JP2000155078A - 濁度計の脱泡槽 - Google Patents

濁度計の脱泡槽

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JP2000155078A
JP2000155078A JP10328329A JP32832998A JP2000155078A JP 2000155078 A JP2000155078 A JP 2000155078A JP 10328329 A JP10328329 A JP 10328329A JP 32832998 A JP32832998 A JP 32832998A JP 2000155078 A JP2000155078 A JP 2000155078A
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Takeshi Ueda
武志 植田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 濁度計の測定精度が向上出来る濁度計の脱泡
槽を提供する。 【解決手段】 濁度検出器に流入される測定流体の脱泡
をする濁度計の脱泡槽において、一端側がヘッドタンク
に連通する導入部とこの導入部の他端に一端が接続され
他端が濁度検出器に連通され鉛直方向に配置された脱泡
部とを有する本体パイプと、前記脱泡部に挿入されこの
脱泡部に保持される保持部と前記脱泡部と脱泡室を構成
する段部とを有する内挿パイプと、前記脱泡部に一端側
が取付けられ前記脱泡室に一端が連通され他端が前記ヘ
ッドタンクのヘッドより高い位置に配置された気泡抜き
パイプとを具備したことを特徴とする濁度計の脱泡槽で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、濁度計の測定精度
が向上出来る濁度計の脱泡槽に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来より一般に使用されている
従来例の構成説明図で、濁度計における、ヘッドタンク
1と濁度検出器2に対する、測定水Aと水道水Bと排水
Cの配管フロー図を記す。
【0003】図において、測定水Aは、ポンプ(図示せ
ず。)などにより圧送されて来る。ヘッドタンク1の直
前で、減圧後手動弁で絞られ、必要流量がヘッドタンク
(脱泡槽)1に供給される。ヘッドタンク1で気泡が脱
泡され、ヘッドタンク1の下部より濁度検出器2に入
り、濁度が測定され、その後排水される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、測定流体と
して、河川水のように、大気開放で流れてきた水は、濁
度検出器2において、気泡が発生することは、あまり考
えられない。また。小さな気泡が発生した場合でも、補
正回路等の補正手段により補正できる範囲である。
【0005】然し、上水の源水として、井戸水等が使用
されると、井戸水には、多くの炭酸ガスなどが溶け込ん
でいる。測定流体は、ポンプで加圧されて、運ばれて来
る間は、圧力も高く、水温も低いので、気泡が発生しな
い。
【0006】測定流体が減圧され、ガス化し、気泡にな
ったものは、ヘッドタンク1にて脱泡されるが、ガス化
は継続されるので、ヘッドタンク1から濁度検出器2に
入るまでに気泡となったものは、濁度検出器2に入る
為、大きな外乱となり、測定誤差を生じ、測定精度の向
上が図れない。
【0007】本発明は、上記の課題を解決するものであ
る。本発明の目的は、濁度計の測定精度が向上出来る濁
度計の脱泡槽を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明では、 (1)濁度検出器に流入される測定流体の脱泡をする濁
度計の脱泡槽において、一端側がヘッドタンクに連通す
る導入部とこの導入部の他端に一端が接続され他端が濁
度検出器に連通され鉛直方向に配置された脱泡部とを有
する本体パイプと、前記脱泡部に挿入されこの脱泡部に
保持される保持部と前記脱泡部と脱泡室を構成する段部
とを有する内挿パイプと、前記脱泡部に一端側が取付け
られ前記脱泡室に一端が連通され他端が前記ヘッドタン
クのヘッドより高い位置に配置された気泡抜きパイプと
を具備したことを特徴とする濁度計の脱泡槽。 (2)前記導入部が前記ヘッドタンクに短い距離で連通
されるように水平に配置された事を特徴とする(1)記
載の濁度計。 (3)前記本体パイプの内部が掃除可能なように前記保
持部が前記脱泡部に着脱自在に保持された事を特徴とす
る(1)又は(2)記載の濁度計の脱泡槽。 を構成したものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて本発明を詳しく
説明する。図1は本発明の一実施例の要部構成説明図、
図2は図1の要部詳細説明図である。図において、図3と
同一記号の構成は同一機能を表す。以下、図3と相違部
分のみ説明する。
【0010】図において、濁度計の脱泡槽3は、図1に
示す如く、ヘッドタンク1と濁度検出器2との間に配置
されている。本体パイプ31は、一端側がヘッドタンク
1に連通する導入部311と、この導入部311の他端
に一端が接続され他端が濁度検出器2に連通され鉛直方
向に配置された脱泡部312とを有する。
【0011】内挿パイプ32は、脱泡部31に挿入さ
れ、この脱泡部31に保持される保持部321と、脱泡
部31と脱泡室33を構成する段部322とを有する。
気泡抜きパイプ34は、脱泡部31に一端側が取付けら
れ、脱泡室33に一端が連通され、他端がヘッドタンク
1のヘッドより高い位置に配置されている。
【0012】以上の構成において、ヘッドタンク1に
は、測定水Aの入口から配管途中で発生した気泡と共に
測定水Aが注入される。これらの気泡は、ヘッドタンク
1の水面から抜けたり、オーバーフローの堰を越える排
水と共に流れ出して行く。
【0013】気泡の抜けた測定水Aが、ヘッドタンク1
の下部から、脱泡槽3の方へ流れて、脱泡部312にて
鉛直方向にながれる。濁度検出器2では、測定水Aの表
