JPS5817252Y2 - 溶存酸素計 - Google Patents

溶存酸素計

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JPS5817252Y2
JPS5817252Y2 JP12988978U JP12988978U JPS5817252Y2 JP S5817252 Y2 JPS5817252 Y2 JP S5817252Y2 JP 12988978 U JP12988978 U JP 12988978U JP 12988978 U JP12988978 U JP 12988978U JP S5817252 Y2 JPS5817252 Y2 JP S5817252Y2
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JP
Japan
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detection
dissolved oxygen
electrode
air
oxygen meter
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JP12988978U
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English (en)
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JPS5455885U (ja
Inventor
天野賢一
Original Assignee
株式会社明電舎
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は溶存酸素計に関するもので、特に下水処理場な
どにおいて、汚水中に溶存する酸素量を測定□するに当
り、長期間無保守で精阜よ□く測定できる溶存酸素計に
関する゛ものである。
今日市販されてい′る溶存酸素計を汚水中で使甲すると
、その電極の検出部表面が汚卆て感阜劣化をまねくので
、短期間に保守を必要とする欠点があった。
この原因は微生物を主体とする粘着性物質が検出面を覆
うことである。
そしてこの汚れを除去するために電極の検出部へその近
くに設けたノズルによってジェット水あるいはジェット
空気を吹き付け、その動圧によって攪乱し汚れを吹き飛
ばす方法が考案された。
しかし、この方法では高圧水源、あるいは高圧空気源が
必要で、これらの保守が必要となり、また高価となる。
例えば高圧空気源として、エア、コンプレッサを使用す
ると毎日油の点検と、タンクの水抜きが欠かせない。
また、電極の検出部は、これらのジェット流を吹き付け
られるので機械的に弱いものは破損の恐れがあり、磁損
しないように検出部を大きくかつ曲面状にすると構造が
複雑で大形となる。
他方、ジェット流でもって単に検出部周囲の検水(汚水
)を攪乱する方法では、少くとも隔膜式溶存酸素電極に
関しては良好な結果が得られなかった。
更に、上述の7ンルなどの洗浄機構を設けた場合、時々
処理場内に流入してくる粗大ゴミが、この洗浄機構に絡
み付き洗浄機能を不能にしてしまうことがある(特に大
雨の後のような場合、および、流入口にスクリーンのな
い中小下水処理場の場合)。
これを防止するため従来では金網などのスクリーンを使
用していたが、依然としてカミの毛などが絡まり、絡ま
ったゴミの除去は容易でなかった。
本考案は汚水中に溶存する酸素量を測定するに当り、溶
存酸素計の検出部に付着した微生物を主体とする汚れを
除去して、感度良く測定を行なえると共に、この汚れを
除去する洗浄機構に粗大ゴミが絡み付き洗浄能力及び検
知能力を失うことを防止し、より一層汽浄効果を上げ得
る溶存酸素計を提隼することを□目的とする。
検出部の洗浄については、気体を気隅として浮力&5よ
り無秩序に導動尼ながら上昇す″る気癩舒□により検出
部を覆うようにすると、この気泡群の動きにより生じる
攪拌力により検出電極の表面に付着している検水の粘性
に基く層流底層が剥離し、同時に検出電極の表面を覆う
汚れも剥離し、はぼ100饅検出部に付着した汚れを除
去できることが実験より明らかとなった。
また、気泡群が検出部の表面より離れた所を上昇する場
合は、検水が撹乱されるにも拘らず洗浄効果が余りない
ことも判明した。
従って、気泡で洗浄効果を出す場合には浮力で上昇する
気泡群が検出部の表面にまんべんなく触れながら運動す
るように気泡発生孔を配置することが重要である。
また、洗浄機能を妨害する粗大ゴミは測定すべき検水(
汚水)に流れが存在するために、沈殿せずに浮遊してい
ることにより、洗浄機構に絡み付くのであるからそれら
が直接触れないようにすれば粗大ゴミは流れに抑流され
