JPH07218424A - 管体装着式計測器 - Google Patents

管体装着式計測器

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JPH07218424A
JPH07218424A JP1389694A JP1389694A JPH07218424A JP H07218424 A JPH07218424 A JP H07218424A JP 1389694 A JP1389694 A JP 1389694A JP 1389694 A JP1389694 A JP 1389694A JP H07218424 A JPH07218424 A JP H07218424A
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pipe
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Shotaro Urushibara
正太郎 漆原
Shigeo Sato
茂雄 佐藤
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被測定流体の流速が小さい場合や被測定流体
が停止した場合でも検出面への汚れの付着を防止するこ
とができるとともに、清掃部材の使用に支障を生じない
管体装着式計測器を得る。 【構成】 短管2における検出部4の下流側に吸入口1
3を設けるとともに、検出部4の上流側に吐出口14を
設け、吸入口13と吐出口14をパイプ15により連結
し、パイプ15にポンプ18を設け、ポンプ18の作動
により短管2内を流れる汚泥を吸入口13から吐出口1
4へ還流することにより、検出面4a近傍の流体の流速
を増大させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パイプライン等の管
体に装着する計測器に関し、特にその検出面の汚れ防止
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、汚水処理場においては、活性汚
泥法により汚水を処理する際、各プロセスで汚泥濃度を
適正に制御することが必要であり、処理水中の物理量を
検知する種々の計測器が用いられている。例えば、処理
水中の汚泥濃度を測定する汚泥濃度計としては、例えば
図3に示すような散乱光式汚泥濃度計が用いられてい
る。これは処理水を通すパイプライン1を切ってその間
に短管2をフランジ結合により挿入するとともに、短管
2の胴部に枝管3を設け、枝管3内に検出部4を挿入し
たものである。この場合、検出部4の先端の検出面4a
を短管2の内周部に臨ませ、直接処理水に接触させて汚
泥濃度を計測する。即ち、検出面4aに発光部と受光部
を設け、発光部から発した光が検水中の汚泥によって反
射散乱されて受光部に入射した際にこの入射光量を検出
し、この光量から汚泥濃度を測定する。
【0003】ところで、散乱光式汚泥濃度計では、検出
面4aに検水中の汚泥が付着して測定に支障が生じない
ように、検出面4aに光学ガラスを研摩したものを配置
している。
【0004】又、汚泥濃度計には、他に図4及び図5に
示すような超音波式汚泥濃度計もある。これは、短管2
内の直径方向対向部にそれぞれ超音波発振器5及び超音
波受信器6を設け、超音波発振器5から発信した超音波
が検水中を伝わって超音波受信器6に受信されたときの
汚泥による超音波の減衰によって汚泥濃度を測定するも
のである。7は短管2に設けた洗浄ノズルであり、これ
に接続された高圧水配管から供給される洗浄水を短管2
内に2方向に分けて噴射し、超音波発信器5及び超音波
受信器6の検水と接する面を洗浄し、汚泥付着による測
定精度の低下を防止していた。
【0005】なお、汚泥濃度計には、検水サンプルを一
定時間を置いて取り出して乾燥させ、各サンプルの重量
差から汚泥濃度を測定する重量測定式のものもあった。
【0006】しかしながら、上記した各種の汚泥濃度計
においては、測定対象が汚泥を含んだ処理水であるた
め、短期間で検出面に汚泥が付着し、出力を低下させ
た。例えば、光学式汚泥濃度計では、その検出面は研摩
された光学ガラスであるため、汚泥は付着し難いが、パ
イプライン1中の汚泥濃度が高いとき、腐敗等により粘
着性が高いとき、流量や流速が小さいときなどは検出面
に汚れが付着し易くなり、洗浄装置を具備しないので出
力が低下し、メンテナンスに多くの労力を要した。
【0007】又、超音波式汚泥濃度計においては、洗浄
ノズル7を備えているので、超音波発信器5又は超音波
受信器6の検出面に汚泥が付着した場合には、短管2を
含むパイプライン1内の処理水を抜き取った後、洗浄ノ
