JPH0721590U - レベルワウンドコイルの梱包用ドラム - Google Patents
レベルワウンドコイルの梱包用ドラムInfo
- Publication number
- JPH0721590U JPH0721590U JP5604693U JP5604693U JPH0721590U JP H0721590 U JPH0721590 U JP H0721590U JP 5604693 U JP5604693 U JP 5604693U JP 5604693 U JP5604693 U JP 5604693U JP H0721590 U JPH0721590 U JP H0721590U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wound coil
- level
- drum
- packing
- collar plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Packaging Of Machine Parts And Wound Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 レベルワウンドコイルの梱包用ドラムの梱包
時或いは輸送時におけるドラムの損傷を防止して、長期
間反復使用できるようにしたこと。 【構成】 レベルワウンドコイル1を挿入する胴筒2を
有し、該胴筒の両面側に、巻戻しシャフトの挿通孔3
と、スチールバンド7で締結する貫通孔4を有する鍔板
5を備えると共に、該鍔板の外周上に、エラストマーを
鋼板で被覆した保護体10を設けたことを特徴とするレ
ベルワウンドコイルの梱包用ドラム。
時或いは輸送時におけるドラムの損傷を防止して、長期
間反復使用できるようにしたこと。 【構成】 レベルワウンドコイル1を挿入する胴筒2を
有し、該胴筒の両面側に、巻戻しシャフトの挿通孔3
と、スチールバンド7で締結する貫通孔4を有する鍔板
5を備えると共に、該鍔板の外周上に、エラストマーを
鋼板で被覆した保護体10を設けたことを特徴とするレ
ベルワウンドコイルの梱包用ドラム。
Description
【0001】
本考案はレベルワウンドコイルと称されるコイル巻銅管の梱包用ドラムの改良 に関するものである。
【0002】
レベルワウンドコイルの梱包は、図4に示すようにレベルワウンドコイル1の 内側にドラムの胴筒2を挿入し、その両側面に巻戻しシャフトの挿通孔3と、ス チールバンド7で締結する貫通孔4を有する鍔板5を備えた梱包用ドラム6を用 いる。 梱包するときは、レベルワウンドコイル1を下方の鍔板5上に載置し、上方の 鍔板を取付け、上下の鍔板を貫通孔4を通したスチールバンド7により締結して 梱包する。 梱包されたドラムを輸送するときは、図5に示すように、レベルワウンドコイ ルが収納された梱包用ドラム6の複数個を、パレット8上に段積みして、荷崩れ しないように、パレットと梱包用ドラムをドラム結束用スチールバンド9によっ て結束する方式が採用されている。なお7は鍔板を結束したスチールバンドであ る。 また、梱包用ドラムは通常、天然や合成木材、プラスチック等で作られており 、メーカーとユーザーの間で反復使用されるものである。 しかし梱包用ドラムの上に直接スチールバンドを結束すると、梱包用ドラムの 角が損傷するために種々の工夫がなされている。
【0003】 その一つの方法は、梱包用ドラムを複数個段積みし、その上に天板を載置し、 パレットと天板とをスチールバンドで結束する(実開昭62−11776号公報 )、或いは、スチールバンドの当接する梱包用ドラムの鍔板周縁に角当てを施す (実開平2−124859号公報)等がある。 しかしながら、前者は天板を使用するため不経済であり、また後者は、スチー ルバンドの当接する4箇所に角当てを付けるため作業性が悪い等の欠点がある。 またレベルワウンドコイルを収納した梱包用ドラムを使用する場合は、梱包
用 ドラムを転倒することがあるのでドラムの鍔板が損傷し易い欠点があった。
用 ドラムを転倒することがあるのでドラムの鍔板が損傷し易い欠点があった。
【0004】
本考案は上記の問題について検討の結果なされたもので、天板を使用すること なく、直接スチールバンドで結束しても、或いは地面に倒してもドラムの鍔板の 損傷がなく、反復して使用が可能なレベルワウンドコイルの梱包用ドラムを開発 したものである。
【0005】
本考案はレベルワウンドコイルを挿入する胴筒を有し、該胴筒の両側面に、巻 戻しシャフトの挿通孔と、スチールバンドで締結する貫通孔を有する鍔板を備え ると共に、該鍔板の外周上に、エラストマーを鋼板で被覆した保護体を設けたこ とを特徴とするレベルワウンドコイルの梱包用ドラムである。
【0006】
本考案のレベルワウンドコイルの梱包用リールは、鍔板の外周上に、ゴム材料 等の弾性体からなるエラストマーを鋼板で被覆した保護体を設けてあるので、外 部からの衝撃に強く、またスチールバンドで結束するときに天板や角当てがなく とも鍔板の損傷はない。 さらに地面に転倒させても鍔板に損傷が生じることがなく、したがって長期間 にわたって反復使用することができるので経済的である。
【0007】
