JPH07216130A - 複合材料から印刷インクを分離する方法 - Google Patents

複合材料から印刷インクを分離する方法

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JPH07216130A
JPH07216130A JP19017993A JP19017993A JPH07216130A JP H07216130 A JPH07216130 A JP H07216130A JP 19017993 A JP19017993 A JP 19017993A JP 19017993 A JP19017993 A JP 19017993A JP H07216130 A JPH07216130 A JP H07216130A
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polyethylene
separating
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Halteren Marcus Dr Van
マルクス・ファン・ハルテレン
Dieter Winkler
デイーター・ヴインクラー
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    • D21C5/00Other processes for obtaining cellulose, e.g. cooking cotton linters ; Processes characterised by the choice of cellulose-containing starting materials
    • D21C5/02Working-up waste paper
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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    • C08J11/10Recovery or working-up of waste materials of polymers by chemically breaking down the molecular chains of polymers or breaking of crosslinks, e.g. devulcanisation
    • C08J11/14Recovery or working-up of waste materials of polymers by chemically breaking down the molecular chains of polymers or breaking of crosslinks, e.g. devulcanisation by treatment with steam or water
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複合材料の成分を回収する方法であって印刷
インクの少なくとも有為な部分を複合材料から分離する
方法を提供する。 【構成】 水蒸気および/または水で複合材料を処理す
ることによってその複合材料中に存在する、好ましくは
紙層を分離する、複合材料から印刷インクを分離する方
法において、印刷インクおよび/または粘着性印刷イン
クもなあお含有してもよい外側プラスチック箔状物を残
りの複合材料から分離させる液体で該複合材料を処理
し、そして印刷インク粒子および外側プラスチック箔状
物が該液体内で上昇する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、箔状物が実質的に溶解
しないままであり且つ印刷インクおよび/または印刷イ
ンクを含む箔状物を残部の複合材料から分離し、且つこ
れらの密度に基づいて液体内で乗上昇させる条件下に該
複合材料を液体で処理することによって印刷された箔状
物および印刷されていない箔状物からなる複合材料から
印刷インクを分離する方法に関する。
【0002】
【従来技術】複合材料は、多量に市販されている包装材
料、例えばコーヒー、紅茶、歯磨き、化学薬品、飲料お
よびその他の製品の包装材料である。
【0003】複合材料における金属箔状物は、一般にア
ルミニウムからなるが、被覆物は、種々のプラスチック
材料、例えば異なるポリエチレン種、ポリプロピレン、
ポリエステル、ポリカーボネート、例えばエチレン−酢
酸ビニル、エチレン−プロピレンまたはポリ塩化ビニル
のコポリマーまたはエポキシ樹脂から構成されていてよ
い。
【0004】また、異なるプラスチック材料を含有する
多層複合材料も市販されている。更にまた、金属箔状物
