JPH07215777A - 多孔質セラミックス及びその製造方法 - Google Patents

多孔質セラミックス及びその製造方法

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JPH07215777A
JPH07215777A JP6033289A JP3328994A JPH07215777A JP H07215777 A JPH07215777 A JP H07215777A JP 6033289 A JP6033289 A JP 6033289A JP 3328994 A JP3328994 A JP 3328994A JP H07215777 A JPH07215777 A JP H07215777A
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pores
porous
ceramics
porous ceramics
oxide
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JP6033289A
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Kazuo Osumi
和生 大角
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Isuzu Ceramics Research Institute Co Ltd
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Isuzu Ceramics Research Institute Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、気孔率をアップし、大きいサイズ
の気孔を形成した多孔質セラミックス及びその製造方法
を提供することである。 【構成】 この多孔質セラミックスは、SiCセラミッ
クスを母相1として開気孔の空隙部を有し、母相1中に
Fe化合物が点在すると共に開気孔を有し、開気孔が球
径に換算して10μm以上の径を有する大気孔2と該大
気孔2の1/3以下の径を有する小気孔3とから成り、
小気孔3が大気孔2を形成する壁面及び大気孔2の周囲
に形成されているので、気孔率を大幅にアップでき50
%以上の多孔体を得ることができ、相対密度を低減で
き、母相1中に大きい気孔を形成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、SiCセラミックス
を母相する多孔質セラミックス及びその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、連続した気孔を有するSiC焼結
多孔質セラミックスは、樹脂等の多孔材を中子にして、
多孔材の空隙にセラミックスを充填させて成形を行い、
多孔材を加熱除去して空隙とした後、焼成を行って焼結
多孔質体を作製したり、原料粒子径の調整によって焼結
多孔質体に作製したり、或いは反応焼結法によって焼結
多孔質体を作製している。そして、焼結多孔質体を作製
する場合に、焼結多孔質体を原料粒子径の調整によっ
て、或いは反応焼結法によって作製する方法では、ミク
ロ細孔即ち小気孔を押し出し成形等によってマクロ細孔
即ち大気孔を形成しているものである。
【0003】また、炭化ケイ素SiC、窒化硼素BNを
窒化ケイ素Si3 4 中に分散させて摩擦係数を低減す
るものは、例えば、特開昭59−30769号公報に開
示されている。また、焼結助剤として、Fe3 4 等の
鉄Feの酸化物を添加した窒化ケイ素Si3 4 は、例
えば、特開昭61−72685号公報等に開示されてい
る。
【0004】更に、特開昭63−2868号公報には、
耐熱性治具用炭化珪素質焼結体が開示されている。該耐
熱性治具用炭化珪素質焼結体は、実質的に収縮させるこ
となく焼結させた多孔質炭化珪素焼結体に、SiO2
PbO,Al2 3 ,BeO,CaO,B2 3 ,Ti
2 ,MgO,SrO,ZrO2 ,CuO,ZnO,F
2 3 ,Na2 O,K2 O,Li2 O,Y2 3 から
選ばれるいずれか少なくとも1種が多孔質体の気孔の容
積の少なくとも5容積%含まれているものである。
【0005】また、特開平1−145377号公報に
は、炭化ケイ素質ハニカム構造体及びその製造方法が開
示されている。該炭化ケイ素質ハニカム構造体は、薄い
隔壁を隔てて軸方向に多数の貫通孔が隣接しており、該
隔壁が平均アスペクト比2〜50の範囲内の板状結晶を
主体として構成される三次元の網目構造を有する多孔質
体から成り、該網目構造の開気孔の平均気孔径がハニカ
ム構造体中央部隔壁から外周部隔壁に向かうにつれ、段
階的又は連続的に大きくなるように形成されているもの
である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、中子を
