JPH07218925A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JPH07218925A
JPH07218925A JP766094A JP766094A JPH07218925A JP H07218925 A JPH07218925 A JP H07218925A JP 766094 A JP766094 A JP 766094A JP 766094 A JP766094 A JP 766094A JP H07218925 A JPH07218925 A JP H07218925A
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徹 山口
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 第1の辺106にアクティブ基板駆動電圧入
力部105と、第4の辺109に液晶注入部103を設
けるアクティブ基板102と、第6の辺111に信号電
極基板駆動電圧入力部104と、第8の辺113に液晶
注入部103を有する信号電極基板101とを備え、ア
クティブ基板の第1の辺と信号電極基板の第5の辺11
0と、さらにアクティブ基板の第2の辺107と信号電
極基板の第6の辺とをそれぞれ対向させて貼り合わせた
液晶表示装置で、アクティブ基板の第3の辺108は信
号電極基板の第7の辺112より後退している構成を採
用する。 【効果】 アクティブマトリクス型液晶表示装置の帯電
によるアクティブ素子の静電破壊を防止し、製造歩留り
を向上することにより、安価な液晶表示装置を提供する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は各画素にアクティブ素子
を設けるアクティブマトリクス型液晶表示装置や、この
アクティブ素子をもたないパッシブマトリクス型液晶表
示装置の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置は、通常上下2枚のガラス
基板間に、配向制御された液晶分子層を挟んだ構成とな
っている。2枚のガラス基板には、おのおの電極パター
ンが形成され、液晶分子層に上下ガラス基板間で電圧を
印加することにより液晶分子を動かし、表示を行ってい
る。
【0003】とくにアクティブマトリクス型液晶表示装
置と言われる形式のものは、片側のアクティブ基板にト
ランジスタやMIM素子やダイオードなどのアクティブ
素子を有しており、このアクティブ素子の働きによっ
て、より有効に液晶分子層に電圧を印加することがで
き、優れた表示品質を実現している。
【0004】このような液晶表示装置は、300mm×
300mm角程度の大きさのガラス基板に、スパッタリ
ング法などの被膜形成工程、フォトエッチングなどのパ
ターニング工程によって電極や、アクティブ素子や、カ
ラーフィルタなどを形成している。
【0005】そしてアクティブ素子を形成したガラス基
板であるアクティブ基板と、対向側のガラス基板である
信号電極基板とを貼り合わせる。
【0006】通常の液晶表示装置の場合、上記の300
mm×300mm角の大きさのガラス基板中に、複数の
パネルを形成している。これをスクライブ工程という切
断工程を用いて個々のパネル、いわゆる単個パネルに切
断する。
【0007】このスクライブ工程においては、単個パネ
ルを複数個形成したガラス基板に、縦方向横方向とも複
数存在するときは、まず1方向のみスクライブして、短
冊状にパネルが並んだいわゆる短冊状パネルを形成す
る。その後、短冊状パネルをさらにスクライブし、単個
パネルを得るのである。
【0008】図2に従来例におけるアクティブマトリク
ス型液晶表示装置の構成の1例を示す。図2(a)は平
面図であり、図2(b)は図2(a)のB−B線におけ
る断面を示す断面図である。
【0009】図2に示すように、アクティブ基板202
は、第1の辺206に形成するアクティブ基板駆動電圧
入力部205と、第4の辺209に液晶注入部203と
を有し、さらに横状の走査電極215をもつ。
【0010】これに対して信号電極基板201は、第6
の辺211に形成する信号電極基板駆動電圧入力部20
4と、第8の辺213に設ける液晶注入部203とを有
し、さらに縦状の信号電極214をもつ。
【0011】アクティブ基板202と信号電極基板20
1との間に設けるシール216により、液晶層217を
挟持している。