は、セルロースを含有する材料、例えば紙で被覆するこ
とができる。代わりに、紙被覆物がプラスチック材料と
組み合わせて存在することができる。箔状物は、糊また
は接着剤を使用してあるいはこれらの材料を使用せずに
圧縮させることによって互いに複合させる。その他の用
途の例は、ケーブル、被覆ワイア、プラグ、閉鎖用キャ
ップおよびその他の日常用途の被覆された物品、例えば
ドアハンドルまたは工具、電気機器、回路板および種々
のその他の物品である。
【0005】複合材料、特にアルミニウムラミネートか
らの金属の回収は、かなりの経済的な価値を有してい
る。金属を回収することの重要性は、金属の価値が上昇
するに従って上昇している。従って、アルミニウム以外
に、銅の回収も非常に望ましいものである。回収に関し
てその他の重要な観点は、環境的な理由によるものであ
る。なぜなら、完全な複合材料が焼却された場合に、重
金属が大気中に放出されるからである。
【0006】紙層を含有する複合材料から、複合材料を
水蒸気で処理することによって長繊維セルロースが既に
多量の範囲で製紙プラントにおいて回収されている。ま
た、多量に適用される複合材料の熱可塑性材料、特にポ
リエチレン箔状物を回収するのは経済的に重要である。
【0007】PCT特許出願PCT/DE91/006
82号明細書は、複合材料から金属および被覆材料を回
収する方法を開示しており、この方法によると、紙層を
まず分離した後に、ポリエチレン箔状物を特定の溶剤、
特にC9 〜C10−芳香族に溶解する。この結果、通常は
アルミニウムからなる金属箔が純粋な状態で実用的に定
量に回収することができる。ポリエチレン溶液から溶剤
を分離することによって、ポリエチレンも、ポリエチレ
ンペレットを製造しそして真空下に操作することができ
る押出機により実用的に定量に回収することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この特許出願がリサイ
クル技術の分野における指標を表すが、印刷インクを分
離することはできない。その結果、回収されたポリエチ
レンペレットは、使用する印刷インクに依存して若干の
脱色を示す。
【0009】本発明において、印刷インクは、着色され
た印刷だけでなく黒および白印刷物も包含する。本発明
の目的は、複合材料の成分を回収する方法であって印刷
インクの少なくとも有為な部分の複合材料からの分離を
認める方法の提供であった。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、水蒸気お
よび/または水で複合材料を処理することによってその
複合材料中に存在する、好ましくは紙層を分離する、複
合材料から印刷インクを分離する方法において、印刷イ
ンクおよび/または粘着性印刷インクもなあお含有して
もよい外側プラスチック箔状物を残りの複合材料から分
離させる液体で該複合材料を処理し、そして印刷インク
粒子および外側プラスチック箔状物が該液体内で上昇
し、一方残部の複合材料が液体内で下降することを特徴
とする当業者には自明でない方法を開発することに成功
した。
【0011】下記の本発明による方法の詳細な説明にお
いて、元々存在していた紙が既に遊離された複合材料を
使用する。複合材料は、アルミニウム箔およびいくつか
のポリエチレンまたはポリプロピレン箔から高い頻度で
構成されている。またその他の熱可塑性材料、例えばポ
リエステルおよびポリ塩化ビニルを特定の用途に用いる
ことができる。
【0012】複合材料の用途は既に記載している。包装
が特に重要である。通常、包装用材料は印刷されてい
る。通常、印刷は紙層上に存在するが、紙層に接着され
ている外側の熱可塑生成物箔状物の外側においても存在
する。
【0013】異なる箔状物は、糊または接着剤で互いに
接着されているかもしくは圧縮により接着されている。
好適な温度での溶剤の適用は、外側の熱可塑性材料だけ
でなく全体の熱可塑性材料も溶解させる。
【0014】複合材料に使用される印刷インクは、通常
ポリアクリレートまたはその他のキャリヤーに分布され
るされる顔料であり、またこれらは糊または接着性も示
す。印刷インクは、紙上または紙層に接着している熱可
塑性箔状物の外側に存在することができる。通常、これ
はポリエチレン箔状物である。
【0015】セルロースを分離するために複合材料を水
蒸気および/または水で処理する際に、水は紙層に浸入
し、これによって紙またはセルロースが残部の複合材料
から分離し、そして再使用のためにこれを単離すること
ができる。印刷インク、特に紙層に印刷された印刷物の
場合には、少なくとも部分的に紙層を元々被覆している
外側のポリエチレン箔状物の内部に付着するので、一般
には少量のセルロースも印刷インク粒子または外側箔状
物に接着する。
【0016】紙の分離の後に、印刷インク、箔状物と少