用いて焼結多孔質セラミックスを作製する場合には、中
子を加熱除去する際に中子が膨脹し、割れ、クラックが
生じ易く、また、加熱時に分解したC,Oが焼結を阻害
することがある。また、従来の焼結多孔質セラミックス
を樹脂等の中子を用いて焼成して作製する方法では、φ
50μm以下の細孔を有する多孔体を得ることは困難で
ある。
【0007】或いは、原料粒子径の調整、或いは反応焼
結法で焼結多孔質セラミックスを作製する場合には、φ
50μm以上の細孔を有する多孔体を得ることは困難で
ある。また、気孔率50%以上の多孔体を作製すること
は困難であった。更に、ミクロ細孔即ち小気孔を押し出
し成形等によってマクロ細孔を作製する場合に、マクロ
細孔を独立或いは屈曲させることは困難であった。しか
も、従来の多孔質セラミックスは、図5に示すように、
焼結体の母相5中にマクロ細孔6とミクロ細孔7とが形
成されており、マクロ細孔6とミクロ細孔7とは母相5
に互いに独立して分布して形成されている。
【0008】そこで、この発明の目的は、上記の課題を
解決することであり、SiCセラミックスを母相とし、
母相中にFe化合物が点在しており、大きな開気孔の空
隙部を有すると共に、大気孔を形成する壁面に小気孔が
形成されており、オイルとの吸着性に優れ、気孔がオイ
ル溜りの機能を果たして低摩擦多孔質セラミックスを提
供したり、或いは排気ガス中のパティキュレートを有効
に捕集することができる多孔質セラミックス及びその製
造方法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するために、次のように構成されている。即ち、
この発明は、SiCセラミックスを母相とし、該母相中
にFe化合物が点在すると共に開気孔を有しており、前
記開気孔が大気孔と該大気孔の径より小さい小気孔とか
ら成り、前記小気孔が前記大気孔を形成する壁面及び前
記大気孔の周囲に形成されていることを特徴とする多孔
質セラミックスに関する。
【0010】また、この多孔質セラミックスにおいて、
前記大気孔は球径に換算して10μm以上の径を有して
おり、前記小気孔は前記大気孔の1/3以下の径を有し
ているものである。
【0011】また、この多孔質セラミックスにおいて、
前記Fe化合物はFeの酸化物、珪化物、炭化物又は窒
化物である。
【0012】或いは、この発明は、SiCセラミックス
及び焼結助材にセラミックスの焼結温度以下で発泡する
発泡物質を添加して焼成することによって開気孔が形成
されることを特徴とする多孔質セラミックスの製造方法
に関する。
【0013】また、この多孔質セラミックスの製造方法
において、前記発泡物質がFe酸化物である。更に、前
記Fe酸化物の添加量は40wt%以上である。
【0014】
【作用】この発明による多孔質セラミックス及びその製
造方法は、上記のように構成されており、次のように作
用する。即ち、この発明は、相対密度を低減し、気孔率
をアップした多孔質セラミックスを提供できる。従っ
て、この多孔質セラミックスは、例えば、オイルとの吸
着性に優れ、気孔がオイル溜りの機能を果たして低摩擦
セラミックスを提供でき、摺動部材に適用できる。或い
は、この多孔質セラミックスは、例えば、ディーゼルパ
ティキュレートフィルタとして適用して排気ガス中のパ
ティキュレートを有効に捕集することができる。
【0015】この多孔質セラミックスは、SiCセラミ
ックス及び焼結助剤にセラミックスの焼結温度以下で発
泡するFe酸化物等の発泡物質を添加して焼成すること
によって大きな気孔で気孔率の大きい多孔質焼結体に形
成させることができ、しかも、小気孔を大気孔の壁面及
び周囲に形成させることができる。
【0016】この多孔質セラミックスは、その製造方法
において、焼成工程で中子、原料の粒度調整を行う必要
がなく、容易に確実に最適状態の前記開気孔を有する多
孔質焼結体に作製することができる。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明による多孔
質セラミックス及びその製造方法の実施例を説明する。
図1はこの発明による多孔質セラミックスについてのF
e酸化物の添加量に対する相対密度を示すグラフ、図2
はこの発明による多孔質セラミックスについてのFe酸
化物の添加量に対する大気孔サイズを示すグラフ、図3
はこの発明による多孔質セラミックスについてのFe酸
化物の添加量に対する気孔率を示すグラフ、及び図4は
この発明による多孔質セラミックスの一実施例を示す説
明図である。
【0018】この多孔質セラミックスは、図4に示すよ
うに、SiCセラミックスを母相1とし、該母相1中に
Fe化合物が点在すると共に開気孔を有しており、該開
気孔が球径に換算して10μm以上の径を有するマクロ
気孔即ち大気孔2と該大気孔2の1/3以下の径を有す
るミクロ気孔即ち小気孔3とから成り、小気孔3が大気
孔2を形成する壁面及び大気孔2の周囲に形成されてい
