JPH07217444A - 往復動機器の連接棒及びピストン - Google Patents
往復動機器の連接棒及びピストンInfo
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- JPH07217444A JPH07217444A JP6208211A JP20821194A JPH07217444A JP H07217444 A JPH07217444 A JP H07217444A JP 6208211 A JP6208211 A JP 6208211A JP 20821194 A JP20821194 A JP 20821194A JP H07217444 A JPH07217444 A JP H07217444A
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- Combustion & Propulsion (AREA)
- Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 往復動機器のピストンとクランク軸の相対的
位置誤差や直角度のずれを自動補償することができる往
復動機器の連接棒、及び、シリンダーとピストンとの間
のギャップやクリアランスを無くしてチルチ現象やスラ
ップ現象を皆無にできる往復動機器のピストンを提供す
ることにある。 【構成】 ピストン１に回動自在に連結された上リンク
１２１と、この上リンク１２１の下部に上部が連結され
てその上リンクの回動方向と直交する方向に回動自在な
スパイダー１２２と、このスパイダーの下部に連結され
てそのスパイダーの回動方向と直交する方向に回動自在
な下リンク１２４とにより、ユニバーサルジョイント型
構成とした連接棒。ピストン１をクラウン部３０２とス
カート部３０３とに分離形成し、クラウン部は既存の構
成とし、スカート部は外周に翼根又は鋼線スプリング、
集合的ローラ等を取り付けた構成とする。
位置誤差や直角度のずれを自動補償することができる往
復動機器の連接棒、及び、シリンダーとピストンとの間
のギャップやクリアランスを無くしてチルチ現象やスラ
ップ現象を皆無にできる往復動機器のピストンを提供す
ることにある。 【構成】 ピストン１に回動自在に連結された上リンク
１２１と、この上リンク１２１の下部に上部が連結され
てその上リンクの回動方向と直交する方向に回動自在な
スパイダー１２２と、このスパイダーの下部に連結され
てそのスパイダーの回動方向と直交する方向に回動自在
な下リンク１２４とにより、ユニバーサルジョイント型
構成とした連接棒。ピストン１をクラウン部３０２とス
カート部３０３とに分離形成し、クラウン部は既存の構
成とし、スカート部は外周に翼根又は鋼線スプリング、
集合的ローラ等を取り付けた構成とする。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ガソリン，ディーゼル
油又はその他の燃料を用いる往復動式内燃機関におい
て、燃料が爆発的に燃焼するときに発生する力でシリン
ダー内部のピストンを押して直線（往復）運動するピス
トンを、回転運動するクランプ軸と連結して直線（往
復）運動を回転運動に変換させるか又は往復動圧縮機や
ポンプのようにクランプ軸の回転運動を直線（往復）運
動にするピストンに伝達して流体の圧縮移送に用いるこ
とができるようにする往復動内燃機関及び往復動ポンプ
のユニバーサルジョイント型連接棒及びボールジョイン
ト型連接棒と、前記ピストンをクラウン部とスカート部
に分離し、クラウン部は既存の方法と同じくリングを用
い、スカート部には弾性を有する金属板，スプリング又
は弾性を有する金属ブラケットを取り付けた金属ロール
等を取り付けピストンの直径に伸縮性を与えることがで
きるようにした自動調心型フレキシブルピストンを結合
させた往復動機器の連接棒及びピストンに関するもので
ある。
油又はその他の燃料を用いる往復動式内燃機関におい
て、燃料が爆発的に燃焼するときに発生する力でシリン
ダー内部のピストンを押して直線（往復）運動するピス
トンを、回転運動するクランプ軸と連結して直線（往
復）運動を回転運動に変換させるか又は往復動圧縮機や
ポンプのようにクランプ軸の回転運動を直線（往復）運
動にするピストンに伝達して流体の圧縮移送に用いるこ
とができるようにする往復動内燃機関及び往復動ポンプ
のユニバーサルジョイント型連接棒及びボールジョイン
ト型連接棒と、前記ピストンをクラウン部とスカート部
に分離し、クラウン部は既存の方法と同じくリングを用
い、スカート部には弾性を有する金属板，スプリング又
は弾性を有する金属ブラケットを取り付けた金属ロール
等を取り付けピストンの直径に伸縮性を与えることがで
きるようにした自動調心型フレキシブルピストンを結合
させた往復動機器の連接棒及びピストンに関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】一般的に従来には図２９および図３０に
示すように、シリンダーヘッド１０のシリンダー１１内
を往復動するピストン（Ｐｉｓｔｏｎ）１の力は、ピス
トンピン（Ｐｉｓｔｏｎ−Ｐｉｎ）９と連接棒（Ｃｏｎ
ｎｅｃｔｉｎｇ−Ｒｏｄ）８を介してクランクピン（Ｃ
ｒａｎｋ−Ｐｉｎ）７に伝達し、その伝達力によりクラ
ンク軸（Ｃｒａｎｋ−Ｓｈａｆｔ）２が回転する。
示すように、シリンダーヘッド１０のシリンダー１１内
を往復動するピストン（Ｐｉｓｔｏｎ）１の力は、ピス
トンピン（Ｐｉｓｔｏｎ−Ｐｉｎ）９と連接棒（Ｃｏｎ
ｎｅｃｔｉｎｇ−Ｒｏｄ）８を介してクランクピン（Ｃ
ｒａｎｋ−Ｐｉｎ）７に伝達し、その伝達力によりクラ
ンク軸（Ｃｒａｎｋ−Ｓｈａｆｔ）２が回転する。
【０００３】このような基本動作を助力する連接棒キャ
ップ（Ｃｏｎｎｅｃｔｉｎｇ−Ｒｏｄ−Ｃａｐ）６は前
記クランクピン７を覆いかぶせる役割をし、連接棒キャ
ップボルト（Ｃｏｎｎｅｃｔｉｎｇ−Ｒｏｄ−Ｃａｐ−
Ｂｏｌｔ）５は前記連接棒８と連接棒キャップ６を締結
する。
ップ（Ｃｏｎｎｅｃｔｉｎｇ−Ｒｏｄ−Ｃａｐ）６は前
記クランクピン７を覆いかぶせる役割をし、連接棒キャ
ップボルト（Ｃｏｎｎｅｃｔｉｎｇ−Ｒｏｄ−Ｃａｐ−
Ｂｏｌｔ）５は前記連接棒８と連接棒キャップ６を締結
する。
【０００４】又、カウンタウェイト（Ｃｏｕｎｔｅｒ−
Ｗｅｉｇｈｔ）３は慣性による力学的作用をし、クラン
ク軸ウェブ（Ｃｒａｎｋ−Ｓｈａｆｔ−Ｗｅｂ）４は連
接棒８がクランクピン７上の軸方向移動を防止するよう
に構成されている。
Ｗｅｉｇｈｔ）３は慣性による力学的作用をし、クラン
ク軸ウェブ（Ｃｒａｎｋ−Ｓｈａｆｔ−Ｗｅｂ）４は連
接棒８がクランクピン７上の軸方向移動を防止するよう
に構成されている。
【０００５】このような構成において、連接棒８はピス
トン１とピストンピン９で連結する連結部に間隔１５を
設けてシリンダーブロックとクランク軸２の相対的位置
誤差を補償するが、この作用はすべりによる補償である
ため、いつでも連接棒８の撓みを誘発して騒音と燃料の
浪費になる。又、前記間隔１５はただクランク軸２と正
確に平行する方向の位置誤差に対する補償だけ可能であ
り、それ以外の方向の位置誤差は補償されない。
トン１とピストンピン９で連結する連結部に間隔１５を
設けてシリンダーブロックとクランク軸２の相対的位置
誤差を補償するが、この作用はすべりによる補償である
ため、いつでも連接棒８の撓みを誘発して騒音と燃料の
浪費になる。又、前記間隔１５はただクランク軸２と正
確に平行する方向の位置誤差に対する補償だけ可能であ
り、それ以外の方向の位置誤差は補償されない。
【０００６】そのため、ピストン１と連接棒８とクラン
ク軸２が完全に組立られたときに３つの付属品が相対的
位置と相対的直角度が正確に整列されていない場合に
は、相互連結部位において甚だしい摩擦を起こして大き
な騒音と甚だしい振動が発生し、従って、燃料は浪費さ
れ機械は急速に摩耗される弊害がある。
ク軸２が完全に組立られたときに３つの付属品が相対的
位置と相対的直角度が正確に整列されていない場合に
は、相互連結部位において甚だしい摩擦を起こして大き
な騒音と甚だしい振動が発生し、従って、燃料は浪費さ
れ機械は急速に摩耗される弊害がある。
【０００７】従って、実際にエンジンを製作する際、立
体角３６０゜（４πω角度）すべての方向において発生
する誤差を補償するため、いつでもピストンの直径をシ
リンダーの直径より非常に小さく製作して大きな間隔を
持ったまま用いる外は仕方がなくなる。
体角３６０゜（４πω角度）すべての方向において発生
する誤差を補償するため、いつでもピストンの直径をシ
リンダーの直径より非常に小さく製作して大きな間隔を
持ったまま用いる外は仕方がなくなる。
【０００８】それで、シリンダーとピストンとの間の広
い間隔で燃料が漏れるのを減らし、又エンジンオイルが
燃焼室に入るのを抑えるため色々なピストンリングを用
いている。
い間隔で燃料が漏れるのを減らし、又エンジンオイルが
燃焼室に入るのを抑えるため色々なピストンリングを用
いている。
【０００９】ピストンリング等は、燃料の漏れ及びエン
ジンオイルが燃焼室内への浸透を減らすけれどもピスト
ンとシリンダー間の広い空間により発生する乱雑な相互
衝突を無くすことができず、これはエンジンの不要な過
多振動と騒音，機械の異常摩耗，燃料浪費，公害発生等
の原因となっており、又連接棒が剛体であることにより
クランク軸の加工過程において許容される誤差の限界を
極端的に小さくすることができないため、クランク軸の
製作を難しくし、従ってクランク軸加工機械は非正常的
な高価の装備となり、生産効率が下がる問題がある。
ジンオイルが燃焼室内への浸透を減らすけれどもピスト
ンとシリンダー間の広い空間により発生する乱雑な相互
衝突を無くすことができず、これはエンジンの不要な過
多振動と騒音，機械の異常摩耗，燃料浪費，公害発生等
の原因となっており、又連接棒が剛体であることにより
クランク軸の加工過程において許容される誤差の限界を
極端的に小さくすることができないため、クランク軸の
製作を難しくし、従ってクランク軸加工機械は非正常的
な高価の装備となり、生産効率が下がる問題がある。
【００１０】なお、一般的にピストンを用いる往復動型
内燃機関と、ピストンを用いる往復動型ポンプにおい
て、現在用いているピストン１は１つの剛体で構成され
ているので、使用中の熱膨脹又は収縮によりピストンが
シリンダー１１に嵌められたまま固着される状態を防ぐ
ためにピストン１の外径をシリンダー１１の内径より十
分に小さく製作してピストン１とシリンダー１１の間に
非常に広い間隔を保持するように構成した。
内燃機関と、ピストンを用いる往復動型ポンプにおい
て、現在用いているピストン１は１つの剛体で構成され
ているので、使用中の熱膨脹又は収縮によりピストンが
シリンダー１１に嵌められたまま固着される状態を防ぐ
ためにピストン１の外径をシリンダー１１の内径より十
分に小さく製作してピストン１とシリンダー１１の間に
非常に広い間隔を保持するように構成した。
【００１１】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構造
は、シリンダー１１とピストン１の間には任意に作られ
た広い間隔があるゆえ適切な方法で間隔を埋め合わすこ
とができない場合、圧縮燃料又は圧縮気体がそのすきま
から全部漏洩するためシリンダー１１とピストン１が本
来の機能を遂行することができなくなる。
は、シリンダー１１とピストン１の間には任意に作られ
た広い間隔があるゆえ適切な方法で間隔を埋め合わすこ
とができない場合、圧縮燃料又は圧縮気体がそのすきま
から全部漏洩するためシリンダー１１とピストン１が本
来の機能を遂行することができなくなる。
【００１２】このように圧縮燃料又は圧縮気体の過多な
漏洩防止と効率増大のため、クラウン（ｃｒｏｗｎ）と
呼ばれるピストンの上部外周縁に深く狭い溝を円周囲全
体に加工し、その溝内にピストンリングを挿入してシリ
ンダー１１とピストン１の間にある間隔のすきまから気
体が漏洩されるのを防止する。
漏洩防止と効率増大のため、クラウン（ｃｒｏｗｎ）と
呼ばれるピストンの上部外周縁に深く狭い溝を円周囲全
体に加工し、その溝内にピストンリングを挿入してシリ
ンダー１１とピストン１の間にある間隔のすきまから気
体が漏洩されるのを防止する。
【００１３】それ故、ピストン１の実際構成が前記のよ
うに構成されているため、現在世界全域において使用さ
れているピストン１は実際のピストンの役割、即ち流体
を圧縮する役割を全然行うことなく、ただ流体を圧縮す
るピストンリングの運搬役割だけするものである。
うに構成されているため、現在世界全域において使用さ