量の印刷インクと残部の複合材料の混合物が得られる。
驚くべきことに、本発明者等は、数多くの液体が、一定
範囲の温度、すなわち、プラスチック箔状物が溶解する
温度以下の温度で印刷インクおよび少量の印刷インクを
含有する箔状物を残部の複合材料から分離させるという
ことを見出した。
【0017】これらの成分は、アルミニウム箔および多
量の熱可塑性樹脂からなる残部の複合材料より特に軽質
である。驚くべきことに、好適な液体を選択した場合に
密度の差が印刷インクおよび箔状物を含有する印刷イン
クの混合物を液体内で上昇させそして金属箔を含有し、
そして液体内で下降する残部の複合材料から完全に分離
させるということを見出した。この分離は分離装置内で
液体の好適な流速を調整することによって支持される。
【0018】金属箔をなおも含有する熱可塑性材料の分
離後、印刷インクは、好適な用途のための若干着色した
製品として使用することができる。数多くの液体、特に
有機溶剤またはこれらの混合物だけでなく塩または水と
その他の液体または溶液との混合物を本発明に従って使
用することができる。
【0019】例えば、4個ないし8個のC原子を有する
芳香族または脂肪族炭化水素であるが、エーテル類、ケ
トン類、エステル類、アルコール類およびその他の液体
を使用することができる。
【0020】本発明によると特に好適に適合する液体
は、アルキルベンゼン誘導体、例えばトルエン、キシレ
ン、エチルベンゼン、イソプロピルおよびプロピルベン
ゼン、メチル化もしくはアルキル化C9 およびC4 −ベ
ンゼンおよびこれらの溶剤の混合物である。
【0021】これらは、印刷インクおよび箔状物を含有
する印刷インクを分離した後にこれらの溶剤を使用して
温度の上昇により金属箔状物に接着された熱可塑性箔状
物を溶解するという付加的な利点を有している。従っ
て、純粋な金属、一般にはアルミニウムが得られる。溶
剤の分離後、色のない熱可塑性材料が、一般にはペレッ
トの形態で得られる。
【0022】技術品質のC8 〜C10−芳香族炭化水素留
分は、例えばキシレンユニット、エチレンユニットおよ
びプラットフォーミングユニットから得られる。混合C
9 −C10−芳香族炭化水素留分は、例えば約15%C9
芳香族炭化水素、75%C10−芳香族炭化水素および1
0%>C10−芳香族炭化水素から構成され、よって種々
の量の例えば15〜20%の非芳香族が存在する。
【0023】技術級留分の個々の成分の濃度は、本発明
によると広い範囲で異なることができる。印刷インク粒
子および箔状物を含有する印刷インクまたは元々印刷さ
れた箔状物の温度は、熱可塑性箔状物の溶解を回避する
ためあるいはほぼ回避するために十分に低く選択するべ
きである。
【0024】原則として2つの部分のオリジナル複合材
料の分離を異なる密度に基づいて行うので、この原則に
従って分離を行ういかなる装置も使用することができ
る。例えば、分級、デカンテーション、遠心およびその
他の分離装置を使用することができる。係る装置が当業
者に周知であるので、これらを特定しそして詳細に説明
しない。
【0025】本発明により好ましい装置は、いわゆる上
流分級を認めるものである。この場合に有効であるの
は、下部に攪拌装置あるいはパイプ内容物の混合を認め
るその他の装置が取付けられている円筒状パイプであ
る。
【0026】更にまた、本発明によると液体が分離装置
を介して上流の下側を流れるという利点を有している。
成分の分離は、この手段により支持される。液体を分離
装置の外側で所望の温度にまで加熱することができる。
代わりに、分離装置自身が加熱装置を持つことができ
る。
【0027】微細に分割された供給材料を側部から分離
装置に供給するのが好ましい。しかしながら、供給は、
滞留時間、流速、使用する液体の種類、調整した温度お
よび粒子径に依存して異なる位置で行うことができる。
【0028】滞留時間および温度は、使用する液体およ
び上記に列挙したその他のパラメーターに依存して選択
される。多くの場合、室温で操作するのが好ましい。適
用する温度は、80℃を越えてはならない。
【0029】成分の分離は連続してまたは不連続に行う
ことができる。不連続試験を以下の実施例に記載する。
【0030】
【実施例】
実施例1 微細に分割されそして乾燥した複合材料をプラットフォ
ーム装置からのC9 〜C10−芳香族留分に室温で垂直に
配置されたガラス管(内径約40mm、長さ約900m
m)中で懸濁する。
【0031】この粒子を強く攪拌し、これによってアル
ミニウム粒子に付着し得る印刷インク粒子を分離する。
十分な懸濁の後、液体を底部からガラス管にポンプで供
給し、これによって軽質の留分(印刷インク粒子および
印刷インクを含有するポリエチレン箔状物)を上流にフ
ラッシュする。
【0032】オーバーフロー混合物をフィルター上に回
