JPH0721613U - スタッカクレーンの手動操作装置 - Google Patents
スタッカクレーンの手動操作装置Info
- Publication number
- JPH0721613U JPH0721613U JP5495193U JP5495193U JPH0721613U JP H0721613 U JPH0721613 U JP H0721613U JP 5495193 U JP5495193 U JP 5495193U JP 5495193 U JP5495193 U JP 5495193U JP H0721613 U JPH0721613 U JP H0721613U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fork
- manual operation
- switch
- stacker crane
- operation device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 フォークを手動操作する場合の作業者の注意
を喚起することができ、荷の脱落等が生じるのを未然に
防止する。 【構成】 フォークの異常リセットスイッチ4と、フォ
ークの作動スイッチ6とを備えたスタッカクレーンの手
動操作装置であって、異常リセットスイッチ4と作動ス
イッチ6との両方を同時に操作した場合にのみ、所定の
位置からずれて停止しているフォークの手動操作が可能
なインタロックを設ける。
を喚起することができ、荷の脱落等が生じるのを未然に
防止する。 【構成】 フォークの異常リセットスイッチ4と、フォ
ークの作動スイッチ6とを備えたスタッカクレーンの手
動操作装置であって、異常リセットスイッチ4と作動ス
イッチ6との両方を同時に操作した場合にのみ、所定の
位置からずれて停止しているフォークの手動操作が可能
なインタロックを設ける。
Description
【0001】
本考案は、スタッカクレーンの手動操作装置に関する。特に、クレーンのフォ ークを手動操作する場合の作業者の注意を喚起することにより、荷の脱落等が生 じるのを未然に防止することができるスタッカクレーンの手動操作装置に関する ものである。
【0002】
従来より、スタッカクレーンには、フォーク等の動作を手動で行なうことがで きる手動操作装置が設けられている。
【0003】 このような手動操作装置は、自動運転中に何らかの異常で停止したクレーンを 復旧する場合などに有効に利用されており、通常、作業者は、荷の状態を目視し ながら操作盤のスイッチを操作している。
【0004】
上述した従来のスタッカクレーンの手動操作装置は、フォークのレベルやフォ ークの突出状態の如何にかかわらずフォークを作動させることができるようにな っていた。
【0005】 このため、フォークの状態を確認しないまま不用意にフォークを作動させてし まった場合には、荷の位置ずれを生じるなどの問題があった。特に、フォークが 完全に突出していない状態のままで不用意にフォークを作動させた場合には、荷 がラックから脱落してしまうなどの重大事故を起こすことがあった。
【0006】 本考案の目的は、以上のような問題点を解決し、フォークを手動操作する場合 の作業者の注意を喚起することができ、荷の脱落等が生じるのを未然に防止する ことができるスタッカクレーンの手動操作装置を提供することにある。
【0007】
上記目的を達成するために本考案は、フォークの異常リセットスイッチと、フ ォークの作動スイッチとを備えたスタッカクレーンの手動操作装置であって、前 記異常リセットスイッチと作動スイッチとの両方を同時に操作した場合にのみ、 所定の位置からずれて停止しているフォークの手動操作が可能なインタロックを 設けた構成とした。
【0008】
本考案は上記の構成としたので、次のような作用効果を奏する。
【0009】 すなわち、所定の位置からずれて停止しているフォークの手動操作は、インタ ロックによって異常リセットスイッチと作動スイッチとの両方を同時に操作した 場合にのみ可能になっているので、作業者が作動スイッチを不用意に操作すると いうミスを犯したとしても、フォークが作動してしまうことがない。
【0010】 したがって、本考案のスタッカクレーンの手動操作装置によれば、フォークを 手動操作する場合の作業者の注意を喚起することができ、その結果、荷の脱落等 が生じるのを未然に防止することができるという効果がある。
【0011】
以下、本考案の実施例について図面を参照して説明する。
【0012】 図1は本考案に係るスタッカクレーンの手動操作装置の一実施例を示す操作盤 の平面図である。
【0013】 同図において、1は自動運転(オンライン遠隔)と手動運転(ローカル)との 切替スイッチ、2は手動スイッチ群、3は表示ランプ、4は異常リセットスイッ チである。
【0014】 手動スイッチ群2は、クレーンの走行スイッチ5と、フォークの作動スイッチ 6と、クレーンの昇降台の昇降スイッチ7とからなっている。