れているピストン１は実際のピストンの役割、即ち流体
を圧縮する役割を全然行うことなく、ただ流体を圧縮す
るピストンリングの運搬役割だけするものである。
【００１４】なお、スカート（Ｓｋｉｒｔ）と呼ばれる
ピストンの下部は、ピストンリングがシリンダー１１と
直角接触を保持することができるようにするのが存在目
的であるけれども、すでに指摘したようにシリンダーと
ピストンの間に作られた広い間隔によりピストンが上向
運動と下向運動をするとき、このチルチ（Ｔｉｌｔ）と
呼ばれる左右に傾斜する現象を生じて位置を変更しなが
ら、スラップ（Ｓｌａｐ）と呼ばれる現象、即ちピスト
ンがシリンダーを軽く打つ現象を発生させるが、このチ
ルチ（Ｔｉｌｔ）現象とスラップ（Ｓｌａｐ）現象は少
なくとも３つの悪い影響をエンジンに及ぼす。
ピストンの下部は、ピストンリングがシリンダー１１と
直角接触を保持することができるようにするのが存在目
的であるけれども、すでに指摘したようにシリンダーと
ピストンの間に作られた広い間隔によりピストンが上向
運動と下向運動をするとき、このチルチ（Ｔｉｌｔ）と
呼ばれる左右に傾斜する現象を生じて位置を変更しなが
ら、スラップ（Ｓｌａｐ）と呼ばれる現象、即ちピスト
ンがシリンダーを軽く打つ現象を発生させるが、このチ
ルチ（Ｔｉｌｔ）現象とスラップ（Ｓｌａｐ）現象は少
なくとも３つの悪い影響をエンジンに及ぼす。
【００１５】（１）ピストンは上、下に進行方向を変え
るとき毎に１回ずつスラップ衝突とこのスラップ衝突に
よる騒音を起こす。 （２）ピストンに上、下に進行方向を変えるとき毎に生
じるチルチ運動（Ｔｉｌｔ ｍｏｔｉｏｎ）の瞬間、ピ
ストンリングが溝に嵌められたままピストン揺動運動の
ピボット（Ｐｉｖｏｔ）役割を行うと共にシリンダー壁
とピストンリングの接触角度を再調整する。このとき、
ピストンのチルチ運動は単心揺動（Ｍｏｎｏ−ｃｅｎｔ
ｒｉｃ ｒｏｃｋｉｎｇ）でなく、復心揺動（Ｐｏｌｙ
−ｃｅｎｔｒｉｃ ｒｏｃｋｉｎｇ）であるため、たと
え、短い瞬間ではあるがピストンリング全体がねじれて
元の位置をさがして行く現象が起こり、この際、ピスト
ンリングは溝内ですべりながら何れかの方向に回転する
現象が発生する。このように大きなエネルギーを消耗す
る複合現象は入力が一番小さく、ただ慣性回転にのみ頼
っている上死点と下死点においてだけ生じるためエンジ
ンの均一出力に大きな悪影響を及ぼすようになる。 （３）チルチ運動によるピストンリングとシリンダー壁
との接触角が連続的に変わりながらピストンリングが溝
内において何れかの方向に徐徐にすべり移動をするため
ピストンリングが持っているべきピストンリングの縁の
刃（角度）が徐徐にピストンリングの円周全体にわたっ
て鈍くなりながらピストンリングが元の位置をさがして
行う瞬間に上死点の最大圧力が股っているため圧縮気体
の漏出量が最大となる。
るとき毎に１回ずつスラップ衝突とこのスラップ衝突に
よる騒音を起こす。 （２）ピストンに上、下に進行方向を変えるとき毎に生
じるチルチ運動（Ｔｉｌｔ ｍｏｔｉｏｎ）の瞬間、ピ
ストンリングが溝に嵌められたままピストン揺動運動の
ピボット（Ｐｉｖｏｔ）役割を行うと共にシリンダー壁
とピストンリングの接触角度を再調整する。このとき、
ピストンのチルチ運動は単心揺動（Ｍｏｎｏ−ｃｅｎｔ
ｒｉｃ ｒｏｃｋｉｎｇ）でなく、復心揺動（Ｐｏｌｙ
−ｃｅｎｔｒｉｃ ｒｏｃｋｉｎｇ）であるため、たと
え、短い瞬間ではあるがピストンリング全体がねじれて
元の位置をさがして行く現象が起こり、この際、ピスト
ンリングは溝内ですべりながら何れかの方向に回転する
現象が発生する。このように大きなエネルギーを消耗す
る複合現象は入力が一番小さく、ただ慣性回転にのみ頼
っている上死点と下死点においてだけ生じるためエンジ
ンの均一出力に大きな悪影響を及ぼすようになる。 （３）チルチ運動によるピストンリングとシリンダー壁
との接触角が連続的に変わりながらピストンリングが溝
内において何れかの方向に徐徐にすべり移動をするため
ピストンリングが持っているべきピストンリングの縁の
刃（角度）が徐徐にピストンリングの円周全体にわたっ
て鈍くなりながらピストンリングが元の位置をさがして
行う瞬間に上死点の最大圧力が股っているため圧縮気体
の漏出量が最大となる。
【００１６】従って、前記のようにエンジンが及ぼす影
響はピストンのチルチ（Ｔｉｌｔ）現象とスラップ（Ｓ
ｌａｐ）現象がエンジンの高速回転のとき、振動と騒音
及び燃料損失の主原因となることである。
響はピストンのチルチ（Ｔｉｌｔ）現象とスラップ（Ｓ
ｌａｐ）現象がエンジンの高速回転のとき、振動と騒音
及び燃料損失の主原因となることである。
【００１７】本発明は前記のようなすべての問題点を解
決するためになされたものであり、連接棒をユニバーサ
ルジョイント型にすれば与えられた範囲内ではピストン
とクランク軸の相対的位置と直角度がずれていたとして
も全然異常摩擦、騒音、振動等が生じないため、騒音と
振動及び悪性排気ガス等の公害が大幅に減らされるだけ
でなく自然に燃料が著しく節約され機械の寿命も倍加で
きるものを提供するのにその目的がある。
決するためになされたものであり、連接棒をユニバーサ
ルジョイント型にすれば与えられた範囲内ではピストン
とクランク軸の相対的位置と直角度がずれていたとして
も全然異常摩擦、騒音、振動等が生じないため、騒音と
振動及び悪性排気ガス等の公害が大幅に減らされるだけ
でなく自然に燃料が著しく節約され機械の寿命も倍加で
きるものを提供するのにその目的がある。
【００１８】本発明の他の目的は、連接棒をボールジョ
イント（Ｂａｌｌ Ｊｏｉｎｔ）型にすれば与えられた
範囲内においてはピストンとクランク軸の相対的位置と
直角度がずれていたとしても全然異常摩擦、騒音、振動
等が生じないため騒音と振動及び悪性排気ガス等の公害
が大幅に減らされるだけでなく自然に燃料が著しく節約
され機械の寿命も倍加できるものを提供する。
イント（Ｂａｌｌ Ｊｏｉｎｔ）型にすれば与えられた
範囲内においてはピストンとクランク軸の相対的位置と
直角度がずれていたとしても全然異常摩擦、騒音、振動
等が生じないため騒音と振動及び悪性排気ガス等の公害
が大幅に減らされるだけでなく自然に燃料が著しく節約
され機械の寿命も倍加できるものを提供する。
【００１９】本発明のまた他の目的は、ピストンをクラ
ウン（ｃｒｏｗｎ）部とスカート（ｓｋｉｒｔ）部に分
離させ、クラウン部は既存の方法と同じくピストンリン
グを用い、スカート部を弾性を有する金属板、又は弾性
が有る金属ブラケットに取り付けた金属ロール等を取り
付け、ピストン直径に伸縮性を与えることにより、シリ
ンダーとピストンの間の間隔（ギャップ又はクリアラン
ス）を完全無欠に無くしてピストンの上下運動時最大限
円滑運動を起こすようにすることにより、チルチ（Ｔｉ
ｌｔ）現象とスラップ（Ｓｌａｐ）現象が全無な状態に
し、チルチ及びスラップによる振動と騒音を全無にする
だけでなく、圧縮燃料又は圧縮気体の漏洩も殆ど０
（零）に到達する故、エンジン又はコンプレッサの振動
と騒音が革新的に減らされるだけでなく、エンジンの燃
料節約とコンプレッサの効率増大を画期的に成し遂げる
ものを提供する。
ウン（ｃｒｏｗｎ）部とスカート（ｓｋｉｒｔ）部に分
離させ、クラウン部は既存の方法と同じくピストンリン
グを用い、スカート部を弾性を有する金属板、又は弾性
が有る金属ブラケットに取り付けた金属ロール等を取り
付け、ピストン直径に伸縮性を与えることにより、シリ
ンダーとピストンの間の間隔（ギャップ又はクリアラン
ス）を完全無欠に無くしてピストンの上下運動時最大限
円滑運動を起こすようにすることにより、チルチ（Ｔｉ
ｌｔ）現象とスラップ（Ｓｌａｐ）現象が全無な状態に
し、チルチ及びスラップによる振動と騒音を全無にする
だけでなく、圧縮燃料又は圧縮気体の漏洩も殆ど０
（零）に到達する故、エンジン又はコンプレッサの振動
と騒音が革新的に減らされるだけでなく、エンジンの燃
料節約とコンプレッサの効率増大を画期的に成し遂げる
ものを提供する。
【００２０】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明に係る往
復動機器の連接棒は、シリンダーヘッドのピストンにピ
ストンピンで連結されるユニバーサルジョイント上リン
クと、ユニバーサルジョイント上リンクの下部ピンホー
ルとスパイダーの上部ピンホールをユニバーサルジョイ
ント上ピンで軸設し、前記スパイダーの下部ピンホール
はユニバーサルジョイント下リンクの上部ピンホールと
一致させてユニバーサルジョイント下ピンを軸設して構
成したユニバーサルジョイント連接棒と、クランク軸の
クランプピンに前記ユニバーサルジョイント連接棒のユ
ニバーサルジョイント下リンクと連接棒キャップを嵌め
て連接棒キャップボルトで締結し前記ピストンとクラン
プ軸の間の相対的位置誤差を自動補償されるようにユニ
バーサルジョイント型連接棒構成として往復動内燃機関
に取り付けられるものである。
復動機器の連接棒は、シリンダーヘッドのピストンにピ
ストンピンで連結されるユニバーサルジョイント上リン
クと、ユニバーサルジョイント上リンクの下部ピンホー
ルとスパイダーの上部ピンホールをユニバーサルジョイ
ント上ピンで軸設し、前記スパイダーの下部ピンホール
はユニバーサルジョイント下リンクの上部ピンホールと
一致させてユニバーサルジョイント下ピンを軸設して構
成したユニバーサルジョイント連接棒と、クランク軸の
クランプピンに前記ユニバーサルジョイント連接棒のユ
ニバーサルジョイント下リンクと連接棒キャップを嵌め
て連接棒キャップボルトで締結し前記ピストンとクラン
プ軸の間の相対的位置誤差を自動補償されるようにユニ
バーサルジョイント型連接棒構成として往復動内燃機関
に取り付けられるものである。
【００２１】請求項２の発明に係る往復動機器の連接棒
は、前記請求項１と同様のユニバーサルジョイント型連
接棒構成としてポンプに取り付けられるものである。
は、前記請求項１と同様のユニバーサルジョイント型連
接棒構成としてポンプに取り付けられるものである。
【００２２】請求項３の発明に係る往復動機器の連接棒
は、シリンダー内のピストンに固定ボルトで固定される
上・下部軸受の溝内においてすべる球体を固定ボルトに
よりスパイダーに固定し、前記スパイダーの下部ピンホ
ールは下リンクの上部ピンホールと一致させ下ピンに軸
設して構成するボールジョイント連接棒と、クランプ軸
のクランプピンに前記ボールジョイント連接棒の下リン
クと連接棒キャップを嵌めて連接棒キャップボルトで締
結し、前記ピストンとクランプ軸との間の相対的位置誤
差を自動補償させるようにボールジョイント型連接棒構
成として往復動内燃機関に取り付けられるものである。
は、シリンダー内のピストンに固定ボルトで固定される
上・下部軸受の溝内においてすべる球体を固定ボルトに
よりスパイダーに固定し、前記スパイダーの下部ピンホ
ールは下リンクの上部ピンホールと一致させ下ピンに軸
設して構成するボールジョイント連接棒と、クランプ軸
のクランプピンに前記ボールジョイント連接棒の下リン
クと連接棒キャップを嵌めて連接棒キャップボルトで締
結し、前記ピストンとクランプ軸との間の相対的位置誤
差を自動補償させるようにボールジョイント型連接棒構
成として往復動内燃機関に取り付けられるものである。
【００２３】請求項４の発明に係る往復動機器の連接棒
は、前記請求項３と同様のボールジョイント型連接棒構
成としてポンプに取り付けられるものである。
は、前記請求項３と同様のボールジョイント型連接棒構
成としてポンプに取り付けられるものである。
【００２４】請求項５の発明に係る往復動機器のピスト
ンは、クラウン部，スカート部及びこのクラウン部とス
カート部を結合させることができるリベット締め円板と
で構成し、前記クラウン部は上端部外周縁に２〜３個の
溝を凹設し、この溝にピストンリングを嵌めることがで
きるようにし、底面にはピストンピンホールを穿孔した
一対のクレピスを一体に形成し、上端部にはリベット孔
を穿孔して構成し、前記スカート部は外周縁に長手方向
に多数個の弾性翼根を固定形で形成してその終端に接触
突起を形成し、その内周縁に止輪を嵌合できる溝を形成
して構成し、前記リベット円板は中央に長方形孔が穿孔
され、外周縁近くに前記クラウン部のリベット孔と対応
されるようにリベット孔を穿孔してリベットで互いに結
合されるように構成したものである。
ンは、クラウン部，スカート部及びこのクラウン部とス
カート部を結合させることができるリベット締め円板と
で構成し、前記クラウン部は上端部外周縁に２〜３個の
溝を凹設し、この溝にピストンリングを嵌めることがで
きるようにし、底面にはピストンピンホールを穿孔した
