(C)に示すように巻止めカム82が1回転し、溝
部82aに巻止めレバー84の爪部84aが入り込む。
これにより、巻止めレバー84は僅かに時計方向に回転
して係合部88が巻上げノブ87の歯列87aに噛合
し、また、爪部84aと溝部82aとの係合により巻止
めカム84とベルト車78もロックされ、フイルム巻止
めが行われる。
12(C)に示すように巻止めカム82が1回転し、溝
部82aに巻止めレバー84の爪部84aが入り込む。
これにより、巻止めレバー84は僅かに時計方向に回転
して係合部88が巻上げノブ87の歯列87aに噛合
し、また、爪部84aと溝部82aとの係合により巻止
めカム84とベルト車78もロックされ、フイルム巻止
めが行われる。
【0046】なお、上記各実施例ではフイルムに形成さ
れたパーフォレーションの数を撮影画面1コマあたり2
個としたが、ベルトの外周に形成される爪の数をパーフ
ォレーションの数に合わせれば、パーフォレーションの
数が例えば1コマあたり1個や3個でもフイルム巻上げ
によりシャッタチャージとフイルム巻止めとを行うこと
ができる。また、巻止めベルトの長さを1コマ巻上げ分
の長さの3倍としたが、爪が常に2個以上パーフォレー
ションに係合されれば、これに限定されるものではな
い。また、上記実施例のシャッタ機構及びフイルム巻止
め機構はレンズ付きフイルムユニット以外の低価格なコ
ンパクトカメラ等にも用いることができる。
れたパーフォレーションの数を撮影画面1コマあたり2
個としたが、ベルトの外周に形成される爪の数をパーフ
ォレーションの数に合わせれば、パーフォレーションの
数が例えば1コマあたり1個や3個でもフイルム巻上げ
によりシャッタチャージとフイルム巻止めとを行うこと
ができる。また、巻止めベルトの長さを1コマ巻上げ分
の長さの3倍としたが、爪が常に2個以上パーフォレー
ションに係合されれば、これに限定されるものではな
い。また、上記実施例のシャッタ機構及びフイルム巻止
め機構はレンズ付きフイルムユニット以外の低価格なコ
ンパクトカメラ等にも用いることができる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明のレンズ付き
フイルムユニットでは、フイルムの移送を回転力に変え
るために、パーフォレーションに係合される爪が外周に
形成された巻止めベルトと、フイルム移送方向に沿って
配置され軸間距離が1コマの撮影画面の長さ以上とされ
た該巻止めベルトが掛けられる一対のベルト車と、前記
ベルト車対のいずれか一方に連結され該ベルト車の回転
を減速して、カム軸に伝達する減速機構とを設けたこと
により、爪とパーフォレーションとの係合が少なくとも
常に2個以上となるので巻止めベルトの回転とフイルム
の位置決めとがより確実となり、パーフォレーションの
間隔が広いフイルムでもシャッタ駆動レバーや係止レバ
ー等のシャッタ機構を基本的に変えずに使用することが
できる。
フイルムユニットでは、フイルムの移送を回転力に変え
るために、パーフォレーションに係合される爪が外周に
形成された巻止めベルトと、フイルム移送方向に沿って
配置され軸間距離が1コマの撮影画面の長さ以上とされ
た該巻止めベルトが掛けられる一対のベルト車と、前記
ベルト車対のいずれか一方に連結され該ベルト車の回転
を減速して、カム軸に伝達する減速機構とを設けたこと
により、爪とパーフォレーションとの係合が少なくとも
常に2個以上となるので巻止めベルトの回転とフイルム
の位置決めとがより確実となり、パーフォレーションの
間隔が広いフイルムでもシャッタ駆動レバーや係止レバ
ー等のシャッタ機構を基本的に変えずに使用することが
できる。
【0048】また、チャージカムと巻止めカムとが別体
とされたレンズ付きフイルムユニットでは、シャッタチ
ャージをチャージベルトを介してチャージカムを回転す
ることにより巻上げノブで直接行うようにし、フイルム
の巻止めを爪が形成された巻止めベルトと巻止めカムに
より行うようにしたので、負荷の掛かるシャッタチャー
ジを大きい駆動力で行うことができ、各部材に掛かる負
荷が低くなるので耐久性が向上する。
とされたレンズ付きフイルムユニットでは、シャッタチ
ャージをチャージベルトを介してチャージカムを回転す
ることにより巻上げノブで直接行うようにし、フイルム
の巻止めを爪が形成された巻止めベルトと巻止めカムに
より行うようにしたので、負荷の掛かるシャッタチャー