【0015】 これらの手動スイッチ群2の各スイッチは、切替スイッチ1を手動運転側に切 り替えたときに有効となっている。
【0016】 本実施例では、異常復旧作業時などにおいて荷の受け渡し作業を手動運転によ って行うためにフォークを手動操作する際の安全を期すために、次のようなイン タロックが設けられている。
【0017】 荷の受け渡し作業を手動運転によって行う際、そのままフォークを昇降させる と荷の位置ずれや荷の脱落等が起こる位置、すなわちフォークが昇降台の中央に 完全に戻っていないか、フォークが完全に突出していない状態でフォークが停止 している場合には、図2に示すように、クレーンを手動運転側に切り替えたとし ても、異常リセットスイッチ4とフォークの上下動スイッチ6とを同時に操作し ない限り、荷の受け渡し作業、すなわちフォークの昇降操作が行えないようにな っている。
【0018】 これにより、フォークが所定の位置からずれて停止している場合に、不用意に フォークを昇降させるといったことがなく、作業者の不注意による事故が起こり にくくなっている。なお、フォークの位置検出は、図示しないセンサーによって 行なわれるようになっている。
【0019】 また、操作盤のレイアウト上、異常リセットスイッチ4と作動スイッチ6とは 間隔を隔てて配置されており、作業者が両手を使用しなければ、両方のスイッチ を同時に操作することができないようになっている。
【0020】 上述した本実施例のスタッカクレーンの手動操作装置によれば、フォークの位 置ずれが生じている場合には、異常リセットスイッチ4と作動スイッチ6の両方 を同時に操作した場合にのみフォークの手動操作が可能になっているので、作業 者が不用意に作動スイッチ6を操作したとしても、フォークが作動してしまうこ とがない。
【0021】 したがって、作業者の注意を喚起することができ、その結果、荷の脱落等の事 故が生じるのを未然に防止することができる。
【0022】 以上本考案の一実施例について説明したが、本考案は上記実施例に限定される ものではなく、適宜変形実施可能である。
【図1】本考案に係るスタッカスタッカクレーンの手動
操作装置の一実施例を示す操作盤の平面図。
操作装置の一実施例を示す操作盤の平面図。
【図2】図1の実施例のラダー図。
4 異常リセットスイッチ 6 作動スイッチ
Claims (1)
- 【請求項1】 フォークの異常リセットスイッチと、フ
ォークの作動スイッチとを備えたスタッカクレーンの手
動操作装置であって、前記異常リセットスイッチと作動
スイッチとの両方を同時に操作した場合にのみ、所定の
位置からずれて停止しているフォークの手動操作が可能
なインタロックを設けたことを特徴とするスタッカクレ
ーンの手動操作装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5495193U JPH0721613U (ja) | 1993-09-17 | 1993-09-17 | スタッカクレーンの手動操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5495193U JPH0721613U (ja) | 1993-09-17 | 1993-09-17 | スタッカクレーンの手動操作装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0721613U true JPH0721613U (ja) | 1995-04-21 |
Family
ID=12984980
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5495193U Pending JPH0721613U (ja) | 1993-09-17 | 1993-09-17 | スタッカクレーンの手動操作装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0721613U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010228856A (ja) * | 2009-03-26 | 2010-10-14 | Daifuku Co Ltd | 物品搬送設備 |
JP2010228857A (ja) * | 2009-03-26 | 2010-10-14 | Daifuku Co Ltd | 物品搬送設備 |
-
1993
- 1993-09-17 JP JP5495193U patent/JPH0721613U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010228856A (ja) * | 2009-03-26 | 2010-10-14 | Daifuku Co Ltd | 物品搬送設備 |
JP2010228857A (ja) * | 2009-03-26 | 2010-10-14 | Daifuku Co Ltd | 物品搬送設備 |
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