一対のクレピスを一体に形成し、上端部にはリベット孔
を穿孔して構成し、前記スカート部は外周縁に長手方向
に多数個の弾性翼根を固定形で形成してその終端に接触
突起を形成し、その内周縁に止輪を嵌合できる溝を形成
して構成し、前記リベット円板は中央に長方形孔が穿孔
され、外周縁近くに前記クラウン部のリベット孔と対応
されるようにリベット孔を穿孔してリベットで互いに結
合されるように構成したものである。
【００２５】請求項６の発明に係る往復動機器のピスト
ンは、クラウン部，スカート部及びこのクラウン部とス
カート部を結合させることができるようにしリベット締
め円板で構成し、前記クラウン部は上端部外周縁に２〜
３個の溝を凹設し、この溝にピストンリングを嵌めるこ
とができるようにし、底面にはピストンピンホールを穿
孔した一対のクレピスを一体に形成し、上端部にはリベ
ット孔を穿孔して構成し、前記スカート部は外周縁に長
手方向に多数個の翼根固定溝を等間隔に形成し、この翼
根固定溝に金属板製翼根を浮動型で嵌め、上・下端部の
リング溝に翼根固定リングを嵌め前記金属板製翼根を固
定して構成し、前記リベット締め円板は中央に長方形孔
が穿孔され外周縁近くに前記クラウン部のリベット孔と
対応されるようにリベット孔を穿孔してリベットで互い
に結合されるように構成したものである。
ンは、クラウン部，スカート部及びこのクラウン部とス
カート部を結合させることができるようにしリベット締
め円板で構成し、前記クラウン部は上端部外周縁に２〜
３個の溝を凹設し、この溝にピストンリングを嵌めるこ
とができるようにし、底面にはピストンピンホールを穿
孔した一対のクレピスを一体に形成し、上端部にはリベ
ット孔を穿孔して構成し、前記スカート部は外周縁に長
手方向に多数個の翼根固定溝を等間隔に形成し、この翼
根固定溝に金属板製翼根を浮動型で嵌め、上・下端部の
リング溝に翼根固定リングを嵌め前記金属板製翼根を固
定して構成し、前記リベット締め円板は中央に長方形孔
が穿孔され外周縁近くに前記クラウン部のリベット孔と
対応されるようにリベット孔を穿孔してリベットで互い
に結合されるように構成したものである。
【００２６】請求項７の発明に係る往復動機器のピスト
ンは、クラウン部，スカート部及びこのクラウン部とス
カート部を結合させることができるリベット締め円板で
構成し、前記クラウン部は上端部外周縁に２〜３個の溝
を凹設して、この溝にピストンリングを嵌めることがで
きるようにし、底面にはピストンピンホールを穿孔した
一対のクレピスを一体に形成し、上端部にはリベット孔
を穿孔して構成し、前記スカート部は外周縁に長手方向
に多数個の翼根固定溝を等間隔に狭く形成し、この翼根
固定溝に線材の鋼線スプリングを浮動型で嵌め、上・下
端部のリング溝に翼根固定リングを嵌め前記鋼線スプリ
ングを固定して構成し、前記リベット締め円板は中央に
長方形孔が穿設され外周縁近くに前記クラウン部のリベ
ット孔と対応されるようにリベット孔を穿孔してリベッ
トで互いに結合されるように構成したものである。
ンは、クラウン部，スカート部及びこのクラウン部とス
カート部を結合させることができるリベット締め円板で
構成し、前記クラウン部は上端部外周縁に２〜３個の溝
を凹設して、この溝にピストンリングを嵌めることがで
きるようにし、底面にはピストンピンホールを穿孔した
一対のクレピスを一体に形成し、上端部にはリベット孔
を穿孔して構成し、前記スカート部は外周縁に長手方向
に多数個の翼根固定溝を等間隔に狭く形成し、この翼根
固定溝に線材の鋼線スプリングを浮動型で嵌め、上・下
端部のリング溝に翼根固定リングを嵌め前記鋼線スプリ
ングを固定して構成し、前記リベット締め円板は中央に
長方形孔が穿設され外周縁近くに前記クラウン部のリベ
ット孔と対応されるようにリベット孔を穿孔してリベッ
トで互いに結合されるように構成したものである。
【００２７】請求項８の発明に係る往復動機器のピスト
ンは、クラウン部，スカート部及びこのクラウン部とス
カート部を結合させることができるロールマウント円板
で構成し、前記クラウン部は上端部外周縁に２〜３個の
溝を凹設して、この溝にピストンピンホールを穿孔した
一対のクレピスを一体に形成し、上端部にはリベット孔
を穿孔して構成し、前記スカート部は上下に接触ローラ
をロールピボットピンにより回転自在に軸設されるよう
にピンホールを穿孔させたロールトレインブラケットを
形成し、このロールトレインブラケットの“コ”の字型
固定部に挿入固定されるようにロールマウント円板を形
成し、その中央に孔を形成して、前記クラウン部のリベ
ット孔と対応できるようにリベット孔を穿孔して構成
し、前記クラウン部とロールマウント円板を一定の間隔
で固定させるために端差が形成されたリベットにより互
いに結合できるように構成したものである。
ンは、クラウン部，スカート部及びこのクラウン部とス
カート部を結合させることができるロールマウント円板
で構成し、前記クラウン部は上端部外周縁に２〜３個の
溝を凹設して、この溝にピストンピンホールを穿孔した
一対のクレピスを一体に形成し、上端部にはリベット孔
を穿孔して構成し、前記スカート部は上下に接触ローラ
をロールピボットピンにより回転自在に軸設されるよう
にピンホールを穿孔させたロールトレインブラケットを
形成し、このロールトレインブラケットの“コ”の字型
固定部に挿入固定されるようにロールマウント円板を形
成し、その中央に孔を形成して、前記クラウン部のリベ
ット孔と対応できるようにリベット孔を穿孔して構成
し、前記クラウン部とロールマウント円板を一定の間隔
で固定させるために端差が形成されたリベットにより互
いに結合できるように構成したものである。
【００２８】
【作用】請求項１及び請求項２の発明における往復動機
器の連接棒は、ピストンに回動自在に連結された上リン
クと、この上リンクの下部に上部が連結されてその上リ
ンクの回動方向と直交する方向に回動自在なスパイダー
と、このスパイダーの下部に連結されてそのスパイダー
の回動方向と直交する方向に回動自在な下リンクとを備
えたユニバーサルジョイント構成となっており、その下
リンクの下部にクランクピンを連接棒キャップで回動自
在に連結したので、ピストンとクランク軸の相対的位置
と直角度がずれたとしても、その相対的位置誤差や角度
のずれ等を前記ユニバーサルジョイント連接棒で必然的
に吸収して自動補償することができ、往復動内燃機関や
ポンプの全ての付属品を円滑に動作させることができ
る。また、シリンダーとピストンの間の間隔を極小化で
きると共に、シリンダー壁面とピストンの衝突による騒
音と振動を最小化でき、これにより、ピストンリング等
の圧力を十分に減らしても燃料の漏洩とエンジンオイル
の燃焼室内への浸透を極小化できるため、ピストンリン
グの摩擦による燃料損失を減らすことができる。このよ
うなピストンリングの圧力の極小化は機械の損耗を極小
化するだけでなく公害の排出も大幅に減少する。
器の連接棒は、ピストンに回動自在に連結された上リン
クと、この上リンクの下部に上部が連結されてその上リ
ンクの回動方向と直交する方向に回動自在なスパイダー
と、このスパイダーの下部に連結されてそのスパイダー
の回動方向と直交する方向に回動自在な下リンクとを備
えたユニバーサルジョイント構成となっており、その下
リンクの下部にクランクピンを連接棒キャップで回動自
在に連結したので、ピストンとクランク軸の相対的位置
と直角度がずれたとしても、その相対的位置誤差や角度
のずれ等を前記ユニバーサルジョイント連接棒で必然的
に吸収して自動補償することができ、往復動内燃機関や
ポンプの全ての付属品を円滑に動作させることができ
る。また、シリンダーとピストンの間の間隔を極小化で
きると共に、シリンダー壁面とピストンの衝突による騒
音と振動を最小化でき、これにより、ピストンリング等
の圧力を十分に減らしても燃料の漏洩とエンジンオイル
の燃焼室内への浸透を極小化できるため、ピストンリン
グの摩擦による燃料損失を減らすことができる。このよ
うなピストンリングの圧力の極小化は機械の損耗を極小
化するだけでなく公害の排出も大幅に減少する。
【００２９】請求項３および請求項４の発明における往
復動機器の連接棒は、ピストンに回転自在な球体を介し
てスパイダーの上端部を連結し、このスパイダーの下端
部にユニバーサルジョイント下リンクを回動自在に連結
したボールジョイント構成となっているので、前記請求
項１及び請求項２の場合と同様に、ピストンとクランク
軸との間の相対的位置誤差やそれら両者の角度のずれ等
を自動補償できる。
復動機器の連接棒は、ピストンに回転自在な球体を介し
てスパイダーの上端部を連結し、このスパイダーの下端
部にユニバーサルジョイント下リンクを回動自在に連結
したボールジョイント構成となっているので、前記請求
項１及び請求項２の場合と同様に、ピストンとクランク
軸との間の相対的位置誤差やそれら両者の角度のずれ等
を自動補償できる。
【００３０】請求項５〜請求項８の発明における往復動
機器のピストンは、クラウン部とスカート部とに分離形
成されているので、クラウン部は既存の方法で製作し、
スカート部はその外周縁に固定翼根、又は金属製翼根、
又は金属鋼線スプリング、又は集合的ローラの円筒形成
等の方法で製作することにより、ピストンの外径が伸縮
性と共に弾性を有しているシリンダー内部において上下
動作の際、揺動運動をして完全にして、その結果、ピス
トンとシリンダーの衝突現象を完全に除去できる。
機器のピストンは、クラウン部とスカート部とに分離形
成されているので、クラウン部は既存の方法で製作し、
スカート部はその外周縁に固定翼根、又は金属製翼根、
又は金属鋼線スプリング、又は集合的ローラの円筒形成
等の方法で製作することにより、ピストンの外径が伸縮
性と共に弾性を有しているシリンダー内部において上下
動作の際、揺動運動をして完全にして、その結果、ピス
トンとシリンダーの衝突現象を完全に除去できる。
【００３１】
【実施例】以下、添付した図面により本発明の望ましい
実施例を説明すれば次のようである。１２０はユニバー
サルジョイント連接棒（Ｕｎｉｖｅｒｓａｌ−Ｊｏｉｎ
ｔ−Ｃｏｎｎｅｃｔｉｎｇ−Ｒｏｄ）で、このユニバー
サルジョイント連接棒１２０はシリンダーヘッド１０の
ピストン１にピストンピン９で連結されるように上部ピ
ンホール１２１ａを穿孔したユニバーサルジョイント上
リンク（Ｕｎｉｖｅｒｓａｌ−Ｊｏｉｎｔ−Ｕｐｐｅｒ
−Ｌｉｎｋ）１２１と、このユニバーサルジョイント上
リンク１２１の下部ピンホール１２１ｂとスパイダー
（Ｓｐｉｄｅｒ）１２２の上部ピンホール１２２ａをユ
ニバーサルジョイント上ピン（Ｕｎｉｖｅｒｓａｌ−Ｊ
ｏｉｎｔ−Ｕｐｐｅｒ−Ｐｉｎ）１２３で軸設し、前記
スパイダー（Ｓｐｉｄｅｒ）１２２の下部ピンホール１
２２ｂはユニバーサルジョイント下リンク（Ｕｎｉｖｅ
ｒｓａｌ−Ｊｏｉｎｔ−Ｌｏｗｅｒ−Ｌｉｎｋ）１２４
の上部ピンホール１２４ａと一致させ、ユニバーサルジ
ョイント下ピン（Ｕｎｉｖｅｒｓａｌ−Ｊｏｉｎｔ−Ｌ
ｏｗｅｒ−Ｐｉｎ）１２５で軸設し、クランク軸２のク
ランクピン７に前記ユニバーサルジョイント連接棒１２
０のユニバーサルジョイント下リンク１２４と連接棒６
を嵌めて連接棒キャップボルト５で締結し、前記ピスト
ン１とクランク軸２の間の相対的位置誤差を自動補償す
るようにしたものである。
実施例を説明すれば次のようである。１２０はユニバー
サルジョイント連接棒（Ｕｎｉｖｅｒｓａｌ−Ｊｏｉｎ
ｔ−Ｃｏｎｎｅｃｔｉｎｇ−Ｒｏｄ）で、このユニバー
サルジョイント連接棒１２０はシリンダーヘッド１０の
ピストン１にピストンピン９で連結されるように上部ピ
ンホール１２１ａを穿孔したユニバーサルジョイント上
リンク（Ｕｎｉｖｅｒｓａｌ−Ｊｏｉｎｔ−Ｕｐｐｅｒ
−Ｌｉｎｋ）１２１と、このユニバーサルジョイント上
リンク１２１の下部ピンホール１２１ｂとスパイダー
（Ｓｐｉｄｅｒ）１２２の上部ピンホール１２２ａをユ
ニバーサルジョイント上ピン（Ｕｎｉｖｅｒｓａｌ−Ｊ
ｏｉｎｔ−Ｕｐｐｅｒ−Ｐｉｎ）１２３で軸設し、前記
スパイダー（Ｓｐｉｄｅｒ）１２２の下部ピンホール１
２２ｂはユニバーサルジョイント下リンク（Ｕｎｉｖｅ
ｒｓａｌ−Ｊｏｉｎｔ−Ｌｏｗｅｒ−Ｌｉｎｋ）１２４
の上部ピンホール１２４ａと一致させ、ユニバーサルジ
ョイント下ピン（Ｕｎｉｖｅｒｓａｌ−Ｊｏｉｎｔ−Ｌ
ｏｗｅｒ−Ｐｉｎ）１２５で軸設し、クランク軸２のク
ランクピン７に前記ユニバーサルジョイント連接棒１２
０のユニバーサルジョイント下リンク１２４と連接棒６
を嵌めて連接棒キャップボルト５で締結し、前記ピスト
ン１とクランク軸２の間の相対的位置誤差を自動補償す
るようにしたものである。
【００３２】実施例１．以下、本発明の第１実施例を図
