JPH07218331A - 自動車用内燃機関のノッキング検出装置及びその製造方法 - Google Patents

自動車用内燃機関のノッキング検出装置及びその製造方法

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JPH07218331A
JPH07218331A JP857594A JP857594A JPH07218331A JP H07218331 A JPH07218331 A JP H07218331A JP 857594 A JP857594 A JP 857594A JP 857594 A JP857594 A JP 857594A JP H07218331 A JPH07218331 A JP H07218331A
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Japan
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internal combustion
combustion engine
knocking
vibration
resonance
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JP857594A
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Yoshihiko Sano
善彦 佐野
Shinji Omura
伸治 大村
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NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】感度低下を抑止しつつ振動板を排除して堅牢な
自動車用内燃機関のノッキング検出装置、又は、共振型
及び非共振型の自動車用内燃機関のノッキング検出装置
の間の大幅な部品及び製造工程の共通化を実現した製造
方法を提供する。 【構成】振動検出部3は、圧電素子31、ウエイト32
及び弾性体33からなり、従来の共振型のノックセンサ
のように振動板を必要とはしない。弾性体33は振動検
出部3の固有共振周波数を低下させてノッキング振動の
基本周波数成分の帯域内とする。また、振動検出部3の
固有共振周波数がノッキング振動の基本周波数成分の帯
域より高い非共振型のノックセンサに弾性体33を追加
するだけで共振型のノックセンサを製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧電素子を用いて自動
車用内燃機関のノッキング振動を検出する装置に関す
る。本装置は、例えば自動車用内燃機関の点火時期制御
用途に採用できる。
【0002】
【従来の技術】エンジンのノッキングを検出する自動車
用内燃機関のノッキング検出装置(ノックセンサともい
う)として従来より共振型と非共振型とが知られてい
る。共振型のノックセンサは、圧電素子が配設される振
動板にエンジンのノッキング振動を伝達して振動板及び
圧電素子をそれに共振させて出力を取り出すものであ
る。
【0003】非共振型のノックセンサとして、例えば特
開平2−218927号公報及び実開平5−30123
号公報は、自動車用内燃機関に固定されるベースの素子
載置面に支持軸部が立設され、支持軸部に振動検出部が
装着され、振動検出部が圧電素子、ウエイト及び皿ばね
を有する構造を開示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、共振型
のノックセンサは感度が高く利点を有するが、堅牢性、
耐久性の点で振動板を必要としない非共振型に劣るとい
う欠点を有し、また、共振周波数がそれぞれ異なる各エ
ンジン毎に共振周波数を変更するのは簡単ではなかっ
た。
【0005】一方、非共振型は、それぞれノッキング振
動の基本周波数成分が異なる各種エンジンに共用できる
という利点を有するが、共振型に比べて感度が低いとい
う欠点を有している。更に、車両用途毎に出力−周波数
特性がフラットな非共振型が好ましい場合や、出力−周
波数特性が共振ピークをもつ共振型が好ましい場合があ
るが、各車両用途に対応するために、全く構造が異なる
共振型及び非共振型のノックセンサを製造することは、
製造上、多大な負担が生じた。
【0006】本発明はこれらの問題に鑑みなされたもの
であり、その第1の課題は、感度低下を抑止しつつ振動
板を排除して堅牢な自動車用内燃機関のノッキング検出
装置を実現することである。また、第2の課題は、各種