ズル7から高圧水を上記検出面に放水し、気中洗浄をし
た。この場合もパイプライン1からの水抜きに多くの労
力を要した。又、検水中の微細気泡の影響を大きく受け
るため、腐敗した汚泥のようにガスを抱き込んだ検水を
測定する場合には誤差が大きくなる。このため、加圧消
泡装置内に検水をくみ取って計測することもあるが、こ
れでは間欠測定となり、時々刻々変化する汚泥濃度を十
分にコントロールすることができない。これは、重量測
定式の場合も同様であった。
【0008】そこで、上記のような問題点を除去するた
めに実願平4−40354号が考えられた。図6〜図8
はこの散乱光式汚泥濃度計の正面図、その整流部材の平
面図及び正面図を示し、8は短管2における枝管3の対
向部分に内方に台形状に突出して形成された台部、9は
台部8の中央部に形成された円形の開口、10は開口9
に嵌挿された整流部材であり、整流部材10は円柱状の
部材の頭部を両横から斜状に切欠して整流面部10aを
形成し、その底部にフランジ10bを一体形成して成
る。フランジ10bの所定位置には通し孔11を設け
る。又、図示しないが、台部8の開口9の周囲にはねじ
孔が設けてある。
【0009】そして、開口9に整流部材10を嵌挿し、
通し孔11にボルトを通して上記図示しないねじ孔に絞
め付ける。これにより、短管2内を流れる泥水流の通過
断面積は整流部材10の整流面部10aの先端と検出部
4との間で絞られ、流体の栓流状態が破壊されて乱流が
生じ、検出面4aへの汚れの付着が減少する。同時に、
この部分で流体の流速が増加し、流体が検出面4aに強
く当たり、流速洗浄により汚泥等の付着は防止される。
又、検出面4aと整流面部10aとの間が閉塞した場合
でも整流部材10を取り外すことにより容易に対応する
ことができる。又、開口9を介した検出面4aの洗浄も
容易となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6〜
図8に示した散乱光式汚泥濃度計においては、短管2内
の流速が0.3m/s以下のように非常に小さい場合、
あまり大きな乱流や流速が得られず、洗浄効果もあまり
得られなかった。又、汚水流に逆流が間欠的に生じる場
合や停止時間が長い場合には短管2内に滞流している汚
泥が検出面4aに付着し易かった。さらに、パイプライ
ン1及び短管2内に汚れが付着した場合、送泥動力を増
大する必要が生じるため、パイプライン1及び短管2内
を図9に示すように管内清掃部材13により清掃しなけ
ればならないが、その都度整流部材10を取り外す必要
があった。
【0011】この発明は上記のような課題を解決するた
めに成されたものであり、管体内を流れる汚泥などの被
測定流体の流速が小さい場合や被測定流体が停止したよ
うな場合でも検出面への汚れの付着を防止することがで
きるとともに、清掃部材の使用に支障を生じない管体装
着式計測器を得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る管体装着式計測器は、被測定流体が通流する管体にお
ける検出部の下流側に被測定流体の吸入口を設けるとと
もに、検出部の上流側に被測定流体の吐出口を設け、吸
入口と吐出口をパイプにより連結し、このパイプに被測
定流体を吸入口から吐出口へ送入するポンプを設けたも
のである。
【0013】又、請求項2に係る管体装着式計測器は、
吸入口及び吐出口に第1及び第2のバルブを設けたもの
である。
【0014】請求項3に係る管体装着式計測器は、吐出
口から吐出された被測定流体が検出面と平行となるよう
に吐出口を設けたものである。
【0015】
【作用】この発明の請求項1においては、ポンプにより
管体の検出部の下流側に設けた吸入口から吸い込まれた
被測定流体が検出部の上流側に設けた吐出口から吐出さ
れ、検出部付近の被測定流体の流速が増大する。又、整
流部材は設けられない。
【0016】又、請求項2においては、吸入口及び吐出
口にバルブが設けられ、被測定流体の流速がある程度あ
る場合はこのバルブを閉じることにより測定に支障なく
ポンプのメンテナンスが行われる。
【0017】請求項3においては、吐出口から吐出され
た被測定流体が検出面と平行となり、流体速度がさらに
増大する。
【0018】
【実施例】
実施例1 以下、この発明の実施例を図面とともに説明する。図1
は管体装着式計測器の実施例1としての散乱光式汚泥濃
度計の正面図を示し、13は短管2において枝管3の下
流に設けられた吸入口、14は同じく枝管3の上流に設
けられた吐出口、15は一端がバルブ16を介して吸入
口13に接続されるとともに他端がバルブ17を介して
吐出口14に接続されたパイプ、18はパイプ15の途
中に設けられたポンプ、19はパイプ15のバルブ16