ジを大きい駆動力で行うことができ、各部材に掛かる負
荷が低くなるので耐久性が向上する。
【図1】シャッタ機構及びフイルム巻止め機構の構成を
示す分解斜視図である。
示す分解斜視図である。
【図2】本発明のレンズ付きフイルムユニットの外観を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図3】ユニット本体の構成を示す分解斜視図である。
【図4】レンズ付きフイルムユニットの要部断面図であ
る。
る。
【図5】パトローネの構成を示す分解斜視図である。
【図6】蓋部材閉状態を示すパトローネの要部断面図で
ある。
ある。
【図7】フイルムのパーフォレーションの位置を示す説
明図である。
明図である。
【図8】蓋部材開状態を示すパトローネの要部断面図で
ある。
ある。
【図9】シャッタ機構及びフイルム巻止め機構の作動順
序を示す説明図である。
序を示す説明図である。
【図10】別の実施例のシャッタ機構及びフイルム巻止
め機構の分解斜視図である。
め機構の分解斜視図である。
【図11】別の実施例の巻上げノブの要部断面図であ
る。
る。
【図12】別の実施例のシャッタ機構及びフイルム巻止
め機構の作動順序を示す説明図である。
め機構の作動順序を示す説明図である。
2 レンズ付きフイルムユニット 23 フイルム 23b パーフォレーション 48,49,77,78 ベルト車 50,75 巻止めベルト 51,76 爪 56,82 巻止めカム 57,96 チャージカム 59 カム軸 84 巻止めレバー 89 チャージベルト 95 1回転係止カム
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年2月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】また、チャージカムと巻止めカムとが別体
とされたレンズ付きフイルムユニットでは、撮影後、巻
上げノブを回転してフイルムを巻き上げる。巻上げノブ
の回転はチャージベルトを介してチャージカムに伝達さ
れ、シャッタチャージが行われる。フイルムは、フイル
ム移送方向に対し撮影画面の先端側と後端側とにパーフ
ォレーションが形成されたもので、パトローネの方向に
移送される際にパーフォレーションが係合されている爪
を押して巻止めベルトを回転する。巻止めベルトを保持
するベルト車対の軸間距離は、1コマの撮影画面の長さ
以上とされているので、パーフォレーションと爪とは常
に2個以上が係合している。巻止めベルトの回転により
ベルト車対が回転し、ベルト車の一方に連結された減速
機構がベルト車の回転を減速して巻止めカムに伝達す
る。巻止めカムが回転されると巻止めレバーが巻上げノ
ブに噛み合わされ、巻上げノブをロックする。
とされたレンズ付きフイルムユニットでは、撮影後、巻
上げノブを回転してフイルムを巻き上げる。巻上げノブ
の回転はチャージベルトを介してチャージカムに伝達さ
れ、シャッタチャージが行われる。フイルムは、フイル
ム移送方向に対し撮影画面の先端側と後端側とにパーフ
ォレーションが形成されたもので、パトローネの方向に
移送される際にパーフォレーションが係合されている爪
を押して巻止めベルトを回転する。巻止めベルトを保持
するベルト車対の軸間距離は、1コマの撮影画面の長さ
以上とされているので、パーフォレーションと爪とは常
に2個以上が係合している。巻止めベルトの回転により
ベルト車対が回転し、ベルト車の一方に連結された減速
機構がベルト車の回転を減速して巻止めカムに伝達す
る。巻止めカムが回転されると巻止めレバーが巻上げノ
ブに噛み合わされ、巻上げノブをロックする。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】
【実施例】図2は、本発明のレンズ付きフイルムユニッ
トの外観を示すものである。レンズ付きフイルムユニッ
ト2は、薄型化の向上を図ったタイプのものであり、撮
影機構等が内蔵されたユニット本体3とこれを収納する
外ケース4とから構成されている。外ケース4は、巻上
げノブ5,ストロボ発光部6等を露呈させるような輪郭
となっており、また、レンズフード8,ファインダ9及
び撮影枚数表示窓10等を露出させるための穴が設けら
れている。
トの外観を示すものである。レンズ付きフイルムユニッ
ト2は、薄型化の向上を図ったタイプのものであり、撮
影機構等が内蔵されたユニット本体3とこれを収納する
