JPH072152B2 - 電動調理器 - Google Patents

電動調理器

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JPH072152B2
JPH072152B2 JP61216845A JP21684586A JPH072152B2 JP H072152 B2 JPH072152 B2 JP H072152B2 JP 61216845 A JP61216845 A JP 61216845A JP 21684586 A JP21684586 A JP 21684586A JP H072152 B2 JPH072152 B2 JP H072152B2
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JP
Japan
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wall
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敦之 高山
進 谷岡
博 鵜沢
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東京電気株式会社
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J43/00Implements for preparing or holding food, not provided for in other groups of this subclass
    • A47J43/04Machines for domestic use not covered elsewhere, e.g. for grinding, mixing, stirring, kneading, emulsifying, whipping or beating foodstuffs, e.g. power-driven
    • A47J43/07Parts or details, e.g. mixing tools, whipping tools
    • A47J2043/0738Means for storing accessories

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  • Food-Manufacturing Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、果物や野菜等の被加工物を細断する電動調
理器に関する。
[従来の技術] 従来、果物や野菜等の被加工物を切削したり、細断した
りする調理器としては、モータを配設した本体の上面に
容器を装着し、その容器内に導入された回転軸にカッタ
ーを取付けてカッターの上面で被加工物をころがしなが
ら切削する形式のものと、容器内に導入された回転軸に
カッターを取付けて、容器の蓋体に設けられている材料
投入口から被加工物を投入しつつ押圧して、カッターに
より被加工物を切削する形式のものとがある。
後者の材料投入口から被加工物を投入しつつ押圧して、
カッターにより被加工物を切削する形式のものとして、
発明者等は、第8図に示すように、本体70の上面に、着
脱自在に載置されている容器71の上端開口部を覆う蓋体
72の上面に、この蓋体72の略半分の大きさを持つ略半円
形状の投入筒73を一体的に形成して、内部に投入口74を
設けるとともに、この投入口74の上端開口部を投入筒蓋
75で覆っている。さらに、投入筒蓋75に、投入口74内を
摺動自在に上下動する第1の押棒76を摺動自在に設ける
とともに、第1の押棒76の内部を中空にして小投入口77
とし、この小投入口77に第2の押棒78を摺動自在に上下
動するようにした形式の電動調理器を提案した。
この電動調理器では、蓋体72が容器71の上端部内壁面と
当接する嵌合部72aは、投入筒73が形成されていない部
分に対応する略半円形状に形成されており、投入筒73と
容器71とが嵌合するのこりの略半円形状の部分には、投
入筒73の外壁面に、リブ79が複数箇所突設されており、
このリブ79が容器71の上端部内壁面に当接して、容器71
と蓋体72との水平方向の位置決めをしている。