の共振周波数を有する自動車用内燃機関のノッキング検
出装置を簡単に製造可能な方法を提供することにある。
【0007】更に、第3の課題は、共振型及び非共振型
の自動車用内燃機関のノッキング検出装置の間の大幅な
部品及び製造工程の共通化を実現した製造方法を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の自動車用内燃機
関のノッキング検出装置は、自動車用内燃機関に固定さ
れるベースと、前記ベースの素子載置面に立設される支
持軸部と、両端に電極面を有する圧電素子、ウエイト及
び弾性体を有して前記支持軸部に軸方向変位可能かつ軸
方向離脱不能に装着される振動検出部とを備え、前記弾
性体は前記圧電素子及びウエイトを軸方向に弾性付勢す
る自動車用内燃機関のノッキング検出装置において、前
記弾性体は、前記振動検出部に前記自動車用内燃機関の
ノッキング振動の基本周波数成分を含む帯域内で共振ピ
ークを付与するばね定数を有することを特徴としてい
る。
【0009】好適な態様において、前記帯域は、5〜2
0kHz、更に好ましくは6〜12kHzとされる。そ
の好適な製造方法の態様において、前記弾性体のばね定
数を調節することにより前記共振ピークを変化させる。
本発明の自動車用内燃機関のノッキング検出装置の製造
方法は、自動車用内燃機関に固定されるベースと、前記
ベースの素子載置面に立設される支持軸部と、両端に電
極面を有する圧電素子及びウエイトを有して前記支持軸
部に軸方向変位可能かつ軸方向離脱不能に装着される振
動検出部とを備え、前記振動検出部は前記自動車用内燃
機関のノッキング振動の基本周波数成分を含む検出帯域
内に共振ピークをもたない非共振型の自動車用内燃機関
のノッキング検出装置に、前記圧電素子及びウエイトを
軸方向に弾性付勢する弾性体を配設することにより、前
記自動車用内燃機関のノッキング振動の基本周波数成分
に共振する出力−周波数特性を前記振動検出部に付与す
ることを特徴としている。
【0010】なお、非共振型の自動車用内燃機関のノッ
キング検出装置の製造に当たって、前記圧電素子及びウ
エイトに共振型と同様に弾性体を配設してもよい。ただ
し、この場合には、この圧電素子、弾性体及びウエイト
からなる振動検出部の共振周波数はノッキング振動の基
本周波数成分の帯域(最大振幅の1/2以上の帯域をい
う)外とされる。
【0011】上記支持軸部は、素子載置面を有するベー
スと一体でもよく、別体でもよい。またボルトでもナッ
ト付きの無頭の螺子棒でもボルト状の有頭の螺子棒でも
よく、外周面に螺子が形成されたスリーブでもよい。上
記圧電素子は、PZTの他、市販の他の種類の圧電素子
を用いることができる。
【0012】上記弾性体としては、皿ばね、コイルば
ね、ゴム、スプリングワッシャなどの内の一つまたはそ
れらの組合せを採用することができる。
【0013】
【作用及び発明の効果】上記した本発明の自動車用内燃
機関のノッキング検出装置では、振動検出部は、圧電素
子、ウエイト及び弾性体からなり、従来の共振型のノッ
クセンサのように振動板を必要とはしない。弾性体は振
動検出部の共振周波数を低下させ、ノッキング振動の基
本周波数成分の帯域内とし、これにより、振動検出部が
ノッキング振動の帯域において共振ピークをもつことが
できるので、堅牢で高感度のノッキング振動検出が実現
する。
【0014】好適な態様において、前記帯域は、5〜2
0kHz、更に好ましくは6〜12kHzとされる。6
60cc〜3000ccの点火式自動車用内燃機関又は
ディーゼルエンジンのノッキング振動の基本周波数成分
はほぼこれらの帯域に入るので、これらの帯域で共振ピ
ークをもたせることにより感度が向上する。その好適な
製造方法の態様において、前記弾性体のばね定数を調節
することにより前記共振ピークを変化させる。このよう
にすれば、予め準備したそれぞれ異なるばね定数を有す
る複数種類の弾性体の一つを選択する方法や、弾性体を
押圧する力を調整する方法のどれか又は両方を採用する
ことにより、簡単に各種の共振ピーク周波数を得ること
ができる。
【0015】上記した本発明の自動車用内燃機関のノッ
キング検出装置の製造方法では、振動検出部の共振周波
数がノッキング振動の基本周波数成分の帯域より高い非
共振型のノックセンサにおいて、圧電素子及びウエイト
を軸方向に弾性付勢する弾性体を配設し、かつ、この弾
性体の配設により振動検出部の共振周波数をノッキング
振動の基本周波数成分の帯域内として、共振型のノック
センサを製造する。
【0016】このようにすれば、共振型及び非共振型の