収する。濾液をリサイクルする。ポリエチレンおよび印
刷インク粒子は、適用条件では溶解しない。
【0033】溶剤の使用量は2.2リットルであった。
複合材料の平均粒子径は、6mmであった。供給材料の
量は、10gであった。
【0034】分離装置内で、流速は1.25cm/sま
で上昇することができた。高い流速においては、アルミ
ニウム箔を含有する複合材料に関して洪水が生じた。
3.2gの印刷インク粒子および印刷インクを含有する
ポリエチレン箔状物が得られ、そして6.2gのアルミ
ニウム/ポリエチレンが得られた。引き続いて、この生
成物を溶剤で処理し、そしてポリエチレン箔状物を溶解
し、これによって若干緑色がかったペレットが生成物オ
ーバーヘッドから得られ、そして無色ないし白色の生成
物が底部で抜き取られた留分から得られた。
【0035】実施例2 平均粒子径が約4mmであった以外は、試験を実施例1
と同様にして行った。供給複合材料の量は、10gであ
った。分離に要した時間は、10分であった(0.15
cm/s)。
【0036】この試験を室温でかつ0.15cm/sな
いし035cm/sの流速で行った。後者の流速の後、
洪水が観察された。3.5gの印刷インク粒子/ポリエ
チレンおよび6.5gのアルミニウム/ポリエチレンが
得られた。
【0037】残留セルロース、おそらく残存複合材料に
接着しているものの完全な分離をもたらすために、印刷
インクのない単離された材料を、プラスチック材料を溶
解させるために溶剤中で加熱することができる。
【0038】高温下での付加的な上流分級により、セル
ロースは、ガラスカラムノオーベーヘッドで得ることが
できる。アルミニウムが純粋な状態で得られる。
【0039】溶剤の分離後、高品質の無色または白色の
ポリエチレンが得られる。以下の実施例3〜10におい
て10gの供給材料を各々使用した。 実施例3 試験を不連続に行った。
【0040】C9 −芳香族炭化水素の代わりに、トルエ
ンを使用した。攪拌速度を190r/分とした。分離の
時間は、20分であった。
【0041】1.5gの印刷インク/ポリエチレンおよ
び8.5gのアルミニウムおよびポリエチレン箔状物か
らなる複合材料が得られた。 リサイクル4 実施例3を繰り返した。
【0042】しかしながら、分離温度を50℃とした。
2.9gの印刷インク/ポリエチレンおよび7.1gの
アルミニウム/ポリエチレンが得られた。
【0043】実施例5 分離用の駅茶一般にをキシレンユニット留分からの技術
級キシレンとした。試験を室温で行った。その他の条件
は、実施例3で使用した条件に対応するものである。
【0044】2.1gの印刷インク/ポリエチレンおよ
び7.9gのアルミニウム/ポリエチレンが得られた。 実施例6 実施例5を繰り返した。しかしながら、試験温度は、5
0℃とした。2.4gの印刷インク/ポリエチレンおよ
び7.6gのアルミニウム/ポリエチレンが得られた。
【0045】実施例7 実施例5を繰り返した。しかしながら、エチレンユニッ
トからの技術級C10−芳香族炭化水素を室温で使用し
た。2.1gの印刷インク/ポリエチレンおよび7.9
gのアルミニウム/ポリエチレンが得られた。
【0046】実施例8 実施例7を繰り返した。試験温度は、50℃とした。
2.4gの印刷インク/ポリエチレンおよび7.6gの
アルミニウム/ポリエチレンが得られた。
【0047】実施例9 実施例3を繰り返した。しかしながら、テトラヒドロフ
ランを室温で使用した。2.7gの印刷インク/ポリエ
チレンおよび7.3gのアルミニウム/ポリエチレンが
得られた。
【0048】実施例10 実施例9を繰り返した。試験温度は、50℃とした。
4.6gの印刷インク/ポリエチレンおよび5.4gの
アルミニウム/ポリエチレンが得られた。
【0049】下記表は、多層状複合包装材料の代表的構
造を開示している。 〔表〕 PE OL箔状物 紙層 PE箔 Al箔 接着剤 PE箔 量(g/m2) 20 250 20 18 10 40〜60 密度(kg/m2) 940 - 940 270 940 940 厚さ (μ) 21 - 21 6.5 10 43〜64 生成物 (重量%) 5.4 63 5.4 4.9 2.7 13.6 紙なしの重量% 17 - 17 15 8.5 42.5 ──────────────────────────────── OL=外側層 紙層を外側に印刷した。
【0050】印刷インクの量は約50×10-3g・m3
であった。図面を参照して、本発明を付加的に説明す
る。図1において、1は攪拌機2が付された円筒形分離
装置である。3において、微細に分割された供給材料を
導入する。4においてアルミニウムを含有する残りの複
合材料を抜き取る。5において、印刷インク粒子とポリ
エチレンとの混合物を抜き取る。
【0051】6において不活性ガスを導入する。ガス出