る。しかるに、従来の多孔質セラミックスは、図5に示
すように、大気孔6と小気孔7とが独立して分布してい
るものであった。また、この多孔質セラミックスにおい
て、Fe化合物はFeの酸化物、珪化物、炭化物又は窒
化物である。
【0019】この多孔質セラミックスは、図1に示すよ
うに、Fe化合物であるFe酸化物の添加量が多いこと
によって相対密度が小さくなる。また、この多孔質セラ
ミックスは、図2に示すように、Fe酸化物の添加量が
多いことによって大気孔のサイズを大きく形成させるこ
とができる。図2では、Fe酸化物の添加量が、30w
t%以上添加されることによって気孔のサイズが大きく
なっている。そして、この多孔質セラミックスは、図3
に示すように、Fe酸化物の添加量が多いことによって
気孔率が大きくなるものである。
【0020】次に、この発明による多孔質セラミックス
の製造方法について説明する。この多孔質セラミックス
の製造方法は、主として、SiCセラミックス及び焼結
助材にセラミックスの焼結温度以下で発泡する発泡物質
を添加して焼成することによって開気孔が形成されるも
のである。また、この多孔質セラミックスの製造方法に
おいて、SiCセラミックスと焼結助剤とは別に、金属
酸化物から成る発泡物質を30vol%以上添加して混
合物を作り、その混合物を成形して成形体を形成し、該
成形体を焼結することによって、母材1にマクロ気孔即
ち大気孔2とミクロ気孔即ち小気孔3から成る開気孔を
有する多孔質セラミックスを製造することができる。こ
れらの開気孔については、大気孔2を形成する壁面に小
気孔3が形成されていると共に、大気孔2の周囲に多数
の小気孔3が形成されている。上記発泡物質がFe酸化
物であり、Fe酸化物の添加量が40wt%以上に設定
されているものである。発泡物質としては、母材1中に
Fe化合物を点在させていることから、Fe酸化物であ
ることが好ましく、それによって摩擦係数を低減するこ
とができる。
【0021】次に、この発明による多孔質セラミックス
の製造方法の一実施例を説明する。 〔実施例1〕この多孔質セラミックスの製造方法におい
て、まず、SiC,Cの混合粉末に、Fe酸化物を所定
量加え、メタノール、バインダと共に、ボールミルにて
約24時間混合して混合物を作った後、該混合物をスプ
レードライヤによって造粒処理を行なって粒状物を作っ
た。
【0022】次いで、造粒処理したこれらの粒状物を、
33×33×7mmの内寸とした金型内で予備成形した
後、予備成形体をCIPによって約2000kgf/c
2のプレス圧によって直方体の種々の成形体を得た。
これらの成形体を脱脂した後に、これらの脱脂成形体を
20Paの真空中で溶融Siに浸漬させ、最高温度16
00℃まで加熱焼成して焼結体即ち多孔質セラミックス
を作製した。更に、焼結体中の残留Siを除去するため
に、20Paの真空中で1700℃まで加熱した。
【0023】上記工程により作製した焼結体即ち多孔質
セラミックスより、4点曲げ強度評価用テストピースを
切り出し、テストピースの相対密度の測定、気孔サイズ
の測定及び気孔率の測定、及びX線回折(XRD)によ
る分析強度測定を行った。それらの結果を図1、図2及
び図3に示す。各図のグラフから分かるように、Fe酸
化物の添加量が増加するに従って、相対密度が小さくな
り、大気孔サイズ及び気孔率が大きくなる傾向であるこ
とが分かる。この多孔質セラミックスは、特に、Fe酸
化物の添加量が30wt%以上になると、大気孔2が多
く存在するようになった。この多孔質セラミックスの焼
結体の断面をSEM(ScanningElectro
n Microscopy)で観察すると、φ10〜φ
20μmの大気孔2の壁面及びそれらの周囲にφ1〜φ
2μmの小気孔3が形成されていた(図4参照)。XR
D分析では、出発原料→焼結→真空熱処理と進む過程に
おいて、SiCはα→α+β→α+βと変化し、また、
Fe酸化物は、Fe3 4 →FeSi→FeSi2 へと
変化していることが分かった。
【0024】この発明による多孔質セラミックスを、従
来の多孔質セラミックスと比較するため、比較例1の焼
結体を作製した。 〔比較例1〕比較例1の焼結体の製造方法では、Si
C,Cの混合粉末をメタノール、バインダと共に、ボー
ルミルにて約24時間混合して混合物を作った後、該混
合物をスプレードライヤによって造粒処理を行なって粒
状物を作った。
【0025】次いで、造粒処理したこれらの粒状物を、
33×33×7mmの内寸とした金型内で予備成形した
後、予備成形体をCIPによって約2000kgf/c
2のプレス圧によって直方体の種々の成形体を得た。
これらの成形体を脱脂した後に、これらの脱脂成形体を
20Paの真空中で溶融Siに浸漬させ、最高温度16
00℃まで加熱焼成して焼結体を作製した。更に、焼結
体中の残留Siを除去するために、20Paの真空中で
1700℃まで加熱した。
【0026】上記工程により作製した比較例1の焼結体
より、テストピースを切り出し、該テストピースの気孔