自動車用内燃機関のノッキング検出装置の間の大幅な部
品及び製造工程の共通化を実現することができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明のノックセンサの一実施例を図
1及び図2を参照して説明する。図1はその軸方向断面
正面図、図2は平面図を示す。このノックセンサは、ね
じ部10が自動車用内燃機関(図示せず)に螺入される
ベース1と、ベース1の素子載置面11に立設されるね
じ(支持軸部)2と、ねじ2に嵌着されて素子載置面1
1に押圧される振動検出部3とを備え、振動検出部3
は、両端に電極面を有する輪板状のPZT素子(圧電素
子)31と、ウエイト32と、皿ばね(弾性体)33と
からなる。PZT素子31は図4に示すように軸方向に
分極されている。
【0018】ウエイト32は所定の質量を有する穴明き
の鋼鉄円柱からなり、PZT素子31はウエイト32と
素子載置面11の間に挟持されている。PZT素子31
の両主面には銀電極が焼付けされている。皿ばね33
は、ねじ2の径大な頭部に内周端が係止され、外周端が
ウエイト32を圧電素子圧縮方向に付勢している。PZ
T素子31と素子載置面11との間にはターミナル4の
基部41が挟持されており、基部41と素子載置面11
との間には電気絶縁用の輪板状の樹脂フィルムからなる
インシュレータ5が介設されている。PZT素子31と
ウエイト32との間にはターミナル6の基部61が挟持
されており、基部61とウエイト32との間には電気絶
縁用の輪板状の樹脂フィルムからなるインシュレータ7
が介設されている。ターミナル4を図3に示す。
【0019】ベース1は、底部からねじ部10が垂下す
る上端開口の碗状金属体からなり、その周壁には樹脂を
素材とするコネクタ8が密着されている。コネクタ8
は、下端開口の碗部81と、碗部81の上面から立設さ
れる接続筒部82とからなり、碗部81の内面には薄肉
金属板からなる碗状カバー83が密着している。ターミ
ナル4はPZT素子31の下側電極面に密着するリング
状の基部41と、基部41の一端から垂直(軸方向)に
立設される直線状の端子部42とからなる。ターミナル
6はPZT素子31の上側電極面に密着するリング状の
基部61と、基部61の一端から垂直(軸方向)に立設
される直線状の端子部62とからなる。なお、図1で
は、ターミナル6の端子部62はターミナル4の端子部
42の裏側に重なっている。
【0020】ターミナル4、6の端子部42、62の先
端部は、コネクタ8の碗部81の底部を貫通してその接
続筒部82の内部に突出している。このため、薄肉金属
板からなる碗状カバー83は、ターミナル4、6の端子
部42、62の近傍において開口されて、電気的に絶縁
されている。84は、コネクタ8とベース1とにより形
成される密閉空間S内に位置して両端子部42、62に
PZT素子31と並列に接続される抵抗である。
【0021】以下、上記説明したノックセンサの動作を
説明する。図示しないエンジンの振動はベース1を通じ
て、振動検出部3に伝達され、振動検出部3の振動
(力)に応じてPZT素子31は信号電圧を発生し、こ
の信号電圧は両ターミナル4、6を通じて外部回路(図
示せず)に導出される。このノックセンサの組立は、ま
ず、ねじ2に、皿ばね33、ウエイト32、インシュレ
ータ7、ターミナル6の基部61、PZT素子31、タ
ーミナル4の基部41の順に嵌着する。なお、上記皿ば
ね33、ウエイト32、インシュレータ7、ターミナル
6の基部61、PZT素子31、ターミナル4の基部4
1は軸方向に変位自在となっているが、ねじ2の螺入に
つれて弾性変形した皿ばね33がこれらの嵌着部品を軸
方向に所定の力で圧縮付勢する。その後、インシュレー
タ5が敷かれたベース1の中央軸孔12にねじ2を螺入
し、次に、カバー83を被せてサブアセンブリを形成
し、このサブアセンブリを金型に入れて、コネクタ8を
樹脂成形する。カバー83のターミナル貫通孔にはゴム
が嵌め込まれている。
【0022】ここで、kを支持軸部2と振動検出部3を
併せた振動検出系23のばね定数、mを振動質量(ここ
ではほぼウエイト32の質量とみなせる)とすれば、こ
の振動検出系の固有振動数wは、大体、w=(k/m)
1/2 で表わされる。つまり、このセンサは、振動検出系
のバネ定数k及びウエイト32の質量mを適切な値に選
定することにより、ノッキング振動の基本周波数成分の
帯域である5〜20kHz、好ましくは6〜12、更に
好ましくは6〜10kHzとすることができる。
【0023】一方、通常のエンジン(すなわち600〜