以下に本考案の一実施例について図面を参照して説明する。 図1は本考案に係るレベルワウンドコイルの梱包用ドラムの断面図であり、1 はレベルワウンドコイル、2は胴筒、3は巻戻しシャフトの挿通孔、4はスチー ルバンドの貫通孔、5は鍔板である。 上記の鍔板5の外周上には、弾性体からなるエラストマーを鋼板で被覆した保 護体10が設けられている。この保護体10は図2の拡大図に示すように、鍔板 5の外周が段状に薄肉に形成されており、その外周面に嵌合するように凹状に形 成された、天然ゴム、ブチルゴム、スチレン−ブタジエンゴム、クロロスルホン 化ポリエチレン、ニトリルゴム、エチレンプロピレンゴム、ポリウレタンゴム等 の弾性体からなるエラストマー11を嵌合し、その外周を鋼板12で被覆したも のである。
【0008】 この梱包用ドラムを使用してレベルワウンドコイルを梱包するには、レベルワ ウンドコイル1を下方の鍔板5上の胴筒2に挿入載置し、上方の鍔板5を取付け 、スチールバンドの貫通孔4を通してスチールバンド7をかけ、上下の鍔板を締 付けて結束する。 またこの梱包用ドラムを輸送するときには、図3に示すように、レベルワウン ドコイルが収納された梱包用ドラム6の複数個を、パレット8上に段積みして、 荷崩れしないように、パレット8と梱包用ドラム6をドラム結束用スチールバン ド9によって結束する。この際、鍔板の外周上には保護体10が設けられている ので、天板や角当てを使用しなくとも鍔板が損傷することはない。 また輸送作業中や巻戻し作業中に衝撃が与えられても、保護体が衝撃を緩和す るのでコイルの損傷を防止できる。さらに鍔板の強度が高いので長期間の反復使 用が可能となり経済的である。
【0009】
以上に説明したように本考案によれば、天板や角当ての必要がなく、梱包用ド ラムの損傷を防止でき、長期間の反復使用が可能となるもので工業上顕著な効果 を奏するものである。
【図1】本考案の一実施例に係るレベルワウンドコイル
の梱包用ドラムの断面図
の梱包用ドラムの断面図
【図2】本考案の一実施例に係るレベルワウンドコイル
の梱包用ドラムの保護体の拡大断面図
の梱包用ドラムの保護体の拡大断面図
【図3】本考案の一実施例に係るレベルワウンドコイル
の梱包用ドラムの段積み状態を示す斜視図
の梱包用ドラムの段積み状態を示す斜視図
【図4】従来のレベルワウンドコイルの梱包用ドラムの
断面図
断面図
【図5】従来のレベルワウンドコイルの梱包用ドラムの
段積み状態を示す斜視図
段積み状態を示す斜視図
1 レベルワウンドコイル 2 胴筒 3 巻戻しシャフトの挿通孔 4 スチールバンドの貫通孔 5 鍔板 6 梱包用ドラム 7 スチールバンド 8 パレット 9 ドラム結束用スチールバンド 10 保護体 11 エラストマー 12 鋼板
Claims (1)
- 【請求項1】 レベルワウンドコイルを挿入する胴筒を
有し、該胴筒の両側面に、巻戻しシャフトの挿通孔と、
スチールバンドで締結する貫通孔を有する鍔板を備える
と共に、該鍔板の外周上に、エラストマーを鋼板で被覆
した保護体を設けたことを特徴とするレベルワウンドコ
イルの梱包用ドラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5604693U JPH0721590U (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | レベルワウンドコイルの梱包用ドラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5604693U JPH0721590U (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | レベルワウンドコイルの梱包用ドラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0721590U true JPH0721590U (ja) | 1995-04-18 |
Family
ID=13016149
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5604693U Pending JPH0721590U (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | レベルワウンドコイルの梱包用ドラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0721590U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014069475A1 (ja) * | 2012-10-31 | 2014-05-08 | キョーラク株式会社 | ロール体用支持部材 |
-
1993
- 1993-09-22 JP JP5604693U patent/JPH0721590U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014069475A1 (ja) * | 2012-10-31 | 2014-05-08 | キョーラク株式会社 | ロール体用支持部材 |
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