面から水中に投光し、その反射散乱光から濁度を測定し
ているので、測定水Aの流量を増やすと表面が波立ち精
度が落ちる。
【0014】したがって、測定水Aの流量を増やす事が
できない。脱泡槽3においては、本体パイプ31に内挿
パイプ32が挿入されている二重管構造であるので、測
定水Aの流れが、ゆるやかなため、水温も室温に近づき
配管途中でも気泡が発生する。
【0015】ここで発生した気泡は、脱泡室33を通り
気泡抜きパイプ34を通って大気中に放出される。測定
水Aに、まだ溶存ガスが残っていても、内挿パイプ32
が細く、内挿パイプ32は鉛直方向に配置されているの
で、管壁につかず、流れに沿って,濁度検出器2の水面
に達するため、気泡が小さく、補正回路等の補正手段に
より補正できる。
【0016】この結果、 (1)一端側がヘッドタンク1に連通する導入部311
とこの導入部311の他端に一端が接続され他端が濁度
検出器2に連通され鉛直方向に配置された脱泡部312
とを有する本体パイプ31と、脱泡部312に挿入され
この脱泡部312に保持される保持部321と脱泡部3
12と脱泡室33を構成する段部322とを有する内挿
パイプ32と、脱泡部312に一端側が取付けられ脱泡
室33に一端が連通され他端がヘッドタンク1のヘッド
より高い位置に配置された気泡抜きパイプ34とが設け
られた。
【0017】したがって、濁度検出器2の入口に、更
に、1段脱泡槽3が設けられ、気泡と測定水Aの流れを
分け、細管の内挿パイプ32で流速を上げて、測定水A
を採取する事により、溶存ガスの多い井水でも、気泡の
影響が無く、濁度計の測定精度が向上出来る濁度計の脱
泡槽3が得られる。
【0018】(2)導入部311がヘッドタンク1に短
い距離で連通されるように水平に配置されたので、ヘッ
ド損失の少ない濁度計の脱泡槽3が得られる。
【0019】(3)本体パイプ31の内部が掃除可能な
ように、保持部321が脱泡部312に着脱自在に保持
されたので、本体パイプ31の内部がが汚れてきた場合
には、内挿パイプ32を抜き、容易に清掃が出来る濁度
計の脱泡槽3が得られる。
【0020】なお、以上の説明は、本発明の説明および
例示を目的として特定の好適な実施例を示したに過ぎな
い。したがって本発明は、上記実施例に限定されること
なく、その本質から逸脱しない範囲で更に多くの変更、
変形をも含むものである。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
によれば、次のような効果がある。一端側がヘッドタン
クに連通する導入部とこの導入部の他端に一端が接続さ
れ他端が濁度検出器に連通され鉛直方向に配置された脱
泡部とを有する本体パイプと、前記脱泡部に挿入されこ
の脱泡部に保持される保持部と前記脱泡部と脱泡室を構
成する段部とを有する内挿パイプと、前記脱泡部に一端
側が取付けられ前記脱泡室に一端が連通され他端が前記
ヘッドタンクのヘッドより高い位置に配置された気泡抜
きパイプとが設けられた。
【0022】したがって、濁度検出器入口に、更に、1
段脱泡槽が設けられ、気泡と測定水の流れを分け、細管
の内挿パイプで流速を上げて、測定水を採取する事によ
り、溶存ガスの多い井水でも、気泡の影響が無く、濁度
計の測定精度が向上出来る濁度計の脱泡槽が得られる。
【0023】本発明の請求項2によれば、導入部がヘッ
ドタンクに短い距離で連通されるように水平に配置され
たので、ヘッド損失の少ない濁度計の脱泡槽が得られ
る。
【0024】本発明の請求項3によれば、本体パイプの
内部が掃除可能なように保持部が脱泡部に着脱自在に保
持されたので、本体パイプの内部がが汚れてきた場合に
は、内挿パイプを抜き、容易に清掃が出来る濁度計の脱
泡槽が得られる。
【0025】従って、本発明によれば、濁度計の測定精
度が向上出来る濁度計を実現することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の要部構成説明図である。
【図2】図1の要部詳細説明図である。
【図3】従来より一般に使用されている従来例の要部構
成説明図である。
【符号の説明】
1 ヘッドタンク 2 濁度検出器 3 濁度計の脱泡槽 31 濁度検出器 311 導入部 312 脱泡部 32 内挿パイプ 321 保持部 322 段部322 33 脱泡室 34 気泡抜きパイプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01N 33/18 G01N 33/18 B

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】濁度検出器に流入される測定流体の脱泡を
    する濁度計の脱泡槽において、 一端側がヘッドタンクに連通する導入部とこの導入部の
    他端に一端が接続され他端が濁度検出器に連通され鉛直
    方向に配置された脱泡部とを有する本体パイプと、 前記脱泡部に挿入されこの脱泡部に保持される保持部と
    前記脱泡部と脱泡室を構成する段部とを有する内挿パイ
    プと、 前記脱泡部に一端側が取付けられ前記脱泡室に一端が連
    通され他端が前記ヘッドタンクのヘッドより高い位置に
    配置された気泡抜きパイプとを具備したことを特徴とす
    る濁度計の脱泡槽。
  2. 【請求項2】前記導入部が前記ヘッドタンクに短い距離
    で連通されるように水平に配置された事を特徴とする請
    求項1記載の濁度計。
  3. 【請求項3】前記本体パイプの内部が掃除可能なように
    前記保持部が前記脱泡部に着脱自在に保持された事を特
    徴とする請求項1又は請求項2記載の濁度計の脱泡槽。
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WO2022014371A1 (ja) * 2020-07-13 2022-01-20 株式会社ジェイ・イー・ティ セルユニット、測定装置及び基板処理装置

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