て洗浄機構に絡み付くことはない。
尚、主に溶存酸素計を設置する処理場の曝気槽において
は散気により1〜2771 /secの流速を有する旋
回流が存在する。
以下に図面を参照しながら本考案の実施例を説明する。
第1図は本考案の装置を使用する場□合のブロック線図
であり、同図にお゛いて、1は極水源、たとえば曝気槽
である。
2はたとえば第2図に示す検出部本体、3は検出部本体
2′の内部に設置されている検出電極、4は検出電極3
と信号変換器12を結ぶ信号線、13は指示記録計14
と信号変換器12とを結ぶ信号線である。
5は電磁開閉弁6と検出部本体2とを結ぶ空気配管、7
は杢気源、たとえば□エアポンプ8と電磁開閉弁6とを
結ぶ空気配管である。
11はタイマーであり、予めセットされた時刻になると
定めら″れた時間、信号線9゜10を介してそれぞれ電
磁開閉弁6とエアポンプ8を同時にオン、オフさせるよ
なおこのシステムにおいて電磁開閉弁6、信号線9を除
去し、空気配管5と7を直接結ぶことによっても′同様
の効果を生じさせることができる。
第2図〜第4図は本考案の実施例に係る溶存酸素計ky
r<すもので、特に検出部本体を示してい本。
また第3図は第2図のA−A線断面図である。
これらの図において、3は検由電゛極、4は、検出電極
3と信号変換器12とを結ぶ信号線、5は電磁開閉弁6
と検出部本体2とを結ぶ空気配管である。
51は検出部本体2を曝気槽1の一端に取付けられたホ
ルダー(図示せず)と接続することを容易にするための
パイプであり、その上部は検水面上にあり、前記ホルダ
ーに取付けられ、その下部は検水中に没している。
更にパイプ51は空気配管も兼ねており、その上端には
、配管接続金具53がねじ止めされており、それを介し
て該空気配管5と連絡している。
パイプ51の下部はジヨイント21とねじて連絡してお
り、ジヨイント21の側面には配管接続金具54がねじ
止めされ、更にジヨイント21の下端は円錐台212の
形状をなしている。
更にジヨイント21の下部は保護管22とねじで連続し
ており、保護管22には複数個(図では4つ)の細長い
窓23がおいている。
この窓は複数個の円形であってもさしつかえはない。
この窓23を通して検水が出入りし、検出電極3と接触
する。
保護管22の下部は、電極ホルダ24とねじで連絡して
いる。
25はキャップであり、これを電極ホルダー24にねじ
込むことにより検出電極3はしっかりと固定される。
更にキャップ25を電極ホルダー24からとりはなすと
検出電極3は容易にとりはずせるようになっている”。
電極ホルダー24には、円環状の溝242が形成されて
おり、243は空気吐出孔であり、第3図のように円周
林に複数個孔があけられて9)る。
この空気吐出孔243は内部で溝242と通じている。
また溝242は電極ホルダー24の側面にねじ止めされ
た配管接続金具55と内部で通じている。
52は空気配管、であり、接続金具54と55とを連絡
している。
また、保護管22の窓23の近傍に、は、第4図に不す
ようにゴミ□阻止部材りえげ平′板101がネ9103
?こよって取付りられている。
すなわち、第4図に示すように矢印100で宗す検水の
□□□れ方向に対し、接続金具54.55が下流側にな
る□よう番どし、保護管22の上流側に平板、状のゴミ
阻止部#101をネジ等でジヨイント21と電極ホルダ
ー24にとりつける。
上記の構成において、検出部本体2が曝気槽1中に浸漬
されると検水は窓23を通して出入りし検出電極3と接
触し、溶存酸素量が検出さ些る。
洗浄時刻となると、タイマー11より指令が電磁開閉弁
d、工、ア・ボン7°8に信号線s、ioによりつたえ
られると、電磁開閉弁6は開となり、エア・ポンプ旧ま
行動状態、となる。
従って、空気はエア・融ンプ8より配*7を通り、電□
磁開閉弁、6を坤り、配管5を介シス、パイプ51に至
り、更に接続金具54から配管52を通って接続金具5
5を介して溝242に至る。
そうして、空気吐出孔243から気泡となって検水中を
浮力により多数の気泡群が無秩序に運動しながら検出電
極表面近傍を通過し、円錐台212に当り窓23から出
ていく。
このような状態でタイマー11から中止の指令がでるま
で、電極面の洗浄が行なわれる。
また、矢印100で示す検水の流れに乗って移動してき
た粗大ゴミは平板101に当り流線と垂直方向に押流さ
れるので、保護管22に接触することなく、かつ窓23
にからみ付くことがない。
したがって洗浄機能および測定機能が失なわれることは
ない。
更にまた矢印100で示す本向に進んできた検水の並進
運動エネルギーはゴミ阻止部材である平板101に突当
った後、その一部は阻止部材の後側に発生する渦エネル
ギーに変化する。
この渦により検水は阻止部材を上流側に設けたにも拘ら