このような構成であるから、容器71内に突出している回
転軸80にカッター81を固定した後、容器71の上端開口部
を蓋体72で覆うと、リブ79は容器71の上端部内壁面に当
接して蓋体72と容器71との水平方向の位置決めしてい
る。
次いで、モータ82により回転軸80が駆動され、カッター
81が回転すると、投入筒73内の被加工物は、カッター81
の刃81aで切削され、この刃81aの前面に設けられている
スリット(図示せず)から容器71内に落下する。
調理終了後は、第9図に示すように、収納ケース83にカ
ッター81を収納した後、この収納ケース83の開口部を蓋
体72で覆う。この時、リブ79は収納ケース83の上端部内
壁面と当接しているだけであるので、単に蓋体72を収納
ケース83に載置した状態では、投入筒73側が重いから、
蓋体72は傾斜した状態となり不安定であるが、蓋体72に
設けられている投入筒73の上端開口部を投入筒蓋75で覆
い、収納ケース83の引掛け部85で蓋体72と投入筒蓋75と
を固定している。
又、第10図に示すように、容器71と蓋体72との嵌合部72
aを投入筒73の周囲にまで延長して、蓋体72の投入筒73
側の側壁72bを形成して、嵌合部72aと側壁72bの下端部
とにより容器71の上端開口部の全周囲まで形成した場
合、間隙84を介在させて投入筒73の側壁73aと蓋体72の
側壁72bとの2枚の壁面が形成される。
あるいは、蓋体72の投入筒73側の側壁72bを投入筒73の
側壁73aとを一体的に肉厚に形成する場合もある。
[発明が解決しようとする問題点] 容器71の上端開口部を蓋体72で覆う際、リブ79は単に容
器71の上端部内壁面と当接するようになっているので、
容器71と蓋体72との水平方向はリブ79により位置決めさ
れるが、垂直方向の位置決めが出来ない。
又、第10図に示すように、嵌合部72aと側壁72bとを連設
して、蓋体72の全周囲に形成したもののうち、前者のよ
うに、間隙84を介在させて蓋体72の側壁72bと投入筒73
の側壁73aとの2枚の壁面を形成した形式のものは、間
隙84が狭いため、ここに、ゴミがたまりやすく、掃除し
にくい。又、後者の肉厚に形成した形式のものは、合成
樹脂による成型性が悪くなるという問題があった。
[問題点を解決するための手段] この発明は、略半円形状の投入筒の中心部に、カッター
の回転中心を位置決めするとともに、このカッターの半
径より、カッターの回転中心から投入筒の内壁面までの
距離を小さく設定し、投入筒の円弧状の壁部の内壁面に
は,この投入筒内の被加工物の回転を阻止する垂直方向
に長いガイドリブが複数箇所に設けられ,且つ,外壁面
には,ガイドリブにそれぞれ対向位置させて容器との水
平方向の位置決め用のリブを複数箇所に設けるととも
に,これら位置決め用のリブのうち少なくとも1箇所の
位置決め用のリブの下端部に,容器の縁部に係合して垂
直方向の位置決めをする段部を設けるようにしたもので
ある。
[作用] 容器の上端部開口部を蓋体で閉鎖すると、リブの段部が
容器の上端内壁面と縁部とに当接して容器と蓋体との水
平方向および垂直方向の位置決めがなされる。
次に、この蓋体に設けられている投入筒の投入口から被
加工物を入れる。スイッチがオンしてモータが駆動され
ると、回転軸が回転してカッターが回転するから、押棒
でカッター上の被加工物を押圧すると、被加工物はカッ
ターの刃により切削され、容器の下部に収納される。
さらに、カッターの半径より、カッターの回転中心から
投入筒の円弧状の内壁面までの距離が小さく設定されて
いるので、カッター上面の被加工物がカッターと投入筒
の下端縁との間隙から容器内に落下することはない。
[実施例] この発明の実施例を、第1図〜第7図に基づいて詳細に
説明する。
第1図〜第2図において、1は電動調理器で、モータ2
を内臓している本体3と、この本体3の上面に着脱自在
に載置される容器4と、この容器4の上端開口部とスイ
ッチ5が配設されている本体3の突出部3aとを覆うとと
もに、投入筒6を上面に一体的に延設した蓋体7と、投
入筒6の投入口(以下、大投入口8と記す)と本体3の
突出部3aとに対向位置する蓋体部分7aの上面とを覆う投
入筒蓋9と、投入筒6に摺動自在に嵌入している押棒
(以下、第1の押棒10と記す)と、この第1の押棒10に