3500ccの自動車用内燃機関)のノッキング振動の
基本周波数成分は一般に5〜20kHz、特に6〜1
2、最も多くは6〜10kHzであるので、結局、この
ノックセンサは、ノッキング振動の基本周波数成分の帯
域に共振ピークを有する共振型センサとして作動可能で
あることがわかる。
【0024】図5に、振幅一定の軸方向振動の周波数f
とこのセンサの信号電圧V(リニアスケール)との関係
を示す。aは図1のセンサのf−V特性であり、bは図
1のセンサにおいて皿ばね33を除去してねじ2を更に
締めた場合のf−V特性である。ここではmを7g、k
を260000kgf/mmとし、約6kHzの共振ピ
ークを得た。
【0025】図5からわかるように、皿ばね33を除去
した場合bにおいて、固有共振周波数fは約30kHz
とまったくノッキング振動の基本周波数成分とは掛け離
れた値となることがわかる。もちろん、mを極めて大き
く例えば10倍以上とすることにより、bの場合でも共
振ピークの低下を予想し得る。しかし、このようなウエ
イト32の質量増大は、それを支持するベース1やねじ
2やPZT素子31などの堅牢化、大型化を必要とし、
実用化困難である。
【0026】すなわち、本実施例は、振動検出系23の
k(単位はkgf/mm)を170000〜30000
00、好ましくは260000〜990000、特に好
ましくは260000〜700000とすることによ
り、ウエイト32のmを通常の非共振型ノックセンサと
して用いる5〜25g、好ましくは5〜15g、特に好
ましくは5〜10gとした場合でも、共振型ノックセン
サを構成することができるという知見に基づくものであ
る。
【0027】以下、上記説明した本実施例のノックセン
サの作用効果を説明する。第一に、従来の共振型のノッ
クセンサのように振動板を必要とはしない堅牢で高感度
のノックセンサを実現することができる。第二に、皿ば
ね33のばね定数を調節することにより、それぞれ異な
るノッキング振動の共振ピークを有する各種エンジンに
合わせて共振型ノックセンサの共振ピークを極めて簡単
に変更することができる。
【0028】なお、皿ばね33を含む弾性体のばね定数
の変更は、皿ばね33又は弾性体の形状を変更すること
により、又は、ねじ2の締め込み量を調節することによ
り調節ことができ、更に両者の組合せで調節してもよ
い。第三に、非共振型ノックセンサと共振型ノックセン
サを、共通部品及び共通の製造ラインを用いて製造する
ことができ、これにより量産性の向上も含めて多品種の
ノックセンサの製造が従来より格段に容易となり、保守
管理も容易となる。
【0029】(変形態様)以下に上記した実施例の変形
態様を説明する。なお、図示する場合、実施例1の構成
要素と基本機能が共通の構成要素には同一符号を付す。
まず、有頭のねじ2の代わりに無頭のねじを用い、この
ねじにナットを螺着してもよい。
【0030】図6は、PZT素子31の下端面をベース
1を通じて接地し、PZT素子31の上端面をウエイト
32を通じてターミナル4に電気的に接続したものであ
る。この実施例ではウエイト32とベース1とを電気絶
縁する必要があり、この例では、皿ばね33及びねじ2
に接するウエイト32の表面は絶縁樹脂がコートされて
いる。
【0031】図7は、図1の実施例において、皿ばね3
3をコイルバネ33に変更したものである。図8は、図
1の実施例において、皿ばね33をウエイト32とター
ミナル6の基部61との間に介設したものである。図9
は、図1の実施例において、皿ばね33をスプリングワ
ッシャ33に変更したものである。
【0032】図10は、図1の実施例において、皿ばね
33を輪板状のゴム板33に変更したものである。図1
1は、図1の実施例において、皿ばね33をベース1の
素子載置面11に形成した凹部にはめ込み、更に皿ばね
33の付勢力を中間輪板35を通じてターミナル4、P
ZT素子31、ターミナル6及びウエイト32の順に伝
達するものである。当然、中間輪板35とターミナル4
との間にはインシュレータが介設されるが、中間輪板3
5が電気絶縁性であれば、このインシュレータを省略す
ることができる。なお、この実施例では、振動検出部3
は中間輪板35も含み、その固有共振周波数は中間輪板
35の質量も加味して計算される。
【0033】上記した説明からわかるように、本発明に
おいて、振動検出部3におけるPZT素子31、ウエイ
ト32及び弾性体33の軸方向の組合せは自由であり、
弾性体33がPZT素子31及びウエイト32に軸方向
へ弾性圧縮する構造であればよいことがわかる。なお、
皿ばね33を含むこれら弾性体は従来と同様にねじ2の