ず、窓から出入りすることができ、従って検出部により
精確な測定ができることになる。
更に、検出部周囲の検水の流れは渦運動が主となり、並
進運動は減少する。
故に発生した気泡群は、押流されることなく、より確実
に検出部周囲を上昇することとなり洗浄効果力場められ
る。
第5図は本考案の他の実施側番トマる給存酸素計を示す
もので、この溶存酸素計においては平板を流線方向に対
して鈍角になるまう1こ折り曲げて、上述の実施例と向
様な手段で積山部本体3に取り付けたものであって、上
述□の実施例と同様な作用をなすことは明白である。
上記の如き構成になる溶存酸素計においては、気泡の自
然上昇により洗浄するので検出部の機械強度は弱いもの
でもよく、小形で安価なものにすることができる。
また、検水の汚れ具合によりタイマー等を使用すること
により洗浄時間や週期を任意に選定でき、検水中に没す
る部分に可動部がないので、故障や摩耗が生じない。
空気源は気泡が発せられるだけの圧力があればよく、通
常は0.2〜0.4kg/fflあればよいので、小型
のエア・ポンプやブロアーで十分で、安価であり保守が
容易になる。
さらに、溶存酸素計を処理場の曝気槽において使用する
場合には散気用の空気源(通常0.5〜0.6 kg
/cIIL)を使用することができ、独自の空気源は不
要となり、それだけ安価となる。
以上の説明から明らかなように、本考案は下記のような
種々の優れた効果を奏するものである。
すなわち、 (1) 電極検出部は上昇する気泡群によって洗浄さ
れるので常に清浄にでき、正確な測定を行うことができ
る。
(2)コミ阻止部材を設けたので、粗大ゴミが保護管内
外に絡みつくことがなく、洗浄機能や測定機能が保護さ
れる。
(3)ゴミ阻止部材により、その下流にある電極検出部
周囲の検水の流れは渦運動が主となるので、上昇する気
泡群が押流されることが、相当強い流れの所でもなくな
り洗浄効果を一層高めることができる。
(4)仮に気泡発生孔、保護管等にゴミが絡まって使用
不能になった場合でも、構造が簡単であるから保守が容
易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による溶存酸素計を使用した水質測定装
置のブロック結線図、第2図は本考案の第1実施例によ
る溶存酸素計の一部を断面で示した正面図、第3図は第
2図のA−A線断面図、第4図はその正面斜視図、第5
図は本考案の第2実施例による溶存酸素計の正面斜視図
である。 2・・・・・・検出部本体、3・・・・・・検出電極、
22・・・・・・保護管、23・・・・・・窓、24・
・・・・・電極ホルダー、243・・・・・・空気吐出
用孔、101,102・・・・・・粗大ゴミ阻止部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 検水中に浸漬される検出部本体、の内部に検出電極を設
    けるとともに検出部本体の周壁i<Iti極出型出電極
    触するよう検水が出不するため□の恵を設け、検出部本
    体の検出電極の下方には空気圧源と接続され、浮力によ
    り検出電極の周囲を無秩序に運動しながら上昇する気泡
    を発生する各空、気吐出−71を設け、かつ検出部本体
    の検水上流側に粗大ゴミヲ阻止するゴミ阻止部材を取付
    けたことを特徴とする溶存酸素計。
JP12988978U 1978-09-21 1978-09-21 溶存酸素計 Expired JPS5817252Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12988978U JPS5817252Y2 (ja) 1978-09-21 1978-09-21 溶存酸素計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12988978U JPS5817252Y2 (ja) 1978-09-21 1978-09-21 溶存酸素計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5455885U JPS5455885U (ja) 1979-04-18
JPS5817252Y2 true JPS5817252Y2 (ja) 1983-04-07

Family

ID=29094979

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JP12988978U Expired JPS5817252Y2 (ja) 1978-09-21 1978-09-21 溶存酸素計

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