設けられている小投入口11に摺動自在に嵌入する第2の
押棒12と、カッター28とにより構成されている。
本体3の内部には、モータ2が支持台13に固定されてお
り、モータ軸14に固定されているピニオン15と噛合する
歯車16とを介して、本体3の上面中央部に回転自在に突
出している回転軸17に連結されて、モータ2の回転を回
転軸17に伝達している。
本体3の周縁部上面には載置台部18が一体的に形成され
ており、本体3の側部には、容器4の側面に沿って突出
部3aが設けられており、この突出部3aの内部にはスイッ
チ5が配設されているとともに、このスイッチ5の可動
端子19、20は突出部3aの上面に開口している穴21、22に
対向位置して配設されている。
スイッチ5は、バネ23により常時オフ状態に設定されて
おり、2個の可動端子19、20が共にそれぞれ固定接点2
4、25に接触すると、スイッチ5がオンする両切スイッ
チが用いられている。
容器4は本体3の上面に着脱自在に載置されるもので、
容器4の下面には、本体3の載置台部18と着脱自在に嵌
合して容器4の受台となっている嵌合部26が配設されて
おり、内部中央部には、回転軸17が挿通可能な筒部27
が、容器4の底面から容器4の略半分の位置まで設けら
れている。
第1図〜第3図に示すように、容器4の上端開口部と本
体3の突出部3aとを覆う蓋体7の上面には、容器4の略
半分の有効面積を持つ略半円形状の中空の投入筒6が上
方向に一体的に延設されている。この投入筒6の径方向
の中心部、即ち、直線状の壁部6aの中心部に、カッター
28の回転中心Oを位置決めしているとともに、投入筒6
の下端縁とカッター28の上面との間隙32は狭く設定され
ている。
蓋体7の略中心線上に位置している投入筒6の直線状の
壁部6aには、カッター28のつまみ部33が突出する開口部
34が設けられており、投入筒6の円弧状の壁部6bの内壁
面には、垂直方向に長いガイドリブ35・・・が中心方向
に向けて複数箇所設けられている。
このガイドリブ35は投入筒6内の被加工物がカッター28
の回転に伴なって、投入筒6の内壁面に沿って回転する
のを阻止するとともに、投入筒6内で摺動自在に上下動
する第1の押棒10の押板46との摩擦を軽減している。
投入筒6の円弧状の壁部6bの外壁面には、ガイドリブ35
にそれぞれ対向位置させて容器4との位置決め用のリブ
36・・・が垂直方向に長く突設されているとともに、こ
のリブ36・・・のうち、少なくとも一箇所のリブ36aの
下端部には、容器4の縁部と係合して垂直方向の位置決
めをする段部37が設けられている。
このように,円弧状の投入筒6の壁部の内壁面と外壁面
とには,ガイドリブ35とリブ36とがそれぞれ対向位置さ
せて設けられているので,投入筒6を合成樹脂等で一体
成形する際生じるひけを防止することが出来る。
さらに,位置決め用のリブ36のうち少なくとも1箇所の
位置決め用のリブ36の下端部に,容器4の縁部に係合し
て垂直方向の位置決めをする段部37を形成したので,こ
の投入筒6に押棒10を介して上方から力が加わっても,
投入筒6は確実に保持され,投入筒6の下端部がカッタ
ー28によって削られることはない。
なお、段部37はすべてのリブ36に設ければ、さらに効果
的である。。
蓋体7が容器4の上端部と嵌合している嵌合部7bは、略
半円形状に設けられている。
カッター28は、金属部材で円板状に形成されており、回
転中心は投入筒6の径方向の中心部に位置決めされてい
る。この中心部にはカッター台29が固着されているとと
もに、上面には中心から半径方向に刃28aが設けられ、
この刃28aの前面には切削された加工物が通過する開口
部が形成されている。カッター台29の中心部には回転軸
17を導入するカッター軸31が一体的に形成されている。
つまみ部33は、カッター28の回転中心Oに、カッター28
の上面方向に突出してカッター軸31と一体的に設けられ
ており、指で挟持可能な厚さの板状に形成されており、
このつまみ部33の下端部には、指先が当接する程度の広
さの円盤状の段部38が一体的に形成されている。
ここで、カッター28の上面から段部38の頂部までの高さ
と、つまみ部33に対向位置している投入筒6の直線状の
壁部6aの下端縁とカッター28の上面との垂直方向の間隙