口は、7である。8においてリサイクルされた溶剤を導
入する。
【0052】図2において、分離装置は、再び1により
設計されたものである。印刷インク粒子/ポリエチレン
を5を通過させることによってフィルター11中で回収
する。溶剤を中間容器9(14を介して不活性ガス供給
源に接続されそしてパイプ11を介して1に戻す)を流
動させる。印刷インク粒子/ポリエチレン混合物を11
からパイプ12を介して加熱することができる攪拌容器
10に通過させる。10において、ポリエチレンを溶解
する。最終的に溶剤を留去し、そして残部のポリエチレ
ンをペレット化する。これは若干着色している。13は
ポンプを表す。
【0053】生成物流4を攪拌容器内で熱溶剤で処理す
る。少量のアルミニウムが懸濁した無色のポリエチレン
溶液が得られる。アルミニウムの分離後、溶剤を留去
し、そして残りのポリエチレンをペレット化する。
【0054】本発明によると、紙層の前もっての分離な
しに印刷インクを分離することも可能である。本発明に
よる液体での処理は、液体の紙層への浸入を導き、これ
によって印刷インク、あるていどの印刷インクをなおも
含有している外側ポリエチレン箔状物およびある程度外
側ポリエチレン箔状物に付着するセルロースの混合物が
得られる。付加的に、アルミニウムおよびポリエチレン
箔状物からなる残りの複合材料が得られる。
【0055】再び、印刷インク粒子、外側ポリエチレン
層およびおそらくセルロースが液体内で上昇し、そして
アルミニウム/ポリエチレンが底部に下降する。本発明
による分離は、箔状物から構成されていない材料、例え
ば帯状物、小片、テープ状物、シート状物または円盤、
板状物を用いても可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の分離装置を表す。
【図2】本発明の分離装置を包含する複合材料の処理装
置を表す。
【符号の説明】
1・・・・分離機 2....攪拌機 9....中間容器 10....攪拌容器

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水蒸気および/または水で複合材料を処
    理することによってその複合材料中に存在する、好まし
    くは紙層を分離する、複合材料から印刷インクを分離す
    る方法において、印刷インクおよび/または粘着性印刷
    インクもなあお含有してもよい外側プラスチック箔状物
    を残りの複合材料から分離させる液体で該複合材料を処
    理し、そして印刷インク粒子および外側プラスチック箔
    状物が該液体内で上昇することを特徴とする、上記方
    法。
  2. 【請求項2】 上記液体による複合材料の処理を、複合
    材料のうちの熱可塑性材料がほんのわずかしか溶解しな
    い温度で遂行することを特徴とする請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 該複合材料が本質的に箔状物からなるこ
    とを特徴とする請求項1および2のうちの少なくとも1
    つの方法。
  4. 【請求項4】 使用する液体がキシレン−、エチレン−
    またはプラットホーミング装置から生じるC9 −芳香族
    炭化水素留分から少なくとも主成分としてなることを特
    徴とする請求項1ないし3のうちの少なくとも1つの方
    法。
  5. 【請求項5】 上記液体を分離装置内で底部から頂部に
    流すことを特徴とする請求項1ないし4のうちの少なく
    とも1つの方法。
  6. 【請求項6】 分離装置がカラム状装置であることを特
    徴とする請求項1ないし5の少なくとも1つの方法。
  7. 【請求項7】 複合材料がポリエチレンおよびアルミニ
    ウム箔を含有することを特徴とする請求項1ないし6の
    うちの少なくとも1つの方法。
  8. 【請求項8】 微細に分割された複合材料を側部から分
    離装置中に導入することを特徴とする請求項1ないし7
    のうちの少なくとも1つの方法。
JP19017993A 1992-08-01 1993-07-30 複合材料から印刷インクを分離する方法 Withdrawn JPH07216130A (ja)

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JP (1) JPH07216130A (ja)
KR (1) KR940005367A (ja)
AU (1) AU4434893A (ja)
CA (1) CA2101181A1 (ja)
DE (1) DE4225505C1 (ja)
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