サイズの測定、気孔率の測定を行った。その結果、比較
例1の焼結体は、気孔率は22〜23%であり、気孔サ
イズはφ1〜φ10μmであった。しかも、SiCセラ
ミックスの母材中の気孔は、図5に示すように、独立し
て分布していた。
【0027】
【発明の効果】この発明による多孔質セラミックス及び
その製造方法は、上記のように構成されており、次のよ
うな効果を有する。即ち、この多孔質セラミックスは、
SiCセラミックスを母相として開気孔の空隙部を有
し、前記母相中にFe化合物が点在すると共に開気孔を
有し、前記開気孔が球径に換算して10μm以上の径を
有する大気孔と該大気孔の1/3以下の径を有する小気
孔とから成り、前記小気孔が前記大気孔を形成する壁面
及び前記大気孔の周囲に形成されているので、気孔率を
大幅にアップでき、気孔率50%以上の多孔体を得るこ
とができ、相対密度を低減できる。
【0028】特に、この多孔質セラミックスの製造につ
いては、SiCセラミックスと焼結助剤とは別に焼結温
度以下で発泡する金属酸化物を30wt%以上添加し
て、焼結することにより、焼成工程において、従来のよ
うな中子を必要とせず、また、原料の粒度調整を行うこ
となく、金属酸化物の添加量を調整することで、容易に
前記大気孔と前記小気孔との分布、気孔サイズ、気孔率
及び相対密度をコントロールすることができ、適用技術
分野に応じて最適状態の多孔質セラミックスを得ること
ができる。この多孔質セラミックスの製造によれば、気
孔率をアップでき且つ相対密度を低減できると共に、気
孔サイズを大きく形成することができ、特に、前記小気
孔を前記大気孔の壁面及び前記大気孔の周囲に形成する
ことができる。
【0029】また、この多孔質セラミックスは、Fe化
合物が点在しているので、Fe化合物がオイルとの吸着
性にすぐれるため、低摩擦化となり、摺動部材等に適用
できる。特に、この多孔質セラミックスは、例えば、デ
ィーゼルパティキュレートフィルタとして適用して排気
ガス中のパティキュレートを有効に捕集することができ
る。即ち、パティキュレートは前記大気孔中に捕集さ
れ、加熱処理でフィルタは効率的に再生される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による多孔質セラミックスについての
Fe酸化物の添加量に対する相対密度を示すグラフであ
る。
【図2】この発明による多孔質セラミックスについての
Fe酸化物の添加量に対する大気孔サイズを示すグラフ
である。
【図3】この発明による多孔質セラミックスについての
Fe酸化物の添加量に対する気孔率を示すグラフであ
る。
【図4】この発明による多孔質セラミックスの一実施例
を示す説明図である。
【図5】従来の多孔質セラミックスの一例を示す説明図
である。
【符号の説明】 1 SiCセラミックスの母相 2 大気孔 3 小気孔

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 SiCセラミックスを母相とし、該母相
    中にFe化合物が点在すると共に開気孔を有しており、
    前記開気孔が大気孔と該大気孔の径より小さい小気孔と
    から成り、前記小気孔が前記大気孔を形成する壁面及び
    前記大気孔の周囲に形成されていることを特徴とする多
    孔質セラミックス。
  2. 【請求項2】 前記大気孔は球径に換算して10μm以
    上の径を有しており、前記小気孔は前記大気孔の1/3
    以下の径を有していることを特徴とする請求項1に記載
    の多孔質セラミックス。
  3. 【請求項3】 前記Fe化合物がFeの酸化物、珪化
    物、炭化物又は窒化物であることを特徴とする請求項1
    に記載の多孔質セラミックス。
  4. 【請求項4】 SiCセラミックス及び焼結助材にセラ
    ミックスの焼結温度以下で発泡する発泡物質を添加して
    焼成することによって開気孔が形成されることを特徴と
    する多孔質セラミックスの製造方法。
  5. 【請求項5】 前記発泡物質がFe酸化物であることを
    特徴とする請求項4に記載の多孔質セラミックスの製造
    方法。
  6. 【請求項6】 前記Fe酸化物の添加量は40wt%以
    上であることを特徴とする請求項5に記載の多孔質セラ
    ミックスの製造方法。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002096827A1 (fr) * 2001-05-31 2002-12-05 Ibiden Co., Ltd. Corps fritte ceramique poreux et procede permettant sa production, et filtre a gasoil particulaire
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