32の巾とをほぼ同一寸法に設定して、つまみ部33の周囲
に被加工物や切削された加工物が巻込まれないようにし
ている。
第3図、第4図に示すように、カッター28の半径Rよ
り、カッター28の回転中心Oから投入筒6の円弧状の壁
部6bの内壁面までの距離rを小さく設定して、カッター
28の上面と投入筒6の円弧状の壁部6bとの水平方向の間
隙をなくして第4図に矢印Tで示すように、カッター28
上面の被加工物が切削されない状態で容器4内に落下す
るのを阻止している。
本体3の突出部3aに対向位置し、これを覆う蓋体部分7a
の下面には、スイッチ5の一方の可動端子19を押圧する
第1のスイッチ押圧リブ(図示せず)が下方向に延設さ
れているとともに、スイッチ5の他方の可動端子20を押
圧する第2のスイッチ押圧リブ39が貫通する端子穴40が
垂直方向に透設されている。
端子穴40は、スイッチ5の可動端子20を押圧する可動子
41を上下動自在に保持するガイドリブ42により包囲され
ており、このガイドリブ42の内部に摺動自在に保持され
ている可動子42の先端部は、端子穴40から突出している
とともに、頂部には投入筒蓋9に設けられているスイッ
チ押圧リブ39が当接可能となっている。
投入筒6の大投入口8と本体3の突出部3aに対向位置す
る蓋体部分7aとを覆う投入筒蓋9には、第1の押棒10が
出入する開口部43が設けられ、この開口部43の縁部には
第1の押棒10が大投入口8内で上下動自在となるよう
に、案内するガイド部44が一体的に突設されている。蓋
体部分7aに対向位置する投入筒蓋部分9aには、蓋体7に
設けられている端子穴40に対向位置して、可動子41を介
して端子穴40と本体3の突出部3aに設けられている穴22
とを貫通してスイッチ5の可動端子20を押圧可能なスイ
ッチ押圧リブ39が下方向に延設されている。
第1の押棒10の内部は中空で、小投入口11となってお
り、この小投入口11の下端には、投入筒6に摺動自在に
嵌入可能な押板46が設けられている。押板46の下面には
被加工物を係止するための爪46aが突設されており、こ
の押板46の中央部は小投入口11の内径に対応する大きさ
に開口しており、大投入口8と小投入口11とは連通して
いる。
第1の押棒10の上部には、鍔部45が突設されており、投
入筒蓋9から第1の押棒10が抜け落るのを阻止してお
り、さらにその上方には、係合部47が設けられている。
第2の押棒12は第1の押棒10の形成されている小投入口
11に摺動自在に嵌入して、小投入口11内の被加工物を押
圧するもので、上端部には把持部48が設けられていると
ともに、第1の押棒10に設けられている係合部47と係合
する被係合部49が設けられており、下端部には第2の押
棒12の押板50が一体的に設けられ、この押板50の下面に
は、被加工物を係止するための爪50aが設けられてお
り、小投入口11に第2の押棒12が収納された時、係合部
74と被係合部49とが係合して第2の押棒12と第1の押棒
10とが一体となって、投入筒6内で上下動するように構
成されている。51は取手である。
第5図〜第7図に示すように、収納ケース52はカッター
28を収納するもので、側部から一体的に立設されている
引掛け部53の先端部には、係止部54が設けられており、
この係止部54には突起54aが下方向に設けられている。
一方、投入筒蓋9には、係止部54に対向位置して、端部
に突出リブ55aが立設されている被係止部55が設けられ
ている。従って、係止部54と被係止部55とを係合させ
て、蓋体7を介在させて投入筒蓋9と収納ケース52とは
固定されている。
従って、不使用時には、第2図に示すように、カッター
軸31がこの開口部34(第3図)に導入されて、カッター
28はつまみ部33を下方向にして、蓋体7と収納ケース52
との内部に収納されるように構成されている。
57はカッター28の支持リブである。
次に、作用動作について説明する。
まず、第1図に示すように、容器4の嵌合部26を本体3
の載置台部18に嵌合すると、回転軸17は筒部27に導入さ
れるとともに、嵌合部26と載置台部18とにそれぞれ設け
られている係合部(図示せず)と被係合部(図示せず)
とが係合して容器4は本体3に固定される。
次いで、カッター28のつまみ部33を把持してカッター軸