４及び図５により詳細に説明すれば次のようになる。２
２０はボールジョイント連接棒（Ｂａｌｌ−Ｊｏｉｎｔ
−Ｃｏｎｎｅｃｔｉｎｇ−Ｒｏｄ）で、このボールジョ
イント連接棒２２０はシリンダー１１のピストン１内に
固定ボルト２２２で固定される上・下部軸受２２１，２
２１ａを設け、この上・下部軸受２２１，２２１ａの溝
２２３内においてすべる球体２２４を固定ボルト２２２
ａによりスパイダー（Ｓｐｉｄｅｒ）２２５に固定し、
前記スパイダー（Ｓｐｉｄｅｒ）２２５の下部ピンホー
ル２２５ａは下リンク（Ｌｐｗｅｒ−Ｌｉｎｋ）２２６
の上部ピンホール２２６ａと一致させて下ピン（Ｌｏｗ
ｅｒ−Ｐｉｎ）２２７に軸設し、クランク軸２のクラン
クピン７に前記下リンク２２６と連接棒キャップ６を嵌
めて連接棒キャップボルト５を締結し、前記ピストン１
とクランク軸２との間の相対的位置誤差を自動補償する
ように構成したものである。
４及び図５により詳細に説明すれば次のようになる。２
２０はボールジョイント連接棒（Ｂａｌｌ−Ｊｏｉｎｔ
−Ｃｏｎｎｅｃｔｉｎｇ−Ｒｏｄ）で、このボールジョ
イント連接棒２２０はシリンダー１１のピストン１内に
固定ボルト２２２で固定される上・下部軸受２２１，２
２１ａを設け、この上・下部軸受２２１，２２１ａの溝
２２３内においてすべる球体２２４を固定ボルト２２２
ａによりスパイダー（Ｓｐｉｄｅｒ）２２５に固定し、
前記スパイダー（Ｓｐｉｄｅｒ）２２５の下部ピンホー
ル２２５ａは下リンク（Ｌｐｗｅｒ−Ｌｉｎｋ）２２６
の上部ピンホール２２６ａと一致させて下ピン（Ｌｏｗ
ｅｒ−Ｐｉｎ）２２７に軸設し、クランク軸２のクラン
クピン７に前記下リンク２２６と連接棒キャップ６を嵌
めて連接棒キャップボルト５を締結し、前記ピストン１
とクランク軸２との間の相対的位置誤差を自動補償する
ように構成したものである。
【００３３】実施例２．以下、本発明の第２実施例を図
６乃至図１２により詳細に説明すれば次のようになる。
３０１はクラウン（ｃｒｏｗｎ）部３０２，スカート
（ＳＫＩＰＴ）部３０３と、このクラウン部３０２とス
カート部３０３を結合できるリベット締め円板３０４で
構成したピストン（Ｐｉｓｔｏｎ）であり、このピスト
ン３０１のクラウン部３０２の上端部外周縁に必要に応
じて２個又は３個の溝（Ｇｒｏｏｖｅ）３０５を設け、
この溝３０５にピストンリング３０６を嵌合できるよう
にし、底面には１対のクレピス（Ｃｌｅｖｉｓ）３０７
を一体に形成して、このクレピス３０７にピストンピン
ホール３０８を穿孔し、上端部にはリベット孔３０９を
穿孔する。
６乃至図１２により詳細に説明すれば次のようになる。
３０１はクラウン（ｃｒｏｗｎ）部３０２，スカート
（ＳＫＩＰＴ）部３０３と、このクラウン部３０２とス
カート部３０３を結合できるリベット締め円板３０４で
構成したピストン（Ｐｉｓｔｏｎ）であり、このピスト
ン３０１のクラウン部３０２の上端部外周縁に必要に応
じて２個又は３個の溝（Ｇｒｏｏｖｅ）３０５を設け、
この溝３０５にピストンリング３０６を嵌合できるよう
にし、底面には１対のクレピス（Ｃｌｅｖｉｓ）３０７
を一体に形成して、このクレピス３０７にピストンピン
ホール３０８を穿孔し、上端部にはリベット孔３０９を
穿孔する。
【００３４】前記スカート（ＳＫＩＰＴ）部３０３の外
周縁に長手方向に多数個の弾性翼根（Ｔｅｎｓｉｏｎ
ｂｌａｄｅ）３１０を形成し、この弾性翼根３１０の終
端には接触突起（Ｃｏｎｔａｃｔｏｒ−Ｒｉｄｇｅ）３
１１を形成して、その内周縁に止輪（Ｓｔｏｐ ｒｉｎ
ｇ）３１２を嵌合できるように溝（Ｇｒｏｏｖｅ）３１
３を形成する。
周縁に長手方向に多数個の弾性翼根（Ｔｅｎｓｉｏｎ
ｂｌａｄｅ）３１０を形成し、この弾性翼根３１０の終
端には接触突起（Ｃｏｎｔａｃｔｏｒ−Ｒｉｄｇｅ）３
１１を形成して、その内周縁に止輪（Ｓｔｏｐ ｒｉｎ
ｇ）３１２を嵌合できるように溝（Ｇｒｏｏｖｅ）３１
３を形成する。
【００３５】前記リベット締め円板（Ｒｉｖｅｔｉｎｇ
−ｄｉｓｋ）３０４は中央に長方形孔３１４が穿孔さ
れ、外周縁近くに前記クラウン部３０２のリベット孔３
０９と対応されるようにリベット孔３１５を穿孔してリ
ベット（ｒｉｖｅｔ）３１６により結合できるようにす
る。
−ｄｉｓｋ）３０４は中央に長方形孔３１４が穿孔さ
れ、外周縁近くに前記クラウン部３０２のリベット孔３
０９と対応されるようにリベット孔３１５を穿孔してリ
ベット（ｒｉｖｅｔ）３１６により結合できるようにす
る。
【００３６】実施例３．次に本発明の第３実施例を図１
３乃至図１７により説明すれば次のようになる。第３実
施例のピストン３０１はクラウン部３０２，スカート部
３０３と、このクラウン部３０２とスカート部３０３を
結合できるリベット締め円板（Ｒｉｖｅｔｉｎｇ ｄｉ
ｓｋ）３０４で構成し、前記クラウン部３０２とリベッ
ト締め円板３０４は第２実施例と同じ構成になっている
ので同一符号を付してその説明は省略する。
３乃至図１７により説明すれば次のようになる。第３実
施例のピストン３０１はクラウン部３０２，スカート部
３０３と、このクラウン部３０２とスカート部３０３を
結合できるリベット締め円板（Ｒｉｖｅｔｉｎｇ ｄｉ
ｓｋ）３０４で構成し、前記クラウン部３０２とリベッ
ト締め円板３０４は第２実施例と同じ構成になっている
ので同一符号を付してその説明は省略する。
【００３７】前記スカート部３０３の外周縁に長手方向
に多数個の翼根固定溝（Ｂｌａｄｅｆｉｔ Ｇｒｏｏｖ
ｅ）３３１を形成し、上・下端部の外周縁に円周方向に
翼根固定リング（Ｂｌａｄｅ Ｈｏｌｄｅｒ ｒｉｎ
ｇ）３３２を嵌合できる溝（Ｇｒｏｏｖｅ）３３３を形
成する。
に多数個の翼根固定溝（Ｂｌａｄｅｆｉｔ Ｇｒｏｏｖ
ｅ）３３１を形成し、上・下端部の外周縁に円周方向に
翼根固定リング（Ｂｌａｄｅ Ｈｏｌｄｅｒ ｒｉｎ
ｇ）３３２を嵌合できる溝（Ｇｒｏｏｖｅ）３３３を形
成する。
【００３８】前記スカート部３０３の翼根固定溝３３１
に嵌めるのは金属板製翼根（ｃｏｎｔａｃｔｏｒ−ｂｌ
ａｄｅ）３３４で、この金属板製翼根３３４の形状は
“彎曲板状”型である。
に嵌めるのは金属板製翼根（ｃｏｎｔａｃｔｏｒ−ｂｌ
ａｄｅ）３３４で、この金属板製翼根３３４の形状は
“彎曲板状”型である。
【００３９】実施例４．次に本発明の第４実施例を図１
８乃至図２１により説明すれば次のようになる。第４実
施例のピストン３０１はクラウン部３０２，スカート部
３０３と、このクラウン部３０２とスカート３０３を結
合できるリベット締め円板３０４で構成し、第２実施例
と同じ構成は同一符号を付してその説明は省略する。
８乃至図２１により説明すれば次のようになる。第４実
施例のピストン３０１はクラウン部３０２，スカート部
３０３と、このクラウン部３０２とスカート３０３を結
合できるリベット締め円板３０４で構成し、第２実施例
と同じ構成は同一符号を付してその説明は省略する。
【００４０】前記スカート部３０３の外周縁には長手方
向に多数個の翼根固定溝３３１ａを狭い間隔で形成し、
上・下端部の外周縁には円周方向に翼根固定リング３３
２ａを嵌合できるリング溝３３３ａを形成する。
向に多数個の翼根固定溝３３１ａを狭い間隔で形成し、
上・下端部の外周縁には円周方向に翼根固定リング３３
２ａを嵌合できるリング溝３３３ａを形成する。
【００４１】前記スカート部３０３の翼根固定溝３３１
ａには線材の鋼線スプリング（Ｃｏｎｔａｅｔｏｒ−Ｓ
ｐｒｉｎｇ）３４０を嵌める。
ａには線材の鋼線スプリング（Ｃｏｎｔａｅｔｏｒ−Ｓ
ｐｒｉｎｇ）３４０を嵌める。
【００４２】実施例５．次に本発明の第５実施例を図２
２乃至図２７により説明すれば次のようになる。第５実
施例のピストン３０１はクラウン部３０２，スカート部
３０３と、前記クラウン部３０２と、スカート３０３を
結合することができるロールマウント円板（Ｒｏｌｌ
ｍｏｕｎｔ ｄｉｓｋ）３５０で構成し、第２実施例と
同じ構成同一符号を付してその説明は省略する。
２乃至図２７により説明すれば次のようになる。第５実
施例のピストン３０１はクラウン部３０２，スカート部
３０３と、前記クラウン部３０２と、スカート３０３を
結合することができるロールマウント円板（Ｒｏｌｌ
ｍｏｕｎｔ ｄｉｓｋ）３５０で構成し、第２実施例と
同じ構成同一符号を付してその説明は省略する。
【００４３】前記スカート部３０３は、上・下に接触ロ
ーラ３６０をロールピボットピン（Ｒｏｌｌ ｐｉｖｏ
ｔ ｐｉｎ）３６１で回転自在に軸設されるようにピン
ホール３６２を穿孔させたロールトレインブラケット
（Ｒｏｌｌ ｔｒａｉｎ ｂｒａｃｋｅｔ）３６３を形
成し、このロールトレインブラケット３６３に“コ”字
型固定部３６４を形成して構成する。
ーラ３６０をロールピボットピン（Ｒｏｌｌ ｐｉｖｏ
ｔ ｐｉｎ）３６１で回転自在に軸設されるようにピン
ホール３６２を穿孔させたロールトレインブラケット
（Ｒｏｌｌ ｔｒａｉｎ ｂｒａｃｋｅｔ）３６３を形
成し、このロールトレインブラケット３６３に“コ”字
型固定部３６４を形成して構成する。
【００４４】前記ロールマウント円板（Ｒｏｌｌ ｍｏ
ｕｎｔ ｄｉｓｋ）３５０は前記ロールトレインブラケ
ット３６３の“コ”字型固定部３６４に挿入固定される
ように形成し、その中央には孔３５１を形成し、前記ク
ラウン部３０２のリベット孔３０９と対応するようにリ
ベット孔３５２を穿孔する。
ｕｎｔ ｄｉｓｋ）３５０は前記ロールトレインブラケ
ット３６３の“コ”字型固定部３６４に挿入固定される
ように形成し、その中央には孔３５１を形成し、前記ク
ラウン部３０２のリベット孔３０９と対応するようにリ
ベット孔３５２を穿孔する。
【００４５】３７０は前記クラウン部３０２とロールマ
ウント円板３５０を一定の間隔に固定させるための端差
３７１が形成されたリベットである。
ウント円板３５０を一定の間隔に固定させるための端差
３７１が形成されたリベットである。
【００４６】実施例６．次に本発明の第６実施例を図２
８により説明すれば次のようになる。４０１はクラウン
（ｃｒｏｗｎ）部４０２，スカート（ＳＫＩＰＴ）部４
０３と、このクラウン部４０２とスカート部４０３を螺
合して構成したピストン（Ｐｉｓｔｏｎ）で、このピス
トン４０１のクラウン部４０２の下端部外周縁及び内周
縁に螺旋部４０４，４０４ａを形成し、前記内周面縁部
の空間４０５には上・下部軸受４０６，４０６ａを嵌め
て、前記螺旋部４０４ａと螺合されるように下部軸受４
０６ａの外周縁にも螺旋部４０４ｂを設け、上・下部軸
受４０６，４０６ａの溝２２３内においてすべるように
球体２２４を有するスパイダー２２５を嵌める。
８により説明すれば次のようになる。４０１はクラウン
（ｃｒｏｗｎ）部４０２，スカート（ＳＫＩＰＴ）部４
０３と、このクラウン部４０２とスカート部４０３を螺
合して構成したピストン（Ｐｉｓｔｏｎ）で、このピス
トン４０１のクラウン部４０２の下端部外周縁及び内周
縁に螺旋部４０４，４０４ａを形成し、前記内周面縁部
の空間４０５には上・下部軸受４０６，４０６ａを嵌め
て、前記螺旋部４０４ａと螺合されるように下部軸受４
０６ａの外周縁にも螺旋部４０４ｂを設け、上・下部軸
受４０６，４０６ａの溝２２３内においてすべるように
球体２２４を有するスパイダー２２５を嵌める。
【００４７】前記スカート（ＳＫＩＰＴ）部４０３は前
記第２，３，４実施例のスカート部と同様に形成し、但
し、前記クラウン部４０２の下端部外周縁に形成された
螺旋部４０４と螺合されるように内周縁に螺旋部４０４
ｃを形成して構成したものである。
記第２，３，４実施例のスカート部と同様に形成し、但
し、前記クラウン部４０２の下端部外周縁に形成された
螺旋部４０４と螺合されるように内周縁に螺旋部４０４
ｃを形成して構成したものである。
【００４８】このように構成された本発明の作用効果を
説明すれば次のようになる。まず、本発明を組立るとす
れば、シリンダーヘッド１０のシリンダー１１内を往復
運動するピストン１にユニバーサルジョイント連接棒１
２０のユニバーサルジョイント上リンク１２１の上部ピ
ンホール１２１ａをピストンピン９で軸設し、前記ユニ
バーサルジョイント上リンク１２１の下部ピンホール１
２１ｂとスパイダー１２２の上部ピンホール１２２ａを
ユニバーサルジョイント上ピン１２３で軸設し、前記ス
パイダー１２２の下部ピンホール１２２ｂとユニバーサ
ルジョイント上リンク１２４の上部ピンホール１２４ａ
をユニバーサルジョイント下ピン１２５で軸設した後、
クランク軸２のクランクピン７に前記ユニバーサルジョ
イント下リンク１２４と連接棒６を嵌め連接棒キャップ
ボルト５で締結すれば組立られる。
説明すれば次のようになる。まず、本発明を組立るとす
れば、シリンダーヘッド１０のシリンダー１１内を往復
運動するピストン１にユニバーサルジョイント連接棒１