外ケース4とから構成されている。外ケース4は、巻上
げノブ5,ストロボ発光部6等を露呈させるような輪郭
となっており、また、レンズフード8,ファインダ9及
び撮影枚数表示窓10等を露出させるための穴が設けら
れている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】また係止レバー64の爪部64bが溝56
aに嵌入すると、係止レバー64は時計方向に僅かに回
転する。この回転により、係止レバー64の突条部64
cがシャッタ駆動レバー61の突出片61bに係合し、
チャージカム57によりチャージ位置に移動されていた
シャッタ駆動レバー61をその状態で保持する。更に、
このときには前記係合片64aが巻上げノブ5の歯列5
aに噛合して巻上げノブ5の回転をも規制する。
aに嵌入すると、係止レバー64は時計方向に僅かに回
転する。この回転により、係止レバー64の突条部64
cがシャッタ駆動レバー61の突出片61bに係合し、
チャージカム57によりチャージ位置に移動されていた
シャッタ駆動レバー61をその状態で保持する。更に、
このときには前記係合片64aが巻上げノブ5の歯列5
aに噛合して巻上げノブ5の回転をも規制する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】撮影レンズ44の後方には断面がクランク
状とされたシャッタ羽根63が回動自在に軸着されてお
り、バネ63cによって反時計方向に付勢されている。
シャッタ羽根63の上部には上方に突出された突起63
aが設けられており、この突起63aがシャッタ駆動レ
バー61の蹴飛ばし片61aにより蹴飛ばされるとシャ
ッタ羽根63が時計方向に回動される。そして、バネ6
3cの付勢により反時計方向に付勢されてストッパ63
bに当接して回転が停止される。
状とされたシャッタ羽根63が回動自在に軸着されてお
り、バネ63cによって反時計方向に付勢されている。
シャッタ羽根63の上部には上方に突出された突起63
aが設けられており、この突起63aがシャッタ駆動レ
バー61の蹴飛ばし片61aにより蹴飛ばされるとシャ
ッタ羽根63が時計方向に回動される。そして、バネ6
3cの付勢により反時計方向に付勢されてストッパ63
bに当接して回転が停止される。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】パトローネ21から送り出されたフイルム
23は、露光枠20とフイルム支持面66との間に入り
込み、図4に示すように突出された爪51がパーフォレ
ーション23bと係合する。更に送られたフイルム23
は、フイルムロール室26に入り、先端が巻軸24のス
リット24aに入り込む。フイルム23の先端がスリッ
ト24aに入り込むと、次には巻軸24が軸部71によ
りフイルム巻取り方向に回転される。これにより、パト
ローネ21内のフイルム23が全てフイルムロール室2
6に送られる。
23は、露光枠20とフイルム支持面66との間に入り
込み、図4に示すように突出された爪51がパーフォレ
ーション23bと係合する。更に送られたフイルム23
は、フイルムロール室26に入り、先端が巻軸24のス
リット24aに入り込む。フイルム23の先端がスリッ
ト24aに入り込むと、次には巻軸24が軸部71によ
りフイルム巻取り方向に回転される。これにより、パト
ローネ21内のフイルム23が全てフイルムロール室2
6に送られる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0046
【補正方法】変更
【補正内容】
【0046】なお、上記各実施例ではフイルムに形成さ
れたパーフォレーションの数を撮影画面1コマあたり2
個としたが、ベルトの外周に形成される爪の数をパーフ
ォレーションの数に合わせれば、パーフォレーションの
数が例えば1コマあたり1個や3個でもフイルム巻上げ
によりシャッタチャージとフイルム巻止めとを行うこと
ができる。また、巻止めベルトの長さを1コマ巻上げ分
の長さの3倍としたが、爪が常にパーフォレーションに
係合されれば、これに限定されるものではない。また、
上記実施例のシャッタ機構及びフイルム巻止め機構はレ
ンズ付きフイルムユニット以外の低価格なコンパクトカ
メラ等にも用いることができる。
れたパーフォレーションの数を撮影画面1コマあたり2
個としたが、ベルトの外周に形成される爪の数をパーフ