31を回転軸17に装着すれば、回転軸17の回転はカッター
28に伝達可能になる。
この際、指先はつまみ部33の段部38に当接しているの
で、回転軸17にカッター軸31を装着する際、力を入れて
も指先がカッター28の刃28a中心方向の刃先に接触する
ことはなく安全である。
次いで、容器4の上端開口部を蓋体7で閉鎖する。この
時、投入筒蓋9は閉鎖されていないので、スイッチ5の
他方はオフとなっており、モータ2が回転することはな
い。
又、投入筒6の円弧状の壁部6bの外壁面には、容器4と
の水平方向の位置決め用のリブ36が設けられているとと
もに、少なくとも一箇所の位置決め用のリブ36aの下端
部に、容器4の縁部と係合して垂直方向の位置決めをす
る段部37が設けられているので、容器4と蓋体7とは正
確に位置決めすることが出来る。
次に、被加工物がキャベツ等のように大きい場合には、
適当な大きさに切って、大投入口8から容器4内に入れ
る。この際、大投入口8は従来のものに比較して大であ
るから、一度に多くの被加工物を投入することが出来
る。
大投入口8から被加工物を投入した後、第1の押棒10の
小投入口11内に第2の押棒12の挿入し、第1の押棒10の
係合部47と、第2の押棒12の被係合部49とを係合して、
第1の押棒10と第2の押棒12とを一体に固定するととも
に、小投入口11を第2の押棒12で閉鎖する。このように
すると、切削中の内容物が小投入口11から外部にあふれ
でることはない。
次いで、大投入口8を投入筒蓋9で閉鎖すると、投入筒
蓋9に設けられているスイッチ押圧リブ39は蓋体7に配
設されている可動子41を介して本体3の穴22を貫通し
て、スイッチ5の他方の可動端子20を押圧するから、こ
こではじめてスイッチ5がオンする。スイッチ5がオン
すると、モータ2が回転駆動され、この回転はモータ軸
14、ピニオン15、歯車16を介して回転軸17に伝達され
る。
回転軸17が回転すると、カッター28が回転し、容器4内
の被加工物は刃28aにより切削される。
この際、第3図、第4図に示すように、投入筒6の径方
向の中心部、即ち直線状の壁部6aの中心部に、カッター
の回転中心Oが位置決めされているとともに、カッター
28の半径Rより、このカッター28の回転中心Oから投入
筒6の円弧状の壁部6bの内壁面までの距離rは小さく設
定されているので、カッター28の上面と投入筒6の円弧
状の壁部6bとの水平方向の間隙が小さくなり、第4図に
矢印Tで示すように、カッター28上面の被加工物が切削
されない状態で容器4内に落下することはない。
容器4内の被加工物が切削されるにつれて、第2の押棒
12の把持部48を押圧すれば、押板46が下降して、被加工
物が押圧されつつ切削される。切削された加工物はカッ
ター28に設けられている開口部から容器4に落下する。
被加工物がネギやキュウリ等のように細い場合には、第
1の押棒10と第2の押棒12とにそれぞれ設けられている
係合部47と被係合部49との係合を解除して、小投入口11
から第2の押棒12を引き抜いて小投入口11を開口する。
そして、小投入口11から被加工物を投入した後、この小
投入口11に第2の押棒12を挿入して押圧しつつカッター
28で切削する。この際、小投入口11内の被加工物は、バ
ネ(図示せず)により押圧されるので、最後まで立てた
状態のまま十分切削可能である。この場合にも、大型の
被加工物を切削する場合と同様である。
切削終了後は、投入筒蓋9とともに、蓋体7を開放すれ
ば、スイッチ5はオフするので、モータ2が停止する。
カッター28はつまみ部33を指で挟持して回転軸17から引
き抜けば良い。
不使用時には、第2図に示すように、カッター軸31を上
方向にして収納ケース52内に載置するとともに、第1
図、第7図に示すように、収納ケース52の上端開口部
を、蓋体7を介在させて投入筒蓋9で閉鎖し、引掛け部
53の先端部に設けられている係止部54に、投入筒蓋9の
対向する位置に設けられている被係止部55を係止する
と、係止部54の突起54aと被係合部55の突出リブ55aとが
係合して、第6図に示すように、蓋体7と投入筒蓋9と
は内部にカッター28を収納した状態で、収納ケース52に
固定される。
この際、第2図に示すように、収納ケース52と蓋体7と
はリブ36により水平方向の位置決めがなされるととも