２０のユニバーサルジョイント上リンク１２１の上部ピ
ンホール１２１ａをピストンピン９で軸設し、前記ユニ
バーサルジョイント上リンク１２１の下部ピンホール１
２１ｂとスパイダー１２２の上部ピンホール１２２ａを
ユニバーサルジョイント上ピン１２３で軸設し、前記ス
パイダー１２２の下部ピンホール１２２ｂとユニバーサ
ルジョイント上リンク１２４の上部ピンホール１２４ａ
をユニバーサルジョイント下ピン１２５で軸設した後、
クランク軸２のクランクピン７に前記ユニバーサルジョ
イント下リンク１２４と連接棒６を嵌め連接棒キャップ
ボルト５で締結すれば組立られる。
【００４９】したがって、ピストン１とクランク軸２の
間の角度，垂直，水平関係が良く合わない相対的位置誤
差を自動補償させる。
間の角度，垂直，水平関係が良く合わない相対的位置誤
差を自動補償させる。
【００５０】図３は、内燃機関の基本骨組であるシリン
ダーヘッド１０とクランク軸２が組立完成した状態であ
るが、４個のピストン１の相対的間隔が一定でなく、角
度も垂直水平関係が良く合わない状態を示しているもの
で、ユニバーサルジョイント連接棒１２０を用いること
により、シリンダーヘッド１０の異常間隔、又はクラン
クピン７の異常位置、又はクランク軸２のねじれ、又は
ユニバーサルジョイント連接棒１２０のねじれ、又はク
ランクピン７の異常角度、又はメインベアリングジャー
ナルの異常角度等内燃機関内部において発生することが
できる誤ったすべての相対的位置に対して完全無欠に自
動補償しながら全ての付属品が円滑に動くことができる
ものである。
ダーヘッド１０とクランク軸２が組立完成した状態であ
るが、４個のピストン１の相対的間隔が一定でなく、角
度も垂直水平関係が良く合わない状態を示しているもの
で、ユニバーサルジョイント連接棒１２０を用いること
により、シリンダーヘッド１０の異常間隔、又はクラン
クピン７の異常位置、又はクランク軸２のねじれ、又は
ユニバーサルジョイント連接棒１２０のねじれ、又はク
ランクピン７の異常角度、又はメインベアリングジャー
ナルの異常角度等内燃機関内部において発生することが
できる誤ったすべての相対的位置に対して完全無欠に自
動補償しながら全ての付属品が円滑に動くことができる
ものである。
【００５１】それ故に、シリンダー１１とピストン１の
間の間隔を極小化させることができ、シリンダー１１の
壁面とピストン１の衝突による騒音と振動を最小化で
き、シリンダー１１とピストン１の間の間隔を極小化す
ることにより、ピストンリング等の圧力を十分に減らし
ても燃料の漏洩とエンジンオイルの燃焼室内への浸透を
極小化することができるため、ピストンリングの摩擦に
よる燃料損失を減らすことができ、ピストンリングの圧
力の極小化は機械の摩耗を極小化するだけでなく公害の
排出も極小させる。
間の間隔を極小化させることができ、シリンダー１１の
壁面とピストン１の衝突による騒音と振動を最小化で
き、シリンダー１１とピストン１の間の間隔を極小化す
ることにより、ピストンリング等の圧力を十分に減らし
ても燃料の漏洩とエンジンオイルの燃焼室内への浸透を
極小化することができるため、ピストンリングの摩擦に
よる燃料損失を減らすことができ、ピストンリングの圧
力の極小化は機械の摩耗を極小化するだけでなく公害の
排出も極小させる。
【００５２】なお、シリンダーヘッド１０にシリンダー
１１の内径を加工する過程において４個又は多数のシリ
ンダー１１の中心間隔を極めて精巧に合せるという問題
から解放され、またシリンダー１１の中心軸とクランク
軸２の相互位置の真直角、真直角保持のため投入される
全ての費用が節減され、ピストンピン９上において連接
棒１２０とピストン１の間に許容する間隔を無くして極
端的に接近させても差し支ないので、すべり摩擦によっ
て生じる騒音と燃料の浪費が完全になくなる。
１１の内径を加工する過程において４個又は多数のシリ
ンダー１１の中心間隔を極めて精巧に合せるという問題
から解放され、またシリンダー１１の中心軸とクランク
軸２の相互位置の真直角、真直角保持のため投入される
全ての費用が節減され、ピストンピン９上において連接
棒１２０とピストン１の間に許容する間隔を無くして極
端的に接近させても差し支ないので、すべり摩擦によっ
て生じる騒音と燃料の浪費が完全になくなる。
【００５３】又、クランク軸２の加工過程において得な
ければならない各クランクピン（Ｃｒａｎｋ−ｐｉｎ）
７とメインベアリングジャーナル（Ｍａｉｎ−ｂｅａｒ
ｉｎｇ−ｊｏｕｒｎａｌ）の相互真平行度と正確な間隔
維持の必要性が著しく減少するため、クランク軸２の加
工過程において専らクランクピン７の直径とメインベア
リングジャーナルの直径だけ正確に加工すれば合格品を
製作できるため生産歩留りを上げることができる。
ければならない各クランクピン（Ｃｒａｎｋ−ｐｉｎ）
７とメインベアリングジャーナル（Ｍａｉｎ−ｂｅａｒ
ｉｎｇ−ｊｏｕｒｎａｌ）の相互真平行度と正確な間隔
維持の必要性が著しく減少するため、クランク軸２の加
工過程において専らクランクピン７の直径とメインベア
リングジャーナルの直径だけ正確に加工すれば合格品を
製作できるため生産歩留りを上げることができる。
【００５４】４個又は５個のメインベアリング中、両端
にある２個のメインベアリングは現在のように両側を合
せて結合する方式の代りに、ニードルロールベアリング
（Ｎｅｅｄｌｅ−ｒｏｌｌ−ｂｅａｒｉｎｇ）に変換す
ることができるため、クランク軸２の最大荷重をすべり
摩擦でない転がりベアリングに代置することにより、燃
料の節約と騒音の減少及び機械寿命の顕著な向上が成し
遂げられる。
にある２個のメインベアリングは現在のように両側を合
せて結合する方式の代りに、ニードルロールベアリング
（Ｎｅｅｄｌｅ−ｒｏｌｌ−ｂｅａｒｉｎｇ）に変換す
ることができるため、クランク軸２の最大荷重をすべり
摩擦でない転がりベアリングに代置することにより、燃
料の節約と騒音の減少及び機械寿命の顕著な向上が成し
遂げられる。
【００５５】さらにシリンダーヘッド（Ｃｙｌｉｎｄｅ
ｒ−ｈｅａｄ）を取り付けるとき、締めて置いたボルト
の張力変化とガスケット（Ｇａｓｋｅｔ）の老化による
シリンダーブロック（Ｃｙｌｉｎｄｅｒ−ｂｌｏｃｋ）
の変形による連接棒の変形に従う衝撃と騒音と煤煙、燃
料浪費が全無になる。
ｒ−ｈｅａｄ）を取り付けるとき、締めて置いたボルト
の張力変化とガスケット（Ｇａｓｋｅｔ）の老化による
シリンダーブロック（Ｃｙｌｉｎｄｅｒ−ｂｌｏｃｋ）
の変形による連接棒の変形に従う衝撃と騒音と煤煙、燃
料浪費が全無になる。
【００５６】次に本発明の第１実施例によって説明すれ
ば、シリンダーヘッド１０のシリンダー１１内を往復運
動するピストン１に、ボールジョイント連接棒２２０の
スパイダー２２５に球体２２４を固定ボルト２２２ａ又
はリベット等で固定し、このスパイダー２２５の球体２
２４を上・下部軸受２２１，２２１ａの溝２２３におい
て滑るように嵌めた後、前記上・下部軸受２２１，２２
１ａを固定ボルト２２２で固定し、前記スパイダー２２
５の下部ピンホール２２５ａと下リンク２２６の上部ピ
ンホール２２６ａを一致させ上ピン２２７で軸設した
後、クランク軸２のクランクピン７に前記上リンク２２
６と連接棒キャップ６を嵌め連接棒キャップ５で締結す
れば構成できる。
ば、シリンダーヘッド１０のシリンダー１１内を往復運
動するピストン１に、ボールジョイント連接棒２２０の
スパイダー２２５に球体２２４を固定ボルト２２２ａ又
はリベット等で固定し、このスパイダー２２５の球体２
２４を上・下部軸受２２１，２２１ａの溝２２３におい
て滑るように嵌めた後、前記上・下部軸受２２１，２２
１ａを固定ボルト２２２で固定し、前記スパイダー２２
５の下部ピンホール２２５ａと下リンク２２６の上部ピ
ンホール２２６ａを一致させ上ピン２２７で軸設した
後、クランク軸２のクランクピン７に前記上リンク２２
６と連接棒キャップ６を嵌め連接棒キャップ５で締結す
れば構成できる。
【００５７】従って、ピストン１とクランク軸２の間の
角度，垂直，水平関係が良く合わない相対的位置誤差を
自動補償させる。
角度，垂直，水平関係が良く合わない相対的位置誤差を
自動補償させる。
【００５８】図６は図示したように、内燃機関の基本骨
組であるシリンダーヘッド１０とクランク軸２が組立完
成した状態であるけれども、４個のピストン１は相対的
間隔が一定していなく、角度も垂直，水平関係が良く合
わない状態を示しているもので、ボールジョイント連接
棒２２０を使用することにより、シリンダーヘッド１０
の異常間隔、又はクランクピンの異常位置、又はクラン
ク軸２のねじれ、又はボールジョイント連接棒２２０の
ねじれ、又はクランクピン７の異常角度又はメインベア
リングジャーナルの異常角度等内燃機関内部で発生する
誤った全ての相対的位置に対して完全無欠に自動補償し
ながら全ての付属品が円滑に動くことができる。
組であるシリンダーヘッド１０とクランク軸２が組立完
成した状態であるけれども、４個のピストン１は相対的
間隔が一定していなく、角度も垂直，水平関係が良く合
わない状態を示しているもので、ボールジョイント連接
棒２２０を使用することにより、シリンダーヘッド１０
の異常間隔、又はクランクピンの異常位置、又はクラン
ク軸２のねじれ、又はボールジョイント連接棒２２０の
ねじれ、又はクランクピン７の異常角度又はメインベア
リングジャーナルの異常角度等内燃機関内部で発生する
誤った全ての相対的位置に対して完全無欠に自動補償し
ながら全ての付属品が円滑に動くことができる。
【００５９】それ故、シリンダー１１の内径とピストン
１の外径との間の間隔を極小化させることができ、シリ
ンダー１１の壁面とピストン１の衝突による騒音と振動
を最小化することができ、シリンダー１１のピストン１
間の間隔を極小化することにより、ピストンリング等の
圧力を十分に減らしても燃料の漏洩とエンジンオイルの
燃焼室内への浸透を極小化することができるため、ピス
トンリングの摩擦による燃料損失を減らすことができ、
ピストンリングの圧力の極小化は機械の摩耗を極小化す
るだけでなく公害の排出も極小化させる。
１の外径との間の間隔を極小化させることができ、シリ
ンダー１１の壁面とピストン１の衝突による騒音と振動
を最小化することができ、シリンダー１１のピストン１
間の間隔を極小化することにより、ピストンリング等の
圧力を十分に減らしても燃料の漏洩とエンジンオイルの
燃焼室内への浸透を極小化することができるため、ピス
トンリングの摩擦による燃料損失を減らすことができ、
ピストンリングの圧力の極小化は機械の摩耗を極小化す
るだけでなく公害の排出も極小化させる。
【００６０】なお、シリンダーヘッド１０にシリンダー
１１の内径を加工する過程において４個又は多数のシリ
ンダー１１の中心間隔を極めて精巧に合せなければなら
ない問題から解放され、又シリンダー１１の中心軸とク
ランク軸２の相互位置の真直度，真角度を保持させるた
めに投入させる全ての費用が節減され、ピストンピン９
上において、連接棒２２０とピストン１との間に許容す
る間隔をなくして極端的に接近させても差し支えないの
で、摩擦によって発生する騒音と燃料の浪費が完全にな
くなる。
１１の内径を加工する過程において４個又は多数のシリ
ンダー１１の中心間隔を極めて精巧に合せなければなら
ない問題から解放され、又シリンダー１１の中心軸とク
ランク軸２の相互位置の真直度，真角度を保持させるた
めに投入させる全ての費用が節減され、ピストンピン９
上において、連接棒２２０とピストン１との間に許容す
る間隔をなくして極端的に接近させても差し支えないの
で、摩擦によって発生する騒音と燃料の浪費が完全にな
くなる。
【００６１】クランク軸２の加工過程において守らなけ
ればならない各クランクピン（Ｃｒａｎｋ−ｐｉｎ）７
とメインベアリングジャーナル（Ｍａｉｎ＝ｂｅａｒｉ
ｎｇ−ｊｏｕｒｎａｌ）の相互真平行度と正確な間隔維
持の必要性が著しく減少するので、クランク軸２の加工
過程では専らクランクピン７の直径とメインベアリング
ジャーナルの直径だけ正確に加工すれば合格品を製作で
き生産性歩留りを上げることができる。
ればならない各クランクピン（Ｃｒａｎｋ−ｐｉｎ）７
とメインベアリングジャーナル（Ｍａｉｎ＝ｂｅａｒｉ
ｎｇ−ｊｏｕｒｎａｌ）の相互真平行度と正確な間隔維
持の必要性が著しく減少するので、クランク軸２の加工
過程では専らクランクピン７の直径とメインベアリング
ジャーナルの直径だけ正確に加工すれば合格品を製作で
き生産性歩留りを上げることができる。
【００６２】４個又は５個のメインベアリング中、両端
にある２個のメインベアリングは現在のように両側を合
わせて結合する方式の代りに、ニードルローラベアリン