【0012】そして、アクティブ基板202の第1の辺
206と信号電極基板201の第5の辺210とを対向
させ、さらにアクティブ基板202の第2の辺207と
信号電極基板201の第6の辺211とをそれぞれ対向
させ、アクティブ基板202と信号電極基板201とを
貼り合わせている。
【0013】また信号電極基板201の右側端部である
第7の辺212と、アクティブ基板202の右側端部で
ある第3の辺208が、同じ位置で切断されている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】アクティブマトリクス
型液晶表示装置におけるアクティブ素子の形成プロセス
によって、アクティブ基板202の右側端部である第3
の辺208において、走査電極215の一部が端面に出
てしまう。
【0015】たとえば、MIM素子のような2端子のア
クティブ素子を形成する際、MIM素子における絶縁層
の形成工程として300×300mm角程度の大きさの
アクティブ基板において、導電層を酸化して絶縁層を設
ける。
【0016】そして、アクティブ基板と信号電極基板と
を貼り合わせた後、単個パネルにスクライブするとき
に、そのスクライブ端面において導電層が露出する。
【0017】そのとき、図2(b)に示すように走査電
極215が端面から露出したような断面形状では、単個
パネルの運搬時や、作業時などのハンドリング時に、ア
クティブ基板202の第3の辺208で電極部分に人体
など帯電物質が接触する。
【0018】その帯電によってアクティブ素子が静電破
壊を起こし、パネルの製造歩留りを低下させる大きな要
因となる。
【0019】そこで本発明の目的は、上記課題を解決し
て、帯電によるアクティブ素子の静電破壊を防止するこ
とが可能な液晶表示装置構造を提供し、液晶表示装置の
製造歩留りを向上することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成させるた
め、本発明は、第1の辺にアクティブ基板駆動電圧入力
部と第4の辺に液晶注入部を設けるアクティブ基板と、
第6の辺に信号電極基板駆動電圧入力部と第8の辺に液
晶注入部を有する信号電極基板とを備え、アクティブ基
板の第1の辺と信号電極基板の第5の辺と、さらにアク
ティブ基板の第2の辺と信号電極基板の第6の辺とをそ
れぞれ対向させて貼り合わせ、液晶注入部よりアクティ
ブ基板と信号電極基板との間に液晶を注入する液晶表示
装置で、アクティブ基板の第3の辺は信号電極基板の第
7の辺より後退していることを特徴とする。
【0021】
【作用】アクティブマトリクス型液晶表示装置における
従来のパネル構造では、アクティブ素子形成プロセスに
よって、アクティブ基板の端部に電極の一部が残り、こ
こに帯電物質が接触してアクティブ素子が帯電し、静電
破壊を起こす可能性が高くなることを先に述べた。
【0022】そこで本発明はアクティブ基板の端部を、
アクティブ素子を設けていない信号電極基板の端部より
後退させるように構成している。
【0023】したがってアクティブ基板端部に電極が一
部残っていても、その部分に人体などの帯電物質が接触
することはなく、アクティブ素子の静電破壊によるパネ
ルの製造歩留り低下が大幅に抑えることができる。
【0024】さらにまた、アクティブ素子を設けていな
いパッシブマトリクス型液晶表示装置に関しても、帯電
することにより、その画素に直流電圧が印加され、画像
の残像現象である焼き付き現象などの悪影響が発生す
る。
【0025】このため、前述のようなパネル構造を持つ
ことにより走査電極の帯電を防止して、表示品質の低下
を防ぐことができる。
【0026】
【実施例】以下、本発明による実施例を図面を用いて説
明する。図1は本発明による実施例を示すチップオング
ラス(COG)実装方式のアクティブマトリクス型液晶
表示装置の構成を示す平面図である。また、図3の断面
図に図1のA−A線での断面を示す。以下図1と図3と
を交互に参照して説明する。
【0027】信号電極基板101は、縦状の信号電極3
01と、カラーフィルタと、ブラックマトリクスをも
つ。アクティブ基板102は、横状の走査電極302
と、アクティブ素子をもつ。そして信号電極基板101
とアクティブ基板102とを、シール303によって液
晶層304を挟持するように構成する。
【0028】信号電極基板101の上側の端部は、信号
電極基板駆動電圧入力部104を有する第6の辺111
であり、アクティブ基板102の上側の端部である第2