に、少なくとも一箇所のリブ36aに設けられている段部3
7が、収納ケース52の上端部縁部に当接して、蓋体7と
収納ケース52との垂直方向の位置決めがされる。
収納ケース52から蓋体7と投入筒蓋9とを取外す場合に
は、蓋体7と投入筒蓋9とを一体として回転すると、係
止部54と被係止部55との係合が解除される。
この時、リブ36に設けられている段部37が収納ケース52
の上端部縁部に当接しているので、蓋体7を円滑に回転
させることが出来るから、収納ケース52と蓋体7および
投入筒蓋9と係合を解除することが容易となる。
その上、収納ケース52にカッター28を収納して、蓋体7
を載置した時、段部37が収納ケース52の上端部縁部と係
合するので、蓋体7が傾斜することなく、平行に保持さ
れる。
[発明の効果] この発明は、略半円形状のこの発明,略半円形状の投入
筒の中心部に,カッターの回転中心を位置させるととも
に,このカッターの半径より,このカッターの回転中心
から投入筒の内壁面までの距離を小さく設定したので,
カッターの上面と投入筒の円弧状の壁面との水平方向の
間隙が小さくなり,投入筒内の被加工物が切削されずに
カッターの外周から容器内に落下することはない。
さらに,投入筒の円弧状の壁部の内壁面には,この投入
筒内の被加工物の回転を阻止する垂直方向に長いガイド
リブが複数箇所に設けられ,且つ,外壁面には,ガイド
リブにそれぞれ対向位置させて容器との水平方向の位置
決め用のリブを複数箇所を設けたので,投入筒を合成樹
脂等で一体成形する際生じるひけを防止することが出来
る。
そして,さらに,これら位置決め用のリブのうち少なく
とも1箇所の位置決め用のリブの下端部,容器の縁部に
係合して垂直方向の位置決めをする段部を設けたので,
容器と蓋体との水平方向と垂直方向との位置決めを正確
にすることが出来るとともに,この投入筒に押棒を介し
て上方から力が加わっても,投入筒は確実に保持され,
投入筒の下端部がカッターによって削り取られることは
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図はこの発明の実施例を示すもので、第1
図は一部側面図を含む断面図、第2図は収納状態を示す
要部断面図、第3図は蓋体7から見た要部平面図、第4
図は要部断面図、第5図は収納ケース52の斜視図、第6
図は収納状態を示す斜視図、第7図は要部断面図、第8
図〜第10図は従来例を示すもので、第8図は一部側面図
を含む断面図、第9図は収納状態を示す要部断面図、第
10図は要部断面図である。 1……電動調理器 2……モータ 3……本体 4……容器 6……投入筒 7……蓋体 8……投入口 10……押棒 17……回転軸 28……円板状のカッター 36……リブ 37……段部 O……カッター28の回転中心 R……カッターの半径 r……Oから投入筒の円弧状の壁部の内壁面までの距離

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータを内蔵した本体と, この本体の上面に着脱自在に載置した容器と, この容器内で,前記モータにより回転駆動される回転軸
    に着脱自在に装着した円板状のカッターと, 前記容器の上端開口部を覆う蓋体と, この蓋体に一体的に設けられ、投入口を開設した略半円
    形状の投入筒と, この投入筒の前記投入口に上下動自在に設けられた押棒
    と, を備え,前記略半円形状の投入筒の中心部に,前記カッ
    ターの回転中心を位置させるとともに,このカッターの
    半径より,このカッターの回転中心から前記投入筒の内
    壁面までの距離を小さく設定し, この投入筒の円弧状の壁部の内壁面には,この投入筒内
    の被加工物の回転を阻止する垂直方向に長いガイドリブ
    が複数箇所に設けられ,且つ,外壁面には,前記ガイド
    リブにそれぞれ対向位置させて前記容器との水平方向の
    位置決め用のリブを複数箇所に設けるとともに,これら
    位置決め用のリブのうち少なくとも1箇所の位置決め用
    の前記リブの下端部に,前記容器の縁部に係合して垂直
    方向の位置決めをする段部を設けたこと を特徴とする電動調理器。
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