グ（Ｎｅｅｄｌｅ−ｒｏｌｌｅｒ−ｂｅａｒｉｎｇ）に
変換することができるため、クランク軸２の最大荷重を
すべり摩擦でない転がりベアリングで代置することによ
り、燃料の節約と騒音の減少及び機械寿命の顕著な向上
が成し遂げられる。
にある２個のメインベアリングは現在のように両側を合
わせて結合する方式の代りに、ニードルローラベアリン
グ（Ｎｅｅｄｌｅ−ｒｏｌｌｅｒ−ｂｅａｒｉｎｇ）に
変換することができるため、クランク軸２の最大荷重を
すべり摩擦でない転がりベアリングで代置することによ
り、燃料の節約と騒音の減少及び機械寿命の顕著な向上
が成し遂げられる。
【００６３】更にシリンダーヘッド（Ｃｙｌｉｎｄｅｒ
−ｈｅａｄ）を取り付けるとき、締め付けたボルトの長
力変化とガスケット（Ｇａｓｋｅｔ）の老化にもとづく
シリンダーブロック（Ｃｙｌｉｎｄｅｒ−ｂｌｏｃｋ）
の変形による連接棒の変形に伴う衝撃と騒音と煤煙、燃
料浪費が全無になる。
−ｈｅａｄ）を取り付けるとき、締め付けたボルトの長
力変化とガスケット（Ｇａｓｋｅｔ）の老化にもとづく
シリンダーブロック（Ｃｙｌｉｎｄｅｒ−ｂｌｏｃｋ）
の変形による連接棒の変形に伴う衝撃と騒音と煤煙、燃
料浪費が全無になる。
【００６４】なお、本発明は回転するクランク軸の回転
運動を直線運動に変えるか、またはピストンの直線運動
を回転運動に変えるのにユニバーサルジョイント連接棒
又はボールジョイント連接棒を用いても同一の部類内に
属することは当然である。
運動を直線運動に変えるか、またはピストンの直線運動
を回転運動に変えるのにユニバーサルジョイント連接棒
又はボールジョイント連接棒を用いても同一の部類内に
属することは当然である。
【００６５】また、本発明の第２実施例によって説明す
れば、ピストン３０１のスカート部３０２の底面に設け
られたクレピス３０７は、ピストン３０１が分離された
２部分中の上部に属するクラウン部３０２に設けること
により、下部であるスカート部３０３に伸縮性がある装
置を設けるとき妨げられないようにすることが望まし
い。
れば、ピストン３０１のスカート部３０２の底面に設け
られたクレピス３０７は、ピストン３０１が分離された
２部分中の上部に属するクラウン部３０２に設けること
により、下部であるスカート部３０３に伸縮性がある装
置を設けるとき妨げられないようにすることが望まし
い。
【００６６】そして、クラウン部３０２の上端部には必
要に応じて２個又は３個の溝３０５を凹設し、この溝３
０５に合うピストンリング３０６を嵌合できるようにす
る。前記クレピス３０７をクラウン部３０２と一体に形
成し、前述したユニバーサルジョイント型連接棒（図示
せず）との連結用ピストンピン（図示せず）を嵌めるこ
とができるようにピストンピンホール３０８を穿孔す
る。
要に応じて２個又は３個の溝３０５を凹設し、この溝３
０５に合うピストンリング３０６を嵌合できるようにす
る。前記クレピス３０７をクラウン部３０２と一体に形
成し、前述したユニバーサルジョイント型連接棒（図示
せず）との連結用ピストンピン（図示せず）を嵌めるこ
とができるようにピストンピンホール３０８を穿孔す
る。
【００６７】なお、クラウン部３０２とスカート部３０
３を連結するときに用いるリベット孔３０９は、その孔
の大きさと個数をピストン３０１の大きさにもとづいて
設計のときに決定することが望ましい。
３を連結するときに用いるリベット孔３０９は、その孔
の大きさと個数をピストン３０１の大きさにもとづいて
設計のときに決定することが望ましい。
【００６８】そして、スカート部３０３はアルミニウム
のように軽く加工が容易であり、摩耗に対して高い抵抗
力を有する金属から圧出成型することが望ましく、スカ
ート部３０３の内周面は凹凸がないように形成し、外周
縁には長手方向に厚みが薄く幅が広い弾性翼根３１０を
形成し、前記弾性翼根３１０の一方の根はスカート部３
０３と一体に形成して動かず、他方の接触突起３１１は
自由に動くことができるので、接触突起３１１を押すと
スカート部３０３の胴体側で動くためスカート部３０３
の全体外径を自由外径よりもなお一層小さく収縮させる
ことができる。
のように軽く加工が容易であり、摩耗に対して高い抵抗
力を有する金属から圧出成型することが望ましく、スカ
ート部３０３の内周面は凹凸がないように形成し、外周
縁には長手方向に厚みが薄く幅が広い弾性翼根３１０を
形成し、前記弾性翼根３１０の一方の根はスカート部３
０３と一体に形成して動かず、他方の接触突起３１１は
自由に動くことができるので、接触突起３１１を押すと
スカート部３０３の胴体側で動くためスカート部３０３
の全体外径を自由外径よりもなお一層小さく収縮させる
ことができる。
【００６９】したがって、ピストン３０１とシリンダー
（図示せず）を組立るときには適当な工具を用いてスカ
ート部３０３の弾性翼根３１０等を全部縮めて自由外径
よりもっと小さい内径を有するシリンダー内に挿入組立
できるようにする。
（図示せず）を組立るときには適当な工具を用いてスカ
ート部３０３の弾性翼根３１０等を全部縮めて自由外径
よりもっと小さい内径を有するシリンダー内に挿入組立
できるようにする。
【００７０】シリンダー内における弾性翼根３１０等は
スカート部３０３がもともとの自由直径よりなお一層小
さいシリンダー内に取り付けられているので、弾性翼根
３１１が自由外径になるために外に伸びる力の残量だけ
（弾性力）の力で接触突起３１１がシリンダー壁を押し
ている。
スカート部３０３がもともとの自由直径よりなお一層小
さいシリンダー内に取り付けられているので、弾性翼根
３１１が自由外径になるために外に伸びる力の残量だけ
（弾性力）の力で接触突起３１１がシリンダー壁を押し
ている。
【００７１】それ故、前記スカート部３０３の弾性翼根
３１０の接触突起３１１がシリンダー内壁を押す力はピ
ストン３０１のチルチを抑えるに十分であるけれどもピ
ストン３０１の往復動に微細な妨害影響も及ばない程度
に弱くなければならない。
３１０の接触突起３１１がシリンダー内壁を押す力はピ
ストン３０１のチルチを抑えるに十分であるけれどもピ
ストン３０１の往復動に微細な妨害影響も及ばない程度
に弱くなければならない。
【００７２】前記の相反した二つの要求条件を充足させ
ようとすれば、弾性翼根３１０の曲げモーメント（Ｂｅ
ｎｄｉｎｇ ｍｏｍｅｎｔ）曲線である点を通過すれば
急角度に上昇するように弾性翼根３１０の断面を設計し
なければならない。
ようとすれば、弾性翼根３１０の曲げモーメント（Ｂｅ
ｎｄｉｎｇ ｍｏｍｅｎｔ）曲線である点を通過すれば
急角度に上昇するように弾性翼根３１０の断面を設計し
なければならない。
【００７３】また、スカート部３０３の内壁はもともと
凹凸もなく滑らかに圧出されているので、溝（Ｇｒｏｏ
ｖｅ）３１３を内径全体をぐるりと回して加工した後、
止輪３１２を前記溝３１３に嵌めることにより組立準備
を終える。
凹凸もなく滑らかに圧出されているので、溝（Ｇｒｏｏ
ｖｅ）３１３を内径全体をぐるりと回して加工した後、
止輪３１２を前記溝３１３に嵌めることにより組立準備
を終える。
【００７４】そして、リベット締め円板３０４をスカー
ト部３０３の内周縁に入れて止輪（Ｓｔｏｐ−Ｒｉｎ
ｇ）３１２に当るようにした後、クラウン部３０２の底
面を止輪３１２に当接してリベット孔３０９と３１５を
互いに一致させた後、リベット３１６を嵌め、このリベ
ット３１６のヘッド部分を加工すればピストン１の組立
は完成する。
ト部３０３の内周縁に入れて止輪（Ｓｔｏｐ−Ｒｉｎ
ｇ）３１２に当るようにした後、クラウン部３０２の底
面を止輪３１２に当接してリベット孔３０９と３１５を
互いに一致させた後、リベット３１６を嵌め、このリベ
ット３１６のヘッド部分を加工すればピストン１の組立
は完成する。
【００７５】本発明の第３実施例及び第４実施例につい
て説明すれば、第３実施例の金属板製翼根３３４と第４
実施例の鋼線スプリング３４０の基本骨組とスカート部
３０３の弾性構成方式が押出成型された弾性翼根３１０
と完全に同一であるけれども弾性の発生装置が押出成型
である弾性翼根３１０の場合、固定型（Ｓｏｌｉｄｔｙ
ｐｅ）押出金属（ｅｘｔｒｕｄｅｄ ｍｅｔａｌ）であ
る反面、第３実施例の金属板製翼根３３４及び第４実施
例の鋼線スプリング３４０は、浮動型（ｆｌｏａｔｉｎ
ｇ ｔｙｐｅ）成型板製金属（ｆｏｒｍｅｄ ｓｈｅｅ
ｔ ｍｅｔａｌ）と浮動型（ｆｌｏａｔｉｎｇ ｔｙｐ
ｅ）線材金属（ｗｉｒｅ ｍｅｔａｌ）である点が異な
る。
て説明すれば、第３実施例の金属板製翼根３３４と第４
実施例の鋼線スプリング３４０の基本骨組とスカート部
３０３の弾性構成方式が押出成型された弾性翼根３１０
と完全に同一であるけれども弾性の発生装置が押出成型
である弾性翼根３１０の場合、固定型（Ｓｏｌｉｄｔｙ
ｐｅ）押出金属（ｅｘｔｒｕｄｅｄ ｍｅｔａｌ）であ
る反面、第３実施例の金属板製翼根３３４及び第４実施
例の鋼線スプリング３４０は、浮動型（ｆｌｏａｔｉｎ
ｇ ｔｙｐｅ）成型板製金属（ｆｏｒｍｅｄ ｓｈｅｅ
ｔ ｍｅｔａｌ）と浮動型（ｆｌｏａｔｉｎｇ ｔｙｐ
ｅ）線材金属（ｗｉｒｅ ｍｅｔａｌ）である点が異な
る。
【００７６】図１４に示すように、金属板製翼根３３４
型のスカート部３０３と図１９に示すように鋼線スプリ
ング３４０型のスカート部３０３における弾性発生装置
を嵌める翼根固定溝３３１，３３１ａの間隔だけ異なり
他の部分は完全な同一構造に、前記金属板製翼根３３４
を嵌める翼根固定溝３３１の間隔が広い反面、鋼線スプ
リング３４０を嵌める翼根固定溝３３１ａの間隔は狭い
間隔になっている。
型のスカート部３０３と図１９に示すように鋼線スプリ
ング３４０型のスカート部３０３における弾性発生装置
を嵌める翼根固定溝３３１，３３１ａの間隔だけ異なり
他の部分は完全な同一構造に、前記金属板製翼根３３４
を嵌める翼根固定溝３３１の間隔が広い反面、鋼線スプ
リング３４０を嵌める翼根固定溝３３１ａの間隔は狭い
間隔になっている。
【００７７】なお、金属板製翼根３３４又は鋼線スプリ
ング３４０を嵌めることができるスカート部３０３の翼
根固定溝３３１，３３１ａに嵌めた後、翼根固定リング
３３２，３３２ａをスカート部３０３の外周縁に形成さ
れたリング溝３３３，３３３ａに嵌めて前記金属板製翼
根３３４又は鋼線スプリング３４０が前記翼根固定溝３
３１，３３１ａから抜けるのを防止する。
ング３４０を嵌めることができるスカート部３０３の翼
根固定溝３３１，３３１ａに嵌めた後、翼根固定リング
３３２，３３２ａをスカート部３０３の外周縁に形成さ
れたリング溝３３３，３３３ａに嵌めて前記金属板製翼
根３３４又は鋼線スプリング３４０が前記翼根固定溝３
３１，３３１ａから抜けるのを防止する。
【００７８】このように弾性発生装置が組立られたスカ
ート部３０３を第２実施例のようにリベット３１６を用
いてクラウン部３０２と結合させることによりピストン
の組立が完了する。
ート部３０３を第２実施例のようにリベット３１６を用
いてクラウン部３０２と結合させることによりピストン
の組立が完了する。
【００７９】本発明の第５実施例について説明すれば、
第５実施例はピストン３０１のスカート部３０３は接触
ローラ３６０の集合体であって、この接触ローラ３６０
等の外径面等の集合面がシリンダーの内径に準ずる面を
形成するようにする。
第５実施例はピストン３０１のスカート部３０３は接触
ローラ３６０の集合体であって、この接触ローラ３６０
等の外径面等の集合面がシリンダーの内径に準ずる面を
形成するようにする。
【００８０】前記接触ローラ３６０はロールトレインブ
ラケット３６３のピンホール３６２上下にロールピンホ
ール３６１で回転自在に軸設するものである。
ラケット３６３のピンホール３６２上下にロールピンホ
ール３６１で回転自在に軸設するものである。
【００８１】このとき、前記接触ローラ３６０の外径は
中心軸に沿って曲線で製作すべきであり、その曲線の曲
率半径は以後、接触ローラ３６０が接触すべきシリンダ
ー内径の半径と同一であることが望ましい。
中心軸に沿って曲線で製作すべきであり、その曲線の曲
率半径は以後、接触ローラ３６０が接触すべきシリンダ
ー内径の半径と同一であることが望ましい。
【００８２】なお、ロールトレインブラケット３６３は
多数個製作し、ローラマウント円板３５０には放射状に
ロールトレインブラケット３６３の“コ”字型固定部３
６４を挿入固定して組み立てた後、前記接触ローラ３６
０の外径の集合面は組立すべきシリンダーの内径より極
く僅かだけ大きく製作した後、スカート部３０３をシリ
ンダー内径に組み立てたとき適当な力で接触ローラ３６
０等がシリンダーと接触力を保ったまま保持されること
が望ましい。
多数個製作し、ローラマウント円板３５０には放射状に