の辺107より外側になるように構成する。
【0029】またアクティブ基板102の左側端部はア
クティブ基板駆動電圧入力部105を有する第1の辺1
06であり、信号電極基板101の左側端部である第5
の辺110より外側になるよう構成する。
【0030】さらにまた、信号電極基板101の下側端
部である第8の辺113と、アクティブ基板102の下
側端部である第4の辺109とは、ともに液晶注入部1
03を有し、同位置に形成される。
【0031】そして、アクティブ基板102の右側端部
である第3の辺108は、信号電極101の右側端部で
ある第7の辺112より後退する位置に形成する。
【0032】本発明の実施例の場合、COG実装方式を
用いているため、信号電極基板駆動電圧入力部104お
よびアクティブ基板駆動電圧入力部105は、IC実装
部となる。そしてこのIC実装部に半導体集積回路装置
を、導電ペーストやハンダやワイヤを用いて実装する。
【0033】本発明の実施例における液晶表示装置は、
ハンドリングによって人体などの帯電物質が接触する部
分は、信号電極基板101の右側端部である第7の辺1
12である。
【0034】したがってアクティブ基板102の右側端
部である第3の辺108から第7の辺112までの信号
電極基板101部分が物理的妨げとなり、従来の液晶パ
ネル構造では接触する可能性が高かった第3の辺108
における走査電極302の一部には、帯電物質が接触す
る可能性はほとんど無い。
【0035】このためアクティブ基板102側の帯電が
大幅に少なくなり、アクティブ素子の静電破壊が減少
し、液晶パネルの製造歩留りが大きく向上する。
【0036】なお信号電極側基板101への帯電につい
ては、本発明の実施例では、信号電極基板101にはア
クティブ素子が無いため、信号電極が帯電してもアクテ
ィブ素子を破壊することが無く、パネルの製造歩留りに
は影響は無い。
【0037】以上の説明では、アクティブマトリクス型
液晶表示装置でのアクティブ素子の静電破壊防止する例
で説明したが、パッシブマトリクス型液晶表示装置にお
いても、帯電すると画素の焼き付き現象などの悪影響が
生じ表示品質が低下することが知られており、本発明に
よるパネル構造は走査電極の帯電防止の意味でパッシブ
マトリクス型液晶表示装置にも有効である。
【0038】またさらに以上本発明の説明においては、
COG実装方式の液晶表示装置を用いて説明したが、C
OG以外の実装方式、たとえばテープオートメイテッド
ボンディング(TAB)による実装方式などを用いた液
晶表示装置に本発明の構造を適用してもよい。
【0039】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によって、アクティブマトリクス型液晶表示装置の帯電
によるアクティブ素子の静電破壊を防止し、製造歩留り
を向上することができる。またパッシブマトリクス型液
晶表示装置においても、帯電による画素の焼き付きなど
の悪影響を防止することができ、表示品質の良い液晶表
示装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における液晶表示装置の構成を
示す平面図である。
【図2】従来例における液晶表示装置の構成の示す断面
図である。
【図3】本発明の実施例における液晶表示装置の構成を
示す断面図である。
【符号の説明】
101 信号電極基板 102 アクティブ基板 103 液晶注入部 104 信号電極基板駆動電圧入力部 105 アクティブ基板駆動電圧入力部 108 第3の辺 112 第7の辺

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の辺にアクティブ基板駆動電圧入力
    部と第4の辺に液晶注入部とを設けるアクティブ基板
    と、第6の辺に信号電極基板駆動電圧入力部と第8の辺
    に液晶注入部とを有する信号電極基板とを備え、アクテ
    ィブ基板の第1の辺と信号電極基板の第5の辺と、さら
    にアクティブ基板の第2の辺と信号電極基板の第6の辺
    とをそれぞれ対向させて貼り合わせ、液晶注入部よりア
    クティブ基板と信号電極基板との間に液晶を注入する液
    晶表示装置で、アクティブ基板の第3の辺は信号電極基
    板の第7の辺より後退していることを特徴とする液晶表
    示装置。
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