ォレーションの数に合わせれば、パーフォレーションの
数が例えば1コマあたり1個や3個でもフイルム巻上げ
によりシャッタチャージとフイルム巻止めとを行うこと
ができる。また、巻止めベルトの長さを1コマ巻上げ分
の長さの3倍としたが、爪が常にパーフォレーションに
係合されれば、これに限定されるものではない。また、
上記実施例のシャッタ機構及びフイルム巻止め機構はレ
ンズ付きフイルムユニット以外の低価格なコンパクトカ
メラ等にも用いることができる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03C 1/765
Claims (2)
- 【請求項1】 フイルム移送方向に対し撮影画面の先端
側と後端側とにパーフォレーションが形成されたフイル
ムを収納するパトローネと、このパトローネから引き出
してロール形態で収納したフイルムとを予め装填した本
体部に、撮影後のフイルム巻上げ操作により撮影済みの
フイルムが1コマ分パトローネ内に移送され、このフイ
ルムの1コマ移送により1回転してシャッタチャージを
行うチャージカムと、フイルム巻止めを行う巻止めカム
と、撮影枚数を表示する撮影枚数表示板を1目盛り回転
する一歯ギヤとが一体に形成されたカム軸が設けられた
レンズ付きフイルムユニットにおいて、 前記パーフォレーションに係合される爪が外周に複数個
形成された巻止めベルトと、フイルム移送方向に沿って
配置され軸間距離が1コマの撮影画面の長さ以上とされ
た該巻止めベルトが掛けられる一対のベルト車と、前記
ベルト車対のいずれか一方に連結され該ベルト車の回転
を減速して前記カム軸に伝達する減速機構とを備えたこ
とを特徴とするレンズ付きフイルムユニット。 - 【請求項2】 フイルム移送方向に対し撮影画面の先端
側と後端側とにパーフォレーションが形成されたフイル
ムを収納するパトローネと、このパトローネから引き出
してロール形態で収納したフイルムとを予め装填した本
体部に、撮影後に撮影済みのフイルムをパトローネ内に
1コマ分移送する巻上げノブと、このフイルムの1コマ
移送により1回転してシャッタチャージを行うチャージ
カムと、フイルム巻止めを行う巻止めカムとが設けられ
たレンズ付きフイルムユニットにおいて、 前記巻上げノブとチャージカムとに掛けられ、巻上げノ
ブの回転によりチャージカムを1回転してシャッタチャ
ージを行うチャージベルトと、前記パーフォレーション
に常に2個以上係合される爪が外周に複数個形成された
巻止めベルトと、フイルム移送方向に沿って配置され軸
間距離が1コマの撮影画面の長さ以上とされた該巻止め
ベルトが掛けられる一対のベルト車と、前記ベルト車対
のいずれか一方に連結され該ベルト車の回転を減速して
前記巻止めカムに伝達する減速機構と、巻止めカムの回
転により巻上げノブの外周に噛み合って巻上げノブのロ
ックを行う巻止めレバーとを備えたことを特徴とするレ
ンズ付きフイルムユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3414694A JPH07219154A (ja) | 1994-02-07 | 1994-02-07 | レンズ付きフイルムユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3414694A JPH07219154A (ja) | 1994-02-07 | 1994-02-07 | レンズ付きフイルムユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07219154A true JPH07219154A (ja) | 1995-08-18 |
Family
ID=12406070
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3414694A Pending JPH07219154A (ja) | 1994-02-07 | 1994-02-07 | レンズ付きフイルムユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07219154A (ja) |
-
1994
- 1994-02-07 JP JP3414694A patent/JPH07219154A/ja active Pending
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