ロールトレインブラケット３６３の“コ”字型固定部３
６４を挿入固定して組み立てた後、前記接触ローラ３６
０の外径の集合面は組立すべきシリンダーの内径より極
く僅かだけ大きく製作した後、スカート部３０３をシリ
ンダー内径に組み立てたとき適当な力で接触ローラ３６
０等がシリンダーと接触力を保ったまま保持されること
が望ましい。
【００８３】従って、接触ローラ３６０等の外径部分が
集合的にスカート部３０３の外径を構成するようにして
シリンダーの内径とスカート部３０３の接触と接触圧力
維持及び接触ローラ３６０等が行うようにしているが、
その接触はすべり接触でなく転がり接触により行われる
ものである。
集合的にスカート部３０３の外径を構成するようにして
シリンダーの内径とスカート部３０３の接触と接触圧力
維持及び接触ローラ３６０等が行うようにしているが、
その接触はすべり接触でなく転がり接触により行われる
ものである。
【００８４】そして、クラウン部３０２のリベット孔３
０９とロールマウント円板３５０のリベット孔３５２を
一致した後、リベット孔３０９，３５２で一定の間隔が
保持されるように端差３７１が形成されたリベット３７
０を嵌め、このリベット３７０のヘッド部分を加工すれ
ばピストン３０１の組立が完成するものである。
０９とロールマウント円板３５０のリベット孔３５２を
一致した後、リベット孔３０９，３５２で一定の間隔が
保持されるように端差３７１が形成されたリベット３７
０を嵌め、このリベット３７０のヘッド部分を加工すれ
ばピストン３０１の組立が完成するものである。
【００８５】本発明の第６実施例について説明すれば、
ピストン４０１のクラウン部４０２は前述した第２，
３，４実施例と同一の形状であるけれども、ただ前記ク
ラウン部４０２の下端部外周縁及び内周縁に螺旋部４０
４，４０４ａを形成したことが異なるだけである。
ピストン４０１のクラウン部４０２は前述した第２，
３，４実施例と同一の形状であるけれども、ただ前記ク
ラウン部４０２の下端部外周縁及び内周縁に螺旋部４０
４，４０４ａを形成したことが異なるだけである。
【００８６】したがって、前記クラウン部４０２の空間
部４０５には前述したボールジョイント型連接棒２２０
のスパイダー２２５に球体２２４を固定ボルト及びリベ
ット等で固定しているので、前記球体２２４を上・下部
軸受４０６，４０６ａの溝２２３においてすべるように
嵌めた後、前記上・下部軸受４０６，４０６ａを嵌入す
る。
部４０５には前述したボールジョイント型連接棒２２０
のスパイダー２２５に球体２２４を固定ボルト及びリベ
ット等で固定しているので、前記球体２２４を上・下部
軸受４０６，４０６ａの溝２２３においてすべるように
嵌めた後、前記上・下部軸受４０６，４０６ａを嵌入す
る。
【００８７】このとき、前記空間部４０５の内周縁に設
けられる螺旋部４０４ａと下部軸受４０６ａの外周縁に
設けられる螺旋部４０４ｂを互いに締結すればボールジ
ョイント型連接棒２２０のスパイダー２２５が前記クラ
ウン部４０２の下端部に固定されることになる。
けられる螺旋部４０４ａと下部軸受４０６ａの外周縁に
設けられる螺旋部４０４ｂを互いに締結すればボールジ
ョイント型連接棒２２０のスパイダー２２５が前記クラ
ウン部４０２の下端部に固定されることになる。
【００８８】その後、前記クラウン部４０２の外周縁に
スカート部４０３を締結すれば完成する。このスカート
部４０３は前述した第２，３，４実施例のスカート部３
０３と同じであるが、その内周縁に螺旋部４０４ｃが形
成されており、前記クラウン部４０２の螺旋部４０４と
締結されるので、ピストン４０１の組立が完了すること
になる。
スカート部４０３を締結すれば完成する。このスカート
部４０３は前述した第２，３，４実施例のスカート部３
０３と同じであるが、その内周縁に螺旋部４０４ｃが形
成されており、前記クラウン部４０２の螺旋部４０４と
締結されるので、ピストン４０１の組立が完了すること
になる。
【００８９】
【発明の効果】以上のように、請求項１及び請求項２の
発明によれば、ピストンとクランク機構を用いる全ての
内燃機関やポンプ（流体圧縮機）に使用される連接棒を
ユニバーサルジョイント型構成としたので、ピストンと
クランク軸の相対的位置と直角度がずれているとして
も、その相対的位置誤差や角度のずれ等を前記ユニバー
サルジョイント連接棒で必然的に吸収して自動補償する
ことができ、往復動内燃機関やポンプの全ての付属品を
円滑に動作させることができるという効果がある。
発明によれば、ピストンとクランク機構を用いる全ての
内燃機関やポンプ（流体圧縮機）に使用される連接棒を
ユニバーサルジョイント型構成としたので、ピストンと
クランク軸の相対的位置と直角度がずれているとして
も、その相対的位置誤差や角度のずれ等を前記ユニバー
サルジョイント連接棒で必然的に吸収して自動補償する
ことができ、往復動内燃機関やポンプの全ての付属品を
円滑に動作させることができるという効果がある。
【００９０】また、シリンダーとピストンの間の間隔を
極小化できると共に、シリンダー壁面とピストンの衝突
による騒音と振動を最小化でき、これにより、ピストン
リング等の圧力を十分に減らしても燃料の漏洩とエンジ
ンオイルの燃焼室内への浸透を極小化できるため、ピス
トンリングの摩擦による燃料損失を減らすことができる
という効果がある。このようなピストンリングの圧力の
極小化は機械の損耗を極小化するだけでなく公害の排出
も大幅に減少するという効果がある。
極小化できると共に、シリンダー壁面とピストンの衝突
による騒音と振動を最小化でき、これにより、ピストン
リング等の圧力を十分に減らしても燃料の漏洩とエンジ
ンオイルの燃焼室内への浸透を極小化できるため、ピス
トンリングの摩擦による燃料損失を減らすことができる
という効果がある。このようなピストンリングの圧力の
極小化は機械の損耗を極小化するだけでなく公害の排出
も大幅に減少するという効果がある。
【００９１】請求項３及び請求項４の発明によれば、ピ
ストンに回転自在な球体を介してスパイダーの上端部を
連結し、このスパイダーの下端部にユニバーサルジョイ
ント下リンクを回動自在に連結したボールジョイント型
の連接棒としたので、ピストンとクランク軸との間の相
対的位置誤差やそれら両者の角度のずれ等を自動補償で
きるなど、前記請求項１及び請求項２の場合と同様の効
果を奏する。
ストンに回転自在な球体を介してスパイダーの上端部を
連結し、このスパイダーの下端部にユニバーサルジョイ
ント下リンクを回動自在に連結したボールジョイント型
の連接棒としたので、ピストンとクランク軸との間の相
対的位置誤差やそれら両者の角度のずれ等を自動補償で
きるなど、前記請求項１及び請求項２の場合と同様の効
果を奏する。
【００９２】請求項５〜請求項８の発明によれば、往復
動機器のピストンがクラウン部とスカート部とに分離形
成されているので、クラウン部は既存の方法で製作し、
スカート部はその外周縁に固定翼根、又は金属製翼根、
又は金属鋼線スプリング、又は集合的ローラの円筒形成
等の方法で製作することにより、ピストンの外径が伸縮
性と共に弾性を有しているシリンダー内部において上下
動作の際、揺動運動をして完全にして、その結果、ピス
トンとシリンダーの衝突現象を完全に除去できるという
効果がある。
動機器のピストンがクラウン部とスカート部とに分離形
成されているので、クラウン部は既存の方法で製作し、
スカート部はその外周縁に固定翼根、又は金属製翼根、
又は金属鋼線スプリング、又は集合的ローラの円筒形成
等の方法で製作することにより、ピストンの外径が伸縮
性と共に弾性を有しているシリンダー内部において上下
動作の際、揺動運動をして完全にして、その結果、ピス
トンとシリンダーの衝突現象を完全に除去できるという
効果がある。
【図１】本発明の要部断面図である。
【図２】図１の要部分解断面図である。
【図３】本発明の使用状態を示す断面図である。
【図４】本発明の第１実施例の要部断面図である。
【図５】本発明の第１実施例を使用した状態の断面図で
ある。
ある。
【図６】本発明の第２実施例の一部断面図である。
【図７】図６の底面図である。
【図８】図６のＡ−Ａ線断面図である。
【図９】図６のクラウン（Ｃｒｏｗｎ）で、同図（Ａ）
は一部断面図であり、同図（Ｂ）は同図（Ａ）の底面図
である。
は一部断面図であり、同図（Ｂ）は同図（Ａ）の底面図
である。
【図１０】図６のスカート（Ｓｋｉｒｔ）部の一部断面
図である。
図である。
【図１１】図６のリベット締め円板（Ｒｉｖｅｔｉｎｇ
−Ｄｉｓｋ）で、同図（Ａ）は横断面図であり、同図
（Ｂ）は平面図である。
−Ｄｉｓｋ）で、同図（Ａ）は横断面図であり、同図
（Ｂ）は平面図である。
【図１２】図６の止輪で、同図（Ａ）は横断面図であ
り、同図（Ｂ）は平面図である。
り、同図（Ｂ）は平面図である。
【図１３】本発明の第３実施例の一部断面図である。
【図１４】図１３の底面図である。
【図１５】図１３のスカート（Ｓｋｉｒｔ）部で、同図
（Ａ）は一部断面図であり、同図（Ｂ）は同図（Ａ）の
底面図である。
（Ａ）は一部断面図であり、同図（Ｂ）は同図（Ａ）の
底面図である。
【図１６】図１３の羽根固定リング（ｂｌａｄｅ ｈｏ
ｌｄｅｒ−Ｒｉｎｇ）で、同図（Ａ）は横断面図であ
り、同図（Ｂ）は平面図である。
ｌｄｅｒ−Ｒｉｎｇ）で、同図（Ａ）は横断面図であ
り、同図（Ｂ）は平面図である。
【図１７】図１３の金属板製羽根（ｃｏｎｔａｃｔｏｒ
ｂｌａｄｅ）で、同図（Ａ）は断面図であり、同図
（Ｂ）は平面図、同図（Ｃ）は正面図である。
ｂｌａｄｅ）で、同図（Ａ）は断面図であり、同図
（Ｂ）は平面図、同図（Ｃ）は正面図である。
【図１８】本発明の第４実施例の一部断面図である。
【図１９】図１８の底面図である。
【図２０】図１８のスカート（Ｓｋｉｒｔ）部で、同図
（Ａ）は一部断面図であり、同図（Ｂ）同図（Ａ）の底
面図である。
（Ａ）は一部断面図であり、同図（Ｂ）同図（Ａ）の底
面図である。
【図２１】図１８の鋼線スプリング（Ｃｏｎｔａｃｔｏ
ｒ ｓｐｒｉｎｇ）で、同図（Ａ）は側面図であり、同
図（Ｂ）は平面図、同図（Ｃ）は正面図である。
ｒ ｓｐｒｉｎｇ）で、同図（Ａ）は側面図であり、同
図（Ｂ）は平面図、同図（Ｃ）は正面図である。
【図２２】本発明の第５実施例の一部断面図である。
【図２３】図２２の底面図である。
【図２４】図２２のロールマウント単板部（Ｒｏｌｌ
Ｍｏｕｎｔ−Ｄｉｓｋ）部で、同図（Ａ）は断面図であ
り、同図（Ｂ）は平面図である。
Ｍｏｕｎｔ−Ｄｉｓｋ）部で、同図（Ａ）は断面図であ
り、同図（Ｂ）は平面図である。
【図２５】図２２の接触ローラ（ｃｏｎｔａｃｔｏｒ−
ｒｏｌｌ）を示す図である。
ｒｏｌｌ）を示す図である。
【図２６】接触ローラを軸設するロールトレインブラケ
ット（Ｒｏｌｌ ｔｒａｉｎ Ｂｒａｃｋｅｔ）を示す
図である。
ット（Ｒｏｌｌ ｔｒａｉｎ Ｂｒａｃｋｅｔ）を示す
図である。
【図２７】図２２のピボットピン（Ｐｉｖｏｔ−Ｐｉ
ｎ）を示す図である。
ｎ）を示す図である。
【図２８】本発明の第６実施例を例示する断面図であ
る。
る。
【図２９】従来の連接棒（ｃｏｎｎｅｃｔｉｎｇ ｒｏ
ｄ）を示す断面図である。
ｄ）を示す断面図である。
【図３０】図２９を適用した状態の断面図である。
１，３０１，４０１ ピストン ２ クランク軸 ５ 連接棒キャップボルト ６ 連接棒キャップ ９ ピストンピン １０ シリンダーヘッド １１ シリンダー １２ 間隔 １２０ ユニバーサルジョイント連接棒（Ｕｎｉｖｅｒ
ｓａｌ−Ｊｏｉｎｔ−Ｃｏｎｎｅｃｔｉｎｇ−Ｒｏ
ｄ）、 １２１ ユニバーサルジョイント上リンク（Ｕｎｉｖｅ
ｒｓａｌ−Ｊｏｉｎｔ−Ｕｐｐｅｒ−Ｌｉｎｋ）、 １２２ スパイダー（Ｓｐｉｄｅｒ）、 １２３ ユニバーサルジョイント下ピン（Ｕｎｉｖｅｒ
ｓａｌ−Ｊｏｉｎｔ−Ｌｏｗｅｒ−Ｐｉｎ）、 １２４ ユニバーサルジョイント下リンク（Ｕｎｉｖｅ
ｒｓａｌ−Ｊｏｉｎｔ−Ｌｏｗｅｒ−Ｌｉｎｋ）、 １２５ ユニバーサルジョイント上ピン（Ｕｎｉｖｅｒ
ｓａｌ−Ｊｏｉｎｔ−Ｕｐｐｅｒ−Ｐｉｎ）、 ２２０ ボールジョイント連接棒（Ｂｏｌｌ−Ｊｏｉｎ
ｔ−Ｃｏｎｎｅｃｔｉｎｇ−Ｒｏｄ）、 ２２１，４０６，２２１ａ，４０６ａ 上・下部軸受 ２２２，２２２ａ 固定ボルト ２２３ 溝 ２２４ 球体 ２２５ スパイダー（Ｓｐｉｄｅｒ） ２２５ａ 下部ピンホール ２２６ 下リンク（Ｌｏｗｅｒ−Ｌｉｎｋ） ２２６ａ 上部ピンホール ２２７ 下ピン（Ｌｏｗｅｒ−Ｐｉｎ） ３０２，４０２ クラウン部（ｃｒｏｗｎ）部 ３０３，４０３ スカート（ｓｋｉｅｔ）部 ３０４ リベット締め円板（ｒｉｖｅｔｉｎｇ ｄｉｓ