とポンプ18との間に設けられたドレイン管、20はド
レイン管19に設けられたドレインバルブである。
【0019】次に、上記構成の汚泥濃度計の動作につい
て説明する。汚泥濃度の計測動作は従来と同様である。
ここで、バルブ16,17を開、バルブ20を閉として
ポンプ18を作動させると、短管2中の汚泥は吸入口1
3からパイプ15中に吸い込まれ、吐出口14から短管
2中へ吐出される。ここで、パイプライン1中の汚泥の
流量をQ1、流速をV1、ポンプ18の送流能力をQ2
短管2の断面積をSとすると、検出部4付近の平均流速
2はV2=(Q1+Q2)/S=V1+Q2/Sとなり、Q
2/Sの分だけ検出部4付近の汚泥流速を増加させるこ
とができる。従って、送泥流速が低い場合や送泥が停止
されたような場合でも検出面4a付近に適度な流速を与
えることができ、検出面4aへの汚れの付着を防止する
ことができる。
【0020】又、ポンプ18は長期間使用すると、摩耗
などのためにメンテナンスを必要とするが、このような
場合にはバルブ16,17を閉じ、ドレインバルブ20
を開くと、パイプ15内の汚泥が排出され、ポンプ18
のメンテナンスを行うことができる。パイプライン1中
の流速がある程度ある場合はバルブ16,17を閉じて
もよいので、ポンプ18のメンテナンスを測定に支障な
く行うことができる。又、従来の整流部材10を設けな
くてもよいので、清掃部材12をパイプライン1及び短
管2内に挿通する場合に何の支障もない。
【0021】実施例2 図2(a),(b)は実施例2による散乱光式汚泥濃度
計の要部平面図及び要部正面図を示し、吐出口14から
吐出された汚泥が検出面4aと平行に流れる位置で吐出
口14を短管2に取り付けたものであり、これにより検
出面4a付近の汚泥の流速をさらに増加することがで
き、検出面4aへの汚れ付着の防止効果をさらに高める
ことができる。
【0022】
【発明の効果】以上のようにこの発明の請求項1によれ
ば、検出部の下流側に設けた吸入口から検出部の上流側
に設けた吐出口へ被測定流体をポンプにより還流してお
り、これにより被測定流体の流速を増加させることがで
き、流体の流速が低い場合や流体が停止しているような
場合でも検出面への汚れの付着を防止することができ
る。又、整流部材を設けないので、清掃部材の使用を支
障なく行うことができる。
【0023】又、請求項2によれば、吸入口及び吐出口
にバルブを設けており、流体の流速がある程度ある場合
にはこのバルブを閉じることにより測定に支障なくポン
プのメンテナンスを行うことができる。
【0024】請求項3によれば、吐出口から吐出される
被測定流体が検出面と平行となるようにしており、流体
の流速をさらに増大することができ、汚れ防止効果を一
層高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1による散乱光式汚泥濃度計
の正面図である。
【図2】この発明の実施例2による散乱光式汚泥濃度計
の要部平面図及び要部正面図である。
【図3】従来の散乱光式汚泥濃度計の正面図である。
【図4】従来の超音波式汚泥濃度計の正面図である。
【図5】従来の超音波式汚泥濃度計の側面図である。
【図6】従来の他の散乱光式汚泥濃度計の正面図であ
る。
【図7】従来の他の散乱光式汚泥濃度計の整流部材の平
面図である。
【図8】従来の他の散乱光式汚泥濃度計の整流部材の正
面図である。
【図9】パイプラインに清掃部材を挿入した状態を示す
断面図である。
【符号の説明】
2…短管 3…枝管 4…検出部 4a…検出面 13…吸入口 14…吐出口 15…パイプ 16,17…バルブ 18…ポンプ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定流体が通流する管体に、その内部
    に被測定流体の被測定量の検出面が露呈するように検出
    部を装着した管体装着式計測器において、管体における
    検出部の下流側に被測定流体の吸込口を設けるととも
    に、管体における検出部の上流側に被測定流体の吐出口
    を設け、吸入口と吐出口をパイプにより連結し、このパ
    イプに被測定流体を吸入口から吐出口に送入するポンプ
    を設けたことを特徴とする管体装着式計測器。
  2. 【請求項2】 吸入口及び吐出口に第1及び第2のバル
    ブを設けたことを特徴とする請求項1記載の管体装着式
    計測器。
  3. 【請求項3】 吐出口から吐出された被測定流体が検出
    面と平行となる位置に吐出口を設けたことを特徴とする
    請求項1または2記載の管体装着式計測器。
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