緩みも防止する効果も奏する。
【0034】また、更なる変形態様として、ねじ2を締
め込むことにより皿ばね33又は他の弾性体33の弾性
を殺すことによっても、上記各図の共振型ノックセンサ
を非共振型とすることができる。更に、PZT素子31
は厚さ方向に分極されるが、その方法については周知で
あり本発明の要旨でもないので説明を省略する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のノックセンサの軸方向断面正面図で
ある。
【図2】図1のノックセンサの平面図である。
【図3】図1のノックセンサのターミナル4の斜視図で
ある。
【図4】図1のノックセンサのPZT素子31の斜視図
である。
【図5】図1のノックセンサのf−V特性図である。
【図6】変形態様のノックセンサの軸方向断面正面図で
ある。
【図7】変形態様のノックセンサの軸方向断面正面図で
ある。
【図8】変形態様のノックセンサの軸方向断面正面図で
ある。
【図9】変形態様のノックセンサの軸方向断面正面図で
ある。
【図10】変形態様のノックセンサの軸方向断面正面図
である。
【図11】変形態様のノックセンサの軸方向断面正面図
である。
【符号の説明】
1はベース、2はねじ(支持軸部)、3は振動検出部、
4、6はターミナル、31はPZT素子、32はウエイ
ト、33は皿ばね(弾性体)。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車用内燃機関に固定されるベースと、
    前記ベースの素子載置面に立設される支持軸部と、両端
    に電極面を有する圧電素子、ウエイト及び弾性体を有し
    て前記支持軸部に軸方向変位可能かつ軸方向離脱不能に
    装着される振動検出部とを備え、前記弾性体は前記圧電
    素子及びウエイトを軸方向に弾性付勢する自動車用内燃
    機関のノッキング検出装置において、 前記弾性体は、前記振動検出部に前記自動車用内燃機関
    のノッキング振動の基本周波数成分を含む帯域内で共振
    ピークを付与するばね定数を有することを特徴とする自
    動車用内燃機関のノッキング検出装置。
  2. 【請求項2】前記帯域は、5〜20kHzとされる請求
    項1記載の自動車用内燃機関のノッキング検出装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の自動車用内燃機関のノッキ
    ング検出装置において、前記弾性体のばね定数を調節す
    ることにより前記共振ピークを変化させる自動車用内燃
    機関のノッキング検出装置の製造方法。
  4. 【請求項4】自動車用内燃機関に固定されるベースと、
    前記ベースの素子載置面に立設される支持軸部と、両端
    に電極面を有する圧電素子及びウエイトを有して前記支
    持軸部に軸方向変位可能かつ軸方向離脱不能に装着され
    る振動検出部とを備え、前記振動検出部は前記自動車用
    内燃機関のノッキング振動の基本周波数成分を含む検出
    帯域内に共振ピークをもたない非共振型の自動車用内燃
    機関のノッキング検出装置に、前記圧電素子及びウエイ
    トを軸方向に弾性付勢する弾性体を配設することによ
    り、前記自動車用内燃機関のノッキング振動の基本周波
    数成分に共振する出力−周波数特性を前記振動検出部に
    付与することを特徴とする共振型の自動車用内燃機関の
    ノッキング検出装置の製造方法。
JP857594A 1994-01-28 1994-01-28 自動車用内燃機関のノッキング検出装置及びその製造方法 Pending JPH07218331A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6851181B2 (en) * 2001-08-09 2005-02-08 Denso Corporation Apparatus for manufacturing non-resonance knock sensor
JP2005088887A (ja) * 2003-09-12 2005-04-07 Meritor Heavy Vehicle Braking Systems (Uk) Ltd マスタシリンダ
JP2010230459A (ja) * 2009-03-26 2010-10-14 Oki Electric Ind Co Ltd 振動センサ

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