ｋ） ３０５，３１３溝（Ｇｒｏｏｖ） ３０７ クレピス（Ｃｌｅｖｉｓ） ３０９，３１５，３５２ リベット孔 ３１０ 弾性翼根（Ｔｅｎｓｉｏｎ ｂｌａｄｅ） ３１１ 接触突起（Ｃｏｎｔｒａｃｔｏｒ ｒｉｄｇ
ｅ） ３１２ 止輪（Ｓｔｏｐ−Ｒｉｎｇ） ３１６，３７６ リベット ３３１，３３１ａ 翼根固定溝（Ｂｌａｄｅ ｆｉｔ
Ｇｒｏｏｖｅ） ３３２，３３２ａ 翼根固定リング（Ｂｌａｄｅ Ｈｏ
ｌｄｅｒ Ｒｉｎｇ） ３３３，３３３ａ リング溝（ｒｉｎｇ ｇｒｏｏｖ
ｅ） ３３４ 金属製翼根（ｃｏｎｔａｃｔｏｒ ｂｌａｄ
ｅ） ３４０ 鋼線スプリング（Ｃｏｎｔａｃｔｏｒ Ｓｐｒ
ｉｎｇ） ３５０ ロールマウント単板部（Ｒｏｌｌ ｍｏｕｎｔ
ｄｉｓｋ） ３６０ 接触ローラ（Ｃｏｎｔａｃｔｏｒ Ｒｏｌｌ） ３６１ ロールピボットピン（Ｒｏｌｌ ｐｉｖｏｔ
ｐｉｎ） ３６３ ロールトレインブラケット（Ｒｏｌｌ Ｔｒａ
ｉｎ Ｂｒａｃｋｅｔ） ３６４ “コ”字型固定部 ４０４，４０４ａ，４０４ｂ，４０４ｃ 螺旋部 ４０５ 空間部
ｓａｌ−Ｊｏｉｎｔ−Ｃｏｎｎｅｃｔｉｎｇ−Ｒｏ
ｄ）、 １２１ ユニバーサルジョイント上リンク（Ｕｎｉｖｅ
ｒｓａｌ−Ｊｏｉｎｔ−Ｕｐｐｅｒ−Ｌｉｎｋ）、 １２２ スパイダー（Ｓｐｉｄｅｒ）、 １２３ ユニバーサルジョイント下ピン（Ｕｎｉｖｅｒ
ｓａｌ−Ｊｏｉｎｔ−Ｌｏｗｅｒ−Ｐｉｎ）、 １２４ ユニバーサルジョイント下リンク（Ｕｎｉｖｅ
ｒｓａｌ−Ｊｏｉｎｔ−Ｌｏｗｅｒ−Ｌｉｎｋ）、 １２５ ユニバーサルジョイント上ピン（Ｕｎｉｖｅｒ
ｓａｌ−Ｊｏｉｎｔ−Ｕｐｐｅｒ−Ｐｉｎ）、 ２２０ ボールジョイント連接棒（Ｂｏｌｌ−Ｊｏｉｎ
ｔ−Ｃｏｎｎｅｃｔｉｎｇ−Ｒｏｄ）、 ２２１，４０６，２２１ａ，４０６ａ 上・下部軸受 ２２２，２２２ａ 固定ボルト ２２３ 溝 ２２４ 球体 ２２５ スパイダー（Ｓｐｉｄｅｒ） ２２５ａ 下部ピンホール ２２６ 下リンク（Ｌｏｗｅｒ−Ｌｉｎｋ） ２２６ａ 上部ピンホール ２２７ 下ピン（Ｌｏｗｅｒ−Ｐｉｎ） ３０２，４０２ クラウン部（ｃｒｏｗｎ）部 ３０３，４０３ スカート（ｓｋｉｅｔ）部 ３０４ リベット締め円板（ｒｉｖｅｔｉｎｇ ｄｉｓ
ｋ） ３０５，３１３溝（Ｇｒｏｏｖ） ３０７ クレピス（Ｃｌｅｖｉｓ） ３０９，３１５，３５２ リベット孔 ３１０ 弾性翼根（Ｔｅｎｓｉｏｎ ｂｌａｄｅ） ３１１ 接触突起（Ｃｏｎｔｒａｃｔｏｒ ｒｉｄｇ
ｅ） ３１２ 止輪（Ｓｔｏｐ−Ｒｉｎｇ） ３１６，３７６ リベット ３３１，３３１ａ 翼根固定溝（Ｂｌａｄｅ ｆｉｔ
Ｇｒｏｏｖｅ） ３３２，３３２ａ 翼根固定リング（Ｂｌａｄｅ Ｈｏ
ｌｄｅｒ Ｒｉｎｇ） ３３３，３３３ａ リング溝（ｒｉｎｇ ｇｒｏｏｖ
ｅ） ３３４ 金属製翼根（ｃｏｎｔａｃｔｏｒ ｂｌａｄ
ｅ） ３４０ 鋼線スプリング（Ｃｏｎｔａｃｔｏｒ Ｓｐｒ
ｉｎｇ） ３５０ ロールマウント単板部（Ｒｏｌｌ ｍｏｕｎｔ
ｄｉｓｋ） ３６０ 接触ローラ（Ｃｏｎｔａｃｔｏｒ Ｒｏｌｌ） ３６１ ロールピボットピン（Ｒｏｌｌ ｐｉｖｏｔ
ｐｉｎ） ３６３ ロールトレインブラケット（Ｒｏｌｌ Ｔｒａ
ｉｎ Ｂｒａｃｋｅｔ） ３６４ “コ”字型固定部 ４０４，４０４ａ，４０４ｂ，４０４ｃ 螺旋部 ４０５ 空間部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｆ１６Ｄ 3/04 Ａ (71)出願人 594147464 金 啓煥 韓国、京畿道城南市盆唐区野塔洞536番地 塔マウル109棟1603号 (71)出願人 594147475 宋 右燮 韓国、京畿道果川市富林洞49番地 住公ア パート ７ (72)発明者 張 京台 韓国、京畿道光明市鉄山洞 367 鉄山韓 信アパート102棟 2001号
Claims (8)
- 【請求項１】 シリンダーヘッド（１０）のピストン
（１）にピストンピン（９）で連結されるユニバーサル
ジョイント上リンク（１２１）と、ユニバーサルジョイ
ント上リンク（１２１）の下部ピンホール（１２１ａ）
とスパイダー（１２２）の上部ピンホール（１２２ａ）
をユニバーサルジョイント上ピン（１２３）で軸設し、
前記スパイダー（１２２）の下部ピンホール（１２２
ｂ）はユニバーサルジョイント下リンク（１２４）の上
部ピンホール（１２４ａ）と一致させてユニバーサルジ
ョイント下ピン（１２５）を軸設して構成したユニバー
サルジョイント連接棒（１２０）と；クランク軸（２）
のクランプピン（７）に前記ユニバーサルジョイント連
接棒（１２０）のユニバーサルジョイント下リンク（１
２４）と連接棒キャップ（６）を嵌めて連接棒キャップ
ボルト（５）で締結し前記ピストン（１）とクランプ軸
（２）の間の相対的位置誤差を自動補償されるようにユ
ニバーサルジョイント型連接棒を取り付けた往復動内燃
機関であることを特徴とする往復動機器の連接棒。 - 【請求項２】 シリンダーヘッド（１０）のピストン
（１）にピストンピン（９）で連結されるユニバーサル
ジョイント上リンク（１２１）と、ユニバーサルジョイ
ント上リンク（１２１）の下部ピンホール（１２１ａ）
とスパイダー（１２２）の上部ピンホール（１２２ａ）
をユニバーサルジョイント上ピン（１２３）で軸設し、
前記スパイダー（１２２）の下部ピンホール（１２２
ｂ）はユニバーサルジョイント下リンク（１２４）の上
部ピンホール（１２４ａ）と一致させてユニバーサルジ
ョイント下ピン（１２５）を軸設して構成したユニバー
サルジョイント連接棒（１２０）と；クランク軸（２）
のクランプピン（７）に前記ユニバーサルジョイント連
接棒（１２０）のユニバーサルジョイント下リンク（１
２４）と連接棒キャップ（６）を嵌めて連接棒キャップ
ボルト（５）で締結し前記ピストン（１）とクランプ軸
（２）の間の相対的位置誤差を自動補償されるようにユ
ニバーサルジョイント型連接棒を取り付けたポンプであ
ることを特徴とする往復動機器の連接棒。 - 【請求項３】 シリンダー（１１）内のピストン（１）
に固定ボルト（２２２）で固定される上・下部軸受（２
２１），（２２１ａ）の溝（２２３）内においてすべる
球体（２２４）を固定ボルト（２２２ａ）によりスパイ
ダー（２２５）に固定し、前記スパイダー（２２５）の
下部ピンホール（２２５ａ）は下リンク（２２６）の上
部ピンホール（２２６ａ）と一致させ下ピン（２２７）
に軸設して構成するボールジョイント連接棒（２２０）
と；クランプ軸（２）のクランプピン（７）に前記ボー
ルジョイント連接棒（２２０）の下リンク（２２６）と
連接棒キャップ（６）を嵌めて連接棒キャップボルト
（５）で締結し、前記ピストン（１）とクランプ軸
（２）との間の相対的位置誤差を自動補償させるように
ボールジョイント型連接棒を取り付けた往復動内燃機関
であることを特徴とする往復動機器の連接棒。 - 【請求項４】 シリンダー（１１）内のピストン（１）
に固定ボルト（２２２）で固定される上・下部軸受（２
２１），（２２１ａ）の溝（２２３）内においてすべる
球体（２２４）を固定ボルト（２２２ａ）によりスパイ
ダー（２２５）に固定し、前記スパイダー（２２５）の
下部ピンホール（２２５ａ）は下リンク（２２６）の上
部ピンホール（２２６ａ）と一致させ下ピン（２２７）
に軸設して構成するボールジョイント連接棒（２２０）
と；クランプ軸（２）のクランプピン（７）に前記ボー
ルジョイント連接棒（２２０）の下リンク（２２６）と
連接棒キャップ（６）を嵌めて連接棒キャップボルト
（５）で締結し、前記ピストン（１）とクランプ軸
（２）との間の相対的位置誤差を自動補償させるように
ボールジョイント型連接棒を取り付けたポンプであるこ
とを特徴とする往復動機器の連接棒。 - 【請求項５】 ピストン（１）のクラウン部（３０
２），スカート部（３０３）及びこのクラウン部（３０
２）とスカート部（３０３）を結合させることができる
リベット締め円板（３０４）とで構成し、前記クラウン
部（３０２）は上端部外周縁に２〜３個の溝（３０５）
を凹設し、この溝（３０５）にピストンリング（３０
６）を嵌めることができるようにし、底面にはピストン
ピンホール（３０８）を穿孔した一対のクレピス（３０
７）を一体に形成し、上端部にはリベット孔（３０９）
を穿孔して構成し；前記スカート部（３０３）は外周縁
に長手方向に多数個の弾性翼根（３１０）を固定形で形
成してその終端に接触突起（３１１）を形成し、その内
周縁に止輪（３１２）を嵌合できる溝（３１３）を形成
して構成し；前記リベット円板（３０４）は中央に長方
形孔（３１４）が穿孔され、外周縁近くに前記クラウン
部（３０２）のリベット孔（３０９）と対応されるよう
にリベット孔（３１５）を穿孔してリベット（３１６）
で互いに結合されるように構成したことを特徴とする往
復動機器のピストン。 - 【請求項６】 ピストン（１）のクラウン部（３０
２），スカート部（３０３）及びこのクラウン部（３０
２）とスカート部（３０３）を結合させることができる
ようにしリベット締め円板（３０４）で構成し、前記ク
ラウン部（３０２）は上端部外周縁に２〜３個の溝（３
０５）を凹設し、この溝（３０５）にピストンリング
（３０６）を嵌めることができるようにし、底面にはピ
ストンピンホール（３０８）を穿孔した一対のクレピス
（３０７）を一体に形成し、上端部にはリベット孔（３
０９）を穿孔して構成し；前記スカート部（３０３）は
外周縁に長手方向に多数個の翼根固定溝（３３１）を等
間隔に形成し、この翼根固定溝（３３１）に金属板製翼
根（３３４）を浮動型で嵌め、上・下端部のリング溝
（３３３）に翼根固定リング（３３２）を嵌め前記金属
板製翼根（３３４）を固定して構成し；前記リベット締
め円板（３０４）は中央に長方形孔（３１４）が穿孔さ
れ外周縁近くに前記クラウン部（３０２）のリベット孔
（３０９）と対応されるようにリベット孔（３１５）を
穿孔してリベット（３１６）で互いに結合されるように
構成したことを特徴とする往復動機器のピストン。 - 【請求項７】 ピストン（３０１）のクラウン部（３０
２），スカート部（３０３）及びこのクラウン部（３０
２）とスカート部（３０３）を結合させることができる
リベット締め円板（３０４）で構成し、前記クラウン部
（３０２）は上端部外周縁に２〜３個の溝（３０５）を
凹設して、この溝（３０５）にピストンリング（３０
６）を嵌めることができるようにし、底面にはピストン
ピンホール（３０８）を穿孔した一対のクレピス（３０
７）を一体に形成し、上端部にはリベット孔（３０９）
を穿孔して構成し；前記スカート部（３０３）は外周縁
に長手方向に多数個の翼根固定溝（３３１ａ）を等間隔
に狭く形成し、この翼根固定溝（３３１ａ）に線材の鋼
線スプリング（３４０）を浮動型で嵌め、上・下端部の
リング溝（３３３ａ）に翼根固定リング（３３２ａ）を
嵌め前記鋼線スプリング（３４０）を固定して構成し；
前記リベット締め円板（３０４）は中央に長方形孔（３
１４）が穿設され外周縁近くに前記クラウン部（３０
２）のリベット孔（３０９）と対応されるようにリベッ
ト孔（３１５）を穿孔してリベット（３１６）で互いに
結合されるように構成したことを特徴とする往復動機器
のピストン。 - 【請求項８】 ピストン（３０１）のクラウン部（３０
２），スカート部（３０３）及びこのクラウン部（３０
２）とスカート部（３０３）を結合させることができる
ロールマウント円板（３０４）で構成し、前記クラウン
部（３０２）は上端部外周縁に２〜３個の溝（３０５）
を凹設して、この溝（３０５）にピストンピンホール
（３０８）を穿孔した一対のクレピス（３０７）を一体
に形成し、上端部にはリベット孔（３０９）を穿孔して
構成し；前記スカート部（３０３）は上下に接触ローラ
（３６０）をロールピボットピン（３６１）により回転
自在に軸設されるようにピンホール（３６２）を穿孔さ
せたロールトレインブラケット（３６３）を形成し、こ
のロールトレインブラケット（３６３）の“コ”の字型
固定部（３６４）に挿入固定されるようにロールマウン
ト円板（３５０）を形成し、その中央に孔（３５１）を
形成して、前記クラウン部（３０２）のリベット孔（３
０９）と対応できるようにリベット孔（３５２）を穿孔
して構成し；前記クラウン部（３０２）とロールマウン
ト円板（３５０）を一定の間隔で固定させるために端差
（３７１）が形成されたリベット（３７０）により互い
に結合できるように構成したことを特徴とする往復動機
器のピストン。
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|---|---|---|---|
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|---|---|
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